QLD洪水被害支援 チャリティー映画上映会のご案内 日時: 2001年1月23日(日) 場所: North Sydney Leagues Club 12 Abbott St, Cammeray (02) 9245 3000 料金: 料金: (QLDへ送る為のご寄付をお願い致します。) 無料 上映映画: 上映映画: 1)「木の来た道」11:00~ 1)「木の来た道」11:00~ 及び時間 2) ドキュメンタリー「マザーテレサ」13:00~ ドキュメンタリー「マザーテレサ」13:00~ 3) 1/4 の奇跡 14:45~ 1)日本語の 日本語のみ 2)英語( 2)英語(日本語 英語(日本語字幕 日本語字幕付き)3) 字幕付き)3)日本語 付き)3)日本語( 日本語(英語字幕 英語字幕付 字幕付き) 当日は、上記3本の映画の上映のほかに「タッピング・タッチ」 をご紹介させて頂きます。(12:00~) 上記3本の映画の詳細と、「タッピング・タッチ」についての詳しい 内容は下記をご覧下さい。 申し込みは不要です。当日、会場に直接お越しください。 (無料パーキングがございます。) 1) 木の来た道 「木の来た道―ways of experiencing wood」は、今日の森林・木材流通の関係性を、特に日 本からの視点で捉えたドキュメンタリー映像です。木材のフェアートレードを目指す、 「フェアウッド・キャンペーン」の一環として、森林や木材産業が抱える問題を多くの方 に知ってもらい、共に考え話し合うきっかけを作るという趣旨で製作されました。 私達は、木や木からできた製品に毎日触れているにもかかわらず、それがどこからどうや って来たのかについては殆ど知りません。そのことは、生産から消費に至るまで商業活動 のほとんど全ての過程が自由資本主義経済の名の下にグローバル化した今日においては、 木材に限らず近年注目されている食品など、多くのものに共通する事です。サプライチェ ーン(供給ルート)が長すぎるし、不透明すぎるのです。それ故に、あらゆるものが見え ないところで様々な問題と複雑に絡み合い、新たな問題を生み出しながら私達の手元に届 きます。例えば、場合によっては、遠くの物の方が安く簡単に手に入るというこの経済構 造を維持するために、大量の化石燃料を使用して物資が輸送され、気候変動を始めとする 多くの環境問題の原因を生み出し続けます。 目の前に有る物の背後に刻まれた、遠い場所での、時として悲しい物語に、どうやったら 気付けるのでしょうか? 地球上の出来事は全て複雑に絡み合って存在しています。製作中、どうすればこのこと をうまく伝えられるか非常に悩みました。この切っても切れない「繋がり」を深く理解す ることなくしては、皆が自らの消費活動が、地球の裏側に対して大きな影響を及ぼしてい る事を真撃に受け止める事はできないと考えたからです。今日、私達人類は、未曾有の地 球危機に直面していることは抗えない真実のようです。しかし、同時に全人類にとって、 今度は「人類の中にある特定の権利を持った人の利益」のためでなく、「地球まるごとの 利益」のために手を繋ぎ協力し合う、またとないチャンスだとも捉える事ができます。 森林や木材の分野でも、様々の人たちが様々な取り組みを行っています。また、全ての 生命にとってかけがえのない森林、その大切さに多くの人々が目覚めつつもあります。こ の多様な私達みなが、国、企業、団体やそれぞれの立場、限定的な利益などの垣根を越え て、地球大の目的の為に連帯し助け合えば、この大きな迫り来る危機を乗り越えると信じ ています。「フェアウッド・キャンペーン」が、大きな素晴らしい変化の原動力になるこ とを強く望んでやみません。 CO-DIRECTED BY 三上雄己・木村輝一郎 (ABOVO) 母なるこ 母なることの由来」 由来」 2) 「マザー・ マザー・テレサー マザー・テレサの、5年間 10 カ国における精力的な活動と、彼女の生いたちから現在の活動 にまで至った経過を描くドキュメンタリー映画。製作・監督はアン・ペトレーとジャネット・ペトレ ー、撮影はエド・ラックマンとサンディ・シセル、音楽はスザンヌ・シアーニ、語りはリチャード・ アッテンボローが担当。46 年9月 10 日、ダージリンヘ向かう汽車の中で、“神の声”を聞いた マザー・テレサは、“貧しい人々の中でも最も貧しい人々”の世話をするために生きることを誓 う。彼女が修道服を脱ぎ、サリーを身につけ、僅かなお金と共にカルカッタのスラム街へ入っ ていったのは 48 年のこと。映画は、彼女が 54 年に開いた、誰にも知られず、必要とされるこ ともなく惨めに死んでゆく人々が、安らかな死期を迎えることのできる“死を待つ人の家”での 活動と、アメリカや西ベイルートでの献身と祈りを描いて、マザー・テレサという女性の姿を浮 き彫りにしてゆく。 