1 《新幹線活用対策事業の概要》平成23年度当初予算(案) 開業はゴールではなくスタート ■賑い・活性化に向けた取組み５億１千８３５万９千円（Ｈ22：４億８千８８７万７千円） ■継続的な基盤整備・交通ネット１２億４千４７０万１千円（Ｈ22：３８億１千６０２万８千円）ワーク充実への取組み合計１７億６千３０６万０千円（Ｈ22：４３億０千４９０万５千円）これまで、開業に向け全庁をあげて万全の体制での受入準備を進めてきましたが、平成22年12月4日に東北新幹線新青森駅開業を迎え、市民と共にお祝いすることが出来ました。今後も、開業効果の持続的な獲得に向け、受け入れ態勢の整備などに工夫をしながら新幹線開業を活用した取組みを進めていきます。賑い・活性化に向けた取組み新幹線開業後のまちの賑い創出・活性化に向け、新たな制度の新設や、「食のまち青森市」を推進するなど、受け入れ態勢の充実と経済活性化に向け取り組むこととし、前年比2千948万2千円増となっています。また、官民合わせた新幹線新青森駅開業対策事業実行委員会では、四季に応じたイベントやおもてなし活動、キャンペーンを引き続き進めていきます。日本の祭りinあおもり(仮）開催事業２０，０００千円（新規）地域伝統芸能や風俗慣習を活用し、地域の観光や経済振興を図るため、青森県・(財)地域伝統芸能活用センター等と共同で「（仮称）日本の祭inあおもり2011」を開催します。・日時平成23年9月24日(土）∼25日(日）予定主な事業石江地区一般保留地商業施設等開設支援事業２２，６０３千円（新規）ふるさと祭り東京2012開催事業４，５８７千円（新規）新青森駅周辺において、観光客など新青森駅利用客に対する利便性の向上を図るため、石江地区の特定エリアにおいて賑い創出を行う事業者へ支援を行います。・対象事業新青森駅隣接地（一般保留地）において、にぎわいの創出や観光産業の利便性の向上に資する事業全国から様々な日本の祭りや特色ある食や物産を一堂に集めた日本最大級のふるさとの祭典「ふるさと祭り東京2012」に参加し、全国へ青森の魅力をＰＲします。対象エリア・日時平成24年1月8日（日）∼15日（日）予定・場所東京ドーム・支援内容対象事業を実施するため金融機関から融資を受けた場合、利子のうち、5年間、年2%以内の額を補助する 1件あたり5億円を限度とする東青地域温泉地賑い創出推進事業１，０００千円（新規）・実施期間平成23年度∼24年度新幹線開業効果を活かした温泉地の賑い創出のため、青森県や観光関連事業者と連携し、誘客促進に向けた活性化プロジェクトを検討します。あおもり産品販売促進事業３１，９９４千円（拡充）あおもり産品生産支援事業（補助金）３，３００千円（新規）さくらんぼ生産高度化施設整備支援事業（補助金）１３，８８７千円（拡充）中心市街地の誘客促進のためテント・備品の貸出やイベント開催経費の補助などによる産直市開催支援、「あおもり秋の大収穫祭」などのイベント開催、特産品を活用した新商品・ギフト商品開発の支援や「青森スイーツノベンバー2011」など、あおもり産品販売促進協議会を中心に「め∼ ど∼in青森！」をキャッチフレーズとする各種支援や情報発信を行い、青森市の食の魅力を全国のお客様にアピールします。また、日本一の生産量を誇る“カシス”の更なる生産拡大及び高付加価値化並びに販路拡大に向けて支援するほか、さくらんぼの品質及び生産量の向上を図るため、ハウス導入に係る経費を支援します。観光資源活用支援事業９，５００千円（新規）東北新幹線及び北海道新幹線開業を見据え、温泉など地域の資源を活用した、誘客促進に資する観光関連事業者等の取組みを支援します。