平成 25 年8月27日 新宿区立落合第六小学校 校 長 三宅 弘 養護教諭 鳴海 縁 長い夏休みが終わり、2 学期がスタートしました。夏休み中も、水泳教室や自習教室、5, 6 年生の夏季施設など様々な場面で子どもたちの生き生きとした姿、活躍する姿を見ること ができました。また、学校外でも、一人ひとり様々な思い出ができたことと思います。 さて、今年の夏は連日の猛暑で冷房が欠かせない夏となりました。熱中症で搬送された人 も多く、5 月下旬以降 3 万 9944 人の方が搬送されており過去最多となりました。立秋は過 ぎたといえ、まだまだ残暑は続きます。学校でも熱中症対策を十分に行っていきます。ご家 庭でもよろしくお願いいたします。 身の回りで起こりうる災害を可能な限り未然に防ぐため、さまざまな形で啓発が行われていま す。その一方で、地震や竜巻、洪水などの天災はいつ・どこで起こるのかわからないため、予防 は難しいです。そこから、災害による被害をあらかじめ想定したうえで、被害を低減させていこ うとする「減災」という考え方が広がってきています。「防災」と「減災」をセットにして準備 をしておきたいものです。 ~準備できていますか?非常持ち出し品~ 1 日を多く過ごす場所には「非常持ち出し品」を備えておきましょう。とっさの時にさっと持 ち出して逃げられるよう、備えが必要です。非常持ち出し品は被災の 1 日、安全なところに逃げ る時に、これだけは持っていたい、という最低限の備えの参考例です。 品目 メモ 品目 メモ 飲料水 1人:1.5L程度 万能ナイフ類 ハサミ、ナイフ、缶切りなどの複合ツールが便利 携帯食 チョコレート、キャンディー、栄養補給食品など ロープ 援助、非難ばしごの代用(10m程度) 非常食 乾パン、調理なしでそのまま食べられるもの 情報機器 ラジオ、連絡メモ、筆記用具、10 円硬貨など 防災頭巾など 頭を保護して逃げるもの 救急用品類 消毒薬、絆創膏、包帯、三角布、とげ抜きなど 衛生品 マスク、簡易トイレ、トイレットペーパー 手袋(作業用) 丈夫なもの ウェットティッシュなど 懐中電灯 予備電池も 防寒 カイロ、サバイバルブランケット 汎用 タオル、安全ピン、レインコート、ポリ袋、ビニールシート、ライター、布ガムテープ など *ご家族でも、災害時のルールを確認しておきましょう。(避難・集合場所、連絡方法など) 8 月 29 日(木)・・・1・2・3 年生 8 月 30 日(金)・・・4・5・6 年生 測定は体育着着用で行いますので、ご準備をよろしくお願いいたします。測定が終わりま したら、健康カードに記録をして返却いたします。お子さまの成長をご確認いただき、保護 者印を押印しご提出くださいますようお願いいたします。提出期限は担任からお子さまにお 伝えします。 7 月頃から都内で流行し始めた手足口病ですが、未だ流行しており、東京都では流行警報が発令されています。新宿 区では 8 月上旬に流行のピークを迎え、感染者数は減少傾向にありますが引き続き注意が必要です。感染者の 90%は 6 歳以下の子どもで、保育園や幼稚園で流行することが多いのですが、大人でも感染する可能性はあります。 手足口病…口の中・手・足を中心に水泡性の発しんが出る急性のウイルス感染症です。2~7日(平均3日)の潜伏 期間の後、口の粘膜・手のひら・足の裏などに2~3mm の水泡性の発しんが出ます。その他に発熱や食欲不振、のど の痛みなどが見られます。 予防 こまめな手洗いを習慣づけましょう(手洗いは多くの感染症に共通する重要な予防策です) 症状が治まった後も2~4週間、便などでウイルスが排泄されます(排泄物には直接触れてはいけません) 咳エチケットを心がけましょう 2 学期は 1 年間の中で最も長い学期です。夏休みに生活リズムが崩れてしまい、 そのまま 2 学期を迎えたという子もいるのではないでしょうか。2 学期も元気に 生き生きと生活するためには「早寝・早起き・朝ご飯」が何よりも重要です。 生活リズムが乱れていると、まず排便に問題がでてきます。また、昼間に低体温になった り、自律神経に乱れが生じたりしてきます。そのため、朝の登校意欲が低くなり、無気力傾 向をともない、学習や運動が効を奏さないことになることもあります。 文部科学省の調査では、朝食欠食の状況と学力には深い関係があるということがわかりま した。食を中心とした生活習慣が、子どもの学力や体力を保証する基礎となっています。朝 食をしっかり食べるためには、早起き、そのためには早寝が必要となってきます。生活リズ ムを立て直すには、早起きから始めさせてみてください。 1.毎日決まった時間に食べましょう 同じ時間に食べることで、お腹がすくリズムができます 2.誰かと一緒に食べましょう 1 日のスタートの時です。1人ではなく、なるべく誰かと一緒に食べ る習慣をつけましょう。一緒に食べることでより食欲がわいてきます。
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