第723号 - 山形県医師会

平成23年11月10日発行(毎月10日発行)昭和27年8月21日第3種郵便物認可〔山形県医師会会報〕
第723号
表 紙 写 真
「山里の風景」
第25回山形県医家美術展出展
寒河江市 大 原 香 子
約3年前の秋に油絵教室の生徒として、山寺の近くのどこにでもある様な里山の風景
を描いた絵です。飽きっぽい私は約1年で教室をやめてしまいましたが、又いつか筆を
持ちたいと思う気持ちでいます。
生涯教育のお知らせ
開催日時及び場所
主な演題及び講師
「Ca拮抗薬による降圧療法を心腎関連から考える」
12月1日(木)
19:00~20:30
慶応義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科
山形市 ホ
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山形
日医生涯教育
日医生涯教育
山形市 東邦大学医療センター大森病院小児科教授 佐地 勉
ホ
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山形
【参加費 1,
000円】
第32回山形県消化器治療内視鏡研究会
4.
0単位
エーザイ叙
察0236320116 田中
日医生涯教育
平成23年度難病専門研修講演会
2.
5単位
山形市 山形市保健センター
「肺動脈性肺高血圧PAH治療の新しい考え方
12月9日(金)
18:50~20:30
-エンドセリンの役割について-」
コニール発売20周年記念学術講演会
協和発酵キリン叙
察0236229011 大和田
部長・准教授 豊永高史
「在宅難病患者の災害時の支援~静岡での経験から」
12月3日(土)
13:30~16:00
国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター 溝口功一
会の名称及び主催者又は連絡先
1.
5単位
准教授 林 晃一
「食道・胃ESD困難例とその対処」
12月3日(土)
14:00~18:00
神戸大学医学部附属病院光学医療診療部
山形市 大手門パルズ
取得単位
国立病院機構山形病院 察0236845566 管理課長 佐藤
日医生涯教育
第2回山形肺高血圧症研究会
1.
5単位
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察08059061994 古賀
がんネットTVカンファレンス
開催日時及びテーマ(担当)
会 場
取得単位
会の名称及び申込先
12月1日(木) 16:30~18:00
「非浸潤性乳がんの診断」(
大分)
多地点合同
12月8日(木) 16:30~18:00
「ハイリスク前立腺がんの治療選択」(
群馬)
12月15日(木) 16:30~18:00
「肺がん診療におけるPETの位置づけ」
(岩手)
山形県立中央病院
日医生涯教育
第4会議室
(3階)
1.
5単位
メディカルカンファレンス
県立がん・生活習慣病センター
察0236852616 丹野
12月22日(木) 16:30~18:00
「大腸がん肝転移に対する化学療法の現状」
(山形)
産
開催日時及び場所
12月1日(木)
18:00~
業
医
研
修
会
研修会名及び内容
「現代型うつへの理解と対応」
筑波大学 社会医学系助教・附属学校教育局産業医(兼任)
吉野 聡
山形市
山形市保健センター
12月1日(木)
14:00~
酒田市
公益ホール
12月6日(火)
18:00~
取得単位
生涯研修 専門 2単位
申 込 先
山形県精神保健福祉
センター
察0236241217
「感染症の労災認定基準等について」
山形労働局労働基準部労災補償課 地方労災医療監察官 布川健一 「職場における感染症対策について」
山形産業保健推進センター産業保健相談員(産業医学)
菅原 保
「最近の労働安全衛生行政について(仮題)
」
米沢労働基準監督署 第二課長 山本信孝
長井市
「健康診断の事後指導のあり方」
(予定)
長井市西置賜郡 山形県産業保健推進センター産業保健相談員
医師会館
川越医院 副院長 神村裕子
生涯研修 更新 1単位
専門 1単位
山形産業保健推進
センター
察0236245188
基礎研修 後期 2.
5単位
又は
生涯研修 更新 1単位
専門 1.
5単位
長井市西置賜郡
医師会
察0238882958
産
開催日時及び場所
12月7日(水)
14:00~
山形市
食糧会館
業
医
研
修
研修会名及び内容
「職場におけるセクシャルハラスメントと母性健康管理」
山形労働局雇用均等室長 鈴木里美
「職場の母性管理~こんな配慮が必要です」
山形産業保健推進センター産業保健相談員(産業医学)
神村裕子
12月8日(木)
14:00~
「感染症の労災認定基準等について」
山形労働局労働基準部労災補償課 地方労災医療監察官 布川健一
米沢市
「職場における感染症対策について」
アクティー米沢 山形産業保健推進センター産業保健相談員(産業医学)
髙橋秀昭 12月13日(火)
18:30~
新庄市
ゆめりあ
「視環境、VDTの管理~照度と輝度の測定法~」
山形産業保健推進センター産業保健相談員 河合直樹
「医療従事者のリスク軽減について」
町立最上病院 院長 佐藤俊浩
会
取得単位
生涯研修 更新 1単位
専門 1単位
生涯研修 更新 1単位
専門 1単位
12月22日(木)
18:00~
基礎研修 実地 1単位
後期 1.
5単位 新庄市最上郡医師会
又は
生涯研修 実地 1単位
察0233221151
専門 1.
5単位
「職場のメンタルヘルス対策」
「長時間労働者に対する医師による面接指導等の手法」
生涯研修 専門 2単位
山形産業保健推進センター 産業保健相談員(産業医学)
武田由美子
「コンプライアンス(法令遵守)について」
講師未定(米沢労働基準監督署 担当者)
南陽市
「職場における禁煙指導について」
南陽市東置賜郡 社会医療法人公徳会トータルヘルスクリニック 院長 川合厚子
医師会館
山形産業保健推進
センター
察0236245188
「職場のメンタルヘルス対策及び職場復帰支援対策」
山形産業保健推進センター 産業保健相談員(産業医学)
武田由美子
生涯研修 専門 2単位
山形市
「精神科産業医の立場から見た職場復帰支援対策」
山形ビッグウイング 山形産業保健推進センター 産業保健相談員(メンタルヘルス) 東谷慶昭
山形市
山形ビッグウイング
山形産業保健推進
センター
察0236245188
12月16日(金)
18:00~
12月21日(水)
18:00~
申 込 先
山形産業保健推進
センター
察0236245188
山形市医師会
察0236413650
基礎研修 後期 3単位 南陽市東置賜郡医師会
又は
察0238434414
生涯研修 専門 3単位
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
1
目 次
生涯教育のお知らせ
がんネットTVカンファレンス
産業医研修会
お知らせ
山形県最低賃金の改正について………………………………………………………………………… 2
YBCラジオ番組「ドクターアドバイスできょうも元気」放送中…………………………………… 2
所得税の確定申告はeTaxをご利用ください………………………………………………………… 3
山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及び
メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについて…………………………… 4
表 彰
厚生労働大臣表彰 小田 秘晴 先生………………………………………………………………… 5
文部科学大臣表彰 荻生 徳寛 先生………………………………………………………………… 5
勤務医のページ
メディカルツーリズムと山形…………………………………………公立高畠病院 須田 嵩… 6
郡市地区医師会コーナー
山形県コロニー協会…………………………………………天童市東村山郡医師会 櫻田 俊郎… 8
寄 稿
乾電池の寿命……………………………………………………………………山形市 武田 和夫… 10
山形県の偉人駅「国分一太郎」
……………………………………………… 山形市 武田 昌孝… 11
低線量被曝の危険性…………………………………………………………寒河江市 工藤 幸晴… 12
筆 硯
在宅医療連携拠点事業と連携拠点室「ほたる」
………… 山形県医師会常任理事 三原 一郎… 14
県医師会だより
第7回常任理事会………………………………………………………………………………………… 16
第7回全理事会…………………………………………………………………………………………… 21
第2回産業医委員会……………………………………………………………………………………… 27
県医日誌…………………………………………………………………………………………………… 29
会員異動…………………………………………………………………………………………………… 32
医師国保だより…………………………………………………………………………………………………… 33
医師信用組合だより……………………………………………………………………………………………… 35
医療機関厚生年金基金だより…………………………………………………………………………………… 36
編集後記…………………………………………………………………………………………………………… 37
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山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
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山形県最低賃金の改正につい
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山形県の最低賃金
効力発生日:平成23年10月29日
1時間 647円
この最低賃金は、県内で働くすべての労働者に適用されます。
問合せ先 山形労働局労働基準部賃金室又は最寄りの労働基準監督署
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組「ドクターアドバイスできょうも元気」の放送につい
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山形県医師会では、月曜日から金曜日まで
健康に役立つ楽しい番組ですので、患者さ
下記の時間、県民向けにYBCラジオで健康情
んに聴取をお勧め下さい。
報番組「ドクターアドバイスできょうも元気」
12月の放送予定は下記のとおりです。
を放送中です。
【放送時間:月曜日から金曜日 6時30分~6時45分、12時40分~12時55分】
放送日
テーマ
出演者
所属医療機関名
12月5日~9日
ガンや生活習慣病治療に影響
を与える歯科疾患
濱本 宣興 先生
県 立 中 央 病 院
12月12日~16日
未定
佐藤 浩章 先生
県 立 中 央 病 院
12月19日~23日
未定
工藤 俊 先生
県 立 中 央 病 院
12月26日~30日
未定
武田健一郎 先生
県 立 中 央 病 院
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
3
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(イータックス)とは、インターネッ
右24時間いつでも利用可能
Tax
トを利用して、自宅やオフィス、税理士事務
所得税の確定申告期間中は、24時間e
-
所から所得税、消費税、法人税などの申告の
Taxの利用が可能です。
ほか、各種届出や納税ができる便利でうれし
いサービスです。
◎e
Taxをご利用いただく前に
e
Taxのご利用に際しては、電子証明書の
◎e
Taxをご利用いただくメリット
取得(手数料が必要です)やICカードリー
陰国税庁ホームページから電子申告
ダライタの購入などの事前準備が必要です。
自宅から国税庁ホームページの「確定
申告書等作成コーナー」を利用して、e
-
◎もっと詳しい情報は
Taxに送信できます。
詳しくは、e
Taxのホームページ(「イー
隠最高4千円の税額控除
タックス」で検索してください。)をご覧く
平成23年分所得税の確定申告を本人
ださい。
の電子署名及び電子証明書を付して、申
告期限内にe
