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古典に親しむための指導法の工夫

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古典に親しむための指導法の工夫
-古典の口語訳をもとにした表現活動を通して-
千葉市立蘇我中学校
教諭
神山和美
古典を学習することで、古人のものの見方や考え方などに触れ、自分の考え方を深めたり、広げ
たりすることができる。しかし、古典の読み方や口語訳に苦手意識をもち、古典の内容に親しめな
い生徒は多い。そこで、従来の学習の後、古典に対する苦手意識を軽減し、親しみを深めるために、
古典を口語訳で読ませ、書く活動や発表し合う活動を行わせた。その結果、生徒は古典に対して、
私たちの生活の中で生きて働くものだということに気づき、古典に親しませることができた。
1
主題設定の理由
平成 17 年度教育課程実施状況調査(国立教育
〔表1〕現在行われている古典指導
政策研究所)第3学年「国語総合」質問紙調査
第一次
第二次
第三次
集計結果で「古文は好きだ」という項目に対し
原文の音読
現代語訳をする
朗読・暗唱
て、否定的な回答をする生徒が約7割に上って
このことから、問題の一つ目として、生徒は
いる。本校で実施した「古典の学習に対する意
現在行われている古典指導に対して苦手意識を
識調査」でも同様な傾向が見られ、第3学年生
もっていることがあげられる。そこで、現在行
徒の6割以上の生徒が古典の学習に否定的な意
われている古典指導を基本に、古典を口語訳で
識をもっていることが分かった。いずれの結果
学習させることによって、苦手意識を取り除き
を見ても、古典に親しみをもつことができない
たいと考える。
生徒が多いことが分かる。
問題の二つ目は、生徒は古典の学習に親近感
古典に親しみをもてない理由は何か。生徒の
を覚えていないということがあげられる。本校
声から「古典の文章の読み方が難しいから」「口
の3年生を対象に「あなたは古典の授業の後、
語訳をするのが難しいから」「古語の意味が難
古典の内容を自分の生活の中の身近なものとし
しいから」などがあがった。ところが、現在行
てとらえることができましたか。」というアン
われている古典指導は、古典指導関連の書籍に
ケート調査に、肯定しているのは 20%程度の生
紹介されている古典指導の例のように、音読す
徒だけであった。
ることや現代語訳をすることが中心である。そ
これらの二つの問題点を踏まえ、古典の口語
して、私自身もほぼ同じような指導をしてきた
訳をもとに古典を内容の面でも親しませたいと
のである。〔表1〕は現在行われている古典指
考えた。「時代は変わっても、ものの見方や考
導を図式化したもので、生徒が興味をもてない
え方は私たちの生活の中で生きている。」など
理由にあげた「古典の文章の読み方」「現代語
ととらえさせたい。
訳」などを中心に授業が進められているという
このような目指す姿を考えたとき、古典の口
問題点が見られる。
語訳を用い、表現活動を取り入れた単元が効果
的と考え、次の〔表2〕に示すように従来の学
習の後に表現活動を付け加えた。
35
〔表3〕授業実践の概要
〔表2〕古典の内容に親しませる古典指導
第一次~第三次
今に生きる言葉―故事成語(矛盾)
第四次
学習の流れ
教科書に関連した古典の口語
〔表1〕に同じ
訳を読む。
第一次
故事成語「矛盾」の「故事」の読み方を
理解する。
書く→発表し合う
〔表1〕の学習後、教科書の古典と関連した作
第二次
品の口語訳を読ませ、古典の出来事の中の人物
矛盾の「故事」を口語訳し、故事から言
葉ができあがったことを理解する。
と同じような体験を書かせる。こうすることで、
第三次
古典の世界は自分の身近な生活の中で、生きて
資料集等を利用し、教科書外の故事成語
について口語訳を通して読み、興味をも
働いていることを知るだろう。さらに、できあ
った故事成語について、意味や用法をとら
がった文章をもとに、発表し合う場を設ければ、
えたうえで、興味をもった理由を自分の
古典の世界は現代とは遠くかけ離れたもの、堅
体験をもとに書く。
苦しいものという先入観念を取り除くことがで
第四次
き、私たちの生活の中で生きて働いているもの
「興味をもった理由」について、発表し
合う。
だということが実感できると考える。
(2) 興味をもった理由等を書く
2
研究目標
① 興味をもった理由等を書く活動
国語科の古典の学習において、古典の内容に
教科書に掲載されている故事成語は「矛盾」
親しませるために、古典を口語訳で学習させ、
だけなので、ワークや資料集などに資料として
表現活動させることの有効性を明らかにする。
