第1学年授業シラバス

第1学年授業シラバス
生
命
倫
心
理
生
命
科
学
生
命
科
学
医
療
社
会
文
章
表
ヒ ュ ー マ ン コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ
情
報
科
英
医
療
統
計
医 療 と ボ ラ ン テ ィ
健
康
ス
ポ
ー
社
会
と
医
医
療
経
済
基
礎
医
療
法
日
本
国
憲
ヘ ル ス ケ ア エ デ ュ ケ ー シ ョ
T O E I C 対 策 英
生 命 と 物 質 の サ イ エ ン
くすりを理解するための有機化
チ
ー
ム
医
療
理
学
Ⅰ
Ⅱ
学
現
ン
学
語
学
ア
ツ
療
学
学
法
ン
語
ス
学
論
医療界の男女共同参画社会の構築とキャリアデザイン
コ
医
医
地
新
災
健
プ
夢
世
英
基
視
心
視
基
臨
視
ン タ ク ト レ ン ズ の 基
療 数 理 科 学 入 門
療 数 理 科 学 入 門
域 健 康 管 理 学 入
薬 発 見 の ケ ー ス ス タ デ ィ
害 か ら の 復 活 と 公 衆 衛
康
づ
く
り
演
レ ホ ス ピ タ ル ケ ア 概
の
D
D
界 に 羽 ば た く 医 療
語
演
礎
医
能
心
理
身
発
達
能
解
剖
礎
光
床 医 学 Ⅰ ( 内 科
能 障 害 学 Ⅰ ( 入 門
礎
Ⅰ
Ⅱ
門
ー
生
習
論
S
人
習
学
学
学
学
学
)
)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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視Ⅰ-1
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71
73
75
77
79
82
科目名
担当責任者
冲永隆子
生命倫理
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
生命倫理(バイオエシックス)は、欧米を中心に1970年代に体系立てられた学際的学問で、従来のパターナリ
ズム(医師の独善的医療行為やその態度)に対する反省から、「インフォームド・コンセント」や「患者の自己決
定権」などの確立を求める医療消費者運動を契機として、自然環境保護・人種差別・反戦平和・女性解放など
の社会運動と連動しながら学問的に確立された。
本講義では、臨床現場のジレンマ、例えば延命措置をめぐる差し控えや中止、脳死臓器移植の意思決定等
の事例を通して、バイオエシックス的見地から具体的な対応策を模索・検討することを目的とし、ほぼ毎回、
DVD教材を使い、グループ討論を行うことによって、個々人の思考訓練の場をめざしたい。
授業の到達目標
受講者が、各教授項目のキーワード(KW)について正しく説明することができること、また、グループ討論演習
によって、他人の意見と比較し、自分の見解を他に示すことが可能になること。受講者は、2回ほどの小テスト
で知識定着の確認が可能となる。当事者としての自己決定意思能力を養い、決定できる自己をつくるアイデ
ンティティ形成に参与しうるこうした訓練が、大学卒業後、医療従事者として社会で活躍する学生各人に役立
つことを期待したい。具体的には、医療現場で遭遇する倫理的なジレンマを扱い、関係者間での倫理的調整
を行うための基礎となる倫理に関する諸理論、倫理原則・倫理綱領について教授する。医療現場の倫理的課
題に直面するにあたり、倫理原則に則った推論を経て結論を出すことを本講義の到達目標とする。
成績評価の方法および基準
定期試験を80%、平常点として2回の小テスト、数回のレポート(VTR感想文)および『命は誰のものか』(香川
知晶著)の読書感想文など提出状況を20%とする。
教科書
参考書
①塚田敬義、前田和彦編『生命倫理・医事法』(医療
科学社、2015)(→受講用テキスト)
②香川知晶著『命は誰のものか』(ディスカバー携書、
2009)(→課題レポート用参考書)
以上を購入すること。
※国家試験対策用の関東医学哲学・倫理学会編新版
『医療倫理Q&A』(太陽出版、2013)、『看護学生のた
めの医療倫理』(丸善出版、2012)等のコピーはこちら
で準備する。
準備学修の内容
指定した教科書および配布資料コピーの次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
正当な理由のない遅刻・欠席は減点の対象となる。私語や飲食、授業に関係のない行為、周囲への迷惑行
為は厳禁。
視Ⅰ-2
生命倫理
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
1
4.6(水)
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
2
2
4.13(水)
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
2
3
4.20(水)
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
2
4
4.27(水)
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
2
5
5.11(水)
6
5.18(水)
7
5.25(水)
行動目標
バイオエシックス(生命・医療倫理)誕生の歴史(1):軍事医学研究上の
倫理(独:ナチスの人体実験、日:731部隊の人体実験)→臨床・医学研
究の倫理確立、被験者の権利保護 KW:ナチス犯罪「夜と霧」、ニュー
ルンベルク綱領(1947)、ヘルシンキ宣言(1964)、インフォームド・コンセ
ント(IC)
バイオエシックス誕生の歴史(2):医学研究上の倫理(米:タスキーギ事
件、ウイロー・ブルック事件、ユダヤ人慢性疾患病院事件、シカゴ・マラリ
ア研究、放射線被爆人体実験)、臨床現場の倫理、患者の権利保護
KW: 患者の権利章典(米1973、日1991)、リスボン宣言(1981)、患者の
自己決定権、IC
患者の権利(1):治療選択権、Case Study―エホバの証人輸血拒否問
題(ビデオ:生命倫理を考える 終わりのない8編の物語「②花のプレゼン
ト」丸善1995) KW:ヒポクラテスの誓い、パターナリズム、生命倫理4原
則(ビーチャム)、臨床倫理4分割表(ジョンセン)J.Sミルの他者危害原
則、QOL、SOL
患者の権利(2):治療拒否権、Case Study―重度の火傷を負った患者
の治療拒否問題(ビデオ:「いのちは誰のものか ダックス・コワートの場
合」丸善1995) KW:臨床倫理4原則(医学的適応、患者の意向、QO
L、周囲の状況)
患者の権利(3):治療拒否権、Case Study―終末期医療・緩和ケア、延
1
(総合教育 命措置の問題(ビデオ:生命倫理を考える 終わりのない8編の物語「①
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
老人の友」丸善95) KW:臨床倫理4原則(医学的適応、患者の意向、Q
2
OL、周囲の状況)
終末期医療(1)―緩和ケア 末期がん患者への全人的ケア(トータルケ
ア)Case Study―いのちをみつめる(ビデオ:「ともに死に向かう 鳥取ホ
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター) スピスの現場から―野の花診療所 徳永進医師) KW:緩和ケア、エン
2
ドオブライフケア、ホスピスケア、ビハーラケア、スピリチュアルケア、
WHOの健康定義
終末期医療(2)―緩和ケア 「ホスピス・緩和ケア」に関する概論 Case
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター) Study―いのちをみつめる KW:キュブラー・ロス、シシリー・ソンダース
2
、柏木哲夫、日野原重明、セデーション(鎮静)、WHO疼痛緩和方式
終末期医療(3)―安楽死 概念整理・現状 KW:死ぬ権利、安楽死、医
師による自殺幇助、ホームドクター制、インフォームド・コンセント、自己
決定権 Case Study―オランダの現状(安楽死法2001)、世界における
安楽死・尊厳死に関する法律(ビデオ:「依頼された死~スペースJスペ
シャル」1994、毎日)
終末期医療(4)―安楽死 概念整理・現状 KW:慈悲殺、6要件(山内
事件)、4要件(東海大事件) Case Study―日本の現状「山内事件(19
62)」「東海大事件(95)」、「国保京北町事件(96)」(ビデオ:クローズ
アップ現代「私の呼吸器を外してください」2009、NHK)
終末期医療(5)―尊厳死 概念整理・現状 KW:尊厳死、患者の意思
表示(事前指示)、リビングウイル、蘇生拒否(DNR)、患者の持続的委任
権法(1983)、患者の自己決定権法(1990) Case Study―米国の現状
「カレン・アン・クインラン事件(75-76)「ナンシー・クルーザン事件(83 92)」
8
6.1(水)
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
2
9
6.8(水)
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
2
10
6.15(水)
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
2
6.22(水)
終末期医療(6)―尊厳死 概念整理・現状 KW:尊厳死、患者の意思
1
(総合教育 表示(事前指示)、尊厳死法 Case Study―日本の現状「射水市民病院
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
(人工呼吸器取り外し)事件2000-05)」尊厳死法制化の動き(ビデオ:
2
ローズアップ現代「人生の最期をどう迎えるのか」2012、NHK)
11
脳死と臓器移植(1)―概念整理 KW:脳死、脳死判定、死の三徴候、
臓器移植Case Study―遷延性意識障害(持続的植物状態)と脳死の違
い、脳死が臓器提供と結びつくまで、日本の現状(臓器移植法改正200
9) (ビデオ:クローズアップ現代「突然の脳死 臓器提供に揺れる家族
たち」2012 NHK)
脳死と臓器移植(2)―脳死臓器移植の現状 KW:ドナー、レシピエント、
ドナーカード、臓器移植法、有機的統合体説、パーソン論 Case Study
―臓器提供意思表示形式、海外の現状(ビデオ:「ティーンズTV・ワー
ルドドキュメント 脳死移植―生と死の問いかけ」NHK教育、2001)
脳死と臓器移植(3)―子どもの脳死移植 KW:長期脳死、虐待を受け
た児童からの臓器提供 Case Study―小児脳死臓器移植の諸問題(参
考資料:宗教情報センターコラム「犠牲を伴う移植医療―救われるいの
ち、棄てられるいのち」)、ビデオ:「NHK特集 剛亮生きてや~脳死を
見つめた78時間」1987など)
12
7.6(水)
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
2
13
7.13(水)
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
2
14
7.20(水)
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター)
2
15
7.27(水)
1
(総合教育
2 冲 永 隆 子 准教授 センター) まとめ 総復習
2
視Ⅰ-3
科目名
担当責任者
野川由紀
心理学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
「こころ」には、誰もが興味を持ったことがあるでしょう。「心理学を学べば、自分や周囲の人の心がわかるように
なるのでは・・」と期待する方が多いようです。本講義では、日常誰でも経験している様々な現象を「心理学」の
見方で見ていくことにします。主に、
①ものの見え方見方の心理②欲求と喜怒哀楽の心理③学ぶこと、考えることの心理、について学びます。
授業の到達目標
視能訓練士は人と関わる職業であるため、心理学の知識は欠かせないものである。
この「心理学」ではみなさんが実際に視能訓練士として仕事をしていく上で、本当に役立つ心理学(そうである
と私は信じていますし、実際そうでした。これは役に立ちますよ!)を伝えるので、これを仕事をしていく上で活
かしてもらいたい。
成績評価の方法および基準
授業内課題を10%、授業中に行なう小テストを30%、試験を60%の割合で評価する。
教科書
参考書
『看護学生のための心理学』 長田久雄 編集 医学 『行動分析学入門』杉山尚子 島宗理 佐藤方哉 リ
チャード・W・マロット マリア・E・マロット 産業図書
書院
準備学修の内容
準備学習より復習に力を入れてもらいたい。具体的には授業時に指示する。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になります。
視Ⅰ-4
心理学
№
実施日 組
1
9.13(火)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
行動する人間の理解
9.20(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
行動の科学(1)行動とは
3
9.27(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
問題はどこにあるのか
4
10.4(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
行動の原因についての考え方
5
10.11(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
行動とはなにか
6
10.18(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
行動の科学(2)原因の考え方
7
10.25(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
行動随伴性
8
11.1(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
行動随伴性の種類
9
11.8(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
行動科学の医療場面での実践
10 11.15(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
知識を与える
11 11.22(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
技術を教える
12 11.29(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
随伴性を設定する
13
12.6(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
行動を増やす場合
14 12.13(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
行動を減らす場合
15 12.20(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
なぜ随伴性か
視Ⅰ-5
科目名
担当責任者
佐藤一朗
生命科学Ⅰ
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
自然界にはヒトのみならず様々な生命があふれ、相互に影響し合って生命活動を営んでいる。この講義では
マクロ(自然界での生物の分布など)からミクロ(遺伝子の発現などの分子生物学的分野)におよぶ幅広い視
点から生命活動の原理を学び、「生命とは何か、またヒトとは何か」について思慮を深めることを目標とする。
授業の到達目標
前半では、マクロな視点から生物学を学び、地球規模での生命活動にふれる。
中盤から後半にかけては、タンパク質や遺伝子などによるミクロな視点から生命活動を理解できる。
高等学校の教育課程において「生物」分野を未履修の者、あるいは十分に修得しえなかった者は事前学習と
して、高校教科書で扱われている講義関連項目ぐらいは参照しておくことが望まれる。
成績評価の方法および基準
期末試験(90%)と、講義内での質疑応答等(10%)の内容により評価する。受講態度によっては、以降の出
席を許可しない(したがって評価の対象にしない)場合がある。出席記録に不正があった場合も、これに準ず
る。学生証不所持の場合、講義開始前に申し出ること。
出席が規定回数(2/3以上)に満たない者は単位認定の対象とならないので十分注意すること。講義開始時
刻後20分を経過した遅刻は出席扱いとしない(ただし聴講は随意)。
教科書
参考書
①池内昌彦 他「エッセンシャルキャンベル生物学」丸
善。ISBN: 978-4-621-08399-4。
①和田 勝 著「生物学の基礎-生き物の不思議を探 ②池内昌彦 他「キャンベル生物学 原書9版」丸善。
ISBN:978-4-621-08560-8。
る-」東京化学同人。ISBN:978-4-8079-0785-4。
③中村桂子/松原謙一 (翻訳) Essential細胞生物学
ほか、補足資料としてプリントを配布することがある。 原書第3版 ISBN: 978-452426214-4。
その他、高校教科書「生物基礎、生物」、など。
準備学修の内容
毎回、教科書の授業相当部分を事前に読んでおくこと。さらに上記参考書等を活用し復習することによって、
講義内容を補完しておくこと。欠席は次回以降の講義内容の理解の上で大きな支障となることに十分留意さ
れたい。
その他履修上の注意事項
私語やいびき等講義の妨害行為を行った学生は当日の講義を欠席したとみなす。
オフィスアワー:火曜17~18時(要予約、[email protected]または内線46039)
視Ⅰ-6
生命科学Ⅰ
№
実施日 組
1
4.12(火)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<0章 生物学への短い序章>
科学的な観察、測定の意義を説明できる。
KW: センス・オブ・ワンダー、デカルト、パスツール
4.19(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<1章 水と生命の惑星・地球>
地球環境における生態系の概要を説明できる。
KW: 生命、ダーウィン、リンネ
3
4.26(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<1章 水と生命の惑星・地球>
メンデル遺伝を説明できる。
KW: 優性の法則、分離の法則、独立の法則
4
5.10(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<2章 生命は細胞から、そして分子からなる>
生命活動に関する分子を説明できる。
KW: 糖、アミノ酸、脂質、核酸
5
5.17(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<2章 生命は細胞から、そして分子からなる>
細胞の構造や細胞小器官を説明できる。
KW: 核、細胞膜、ミトコンドリア
6
5.24(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<3章 タンパク質が生命現象の鍵となる>
酵素の役割を説明できる。
KW: アミノ酸、失活、変性
7
5.31(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<3章 タンパク質が生命現象の鍵となる>
酵素の構造を説明できる。
KW: αヘリックス、βシート、ペプチド
8
6.7(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<4章 遺伝子がアミノ酸の並び方を決める>
遺伝子の働きについて説明できる。
KW: セントラルドグマ、染色体、組換え
9
6.14(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<4章 遺伝子がアミノ酸の並び方を決める>
メンデル遺伝にあてはまらない遺伝について説明できる。
KW: 減数分裂、交差、染色体地図
10
6.21(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<4章 遺伝子がアミノ酸の並び方を決める>
遺伝物質がDNAであることを説明できる。
KW: 形質転換、ファージ、ブレンダー実験
11
6.28(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<5章 DNAは生命の設計図>
DNAの構造を説明できる。
KW: ヌクレオチド、二重らせん、相補性
12
7.5(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<5章 DNAは生命の設計図>
遺伝子が発現する機序を説明できる。
KW: コドン、複製、転写、翻訳
13
7.12(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<5章 DNAは生命の設計図>
タンパク質生成の機序を説明できる。
KW: mRNA、tRNA、rRNA
14
7.19(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<5章 DNAは生命の設計図>
遺伝子の発現調節を説明できる。
KW: サプレッサー、リプレッサー、オペロン
15
7.26(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
講義の振り返り、習熟度確認
視Ⅰ-7
科目名
担当責任者
佐藤一朗
生命科学Ⅱ
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
自然界にはヒトのみならず様々な生命があふれ、相互に影響し合って生命活動を営んでいる。この講義では
マクロ(自然界での生物の分布など)からミクロ(遺伝子の発現などの分子生物学的分野)におよぶ幅広い視
点から生命活動の原理を学び、「生命とは何か、またヒトとは何か」について思慮を深めることを目標とする。
授業の到達目標
生命科学Ⅰに引き続き生命科学Ⅱを講義する。一般教育目標は生命科学Ⅰと同じ。
エネルギー生産、細胞周期、遺伝、環境適応、遺伝子操作などについて説明できる。
成績評価の方法および基準
期末試験(90%)と、講義内での質疑応答等(10%)の内容により評価する。受講態度によっては、以降の出
席を許可しない(したがって評価の対象にしない)場合がある。出席記録に不正があった場合も、これに準ず
る。学生証不所持の場合、講義開始前に申し出ること。
出席が規定回数(2/3以上)に満たない者は単位認定の対象とならないので十分注意すること。講義開始時
刻後20分を経過した遅刻は出席扱いとしない(ただし聴講は随意)。
教科書
参考書
①池内昌彦他「エッセンシャルキャンベル生物学」丸
善。ISBN:978-4-621-08399-4。
①和田勝著「生物学の基礎-生き物の不思議を探る ②池内昌彦他「キャンベル生物学原書9版」丸善。
ISBN:978-4-621-08560-8。
-」東京化学同人。ISBN:978-4-8079-0785-4。
③中村桂子/松原謙一(翻訳)Essential細胞生物学原
ほか、補足資料としてプリントを配布することがある。 書第3版ISBN:978-452426214-4。
その他、高校教科書「生物基礎、生物」、など。
準備学修の内容
毎回、教科書の授業相当部分を事前に読んでおくこと。さらに下記参考書等を活用し復習することによって、
講義内容を補完しておくこと。欠席は次回以降の講義内容の理解の上で大きな支障となることに十分留意さ
れたい。
その他履修上の注意事項
私語やいびき等講義の妨害行為を行った学生は当日の講義を欠席したとみなす。
オフィスアワー:火曜17~18時(要予約、[email protected]または内線46039)
視Ⅰ-8
生命科学Ⅱ
№
実施日 組
1
9.13(火)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<6章 生きるにはエネルギーが必要>
生命活動を営むためのエネルギー摂取について説明できる。
KW: 代謝、異化、同化
9.20(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<6章 生きるにはエネルギーが必要>
ATPの生成について説明できる。
KW: 解糖系、クエン酸回路、電子伝達系
3
9.27(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<7章 細胞は増え、個体が生まれる>
細胞分裂について説明できる。
KW: 細胞周期、間期、チェックポイント
4
10.4(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<7章 細胞は増え、個体が生まれる>
DNAの複製、減数分裂について説明できる。
KW: DNAポリメラーゼ、有性生殖、二価染色体
5
10.11(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<8章 突然変異は必ずおこる>
突然変異について説明できる。
KW: 遺伝子突然変異、染色体突然変異、修復機構
6
10.18(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<8章 突然変異は必ずおこる>
突然変異による進化について説明できる。
KW: 転写因子、自然選択、中立説
7
10.25(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<9章 環境への適応と生物の多様性>
生物の環境適応について説明できる。
KW: 遺伝子頻度、遺伝的浮動、ゲノム
8
11.1(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<9章 環境への適応と生物の多様性>
生物の種分化について説明できる。
KW: 適応放散、樹形図、マスター制御遺伝子
9
11.8(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<10章 環境の中で生きるための戦略>
体温維持、血糖量調節について説明できる。
KW: ホメオスタシス、インスリン、グルカゴン
10 11.15(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<10章 環境の中で生きるための戦略>
神経系や感覚器について説明できる。
KW: 中枢神経系、末梢神経系、五感
11 11.22(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<10章 環境の中で生きるための戦略>
免疫について説明できる。
KW: 自然免疫、獲得免疫、貪食作用
12 11.29(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<11章 宇宙船地球号で共に生きる>
宇宙船地球号での生物の相互関係について説明できる。
KW: 物質循環、食物網、生物多様性
13
12.6(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<12章 生命に関わる科学・技術>
DNAの塩基配列解読法を説明できる。
KW: サンガー法、ジデオキシヌクレオチド、ゲノムライブラリー
14 12.13(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
<12章 生命に関わる科学・技術>
遺伝子工学について説明できる。
KW: SNP、iPS細胞、遺伝子組換え食品
15 12.20(火)
1
2 佐 藤 一 朗
2
講師
(医療共通
教育研究
センター)
講義の振り返り、習熟度確認
視Ⅰ-9
科目名
担当責任者
大滝恭弘、福原正和、秦奈峰子
医療社会学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
医療社会学は、社会学の一部分として、医療や医療にかかわる営みを扱う学問です。
その射程は、広く、医学、法学、倫理学など、広範囲にわたります。
本講では、医療制度、医事紛争、医療経済などを中心とした医療の「仕組み」と臨床・研究、倫理、薬害な
どの医療にかかわる「営み」について学びます。
本講は、下記の①~③を目的としています。学生の皆さんが積極的に講義に参加されることを希望してい
ます。
①医療社会学の全体像を把握すること
②様々な現代医療の問題点について自ら考えること
③さらには、様々な立場から「医療」について複眼視的にとらえること
授業の到達目標
①日本の医療制度について具体的に説明できる。
②日本の紛争解決制度について具体例とともに説明できる。
③医療費を巡る問題について説明できる。
④医療にかかわる職種とその責任について説明できる。
⑤本講で取り扱う医療に関する社会問題について概説できる。
成績評価の方法および基準
①試験(100点満点):第15回講義時に試験を行います。