Taxで行うと、所得税額か
◎税理士に申告書の作成等を依頼されている方
ら最高4千円の控除を受けることができ
e
「利用し
Taxの利用を希望される場合は、
ます(平成19年分から22年分の間にすで
たい」旨を税理士にお申し出いただき、税理
に税額控除を適用した方は受けることが
士にご相談ください。
できません。)。
韻添付書類を提出省略
所得税の確定申告をe
Taxで行う場合、
医療費の領収証や源泉徴収票等は、その
記載内容を入力して送信することにより、
これらの書類の提出又は提示を省略する
ことができます(確定申告期限から3年
間、税務署から書類の提出又は提示を求
められることがあります。)。
吋還付金がスピーディ
e
Taxで申告された還付申告は早期処
理しています(3週間程度に短縮。
)。
(山形税務署)
4
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
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山形県医師会では、会員専用ホームページ
を開設しております。このホームページでは
会員および医療機関の情報、県医師会および
各地区医師会の行事などを公開しております。
会員の先生方の専用ページとなっており、ア
クセスするためにはアカウントが必要となり
ます。
会員専用ホームページのアカウント
◆ユーザ名:
y+日医会員番号(日医刊行物送付番号)
◆パスワード:
生年月日西暦下2桁+月2桁+日2桁
(例):1950年1月2日の方:500102
※準会員の方は、本会までお申し込みくだ
さい。
周知文書の自動配信
周知文書あるいは県医師会からのお知らせ
をメールを利用して行っております。希望さ
れた会員には、県医師会会員用ホームページ
の「医師会ニュース」をメールにて配信いた
します。ご希望の会員は、是非お申し込みく
ださい。
花笠メーリングリスト
会員専用のメーリングリスト「花笠ML」
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p)を立ち
上げております。
花笠MLは、県医師会会員どうしが情報・意
見交換を行う場を提供します。また、この趣
旨を通じて地域医療の発展、更には医療全体
の向上に寄与することを願うものです。
未加入の会員は、これを機会に是非ご参加
ください。
申し込み先
周知文書の自動配信、メーリングリスト「花
笠ML」への参加を希望される先生は、本会宛
メール(ke
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p)にて
お申し込みください。
山形県医師会ホームページ:
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会員専用ホームページ:
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メールアドレス:
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花笠MLアドレス:
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◇花笠メーリングリストでは、現在、下記のようなことについて、意見交換をしております◇
斬おどろいた話 膀胱がんへのBCG療法 斬寒河江、大江町での肺炎マイコプラズマ
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
表 彰
小 田 秘 晴 先生
厚生労働大臣表彰に輝く
小田秘晴先生(山形市)は、多年にわたり医療保
険制度の発展に貢献されたご功績が認められ、去る
10月26日、厚生労働大臣より表彰されました。
まことにおめでとうございます。
荻 生 徳 寛 先生
文部科学大臣表彰に輝く
荻生徳寛先生(米沢市)は、永年に亘る学校保健
に対する功労が認められ、去る10月27日、文部科学
大臣より表彰されました。
まことにおめでとうございます。
5
6
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
メディカルツーリズムと山形
公立高畠病院保健医療統括監 須 田 嵩
先日、「卒後40年、おそらく大学の同級生の勤
原市の橋本に、厚木に続く、検診センターを立ち
務医は定年を迎えるころであるので記念の同窓会
上げた。3年半前、山形県の高畠町と縁があり現
をしよう」
との連絡があった。S46年に横浜市大を
在、公立高畠病院の外科にお世話になっている。
卒業して、外科医としてもう40年になるのだと改
このような私であるが、今後山形でやりたい事
めて時の過ぎるのを早く感じた次第である。
のひとつについてお話したい。話は全く変わるが
振り返って見ると、私は消化器外科と乳腺外科
3月11日の震災前まではメディカルツーリズム
を中心とした一般外科、および乳がん検診に力を
の話が少なからず話題となっていた。メディカル
注いできたように思っている。乳がんの検診につ
ツーリズムとは日本では医療観光といい、居住国
いては、S55年頃より神奈川県予防医学協会の事
とは異なる国や地域を訪ねて医療サービス(診断
業を手伝うことにより、長年に亘りこれに関るよ
や治療など)を受けることである。
うになった。その後日本乳がん検診学会の立ち上
医療を目的とした旅行の歴史は古く、古代ギリ
げに協力する一員になった。さらに第17回日本乳
シアでは地中海各地からサロニカ湾のアスクレー
がん検診学会総会を、総会会長として横浜で主催
ピオスの聖域へと巡礼および療養に訪れる習慣が
させていただいた。
あった。欧米ではスパなど療養と行楽を兼ねた温
また、10数年前に、神奈川県で乳腺疾患に力を
泉への滞在や、サナトリウムなどへの転地療養も
入れて診療されている施設の主だった先生方に声
盛んに行われた。日本では湯治に由来する。湯治
をかけ、神奈川乳がん治療研究会を作った。イン
とは温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)滞
ターネット上のホームページに乳がんの相談室を
留して特定の疾病の温泉療養を行う行為である。
開設し、回答者の一人として現在も続けている。
山形で著名な湯治場として肘折温泉が挙げられる。
さらにこの研究会を中心として、毎年1回夏に、
このメディカルツーリズムの問題点は、日本の
乳がん患者さんのサバイバーと共に、神奈川乳が
医療施設による広告は医療法違反に抵触する恐れ
ん市民フォーラムを協力して行い、今年で第10回
があるという点である。受入側の医療施設側も医
を迎えた。
療事故や訴訟への対応が出来ないまま外国人を受
診療については、卒後12年間は市大の関連数施
け入れているケースが報告されている。その内容
設で勉強し、その後、S58年に関連病院となった
はというと「医療通訳士を配置しないまま通訳者
済生会横浜市南部病院の開設と同時に赴任した。
のみで対応する」
、
「診断書を医療通訳士でない者
外科で22年間奉職、副院長で定年までお世話に
が翻訳する」
、「医療観光の現地での契約と検診内
なった。続いての2年間は、神奈川県厚生連の検
容が違うこと」である。これは国際問題へと発展
診センター長として仕事をさせていただき、相模
しかねない懸念点でもある。対応策として、医療
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
7
施設・医療コーディネーター・旅行会社が医療行
さった。その矢先に3月11日の大震災が起きてしま
為と旅行内容に対する責任負担箇所を明確化する
い、この計画は残念ながら白紙に戻ってしまった。
のが必要である。また、旅行会社も医療観光の実
震災から半年、9月になり「ブレスト温泉同好
施・企画社なので少なからず医療行為の責任の一
会」の話が具体化した。
部は負担するべきである。このように様々な点に
1 JR東日本で可能な限り安価な切符を手配し
於いて解決が困難なこともあり、震災後の進展は
あまり推し進められていない。
てもらう。
2 飯豊の「がまの湯温泉旅館」が11月8日・9
私が南部病院当時に手術をした乳癌の患者さん
日の2日間貸し切りで全施設を提供してくれる
の中には術後15年以上経た方も沢山おり、その
こととなった。
方々との連絡は良好である。その文字通りの乳癌
3 私および私の後輩の土井卓子Dr(ビートた
のサバイバーの方々から「温泉に行きたいが手術
けしのTV番組「本当は怖い家庭の医学」に出
創が気になり、乳癌になってからはすんなり温泉
演)が乳癌又は女性の検診についての話、同僚
に行けない」とのお話があった。その話をきっか
の大木宏Drが温泉と免疫について出前講座を
けに2年前より乳癌のサバイバーの「ブレスト温
行う。
泉同好会」
(仮称)をつくる計画でJR東日本に相
以 上 で1人29,
000円1泊2日 コ ー ス の ツ ア ー
談した。私が考えたポイントは3つである。
が成立した。
1 JRに出来るだけ安く切符を手配してもらう。
おそらくこれも広義のメディカルツーリズムの
2 山形の温泉を貸し切り、乳癌のサバイバーに
範疇であると思われる。現在、神奈川県を中心に
開放する。
乳癌のサバイバーを募集している。是非乳癌のサ
3 医療に関係する事業を含める。
バイバーに喜んでもらえるようなメディカルツ
このような3つのポイントで3万円以内の旅行
アーとしたいと考えている。
商品を考え、乳癌のサバイバーに提示すれば喜ん
11月が近づくにつれ、このメディカルツアーを
でもらえるのではと考えた。
成功させる準備のことで頭がいっぱいになりつつ
JR東日本では「大人の休日倶楽部」の方が中心
ある。このツアーが成功裏に終わり、ツアーの内
となり対応してくださり、今年3月にさくらんぼ
容の詳細および乳癌のサバイバーの感想について
シーズンに合わせた旅行商品の案をつくって下
の報告が出来ることを願っている。
8
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
山形県コロニー協会
天童市東村山郡医師会 櫻 田 俊 郎
筆者が山形市立済生館に平成元年に赴任して数
年した頃に、大先輩の松尾正孝先生が館長室を訪
ねられて、山形県コロニー協会の後援会への入会
をお勧め頂いた。
その時に初めてお聞きした当協会の歴史は、以
下のような感銘深い内容であった。
結核が日本の国民病と言われ、
「肺病やみ」は文
字通りの「疫病神」であったが、戦後、ストレプ
トマイシンなどが発見され、また胸郭形成術など
が工夫されて、長い療養生活の後にようやく社会
復帰出来る人が次第に増えて来た。
しかし、当時死因順位のトップを占めていた肺
結核の回復者は、伝染病ゆえに家庭・職場・地域
社会から阻外され、どうしても仕事につけない人
や、結核だったことを隠して就職しても再発して
しまうなどして、自活の道を求めて苦しんでいた。
そこで、山形市在住の結核回復者7人が、S36
に和光工業株式会社を設立し、仏壇の下塗りや団
扇・マッチ・カレンダーに注文主の名前を入れて
の販売などを始め、翌37に(社)山形県コロニー
和光協会が認可され、孔版タイプ印刷も始めた。
「コロニー」とは、細菌培養をする寒天培地上の
(結核)菌の集団を言い、日本各地に設立され始め
ていた「コロニー」施設は結核回復期患者の理想
郷と目されていた。
山形県コロニー和光協会の発起人としては、前
記の7人に加えて山形県・市医師会、県結核予防
協会、県社会福祉協議会などが盛り上げ、準備段
階から認可されるまでの初代会長には、大沼貞蔵
市医師会会長・第10代山形市立病院済生館館長が
就かれ、認可後は、松尾正孝山形市医師会副会長・
山形済生病院院長が迎えられた。
体力的にはハンデがあっても知力に優れたコロ
ニー協会員が悪戦苦闘しながら営々と積み重ねた
努力が報われ、各種補助金をいただくことができ
て、西バイパスもまだできていない一面野原で
あった沼の辺にS39に小さな管理棟が立ち、翌40
に社会福祉法人山形県コロニー協会が認可発足し
た。
S43に、山形県コロニーセンターは社会授産施
設から身体障害者授産施設へ変更されて施設を拡
張し、さらにS53には、蔵王坂巻の2,
500坪の敷地
に近代的な印刷設備を備えた身体障害者山形福祉
工場が完成し、
利用者のためのアパート、
コロニー
ハイツも併設した。
新設の福祉工場には、S54 現天皇陛下であら
れる皇太子殿下・同妃殿下が行啓なされ、
S57には、
常陸宮殿下・同妃殿下が視察にお見えになると言
う望外の二重の光栄に浴することができた。