3) 「1/4 の奇跡~本当 奇跡~本当の 本当のことだから~」 石川県在住、養護学校教諭の山元加津子さん。 加津子さんが語る、学校の子ども達のお話は、“いのちの尊さ”“いのちを生かす大きな存在” にまで触れ、聞く人の魂を揺さぶり、全国で感動を呼んでいます。 「1/4の奇跡~本当のことだから」は、そんな加津子さんに語っていただきながら、 “ひとりひとりが、とっても大切な存在なんだ”“ありのままの私たちで、大丈夫なんだ”というこ とを、描き出していくドキュメンタリー映画です。 この映画は、映像制作経験ゼロ、2児の母である入江富美子さんがある大晦日の夜に制作を ひらめいて、一念発起し、創られた映画です。 大晦日の夜、ありのままの自分をまるごと受け入れたときに、「ありがとう~」という気持ちが 自分の中から溢れ出てくる、という体験をしました。そして、自分の中の“ありがとう”が増えた とき、この宇宙全体の“ありがとう”の量が増えたという確信がありました。 その瞬間、「私は、宇宙に感謝の量を増やす映画を創る!」そう決意します。 経験なし、人脈なし、資金なし、すべてゼロからのスタート。 しかし様々な人との出会いと応援によって、映画は完成し、 2007 年 2 月 11 日初上映会が開かれます。手作りのイベントに関わらず、約 1000 名の方が 観てくださり、その後も口込みで自主上映の輪が全国、海外へ広がっています。 養護学校教諭のかっこちゃん(山元加津子 かっこちゃん(山元加津子さん) 山元加津子さん)は、 学校の子どもたちとの触れ合いの中で、 子どもたちの持っている素晴らしい性質や力に出会う。それは、私達人間を支えている、 見えないけれど大きな力、生かされている”いのち”、その尊さを知ることでもあった。 ○「生まれた時に着ていた、ピンクの産着が肌にあたって痛かった」と、 赤ん坊の時の記憶を持つ子ども。 ○季節の変わり目や言語を色で見る子ども。 ○子ども達には、様々な情報が流れ込むという。 かっこちゃんは、そんな子ども達と接して、 子ども達は何か「本当のことを知っているのではないか」と感じる。 かっこちゃんはある日、 友人であるペルーの天野博物館の理事長、阪根博さんにこう言った。「私、インカ帝国の謎がわ かるよ。」と。阪根さんはインカのことを数十年、研究しているが、謎はわからないといつも話して いた。 かっこちゃんは、自然や宇宙の声を聞き、地球の命と一体になって生きていたインカの人 の不思議な力と、学校の子ども達に共通点を感じたのだ。 子どもたちとの交流を語ってもらいながら、 また考古学、医師や科学者のお話も交えて、 病気や障害にも意味があること。 すべてのことやものは必要があって存在していること、 みんなが違っていていい、 そして一人一人が大切で、かけがえのない”いのち”であり、 それを生かす大きな力の存在を、描き出していく。 私達の”いのち”の鍵をそっと開いてくれる感動のドキュメンタリー。 「タッピング・タッチ」 タッピング・タッチ」 タッピングタッチは、効果や有効性が実証されている治癒的要素を統合し、心理、教育、 福祉などの専門分野での利用、臨床的利用による効果、利用者のフィードバック等をもと に、発表者(中川)が開発したものです。この技法の主要素は、1)タッチ(触れる)、 2)左右交互のタッピング、3)聞く・話す、4)経穴の刺激で、それらの相乗効果を活 用するものです。 タッピングタッチは、指先の腹の所を使って左右交互に軽く叩く(タッピングする)こと を基本としますが、「相互タッピング」と「セルフ(自己)タッピング」が有り、用途に 合わせて使い分けすることが出来ます。タッピングタッチは、シンプルな技法であること によって、1)誰にでも出来、教え合える、2)親しみが有り、違和感が無い、3)副作 用が無く、疲れない、4)社会的な広がりが有り、コミュニティ全体が健康になる機会が 増える、等の点に関して考慮されています。 タッピングタッチは、臨床的応用による結果やフィードバック、そして数多くのアンケー ト調査などにより治癒的効果が確認されています。確認されてきたタッピングタッチの効 果としては:1)精神的な効果(心身の緊張がとれて、安心感が高まる)、2)身体的な 効果(体がほぐれる・体や頭の疲れがとれる)、3)その他の効果(親しみがわき、交流 が深まる)等がみられます。また、心理療法などの臨床経験からは、不安から来る緊張、 うつ的な症状、神経症、心身症、不眠症等を含む様々な症状に対して、直接または補足的 効果が確認されています。このため、心理、教育、福祉、そして医療の専門分野でも利用 が広がりつつあり、病院での緩和ケアでの利用における効果に関するリサーチも進行中で す。
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