②各講義において発言をした者には、その内容に応じた加点を行います。
積極的な発言を期待します。
③数回、講義終了時に小テストを行います。
最終評価は①+②+③で行います。但し、評点が100を超えた場合には100とみなします。
教科書
参考書
①「医療現場における法的対応の実務」(中央経済
社)森山満
②「医療訴訟」(青林書院)秋吉仁美
「医療法学入門」(医学書院)大磯義一郎・大滝恭弘・
③「医事法判例百選」(有斐閣)宇都木伸・町野朔・平
山田奈美恵
林勝政・甲斐克則
④「日本の医療-制度と政策-」(東京大学出版会)島
崎謙治
準備学修の内容
講義は事前にLMS上に掲載する資料に従って行います。
そのため、受講者は、自宅等であらかじめ資料を印刷するなどして準備しておく必要があります。
事前に教科書の該当箇所を読むことで理解は深まります。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になりえます。
視Ⅰ-10
医療社会学
時
限
№
実施日 組
1
4.8(金)
1
福 原 正 和
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
総論 我が国の医療制度
我が国の医療制度及び医療紛争処理制度につき概観するとともに、
各国の医療制度及び医療事件処理方法と比較検討することにより、
よりよい医療制度を検討する。
2
4.15(金)
1
福 原 正 和
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
チーム医療
医療の専門化に伴い、チーム医療の必要性が高まっている。チーム
医療とは何かにつき、医療供給時の視点及び法的責任の視点から
具体的事例を通して検討する。
3
4.22(金)
1
福 原 正 和
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
医療専門職と法
各医療専門職に対する法規を概観し、具体的事例を通じて、それぞ
れの医療専門職に課せられた法的責任を検討する。
4
5.6(金)
1
福 原 正 和
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
保険診療① ドラックラグと混合診療
我が国は国民皆保険制度をとっている。そのため、治療薬として有
効性・安全性が認められる治療薬に対しても、実際に保険適用がな
されるまでに時間的な「ラグ」が必然的に生ずることとなる。医療保険
制度に必然的に生ずる本問題を具体的事例を通じて検討する。
5
講師 (医療共通
1
福 原 正 和
教育研究
5.13(金)
3
(非)
2
大 滝 恭 弘
センター)
准教授
保険診療② 高額療養費制度
医療を含めた社会保障制度は、憲法に定められた生存権の具現化
といえる。その一方で、医療の高度化に伴い、医療費支出は高額化
の一途をたどっている。具体的事例を通じて、社会保障の限界につ
いて検討する。
6
5.20(金)
1
福 原 正 和
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
介護保険制度
2000年より導入された介護保険制度につき概観し、これからの超高
齢化社会におけるあるべき社会保障制度につき、具体的事例を通じ
て検討する。
7
1
福 原 正 和
5.27(金)
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
社会と医療① ハンセン氏病
戦後、医学が急速に進歩したため、医学界の常識と国民の感覚や
既存の法律との間に解離が生じることとなった。ハンセン氏病問題を
通じて医療専門職というプロフェッションの社会的責任について検討
する。
8
6.3(金)
1
秦 奈 峰 子
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
社会と医療② 予防接種
我が国の予防接種行政は、世界標準から大きく遅れており、予防接
種後進国といわれている。具体的な事例を通じて、なぜこのような状
況に至ったのか社会と医療(科学)の視点から検討する。
9
6.10(金)
1
秦 奈 峰 子
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
社会と医療③ 薬害事件
医薬品に副作用は付き物である。ある副作用被害が生じた場合、そ
れが避けられない副作用被害なのか、避けうる副作用被害なのか、
具体的事例を通じて社会と医療(科学)の視点から検討する。
10
6.17(金)
1
秦 奈 峰 子
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
民事責任
医療従事者に課せられた法的責任の一つである民事責任につき、
具体的事例を通じて検討する。
11
6.24(金)
1
秦 奈 峰 子
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
刑事責任
医療従事者に課せられた法的責任の一つである刑事責任につき、
具体的事例を通じて検討する。
7.1(金)
1
秦 奈 峰 子
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
法の限界
法という権利-義務の形式を用いた紛争解決手段の有用性とその限
界を具体的事例を通じて検討したうえで、メディエーションなど新た
な紛争解決アプローチについて検討する。
13
7.8(金)
1
秦 奈 峰 子
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
生命倫理① ヒト 胎児
現在、法的には、原則として胎児はヒトとはみなされないこととなって
いる。目覚ましい生命科学の発展に遅れて検討が始まった生命倫
理学とは何か。法と医療と社会の関係を検討する。
14
7.15(金)
1
秦 奈 峰 子
3
2
大 滝 恭 弘
講師 (医療共通
教育研究
(非)
センター)
准教授
生命倫理② 終末期医療
超高齢化社会を迎える中で、終末期医療の現状とその課題を具体
的事例を通じて検討する。
15
福 原 正 和
1
7.22(金)
3 秦 奈 峰 子
2
大 滝 恭 弘
講師
(非)
(医療共通
講師 教育研究
センター)
(非)
准教授
授業振り返り 習熟度確認
12
名前
役職
所属
行動目標
視Ⅰ-11
科目名
担当責任者
林弘美
文章表現
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
本授業では、文章を論理的に筋道 (1問いを立てる 2基本知識 3根拠の裏付け 4結論)を立てて書く事
を学ぶ。大学では多くの教科でレポート提出が求められる。その際、関連する文献を読み、自分で理解した
上で文章化し報告書の形にまとめたレポート作成が必須である。「実習報告書」「定期試験での小論文」「卒
業研究」はレポートを発展させたものである。そのためには、まず正しい国語の知識と論理的な思考能力が要
求される。また、文章を書く事はコミュニケーションの重要な手段である。身近な事象から気付いた事を書く習
慣を身につけ自身の思考パターンを知る事で他者理解が容易となると考えられる。授業中に書かれた文章
を互いに評価する事で内容を深めていく事を目指す。
授業の到達目標
①簡潔な表現で間違いのない文章が書ける。
②小論文の基本構造に当てはめて文章を書くことができる。
③内容を効果的に表現することができる。
④読者、メディアによって文章を書き分ける事ができる。
⑤資料、データを正確に読解し主張提案する事ができる。
成績評価の方法および基準
①平常点(30%)・・・授業内課題、質疑応答など
②課題(40%)・・・4回程度提出。授業内容の理解定着
③最終レポート(30%)・・・授業内容をふまえた応用的な課題
教科書
教科書はなし
参考書
参考書は適宜紹介するが、この授業は以下に依拠し
ている。
①木下是雄「レポートの組み立て方」ちくま学芸文庫、
1994
②大島弥生「ピアで学ぶ大学生の日本語表現」ひつ
じ書房、2005
③学習技術研究会「知へのステップ改訂版」くろしお
出版、2002
準備学修の内容
・各回の授業前に天声人語の転記、文章作成や添削などの宿題を出す。正確に転記し、不明な語句がある
場合は、事前にその意味を調べる。新聞で取り上げられるトピックについて意見が求められるので、社会問題
に広く関心をもつようにする。
その他履修上の注意事項
特別な理由のない遅刻・欠席は減点の対象となる。授業中の私語、飲食を禁ずる。
退出する場合は必ず許可を得る事。
視Ⅰ-12
文章表現
№
実施日 組
時
限
役職
所属
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
授業の目的と進め方 マインドマップ作成
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
グループワークの練習
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
作文とレポートの違い
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
10.17(月) 2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
事実と意見① 論理的文章の構成を練る
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
10.24(月) 2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
事実と意見② 他人の文章を添削する ★課題
5.16(月)
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
10.31(月) 2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
意見文を書く
5.23(月)
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
記述と説明① 資料 「グラフや表を読み取る」練習
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
11.14(月) 2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
記述と説明② 記述の方法 ★課題
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
11.21(月) 2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
記述と説明③ 他人の文章を添削する
6.13(月)
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
11.28(月) 2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
アカデミックな文体、表記のポイント ★課題
6.20(月)
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
レポート作成の基本 引用と出典のルール①
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
12.12(月) 2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
レポートの材料と主題文 引用と出典のルール②
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
12.19(月) 2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
課題のプレゼンテーション
7.11(月)
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
課題のプレゼンテーション
1 3 林
弘
美
堀 口 涼 子
1.16(月) 2 3
講師
講師
(非)
(医療・視)
レポート作成の感想を共有する → 提出
4.11(月)
1
9.12(月)
4.18(月)
2
9.26(月)
4.25(月)
3
10.3(月)
名前
5.2(月)
4
5.9(月)
5
6
7
11.7(月)
5.30(月)
8
6.6(月)
9
10
11
12.5(月)
6.27(月)
12
7.4(月)
13
14
1.13(金)
7.25(月)
15
行動目標
視Ⅰ-13
科目名
ヒューマンコミュニケーション
担当責任者
林弘美
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
一般教育目標(Goal)
将来、一般社会人として、また、チーム医療を担う一人として、さまざまな背景をもつ他者と関わり、人間関
係を適切に構築する必要がある。そのためには、人の多様性を理解し、思いやりの心や他者を尊重する気持
ちをもってコミュニケーションを行うことが重要である。本科目では、コミュニケーションに関する基本的知識と
態度を身につけ、協力的に人と関わる体験を通して、コミュニケーションの意義と重要性を学ぶことを目的と
する。
授業の到達目標
■ 個別行動目標(Objectives)
A)コミュニケーションの意義と重要性を説明できる
B)コミュニケーションの方法と技能(言語的と非言語的)を説明できる
C)相手に関心をもって人の話を聴くことができる
D)話し手と聞き手の役割に基づいて適切なコミュニケーション・スキルを活用できる
E)コミュニケーションを通じて良好な人間関係を築くことができる
F)コミュニケーション・スキルを活用して、チームの一員として責任を果たせる
成績評価の方法および基準
■評価方法・評価基準
1)レポート①(行動目標C)30%
2)レポート②(行動目標A、B、D)30%
3)授業中の行動・態度評価(行動目標E)40%(前期20%、後期20%)
により評価を行う。授業内で他者とコミュニケーションをとることが重要であるため、全15コマへ出席しなけれ
ばならない。
遅刻・早退はその都度、減点対象とする。
また、レポートの提出は必須であり、レポートを書くためには授業への積極的参加が必要である。
● 出欠席について:本科目では、正当な理由なく欠席することは認めない。
正当な理由なく欠席した場合、本科目の単位を与えない場合がある。
正当な理由とは、
① 学校保健安全法施行規則に定められた感染症に罹患したとき
② 上記① 以外の疾患で、医師から「自宅での安静を要する」等の診断を受けたとき
③ 天災その他の非常災害
④ 公共交通機関の突発事故による遅延(1時間以上)または運休
⑤ 忌引(三親等以内の親族。シラバス参照)
⑥ その他、科目担当教員が認めたもの
※なお、欠席した場合は、欠席届を原則として欠席事由の解消後7日以内に規定の届出用紙により各学部・
学科の担当教員に提出すること。① ② は親族以外の医師による診断書、⑤ は証明できる資料を添付する
こと。また、事前に欠席する旨、教務課へ電話連絡すること。事前に連絡できない場合は、連絡できなかった
理由とともに事後に教務課へ連絡すること。
● 受講中の禁止行為:受講中は、以下の行為を禁止する。
① 許可のない飲食
② 無断退出。退出が認められた場合であっても、退出中、目的以外のことを行うこと
③ 許可のない携帯電話・スマートフォン等の機器の使用
④ 本演習とは関係のない作業
⑤ 授業の進行を妨げる行為
⑥ その他、教員の指示に従わない行為
※ なお、受講中に上記の行為が認められた場合、大幅な減点をする。
さらに、教員が複数回注意をしたにもかかわらず態度に改善が見られない場合は、単位を与えない。
教科書
参考書
特に指定しない。
準備学修の内容
授業の際に発表する。
その他履修上の注意事項
※ヒューマンコミュニケーション用のファイルを配布するので毎回の授業の際に各自持参すること。
視Ⅰ-14
ヒューマンコミュニケーション
時
限
№
実施日
組
1
4.12(火)
1
3 高 塚 人 志
2
名前
役職
所属
客員
教授
(医療共通
教育研究
センター)
2
4.12(火)
1
4 高 塚 人 志
2
客員
教授
(医療共通
教育研究
センター)
3
4.16(土)
1
2 井手口直子
2
講師
(非)
(帝京平成
大学)
林
弘
美
唐沢佐和子
5.20(金)
1
4
2
講師
講師
(非)
講師
(非)
(医療・視)
4
5
6
7
8
9
5.20(金)
6.3(金)
6.3(金)
7.5(火)
7.5(火)
1
5
2
1
4
2
1
5
2
1
3
2
1
4
2
堀 口 涼 子
林
弘
美
唐沢佐和子
堀 口 涼 子
林
弘
美
唐沢佐和子
堀 口 涼 子
林
弘
美
唐沢佐和子
堀 口 涼 子
林
弘
美
唐沢佐和子
堀 口 涼 子
林
弘
美
唐沢佐和子
堀 口 涼 子
行動目標
気づきの体験学習
・コミュニケーション再考
・人を大切にする聴く力を磨く。
コミュニケーション・ガイダンス
・コミュニケーションの意義と重要性を学ぶ。
・コミュニケーションの言語と非言語
大学生活のための態度・マナー
・大学生としての態度・マナーを考える。
講師
講師
(非)
講師
(非)
(医療・視)
講師
講師
(非)
講師
(非)
(医療・視)
講師
講師
(非)
講師
(非)
(医療・視)
講師
講師
(非)
講師
(非)
(医療・視)
講師
講師
(非)
講師
(非)
(医療・視)
・スモールグループディスカッションに慣れる。
大学生活をより充実したものとするために
・大学生活における目標について考え、他者に伝える。他者から学
ぶ。
・KJ 法を用いた話し合いを経験する。
振り返り
・1~7 回目までの体験から得た学びを振り返る。
・自らの学びを人に伝え、共有する。
・レポート作成のガイダンス
10
11
各グループのメンバー表は後日掲示
Aグループ:10/22(土)
Bグループ:11/5(土)
Cグループ:11/26(土)
チームビルディング
・人の意見や考えの多様性を知る。
・チームの力、チーム活動の楽しさや意義を感じる。
(他学科と合同)
各グループのメンバー表は後日掲示
Aグループ:10/29(土)
Bグループ:11/19(土)
Cグループ:12/3(土)
チーム活動と発表
・チーム活動の成果を他者に伝える。
・他のチームの発表から新たな発見を得る。
(他学科と合同)
12
13
14
15
視Ⅰ-15
科目名
担当責任者
難波純也
情報科学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
1単位
授業の概要
情報通信技術(Information and Communication Technology, ICT)は日々進歩しており、医療従事者として
求められるICTスキルは拡張しています。また生活の情報化によって、地理的社会的制約を超え、世界のさま
ざまな人々の意見や感情と接触することが出来るようになりました。ネットワークを介し、仮想世界において、匿
名性の高いコミュニケーションも日常化しています。
本講義では、さまざまなソフトに対応したコンピュータの技術的な基礎知識として、コンピュータの基本操作
をはじめ、情報科学、およびメディアリテラシーの基礎を学んでいきます。主に情報処理技術や医療情報シス
テムについて学習を進めながら、PCで情報を扱うためデータ処理の基本を習得することを目指します。
授業の到達目標
情報化社会に対応した医療人として、医療と情報処理の基礎知識を身につけることを目標に、コンピュータ
の技術的な知識を身につけることを目指します。
成績評価の方法および基準
期末試験で評価します。毎回の小テスト課題も考慮します。
教科書
参考書
下田孔也『デジタルリテラシーの基礎①コンピューター
の基礎知識』オデッセイコミュニケーションズ、 2013年.
立山秀則『デジタルリテラシーの基礎②インターネット
の基礎知識』オデッセイコミュニケーションズ、2014年.
立山秀則『デジタルリテラシーの基礎③アプリケーショ
ンソフトの基礎知識』オデッセイコミュニケーションズ、
2014年.
準備学修の内容
議論には積極的に参加し、授業で扱った問題に対して、自分の意見を言えるようにしておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になります。
視Ⅰ-16
情報科学
№
時
限
実施日
組
4.11(月)
2 4
1
2
9.12(月)
1 3
4.18(月)
2 4
9.26(月)
1 3
4.25(月)
2 4
3
10.3(月)
1 3
5.2(月)
2 4
4
名前
役職
所属
難 波 純 也
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<ガイダンス、PCに関する注意点>
PCに関する基礎用語、PCの構成要素、ハードウェアに関する用語に
ついて理解し、安全な利用法を習得する。基本的なマウス操作、キー
ボード上にあるキーと機能を確認する。
難 波 純 也
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<オペレーティングシステムの基礎>
OSの役割と操作、ファイルやフォルダの管理、コンピュータの設定に
ついて理解する。
難 波 純 也
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<コンピューターハードウェアの概念>
一般的なコンピュータ用語、ファイルの種類と拡張子について理解す
る。フコンピュータ機器の種類や性能の説明が出来るようになる。
難 波 純 也
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<コンピューターソフトウェアの概念>
ソフトウェアの管理方法、利用の概念と使用目的、補助的なソフトウェ
アの使用について理解する。
講師
難 波 純 也
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<トラブルシューティング>
ハードウェアおよびソフトウェアの一般的な問題解決の方法について
理解し、デバイスと周辺機器の扱いについて、バックアップ、復元が出
来るようになる。
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<電子メールの利用:電子メールの特徴と機能>
電子メールの構成と基本的な書き方、送受信法、ウィルス対策、使用
上のマナーを習得する。
講師
難 波 純 也
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<情報倫理と情報セキュリティー:情報倫理と情報セキュリティー>
個人情報の考え方、扱い方、Webサイトを利用する際の注意点、PCを
保護するための対策として、接続設定、セキュリティ設定等の確認が
出来るようになる。
難 波 純 也
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<Wordの基本操作:文字入力と編集1>
Wordの基本操作として、Wordの画面構成を理解し、起動、ファイル
の開閉と保存、および文字列の編集が出来るようになる。
難 波 純 也
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<Wordの基本操作:文字入力と編集2>
Wordの基本操作として、文字列、段落のレイアウトが出来るようにな
る。
難 波 純 也
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<Wordの基本操作:文字入力と編集3>
Wordの基本操作として、表の作成が出来るようになる。
難 波 純 也
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<Wordの基本操作:文字入力と編集4>
Wordの基本操作として、デジタルデータの挿入、ヘッダーおよびフッ
ター領域が利用出来るようになる。
難 波 純 也
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<Wordの基本操作:文字入力と編集5>
Wordの基本操作として、アウトライン機能、見出しの書式設定、図表
番号の装入、脚注、目次および相互参照機能を活用出来るようにな
る。
講師
難 波 純 也
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<プレゼンテーションソフトの基本操作:プレゼンテーションの基本>
プレゼンテーションソフトの基本操作として、プレゼンテーションの種
類、わかりやすいプレゼンテーション資料について理解し、スライド作
成の手順を習得する。
難 波 純 也
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<プレゼンテーションソフトの基本操作:編集>
プレゼンテーションソフトの基本操作として、スライド順序の編集、他の
ファイルからの挿入が出来るようになる。
難 波 純 也
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<講義の振り返り、習熟度確認>
10.17(月) 1 3
5.9(月)
2 4
5
10.24(月) 1 3
5.16(月)
2 4
6
難 波 純 也
10.31(月) 1 3
5.23(月)
2 4
11.7(月)
1 3
5.30(月)
2 4
7
8
11.14(月) 1 3
6.6(月)
2 4
9
11.21(月) 1 3
6.13(月)
2 4
10
11.28(月) 1 3
6.20(月)
2 4
11
12.5(月)
1 3
6.27(月)
2 4
12
12.12(月) 1 3
7.4(月)
2 4
13
12.19(月) 1 3
14
15
7.11(月)
2 4
1.13(金)
1 3
7.25(月)
2 4
1.16(月)
1 3
行動目標
視Ⅰ-17
科目名
担当責任者
大胡惠樹
英語
標準履修年次
必修選択別
単位数
必修
2単位
1年
授業の概要
グローバル化に伴い、医療者が外国語の一つとして英語を学ぶ重要性はますます高まっています。当科目
は、医療英語を初めて学ぶ1年生を対象に、医療に関するさまざまな話題を満遍なく読む訓練と同時に、基
本的な医療関連の背景知識を楽しみながら身につけることを目標とします。英文読解、単語の確認、基本的
な文法の復習に加え、ペアワークやグループワーク等のアクティビティを通して自分の考えを英語で発信した
り、意見を交換する機会を設け、英語によるコミュニケーション能力を鍛えます。
授業の到達目標
①リーディングを通して英語による情報を正確に理解し、重要事項を抽出できる
②ディスカッションやライティング等のアクティビティを通して、英語の基本的な語彙を用いて、自分の考えや
情報ををわかりやすく表現することができる。
成績評価の方法および基準
中間・期末定期試験:100%
※出席状況や授業態度等が考慮される場合があります。
教科書
参考書
各自辞書を持参すること
Medical Explorer (成美堂、2016)
2016
[準備学習の内容]
指定範囲の①文章の構成(S,V)②文章の意味(訳)、③単語の意味と発音の確認を行った上、講義に臨むこ
と。
[講義中の学習]
講義は事前学習を前提として進行するため、講義中は事前学習の加筆・訂正を行うこと。
ペアワーク、グループワーク等のアクティビティでは積極的に発言や意見交換をすること。
[講義後の学習]
講義で扱った内容と単語の復習を各自行うこと。
※授業進度は各クラスの理解度により、変更される可能性があります。
その他履修上の注意事項
視Ⅰ-18
英語
時
限
№
実施日 組
1
4.8(金)
1
1
2
Unit 1: Test Your Reading Skill
2
4.15(金)
1
1
2
Unit 2: Team Medicine
3
4.22(金)
1
1
2
Unit 2: Team Medicine
4
5.6(金)
1
1
2
Unit3: Tiny Bugs, Big Impact
5
5.13(金)
1
1
2
Unit3: Tiny Bugs, Big Impact
6
1
5.20(金)
1
2
名前
役職
所属
①クラス 野崎託之助講師(非)
(医療共通教育研究センター)
行動目標
Unit 4: Where Medicine Meets Religion
②クラス 小林克彦教授(医療・視)
7
8
5.27(金)
6.3(金)
③クラス 青山洋子講師(非)
1
1 (医療共通教育研究センター)
2
1
1
2
Unit 4: Where Medicine Meets Religion
④クラス 湯ノ口淳子講師(非)
(医療共通教育研究センター)
中間まとめ 習熟度確認
⑤クラス 宮崎真弓講師(非)
(医療共通教育研究センター)
1
⑥クラス クロージャーきよみ
1
2
講師(非)
(医療共通教育研究センター)
9
6.10(金)
Unit 5: Prenatal Screening: Decisions, Decisions
10
6.17(金)
1
1
2
Unit 5: Prenatal Screening: Decisions, Decisions
11
6.24(金)
1
1
2
Unit 6: How Are Drugs Developed?