建物を建てたりする場合に、相談する人が居れ
ば安心であるとの意から、S51にコロニー協会後
援会が発足した。発起人には、会長に近藤誠伍関
東医師製薬社長、副会長に松尾会長の中学の先輩
である村山義平山形新聞会長、そして多田慎吾先
生をはじめとした松尾先生の人脈に連なる方々を
中心に、多くの個人・団体(法人)の皆様より応
援して頂いて発足し、筆者が松尾先生のお誘いを
受けた時には、本間利雄本間利雄設計事務所長が
後援会長を務めておられ、現在に至っている。
筆者は、以上の涙ぐましい経緯の概略を松尾先
生からお聞きし、その崇高な趣旨に大いに賛同し
て後援会に入れて頂いた。そして、毎年の後援会
総会にのんびりと出席しているうちに、後援会の
副会長を、ついで協会そのものの副会長を委嘱さ
れ、ついには会長まで仰せつかることとなってし
まった。
筆者は、地元出身でなく、松尾先生のような人
脈もなく、山形県・市医師会や各界に知人も少な
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
いことから到底その任に堪えないと固辞したとこ
ろであったが、初代会長が10代済生館長の大沼貞
蔵先生であったことも一つのご縁かとも思い、心
ならずもお引き受けすることとなった次第である。
その後、国の方針に従って山形コロニー就労サ
ポートセンターを桜田の福祉工場の側に新築して、
一般企業に就職を希望している65歳未満の障が
い者の方を対象とした期限付き(原則2年間)の
就労サポート事業を始めた。
出来上がった就労サポートセンターの玄関前に
は、お祝いとして、後援会より「平和の鐘塔」を
寄贈して頂いた。この鐘は、福祉工場が完成した
S53に、松尾正孝先生ご夫妻が福祉の鐘として寄
贈されたもので、先生の揮毫になる「慈心」を銘
版に刻み、阿部定前東北芸術工科大学教授の作に
なる紅葉や楓等の飛行する種子をモチーフにした
金属造形を屋根に頂き、原爆投下の日や終戦記念
日などの正午に、鐘の音に合わせて職員・利用者
全員で1分間の黙祷を捧げている。
コロニーセンターでは、天然酵母と国産小麦を
使った無添加の体にやさしい手作りパンの取り組
みを旧施設時代から開始している。
「麦の風」のブ
ランド名での「かおり」と「あじわい」の2種類
の食パンは、冷凍保存すれば一ヶ月は大丈夫であ
るが、冷凍1〜2週間が一番美味で、冷凍のまま
トーストすると「カリッ」とした香ばしさが立ち
上る。
種々の工夫をこらした菓子パンの提供もしてい
るが、当センターから出品された「おとなの黒カ
レー」は、2007年山形県就労センター協議会主催
授産製品品評会で最優秀賞を受賞し、当所は喜び
に沸いた。
老朽化したコロニーセンターは、昨年2月に福
祉工場のある桜田に新築移転し、当協会は施設の
全てが一ヵ所にまとまり、効率的に、しかも広々
とした明るい環境で運営されることとなった。
パン屋さんも「コロニーベーカリー」の名称で
コロニーセンター表に開店して出来たてのパンを
毎日販売している。最近は土曜日もオープンして
おり、家族でブランチのために訪れるお客様も増
えている。また、東横イン山形駅西口様には、朝
食用の食パンを入れて頂き、宿泊客に毎朝喜ばれ
ていると言う。さらに、100円綴りの贈答用の「パ
9
ン券(商品券)
」も好評である。
協会後援会から、コロニーセンター新築移転を
記念して、施設の2ヵ所の出入り口に優れたデザ
インの案内板を寄付して頂いた。照明器具が取り
付けられて、夜間も美しくライトアップされ喜ば
れている。
また昨年、松尾会長の功績を讃えるべく、障が
い者の就労を通して社会的自立への努力に光をあ
てる「松尾正孝賞」の創設が協会後援会総会で議
決され、第1回受賞者に、小野巳年男氏が選ばれ
た。ロッククライミングが好きな氏は、病気で左
大腿骨を切断せざるを得なかったが、その後リハ
ビリに励み、山形福祉工場勤務を経て、クライミ
ングジムの経営を開始して後輩の指導に当たって
おり、昨年度の後援会総会後の懇親会で本間会長
から表彰された氏は、店名である「デッドポイン
ト」の由来や福祉工場での勤務の話などを熱を込
めて話し、会員に感銘を与えた。
最近、身体障害者自立支援法が施行され、授産
対象者も、身体障がい者に加えて、精神・知的障
がい者に広がり、山形福祉工場は就労継続支援事
業(A型)と就労移行支援事業の多機能事業所に
移行し、指定相談支援事業(山形コロニー相談支
援センター)も設置した。
会長を務めさせて頂いて数年になるが、松尾会
長が入会をお願いした後援会員の皆様のなかで、
お年を召して引退された方も多くなり、会員数が
減り始めていることに気付いた。当後援会には、
他の法人には見られない立派な方々が数多く会員
になられており、コロニーにとって最も大切な、
そして頼りになる支援基盤であることから、駑馬
に鞭打って有海躬行山形県医師会長や徳永正靱山
形市医師会長を始めとする院長先生方へ入会のお
願いに参上している今日このごろである。
本稿も、三條忠夫天童市東村山郡医師会長より、
“山形県コロニー協会のことを先生方に知って頂
いては?”との好意あるご配慮によって本誌に認
めさせて頂いている。
国の経済が苦しくなりつつある昨今、授産事業
の運営は大変厳しい環境にありますが、今後とも
医師会の諸先生の心温かなご理解とご声援を衷心
よりお願い申し上げます。
10
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
乾 電 池 の 寿 命 山形市 武 田 和 夫
ふと見ると壁の時計が止まっている、昨日は動
る。0.
3の1ボル
5ボルト分消費し電圧は元の2/
いていたようだ。電池を交換したのはいつだろう、
トが残っているがお役目終了である。
3年は過ぎているだろう、記憶などない。昔のゼ
先月電子辞書に電池を交換して下さいという表
ンマイ式の振り子時計は、大抵1週間ごとに踏み
示が出たので交換した。取り外した乾電池はやは
台を持ち出して、ギイギイとネジを巻かねばなら
り1ボルトの電圧に下っていた。約3分の1低下
ず、これは男の子の仕事だった。やれやれと思い
しただけで乾電池はもう役に立たずおしまい。単
ながら、時計を壁から下ろし電池を交換する。
3が2本で3ボルト、それなら1ボルトに下った
時計の動力が分銅からゼンマイになっても、文
電池でも3本つなげば良いわけだが、電池ケース
字盤の下でチクタクと動き続ける振り子は変わら
に3本は入らないので使えない。
ず、地震などで時計が傾けば止まってしまう。動
化粧品などは最後の1滴まで使おうと、鏡台の
力のゼンマイバネが電池になり、ガリレオ由来の
前で瓶が逆立ちしているものもある。3分の2も
振り子がトランジスター、水晶発振子と進化して、
残っているのにもう使えないなんてもったいない。
時計が進むとか遅れるというトラブルはほとんど
もったいないのは60歳定年も同じこと、人間は
なくなった。さらに電波時計で常に修正されれば
個体差が大きく、満100歳で全国飛び回って講演
正確である。3月11日の大震災で福島の電波発信
している人もおり、ビールや缶詰などの賞味期間
塔が壊れ修正電波が来なくなり、我家の電波時計
と同じ扱いにできない。医者や政治家などは60歳
もおかしくなったが、周波数を長崎に変更したら
で引退などとんでもない、まだまだやれると思っ
無事正確に時刻が表示された。
ている。しかし当人はまだまだ大丈夫と思ってい
現在の掛け時計は単3乾電池1本で動いている
ても、傍から見ると、やはりお歳ですな、いや老
が、止まった壁の時計は、30年前の昭和時代の代
害だよと陰でいわれているかもしれない。
物なので、単2の乾電池である。電池を交換した
老齢になると歩くのが遅くなり、長い正座はご
ら問題無く動くので、時計が止まったのは機械の
勘弁と肉体は正直である。脳細胞もそれなりに衰
老朽化ではなく、動力不足が原因だろう。新品の
えているはずである。認知症を含めて精神疾患は
乾電池の電圧は1.
5ボルト以上のはずである。時計
自覚症が無いのが特徴、自分はまだまだと思って
が止まるまでどのくらい消耗したのだろうと、外
も、周りからは余裕を残してのサヨナラが望まれ
した電池の電圧を測ってみた。ほぼ1ボルトであ
ているかもしれない。
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
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昌
孝
12
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
低線量被曝の危険性
寒河江市 工 藤 幸 晴
3.
11の東日本大震災で、これまで絶対に事故を
(I
CRP)の勧告 4) においても、100mSv以下の低
起こさないと言われていた福島第一原子力発電所
線量であっても、線量とそのリスクには比例関係
(以下原発)が爆発しました。そして、
セシウム137
があり、年間1mSv以下に抑えるのが望ましく、
換算では、政府発表によると広島原爆の168発分、
さらに小児や妊婦などの特別なグループには、特
ノルウェーの研究機関によると、その倍以上の大
に留意すべきであると明記されています。
量の放射性物質が大気中に放出され、今現在も放
欧州放射線リスク委員会(ECRR)は2010年勧
出は止まっていません。さらに、フランス放射線
告 5)において、I
CRPのリスク評価は過小評価であ
防護原子力安全研究所の発表によると、東京電力
り、公衆の被曝限度は年間0.
1mSv以下に引き下げ
による試算の20倍以上の超大量のセシウム137が
るべきと述べています。その理由として、被曝し
海洋に流出し、人類がこれまで経験したことのな
た集団において、特に癌や白血病といった疾病が
。
い事態になっています(10月末現在)
増加しているという疫学的証拠と、I
CRPリスクモ
今後、その放射性物質の被曝による人体への影
デルとの間に不一致が存在していること、また、
響が、大問題となってくると思います。しかし、
I
CRPリスクモデルはDNAの構造が発見される以
日本においては、政府をはじめ、各学会では低線
前につくられ、ゲノム不安定性やバイスタンダー
量被曝(年間100mSv以下)の影響を軽視、ある
効果のような新しく発見された事柄を考慮に入れ
いは無視しています。
ておらず、内部被曝の影響に関してもきわめて過
世界的には、原発爆発後すぐの3月31日号のネ
小評価していること等を挙げています。また、ス
イチャー 1) において、低線量被曝が循環器疾患や
ターングラス 6) らは、日本ではほとんど知られて
乳癌の危険性を高めることを示唆する研究を紹介
いないペトカウ効果について詳述し、低線量被曝
しています。すでに2005年、米国科学アカデミー
の危険性を説いています。
は電離放射線の生物学的影響に関する第7報告に
内部被曝の危険性については、アメリカにおい
おいて、被曝のリスクは低線量にいたるまで直線
ては原子炉周辺や核実験場の異常な乳癌発生率の
2)
的に存在し続け、しきい値はない 、と述べてい
増加が証明されています 7)。日本においては以前
ます。
『人間と放射線』の著者ゴフマン 3) も低線
から肥田 8)、矢ヶ崎 9)、崎山10)、松井11) らが指摘し
量被曝の影響を早くから指摘しており、年間合計
ており、最近、児玉は国会において、子どもと妊
で1mSvの放射線を1万人浴びればそのうち4
婦を低線量被曝から守るよう訴えました12)。
人が癌で死亡し、乳幼児においてはそのリスクが
以上、低線量被曝の危険性は以前から報告され
4〜5倍になると述べています。
ており、世界的にも認められているのにも関わら
日本で採用されている国際放射線防護委員会
ず、この日本では原発事故後なぜか低線量被曝は
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
13
影響がないという専門家が多く現れました。原子
6)ラルフ・グロイブ,
アーネスト・スターングラ
力安全神話が崩壊した現在、今度は放射能安全神
肥田舜太郎,
竹野内真理訳:人間と環境へ
ス著,
話が作られようとしているのでしょうか。そうで
あけび書房,
の低レベル放射能の脅威.
2011
あれば、それは絶対に阻止しなければなりません。
7)ジェイ・マーティン・グールド著,
肥田舜太郎
(敬称略)
ほか訳:低線量内部被曝の脅威.
参考文献
緑風出版,
2011
1)Nat
ur
e.31Mar
ch2011
8)肥田舜太郎,
鎌仲ひとみ:内部被曝の脅威−原
2)土井雅弘ほか:低線量放射線と健康影響.