掲載されている 20 個の故事成語について、意味
や用法、故事を読ませた。読ませた後、興味を
3
研究の見通し
もった故事成語を一つ選ばせ、興味をもった理
(1) 易しく口語訳された古典の文章を読ませ、
由を自分の体験をもとに書かせた。〔表4〕は、
古典に登場する人物と同じような自分の体験を
生徒が選んだ故事成語とその人数を示したもの
書かせれば、古典の世界は自分の身近な生活の
であり、多くの故事成語に興味を示したことが
中で、生きて働いているということを知るだろ
分かる。
う。
(2) 書かせた文章をもとに、発表し合えば、
〔表4〕 生徒が選んだ故事成語(対象人数32名)
古典の世界は私たちの身近な生活の中で生きて
故事成語
人数
漁夫の利
1
蛇足
1
五十歩百歩
3
矛盾
1
画竜点睛
4
推敲
1
杞憂
6
朝三暮四
3
中の故事成語の授業実践を行った。〔表3〕は
塞翁が馬
2
蛍雪の功
1
故事成語の授業実践の概要である。
助長
3
呉越同舟
3
井の中の蛙
1
四面楚歌
1
守株
1
働いていることを知り、古典に親しみを感じる
だろう。
4
研究の内容
(1) 実践の概要
本研究では、中学校1年生を対象に、古典の
36
故事成語
人数
興味をもった理由を自分の体験をもとに書か
〔資料3〕Aさんの例(書く力は中位)
せる目的は、故事のなかの人物の体験に似た自
学校での勉強とか、人間関係とか、自然災害とか
分の体験を書かせることで、故事成語は遠い昔
普段の生活の中で心配になることがあります。例え
のものではなく、自分の身近な生活の中で、生
ば、普段の生活の中で地震等の自然災害が起きてし
きて働いていることを理解させることである。
まったら、どうしようと常に考えて不安になるけど
体験の文章を書かせるために、〔資料1〕に
結局何も起きなくて、よけいな心配ばかりしている
示すような点を意識させた。また、参考例文〔資
ことがよくあります。この言葉が自分にぴったり合
料2〕なども示し、〔資料1〕に示す注意点を
うと思い、選びました。
分かりやすく説明した。
杞憂という故事の中には、「天が落ちてくる
〔資料1〕体験の文章を書く際に意識してほしいこと
のではないか」といつも不安に思っている人が
・いつのことであったかということ。
出てくる。この人に似た体験として、Aさんは、
・場所はどこかということ。
「生活しているときに、地震等が起こったらど
・故事(出来事)の中に出てくる人物に似た自分
うしよう。」という例を書いている。古典の世
界の人物に似た体験を自分の生活の中から選び
の身近な体験であること。
出していると言える。
・具体的な体験を80字前後で書くこと 。
〔資料4〕は自分の家の中でのことを書いた
〔資料2〕故事成語と参考例文
Bさんの例である。
「五十歩百歩」の故事
〔資料4〕Bさんの例(書く力は上位に近い)
どんどんと太鼓を打ち鳴らし、刀を交えて戦って
います。そのとき鎧を捨て、武器を引きずって逃げ
小学校の時、家で育てていた植物に水をたくさん
たものがいました。ある者は百歩逃げて止まり、あ
やれば早く育つかなと思い、一日のうちに、何回も
る者は五十歩逃げて止まりました。五十歩逃げた者
水やりをしていたら、何日か後には、育っているの
が百歩逃げた者を弱虫と笑いました。
ではなく、逆にかれてしまっていて、苦労も水の泡
参考例文
になってしまったから、この故事成語を選びました。
私は小さい時、自分の家で友だちと背比べをしまし
※故事成語「助長」(余分なことをしてかえってだ
た。自分も背が小さかったのに、友だちの小ささを
めにしてしまうという意味)
笑ったのが原因で、友だちとケンカをしてしまった
「助長」という故事の中には、苗を早く大き
ことがあります。これが「五十歩百歩を」を選んだ
くするために苗を引っ張ってしまい、枯らして
理由です。 ※
しまった人物が出てくる。Bさんはこの人物の
時を示す語句
場所を示した語句
行動と似た「苗を早く成長させるために、水を
体験
「意識してほしいこと」〔資料1〕と「参考例
やり過ぎてしまい、枯らしてしまった。」とい
文」〔資料2〕を示すことにより、20 分程度で
う例を書いている。やはり古典の世界に出てく
4名の生徒を除き、体験の文章を完成させるこ
る人物と同じような自分の体験を書くことがで
とができた。内容は、家庭生活でのこと、学校
きたと言える。
しかし、指導者の意図通りに書けなかった生
生活の中で起こったこと、乗り物に乗っている
ときに起こったことなどが多かった。〔資料3〕
徒も4名いた。4名の生徒に共通する点は、時
は故事成語「杞憂」についての体験の文章を書
や場所、体験の内容が曖昧なことである。
[資料5]は、書くことが苦手なCくんの例で
いたAさんの例である。