12
7.1(金)
1
1
2
Unit 6: How Are Drugs Developed?
13
7.8(金)
1
1
2
Unit 8: The Journey Food Takes through Our Body
14
7.15(金)
1
1
2
Unit 8: The Journey Food Takes through Our Body
15
7.22(金)
1
1
2
前期まとめ、習熟度確認
視Ⅰ-19
英語
時
限
№
実施日 組
16
9.16(金)
1
1
2
Unit 9: A Glance at an Innovative Medical Device
17
9.23(金)
1
1
2
Unit 9: A Glance at an Innovative Medical Device
18
9.30(金)
1
1
2
Unit 10: What is "Upstream" Thinking?
19
10.7(金)
1
1
2
Unit 10: What is "Upstream" Thinking?
20 10.14(金)
1
1
2
Unit 12: Beyond the Blame Game
1
21 10.21(金)
1
2
名前
役職
所属
①クラス 野崎託之助講師(非)
(医療共通教育研究センター)
行動目標
Unit 12: Beyond the Blame Game
②クラス 小林克彦教授(医療・視)
22 10.28(金)
23
11.4(金)
24 11.11(金)
③クラス 青山洋子講師(非)
1
1 (医療共通教育研究センター)
2
1
1
2
中間まとめ 習熟度確認
④クラス 湯ノ口淳子講師(非)
(医療共通教育研究センター)
Unit 13: What Comes First When Helping Others
⑤クラス 宮崎真弓講師(非)
(医療共通教育研究センター)
1
⑥クラス クロージャーきよみ
1
2
講師(非)
(医療共通教育研究センター)
Unit 13: What Comes First When Helping Others
25 11.18(金)
1
1
2
Unit14: How to Identify Reliable Health Information
26 11.25(金)
1
1
2
Unit14: How to Identify Reliable Health Information
27
12.2(金)
1
1
2
Unit15: Japan's Healthcare System is the Envy of the World
28
12.9(金)
1
1
2
Unit15: Japan's Healthcare System is the Envy of the World
29 12.16(金)
1
1
2
Unit16: Test Your Reading Skill
まとめ
30
1
1
2
まとめ、習熟度確認
1.6(金)
視Ⅰ-20
科目名
担当責任者
根本明日香
医療統計学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
統計学はデータの整理や分析方法、データに基づく判断をするための有効な手段を提供しており、医療、医
学研究の場において必須の知識といえる。
この講義では、医学分野のデータに対し、適切な解析ができるようになること、解析結果の解釈ができるように
なること、また、なぜそのような統計処理が可能であるのか、数理的根拠・背景について、できる限り説明でき
るようになることを目標とする。
授業の到達目標
教科書の例題が解けるようになることを到達目標とする。
成績評価の方法および基準
①学期末のレポート
②授業内課題
③平常の小テスト
以上により評価を行う。評価のウェイトは①が60%、②③を合わせて40%とする。欠席1回につき、1.3点減点と
する。
教科書
参考書
適宜、演習プリントを配布する。
①わかりやすい薬学系の統計学入門
/小林 賢 ,佐古 兼一 編
②ナースのための統計学 / 高木廣文 著
③やさしい保健統計学 /縣 俊彦 著
④統計学入門 / 東京大学教養学部統計学教室 編
準備学修の内容
予備知識はできるだけ授業内で補足説明をするが、高校の数学で扱う確率分布と統計的な推測の知識を有
することを期待する。
その他履修上の注意事項
講義中の演習で使うため、関数電卓を用意すること。詳しくは講義開始後に指示する。
講義資料の掲載、小テストをLMS(ターニングマネージメントシステム)において行う。詳しくは講義開始後に指
示する。
視Ⅰ-21
医療統計学
№
実施日 組
4.6(水)
1
時
限
1
3
2
9.14(水)
1
4
2
4.13(水)
1
3
2
名前
役職
所属
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【医学と統計学】
医学研究の統計解析について、その目的と結果の解釈を事例を通し
て理解する。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【医学データの整理】
ヒストグラム、散布図、分割表、箱ヒゲ図による視覚的表示を理解す
る。
平均、分散、標準偏差、標準誤差、変動係数、中央値、パーセント
点、最頻値、相関係数といった基礎統計量によってデータの特性の把
握ができる。
1
3
2
根本明日香
1
4
2
講師
(公衆衛生
学研究科)
【統計学的推測の基礎Ⅰ】
母集団と標本、推定という概念を理解する。
講師
(公衆衛生
学研究科)
【統計学的推測の基礎Ⅱ】
連続変数と離散変数を理解する。正規分布、二項分布などの確率分
布を利用した確率の計算ができる。確率変数という概念について説明
できる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【統計学的推測の基礎Ⅲ】
仮説検定の考え方、帰無仮説、検定統計量と有意水準、第Ⅰ種およ
び第Ⅱ種の過誤確率、検出力、両側検定および片側検定について説
明できる。
1
3
2
根本明日香
1
10.19(水) 2 4
講師
(公衆衛生
学研究科)
【平均値に関する推測Ⅰ】
t分布を理解する。信頼区間の構成方法を理解する。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【平均値に関する推測Ⅱ】
1つの母平均の検定と信頼区間の推定、2つの母平均の差の検定と信
頼区間の推定が実施できる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【相関係数と回帰直線に関する推測】
2変量データに対し、Pearsonの相関係数、Spearmanの順位相関係数
を求めることができる。回帰直線と寄与率を求めることができる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【比率と分割表に関する推論Ⅰ】
母比率pの検定と信頼区間の推定、2つの母比率の差の検定と信頼区
間の推定が実施できる。2x2分割表に対してχ2検定を実施できる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【比率と分割表に関する推論Ⅱ】
コホート研究、ケースコントロール研究の短所と長所を説明できる。発
症リスク、発症率などの発症頻度の指標について説明できる。リスク
差、リスク比などの効果の指標を計算し解釈できる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【実験計画法 - 分散分析】
因子、水準、繰り返しなどの実験計画法の用語を説明できる。分散分
析表を使って一元配置の分散分析を行うことができる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【多変量解析Ⅰ】
重回帰分析の方法を理解し、解析結果の解釈ができる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【多変量解析Ⅱ】
多変量ロジスティック分析の方法を理解し、解析結果の解釈ができる。
2
9.21(水)
4.20(水)
3
9.28(水)
1
4
2
4.27(水)
1
3
2
10.5(水)
1
4
2
5.11(水)
1
3
2
4
5
1
根本明日香
10.12(水) 2 4
5.18(水)
6
5.25(水)
7
1
3
2
1
10.26(水) 2 4
6.1(水)
8
1
3
2
11.2(水)
1
4
2
6.8(水)
1
3
2
9
11.9(水)
1
4
2
6.15(水)
1
3
2
10
1
11.16(水) 2 4
6.22(水)
11
1
3
2
1
11.30(水) 2 4
7.6(水)
1
3
2
12.7(水)
1
4
2
7.13(水)
1
3
2
12
13
1
12.14(水) 2 4
14
15
行動目標
1
2
1
12.21(水) 2
1
7.27(水) 2
1
1.11(水) 2
7.20(水)
3
4
3
4
【標本の大きさの決め方】
推定精度に基づいて標本の大きさを決めることができる。二つの母平
均の差について仮説検定のための標本の大きさを決めることができ
る。
【生存時間に関する推測】
右側打切りデータをふくむ生存時間データに対し、Kaplan-Meier法に
よる生存曲線を描くことができる。2群の生存時間の差についてlogrank検定を行うことができる。Coxの比例ハザードモデルによる解析結
果の解釈ができる。
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-22
科目名
担当責任者
横森佳世
医療とボランティア
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
「ボランティアのすすめ基礎から実践まで」(岡本栄一監修、ミネルヴァ書房)をベースにボランティアの理論を
深め、グローバルな視野に立ち主に保健医療分野での国際貢献活動が実践できるように、適宜事例を紹介し
ながらグループワークを取り入れ、進めていきます。
授業の到達目標
地震や津波といった自然災害、さらには紛争や飢餓といった人的災害が続く今日の世界において、自らが行
動を起こして困難な局面に置かれた人や環境を少しでも良くしていきたいと願う気持ちは、多かれ少なかれ抱
くものです。身近な地域の高齢化問題から遠い外国の紛争問題にまで、様々なレベルのボランティア活動が
存在する中で、何をどうやって始め、実施していけばよいのか、その理論と実践を概観し、自らのボランティア
活動ができるようにすることを目標とします。
成績評価の方法および基準
成績評価方法(GradingPolicy)
期末テスト50%、授業内課題、リアクションペーパー50%
(※ボランティアの性質上、出席を重視するので、出席が難しいと思われる学生は履修しないこと)
教科書
授業の中で適宜示します。
参考書
授業の中で適宜示します。
準備学修の内容
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
自分にできるボランティア活動を実際に行い、経験を共有・発展させていくこと。
その他履修上の注意事項
社会貢献活動に興味がある学生であれば、誰でも受講可能です。時事・社会問題に関心が高く、人間社会に
興味が旺盛で、勤勉でチャレンジ精神にあふれた学生を望みます。
視Ⅰ-23
医療とボランティア
№
実施日 組
1
時
限
名前
役職
所属
3
1 4
横 森 佳 世
2
9.14(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第1回】 オリエンテーション、ボランティア活動とは
3
1 4
横 森 佳 世
2
9.21(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第2回】発展途上国での「国際協力」を考える
3
1 4
横 森 佳 世
2
9.28(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第3回】ボランティア活動の範囲
4
3
1 4
横 森 佳 世
2
10.5(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第4回】ボランティア活動の推進
5
3
1 4
横 森 佳 世
2
10.12(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第5回】ボランティア学習
6
3
1 4
横 森 佳 世
2
10.19(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第6回】国際協力活動 NGO編
7
3
1 4
横 森 佳 世
2
10.26(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第7回】保健医療分野の援助潮流と日本の役割
8
3
1 4
横 森 佳 世
2
11.2(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第8回】国際協力活動 ODA編
9
3
1 4
横 森 佳 世
2
11.9(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第9回】海外でのボランティア活動 ~教育~
3
1 4
10
横 森 佳 世
2
11.16(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第10回】海外でのボランティア活動 ~保健医療~
3
1 4
11
横 森 佳 世
2
11.30(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第11回】みなさんのボランティア経験
3
1 4
横 森 佳 世
2
12.7(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第12回】現地調査手法を考える
3
1 4
13
横 森 佳 世
2
12.14(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第13回】プロジェクトの形成
3
1 4
14
横 森 佳 世
2
12.21(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第14回】国際貢献活動のまとめ、おもてなしのボランティア
3
1 4
横 森 佳 世
2
1.11(水)
3
講師
(帝京平成
大学)
【第15回】総括 ~医療とボランティア~
4.6(水)
4.13(水)
2
4.20(水)
3
4.27(水)
5.11(水)
5.18(水)
5.25(水)
6.1(水)
6.8(水)
6.15(水)
6.22(水)
7.6(水)
12
7.13(水)
7.20(水)
7.27(水)
15
行動目標
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-24
科目名
担当責任者
中村雅年、津坂佳代
健康スポーツ
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
1単位
授業の概要
様々なスポーツ種目において、競技規則の習得から始まり、適切な身体運動の仕方、楽しみ方を学習しま
す。
「スポーツ」をひとつの文化と捉え、運動を実践しながら仲間との交流を行い、人間関係の尊重を考え、相手
に対する敬いや審判に対する敬意を表現できるようになってほしいと考えます。
教室での授業においては、なかなか実践することができない身体を通じてのコミュニケーションをこの授業で
経験してください。
授業の到達目標
それぞれのスポーツ種目の基本的動作取得と試合実践にいたる練習。
スポーツのルールの理解と審判法。
成績評価の方法および基準
授業内課題を重視し、技能の優劣は問いません。
教科書
なし
参考書
なし
準備学修の内容
技術の向上に努め、課外活動、等において反復練習などを行ってみてください。
その他履修上の注意事項
経験者、初心者は問いません。スポーツが好きな、意欲的な学生を歓迎します。
注意)実技を伴う授業のため、教場の関係上人数を制限する場合があります。
遅刻・欠席は減点の対象になります。
視Ⅰ-25
健康スポーツ
№
実施日 組
4.7(木)
1
9.16(金)
4.14(木)
2
9.23(金)
4.21(木)
3
9.30(金)
4.28(木)
4
10.7(金)
5.12(木)
5
10.7(金)
5.19(木)
6
10.21(金)
5.26(木)
7
10.28(金)
6.2(木)
8
11.4(金)
6.9(木)
9
11.11(金)
6.16(木)
10
11.18(金)
6.23(木)
11
11.25(金)
6.30(木)
12
12.2(金)
7.7(木)
13
12.9(金)
7.14(木)
14
12.16(金)
7.21(木)
15
1.6(金)
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
1
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
3
授業の進め方・導入
4
3
4
3
スポーツのルールや歴史、実技を行う上での諸注意
導入的な身体ほぐし
4
3
4
3
5
3
4
3
4
中 村 雅 年
3
講師
(非)
4
3
津 坂 佳 代
競技特性に応じた基本的動作の実践
審判法
(医療共通
教育研究
センター)
講師
(非)
4
3
4
3
4
3
4
チーム分けなどによる試合等の実践
3
4
3
4
3
総括 まとめと評価
4
実施日・時限は各学科時間割表・掲示により確認すること。
視Ⅰ-26
科目名
担当責任者
皆吉淳平
社会と医療
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
「科学技術と人間・社会」をテーマとして、講義形式で進めます。
科学技術は私たちの夢を実現してくれるものです。またそれは、私たちの命を救ってくれるものでもありま
す。しかしながら、私たちの命を奪うものでもあります。そして、このような科学や技術を抜きに現代社会を語る
ことはできません。現代社会における人びとの生活は、科学技術とさまざまに深くかかわりあっているのです。
そして現代医療は、科学技術と人間そして社会とが深くかかわりあっている場だと言えるでしょう。
そこでこの授業では、科学技術を背後から秩序づけている文化の多様な形態、そして科学技術によって秩
序づけられる人間の様相を析出してゆきます。現代医療と科学技術を、人間・社会という視角から考えること
を目指す授業です。
授業の到達目標
①科学技術と社会との関係について、保健医療分野にとどまらず幅広い知識を獲得すると同時に、相互に
影響を与え合う関係であることを知る。
②科学技術と社会との関係を扱う社会学の基礎的概念や考え方についての知識を獲得する。
③科学技術と社会との境界で生じる諸問題を、社会学的概念を用いて説明できる。
成績評価の方法および基準
成績評価方法(Grading Policy)
・平常点(20%)・・・授業内課題およびコメントペーパーの提出状況等にもとづく。
・中間テスト(小テスト)(20%)・・・授業内容の理解度を確認する。日程は授業内で発表する。
・期末試験(60%)・・・授業内容の理解度と社会学的概念を用いた議論の展開力を確認する。
教科書
参考書
①藤垣裕子編『科学技術社会論の技法』東京大学出
版会、2005年
②井上俊・伊藤公雄編『文化の社会学』世界思想社、
2009年:とくに「科学と技術」についての章
③金森修・中島秀人編『科学論の現在』勁草書房、
・指定教科書はない。必要に応じて資料を配布する。 2002年
④松本三和夫『科学技術社会学の理論』木鐸社、
1998年
⑤木原武一『ルイス・マンフォード』 SD選書189、鹿島
出版会、 1984年
準備学修の内容
・次回講義で取り上げる歴史的な出来事(過去の事例)や用語・人物について調べてくる課題を示す。
その他履修上の注意事項
・授業内容に関する質問や相談については、授業終了後に対応します。
・「科学技術のことは専門家に任せておけばよい」あるいは「科学技術は一方向的に社会に影響を与えるも
の」と言って思考停止しない学生を歓迎します。
視Ⅰ-27
社会と医療
№
実施日 組
4.6(水)
1
9.14(水)
4.13(水)
2
9.21(水)
4.20(水)
3
9.28(水)
4.27(水)
4
10.5(水)
5.11(水)
5
10.12(水)
5.18(水)
6
10.19(水)
5.25(水)
7
10.26(水)
6.1(水)
8
11.2(水)
6.8(水)
9
11.9(水)
6.15(水)
10
11.16(水)
6.22(水)
11
11.30(水)
7.6(水)
12
12.7(水)
7.13(水)
13
12.14(水)
7.20(水)
14
12.21(水)
7.27(水)
15
1.11(水)
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
オリエンテーション 授業の目標、進め方を理解する。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
現代社会の科学・技術:モード論から考える。
・「科学」「技術」「社会」の関係は単線的ではないことを知る。
・現代社会における知識生産の様式の変化を知る。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
科学技術の社会学(1):研究はどのように評価されるのか
・R.K.マートンの科学社会学における「科学のエートス」論を知る
・研究の評価の根幹に位置づく「ピアレビュー」について知る
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
科学技術の社会学(2):なぜ「研究不正」が起きるのか
・「研究不正」や「研究倫理」の問題を、現代社会における研究という観
点から考える。
・「ピアレビュー」の限界について知る。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
科学技術の社会学(3):科学知識の正しさは絶対か
・科学知識の社会学の根幹をなす構築主義にもとづく「科学」の捉え
方を知る。
・「科学の正しさ」に対する社会からの影響について知る。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
技術と社会(1):聴診器と自転車
・技術と社会の関係として技術決定論と技術の社会的構成論につい
て知る。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
技術と社会(2):リスクと信頼
・社会学における「リスク」概念と「信頼」概念について知る。
・リスクと信頼の関係について知る。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
技術と人間:ルイス・マンフォードをめぐって
・マンフォードが先駆的に示した技術と人間との相互作用論について
知る。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
専門家としろうと:チェルノブイリと牧羊農夫たち
・公衆の科学理解をめぐる議論から専門知識とは何かを知る
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
リスク社会における信頼
・現代社会におけるリスクの特性を知る。
・「リスク」と「信頼」との関係を知る。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
医療技術と人間・社会(1):生殖補助技術と人間の願望
・テクノロジーと願望との関係性を生殖補助医療という問題で考える。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
医療技術と人間・社会(2):改造される人間とテクノロジー
・テクノロジーと願望との関係性をエンハンスメントという問題で考える。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
「そう遠くない未来」をめぐって
・テクノロジーと人間の関係を映像作品を通して考える。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
科学技術をめぐる社会と倫理
・これまでの授業のまとめを行う。
1
5 皆 吉 淳 平
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
習熟度確認の試験 および解説
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-28
科目名
担当責任者
中田善規
医療経済学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
医療は大きな社会システムの一部である。その医療を正確に分析するには社会システム分析ツールである経
済学が必要である。特にミクロ経済学は絶対不可欠な分析ツールである。
本講ではすべての基礎となるこの古典的ミクロ経済学を基礎から徹底的に理解し、それを医療に的確に応用
できるようになることを目標とする。具体的には初級ミクロ経済学を医療者向けにアレンジして解りやすく時間
をかけて講義する。
授業の到達目標
1.ミクロ経済学的ツールを用いて医療問題を分析できる。
2.現在日本が直面する医療に関する問題を経済学的視点から説明し、解決方法を提示できる。
成績評価の方法および基準
積極的な授業参加(出席することを含む)、討論の論点の把握と対応力:50%
授業期間中に行うテスト:50%
教科書
参考書
Mankiw NG. Principles of microeconomics. 7thEd.