ちくま新書,
爆から劣化ウラン弾まで,
2005
医療科学社,
2007
9)小出裕章,
矢ヶ崎克馬:3・11原発事故を語る
3)ジョン・W・ゴフマン著,
今中哲二,
小出裕章,
本の泉社,
内部被曝の危険.
2011
佐伯和則ほか訳:新装版 人間と放射線.
10)崎山比早子ほか:受ける?受けない?エック
明石書店,
2011
高木学校,
ス線CT検査.
2008
4)I
CRPpubl
i
cat
i
on111,
2008
11)松井英介:見えない恐怖 放射線内部被曝,
5)ECRR2010翻訳委員会訳:低線量電離放射線
旬報社,
2011
美浜・大飯・高浜原発に反
被ばくの健康影響.
幻冬社,
12)児玉龍彦:内部被曝の真実.
2011
対する大阪の会,
2010
14
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
在宅医療連携拠点事業と 連携拠点室「ほたる」
山形県医師会常任理事 三 原 一 郎
今年度、鶴岡地区医師会は、厚労省による在宅医療連携拠点事業を受託した。医師会館内に
連携拠点事業室を設置し、活動を開始した。本事業の背景や目的、当地区での取り組みの現状
について報告する。
事業の背景
超高齢化社会を迎えたわが国では、病院医療から在宅医療への転換が喫緊の課題となってお
り、在宅医療の普及へ向けたさまざまな政策誘導が行われている。また、在宅緩和ケアへの取
り組みが各地で進むなか、住み慣れた家で自由に過ごしたい、納得のいく最期を迎えたいと希
望する患者も増えつつあり、充実した在宅医療の提供が地域に求められている。
一方で、在宅医療においては、医療、介護、福祉、コミュニティなどによる包括的な支援が
継続的に提供されることが必要であり、その実現には医師のみならず、看護師、介護、薬局、
歯科、栄養など、多職種による協働が不可欠である。とくに、在宅という療養の場においては、
生活を支えるという視点が大きなウエイトを占めるため、介護・福祉系の職種の役割が大きい
が、多職種、とりわけ医療と介護との連携は十分とはいえないという課題がある。
事業の目的
このような背景の中、今回、鶴岡地区医師会が受託した在宅医療連携拠点事業は、地域に在
宅医療のセンター的役割を担う「拠点」を設置し、多職種協働による在宅医療の支援体制を構
築し、今後の在宅医療に関する政策立案や均てん化などに資することを目的としている。
この事業には全国から140件の応募があり、10件が採択された。採択された施設(組織)は、
在宅療養支援病院、一般病院、往診専門クリニック、行政、訪問看護ステーションなど多岐に
わたるが、医師会として採択されたのは鶴岡地区医師会のみである。なお、単年度の事業であ
るが、次年度以降も継続される可能性が高いと聞く。
活動状況
事業受託後、医師会内に運営委員会を立ち上げ、連携拠点事業室を設置するとともに、看護
師、ソーシャルワーカー、事務員2名の計4名(内1名はパート)を雇用し活動を開始した。
まずは、在宅医療が抱える課題を抽出し、
「拠点」が担うべき役割や業務を話し合い、今年度の
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
15
工程表(アクションプラン)を作成した。当地区の在宅医療の課題として、病院看護師に退院
後の在宅のイメージがみえていない、医療依存度の高い利用者への理解と受け入れが困難、各
種連携の会の集約窓口がない、多職種間の橋渡しを行うワンストップ窓口がない、在宅医とケ
アマネジャーとの連携不足、ケアマネジャーの医療に対するスキル不足などが挙げられたが、
それらを少しでも改善すべく、まずは相談窓口の設置、地域のリソース調査、各種研修会、講
演会の企画などから活動を始めているところである。この事業が、在宅医療が抱えるさまざま
な課題を解決する一つの糸口になることを期待したい。
なお、「拠点」の愛称を「ほたる」とし、キャッチコピーは、「私たちは在宅療養に関わる多
職種を支援します」とした。
ほたるの紹介パンフレット
在宅医療連携拠室「ほたる」の業務と地域での位置づけ
16
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
県医師会だより
第
7
回
常
任
理
事
会
日 時、平成23年10月12日(水) 午後3時30分~
会 場、県医師会館
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 栗谷 義樹、中條 明夫、清治 邦夫
常任理事 佐藤 泰司、三原 一郎、大内 清則
齋藤 忠明
事 務 局 海和事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
4.産業保健に関する会議
10月5日(水) 県医師会館
有海会長、清治副会長、齋藤常任理事、
吉岡理事出席
齋藤常任理事より、産業医研修等の実施主体か
らそれぞれ昨年度の実績と今年度の計画について
報告があったこと、及び地域産業保健センターの
半期の実績について報告した旨報告。
1. 保険医療機関の個別指導
9月29日(木) 山形ビッグウイング
佐藤常任理事より立会い報告。
5.山形済生病院長との打合せ
10月5日(水) 県医師会館
有海会長出席
2.東北各県医師会長会議
10月3日(月) ホテルメトロポリタン仙台
有海会長出席
有海会長より、山形済生病院長から、今後の病
院整備の方向性について概略の話があった旨報告。
有海会長より、日本医師会臨時代議員会におけ
る代表質問は、福島から災害医療体制と国民への
放射線知識の啓発について、個人質問は本会の清
治副会長から看護教員の養成について、及び青森
からTPPへの参加反対についての3題に決まっ
たこと等について報告。
3.県教育庁と学校医に関する打合せ
10月3日(月) 県医師会館
佐藤常任理事出席
佐藤常任理事より、県立学校の学校医配置の見
直しについて県に申し入れし、県教育庁より考え
方が示されたが、各地区の事情もあり、学校保健
委員会委員を通じ、各郡市地区医師会に意見を求
めたい旨報告。
6.第33回産業保健活動推進全国会議
10月6日(木) 日本医師会館
齋藤常任理事出席
齋藤常任理事より、山形県の地域産業保健セン
ターにおけるメンタルヘルス対策について報告し
てきたこと、及び厚労省椎葉労働衛生課長からの
「メンタルヘルス対策支援センター、
産業保健推進
センター及び地域産業保健センターの今後のあり
方」についての報告では、明確な方向性について
踏み込んだ話はなかった旨報告。
7.2012世界禁煙デーやまがたフォーラム実行委
員会
10月6日(木) 県医師会館
大内常任理事出席
大内常任理事より、来年5月の開催に向け企画
がほぼ決まり、準備や当日の役割分担等について
協議した旨報告。
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
8.医療救護班コーディネーター会議
10月11日(火) 県医師会館
大内常任理事、吉岡・齋藤理事出席
大内常任理事より、今後とも県と密接に連携を
図りつつ、県医師会はどのような体制で役割を果
たしていくかについて協議し、地縁的にも、また
各2次医療圏に置かれる県の災害医療コーディ
ネーターとの連携を図る上でも6ブロック体制が
ベターであり、ここにブロックコーディネーター
を置いて態勢づくりを進めることになった旨報告。
これを受けて協議した結果、これを了承し、各
郡市地区医師会長に対し、ブロック毎にコーディ
ネーター1名の選任をお願いすることを合わせて
決定した。
9.会議・行事等
敢 第2回医療安全やまがたフォーラム第1回
実行委員会
(終了後、本県における「日本の医療を守る国
民運動」の展開について提案)
9月29日(木) 山形県歯科医師会館
海和事務局長出席報告。
柑 第56回山形県国保地域医療学会
9月30日(金) パレスグランデール
有海会長出席報告。
桓 平成23年度文部科学大臣感謝状伝達式並
びに第36回山形大学医学部慰霊祭
9月30日(金) 山形大学医学部
有海会長出席報告。
棺 東北がん評議会、3大学合同市民公開シン
ポジウム
10月1日(土) 仙台市 勝山会館
栗谷副会長出席報告。
款 やまがたピンクリボンフェスタ2011
10月2日(日) 山形駅西イベント広場
有海会長出席報告。
歓 新山形市医師会館落成祝賀会
10月2日(日) 山形グランドホテル
有海会長出席報告。
17
I〕通知事項
〔I
1.
「かかりつけ医/非腎臓専門医と腎臓専門医の
協力を促進する慢性腎臓病患者の重症化予防の
ための診療システムの有用性を検討する研究
(FROM-J)
」への協力について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
2.移植希望者(レシピエント)選択基準の一部
改正について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
3.平成23年度第1回山形県保健医療推進協議会
の開催について
11月18日(金) 県庁
有海会長、栗谷副会長出席することと決定。
4.平成23年台風12号に関する診療報酬等の請求
の取扱い等について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
5.東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震
による被災者に係る一部負担金等の取扱いにつ
いて(その11)
(7月以降の診療等分の取扱い)
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。
(本
会会員専用ホームページ「東日本大震災 関連情
報」に掲載)
6.鹿児島県奄美地方における豪雨による被災者に
係る保健診療と公費負担医療の取扱いについて
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
7.介護職員等によるたんの吸引等の実施のため
の指導者養成事業(特定の者対象)について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。
汗 第2回山形県災害拠点病院等連絡調整拡大
会議及び第1回ドクターヘリ導入調整委員会
10月6日(木) 県庁
大内常任理事出席報告。
18
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
8.
「平成23年台風15号」および「平成23年鹿児
島県奄美地方における豪雨」により被災した要
介護高齢者等への対応について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。
16.「肝炎治療特別促進事業の実務上の取扱いに
ついて」の一部改正について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
9.
「平成23年台風15号」により被災した要介護
高齢者等への対応について
17.季節性インフルエンザワクチンの安定供給の
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
了知することと決定。
(本会会員専用ホームペー
ジ「医師会ニュース」に掲載)
10.「平成23年台風12号」に関する介護報酬等の
18.インフルエンザワクチン需要予測のための調
請求等の取扱いについて
(9月サービス提供分)
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
徹底について 査について 各郡市地区医師会長宛通知することと決定。
19.季節性インフルエンザワクチンの供給量につ
11.平成23年度文部科学大臣表彰「学校保健及び
いて 学校安全表彰」の被表彰者等について
了知することと決定。
了知することと決定。
(本会会員専用ホームペー
ジ「医師会ニュース」に掲載)
12.東日本大震災に係る緊急時避難準備区域の解
20.建設国保組合加入者に係る特定健康診査及び
除に伴う取扱いについて
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。
(本
会会員専用ホームページ「東日本大震災 関連情
報」に掲載)
13.介護予防・日常生活支援総合事業の基本的事
特定保健指導費用の自己負担について 各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
21.職員の派遣について
11月24日(木) 山形大学医学部 医学部会館
項について
大内常任理事ほか各部会員が出席することと決定。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。
22.平成23年度東北ブロック認定産業医学基礎前
14.指定居宅サービス等の事業の人員、設備およ
び運営に関する基準等の一部を改正する省令の
施行に伴う指定、介護報酬等の取扱いについて
(一部ユニット型施設・事業所関連)
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
15.麻しん風しんの第3期・第4期の予防接種の
促進について 各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
期研修会の開催について 12月4日(日) 秋田県医師会館
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。
〔Ⅲ〕協議事項
1.東北ブロック選出日医代議員打合せ会の開催
について 10月22日(土) 東京 ホテルグランドパレス
日医代議員が出席することと決定。
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
19
2.医療安全全国共同行動 地域推進拠点説明会
兼連絡会議のご案内 10月21日(金) 東京 学士会館
11.第33回山形県医師会学校医大会の開催及び学
今回は欠席することと決定。
プログラム及び表彰者について了承。
3.