37
ある。
[資料7]の各表現から、故事成語に興味をも
った理由を自分の体験をもとに書かせること
〔資料5〕書くことが苦手なCくんの例
僕はみんなから落ち着きがないと言われているの
で、古典の世界は自分の身近な生活の中で、生
で、これからは気持ちを入れてやりたいと思った。
きて働いているということを知ることができた
そこで、画竜点睛を選んだ。
と言える。
時や場所が書かれていない、体験内容がよくわ
(3) 体験の文章について発表し合う
からないので、これらのことについて書こうと
①
発表し合う活動
指導した。〔資料6〕は指導後のCくんの文章
体験の文章を、1時間の授業で全員が書くこ
である。指導前と比べると、体験の内容がよく
とができた。さらに、これらの体験の文章をも
分かるようになった。また、他の3人もほぼ同
とに、発表し合う活動も1時間のなかで行った。
発表し合う活動の目的は、お互いに体験の文
じ指導で書かせることができた。
章を発表することで、古典の世界は私たちの身
〔資料6〕指導後のCくんの文章
近な生活の中で生きて働いていることを理解さ
中間テストの時とか、家庭で勉強をやっていると
せ、古典に対する親しみを感じさせることであ
最後の一歩手前までは頑張れるけれど、落ち着きが
る。
なく、集中力が切れるため、適当になってしまうこ
活動の工夫点は全員に自分の体験談を発表さ
とがあった。だから、画竜点睛という故事成語を選
せた後に、共感した部分を発表させるところで
んだ。
ある。
特に、時、場所を振り返らせることは、体験
まず、一人一人が順番に前に出て、自分の体
を絞り込ませ、はっきり思い出させることにつ
験談を発表する。聞き手は、発表者の体験談を
ながり、体験を書かせるうえで有効な方法であ
聞き、共感したこと、質問したいことなどがあ
ったと言える。
②
ったら、メモをとる。全員の発表が終了した後、
省察
聞き手は共感したことなど、質問したいことな
「意識してほしいこと」〔資料1〕と「参考
どを皆の前で発表する。〔表5〕は発表し合う
例文」〔資料2〕を示すことで、文章を書くと
活動の方法を表にしたものである。
きにありがちな身構えるという姿勢をもたずに
〔表5〕発表し合う活動の方法
取り組めたと言える。特に、書くことを得意と
発表者
しない生徒も、80 字程度という字数が示される
発表者以外の生徒
ことで、苦手意識をもたずに取り組むことがで
前 ・クラスの全員が一 ・共感したところをメモ
きた。〔資料7〕は体験の文章を書き終わった
半
後の生徒の主な感想例である。
人一人順番に発表
する。
・司会者(教師)のもとで、共感したところが
〔資料7〕体験の文章を書き終わった後の主な感想例
後
あれば発表する。
・昔の出来事と同じような自分のことを書くことが
半
○「私は~さんの~について共感しました」
・感想を書く。
できて、故事は身近なものだと感じて、自分の考
前半の発表活動は活発に行われ、共感したと
え方を反省した。
ころを一生懸命にメモする姿を見ることができ
・古典は生活のことが書かれていて、役立つものだ
た。後半の活動では、共感した部分を活発に発
と思った。
表し、「お互いに似たような体験をしているこ
・字数が尐なかったので、気軽に書けた。
38
と」に気付き、古典の世界を共有していること
は自分の普段、思っていることを、発表を聞く
が理解できたと言える。
ことで深めることができたと言える。Fさんは
②
「杞憂」の発表を聞くことで、「普段の生活の
省察
体験談を発表し合った後の感想をもとに、古
なかで、心配してしまうことは誰にでもある。」
典に対する親しみを次のように分類した。①共
ということに気付き、「自分は変なのか。」と
感した②希望をもった③安心した④面白かった
いう思いにとらわれなくなった。Fさんは発表
⑤考えが深まった⑥考えが広がったなどに分類
を聞くことで、自分の考えの幅を広げることが
した。〔資料8〕は①・⑤・⑥の表現のもとに
できたと言える。
なった生徒の感想例を載せたものである。
また、〔図1〕は、親しみの分類「共感した」
「希望をもった」「安心した」などの各項目に
〔資料8〕表現活動が終わった後の生徒の感想例
対する生徒の意識をアンケート調査した結果で
〈共感した〉
・「守株」の発表を聞いて、「カードを買ったら、
ある。いずれの項目においても、高い親しみの
レアなカードが出て、調子に乗って、4パック買っ
意識をもっていることがわかる。
さらに、授業後に、「授業で学習した故事成
たら、レアなカードが出なかった」ということに共
感した。
語以外の故事成語についても学習したいと思い
(Dさん)
ますか。」という質問に、85%の生徒が「はい」
(考えが深まった)
と答えた。