Cengage Learning, Mason, OH. 2015(訳本:
マンキュー経済学第3版Iミクロ編、東洋経済新報社)
原著でも訳本でもどちらでもよいので、授業開始前に
どちらかを入手しておくこと。
準備学修の内容
各授業前に教科書のその当該する章を熟読して予習することが単位取得には必要不可欠である。
新聞の経済記事、テレビの経済ニュース等に関心をもつことも重要である。
その他履修上の注意事項
授業の妨げにならないよう、授業中は静粛にすること。余りにひどい場合には、その場で本講義の不合格を
言い渡すこともある。
視Ⅰ-29
医療経済学
№
実施日 組
4.6(水)
1
9.14(水)
4.13(水)
2
9.21(水)
4.20(水)
3
9.28(水)
4.27(水)
4
10.5(水)
5.11(水)
5
10.12(水)
5.18(水)
6
10.19(水)
5.25(水)
7
10.26(水)
6.1(水)
8
11.2(水)
6.8(水)
9
11.9(水)
6.15(水)
10
11.16(水)
6.22(水)
11
11.30(水)
7.6(水)
12
12.7(水)
7.13(水)
13
12.14(水)
7.20(水)
14
12.21(水)
7.27(水)
15
1.11(水)
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第1章 経済学と医療の関係を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第2章 経済学的思考方法を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第3章 交易の利益を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第4章 需要供給の関係を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第5章 様々な弾力性を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第6章 政策と市場の関係を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第7章 市場効率を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第8章 課税の費用を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第10章 外部性を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第11章 私的財との違いを説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第13章 生産理論を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第14章 完全競争市場を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第15章 独占市場を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
教科書第16・17章 その他の市場構造を説明できる。
1
3 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
講義の振り返り、習熟度確認 すべての講義内容を説明できる。
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-30
科目名
担当責任者
大滝恭弘
基礎医療法学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
1999年の横浜市立大学の患者取り違え事件、都立広尾病院事件を発端として、報道機関による過剰な病院
バッシングとともに医療訴訟は激増しました。
近年、医療訴訟件数はやや減少しているものの、医療紛争数は高止まりしています。
各医療従事者にとって、もはや医療訴訟は他人事ではなく、責任追及の矛先は病院・医師のみならず、看護
師、薬剤師、技師、救命士の各専門職に対しても向けられています。
医療は法律と複雑に絡み合っているにもかかわらず、医療従事者はこれまで法的素養を養う機会に恵まれま
せんでした。
そのため、この講義はそのような機会を提供し、法的素養を養うことを目的としています。
具体的には、これまで全く法律を学んでいないことを前提として、各種の医療判例を取り上げながらも、法律の
基礎的なことから学びを深めていき、講義の後半において取り扱う実際の医療事故事例において、自分なり
の結論を出せるようになることを目標としています。
法律に正解はなく、すべて議論の産物です。受講者自らが事例を考察し,自分なりの結論を導き出すことが
最も重要です。本講義では、全て実際の具体的な医療過誤訴訟事案を取り扱います。講義内容は決して易し
いものではなく、医療及び法律の専門用語も頻出しますが、事案に対し、真摯に取り組んでもらいたいと思い
ます。
授業の到達目標
①日本の紛争処理制度について説明できる。
②過失について説明できる。
③因果関係について説明できる。
④本講で取り扱う具体的事例について、②・③を基礎として法的に概説できる。
成績評価の方法および基準
評価は、授業内課題20%、試験80%、で行います。
授業妨害に対しては厳格に対応し、その者には単位を付与せず、その後の履修も認めないことにしていま
す。
教科書
参考書
①「医療現場における法的対応の実務」(中央経済
社)森山満
「医療法学入門」(医学書院)大磯義一郎・大滝恭弘・
②「医療訴訟」(青林書院)秋吉仁美
山田奈美恵
③「医事法判例百選」(有斐閣)宇都木伸・町野朔・平
林勝政・甲斐克則
準備学修の内容
講義は事前にLMS上に掲載する資料に沿って行うため、毎回、各自、自宅で資料を印刷するなどして講義に
望んでください。テキストの素読により講義の理解は深まりますが、全く法律を学んだことのない者の受講を前
提として解説しますので、テキストの精読などの準備は必要ありません。取り扱う事案に対し、自分の頭で考
え、自分なりの結論を出してもらいたいと思います。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になりえます。
視Ⅰ-31
基礎医療法学
№
実施日 組
4.6(水)
1
9.14(水)
4.13(水)
2
9.21(水)
4.20(水)
3
9.28(水)
4.27(水)
4
10.5(水)
5.11(水)
5
10.12(水)
5.18(水)
6
10.19(水)
5.25(水)
7
10.26(水)
6.1(水)
8
11.2(水)
6.8(水)
9
11.9(水)
6.15(水)
10
11.16(水)
6.22(水)
11
11.30(水)
7.6(水)
12
12.7(水)
7.13(水)
13
12.14(水)
7.20(水)
14
12.21(水)
7.27(水)
15
1.11(水)
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療法学総論
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療過誤I 注意義務・過失(医療水準論)①
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療過誤II 注意義務・過失(医療水準論)②
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療過誤III 因果関係①
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療過誤IV 因果関係②
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療過誤V 説明義務(インフォームド・コンセント)
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療過誤VI 看護師・薬剤師の責任
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療過誤VII 技師・救命士の責任
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療過誤VIII チーム医療
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療過誤IX 事例検討
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療過誤X 事例検討
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
生殖医療・精神医療
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
医療拒否・安楽死
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
その他の医療問題
1
センター)
3
2
1 3
(医療共通
2 4
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
授業振り返り 習熟度確認
1
センター)
3
2
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-32
科目名
担当責任者
大滝恭弘、加藤大裕
日本国憲法
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
この講義では、憲法の人権分野における重要な判例を取り扱います。
憲法は、我が国の法体系の頂点に位置するものですが、ほとんどの学生の方は、その本質について学んだこ
とはないと思われます。この講義は、普段あまり触れることのない憲法の内容を理解することを一つの目的とし
ています。
また、皆さんは将来、医療に携わることになります。医療従事者は法律に触れる機会があまりないため、残念
ながら法的な素養を身につける機会はほとんどありません。そのような観点から、本講義は、取り扱う具体的な
事案の考察を通じて、法的素養を養うことも目的としています。
本講義では、できるだけ医療に関連した判例を取り扱いたいと思います。
具体的な事案に対し、自らの頭で考察し、自分なりの結論を導いてみてください。
授業の到達目標
①憲法の本質について説明できる。
②私人間効力について説明できる。
③幸福追求権について説明できる。
④平等原則(平等権)について説明できる。
⑤精神的自由権について具体的に説明できる。
⑥経済的自由権について具体的に説明できる。
⑦社会権について具体的に説明できる。
⑧参政権について説明できる。
⑨国家賠償請求権について説明できる。
成績評価の方法および基準
評価は、授業内課題20%、試験80%、で行います。
試験は講義内で取り扱った事例を対象とします。
授業妨害を行う者に対しては厳格に対応し、単位は付与せず、その後の履修も認めないことにしています。
教科書
参考書
テキスト:なし
1回の講義では、原則としてひとつのテーマを検討し
ます。
講義は、事前にLMS上に掲載する資料に沿って進め
るため、事前に資料を自宅で印刷するなどして準備し
ておいてください。また、各参考判例は裁判所のホー
ムページで検索できるので、調べたいときは参考にし
て欲しいと思います。
参考書:
①憲法(第6版)」(岩波書店)芦部信喜
②「憲法判例百選I・II(第6版)」(有斐閣)長谷部恭
男、他
③はじめての憲法教室-立憲主義の基本から考える
(集英社新書)水島朝穂
④「医療法学入門」(医学書院)大磯義一郎、他
準備学修の内容
事前に各判例を素読することで理解は深まりますが、始めて法学に触れる方も多いと思いますので、事前準
備は特に必要ありません。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になりえます。
視Ⅰ-33
日本国憲法
№
実施日 組
4.6(水)
1
9.14(水)
4.13(水)
2
9.21(水)
4.20(水)
3
9.28(水)
4.27(水)
4
10.5(水)
5.11(水)
5
10.12(水)
5.18(水)
6
10.19(水)
5.25(水)
7
10.26(水)
6.1(水)
8
11.2(水)
6.8(水)
9
11.9(水)
6.15(水)
10
11.16(水)
6.22(水)
11
11.30(水)
7.6(水)
12
12.7(水)
7.13(水)
13
12.14(水)
7.20(水)
14
12.21(水)
7.27(水)
15
1.11(水)
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
5
講師 (医療共通
2
加 藤 大 裕
憲法総論
教育研究
(非)
大 滝 恭 弘
・立憲主義の基本から憲法を概観する。
1
准教授 センター)
4
2
1
私的自治と私人間効力
5
講師 (医療共通
2
加 藤 大 裕
・私的自治の原則と憲法の私人間効力を具体的事例を通じて学習
教育研究
(非)
大 滝 恭 弘
する。
1
センター)
准教授
4
参考判例:三菱樹脂事件(最高裁昭和48年12月12日)
2
1
幸福追求権(自己決定権)
5
講師 (医療共通
2
加 藤 大 裕
・自己決定権に対する裁判所の考え方を具体的事例を通じて学習
教育研究
(非)
大 滝 恭 弘
する。
1
センター)
准教授
4
参考判例:輸血拒否訴訟事件(最高裁平成12年2月29日)
2
1
5
講師 (医療共通
幸福追求権(名誉権・プライバシーの権利)
2
加 藤 大 裕
教育研究
(非)
・プライバシー権の内容について具体的事例を通じて学習する。
大 滝 恭 弘
1
准教授 センター)
参考判例:「石に泳ぐ魚」事件(最高裁平成14年9月24日)
4
2
1
5
講師 (医療共通
平等原則
2
加 藤 大 裕
教育研究
(非)
・平等原則の概念について具体事例を通じて学習する。
大 滝 恭 弘
1
准教授 センター)
参考判例:非嫡出子相続分差別事件(最高裁平成25年9月4日)
4
2
1
5
講師 (医療共通
信教の自由
2
加 藤 大 裕
教育研究
(非)
・信教の自由について具体的事例を通じて学習する。
大 滝 恭 弘
1
准教授 センター)
参考判例:剣道受講拒否事件(最高裁平成8年3月8日)
4
2
1
5
講師 (医療共通
表現の自由
2
加 藤 大 裕
教育研究
(非)
・表現の自由について具体的事例を通じて学習する。
大 滝 恭 弘
1
准教授 センター)
参考判例:立川テント村事件(最高裁平成20年4月11日)
4
2
1
5
講師 (医療共通
表現の自由
2
加 藤 大 裕
教育研究
(非)
・知る権利について具体的事例を通じて学習する。
大 滝 恭 弘
1
准教授 センター)
参考判例:レセプト情報公開請求事件(最高裁平成13年12月18日)
4
2
1
経済的自由権
5
講師 (医療共通
2
加 藤 大 裕
・精神的自由権と経済的自由権の異同について具体的事例を通じ
教育研究
(非)
大 滝 恭 弘
て学習する。
1
准教授 センター)
4
参考判例:薬局開設距離制限事件(最高裁昭和50年4月30日)
2
1
5
講師 (医療共通
経済的自由権
2
加 藤 大 裕
教育研究
(非)
・職業選択の自由について具体的事例を通じて学習する。
大 滝 恭 弘
1
准教授 センター)
参考判例:医業類似行為の禁止(最高裁昭和35年1月27日)
4
2
1
5
講師 (医療共通
財産権
2
加 藤 大 裕
教育研究
(非)
・財産権について具体的事例を通じて学習する。
大 滝 恭 弘
1
准教授 センター)
参考判例:予防接種事故訴訟(東京地裁昭和59年5月18日)
4
2
1
5
講師 (医療共通
社会権
2
加 藤 大 裕
教育研究
(非)
・生存権を主体に社会権について具体的事例を通じて学習する。
大
滝
恭
弘
1
准教授 センター)
参考判例:朝日訴訟(最高裁昭和42年5月24日)
4
2
1
5
講師 (医療共通
参政権
2
加 藤 大 裕
教育研究
(非)
・参政権について具体的事例を通じて学習する。
大 滝 恭 弘
1
准教授 センター)
参考判例:外国人の地方参政権(最高裁平成7年2月28日)
4
2
1
5
講師 (医療共通
国家賠償請求訴訟
2
加 藤 大 裕
教育研究
(非)
・国家賠償請求訴訟について具体的事例を通じて学習する。
大 滝 恭 弘
1
准教授 センター)
参考判例:ハンセン病国家賠償訴訟(熊本地裁平成13年5月11日)
4
2
1
5
講師 (医療共通
2
加 藤 大 裕
教育研究
(非)
授業振り返り 習熟度調査
大 滝 恭 弘
1
准教授 センター)
4
2
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-34
科目名
担当責任者
高柳妙子
ヘルスケアエデュケーション
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
本講義の目的は、グローバル化の時代のもと、医療従事者として必要とされる教育に関する全般的な基礎理
論や教育手法を実践的に学習することである。
教育とは、一方的な指導や情報伝達のことではなく、対話による相互理解や知識の構築と創造を意味する。こ
の概念を据えた上で、「教育」が人間の社会活動の幅広い分野において影響力を持っていることを理解する。
また、医療従事者は、ヘルスケアの現場に置いて、医療従事者相互、医療従事者と患者間、医療従事者とボ
ランティア間等でヘルスケアに関連した知識や情報のやりとりを通して人材育成の教育に携わることが期待さ
れる。その際に様々な職種の人々と協力してヘルスケア教育を進めることができるためのIPEの観点から、教
育の諸理論や教育方法を実践的に習得する。
日本国内に限定せず、グローバルな保健と教育の問題に触れ、国際保健や国際医療協力を実践するための
基礎的な思考力をつけることも目標とする。
授業の到達目標
本講義では、
①様々な教育思想・哲学の把握
②成人教育と児童教育の相違点を把握した上で国内のヘルスケアと教育の関連性
③医療現場における実践例の調査と分析
④社会的弱者や異文化におけるヘルスケア事業の取り組みと教育的手法の把握に努め、広い視野を持って
対話を通して医療現場での問題解決に望めるような教育者としての基本姿勢を身につける。
成績評価の方法および基準
授業内課題、ワークショップを通じた習得度、グループ学習の活動や発表、小テスト、振り返りシートやレポー
ト提出、定期試験の成績などで総合的に判断する。出席状況が悪い場合は定期試験の受験資格なしと判断
することがある。遅刻は、授業への出席時間、遅刻の理由などを勘案し、欠席と扱うこともあるので注意する。
合計100点満点で60点以上を合格とする。評価割合は授業で提示する。
教科書
参考書
指定しない。毎回の授業で参考文献を配布する。
授業中に適時、指示する。
準備学修の内容
配布する資料(日本語、英語)を読み,著者の主張の概要と、そこからまたは別の場所から触発された考え・
感想について授業内で発言できるように準備しておくこと。小テスト対策をすること。グループ学習を通して、グ
ループプレゼンテーションを行う準備をすること。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になる。
視Ⅰ-35
ヘルスケアエデュケーション
№
実施日 組
1
9.14(水)
2
時
限
役職
所属
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
オリエンテーション:本講義の目的と概要説明。グループワークや
体験学習による講義方法の説明。
9.21(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
ヘルスケアの現場における教育の意義と教育的手法の実践例
ソクラテスの対話法と問答法(助産術)
アイスブレイキングによるグループ編成
3
9.28(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
世界の主要な教育思想・哲学(グループ発表およびディスカッショ
ン)
4
10.5(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
大人と子どもの学び方の違いについて
日本における教育の目的
教育と保健の関連性
5
10.12(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
医療現場における教育理念と教育実践例(ゲストスピーカーより)
6
10.19(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
医療従事者を対象とした教育目的と実践例
(医療系の論文に触れる)①
7
10.26(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
医療従事者を対象とした教育目的と実践例
(医療系の論文に触れる)②
8
11.2(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
作成した教材の発表(グループワーク)
(藤崎准教授アドバイザー)
9
11.9(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
グローバルイシューズとしての教育と保健の実情
途上国におけるヘルスケアと教育の平等性;
ジェンダー格差に着目して分析(ケニアのマサイを事例に)
10 11.16(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
UN, WHO, JICAなどの国際援助活動
グループ発表とディスカッション
11 11.30(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
途上国におけるヘルスケアと教育の問題について体験的に学ぶ
(世界がもし100人の村だったらのワークショップ)
12
12.7(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
途上国におけるヘルスケアと教育の問題について
文献調査、グループ発表とディスカッション①
13 12.14(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
途上国におけるヘルスケアの教育の問題について
文献調査、グループ発表とディスカッション②
14 12.21(水)
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
途上国での保健医療プロジェクトの具体的な取り組み:
外部講師(保健専門家)より事例紹介
15
1
5 高 柳 妙 子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
まとめ(グローバルヘルスケアと教育の課題と展望)と定期試験
1.11(水)
名前
行動目標
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-36
科目名
担当責任者
クロージャーきよみ
TOEIC対策英語
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
授業の概要(Course Description)
TOEIC600点或いはそれ以上の得点獲得を目標に、英語の実力アップを図るトレーニングです。
また、TOEIC攻略のためには、テストの出題形式に慣れ、その傾向を知る必要があります。
英検準2級以上の問題を解きながら、英語の音法や発音に慣れ、速読の習慣をつけ、文法の基礎固めを目
指します。
同時に、内容を理解するためには不可欠の語彙の増強を図ります。
授業の到達目標
授業の到達目標(Course Objectives)
①英語の発話の音声的特徴(音の変化:短縮/脱落/連結/同化)に慣れる。
②文法的解析(動詞の機能、英文の語順、品詞の機能、5文型)ができる。
③速読(スキミングとスキャニング)ができる。
④語彙力が向上する。
成績評価の方法および基準
成績評価方法(GradingPolicy)
①クラス内小テスト(単語テスト、100問 Half Test)(40%)
②定期試験(60%)
教科書
参考書
テキスト(Textbooks)
テキスト名:『More Step-up Skills for the TOEIC
Test』
著者:北尾 泰幸、Brian Covert 他
出版社:株式会社 朝日出版社
ISBN:978-4-255-15553-1
準備学修の内容
授業時間外の準備学修(Assignments)
英語に費やした時間と得点アップは正比例します。
各ユニットで扱ったリスニングの会話や説明文を、毎日10分以上、CDのネイティブのに続いて何度も音読す
ること。
宿題は必ずした上で、授業に臨むこと。
独自の単語帳を作ること。
その他履修上の注意事項
学生への要望・その他(Class Requirements)
欠席1回につき2点、20分以上の遅刻1回につき1点を総合点から減点する。
質疑応答、ペアワークには積極的に参加すること。
授業に参加する際、辞書は必ず持参すること。
視Ⅰ-37
TOEIC対策英語
№
実施日 組
4.6(水)
1
9.14(水)
4.13(水)
2
9.21(水)
4.20(水)
3
9.28(水)
4.27(水)
4
10.5(水)
5.11(水)
5
10.12(水)
5.18(水)
6
10.19(水)
5.25(水)
7
10.26(水)
6.1(水)
8
11.2(水)
6.8(水)
9
11.9(水)
6.15(水)
10
11.16(水)
6.22(水)
11
11.30(水)
7.6(水)
12
12.7(水)
7.13(水)
13
12.14(水)
7.20(水)
14
12.21(水)
7.27(水)
15
1.11(水)
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第1回】
初日ガイダンスと診断テスト
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第2回】
Unit1EatingOut(1)
ListeningPart1-4
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第3回】
Unit1EatingOut(2)
ReadingPart5-7
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第4回】
Unit2Travel(1)
ListeningPart1-4
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第5回】
Unit2Travel(2)
ReadingPart5-7
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第6回】
Unit3Amusement(1)
ListeningPart1-4