「交通事故傷害保険」ご継続のご案内 12.ワクチン接種緊急促進事業の継続に係る要望
校保健功労者の表彰について 12月3日(土) 県産業創造支援センター
書提出のお願い 継続することと決定。
了知することと決定。
4.医療支援ロボットシステム(ダヴィンチ)見
学会について
10月18日(火) 山形大学医学部交流会館
13.呼吸器検診委員会委員の推薦について
欠席することと決定。
委嘱することと決定。
5.第13回日本リハビリテーション連携科学学会
名義後援のお願い 平成24年3月24日(土) ~25日(日)
山形テルサ
14.「山形県結核予防計画改定委員会」委員の推
後援了承。
15.学術講演に関わる後援名義借用の件
11月25日(金) 東京第一ホテル米沢
委嘱 正岡 俊明
薦について
清治副会長を推薦することと決定。
6.学術講演会の後援依頼について 10月29日(土) 山形市医師会館
後援了承。
後援了承。
16.平成23年度山形県小児救急電話相談事業運営
業務の委託契約書の変更について
7.主催研究会における山形県医師会の後援につ
いて
10月22日(土) 山形テルサ
後援了承。
変更契約を締結することと決定。
17.平成24年度全国養護教諭研究大会について
平成24年8月9日(木) ~10日(金)
山形市民会館
8.後援依頼『第3回症例から考える循環器勉強
会~心不全を中心に~』
11月11日(金) ホテルメトロポリタン山形
助成することと決定。
追 加 要 項
後援了承。
〔 I〕報告事項
9.女性医師支援事業連絡協議会の開催について
平成24年2月17日(金) 日本医師会館
出席者は、栗谷副会長に一任することと決定。
「『2020.30』推進懇話会」参加者推薦のお願い
10.
平成24年1月27日(金) 日本医師会館
出席者は、栗谷副会長に一任することと決定。
1.第6回 定款・諸規程改定検討委員会
10月5日(水) 日本医師会館
中條副会長出席
中條副会長より、代議員の任期は4月1日から
とせず、定例代議員会開催の日から2年後の定例
代議員会までとする方向となり、全国の医師会に
周知することとなった旨報告。
20
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
I〕通知事項
〔I
I
I〕協議事項
〔I
1.定款・諸規程改定検討委員会における議論の
進捗状況について 1.三師会役員懇談会について
11月9日(水) ホテルメトロポリタン山形
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
正副会長及び常任理事が出席することと決定。
2.母子健康手帳の改正に係る意見の提出について
2.東北地方社会保険医療協議会山形部会への委
員の出席について 10月26日(水) 東北厚生局山形事務所
回答は佐藤常任理事に一任することと決定。
〔 Ⅳ 〕医師連盟関係
今回は欠席することと決定。
3.インフルエンザ予防接種における副反応報告
の取扱いについて 1.第3回日医連医政活動研究会「東北ブロック
研究会」の開催について 11月19日(土) 仙台市 江陽グランドホテル
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
清治副委員長、吉岡・島田執行委員出席するこ
とと決定。
4.ポリオワクチンの接種に関する広報について
2.民主党山形第1区総支部
「2011政経セミナー」
のご案内
11月6日(日) ホテルメトロポリタン山形
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員専用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
パーティ券を購入することと決定。
5.平成23年度全国有床診療所連絡協議会第3回
役員会のご案内
12月4日(日) 東京 学士会館
佐藤常任理事出席することと決定。
6.受診時定額負担に反対する署名運動の実施に
ついて
了知し取り組むこととし、各郡市地区医師会長
宛取りまとめを依頼することと決定。
(本会会員専
用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
第
7
回
全
理
事
21
会
日 時、平成23年10月26日(水) 午後3時30分~
会 場、県医師会館役員室
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 栗谷 義樹、中條 明夫、清治 邦夫
常任理事 佐藤 泰司、三原 一郎、武田 憲夫
大内 清則、深尾 彰、齋藤 忠明
理 事 沓沢 茂夫、折居 和夫、吉岡 信弥
江口 儀太、齋藤 聰、江口 拓也
監 事 小林 正義、大泉 晴史、尾形 浩
議 長 福原 晶子
副 議 長 島田 耕司
事 務 局 海和事務局長ほか事務局員
4.山形県在宅医療推進協議会専門部会
10月12日(水) 村山保健所
折居理事出席
折居理事より、第1回のWG会合であるが、先
の協議会で各構成団体から出された意見や課題に
ついて纏めたものについて話し合った。12月に第
2回をもつ。国の予算化や県の意気込みもあり、
広く本格的に動き始める気配が感じられた旨報告。
5.第55回社会保険指導者講習会
10月13日(木)、14日(金) 日本医師会館
中條副会長出席
〔Ⅰ〕報告事項
1.第7回常任理事会
10月12日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
栗谷副会長より、すでにネットで報告してある
とおりである旨報告。
2.診療に関する相談申し込み状況
栗谷副会長より、相談は2件だが、いずれも診
療内容に関する問題であった旨報告。
3.産業医研修会
10月12日(水) ホテルメトロポリタン山形
有海会長、齋藤常任理事出席
齋藤常任理事より、80名近い出席があった旨報告。
中條副会長より、画像診断に関する講演、東日
本大震災被災地・被災者に係る医療保険上の柔軟
な対応等について説明があった旨報告。
6.第3回医師会共同利用施設検討委員会
10月19日(水) 日本医師会館
有海会長出席
有海会長より、9月に本会担当で開催した全国
医師会共同利用施設総会について御礼を申し述べ
るとともに、原中会長から諮問のあった「地域社
会に貢献する医師会共同利用施設の今後の方向性
について―医療と介護の連携を見据えて―」につ
いて、これまでの議論を踏まえ、3つのテーマに
分けて共同して執筆することになった旨報告。
7.保険医療機関の個別指導
10月19日(水) 庄内町響ホール
立会い 栗谷副会長
10月14日(金) 鶴岡地区医師会館
三原常任理事出席
10月25日(火) 出羽庄内国際村
立会い 三原常任理事
三原常任理事より、35名の出席があった旨報告。
立会い役員より報告。
22
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
8.四師会禁煙推進委員会
10月20日(木) 県看護協会会館
大内常任理事出席
大内常任理事より、今年度後半の事業及び来年
度の禁煙推進全国大会山形フォーラムについて協
議した旨報告。
9.日本医師会議事運営委員会
10月22日(土) 日本医師会館
有海会長出席
有海会長より、翌日の第125回日本医師会臨時
代議員会の持ち方について協議した旨報告。
10.東北ブロック日医代議員打合せ会
10月22日(土) ホテルグランドパレス
有海会長、栗谷・中條・清治副会長出席
有海会長より、宮城県の橋本常任理事から、当
日開催の日本医師会財務委員会において、会館敷
地の簿価120億円(取得価格)について、時価評
価のうえ90億円減額して決算することが承認さ
れたとの報告があった旨報告。
11.第125回日本医師会臨時代議員会
10月23日(日) 日本医師会館
有海会長、栗谷・中條・清治副会長出席
有海会長より、本会清治代議員から看護教員養
成の要望に対し日医も支援する旨回答があったほ
か、TPP等について議論が行われた旨報告。
12. 会議・行事等
敢 武田雅身先生の叙勲を祝う会
10月14日(金) ホテルシンフォニー
清治副会長出席報告。
柑 篠原守信氏叙勲受章祝賀会
10月15日(土) 東京第一ホテル米沢
中條副会長出席報告。
桓 第3回山形急性心筋梗塞地域連携懇話会
10月15日(土) 山形市保健センター
沓沢理事出席報告。
棺 深澤山形県健康福祉部長との懇談
10月25日(火) 県庁
有海会長出席報告。
款 山形県立病院改革プラン点検・評価(外部
評価)会
10月25日(火) 県議会南棟
有海会長出席報告。
歓 米沢市医師会館創立90周年記念式典並び
に永年勤続職員表彰と祝賀会
10月25日(火)
米沢市医師会館、ホテルサンルート米沢
有海会長出席報告。
汗 第47回献血運動推進全国大会実行委員会
第2回幹事会
10月25日(火) 県庁
海和事務局長出席報告。
漢 山形産業保健推進センター第1回運営協議会
10月26日(水) 山形グランドホテル
有海会長・齋藤常任理事出席報告。
I〕通知事項
〔I
1.医療安全推進週間(11月20日~26日)について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
2.「地域の自主性及び自立性を高めるための改革
の推進を図るための関係法律の整備に関する法
律」の施行に伴う医政局関係法令の改正について
了知することと決定。
3.山形県社会福祉審議会臨時委員の委嘱について
加藤裕一会員への委嘱を了知することと決定。
4.東京電力「本補償」の生命・身体的損害に関
する請求に係る指定診断書について 了知することと決定。
(本会会員專用ホームペー
ジ「医師会ニュース」に掲載)
5.事務所閉鎖に伴うご連絡について
了知することと決定。
(本会会員專用ホームペー
ジ「医師会ニュース」に掲載)
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
6.病院・診療所等における向精神薬取扱いの手
引について
23
「予防接種ガイドライン2011年度版」及び「予
14.
防接種と子どもの健康2011年度版」の改訂につ
いて
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
7.平成23年度「児童虐待防止推進月間」の実施
について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
15.「院内感染対策サーベイランス」に係る参加
医療機関の追加募集について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
8.「平成23年度介護職員等によるたんの吸引等
の実施のための研修事業」の実施について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
16.「新型インフルエンザ対策行動計画」の改定
について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。
9.
「結核患者に対するDOTS(直接服薬確認療
法)の推進について」の一部改正について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
17.「予防接種法及び新型インフルエンザ予防接
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
種による健康被害の救済等に関する特別措置法
の一部を改正する法律」の一部施行及び関係政
省令の施行について
10.指定地域密着型サービスおよび指定地域密着
型介護予防サービスに関する指定事務の柔軟な
取扱いについて
了知することと決定。
(本会会員專用ホームペー
ジ「医師会ニュース」に掲載)
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
18.平成23年度山形県災害医療研修会の開催につ
いて
12月3日(土)
11.高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一
山形県高度技術研究開発センター
部を改正する法律の施行について
大内常任理事出席することと決定。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
19.第38回山形県公衆衛生学会の開催について
平成24年3月7日(水) 県立保健医療大学
12.地域の自主性及び自立性を高めるための改革
の推進を図るための関係法律の整備に関する法
律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備等に
関する省令について(老人福祉法および介護保
険法関係) 各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
13.インフルエンザ疾患関連死亡者数迅速把握事
業について
了知することと決定。
(本会会員專用ホームペー
ジ「医師会ニュース」に掲載)
了知することと決定。
(本会会員專用ホームペー
ジ「医師会ニュース」に掲載)
20.産業医研修会について
平成23年11月26日(土)
東京、ホテルカデンツァ光が丘
平成24年1月29日(日)
東京、すみだ産業会館
2月18日(土)
東京、ティアラこうとう
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
24
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
21.「医師年金 年金受給権者届」の取扱いにつ
いて
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。
〔Ⅲ〕協議事項
1.