・友だちの発表を聞いていて、心に残ったのは、「
以上のことから、生徒は発表し合うことで、
塞翁が馬」です。その友だちは人生の幸や不幸は予
自分以外の生徒の体験談に触れ、共感、希望、
測できないという体験を発表していました。私も、
安心などを感じ、古典の世界は自分だけでなく、
人生の幸や不幸は予測できない、と自分の体験から
私たちの身近な生活の中で生きて働いているこ
何となく感じていましたが、その人の話から、本当
とを知り、古典に親しみを感じることができた
にそうだ、と思いました。これからも、この故事成
と言える。
語の考えを大切にしていきたいと思います。
(Eさん)
(考えが広がった)
共感した
100
・「杞憂」の故事と同じように「もし外出中にドロ
希望をもった
ボーが入ってきたらどうしよう。」とか、私はよけ
いなことを心配してしまいます。「自分が変なのか
安心した
な」と思ったけれど、発表を聞いて、こういう考え
面白かった
は誰にでもあるんだということに気付いて、ほっと
考えが深まった
しました。
(Fさん)
60
72
62
85
考えが広がった
76
〔資料8〕のDさんは「守株」の発表を聞き、
0
「何度も同じことをやって、損をしてしまった
20
40
60
80
100
〔図1〕「古典に対する親しみ」調査結果(32 名)
という体験」に共感した。Eさんは、「人間の
幸・不幸」は予測できないという体験をしてい
るが、「塞翁が馬」の発表を聞き、「本当にそ
うだ。」と思った。そして、これからもこの考
えを大切にしていきたいと考えている。Eさん
39
120
5
研究のまとめ
すごく親しんだ
親しんだ
親しまない
120
(1) 成果
100
授業実践では、従来の学習の後、教科書以外
17
80
の故事成語 20 個を口語訳で読ませ、表現活動を
60
行わせた。矛盾という故事成語の故事を文語文
40
80
20
で読ませているときは、仮名遣いなどの壁にぶ
16
4
25
従来の授業直後
表現活動後
0
つかり、抵抗感をもっていた。しかし、20 個の
故事成語の故事を口語訳で読んでいるときは、
58
[図2]古典に対する意識の変化(対象 32 名)
一気に読む姿が伺え、興味をもって取り組んで
いる様子がわかった。〔資料9〕は「故事成語
〔資料 10]は「古典における親しみとはどんな
を口語訳で学習したことについてどう思いまし
ことですか。」という質問に対する生徒のと
たか。」という質問に対する生徒の意識である。
らえ方である。
・故事の内容が面白いと感じたとき。
〔資料9〕 口語訳で学習したことの意識調査結果
・故事の内容に感動したとき。
・いろいろな故事成語の故事などを気軽に読むこと
・昔の世界と今の世界は同じなんだと感じたとき。
ができ、楽しく学習できた。
・昔の話が自分の生活に役だつんだと感じたとき。
・古典の文章が読めないと古典が学習できないと思
・昔の話を古典の文章(原文)できれいに読めたと
っていたけれど、口語訳を読むことでも学習でき
き。
ることが分かった。
〔資料 10〕生徒の親しみに対するとらえ方
・口語訳で、他の古典の文章を読みたいと思った。
これらの結果から、古典の学習において、古
生徒の意識〔資料9〕から、口語訳で読ませ
典を口語訳で読ませ、表現活動させたことは古
ることにより、古典に身構えることなく、楽し
典の内容に親しませるために有効であると言え
く学習していることが分かる。また、口語訳で
る。
読むことも、古典の学習の一つととらえ、他の
(2)今後の課題
古典も読んでみたいという意欲も感じられる。
故事成語を口語訳で読ませ、表現活動をさせ
実際、古典の学習の後、朝読書で古典を口語訳
ることで、古典に親しませることができた。し
で読む姿を目にすることができるようになっ
かし、古典と言われるものは、この他に随筆や
た。
紀行、歌などいろいろな分野のものがある。す
さて、口語訳を通して、気軽に古典を読むこ
べて同じ方法ですむものではない。古典に親し
とができたが、さらに、表現活動をすることで、
ませるためには、教師が古典の教材の内容を十
生徒の古典に対する意識は大きく変化した。
〔図
分理解し、内容にあった表現形式を探っていく
2〕は「従来の授業直後」と「表現活動後」に
必要があると考える。
「古典に親しみをもてましたか」という質問で
〈参考文献〉
意識調査をした結果である。「古典に親しみが
・平成 17 年度教育課程実施状況調査
もてた」と感じる生徒の割合が増加し、「親し
第3学
年「国語総合」質問紙調査集計結果
みがもてない」と感じる生徒の割合が減尐して
(国立教育政策研究所)
いることが分かった。
40
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