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第7回】
Unit3Amusement(2)
ReadingPart5-7
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第8回】
100問HalfTest
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第9回】
Unit4Meetings(1)
ListeningPart1-4
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第10回】
Unit4Meetings(2)
ReadingPart5-7
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第11回】
Unit5Personnel(1)
ListeningPart1-4
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第12回】
Unit5Personnel(2)
ReadingPart5-7
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第13回】
Unit6Shopping(1)
ListeningPart1-4
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第14回】
Unit6Shopping(2)
ReadingPart5-7
1
クロージャー
3
2
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第15回】
授業振り返り 習熟度調査
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-38
科目名
生命と物質のサイエンス
担当責任者
大胡惠樹
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
これから医学,薬学,医療技術を学ぶものとして,生命の維持や生体の恒常性を保つための優れたメカニズ
ムを学ぶことは必須である。例えば,呼吸性/代謝性のアルカローシス/アシドーシス,イオンチャンネルとシグ
ナル伝達など,様々な機構が生命の維持に関わっている。生体内の恒常性維持のための機構に関して,もう
少しミクロな観点から眺めてみると,微量元素の存在や生命維持のために必要な酵素群が見えてくる。ヒトの
体は,有機物であるので,その構成元素はほぼ,C,H,N,Oなどの元素であるが,その他に,鉄,銅,亜鉛,マ
ンガンなどの金属元素も微量元素として必須なものが多数ある。これらの金属元素を利用しているのが,金属
酵素群である。この金属酵素としてよく知られているものには,鉄を利用するヘムタンパク,フェレドキシン,トラ
ンスフェリンや亜鉛や銅を利用するSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)などがあり,呼吸,貯蔵,代謝,電子
伝達など,生命活動に必須な多彩な働きを担っている。
そこで「生命と物質のサイエンス」では,これらの生命の維持,恒常性を保つためのメカニズムと物質,分子の
関係を学ぶことを目的とする。これらの金属や分子,金属酵素などが関与する疾病の例などをトピックスとして
挙げ,基礎科学と臨床医療の関係についても学ぶ。これらのサイエンスの歴史,考え方,原理,技術と先端医
療との関係を非常に基礎的なところから学んでいく。
授業の到達目標
1. 生体の恒常性を保つメカニズムを理解する。
2. 基本的な酵素群の働きを理解する。
3. 生体のメカニズムを理解するための基本的な研究に関して理解する。
4. 医学的・薬学的・工業的応用に関して理解する。
成績評価の方法および基準
講義内の小テストや授業内課題で総合的に判断する。評価割合は授業で提示する。
教科書
プリントを配布
参考書
生物無機化学,増田秀樹・福住俊一,三共出版,2005
薬学のための無機化学,桜井弘,化学同人,2005
準備学修の内容
高校化学レベルの知識があることが前提となるので,高校化学未履修の場合は,高校教科書・参考書で事前
に化学の学習をしておくことが大切です。授業内容が判らないときは,放課後などを利用し,担当教員に質問
してわからない部分を明らかにし,以降の学習に役立てることが重要です。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になります。
視Ⅰ-39
生命と物質のサイエンス
№
実施日 組
1
9.14(水)
2
時
限
役職
所属
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第1回】 ガイダンスとイントロダクション。生命と物質のサイエンスで学
ぶ内容を総論的に理解する。生体内の化学の概略を理解する。
9.21(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第2回】 生体を構成する元素と生理作用に関して理解する。
3
9.28(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第3回】 酸—塩基と化学平衡の基礎を理解する。
4
10.5(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第4回】 酸—塩基と呼吸, 代謝に関して理解する。
5
10.12(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第5回】 生体において重要な酸化—還元の基礎を理解する。
6
10.19(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第6回】 生体における酸化−還元の実際を理解する。
7
10.26(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第7回】 生体反応における反応速度に関して理解する。
8
11.2(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第8回】 結晶場,配位子場理論に関して理解する。
9
11.9(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第9回】 生体関連金属錯体に関して理解する。
10 11.16(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第10回】 呼吸(酸素の運搬と貯蔵)に関して理解する。
11 11.30(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第11回】 酸素の活性化と酸素化反応に関して理解する。
12
12.7(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第12回】 生体系における金属イオンの輸送に関して理解する。
13 12.14(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第13回】 イオンチャンネルと機能及び疾病の関係性を理解する。
14 12.21(水)
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第14回】 医療と生物無機化学の関係性(医学,薬学,工業的応用)
を理解する。
15
1
3 大 胡 惠 樹
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第15回】 講義のまとめ(生命と物質に関する理解を深める)
1.11(水)
名前
行動目標
視Ⅰ-40
科目名
担当責任者
高橋秀依
くすりを理解するための有機化学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
薬学部以外の学生は、有機化学を大学で学ぶ機会が極めて少ないと聞いています。その結果、医薬品の
名前をカタカナで丸暗記するような勉強をせざるを得ないのが一般的だと思われます。しかし、医薬品の化
学構造式を理解し、薬理作用や副作用が化学構造に基づいていることを知れば、臨床現場での医薬品の使
い方が変わってくると思います。本講義では、医薬品の化学構造を理解するために必要な最小限の有機化
学を易しく教えます。一見複雑に見える医薬品の構造のどこを重視して考えればよいのかがわかるようになる
ことをめざします。
具体的には高校時代に有機化学を全く履修していない学生、及び、有機化学に自信がない学生を対象と
します。薬学部の学生は有機化学を1年次から学びますが、基礎的な理論を初めに学ぶことが多く、何のた
めに有機化学を学ぶのか、目的意識が薄くなりがちです。従って、本講義では、薬学部の学生も含め、有機
化学の難しい理論は省き、将来医療現場で有機化学を活かせるように、実践的かつ基礎的な内容を教えた
いと思います。たとえば、アルコールやカルボン酸など、重要な官能基について構造とその化学的性質、及
び物理的性質を一つ一つ医薬品の実際の構造にからめて丁寧に説明していきます。医薬品の構造のどの
部分が活性発現に重要であるか、体内での代謝過程がどのようになっているのか、などを含めて、現在使わ
れている医薬品の開発過程についても易しく説明します。
新しい医薬品を手にした時、まずは、構造式を見てみよう、と薬剤師だけでなく、医師や看護師が思うように
なったら素晴らしいと思います。
授業の到達目標
①医薬品の化学構造式に含まれる官能基について物性や化学反応性を説明できる。
②医薬品の化学構造式について、薬理作用を示す重要な部分構造を説明できる。
③医薬品名(ステム)と化学構造の関連性を説明できる。
④医薬品の代謝過程を有機化学反応として説明できる。
⑤医薬品の開発の課程を概説できる。
成績評価の方法および基準
学期末の筆記試験(85%)及び授業内課題(15%)で評価する。
教科書
参考書
「はじめて学ぶ有機化学」
高橋秀依・須貝威・夏苅英昭 化学同人
その他、適宜、授業プリントを配布します。
準備学修の内容
本講義では、医薬品について、化学構造をはじめとして、対象疾患(病気)、作用機序(どのように作用を発
現するか)、体内動態(生体内で、吸収から排泄までの変化)などを学びます。毎回の授業において、次に学
習する医薬品について知らせるので、その医薬品について自分なりに予習をしておくと理解が深まると思い
ます。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になります。
視Ⅰ-41
くすりを理解するための有機化学
№
実施日 組
4.6(水)
1
9.14(水)
4.13(水)
2
9.21(水)
4.20(水)
3
9.28(水)
4.27(水)
4
10.5(水)
5.11(水)
5
10.12(水)
5.18(水)
6
10.19(水)
5.25(水)
7
10.26(水)
6.1(水)
8
11.2(水)
6.8(水)
9
11.9(水)
6.15(水)
10
11.16(水)
6.22(水)
11
11.30(水)
7.6(水)
12
12.7(水)
7.13(水)
13
12.14(水)
7.20(水)
14
12.21(水)
7.27(水)
15
1.11(水)
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
4 高 橋 秀 依
2
教授
(薬学)
1
4 夏 苅 英 昭
2
特任
教授
(医療共通
教育研究セ
ンター)
1)企業における医薬品開発がどのように行われているのか、その過程
を概説できる。
2)有機化学が医薬品の構造を理解するために必要であることを説明
できる。
1
4 夏 苅 英 昭
2
特任
教授
(医療共通
教育研究セ
ンター)
中枢に作用する医薬品(ジアゼパム)の化学構造を説明できる。
1
4 夏 苅 英 昭
2
特任
教授
(医療共通
教育研究セ
ンター)
1)抗生物質(ペニシリン)の化学構造を説明できる。
2)立体化学の重要性を理解する。
1
4 夏 苅 英 昭
2
特任
教授
(医療共通
教育研究セ
ンター)
抗生物質の開発の過程を概説し、どのような構造的な変化がなされて
いるか説明できる。
1
4 高 橋 秀 依
2
教授
(薬学)
血圧を下げるACE阻害薬(カプトプリル)の化学構造を説明できる。
1
4 高 橋 秀 依
2
教授
(薬学)
プロドラッグの化学構造を説明できる。
1
4 夏 苅 英 昭
2
特任
教授
(医療共通
教育研究セ
ンター)
血圧を下げるARB(カンデサルタンシレキセチル)の化学構造を説明で
きる。
1
4 高 橋 秀 依
2
教授
(薬学)
血圧を下げるカルシウム拮抗薬(ニフェジピン)の化学構造を説明でき
る。
1
4 高 橋 秀 依
2
教授
(薬学)
抗炎症薬(インドメタシン)の化学構造を説明できる。
1
4 高 橋 秀 依
2
教授
(薬学)
抗潰瘍薬(シメチジン)の化学構造を説明できる。
1
4 夏 苅 英 昭
2
特任
教授
(医療共通
教育研究セ
ンター)
抗菌薬(レボフロキサシン)の化学構造を説明できる。
1
4 夏 苅 英 昭
2
特任
教授
(医療共通
教育研究セ
ンター)
キラルスイッチについて概説できる。
1
4 夏 苅 英 昭
2
特任
教授
(医療共通
教育研究セ
ンター)
コレステロール低下薬(プラバスタチン)の化学構造を説明できる。
1
4 高 橋 秀 依
2
教授
(薬学)
医薬品の歴史をアスピリンの歴史を概説できる。
学習内容のまとめ。授業内で筆記試験を行う。
視Ⅰ-42
科目名
担当責任者
筒井秀代
チーム医療論
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
医療技術の進歩に伴い,医療職種の専門が細分化してきている。そのため,1つの医療機関において,複数
の医療職種が存在し,互いに連携をしながら医療サービスを提供している。そこで本講義では,将来,チー
ム医療の一員として医療活動に参画できるために必要な基本的な知識や態度 (①チーム医療の理論,②
チーム医療を構成する専門職や保健医療機関,③チーム医療の種類,など) を講義およびグループ学習形
式で習得する。
授業の到達目標
【到達目標】
チーム医療の一員として各専門職の専門性を活かし,積極的に医療活動に参画できるようになるために,
チーム医療に必要な基本的知識や技術,態度を習得することを目的とする。
【個別目標】
①チーム医療における各専門職種の連携の実際と各専門職が担う役割について述べることができる。
②チーム医療に関する保健医療福祉機関の連携の実際と各機関が担う役割について述べることができる。
③様々なチーム医療の種類と役割などについて述べることができる。
成績評価の方法および基準
筆記試験40%,グループワークにおける課題50%,確認テスト10%
*詳細については,第1講講義時に説明する。
教科書
とくに指定しない。
参考書
適宜紹介する。
準備学修の内容
【講義資料】LMS上に次回の講義資料を掲載するので,講義までに1度は目を通しておくこと。
【確認テスト】LMS上に,その日の講義内容についての確認テストをアップするので,必ず次回講義までに
やっておくこと。
*詳細については,第1講の講義時に説明する
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になります。
視Ⅰ-43
チーム医療論 時
限
№
実施日 組
1
4.6(水)
2
4.13(水)
3
3
1
4.20(水)
4 筒 井 秀 代
2
5
4
3
1
4.27(水)
4 筒 井 秀 代
2
5
名前
役職
所属
行動目標
3
1
4 筒 井 秀 代
2
5
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第1講 チーム医療とは
①チーム医療の定義や意義,②チーム医療が必要になってきた歴史
的背景,③チーム医療を行う上で重要なこと,について学ぶ。
3
1
4 筒 井 秀 代
2
5
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第2講 チーム医療における患者-医療者関係
①チーム医療における医療者,患者,家族の役割,②患者中心の医
療のために必要なチーム医療のあり方など,チーム医療における患者
と医療者の関係について学ぶ。
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第3講 チーム医療における倫理
①チーム医療の倫理性,②倫理的効用を高めるためのチーム体制,
③チーム医療とインフォームドコンセントなど,チーム医療に必要な倫
理について学ぶ。
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第4講 チーム医療に必要な専門職の基本的姿勢
①チーム医療への専門職としての関わり方,②チーム医療に必要なコ
ミュニケーションのあり方など,チーム医療に必要な基本的な姿勢に
ついて学ぶ。
5
3
1
5.11(水)
4 筒 井 秀 代
2
5
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第5講 チームカンファレンスの実際
①チーム医療で行われるカンファレンス,②各カンファレンスで使われ
るツールなど,チームカンファレンスで何が行われるのかを具体的に
学ぶ。
6
3 筒 井 秀 代
1
5.18(水)
4 村 上 慶 子
2
5 田
村
俊
講師
助教
助手
(非)
(医療共通セ
ンター)
(医・衛公)
(医療共通セ
ンター)
第6講 グループ学習①
グループで,保健医療機関や地域医療に従事する専門職の種類や
役割,所属機関,職種が規定されている法律など,について調べる。
7
3 筒 井 秀 代
1
5.25(水)
4 村 上 慶 子
2
5 田
村
俊
講師
助教
助手
(非)
(医療共通セ
ンター)
(医・衛公)
(医療共通セ
ンター)
第7講 グループ学習②
グループで,第5講のグループ学習で調べた職種が所属している機関
の種類や,その機関の役割や法的規定など,について調べる。
8
6.1(水)
3 筒 井 秀 代
1
4 村 上 慶 子
2
5 田
村
俊
講師
助教
助手
(非)
(医療共通セ
ンター)
(医・衛公)
(医療共通セ
ンター)
第8講 グループ学習③
*グループ学習①,②で作成したスライドを使って発表する。
9
6.8(水)
3
1
4 筒 井 秀 代
2
5
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第9講 グループ学習のまとめ①
*グループ学習①から③のまとめを行う。
10
6.15(水)
3
1
4 筒 井 秀 代
2
5
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第10講 グループ学習のまとめ②
*グループ学習①から③のまとめを行う。
11
6.22(水)
3 筒 井 秀 代
1
4 田
村
俊
2
5
他
講師
助手
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
第11講 グループ学習④
グループで,①実際の医療の現場で活躍しているチーム医療の種
類,②各チーム医療の活動内容や参加職種など,について調べる。
12
7.6(水)
3 筒 井 秀 代
1
4 田
村
俊
2
5
他
講師
助手
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
第12講 グループ学習⑤
*グループ学習④で作成したスライドを使って発表する。
13
7.13(水)
3
1
4 筒 井 秀 代
2
5
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第13講 グループ学習のまとめ
*グループ学習④から⑤のまとめを行う。
14
3
1
7.20(水)
4 筒 井 秀 代
2
5
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第14講 地域医療とチーム医療
①地域医療を担う保健・医療・福祉従事者,②地域医療を担う保健・医
療・福祉機関,③地域におけるチーム医療のあり方,などについて学
ぶ。
15
7.27(水)
3
(医療共通
1
4 筒 井 秀 代 講師 教育研究
第15講 講義の振り返りとまとめ
2
センター)
5
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-44
科目名
担当責任者
野村恭子
医療界の男女共同参画社会の構築とキャリアデザイン
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
1単位
授業の概要
平成26年現在、我が国の労働人口は約6000万人、うち女性は就業者2701万人、雇用者2406万人で産業別
では医療・福祉の分野が1位であり、医療人材で女性の割合が非常に多くなっている。ところが経済発展の指
標となるOECD諸国において、女性医師や研究者の割合は日本で最低であり、さらに世界経済フォーラムが
毎年発表しているジェンダーギャップ指数では、全世界135か国中日本は101位と女性の社会活用が大変遅
れている。その背景には、人手不足による長時間労働をはじめとする過酷な労働環境と女性の性別役割分
業といった大きな二つのハンディがあることが知られている。
全8回で構成される「医療界の男女共同参画社会の構築とキャリアデザイン」は医療の分野で女性がいきいき
と働き、仕事も家庭も両立できる新しい生き方を提案する。行動目標は、医療界で活躍できる女性を育成す
るために、必要な知識や現場の実態を知ってもらい、将来に備えてどのように人生計画をたてていけばいい
のか自ら考える即効性のある実践力を養う。そして自らがロールモデルとなり後進の育成に活力を与え現場
でのポジティブな連鎖を創ることを期待したい。想定される対象者は女性のみならず医療界の男女共同参画
社会について学ぶ意欲のある男性も歓迎する。
授業の到達目標
医療の分野で女性がいきいきと働き、仕事も家庭も両立できる新しい生き方を提案する。行動目標は、医療
界で活躍できる女性を育成するために、必要な知識や現場の実態を知り、将来に備えてどのように人生計画
をたてていけばいいのか自ら考える即効性のある実践力を養う。そして自らがロールモデルとなり後進の育成
に活力を与え現場でのポジティブな連鎖を創ることに貢献する。
成績評価の方法および基準
最終コマで行う試験を60%、授業内課題を40%とする。
教科書
参考書
ワーク・ライフ・バランスのすすめ[単行本]村上文(著)
仕事のための12の基礎力~「キャリア」と「能力」の育
て方~単行本–2004/5/20大久保幸夫(著)
帝京大学女性医師・研究者支援センター
HP.http://www.teikyou.ac.jp/affiliate/laboratory/support_center/
医師不足時代における女性医師の就労を考えるHP
http://homepage3.nifty.com/dzb/.
準備学修の内容
前回までの講義内容を復習しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になります。
視Ⅰ-45
医療界の男女共同参画社会の構築とキャリアデザイン
時
限
名前
6.8(水)
1
4 村
2
上
2
6.15(水)
1
4 野 村 恭 子 准教授 (医・衛公)
2
医療界における男女の就労機会格差、医療界における労働問題
3
6.22(水)
1
4 野 村 恭 子 准教授 (医・衛公)
2
結婚と出産とタイミング
KW:妊娠の労働と分娩のリスク、若年世代のやせ、定出生体重児の増
加、少子化の進行、健やか親子21
4
6.27(月)
(医療共通
1
5 大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
2
センター)
女性の就労とジェンダーに関する法律全般について
5
7.6(水)
1
金子希代子
4
2
楯
直 子
女性研究者のワーク・ライフ・バランスを考える
(スモールグループディスカッション (演習) を交えて)
6
7.13(水)
1
4 野 村 恭 子 准教授 (医・衛公)
2
キャリアデザイン:キャリアの考え方と自分の強みを知る
7
7.20(水)
1
4 野 村 恭 子 准教授 (医・衛公)
2
帝京大学における男女共同参画社会の構築の取り組み:真に女性の
活躍を促すために
8
7.23(土)
1
2 野 村 恭 子 准教授 (医・衛公)
2
習熟度確認
№
実施日 組
1
文
役職
所属
教授
(法学)
教授
教授
(薬学)
行動目標
我が国の女性の就労の現状と国の男女共同参画施策
視Ⅰ-46
科目名
コンタクトレンズの基礎
担当責任者
木田淳子
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
1単位
授業の概要
本授業は講義形式で行う。
コンタクトレンズは、近視、遠視、乱視、老視を矯正するための高度医療機器である。その一方、美容目的の
カラーコンタクトレンズ等も普及し、ディスカウントストアやインターネット等で容易に購入が可能なものもあり、
誤った使用法により重篤な眼障害を引き起こす例も少なくない。
最も身近な医療機器であるコンタクトレンズについて学ぶことで、医療従事者に求められる医療機器の取り扱
いや、眼合併症の認識を高めることを目標とする。
授業の到達目標
① 基本的な眼球の解剖と、ものを見る仕組みについて説明できる。
② コンタクトレンズの種類やそれぞれの特徴、正しい取り扱い方法を説明できる。
③ コンタクトレンズの使用に伴うリスク、眼疾患について説明できる。
成績評価の方法および基準
試験により評価する。
ただし、正当な理由のない欠席は一回につき5点を減じる。
教科書
特になし
参考書
配布プリント
準備学習の内容
前回の授業内容の復習を行い、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
授業中の私語は周囲学生への多大な迷惑となるので禁じる。
視Ⅰ-47
コンタクトレンズの基礎
№
実施日 組
1
9.14(水)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
4 佐 々 木 翔
2
助教
(医療・視)
1. 眼球の構造と仕組みについて説明できる。
KW: 眼の解剖、眼鏡、コンタクトレンズ
9.21(水)
1
4 佐 々 木 翔
2
助教
(医療・視)
2. 素材による分類、装用スケジュールによる分類について説明でき
る。
KW: ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズ, 装用スケジュール
3
9.28(水)
1
4 木 田 淳 子
2
教授
(医療・視)
3. コンタクトレンズの各部名称と規格について説明できる。
KW: ベースカーブ、サイズ、パワー
4
10.5(水)
1
4 木 田 淳 子
2
教授
(医療・視)
4. コンタクトレンズケアの基本と実際について説明できる。
KW: 酸素透過係数、酸素透過率、洗浄液、保存液
5
10.12(水)