「日本の医療を守るための総決起大会」への参
加依頼について 12月9日(金) 日本医師会館
有海会長、栗谷副会長、佐藤常任理事及び事務
局2名が出席することと決定。
② 新庄市最上郡医師会
12月13日(火) ゆめりあ
③ 長井市西置賜郡医師会
12月6日(火) 長井市西置賜郡医師会館
④ 南陽市東置賜郡医師会
12月22日(木) 南陽市東置賜郡医師会館
日本医師会に認定を申請することと決定。
9.平成23年度都道府県医師会看護問題担当理事
連絡協議会の開催について 11月30日(水) 日本医師会館
三原常任理事出席することと決定。
2.
「TPP交渉参加阻止」山形県民総決起集会へ
の参加について 11月7日(月) 霞城公園ソフトボール場
追 加 要 項
〔 I〕報告事項
参加することと決定。
3.
「山形医事関係裁判協議会」設置準備会の開催
について
11月16日(水) 山形地方裁判所
佐藤常任理事出席することと決定。
4.平成23年度家族計画・母体保護法指導者講習
会の開催について 12月3日(土) 日本医師会館
出席者の推薦は、日本産婦人科医会山形県支部
に一任することと決定。
5.平成23年度研修派遣補助事業について
申請していくことと決定。
1.会員訃報
敢 会員氏名 門脇 俊一 先生
【新庄市最上郡医師会】
死亡年月日 平成23年10月21日(90歳)
告 別 式 平成23年10月23日(日)
会 場 玉泉院(新庄市)
喪 主 門脇 淳子 様(次女)
事務局より、新庄市最上郡医師会にお願いし
弔意を表した旨報告。
I〕通知事項
〔I
1.RSウイルス感染症の検査に係る診療報酬上
の取扱いについて 各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
6.著作物、画像等の二次利用許可申請書
利用を許可することと決定。
7.平成23年度会費減免申請書 2.厚生労働省「疑義解釈資料(その9)~(そ
の11)
」の送付について 各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
11月分から全免することと決定。
8.日本医師会認定産業医制度産業医学研修会の
申請書提出について
陰 山形産業保健推進センター
12月16日(金) 山形国際交流プラザ
12月7日(水) 食糧会館 12月21日(水) 山形ビッグウイング
3.末期がん等の方への迅速な要介護認定等の実
施について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
25
4.ワクチン接種緊急促進基金管理運営要領にお
ける基準単価について 12.先天性血液凝固因子障害等治療研究事業につ
了知することと決定。
了知することと決定。
(本会会員專用ホームペー
ジ「医師会ニュース」に掲載)
5.山形県医療審議会の開催について
12月2日(金) 山形県自治会館
いて
13.建設国保組合加入者に係る特定健康診査受診
の領収証について 有海会長、栗谷・中條副会長出席することと決定。
6.東日本大震災に伴う食費および居住費等の負担
限度額に係る認定証等の有効期限の延期期間の
変更について (福島県広野町、楢葉町、大熊町)
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
I
I〕協議事項
〔I
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。
(本
会会員專用ホームページ
「東日本大震災関連情報」
に掲載)
1.医療安全全国共同行動連絡会議と医療安全全
国フォーラムのご案内及びご出席のお願い
11月18日(金) 日本医師会館
7.救急安心センター講演会の開催について
11月27日(日) ロイトン札幌
今回は欠席することと決定。
大内常任理事出席することと決定。
2.都道府県医師会における女性医師に関わる問
題への取り組み状況調査について 8.日本医師会の委員会委員の委嘱について
回答は栗谷副会長に一任することと決定。
勤務医委員会委員 平山 敦士
(山形大学医学部付属病院)
3.日本医師会認定健康スポーツ医の更新申請に
ついて
了知することと決定。
日本医師会に申請することと決定。
9.
「有床診療所の日」記念講演会開催のお知らせ
12月4日(日) 日本医師会館
4.日本医師会認定産業医の更新申請について
日本医師会に申請することと決定。
佐藤常任理事出席することと決定。
10.「第8回日医総研地域セミナーの開催」につ
5.各都道府県医師会における
「受診時定額負担」
導入反対のポスター制作について いて
12月10日(土) 日本医師会館
了知することと決定。
(本会会員專用ホームペー
ジ「医師会ニュース」に掲載)
了知することと決定。
6.学校医(協力内科医等)の配置(案)について
学校保健委員会委員に意見を聞くことと決定。
11.高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一
部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係
省令の整備に関する省令等の施行について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会会員專用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
7.平成23年度日本医師会医療情報システム協議
会の開催について 平成24年2月11日(土) ~12日(日)
日本医師会館
清治副会長、三原常任理事出席することと決定。
26
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
〔 Ⅳ 〕医師連盟関係
8.その他
敢 日医生涯教育講座、医師会活動を考えるシ
ンポジウム及び女子医学生・女性医師をサ
ポートするためのシンポジウムについて 1.第5回政策推進会議の開催について
11月20日(日)
山形国際交流プラザ「ビッグウイング」
武田常任理事より、学術委員会が企画し11月
に開催する標記行事について、その趣旨等の説
明があり、広く会員等に参加を呼び掛けてもら
いたい旨の要請があった。
了知することと決定。
柑 三層構造が連動する役員・代議員の任期調
整について
パーティ券を購入することと決定。
2.えんどう利明政経セミナー 2011
12月5日(月) 山形グランドホテル
海和事務局長より、法人法により役員の任期
の始期が定められ、新役員を今年度内に選挙す
ると終期に一年のずれが生じるため、郡市地区
医師会も合わせて検討する必要がある旨説明。
私たちの事業は、
医療と介護、そして教育の
「 三位一体 」
3つが力を合わせながら、やさしさを強さに、思いをかたちに。
医療関連
事業
医事トータル業務
滅菌・SPDサービス
医事コンサルティング
ヘルスケア
事業 訪問介護
教育事業
通所介護
福祉用具レンタル
在宅改修 他
医療事務・ホームヘルパー養成 他
株式会社ニチイ学館 山形支店 〒990-0031 山形市十日町1-1-34 山形駅前通ビル 1F
TEL0
23−641−3359
(旧アクサ山形ビル)
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
27
第2回産業医委員会
本会第2回産業医委員会は、去る10月31日(月)午
〇協 議
後3時30分より県医師会館2階会議室において
敢 平成23年度地域産業保健センター事業の進め
開催された。初めに有海会長より、
「本日はお忙し
方について
い中お集まりいただきお礼申し上げる。先生方に
は、産業保健において指導的なご活躍をいただき
菅原委員長より、地域産業保健センター事業の
お礼申し上げる。産業医の事業は大きく様変わり
進め方(案)が作成されるまでの経緯について次
をしている。組織も大きく変わってきている。特
の通り説明があった。
に地域産業保健センターを県医師会が運営してゆ
平成23年3月1日に山形県地域産業保健セン
くということになった。実際にこれを運営してゆ
ターにかかる打合会が開催され、山形労働局より
くのは難しいところがある。産業医の数あるいは
平成23年度事業の進め方について説明があり、23
事業所の状況、地域性などがありそれを一体化し
年度から特定健康相談というこれまでと違った事
て一緒にやってゆき、それを均てん化してゆかな
業の説明があった。その後6月25日に地域産業保
ければならない。これをどのように進めてゆくか
健センターのコーディネーターと保健師を対象と
が問題である。したがって、先生方の意見を頂戴
した講習会を開催した。そこで、産業医に関わる
して纏まりつつあるが、最終的にどのようにする
ところは県医師会において検討してほしいという
かが課題となっている。本日はこれらが良い方向
ことになり、本日の委員会の開催に至った。
に向かえば良いと思っているので、忌憚のないご
また、この進め方(案)を各地区医師会へ提示し
意見を頂戴したい。」との挨拶があり、菅原委員長
てアンケート調査を行った。案に対しては概ね賛成
の司会で協議が進められた。
という意見であった。ただ、サテライト方式という、
主な協議内容は次の通りである。
原則として医療機関で従業員の窓口医療相談をお
こなうことについては、全般的に登録産業医の協力
○出席者
を得るのが難しいという意見が多かった。
会 長 有海 躬行
副 会 長 中條 明夫、清治 邦夫
次に、これについての各地区から次のような意
担当理事 齋藤 忠明、吉岡 信弥、齋藤 聰
見が出され、協議の結果、従業員の窓口医療相談
委 員 長 菅原 保
については、原則としては医療機関でおこなうこ
副委員長 神村 裕子
ととするが、今までのような医師会でおこなうこ
委 員 宮脇 法親、髙橋 則好、中里 敬
とも可とされており、事業所を回るやり方も合せ
原田 正夫、松橋 昭夫、髙橋 秀昭
て実施していくことになった。また、地域産業保
オブザーバー 産業保健推進センター副所長
健センターへの産業医登録をさらに進め、産業医
石井 俊二
にサテライト方式ができるかどうかを確認するこ
とになった。
・サテライト方式については、できる産業医の先
生はやるようにしてよいが、多くの先生は、保
険診療と面接相談の区分けができないとかの理
由で、今までどおりが良いということであった。
28
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
それぞれの地区の状況に合わせて行なうのが良
いと思う。
・窓口相談とか長時間労働者への面接は、産業医
・まだ議論はしていない。これから検討したいと
思っている。
・個人的な意見としては、今まで通りで良いと思
の登録がないとできない。事業所も今は不況で
う。10人20人の中小企業の従業員が医療機関へ
あるということもあり、相談を事業所から来て
行ってやるとなれば、事業所は大きな負担にな
もらってやるのは難しい。ただ、まずは地産保
る。それならば、医師、看護師が事業所へ行っ
センターに産業医の登録をしてもらうことから
てやる方が効率的だと思う。
行いたい。
・相談の数を増やすという意味で、事業所へ産業
・産業医の登録は少ないが事業所の数は多い。た
医が出向くのは、産業医が忙しいのでかえって
だ、面接をやるにしてもどこまで踏み込んでい
できない。賛同してくれた産業医の医療機関で
いのか難しいところもある。地域産業保健セン
面接相談を始めた。
ターの面接相談についてもどこまでやればいい
のかということを示してほしい。サテライト方
式については賛成できない。
柑 その他
陰 コーディネーターの業務等について検討を
おこなった。
・窓口相談については、コーディネーターは企画
隠 インフルエンザ等のワクチン接種を、産業
だけを行ない、医師会の職員が窓口になり行
医が事業所へ出向いてやることについて意見
なっている。サテライト方式に対しては温度差
が出された。
がある。
・個人的な考えであるが、今までのやり方で何の
支障もないので、サテライト方式でやることは
考えていない。必ずサテライト方式をやらなけ
ればならないのなら考えなければならないが、
今のままで良いのなら、それで良いと思う。
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
斬10月 1日
日本医師会館で開催され、中條副会長出席。
東北がん評議会、3大学合同市民
公開シンポジウムが仙台勝山会館で開催され、
斬〃
2日
やまがたピンクリボンフェスタ
形グランドホテルで開催され、有海会長出席。
斬〃
テルシンフォニーで開催され、清治副会長出席。
斬〃
新山形市医師会館落成祝賀会が山
斬〃
3日
斬〃
東北各県医師会長会議がホ
テ
ル
メ
ト
ロ
ホ
゚
斬〃
5日
7月以降の診療
の取扱いについて(その11)(
等分の取扱い)、各郡市地区医師会長宛通知。
6日
産業保健に関する会議を県医師会
よる被災者に係る保険診療と公費負担医療の
取扱いについて、各郡市地区医師会長宛通知。
会報編集会議を県医師会館他で開催。
報酬等の請求の取扱い等について、各郡市地
忠)
常任
議が日本医師会館で開催され、齋藤(
理事出席。
区医師会長宛通知。
斬〃
2012世 界 禁 煙 デ ー や ま が た
斬〃
れ、大内常任理事出席。
について、各郡市地区医師会長宛通知。
成23年鹿児島県奄美地方における豪雨」によ
り被災した要介護高齢者等への対応について、
整委員会が県庁で開催され、大内常任理事出席。
11日
医療救護班コーディネーター会議
各郡市地区医師会長宛通知。
護報酬等の請求等の取扱いについて(9月
聰)
理事出席。
岡・齋藤(
12日
第7回常任理事会を県医師会館で
サービス提供分)
、
各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
開催。
介護予防・日常生活支援総合事業
の基本的事項について、各郡市地区医師会長
産業医研修会をホテルメトロポリタン山形
斬〃
「平成23年台風12号」に関する介
斬〃
が県医師会館で開催され、大内常任理事、吉
斬〃
「平成23年台風15号」および「平
斬〃
第2回山形県災害拠点病院等連絡
調整拡大会議及び第1回ドクターヘリ導入調
斬〃
介護職員等によるたんの吸引等の
実施のための指導者養成事業
(特定の者対象)
フォーラム実行委員会が県医師会館で開催さ
斬〃
平成23年台風12号に関する診療
斬〃
第33回産業保健活動推進全国会
斬〃
鹿児島県奄美地方における豪雨に
斬〃
館で開催。
斬〃
東北地方太平洋沖地震及び長野県
北部の地震による被災者に係る一部負担金等
県教育庁と学校医に関する打合せ
が県医師会館で開催され、佐藤常任理事出席。
災害時医療救護活動の迅速な展開
に向けてについて、各郡市地区医師会長宛通知。
リ
タ
ン
仙台で開催され、有海会長出席。
斬〃
産業医研修会を鶴岡地区医師会館
武田雅身先生の叙勲を祝う会がホ
斬〃
2011が山形西口イベント広場で開催され、有
海会長出席。
14日
で開催。
栗谷副会長出席。
斬〃
29
で開催。
宛通知。
斬〃
指定居宅サービス等事業所の人員、
山形県在宅医療推進協議会専門部
設備および運営に関する基準等の一部を改正
会が村山保健所で開催され、折居理事出席。
する省令の施行に伴う指定、介護報酬等の取
斬〃 13日・14日第55回社会保険指導者講習会が
扱いについて(一部ユニット型施設・事業所
斬〃
30
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
第一ホテル米沢で開催され、中條副会長出席。
関連)、各郡市地区医師会長宛通知。
東日本大震災に係る緊急時避難準
斬〃
斬〃
備区域の解除に伴う取扱いについて、各郡市
懇話会が山形保健センターで開催され、沓沢
地区医師会長宛通知。
理事出席。
「平成23年台風15号」により被災
斬〃
斬〃
した要介護高齢者等への対応について、各郡
市地区医師会長宛通知。
における学校保健功労者の受賞者の決定につ
斬〃
受診時定額負担に反対する署名運
斬〃
22日
四師会禁煙推進委員会が県看護協
日本医師会議事運営委員会が日本
東北ブロック日医代議員打合せ会
斬〃
がホテルグランドパレスで開催され、有海会
「かかりつけ医/非腎臓専門医と
腎臓専門医の協力を促進する慢性腎臓病患者
20日
医師会館で開催され、有海会長出席。
動の実施について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
第3回医師会共同利用施設検討委
会会館で開催され、大内常任理事出席。
いて、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
19日
員会が日本医師会館で開催され、有海会長出席。
第33回山形県医師会学校医大会
斬〃
長、栗谷・中條・清治副会長出席。
斬〃
23日
第125回日本医師会臨時代議員会
の重症化予防のための診療システムの有用性
が日本医師会館で開催され、有海会長、栗谷・
を検討する研究(FROM-J)
」への協力に
中條・清治副会長出席。
ついて、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
ポリオワクチンの接種に関する広
斬〃
報について、各郡市地区医師会長宛通知。
深澤山形県健康福祉部長との懇談
が県庁で開催され、有海会長出席。
山形県立病院改革プラン点検・評
価(外部評価)会が県議会南棟で開催され、
基準の一部改正について、各郡市地区医師会
長宛通知。
25日
斬〃
移植希望者(レシピエント)選択
斬〃
有海会長出席。
米沢市医師会館創立90周年記念
斬〃
麻しん風しんの第3期・第4期の
式典並びに永年勤続職員表彰と祝賀会が米沢
予防接種の促進について、各郡市地区医師会
市医師会館、ホテルサンルート米沢で開催さ
斬〃
長宛通知。
れ、有海会長出席。
インフルエンザワクチン需要予測
斬〃
第47回献血運動推進全国大会実
斬〃
のための調査について、各郡市地区医師会長
行委員会第2回幹事会が県庁で開催され、海
宛通知。
和事務局長出席。
定款・諸規程改定検討委員会にお
斬〃
ける議論の進捗状況について、各郡市地区医
斬〃
斬〃
「山形県結核予防計画改定委員会」
斬〃
委員の推薦について、各郡市地区医師会長宛
有海会長出席。
斬〃
防接種について、各郡市地区医師会長宛通知。
康診査及び特定保健指導費用の自己負担につ
いて、各郡市地区医師会長宛通知。
篠原守信氏叙勲受章祝賀会が東京
28日
放射線に関する研修会が静岡県コ
ン
ヘ
゙
ン
シ
ョ
ン
ア
ー
ツ
セ
ン
タ
ー
で開催され、清治副会長、佐藤・
建設国保組合加入者に係る特定健
15日
山形産業保健推進センター第1回
デパートで開催。
高齢者に対するインフルエンザ予
斬〃
第7回全理事会を県医師会館で開催。
斬〃 26日~31日 第27回山形県医家美術展を大沼
通知。
斬〃
26日
運営協議会が山形グランドホテルで開催され、
師会長宛通知。
斬〃
第3回山形急性心筋梗塞地域連携
大内常任理事出席。
平成23年度「児童虐待防止推進月
斬〃
間」の実施について、各郡市地区医師会長宛
通知。
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
斬〃
建設国保組合加入者に係る特定健
斬〃
康診査受診の領収証について、各郡市地区医
「平成23年度介護職員等によるた
「院内感染対策サーベイランス」
に
係る参加医療機関の追加募集について、各郡
師会長宛通知。
斬〃
31
市地区医師会長宛通知。
「新型インフルエンザ対策行動計
斬〃
んの吸引等の実施のための研修事業」の実施
画」の改定について、各郡市地区医師会長宛
について、各郡市地区医師会長宛通知。
通知。
指定地域密着型サービスおよび指
斬〃
「予防接種ガイドライン2011年度
斬〃
定地域密着型介護予防サービスに関する指定
版」及び「予防接種と子どもの健康2011年度
事務の柔軟な取扱いについて、各郡市地区医
版」の改訂について、各郡市地区医師会長宛
師会長宛通知。
通知。
高齢者の居住の安定確保に関する
斬〃
RSウイルス感染症の検査に係る
斬〃
法律等の一部を改正する法律の施行について、
診療報酬上の取扱いについて、各郡市地区医
各郡市地区医師会長宛通知。
師会長宛通知。
地域の自主性及び自立性を高める
斬〃
病院・診療所等における向精神薬
斬〃
ための改革の推進を図るための関係法律の整
取扱いの手引について、各郡市地区医師会長
備に関する法律の施行に伴う厚生労働省関係
宛通知。
省令の整備等に関する省令について(老人福
厚生労働省「疑義解釈資料(その
斬〃
祉法および介護保険法関係)
、
各郡市地区医師
」を、各郡市地区医師会長
9)~(その11)
会長宛通知。
宛送付。
末期がん等の方への迅速な要介護
斬〃
日)について、各郡市地区医師会長宛通知。
認定等の実施について、各郡市地区医師会長
斬〃
宛通知。
東日本大震災に伴う食費および居
斬〃
住費等の負担限度額に係る認定証等の有効期
医療安全推進週間(11月20日~26
斬〃
29日
消化器検診研修会を県産業創造支
援センターで開催。
平成23年度全国医師会勤務医部
斬〃
限の延期期間の変更について(福島県広野町、
会連絡会がANAクラウンプラザホテル(富山
楢葉町、大熊町)
、
各郡市地区医師会長宛通知。
市)で開催され、栗谷副会長、武田・大内常
高齢者の居住の安定確保に関する
斬〃
法律等の一部を改正する法律の施行に伴う厚
任理事出席。
第42回全国学校保健・学校医大会、
斬〃
生労働省関係省令の整備に関する省令等の施
都道府県医師会連絡会議がホテルセンチュ
行について、各郡市地区医師会長宛通知。
リー静岡で開催され、有海会長、清治副会長、
「
医師年金 年金受給権者届」
の取
斬〃
扱いについて、各郡市地区医師会長宛通知。
独立行政法人福祉医療機構の貸付
斬〃
利率の改定について、各郡市地区医師会長宛
通知。
佐藤常任理事出席。
斬〃
31日
で開催。
第2回産業医委員会を県医師会館
32
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
会 員 異 動
10月31日現在会員数 1,
727名 A会員 705名 B会員 903名 C会員 1名 準会員 118名
○ 会 員 訃 報
死亡年月日
平成23年10月26日
○ 入 月 日
10.1
〃
〃
10.17
月 日
9.1
〃
10.1
〃
10.19
10.25
享 年
82歳
会員区分
B
B
B
B
氏 名
本 多 勇 希
中 村 雅 将
柄 澤 哲
小 野 克 彦
備 考
会員区分
A→B
B→A
A
A→B
A
A→B
氏 名
安 達 雅 史
廣 井 正 彦
勝 浦 理 彦
中 川 真 一
榊 原 昭
門 脇 淳 子
備 考
会員区分変更
医師会異動・会員区分変更
法人化
会員区分変更
現住所変更
会員区分変更
会員区分
B
氏 名
加賀山 學
備 考
動
郡市地区医師会
山
形
市
新庄市最上郡
山
形
市
山
形
市
山
形
市
新庄市最上郡
○ 退 月 日
10.15
氏 名
齋 藤 忠
会
郡市地区医師会
山 形 大 学
山
形
市
南陽市東置賜郡
北 村 山 地 区
○ 異 郡市地区医師会
南陽市東置賜郡
会
郡市地区医師会
北 村 山 地 区
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
33
医師国保だより
平成23年10月20日
山形県医師国民健康保険組合公告第527号
山形県医師国民健康保険組合 (診療報酬明細書等の開示に係る取扱要領の全部改正)
理事長 徳永 正靱 平成23年10月2日開催の本組合第258回理事会
において、診療報酬明細書等の開示に係る取扱要
領の全部を改正したので公告します。
平成23年7月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる7月分の療養諸費及びその他の諸給付については、次のとおりです。
1.療養諸費
7月分の療養諸費の状況は、組合負担額で入院6,
968千円、入院外8,
738千円、歯科2,
442千円、診療費
合計で18,
148千円となりました。7月までの組合負担額の前年度同期比では入院39.
90%増、入院外
7.
08%増、歯科4.
10%増、診療費計で19.
57%増と高く推移しています。
また、調剤も11.