1
4 佐 々 木 翔
2
助教
(医療・視)
5. コンタクトレンズ処方に必要な眼科検査について説明できる。
KW:スクリーニング検査、定期検査
6
10.19(水)
1
4 木 田 淳 子
2
教授
(医療・視)
6. コンタクトレンズの使用に伴うリスク、眼疾患について説明できる。
KW: 角膜潰瘍、巨大乳頭結膜炎
7
10.26(水)
1
4 木 田 淳 子
2
教授
(医療・視)
7. その他のコンタクトレンズについて説明できる。
KW: トーリックコンタクトレンズ、カラーコンタクトレンズ、 遠近両用コン
タクトレンズ
8
10.27(木)
1
5 木 田 淳 子
2
教授
(医療・視)
講義の振り返り、習熟度確認
視Ⅰ-48
科目名
担当責任者
森川馨
医療数理科学入門Ⅰ
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
医療数理科学入門Iは、皆さんがこれから医療の仕事を行う上で必要な数学として線形代数という分野の数
学を学びます。線形代数はほとんどの大学理工系学部1年での必修科目となっているものです。線形代数(高
校では学びませんが)は、大変重要な数学の分野です。例えば、我々の仕事との関連では、薬の有効性を評
価するとき、薬を投与した、しないだけでは薬の真の有効性を評価することはできません。何故なら、患者さん
の年齢、性別、併用薬、患者さんの基礎疾患(糖尿病の有無)など共変量と言われる他の変数の影響を考慮
することなしには薬の真の有効性を評価することが出来ないからです。ここで、いわゆる多変数の解析(高校ま
での数学では1変数しか扱っていません)、多次元データの解析の基礎としての線形代数が必要になります。
医療数理科学入門Iでは、厳密な証明をしたり、難しい問題を解いたりすることはしません。しかし、医療にお
いて、特に医療の評価において、どんな数学を使う必要があるのか、また解析する際の考え方を示すことに重
点をおき、医療の実際の事例を示しながら線形代数を紹介をしたいと思っています。
授業の到達目標
本講義では、講義を8回行い、到達目標としては、①やさしい基本的な線形代数の問題が計算できるように
なり、その内容を理解することを目標にします。②また、大学で扱う数学は、少し複雑になると手計算では対応
できないレベルになってしまうので、3回の講義ではコンピュータを用いて計算を行い、ここで学ぶ数学の概念
をさらに深く理解することを目指します。③また、残り3回の講義では、世界一流の医学論文誌から最新の重
要と考えられる論文を紹介し、その中で今学んでいる数学がどのように使われているかを紹介したいと思って
います。④時間に余裕があれば医療の話題だけでなく、線形代数そのものである量子力学や特殊相対性理
論の話題についてもお話しし、線形代数のパワーと重要性を実感してもらいたいと思っています。
成績評価の方法および基準
・学期末試験と毎回の授業で出す宿題を解いた宿題ノートで評価します。ただし、出席状況および受講態度
が不良の場合は減点することがあります。
・数学は話を聞いただけでは身に付きません。簡単な問題を自分で解いてはじめて理解することが出来ます。
授業では、簡単な計算問題を宿題として出しますから、宿題ノートに自分の手で計算して、理解を深めて下さ
い。評価においては宿題ノートも重視します。
教科書
参考書
・キャンパス・ゼミ「線形代数」 馬場敬之 マセマ出版
社
準備学修の内容
・高校で学んだベクトルと行列を復習しておいて下さい。
その他履修上の注意事項
・数学は話を聞いただけでは身に付きません。簡単な問題を自分で解いてはじめて理解することが出来ます。
授業では、簡単な計算問題を宿題として出しますから、宿題ノートに自分の手で計算して、理解を深めて下さ
い。評価においては宿題ノートも重視します。
視Ⅰ-49
医療数理科学入門Ⅰ
時
限
名前
4.6(水)
1
5 森
2
川
2
4.13(水)
1
5 森
2
3
4.20(水)
4
№
実施日 組
1
役職
所属
馨
教授
(薬学)
医療データの解析には複数の変数のデータを扱う必要があることを学
び、そうした解析を行うには線形代数の知識が必須であることを学ぶ。
川
馨
教授
(薬学)
これから学ぶ医療データの解析において基礎となる高校で学んだ
ベクトルと行列の基礎事項を復習する。
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
連立1次方程式を行列で表現し、連立1次方程式の行列での解法を
学ぶ。ガウス消去法、行列式、逆行列を学び、計算できるようになる。
4.27(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文をから医療の評価において線形代数の考え方が重
要であることを学ぶ(I)。
5
5.11(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
多次元データをどのように考え、扱うか。ベクトル空間、ベクトル空間の
基底、ベクトルの線形独立性、ベクトル空間の次元などを学び、計算
できるようになる。
6
5.18(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
見やすい座標でデータを考える:固有値と固有ベクトル(I)を学び、計
算できるようになる。
7
5.25(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
座標変換と線形変換、そして多変数関数としての線形写像を学び、計
算できるようになる。
8
6.1(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
見やすい座標でデータを考える:固有値と固有ベクトル(II)行列の
対角化、多次元データの解析:主成分分析などを学び、計算できるよ
うになる。
9
6.8(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文から医療の評価において線形代数の考え方が重要
であることを学ぶ(II)。
10
6.15(水)
1
5 大 塚 知 子
2
講師
(薬学)
パソコンを用いた線形代数の実習(I):パソコンを用いてベクトル、
行列、逆行列の計算を実習し、パソコンで計算できるようになる。
11
6.22(水)
1
5 大 塚 知 子
2
講師
(薬学)
パソコンを用いた線形代数の実習(II):パソコンを用いて固有値、固有
ベクトルの計算を実習し、パソコンで計算できるようになる。
12
7.6(水)
1
5 森
2
馨
教授
(薬学)
見やすい座標でデータを考える:固有値と固有ベクトル(III)線形微分
方程式を解く。
13
7.13(水)
1
5 大 塚 知 子
2
講師
(薬学)
パソコンを用いた線形代数の実習(III):パソコンを用いて線形微分
方程式を解き、パソコンで計算できるようになる。
14
7.20(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文から医療の評価において線形代数の考え方が重要
であることを学ぶ(III)。
15
7.27(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
講義の振り返り、習熟度確認
川
行動目標
視Ⅰ-50
科目名
担当責任者
森川 馨
医療数理科学入門Ⅱ
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
医療数理科学入門 II は、数理科学入門 I とは独立した選択科目です。したがって、数理科学入門 I を履
修していなくても問題はありません。また、既に数理科学入門 I を履修した人も選択することが出来ます。
医療数理科学入門 II では、皆さんがこれから医療の仕事を行う上で必要な数学として、多変数関数の解析
を学びます。多変数関数の解析は、実用上も大変重要な数学です。例えば、我々の仕事との関連では、医薬
品の有効性を評価するとき、医薬品を使用した、しないだけでは薬の有効性を評価することはできません。何
故なら、患者さんの年齢、性別、併用薬、患者さんの基礎疾患(糖尿病の有無)など共変量と言われる他の変
数の影響を考慮することなしには医薬品の真の有効性を評価することが出来ないからです。多変数の解析
(微積分は、残念ながら高校では 1 変数の場合しか勉強していません)は、ほとんどの大学理工系学部1年で
の必修科目となっています。
医療数理科学入門 II では、医療数理科学入門 I と同様に厳密な証明をしたり、難しい問題を解いたりする
ことはしません。しかし、医療、特に医療の評価においてどのように数学を使うのか、また解析する際の考え方
を示すことに重点をおき、医療の実際の事例を示しながら多変数の微積分を紹介をしたいと思っています。
授業の到達目標
本講義では、多変数の微積分を学びます。皆さんが医療現場で出会うデータはほとんどが多変数データで
す。患者さんのデータには、性別、年齢、検査値、併用薬、基礎疾患(糖尿病)の有無など多くの変数が含ま
れています。一方、これまで皆さんが学んだ高校の数学では1変数のみを扱い、多変数については学んでい
ません。本講義では、多変数のデータの解析、特に多変数の微分と積分法を学びます。講義の8回では、①
やさしい基本的な問題の計算ができるようになり、内容が納得できるようになることを目標とします。また、②大
学で扱う数学は、少し複雑になると手計算では対応できないレベルになってしまうので、3回の講義ではコン
ピュータを使って計算を行い、ここで学ぶ数学の概念をさらに深く理解することを目指します。また、③残り3回
の講義では、世界一流の医学論文誌から最新の重要と考えられる論文を紹介し、その中で今学んでいる数学
がどのように使われているかを紹介したいと思っています。④時間に余裕があれば医療データの統計解析とし
ての多変量解析や微分幾何や多様体など数学の話題についてもお話ししたいと思っています。
成績評価の方法および基準
・学期末試験と毎回の授業で出す簡単な演習問題を解いた宿題ノートで評価します。ただし、出席状況およ
び受講態度が不良の場合は減点することがあります。
・数学は話を聞いただけでは十分な理解が得られません。簡単な問題を自分で解いてはじめてよく理解する
ことが出来ます。授業では、簡単な計算問題を宿題として出しますから、宿題ノートに自分の手で計算して、
理解を深めて下さい。評価においては宿題ノートも重視します。
教科書
参考書
・単位が取れる「微積エッセンス」 斎藤寛泰 講談社
サイエンティフィック
準備学修の内容
・高校で学んだ微分・積分、指数と対数を復習しておいて下さい。
その他履修上の注意事項
・これから皆さんが医療の仕事をする上で、数学の知識は益々必要になると思います。簡単な計算ができるよ
うになり内容を理解すると共に、医療の評価において数学が重要な役割を担い、役に立っていることを紹介し
て、皆さんに興味を持ってもらうことを目標にしたいと思っています。
視Ⅰ-51
医療数理科学入門Ⅱ
時
限
名前
9.14(水)
1
5 森
2
川
2
9.21(水)
1
5 森
2
3
9.28(水)
4
№
実施日 組
役職
所属
1
馨
教授
(薬学)
医療データの解析には複数の変数のデータを扱う必要があることを学
び、その基礎として多変数関数の解析法が必要であることを学ぶ。
川
馨
教授
(薬学)
これから学ぶ医療データの解析において基礎となる高校で学んだ1
変数関数の微分法の基礎事項を復習するとともに今後の学習との
関連について説明する。
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
関数(1変数)の近似を考える。べき級数によるテイラー展開および三
角関数によるフーリエ級数について学び、計算ができるようになる。
10.5(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
多変数関数の微分として、偏微分と全微分及びその幾何学的意味を
学び、計算できるようになる。
5
10.12(水)
1
5 大 塚 知 子
2
講師
(薬学)
パソコンでの多変数関数の微積分の実習(I):パソコンを用いて2次元
曲面を描いてみる。
6
10.19(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文から医療の評価において多変数関数の解析の考え
方が重要であることを学ぶ(I)。
7
10.26(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
2変数関数のテイラー展開と現実の問題で広く用いられる条件付き極
値問題でのラグランジュ未定定数法とその幾何学的意味を学び、計
算できるようになる。
8
11.2(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
高校で学んだ1変数関数の積分法の基礎事項を復習するとともに今
後の学習との関連について説明する。また、これからの積分に必要と
なる線形代数の基礎について学び、計算できるようになる。
9
11.9(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
多変数関数の積分(2変数関数の重積分)としての累次積分を学び、
計算できるようになる。
10 11.16(水)
1
5 大 塚 知 子
2
講師
(薬学)
パソコンでの多変数関数の微積分の実習(II):パソコンを用いて多変
数関数の微積分の計算を実習し、パソコンで計算できるようになる。
11 11.30(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
変数変換により積分計算が容易になることも多い。データ解析に重要
な例を用いて変数変換による多変数関数の積分法について学び、計
算できるようになる。
12
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文から医療の評価において多変数関数の解析の考え
方が重要であることを学ぶ(II)。
13 12.14(水)
1
5 大 塚 知 子
2
講師
(薬学)
パソコンでの多変数関数の微積分の実習(III):パソコンを用いていく
つかの共変量を持つ医療データを解析し、パソコンで計算できるよう
になる。
14 12.21(水)
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文から医療の評価において多変数関数の解析の考え
方が重要であることを学ぶ(III)。
15
1
5 森
2
川
馨
教授
(薬学)
講義の振り返り、習熟度確認
12.7(水)
1.11(水)
行動目標
視Ⅰ-52
科目名
担当責任者
渡邊清高
地域健康管理学入門
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
国民が何よりも重視し、大きな期待と関心を抱いている医療分野において、これから医学、薬学、医療技術を
学ぶ学生の皆さん向けに、地域におけるチーム医療の実践に必要な知識・技能、判断力、リーダーシップに
ついて概観します。これからの講義や研修の動機づけとすることに加えて、ケーススタディーとディスカッショ
ンからなる演習を通して将来の専門職種連携のきっかけとしていただくためのプレゼンテーションおよびレ
ポートの作成を行います。中間レポートおよび中間報告会にて、効果的なレポートの作成について担当教員
からフィードバックを行います。
授業の到達目標
将来の地域におけるチーム医療の基盤となる知識、理論と実践を概観することで、以下の内容を習得しま
す。
①地域住民の健康を管理するメディカルケアマネージャのような位置付けの役割を概説できる。
②医師・薬剤師・技師をはじめとするメディカルスタッフと連携して広い視野を培う基盤となる態度を習得でき
る。
③対話と議論を通して課題解決と実践に結びつけられるための基本姿勢を身につける。
④健康や医療に関する計画(医療計画、推進計画)の内容を理解し、現状の医療の課題と将来像について
概観できる。
成績評価の方法および基準
平常点および最終プレゼンテーションにて評価します。(受講生の人数やテーマの内容によって評価方法を
変更する場合があります。)
1.平常点(60%):授業内課題、グループディスカッションでの議論や発表への積極的な参加、講義ごとのア
ンケートによるリアクションペーパー、中間報告書および中間報告会により評価を行います。
2.最終プレゼンテーション(40%):グループごとのプレゼンテーションおよび受講生ごとのレポート
地域における健康管理のあり方について主体的に議論に参画し、簡単なプレゼンテーションを行うとともに、
最終成果物として、ある地域の健康管理体制の現状と課題分析をもとにヒアリング、インタビューなどによる調
査研究を実施し、将来のモデル地域における健康管理体制のあり方について、レポートを作成します。
教科書
参考書
参考書、参考文献については、講義の中で適宜提示
します。
準備学修の内容
各講義前に、関連する話題、最近の医療に関する時事ニュース、関連資料を提示します。
準備学習では、資料を参照する際に、当該のテーマに対して自分なりの疑問や改善策の提案など、問題意
識をもって臨むことで、より積極的に議論に参加することができると考えています。
中間報告書および中間レポート、最終レポートはLMSで提出します。フィードバックもLMS上で行います。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席・レポート未提出は減点の対象になります。
視Ⅰ-53
地域健康管理学入門
時
限
№
実施日 組
1
9.14(水)
1
4 渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
2
<コースの概要、オリエンテーション:地域健康管理学概論>
・本コースの概要、地域健康管理の概要について説明できる。
2
9.21(水)
1
4 渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
2
<ガイダンスと模擬演習:地域医療の現状と課題を考えてみよう>
・グループワークでの議論について理解できる。
3
9.28(水)
1
4 渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
2
<予防・検診と公衆衛生:地域にどのように普及させるか>
・地域における健康政策の実践について概説できる。
4
10.5(水)
1
4 渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
2
<社会システム学:望ましい医療政策とは>
・健康や医療政策の歴史と将来像について知識と展望を得る。
5
10.12(水)
1
4 渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
2
<医学研究から政策へ:医療を変えるためのプロセスを考えよう>
・健康や医療政策の実践に向けた課題と解決策について概観する。
6
10.19(水)
1
4 渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
2
<メディアと医療:国民は医療に何を期待しているのか>
・メディアのコミュニケーションを通して医療との接点を考える。
7
10.26(水)
1
4 渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
2
テーマ発表会:
レポートのテーマについて発表と進捗確認を行います
(この時点での確認を行います、最終提出までにテーマ変更可)
8
11.2(水)
1
4 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
<医療保険:医療をどのように支えていくか>
・医療保険の現状と課題について概説できる。
9
11.9(水)
1
4 中 田 善 規
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
<医療と福祉:困っている人をどう助けるか>
・医療保険、福祉制度の目的と課題について概説できる。
10 11.16(水)
1
4 大 塚 良 子
2
講師
(非)
(医・内科)
<医療産業・IT:ビジネスの視点からみた医療>
・医療産業・ITにおける取り組み、情報発信について概説する。
11 11.28(月)
1
5 大磯義一郎
2
客員
教授
(医療情報
システム研究
センター)
<医療法学:法律と医療の現状と課題>
(月曜日5限実施のため留意すること)
・医療と法制度の接点を学び、現状と課題について概観する。
12
1
4 荒木夕宇子
2
講師
(非)
(医・内科)
<職域からのアプローチ:産業保健の視点から健康管理を考える>
・産業保健の役割と位置づけについて概観する。
12.7(水)
名前
役職
所属
行動目標
13 12.14(水)
1
4 渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
2
TBD(受講生の関心のあるテーマをもとに決定します。
例:在宅医療/看取り、創薬研究、医療倫理、アドボカシー)
14 12.21(水)
1
4 渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
2
TBD(受講生の関心のあるテーマをもとに決定します。
例:在宅医療/看取り、創薬研究、医療倫理、アドボカシー)
15
1
4 渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
2
最終発表会:演習テーマについて最終発表会を行います。
1.11(水)
視Ⅰ-54
科目名
新薬発見のケーススタディー
担当責任者
中木敏夫
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
1単位
授業の概要
筋弛緩薬・吸入麻酔薬・抗生物質・心停止回復薬・抗がん薬・抗精神病薬および抗うつ薬・受容体拮抗薬・イ
ンフルエンザ治療薬について、治療薬がどのような経緯で発見されたのかを学び、新薬発見の過程には多
様性があることを理解する。
授業の到達目標
治療薬がどのような経緯で発見されたのかを学び、新薬発見の過程には多様性があることを理解する。
成績評価の方法および基準
定期試験によって総括評価を行う。
教科書
参考書
New薬理学南江堂
Goodman&Gilman's Pharmacological Basis of
Therapeutics
準備学修の内容
各コマで扱うテーマに関する最初の治療薬の名称を調べてくること。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になります。
視Ⅰ- 55
新薬発見のケーススタディー
時
限
№
実施日 組
1
4.6(水)
1
4 中 木 敏 夫
2
2
4.13(水)
1
4 青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
2
吸入麻酔薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
3
4.20(水)
1
4 松 村 暢 子
2
助教
(医・薬理)
抗生物質の発見歴史概略を述べることが出来る。
4
4.27(水)
1
4 中 木 敏 夫
2
教授
(医・薬理)
心停止回復薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
5
5.11(水)
(医療共通
1
4 渡 部 正 彦 准教授 教育研究
2
センター)
抗がん薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
6
5.18(水)
1
4 内
2
計
助教
(医・薬理)
抗精神病薬および抗うつ薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
7
5.25(水)
1
4 木 下 千 智
2
助教
(医・薬理)
受容体拮抗薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
8
6.1(水)
1
4 押 鐘 浩 之
2
助教
(医・薬理)
インフルエンザ治療薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
名前
海
役職
所属
教授
(医・薬理)
行動目標
筋弛緩薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
視Ⅰ-56
科目名
災害からの復活と公衆衛生
担当責任者
山本秀樹
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
我が国は地震、台風、集中豪雨など自然災害の多発国である。災害時に救命活動や救急医療に注目が
集まるが、被災者の生活支援や地域社会への支援等、総合的な対策が必要である。東日本大震災時の教
訓として,災害弱者の避難の困難さや避難先での住環境の不十分さなどが発生し,様々な公衆衛生課題へ
の事前の備えの必要性が指摘された。
本科目では災害への備え(事前の予防)や災害被害の評価、被害からの復興について学ぶ。講義を聞くと
いう受け身ではなく,小グループによるディスカッション,意見のとりまとめ,発表という形式の授業を行う。15
回の講義の中で、災害と公衆衛生に関する7つの課題を設定し、1つの課題について2回の講義時間を使う。
1回目は短い導入のための講義を行い,さっそくグループに分かれ,課題についてディスカッションを行い、
グループ内で意見をまとめ,パワーポイントにまとめる。2回目は各グループが発表し,受講者全体で発表内
容を共有し、意見交換を行う。
グループワークに公衆衛生学研究科所属教員のファシリテーターを配置し細かな支援を行う。
授業の到達目標
1) 災害と公衆衛生の課題について自分の言葉で概説できるようになる。
2) 災害に関する自分の意見を述べ,他人の意見も傾聴し,集団での意見をまとめ,発表を行う事が出来るよ
うになる。
3) 公衆衛生の課題の一つである災害について大学における自主学習方法を身につけ,多様な関係者との
協同作業が出来るようになる。
成績評価の方法および基準
1) グループディスカッション/発表の評価 (70点〕
7つの課題に関する内容、発表〔質疑応答を含む〕への積極的参加の程度と,グループの発表内容をグルー
プ構成員の評価対象とする。
2) 最終レポート〔30点〕
グループでの報告と別に、学期末に個人単位で最終レポートを作成し提出する。なお、課題は後日指示す
る。
*: 欠席は2点/回 減点する。〔履修確定した後の無届け欠席の場合〕
参考書
教科書
特に指定しない。
①中原一歩:奇跡の災害ボランティア「石巻モデル」
(朝日新書),朝日新聞出版,2011.
②イチロー・カワチ:命の格差は止められるか:ハー
バード日本人教授の、世界が注目する授業(小学館
101新書),小学館,2013.
③アンドリュー・ゾッリ(著),アン・マリー・ヒーリー(著),須
川綾子(翻訳):レジリエンス復活力--あらゆるシステム
の破綻と回復を分けるものは何か,ダイヤモンド社,
2013.
④國井修編:災害時の公衆衛生ー私たちにできるこ
と,南山堂,2012.
準備学修の内容
連続する2回の講義で1課題を取り扱う。事前に各課題について自主学習をしておくことが望ましい。2回目に
各グループの発表を行うので,1回目の講義の後に知識の整理と自分の意見をまとめて、次の講義に臨むこ
とが期待される。可能な限り情報を事前に収集しておくと,グループ内で議論が進めやすい。
また,グループでの発表はパソコンを使ったパワーポイント(マイクロソフト社)を使うので、その使用方法に慣
れておくこと。
その他履修上の注意事項
グループワークを行うので、毎回出席すること。やむを得ず欠席する場合には連絡をすること。
*: 欠席は2点/回 減点する。〔履修登録後の無届け欠席の場合〕
視Ⅰ-57
災害からの復活と公衆衛生
№
実施日 組
1
9.14(水)
時
限
名前
1
5 山 本 秀 樹
2
役職
所属
教授
(公衆衛生
学研究科)
行動目標
災害とこころの健康:メンタルヘルス(PTSD他)
2
9.21(水)
1
5 山 本 秀 樹
2
3
9.28(水)
1
5 高 橋 謙 造 准教授 (公衆衛生
2
学研究科)
教授
(公衆衛生
学研究科)
海外の災害事例〔スマトラ地震、フィリピン台風等)について学ぶ。
4
10.5(水)
1
(公衆衛生
5 高 橋 謙 造 准教授
2
学研究科)
5
10.12(水)
1
松 浦 正 明
5
2
根本明日香
教授
講師
(公衆衛生
学研究科)
データでみる自然災害と公衆衛生: 表・グラフを解釈し、複数の情報
を統合して考察する
6
10.19(水)
1
松 浦 正 明
5
2
根本明日香
教授
講師
(公衆衛生
学研究科)
7
10.26(水)
1
5 中 尾 睦 宏
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
災害とこころの健康:メンタルヘルス(PTSD他)
8
11.2(水)
1
5 中 尾 睦 宏
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
9
11.9(水)
1
5 井上まり子
2
講師
(公衆衛生
学研究科)
災害と健康:仮設の生活・原発 風評被害・帰還困難者の生活
10 11.16(水)
1
5 井上まり子
2
講師
(公衆衛生
学研究科)
11 11.30(水)
1
5 山 岡 和 枝
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
災害からの復興 絆=ソーシャルキャピタル
12.7(水)
1
5 山 岡 和 枝
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
13 12.14(水)
1
矢 野 榮 二
5
2
原 邦 夫
教授
教授
(公衆衛生
学研究科)
12
低線量放射線被爆の健康影響 リスクの考え方
14 12.21(水)
1
矢 野 榮 二
5
2
原 邦 夫
教授
教授
(公衆衛生
学研究科)
15
1
5 山 本 秀 樹
2
教授
(公衆衛生
学研究科)
1.11(水)
まとめ(発表会)
注) すべての講義にファシリテイターとして、顧 艶紅講師と桑原恵介助教が加わり指導にあたります。
視Ⅰ-58
科目名
担当責任者
蛭間栄介
健康づくり演習
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
授業の内容(Course Description)
日本の疾病構造の変化に伴う健康施策や一般人を対象とした体力とその評価法について学ぶ授業です。
また、対象者別の運動プログラムの作成方法についても学びます。
この授業では、講義だけでなく測定実習をおこない実践的な健康づくりについて学びます。
授業の到達目標
授業の到達目標(Course Objectives)
・健康と健康づくりの概念、歴史および現状について説明できる。
・対象者別の体力や健康づくりおよびその評価法について説明できる。
・自分の健康や体力について理解し、その改善法について説明できる。
成績評価の方法および基準
授業を担当する各教員が20点(蛭間のみ40点)を持ち点とし、これらの合計で評価をします。これらの内訳
は、授業内課題の取り組みを50%、試験と数回のレポートなど提出状況を50%として総合評価します。
なお、出席が3分の2以下の場合は単位を取得することができません。
まじめに受講することを期待します。
教科書
参考書
オムニバス形式で授業を実施するため、必要な資料
については授業ごとに配布をします。
準備学修の内容
配布されたレジュメの次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になります。(遅刻-3点、欠席-5点)
視Ⅰ-59
健康づくり演習
№
実施日 組
1
9.14(水)
2
時
限
役職
所属
行動目標
1
5 宮 川 宗 之
2
教授
(医療・
スポ医)
健康管理概論① 少子高齢化する日本
少子高齢化する日本の保健・医療の状況について学習する。少子
化対策としてどのような社会制度が必要かグループで討論する。
9.21(水)
1
5 宮 川 宗 之
2
教授
(医療・
スポ医)
健康管理概論② 生活習慣病の予防と健康行動
生活習慣病の予防について学習する。健康の保持増進のため重要
な行動変容に関する理論(応用行動分析等)の基礎を理解する。
3
9.28(水)
1
5 宮 川 宗 之
2
教授
(医療・
スポ医)
健康管理概論③ 元気な老後を迎えるために
高齢者介護制度の現状について学び予防の重要性を理解する。元
気な老後を迎えるために必要な対応についてグループで討論する。
4
10.5(水)
1
5 蛭 間 栄 介
2
教授
(医療・
スポ医)
中高齢者の健康と体力①
中高齢者の体力評価法および体力評価と運動プログラムについて
説明できる。
5
10.12(水)
1
5 蛭 間 栄 介
2
教授
(医療・
スポ医)
実習:体力測定および漸増負荷方式による運動負荷試験の測定と評
価することができる。
6
10.19(水)
1
5 蛭 間 栄 介
2
教授
(医療・
スポ医)
中高齢者の健康と体力②
測定データを基にして各自の体力評価と運動プログラムを作成する
ことができる。
7
10.26(水)
1
5 川 田 茂 雄
2
講師
(医療・
スポ医)
高齢者の健康と体力①
加齢に伴う身体的変化および高齢者の体力評価と運動プログラムに
ついて説明することができる。
8
11.2(水)
1
5 川 田 茂 雄
2
講師
(医療・
スポ医)
高齢者の健康と体力②
介護予防に関する体力測定とその評価について説明できる。
9
11.9(水)
1
5 川 田 茂 雄
2
講師
(医療・
スポ医)
実習:高齢者に関する体力を測定し、評価することができる。
10 11.16(水)
1
5 蛭 間 栄 介
2
教授
(医療・
スポ医)
健康と体力①
発育・発達に伴う身体的変化、子供の体力評価およびトレーニング
効果について説明できる。
11 11.30(水)
1
5 蛭 間 栄 介
2
教授
(医療・
スポ医)
健康と体力②
女性の身体的特徴と体力・運動能力の特徴およびトレーニングの効
果について説明できる。
12
12.7(水)
1
5 蛭 間 栄 介
2
教授
(医療・
スポ医)
健康と体力③
運動様式別の運動条件とその効果(筋力と筋パワーおよび全身持
久力)についのて説明および運動メニューを作成できる。
13 12.14(水)
1
5 横田由香里
2
講師
(医療・
スポ医)
健康と栄養①
日本人の栄養摂取状況、消化と吸収、栄養素と機能について説明
できる。
14 12.21(水)
1
5 横田由香里
2
講師
(医療・
スポ医)
実習:摂取カロリー計測し、評価することができる。
15
1
5 横田由香里
2
講師
(医療・
スポ医)
健康と栄養②
摂取カロリー計測データを基にして各自の栄養メニューを作成するこ
とができる。
1.11(水)
名前
視Ⅰ-60
科目名
担当責任者
横山正巳
プレホスピタルケア概論
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
1単位
授業の概要
授業は、講義、グループワーキング、実習を中心にして以下のことを行う。
①「プレホスピタルケア(病院前救護)」は、突然の病気、怪我に対して、家族や近くにいる人(バイスタン
ダー)による一次救命処置などの応急手当と傷病者を消防救急隊(救急救命士)による救急現場での救急救
命処置、病院搬送し、医師に引き継ぐまでのシステムをいう。
②近年の病院前医療システムは、疾病構造の変化、高齢社会など救急医療を取り巻く社会の動向や救急医
療の進化などにより、病院前の救急現場を担う救急救命士やドクタカー、ドクターヘリ、また、病院内でのER
体制など、救急医療の進展により大きく変革している。また、自然災害立国である日本の防災機関(消防機
関)や災害医療体制なども進展している。病院前救護体制や活動内容を講義及び討議、実習を通して理解
し、将来、医療人として役立てる。
③応急手当及びトリアージについて、実習を行い習得する。
授業の到達目標
「日本のプレホスピタルケアの現場」について、理解を深める。
①高齢化社会を背景としたプレホスピタルケアの現状と問題点、対策など理解し、その要点を述べることがで
きる。
②日本の災害の現状と災害病院前救護活動、災害医療の現状と対策を理解し、その要点を述べることがで
きる。
③災害発生時や通常の生活の中で思わぬ事故に遭遇した場合、身近にあるものを活用した応急手当を実
践的に行うことができる。
成績評価の方法および基準
レポート及び実技成績(90%)、授業内課題(10%)などで総合的に判断する。レポートの課題は授業の都度示
す。講義の欠席扱いは、授業への出席時間、遅刻の理由などを勘案し、欠席と扱うこともあるので注意する。
教科書
参考書
①標準多数傷病者対応MCLSテキスト(パーソン書
房)
②JPTECガイドライン(へるす出版)
③4訂版救急技術マニュアル(東京法令出版)
準備学修の内容
①日本の病院前医療活動現場を主に行う消防救急及びドクターカーなどについて、事前調査しておくこと。
②日本で発生した自然災害など特に、地震災害で実践した災害活動について、事前調査しておくこと。
その他履修上の注意事項
実技時の服装は、汚れても大丈夫なものとする。スカートは厳禁である。
視Ⅰ-61
プレホスピタルケア概論
時
限
№
実施日 組
1
1
9.14(水)
3 横 山 正 巳
2
名前
役職
所属
行動目標
教授
(医療・
スポ医)
日本の病院前救護活動を支える消防救急で活動する救急救命士及
びドクターカー、ドクターヘリなど医師、看護師の概念を理解する。ま
た、救急医療を支える各システムの重要性を認識し、説明ができるよう
にする。
2
9.21(水)
1
3 横 山 正 巳
2
教授
(医療・
スポ医)
救急医療体制の概念を理解する。特に、日本の救急現場を取り巻く
環境とこれを支える救急搬送システム体制、救急医療情報システム、
救急医療体制の現状を理解し、救急医療について述べることができる
よう習得する。また、プレホスピタルケアの生涯教育(JPTEC、MCLS、
ACLSなど)を理解する。
3
9.28(水)
1
3 横 山 正 巳
2
教授
(医療・
スポ医)
病院前医療活動現場を取り巻く環境の理解し、問題点や課題につ
いて、グループ討議し、病院前医療活動を理解する。
4
10.5(水)
1
3 横 山 正 巳
2
教授
(医療・
スポ医)
「応急手当1」震災時などの他、普段の生活環境の中で、医療資器
材がない状況、怪我した負傷者を目の前にした場合、消防救急に引
き継ぐまでの応急手当の手技を習得する。
5
10.12(水)
1
3 横 山 正 巳
2
教授
(医療・
スポ医)
「応急手当2」の手技を習得する。
(止血処置、包帯処置、固定処置、体位管理、保温、傷病者搬送法)
6
10.19(水)
1
3 横 山 正 巳
2
教授
(医療・
スポ医)
「応急手当3」の手技を習得する。(総合実習)
7
10.26(水)
1
3 横 山 正 巳
2
教授
(医療・
スポ医)
災害医療の概念を理解する。特に、自然災害国である日本における
災害活動と災害医療の特性を理解する。
8
11.2(水)
1
3 横 山 正 巳
2
教授
(医療・
スポ医)
災害医療現場で行われる医療関係者の災害現場管理、トリアージ、
現場救護所の役割など災害医療で行われる活動を理解する。
視Ⅰ-62
科目名
担当責任者
丸山一雄
夢のDDS
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
1単位
授業の概要
近年、薬物療法の進歩に伴い、微量で強い治療効果を発現する反面、副作用も強く投与に工夫が必要な薬
物が数多く開発され、有効性と安全性さらに信頼性に関して最も高い保証を与えるように、薬物の投与形態
を最適の形に設計しようとする「薬物投与の最適化」という考え方が強く意識されるようになってきました。「薬
物投与の最適化」という考えのもとに開発される薬物の新しい投与形態をドラッグデリバリーシステム(DDS)と
総称されます。薬物は疾患組織への選択活性によって有効性と安全性を高めることができます。選択性は薬
物そのものの活性によりますが、薬物の投与形態である剤形や適用部位、適用方法によっても高めることが
できます。したがって、選択性が高い新薬は、合成や発見による創薬と同じように、製剤化による創剤によっ
ても創ることができるので、DDSは注目されているのです。
また、DDS製剤に限らず、医薬品は、それにまつわる包装、容器にも多くの工夫がなされ、それらは使用する
患者にとって、安全かつ有効に薬効が発揮されるよう工夫がなされています。さらに患者のみならず、医療従
事者が安全に使用できるような工夫がなされています。これらの工夫を理解することは、患者の治療効果を高
めるためだけではなく、医療従事者としてのチーム医療に大きく役立つこととなります。
授業の到達目標
講義では、薬物の有効性、安全性、信頼性を高めるために、医薬品の投与経路と生体内運命、DDSの方法
論(徐放性化、吸収の改善、ターゲティング)とその最適化および医薬品に込められた様々な工夫に関する
基礎講義を行います。さらに、医療におけるDDSの役割として、現状と未来、新しい医療とDDS、次世代型
DDS技術(セラノスティクス)について講義します。
成績評価の方法および基準
授業内課題を重視。欠席・遅刻・早退は減点対象となる。
教科書
なし
参考書
①液状系製剤学京都廣川書店
②図解で学ぶDDSじほう
準備学修の内容
抗体医薬の回では、抗体に関する基礎的な知識が必要となります。免疫学の基礎的な参考書で、抗体に関
する基礎知識をあらかじめ勉強しておいてください。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になります。
視Ⅰ-63
夢のDDS
№
実施日 組
1
11.2(水)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
4 宇都口直樹
2
教授
(薬学)
くすりに込められた工夫1:患者、医療従事者の使用
11.9(水)
1
4 宇都口直樹
2
教授
(薬学)
くすりに込められた工夫2:容器・包装
3
11.16(水)
1
4 宇都口直樹
2
教授
(薬学)
くすりに込められた工夫3:製造
4
11.30(水)
1
4 丸 山 一 雄
2
教授
(薬学)
DDSとは 魔法の弾丸
5
12.7(水)
1
4 丸 山 一 雄
2
教授
(薬学)
診断と治療を同時に行うセラノスティクス
6
12.14(水)
1
4 野 村 哲 也
2
助教
(薬学)
抗体医薬の最前線
7
12.21(水)
1
4 鈴
2
木
亮 准教授
(薬学)
1日1回飲むだけで効く (放出制御製剤)
8
1.11(水)
1
4 鈴
2
木
亮 准教授
(薬学)
貼って効く薬(経皮吸収製剤)
体内で変化して効く薬(プロドラッグ)
視Ⅰ-64
科目名
担当責任者
鈴木和男
世界に羽ばたく医療人
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
[内容]
近年、急速にグローバル化が進む中、諸外国に比べ、日本の若い世代の「内向き志向」が指摘されており、
海外への関心の低下が問題視されています。当科目では、国内外で活躍するゲスト・スピーカーの経験談、
講義、ディスカッションなどを通して、国の枠を超えた医療の社会・経済・文化的背景の違いについて、グロー
バルな視点で幅広い知識と視野を身につけることを目標としています。医療人として、海外も視野に入れた
キャリア・パスを身近なものとして理解するための入門クラスです。講義は、複数の教員・ゲストによるオムニバ
ス形式で行い、質疑応答、ディスカッション、学生によるプレゼンテーションなど、積極的な参加が求められま
す。時々、外国人も講師として加わります。
授業の到達目標
[目標]
①医療のグローバル化とは何か、自分の言葉で説明できる
②医療人として、国の枠を超えた医療の社会・経済・文化的背景の違いについて教養を身につけることの意
義について、自分の言葉で説明できる
③医療人として、海外も視野に入れたキャリア・パスと、それに伴う生涯学習について、自分の言葉で説明で
きる
④国内外の情報から得られた情報を統合し、自分の考えをわかりやすく表現できる
成績評価の方法および基準
授業内課題:15%
考察の共有:85% (ミニ・レポート、プレゼンテーション、その他指定の課題)
教科書
参考書
配布資料
※パワーポイントのスライド、配布資料などは全て
LMSにアップロードします。プリントアウトは各自必要
に応じて行ってください。
準備学修の内容
[講義前の学習]
指定の事前学習を行った上で講義に臨むこと。
[講義中の学習]
必要に応じて、パワーポイントのプリント、配布資料、およびノートを使用すること。
ディスカッションや質疑応答では積極的に発言、または発言者へのフィードバックをすること。
[講義後の学習]
講義で学んだ内容をもとに、指示に従い、期限内にミニ・レポートをLMS上で共有すること。
指示に従い、他者のミニ・レポートに対してフィードバックをすること。
その他履修上の注意事項
やむを得ない理由により、ゲストスピーカーの講義や日程に変更がある可能性があります。
視Ⅰ-65
世界に羽ばたく医療人
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
1.授業の目標・進め方を理解する。
2.アイスブレーキング
3.ディスカッションに関する基本的なルールを理解する。
4.医療の社会・経済・文化的背景の違いについて学ぶことの意義につ
いて理解する。
5.海外も視野に入れたキャリア・パスと、それに伴う生涯学習のために
必要な過程について理解する。
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
ゲストスピーカー1
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
ゲストスピーカー2
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
ゲストスピーカー3
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
ゲストスピーカー4
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
グループプレゼンテーション1
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
ゲストスピーカー5
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
ゲストスピーカー6
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
ゲストスピーカー7
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
グループプレゼンテーション2
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
ゲストスピーカー8
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
ゲストスピーカー9
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
ゲストスピーカー10
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
グループプレゼンテーション3
1
3 鈴 木 和 男
2
教授
(医療共通
教育研究
センター)
講義の振り返り、習熟度確認、レポート提出
4.6(水)
1
9.14(水)
4.13(水)
2
9.21(水)
4.20(水)
3
9.28(水)
4.27(水)
4
10.5(水)
5.11(水)
5
10.12(水)
5.18(水)
6
10.19(水)
5.25(水)
7
10.26(水)
6.1(水)
8
11.2(水)
6.8(水)
9
11.9(水)
6.15(水)
10
11.16(水)
6.22(水)
11
11.30(水)
7.6(水)
12
12.7(水)
7.13(水)
13
12.14(水)
7.20(水)
14
12.21(水)
7.27(水)
15
1.11(水)
行動目標
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-66
科目名
担当責任者
水沼佳津子
英語演習
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
選択
2単位
授業の概要
英語による情報を正確に理解し活用することは、実務に携わる医療従事者に必要とされる能力です。自主的
にe-ラーニングの教材に取り組むことを通して、基本的な文法の再確認を行うと同時に、リーディング、リスニ
ングの技能を鍛え、英語による情報をより効率的かつ正確に理解することを目標とします。
授業の到達目標
①幅広い分野の英文を読み、その内容を正確に理解し説明できる。
②一般的な内容の英会話を聴き、その内容を正確に理解し説明できる。
③基本的な英文法の問題を解くことにより、高校までに習得した文法の復習を行う。
成績評価の方法および基準
修了試験:90%
授業内課題:10%(出席、遅刻、私語、飲食、忘れ物、講義と関係のないウェブサイトの閲覧やゲーム等は減
点)
教材
参考書
e-ラーニング教材:
ALCNetAcademy2 英文法コース (アルク教育社 )
各自辞書を持参すること。
ALCNetAcademy2 スタンダードコース (アルク教育
社)
準備学修の内容
講義で扱ったリスニング、リーディング、文法の内容を復習すること。
その他履修上の注意事項
期日までに指定の文法課題を修了していない場合、原則として修了試験の受験を認めません。
ケーブル長が1.2m以上あるヘッドホンあるいはイヤホンを持参すること。
Macintosh(iPad等)を使用する場合は、アプリケーション「PuffinWebBrowser」(300円)を購入すること。
視Ⅰ-67
英語演習
№
実施日 組
4.6(水)
1
9.14(水)
4.13(水)
2
9.21(水)
4.20(水)
3
9.28(水)
4.27(水)
4
10.5(水)
5.11(水)
5
10.12(水)
5.18(水)
6
10.19(水)
5.25(水)
7
10.26(水)
6.1(水)
8
11.2(水)
6.8(水)
9
11.9(水)
6.15(水)
10
11.16(水)
6.22(水)
11
11.30(水)
7.6(水)
12
12.7(水)
7.13(水)
13
12.14(水)
7.20(水)
14
12.21(水)
7.27(水)
15
1.11(水)
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
学習方法の説明、レベル診断テスト
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section1
スタンダードコース:リスニング2
スタンタードコース:リーディング7
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section2
スタンタードコース:リスニング29
スタンダードコース:リーディング5
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section3
スタンダードコース:リスニング30
スタンタードコース:リーディング8
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section4
スタンダードコース:リスニング43
スタンダードコース:リーディング12
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section5
スタンタードコース:リスニング44
スタンダードコース:リーディング13
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section6
スタングートコース:リスニング51
スタンダードコース:リーティング24
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section7
スタンダードコース:リスニング52
スタンダードコース:リーディング29
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section8
スタンダートコース:リスニング53
スタンダートコース:リーディング38
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section9
スタンタードコース:リスニング58
スタンダードコース:リーディンク39
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section10
スタンタードコース:リスニング31
スタンダードコース:リーディング42
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section11
スタンタードコース:リスニング32
スタンダードコース:リーディング43
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
英文法コース:レベル2/Section12
スタンダートコース:リスニング33
スタンダードコース:リーディング44
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
文法修了確認および総復習
1
4 水沼佳津子
2
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
講義の振り返り、習熟度確認
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-68
科目名
担当責任者
有澤 謙二郎、大野 孝恵、宇於崎 宏
基礎医学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
基礎医学を解剖学、 生理学、 病理学について学習する。
授業の到達目標
解剖学: 視能訓練士の仕事は主に斜視の治療と弱視の検査にあるが、糖尿病をはじめ全身疾患の一部と
しての眼の病変も多いことから、人体の臓器の位置と形態を解剖学を通じて理解することを目的とする。
生理学: 生理学は、生命の理(ことわり)の学とあるように、生体の機能(働き)を明らかにする学問である。生
体の正常な機能を知ることは、病気を知るための基本となる。生体の制御・調節機能を中心に以下の項目を
取り上げて学ぶ。
1.神経細胞の生理学 2.運動の神経機構 3.感覚の神経機構 4.自律神経系による内臓機能調節
病理学: 人体病理学を短時間(計4回)で解説することは不可能である。よって、病理学総論を中心として、
医学的によく使われる語句(単語)を理解してもらうことを目的とする。それ故に、毎時間テーマを決めて解説
し、大切な所を指摘してゆく。(1)循環障害 (2)退行性病変と進行性病変 (3)炎症 (4)腫瘍を大項目とす
る。
成績評価の方法および基準
試験の成績、授業内課題を総合的に評価する。
教科書
参考書
解剖学:(参考書)新しい解剖生理学(山本敏行、鈴木
泰三、田崎京二共著 南江堂)
生理学:(参考書)系統看護学講座 専門基礎1 人体
の構造と機能[1] 解剖生理学(医学書院)
病理学:特に指定しない。毎回プリントを配布する。
参考書としては「はじめの一歩のイラスト病理学(深山
正久編-羊土社)」
「イラスト病理学-細田泰弘監訳-文光堂」
準備学修の内容
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となる。
視Ⅰ-69
基礎医学
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
行動目標
助教
(医・解剖)
受精から個体発生、個体の構造
人体の基本のつくりと発生を理解する。
KW: 精子、卵子、胚葉、細胞、上皮組織、支持組織、
筋組織、神経組織
1
4.8(金)
1
2 有澤謙二郎
2
2
4.15(金)
1
2 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
運動器系の構造
骨格と骨格筋の基本を理解する。
KW: 骨、軟骨、骨髄、関節、骨格筋、運動、筋の神経支配
3
4.22(金)
1
2 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
循環器系の構造
心臓の構造および血管の種類と走行について理解する。
KW: 心臓、弁、大動脈、大静脈、毛細血管、リンパ
4
5.6(金)
1
2 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
内臓の構成と構造 (1)
内臓の種類と位置や構造について理解する。
KW: 実質器官、中空器官、消化器、呼吸器
5
5.13(金)
1
2 有澤謙二郎
2
助教
(医・解剖)
内臓の構成と構造 (2)
内臓の種類と位置や構造について理解する。
KW: 泌尿器、生殖器、内分泌器
5.20(金)
1
2 有澤謙二郎
2
(医・解剖)
神経系の構造
中枢神経系の構造および末梢神経の種類と走向を理解する。
KW: 脊髄、大脳、間脳、脳幹、小脳、ウィリス輪、
脊髄神経、脳神経
5.27(金)
1
2 大 野 孝 恵
2
(医・生理)
生理学入門:
神経と筋の細胞機能について説明できる。
KW: ニューロン、静止電位、活動電位、興奮伝導、シナプス伝達、
神経筋接合部、興奮収縮連関
6
7
助教
講師
8
6.3(金)
1
2 大 野 孝 恵
2
講師
(医・生理)
脳・脊髄の機構:
脳と脊髄、脳神経と脊髄神経の機構を説明できる。
KW: 脊髄反射、脳幹、小脳、視床、視床下部、大脳新皮質、大脳基
底核、皮膚支配域dematome、動眼神経、顔面神経、舌咽神経、迷
走神経
9
6.10(金)
1
2 近 藤 福 雄
2
教授
(医・病病)
病因論と循環障害
KW: うっ血、充血、血栓、塞栓、梗塞
10
6.17(金)
1
2 近 藤 福 雄
2
教授
(医・病病)
退行性病変と進行性病変
KW: 萎縮、変性、壊死、肥大、再生、肉芽
12
6.17(金)
1
4 近 藤 福 雄
2
教授
(医・病病)
炎症
KW: 炎症とは、四大徴候、滲出炎、特異性炎
11
6.24(金)
1
2 大 野 孝 恵
2
講師
(医・生理)
伝導路、特殊感覚、疼痛:
下行伝導路および上行伝導路について、各系の経路を覚え、それ
ぞれの機能について説明できる。
KW: 錐体路、体性感覚、特殊感覚(視覚、聴覚、平衡覚)
13
6.24(金)
1
5 近 藤 福 雄
2
教授
(医・病病)
腫瘍
KW: 腫瘍とは、良性と悪性、癌と肉腫、神経腫瘍
14
7.15(金)
1
2 大 野 孝 恵
2
講師
(医・生理)
自律神経:
自律神経による内臓機能の調節について概説できる。
KW: 交感神経、副交感神経、二重支配、拮抗支配
15
7.22(金)
1
2
2
未
定
講義の振り返り、習熟度確認
視Ⅰ-70
科目名
担当責任者
野川由紀
視能心理学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
視能訓練士は、患者・障害者に対応する際には、その心理をくみ取っていく必要がある。病気・障害を認識さ
せ恐怖を取り除き、さらに家族を含めて障害の受容に至る過程での心理状況を把握したい。患者・障害者の
検査には心理的配慮と共に視能矯正学科訓練の際の心のケアについても教育する。
授業の到達目標
視能訓練士は人と関わる職業であるため、心理学の知識は欠かせないものであり、またこの内容は国家試験
にも出題される。この「視能心理学」では、国家試験に出題される内容に重点をおき、それをしっかり見につけ
ることを目標とする。
成績評価の方法および基準
試験の成績による評価を原則とする。
教科書
参考書
1.丸尾敏夫,久保田伸枝・深井小久子(編)「視能学」
文光堂
準備学修の内容
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象となる。
視Ⅰ-71
視能心理学
№
実施日 組
1
4.19(火)
2
時
限
名前
役職
所属
行動目標
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
ヒトの発達と心理の特性 乳児期・幼児期
4.26(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
ヒトの発達と心理の特性 児童期・学童期・青年期
3
4.26(火)
1
4 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
ヒトの発達と心理の特性 成人期・老年期
4
5.10(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
病院における小児の心理 不安の心理・恐怖の心理
5
5.17(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
障害の受容に至る過程
6
5.24(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視覚障害者の心理
7
5.31(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
中・高齢患者の心理
8
6.7(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
家族の心理
9
6.14(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
訓練に入る前の心理のケア
10
6.21(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視能訓練と小児の心理
11
6.28(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視能訓練と小児の心理
12
6.28(火)
1
4 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
家族の心理
13
7.12(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
訓練に入る前の心理のケア
14
7.19(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視能訓練と小児の心理
15
7.26(火)
1
3 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
国家試験過去問題・解答、解説
視Ⅰ-72
科目名
担当責任者
野川由紀
心身発達学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
小児の心身の発達について、胎児、新生児、乳児、幼児、児童、思春、青年の各期について考察する。視能矯
正障害児、他の心身障害児の心理を学ぶ。また、加齢、老化による高齢者の心理状態を習得する。
授業の到達目標
視能訓練士として仕事をしていく上で必要な事項について学ぶ。
成績評価の方法および基準
授業中に行なう小テストを40%、試験を60%の割合で評価する。
教科書
参考書
1.丸尾敏夫 「エッセンシャル眼科学」 第7版 医歯
薬出版
2.丸尾敏夫・久保田伸枝・深井佐久子編 「視能学」
文光堂
3.「眼科用語集」 第5版 財団法人日本眼科学会
準備学修の内容
準備学習より復習に力を入れてもらいたい。具体的には授業時に指示する。
その他履修上の注意事項
遅刻・欠席は減点の対象になる。
視Ⅰ-73
心身発達学
№
実施日 組
1
9.14(水)
2
時
限
役職
所属
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
心身発達学のための解剖学(1)
9.21(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
心身発達学のための解剖学(2)
3
9.28(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視能訓練士として知っておくべき疾患(1)
4
10.5(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視能訓練士として知っておくべき疾患(2)
5
10.12(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視能訓練士として知っておくべき疾患(3)
6
10.19(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視機能とその異常 1.視力
7
10.26(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視機能とその異常 2.視野
8
11.2(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視機能とその異常 3.色覚
9
11.9(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視機能とその異常 4.眼位・眼球運動
10 11.16(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
眼鏡とコンタクトレンズ
11 11.30(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
視覚障害者のための情報機器&サービス
12
12.7(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
子どもの目の健康マニュアル
13 12.14(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
国家試験過去問題演習
14 12.21(水)
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
国家試験過去問題演習
15
1
2 野 川 由 紀
2
講師
(医療・視)
国家試験過去問題演習
1.11(水)
名前
行動目標
視Ⅰ-74
科目名
担当責任者
小林克彦
基礎光学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
専門教育に於いては、ヒトの視覚系における入力装置である眼球光学系を学んでゆく。そのために必要な
光学の基礎を学び、2年次以降の専門科目をよりスムーズに確実に理解できるようにする。
授業では、一般的な光学について、光の性質を学習するとともに、レンズや反射鏡の仕組みなど、光学の
基本を学習する。また、偏光板、光学レンズ、等の光学部品を使って光の波動性、光媒質境界面での光の屈
折、レンズの焦点距離と結像との関係、等を具体的に確認する取り組みを行う。
授業の到達目標
1.光学で使う数学の知識を有している。
2.光の波動性について説明できる。
3.光の屈折の法則を説明でき、これに基づく計算ができる。
4.凹凸レンズによる結像理論を説明でき、これに基づく計算ができる。
5.凹凸面境による結像理論を説明でき、これに基づく計算ができる。
成績評価の方法および基準
・定期試験 80%、授業内課題 20%として評価する。
・出席不良は減点の対象とする。
教科書
参考書等
・桑嶋幹(著)「よく解る最新レンズの基本と仕組み」
秀和システム
・講義では適宜パワーポイントを使用し、必要な資料
は
配布する。
下記を準備すること(第一回授業で説明するのでそれ
からでよい)。
・光学学習キット
・関数電卓
・定規セット(三角定規、分度器、直定規)
準備学修 ・各回の講義前に、対応する教科書のページを必ず読み、理解できたところとできなかったところを明確にし
ておくこと。
その他履修上の注意事項
・特別な理由のない遅刻・欠席は減点の対象になる。
・授業中の録音、録画、写真撮影は厳禁。(著作権、倫理上の問題による)
・授業中の電子機器(携帯、スマホ、PC、タブレット、等)の操作は厳禁。(電源を切って、カバンにしまう)
視Ⅰ-77
基礎光学
№
実施日 組
1
4.11(月)
時
限
名前
役職
所属
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光学で使う数学基礎
・数学のレベル確認
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光学で使う数学基礎
・光学で使う数学(三角関数、指数対数、ベクトル)の基本的な
計算ができる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光学で使う数学基礎
・関数電卓で三角関数、指数対数、等の計算ができる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光の性質
・反射、偏光、屈折、等、光の基本的な性質を説明できる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光の性質
・光の「偏光」を説明できる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光の性質
・光の「屈折の法則」に基づく計算ができる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光の性質
・光の「屈折の法則(臨界角)」に基づく計算ができる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
レンズによる結像
・凹レンズによる結像の理論を説明できる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
レンズによる結像
・凹レンズによる結像の理論を説明できる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
レンズによる結像
・凸レンズによる結像の理論に基づく計算ができる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
レンズによる結像
・凹レンズによる結像の理論に基づく計算ができる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
レンズによる結像
・凸凹レンズによる結像の理論に基づく計算ができる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
凹凸面鏡による結像
・凸凹面鏡による結像の理論を説明できる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
凹凸面鏡による結像
・凸凹面鏡による結像の理論に基づく計算ができる.