72%増と高くなっています。
療養諸費
区 分
件数
日数
費 用 額
医
円
円
円
担
法 1件当り 1人当り
額 費 用 額 費 用 額
円
第1種 入 院
組合員
入院外
7
92
2,
649,
660
1,
854,
758
756,
830
-
38,
072
220
315
4,
729,
480
3,
319,
803
1,
388,
098
0
入 院
17
252
7,
270,
700
5,
113,
233
2,
059,
285
-
入院外
707
985
7,
559,
110
5,
418,
162
1,
921,
625
951 1,
644
22,
208,
950
15,
705,
956
第 2 種
組 合 員
及
び
世 帯 員
科
一 部 負 担 金
他
薬剤一部負担金 負
組合負担額
円
計
円
円
378,
523
4,
233
21,
579
21,
498
7,
555
98,
182
427,
688
4,
006
0
219,
323
10,
692
4,
165
6,
125,
838
0
377,
156
23,
353
9,
098
第1種組合員
104
180
968,
190
678,
071
286,
865
0
3,
254
9,
310
1,
547
第 2 種 組 合 員
及 び 世 帯 員
262
440
2,
501,
120
1,
764,
400
692,
572
0
44,
148
9,
546
1,
378
計
366
620
3,
469,
310
2,
442,
471
979,
437
0
47,
402
9,
479
1,
421
剤
482 (
573)
5,
836,
270
4,
111,
997
1,
524,
735
0
199,
538
12,
108
2,
391
入院時食事療養費
(
22) (
921)
600,
910
361,
450
239,
460
-
0
26,
127
246
歯
科
調
訪
問
看
護
1
15
135,
400
94,
780
0
-
40,
620
135,
400
55
65
療
養
費
30
-
159,
876
114,
989
40,
690
-
4,
197
5,
329
移
送
費
0
-
0
0
0
-
0
0
0
療 養 諸 費 合 計
1,
830
-
32,
410,
716
22,
831,
643
8,
910,
160
0
668,
913
17,
711
13,
278
本
計
7,
290
- 140,
064,
750
98,
656,
057
38,
308,
528
0 3,
100,
165
19,
213
57,
357
前 年 度 同 期 比
103.
3
-
119.
1
118.
6
115.
5
123.
0
年
度
累
119.
3
-
138.
8
34
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
2.その他組合の諸給付
7月分のその他の諸給付は、高額療養費
19件2,
117,
908円、出 産 育 児 一 時 金2件
840,
000円、傷病手当金1件80,
000円を給
付しました。
その他組合の諸給付
種 別
件 数
金 額
19
出産育児一時金
2
葬
費
0
傷 病 手 当 金
1
合
3.保険給付費支払額の状況
7月分の保険給付費は25,
870千円で、前年に比
べ1,
051千円の減少となっています。
平成23年度 保険給付費支払額の状況
平成22年度
平成23年度
22年度実績月平均
23年度当初予算月平均
祭
計
2,
117,
908
840,
000 第2種組合員3人
※先月分1件過誤調整のため
0
80,
000 第1種組合員1人
22
3,
037,
908
4.共済会の諸給付金の状況
7月分の共済会の諸給付は、傷病見舞金7件
650,
000円、死亡弔慰金1件350,
000円を給付しま
した。
共済会の諸給付金の状況
種 別
件数
30,162
25,142
傷 病 給 付 金
25,870
25,912
24,675
24,675
22,396
金額
備 考
円
傷 病 見 舞 金
30,821
備 考
円
高 額 療 養 費
死 亡 弔 慰 金
出 産 給 付 金
介 護 手 当 金
高齢者褒賞給付金
生存退会給付金
合 計
7
0
1
0
0
0
0
8
650,
000 会員4人
0
350,
000 会員1人
0
0
0
0
1,
000,
000
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
35
愚虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞虞喰
空
偶
臨時休業のお知らせ
空
偶
佳加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加
可
空
偶
嘉
嘉
空
偶
嘉
嘉
寓遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇遇隅
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
嘉
夏加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加加嫁
期日 12月29日(木)、30日(金)
当組合では、山形県医師会ならびに関連団体と同様、例年通り
に12月29日 (木)、30日 (金) および金融機関恒例の年末年始の休業日
をお休みいたします。
なお、平成24年1月4日 (水) からは平常通り営業いたします。
☆新商品のご案内☆
平成23年11月より、以下のローン商品の取扱いを開始いたしましたので、
先生方のご利用をお待ちしております。
商品名
年末・中元・納税季節資金融資
ご利用いただける方
山形県医師会A会員で当組合の組合員の先生方、及び先生が
代表を務める医療法人・郡市地区医師会並びに医療関連団体
お使いみち
年末・中元の従業員に対するボーナス資金及び納税資金
1,
000万円(10万円単位)まで
ご融資の期間・利率 1年以内・固定金利1.
00%
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ご返済方法・保証人等
毎月元金均等分割返済・保証人原則1名、担保原則不要
その他
ご用意いただく書類等の本件に関するご照会・ご質問は、
メール、電話などで下記「お問合せ先」までご連絡ください
来春に、ご子息様の入学資金・授業料などの教育資金をお考えの先生方は、
当組合へお早めにご相談ください。
【お問合せ先】
<先生方の手で創設され組織されている、医師のための金融機関>
山形県医師信用組合 TEL.023(666)5700
FAX.023(666)5701
URL http://www.yama-ishishinkumi.co.jp/
どうぞお気軽にご相談ください。ご利用をお待ちしております。
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山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
厚生年金基金だより(No.201)
賞与支払届提出にご協力をお願いいたします
当基金業務運営には平素からご高配賜り厚く御礼申し上げます。
12月は賞与支払月にあたる事業所様が多いと思いますが、賞与支払がありましたら、支払届をご提出
下さいますようお願いいたします。
支払届到着後10日程度で、決定通知書をお送りいたしますのでご確認下さい。
年末のご多忙な時期に大変恐縮ですが何卒よろしくお願い申し上げます。
事業概況(平成23年度第2四半期分:平成23年9月30日現在)
1.役員及び事務組織
理
代
事
員
議
8名
18名
3.加入員及び標準給与
2.掛金率(報酬標準給与月額に対して)
職
員
数
男子
女子
1名
3名
普 通 掛 金 加 算 掛 金 事務費掛金
事 業 所 数
137
事業所あたり
人
加入員数平均
50.
4
4.給 付
敢 年 金
年金受給権者
新規年金裁定者
失権者(亡くなられた方)
4.
6
掛金率(%)
加 入 員 数
人
定
科
構
0.
25
成
比
%
合 計
5.
85
標準給与月額平均
円
24.
1
75.
9
100.
0
※加入員数の今年度増加数釈2
33名(+3.
5%)
錫錫錫錫錫錫錫錫錫若
男
子
女
子
計(平均)
1,
666
5,
236
6,
902
319.
432
250.
719
267.
305
柑 一 時 金
人 数
人
年 金 額
円
一人当り平均額
円
1,
242
88
9
310,
836,
703
28,
166,
900
1,
859,
000
250,
271
320,
078
206,
556
脱退一時金
選択一時金
遺族一時金
通算企業年金選択
5.年金資産
残高・利回り(平成23年度通期)
勘
1.
0
目 運 用 委 託 先 委 託 割 合 時 価 残 高 修正総合利回り
%
百万円
%
信
年 金 信 託
△8.
50.
0
6,
383
50
託 給付専用ファンド みずほ信託銀行
-
186
0.
02
△8.
25.
0
3,
097
93
資 年 金 信 託 三菱UFJ信託銀行
中央三井アセット信託
△8.
5.
0
621
58
産
小 計
△8.
80.
0
10,
287
50
第一生命保険
△9.
6.
0
665
13
第 1 特 約 明治安田生命保険
△8.
3.
0
322
97
保 小 計
△9.
9.
0
987
08
険 第一生命保険
3.
0
485
0.
62
6.
5
1,
036
0.
62
資 一 般 勘 定 日 本 生 命 保 険
明治安田生命保険
1.
5
240
0.
62
産
小 計
11.
0
1,
761
0.
62
計
△3.
20.
0
2,
748
07
合 計
△7.
100.
0
13,
035
41
人 数
人
一 時 金 額
円
一人当り平均額
円
47
24
2
19
7,
039,
200
16,
128,
300
987,
100
3,
309,
500
149,
770
672,
013
493,
550
174,
184
構成割合と23年度通期市場収益率
資産の種類
国 内 債 券
国 内 株 式
外 国 債 券
外 国 株 式
一 般 勘 定
そ の 他
キャッシュ等
合
計
市場収益率
構 成 割 合 (ベンチマーク)
%
%
34.
4
22.
2
7.
9
18.
6
13.
5
0.
7
2.
7
100.
0
2.
15
△11.
46
△3.
44
△22.
74
-
0.
03
0.
03
-
山形県医師会会報 平成23年11月 第723号
37
編 集 後 記
開始にしてもらっています。そうすると、11時の
定時退社
電車に乗ればいいので午前中の診療をいくらかは
TVで東京駅の改修工事が間もなく一段落する
出来ます。問題は終わりの時間です。5時過ぎに
というニュースを流していました。
は終わるのですが、現在副委員長なので次回の会
つばさ144号は東京駅に4時56分に着きます。
議の持って行き方とか事務との連絡があります。
私は、丸の内北出口に出ることが多いのですが、
或いは、折角の機会なので、文科省の技官にお願
タクシー乗車場に行く途中、東京駅建設現場の出
いをしたり、意見を聞いたりいたします。無理を
入り口の前を通ります。通る時にはすでに建設現
言って遅く始めてもらっているので、早く帰りた
場の出入り口は締まっていて工事車両の出入りは
いとは言えません。朝型人間の私としては、東京
ありません。何時も何気なく通り過ぎていたので
に泊まって朝6時の電車で帰ることになりますが、
すが、その頃には仕事は終わっているのでしょう。
勿論工事現場はまだ始まっていません。
病院の勤務医は勿論、開業医もまだ仕事を終わっ
9時に山形駅に着けば、いつもよりは30分ほど
ている時間ではありません。3K、きつい・汚
遅れての診療を開始できます。朝食は東京駅で
い・危険と言われた建設労働者ですが、少なくと
買った冷たい弁当と暖かいお茶ですが、暖かい弁
も東京駅の建設現場は医療関係者よりは時間的に
当を売っている所は絶対ある筈です。山形より北
は楽なようです。
の先生方が日本医師会の会合に出席するのは、私
日本医師会の会議は1時・2時開始が多いので、
以上に大変だと思います。
山形駅からは9時か10時の電車には乗らなければ
山形市医師会理事になったのが平成2年、それ
なりません。その日は朝から臨時休診です。私の
から20年を過ぎました。
(佐藤 泰司)
関係している学校保健委員会は、年に5回ほど開
催されますが、委員の皆さんにお願いして2時半
発
23号
山 形 県 医 師 会 会 報 第7
〃 ¥ 525
本会会誌の誌代525円は、山形県医師
行
者 有 海 躬 行
平成23年11月5日 印刷
平成23年11月10日 発行
編 集 委 員 中 條 明 夫
〃 〃 清 治 邦 夫
佐 藤 泰 司
三 原 一 郎
発 行 所 社団法人
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる。
山形県医師会
2473 山形市松栄一丁目6番73号 〒990TEL023-666-5200 FAX023-647-7757 印 刷 所
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誠
文
堂
山形市本町一丁目7番50号 印
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