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
講義の振り返り、習熟度確認
1 4
2 3
1 4
2
4.18(月)
2 3
1 4
3
4.25(月)
2 3
1 4
4
5.2(月)
2 3
1 4
5
5.9(月)
2 3
1 4
6
5.16(月)
2 3
1 4
7
5.23(月)
2 3
1 4
8
5.30(月)
2 3
1 4
9
6.6(月)
2 3
1 4
10
6.13(月)
2 3
1 4
11
6.20(月)
2 3
1 4
12
6.27(月)
2 3
1 4
13
7.4(月)
2 3
1 4
14
7.11(月)
2 3
行動目標
1 4
15
7.25(月)
2 3
視Ⅰ-78
科目名
担当責任者
金子博行
視能解剖学
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
「解剖」とは、もともと「切り開き形状・構造を調べる」ということである。実際に解剖学は生命体を解剖し、その構
造を肉眼で観察することから始まっている。現在では肉眼で観察できない構造も明らかになっており、またす
べての医療の基本になっているため理解をする事が重要である。
本科目では、視覚器である眼球、眼球付属器および関連する組織の構造、名称と位置関係を理解することを
目標とする。それだけでなく、発生解剖学の基礎、機能解剖学の基礎、病態、症候などにも触れ、次学期以
降の専門分野の学習の導入になるような授業をおこなう。
また、実際に豚の眼球を解剖することで学習した内容を確認する実習をおこなう。
授業の到達目標
感覚器官である「眼」の特性とそれに関連する組織構造を学ぶ。
1)眼球及び周辺の骨の構造について説明できる。
2)「眼球」では、角膜・強膜・ぶどう膜・網膜・水晶体・硝子体・房水の構造と機能について説明できる。
3)「眼球付属器」では、眼瞼・涙器・結膜・眼筋・眼窩の構造と機能について説明できる。
4)視神経から視覚路への視覚伝導系の構造と機能について説明できる。
5)豚の眼の解剖を行い、眼球の構造について説明できる。
成績評価の方法および基準
定期試験90%、実習成績10%として評価する。
教科書
参考書
木下茂他: 標準眼科学 医学書院
坪田一男他: TEXT眼科学 南山堂
丸尾敏夫 久保田伸枝 深井小久子編集:「視能学」第
大阪保健医療大学入学前教育
2版文光堂
http://www.ohsu.ac.jp/news/detail/i/2/msn
準備学修の内容
教科書の次回授業部分を読んだり、WEBなどで調べたりして、専門用語に慣れる。
その他履修上の注意事項
授業中の私語は周辺学生の迷惑となるので禁じる。
授業中の写真撮影は著作権の問題があるため禁じる。
視Ⅰ-75
視能解剖学
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
行動目標
講師
(非)
(医療・視)
「視能解剖学入門」
学習法、視覚系構造の概略について理解する。
放射線学的解剖学や病理(疾患のなりたち)の基本についても概説す
る。
1
4.7(木)
1
1 金 子 博 行
2
2
4.14(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「角膜と強膜」
眼球外壁の微細構造について理解する。
KW:上皮、Bowman膜、実質、Descemet膜、内皮
3
4.21(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「ぶどう膜と隅角」
虹彩、毛様体、脈絡膜の微細構造と機能について理解する。
KW:瞳孔括約筋、瞳孔散大筋、Műller筋、Brűcke筋、房水
4
4.28(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「網膜と硝子体」
網膜と硝子体の微細構造と機能について理解する。
KW:中心窩、黄斑部、錐体、杆体、視神経乳頭
5
5.12(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「水晶体」
水晶体の微細構造と、屈折・調節機能の概略について理解する。
KW:調節、Zinn小体、水晶体
6
5.19(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「頭蓋骨と眼窩」
眼窩とその周辺の骨構造、脳神経や血管が通る導通路などについて
立体的に理解する。
KW:眼窩、頭蓋底、脳神経、視神経管、上・下眼窩裂、骨鼻涙管
7
5.26(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
視能解剖学実習
豚眼解剖、眼窩模型作成を行う。レポートを課す。
8
6.2(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
視能解剖学実習
豚眼解剖、眼窩模型作成を行う。レポートを課す。
9
6.9(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
中間試験(30分)
「発生」
生物の系統発生、眼の進化、ヒトの眼の発生などについて理解する。
KW:外胚葉、中胚葉
10
6.16(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「視覚系の感覚」
視覚と一般感覚を司る構造について理解する。
KW:視神経、視路、視野、三叉神経
11
6.23(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「血管系と視覚系の運動1」視覚器に関連する血管系、対光反射、調
節を司る構造について理解する。
KW:内頸動脈、外頸動脈、眼動脈、内眼筋、中脳、自律神経
12
6.30(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「視覚系の運動2」
眼球運動を司る構造について理解する。
KW:中脳、橋、動眼神経、滑車神経、外転神経、外眼筋
13
7.7(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「眼付属器と表情筋」
眼球を保護、機能保持する構造について理解する。
KW:眼瞼、結膜、涙器、顔面神経、表情筋
14
7.14(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「視覚器の周辺構造」
眼科疾患を生じやすい周辺構造を立体的に理解する。
KW:脳動脈、海綿静脈洞、下垂体、副鼻腔、鼻腔
15
7.21(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
終了時習熟度確認
視Ⅰ-76
科目名
担当責任者
滝川一
臨床医学Ⅰ(内科)
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
2単位
授業の概要
内科学が取り扱う疾患を知り、それらの病理病態を理解し、治療の概略を知ることにより医学における内科学
の位置を理解する。血液の病気、高脂血症、糖尿病、腎臓の病気、呼吸器の病気、消化器の病気、肝臓の病
気、関節リウマチ、ホルモンの病気 、生活習慣病、痛風等を取り上げる。また、よくみる発熱の主な発熱の原
因、主な感染症の症状、発熱の適切な対処法について理解する。
授業の到達目標
内科学が取り扱う疾患を知り、それらの病理病態を理解し、治療の概略を知ることにより医学における内科学
の位置を理解する。
成績評価の方法および基準
授業内課題を30%、授業中の小テストを20%、試験で50%と配分する。
教科書
参考書
看護のための最新医学講座,中山書店
基礎医学シリーズ(DVD版,医学映像教育センター)
・目で見る医学の基礎
・目で見る解剖と生理
・病気の基礎知識
準備学修の内容
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
欠席・遅刻・早退は減点対象となる。
視Ⅰ-79
臨床医学Ⅰ(内科)
№
1
2
3
4
実施日 組
9.16(金)
9.23(金)
9.27(火)
10.3(月)
時
限
名前
1
2 太 田 康 男
2
1
2 小 松 恒 彦
2
1
4 白 石 武 司
2
1
2 盛 田 幸 司
2
1
2 真 下 大 和
2
5
10.14(金)
6
1
10.21(金)
2 大 槻 修 司
2
7
1
10.28(金)
2 吉 原 久 直
2
8
11.4(金)
1
2 妹 尾 和 憲
2
役職
教授
教授
助教
講師
助教
助教
助教
助教
所属
行動目標
(医・内科)
内科学とは
1.内科学に特有な病気を列記できる。
2.内科学の主たる診療の仕方を説明できる。
3.鑑別診断について説明できる。
4.主たる治療法の説明ができる。
5.インフォームドコンセントの重要性を述べることができる。
(医・3内)
血液の病気
1.造血の仕組みが理解できる。
2.代表的な貧血が理解できる。
3.血液腫瘍性疾患が理解できる。
4.治療法の考え方が理解できる。
KW:造血幹細胞、サイトカイン、鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、
急性白血病、慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、化学療
法、造血細胞移植、標的療法
(医・地域
医療支援)
腎臓の病気
1.蛋白尿・血尿のなりたちについて理解する。
2.腎機能のみかたについて理解する。
3.腎機能が低下したときの病態・治療について理解する。
4.体外循環療法の種類と原理について理解する。
KW:GFR、クレアチニンクリアランス、CAPD、HD、CHF
(医・内科)
ホルモンの病気
1.ホルモンの分泌異常が原因となっておこる疾患を挙げることがで
きる。
2.間脳・下垂体疾患の病因と病態について学ぶ。
3.甲状腺疾患と副甲状腺疾患の病因と病態について学ぶ。
4.副腎疾患の病因と病態について学ぶ。
KW:下垂体腺腫、Cushing症候群、先端巨大症、下垂体機能低下
症、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、副甲状腺機能亢進
症、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫
(医・内科)
糖尿病
1.高血糖がなぜ起こるか、原因について述べることができる。
2.高血糖の害について述べることができる。
3.糖尿病合併症の主要なものを列挙できる。
4.糖尿病の治療手段の概略を説明できる。
(医・内科)
循環器系の病気
1.循環器系の成り立ちとその働きについて説明できる。
2.代表的な循環器疾患を挙げてその病態を説明できる。
3.循環器の主な検査および治療法が列挙できる。
(医・内科)
呼吸器の病気
1.呼吸器の構成と特徴が説明できる。
2.呼吸器の病気の主な症状が列挙できる。
3.呼吸器の主な検査および治療法が列挙できる。
4.呼吸器の主な病気の特徴が説明できる。
(医・内科)
よくみる発熱
1.主な発熱の原因を挙げることができる。
2.主な感染症の症状を説明できる。
3.発熱の適切な対処法について理解する。
KW: 敗血症、SIRS、不明熱
視Ⅰ-80
臨床医学Ⅰ(内科)
№
9
実施日 組
11.11(金)
10 11.18(金)
11 11.18(金)
12
13
12.2(金)
12.2(金)
時
限
名前
役職
1
2 相 磯 光 彦
2
1
2 山 口 正 雄
2
教授
行動目標
(医・内科)
肝臓の病気
1.肝臓の病気にどのようなものがあるかを説明できる。
2.肝臓の血液検査について説明できる。
3.主要な肝臓疾患について説明できる。
KW:肝逸脱酵素、胆道系酵素、肝炎ウイルスマーカー、急性肝炎、
慢性肝炎、肝硬変、肝癌、アルコール性肝障害、自己免疫性肝炎、
原発性胆汁性肝硬変、非アルコール性脂肪肝炎、薬物性肝障害
(医・内科)
アレルギーの病気
1.アレルギー反応の型と代表的疾患を挙げることができる。
2.反応の型に応じた検査法を挙げることができる。
3.診療における注意点を説明できる。
KW: アナフィラキシー、喘息、Th2リンパ球、IgE、アレルゲン
1
3 山 本 貴 嗣 准教授 (医・内科)
2
消化器の病気
1.消化管の病気にどのようなものがあるか説明できる。
2.消化管の検査について説明ができる。
3.消化管の主要な病気について説明できる。
KW:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌(早期癌、進行癌)、大腸癌
1
2 木
2
(医・内科)
脂質異常症・肥満症
1.脂質異常症の臨床的意義を説明することができる。
2.リポ蛋白代謝経路を説明することができる。
3.肥満症、メタボリック症候群について説明することができる。
KW:粥状動脈硬化症、動脈硬化性疾患、LDL,HDL,家族性高コ
レステロール血症、内臓脂肪型肥満
肇 准教授 (医・内科)
膠原病
1.膠原病の定義を述べることができる。
2.代表的膠原病を挙げることができる。
3.各膠原病の臨床症状、検査、治療について述べることができる。
4.膠原病とその治療合併症による眼病変について述べることがで
きる。
KW:関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、
多発筋炎/皮膚筋炎、強皮症、血管炎、ベーチェット病、抗核抗
体、副腎皮質ステロイド、日和見感染症
1
3 河
2
下
誠
野
14 12.16(金)
1
2 市 川 靖 子
2
15
1
2
2
1.6(金)
講師
所属
未
教授
講師
(医・内科)
定
悪性腫瘍
1.悪性腫瘍の定義・種類について学ぶ。
2.悪性腫瘍の疫学について学ぶ。
3.悪性腫瘍の診断方法について学ぶ。
4.主な悪性腫瘍の病態・病期について学ぶ。
5.主な悪性腫瘍の治療方法について学ぶ。
6.がん緩和医療について学ぶ。
KW:上皮性腫瘍、転移、CT・MRI・PET・内視鏡・超音波検査、早期
がん、固形がん、血液腫瘍、集学的治療、抗癌剤治療、手術治療、
放射線治療、緩和医療、終末期、腫瘍内科
講義の振り返り、習熟度確認
視Ⅰ-81
科目名
担当責任者
金子博行
視能障害学Ⅰ(入門)
標準履修年次
必修選択別
単位数
1年
必修
1単位
授業の概要
これから始まる視能訓練士としてのさまざまな勉強のはじめに、必要な事項を学ぶ。
「視能訓練士とは」からはじめ、2年以降で学ぶ視能障害学のための解剖学の復習をおこないつつ、視能解剖
学では学習しなかった機能解剖学や病気について学習を行う。
より詳細な内容については2年次の視能障害学Ⅱや視能障害学Ⅲで行うが、この授業では視機能とその異常
(視力、視野、色覚、眼位・眼球運動、眼鏡とコンタクトレンズなど)について基本的な内容を学ぶ。
授業の到達目標
1)主な症候について説明できる。
2)感覚系や運動系の異常について説明できる。
3)視機能とその異常について概ね説明できる。
成績評価の方法および基準
定期試験 100%として評価する。
教科書
参考書
丸尾敏夫 久保田伸枝 深井小久子編集:「視能学」第 木下茂他: 標準眼科学 医学書院
坪田一男他: TEXT眼科学 南山堂
2版文光堂
準備学修の内容
指定した教科書や参考書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
その他履修上の注意事項
授業中の私語は周辺学生の迷惑となるので禁じる。
授業中の写真撮影は著作権の問題があるため禁じる。
視Ⅰ-82
視能障害学Ⅰ(入門)
№
実施日
組
1
9.15(木)
2
時
限
名前
行動目標
役職
所属
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「視能障害学入門の入門」
学習法、障害と症候との関係、視機能の概略、病歴聴取法について説
明できる。
9.29(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「主な症候 1」
視機能に関わる症候とその成り立ちを理解し説明できる。
KW: 視力障害、視野異常、眼精疲労、色覚異常、夜盲、羞明、
変視症、飛蚊症、光視症
3
10.6(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「主な症候 2」
視機能に関わる症候とその成り立ちを理解し説明できる。
KW: 複視、眼球運動障害、瞳孔異常
4
1
10.13(木)
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「主な症候 3」
その他の症候とその成り立ちを理解し説明できる。
KW: 眼痛、瘙痒感、充血、眼脂、流涙、眼瞼下垂、兎眼、眼球突出、
眼球陥凹
(医療・視)
「発生異常と加齢」
発生異常に伴う先天疾患、眼の加齢性変化に伴う病態の概要を理解
し説明できる。
KW: 無眼球、眼瞼欠損、瞳孔膜遺残、一次硝子体遺残、過誤腫、
加齢、老視、白内障
5
10.20(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
6
1
10.27(木)
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「血管系の異常と導通路障害」
血管の異常部位や導通路に伴う障害について理解し説明できる。
KW: 内頸動脈閉塞、眼動脈閉塞、静脈閉塞、内頸動脈海綿静脈
洞瘻、上眼窩裂症候群
7
11.10(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「感覚系の異常」
視覚と一般感覚を司る神経の異常について理解し説明できる。
KW: 視神経炎、視野異常、三叉神経麻痺
8
11.17(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「運動系の異常」
神経麻痺、神経筋接合部障害、筋障害、神経支配異常について理解
し説明できる。
KW: 核上性麻痺、重症筋無力症、眼瞼下垂、Horner症候群、Marcus
Gunn現象、Duane症候群
9
11.24(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「眼瞼の異常」
眼瞼疾患を理解し、説明できる。
KW:眼瞼内反、眼瞼下垂
10
12.1(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「炎症」
1. 炎症とは何か、どのような症状かを理解し説明できる。
2. ぶどう膜について理解し説明できる。
3. ぶどう膜炎を起こす代表的疾患を挙げることが出来る。
11
12.8(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「涙器、結膜の異常」
涙器と結膜疾患を理解し、説明できる。
12
12.15(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「角膜疾患」
角膜疾患を理解し、説明できる。
13
12.22(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「眼窩および外傷」
眼窩疾患と眼外傷疾患について学び、理解し説明できる。
14
1.5(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
「全身病と眼」
全身病で眼症状を起こすものを学び、理解し説明できる。
15
1.12(木)
1
1 金 子 博 行
2
講師
(非)
(医療・視)
終了時習熟度確認
視Ⅰ-83