東北新幹線全線開業賑わい創出推進事業５００千円（新規）新幹線開業により、交流の増加、ビジネスチャンスの拡大が見込まれることから、県・市の共同による新青森駅周辺地区の賑わい創出に繋がるプロジェクトを検討します。２賑い・活性化に向けた取組み広域観光推進事業１,９３８千円（拡充）県内の観光資源と本市の観光資源を組み合わせた観光ルートの構築及びＰＲ手法について、県や津軽地域をはじめとする県内自治体及び北海道新幹線開業を見据えた道南地域、関係事業者等との検討を進めます。また、首都圏向け観光・物産プロモーション活動などを他市町村と共同で開催します。新幹線新青森駅開業対策事業実行委員会が行う事業（市負担金 86,579千円）青森市・青森商工会議所・青森観光コンベンション協会などで構成する「新幹線新青森駅開業対策事業実行委員会」では、平成17年に策定した「東北新幹線新青森駅開業対策アクションプラン」に基づき、開業効果を最大限に獲得するため、様々な開業活用対策を進めていきます。開業後も青森デスティネーションキャンペーンなどの機会を捉え、誘客と青森の魅力作り、おもてなしや情報発信に努めます。 ■平成23年度に予定する主な事業展開冬季観光イベント開催事業３,９００千円（継続）中心市街地の各会場に、市民協働での雪灯りによる幻想的な空間と温もりを演出する夜間イベント「あおもり雪灯りまつり」を開催します。１開業観光キャンペーン・県などが行う観光キャンペーンとの連携・市が首都圏などで行う観光キャラバンコンベンション誘致・開催支援事業２,８２４千円（拡充）本市での学術会議等のコンベンション大会を誘致するため、開催経費の一部を助成するとともに、新たに首都圏等での誘致活動を行います。２記念事業・メインイベント（春・夏・秋）の開催・杜の賑いの共催や開業1周年イベントの開催観光情報提供事業１０,０７５千円（拡充）全国に本市の魅力を発信するため、青森市総合観光パンフレットを１万部増やし６万部作成するほか、青森市観光キャラクターの着ぐるみを新たに４体増やし観光キャンペーンなどで活用するなど、情報発信機能を強化します。また首都圏での情報発信拠点を整備し、誘客の促進を図ります。観光ガイド育成・運営事業２,１８８千円（継続）３市民意識の醸成・市民おもてなしボランティア「ラブあおもりサポーター」の育成・おもてなし看板の作成観光客のニーズに対応した魅力ある街なか散策（あおもり街てく）を運営します。また、受入態勢を充実させるため、『おもてなし役』として散策コースを案内する市民ボランティアによる観光ガイドを募集、育成します。４観光資源の整備・充実・温泉や魚介など魅力ある資源の磨き上げあおもり観光情報センター管理運営事業７,２９３千円（継続）・ウォーターフロント地区など新たな魅力のＰＲ・ＩＴや旅行雑誌を活用した情報発信新青森駅内にある「あおもり観光情報センター」において、東北新幹線を利用して青森市を訪れる観光客及びビジネス客等に対し、来訪目的に応じた観光及び交通等の情報やサービスを提供します。・営業時間 8時30分∼19時 ※事業内容は今後の実行委員会総会で決定するものであり、確定した内容ではないことにご留意ください。《新幹線活用対策関連事業の概要》継続的な基盤整備・交通ネットワーク充実への取組み新青森駅周辺整備、青森駅周辺整備など新幹線開業に向け整備を進めてきた事業が完了し、前年比25億7千132万7千円減となっています。引き続き、新青森駅周辺の基盤整備を進めるとともに、観光シャトル・ルートバスの運行や青い森鉄道線の利活用の推進などを進めていきます。その他の地域活性化に向けた主な取組み新幹線開業を契機として、その効果を活かしながら地域活性化や本市のまちづくりに資する多様な取組みを推進していきます。主な事業主な事業文化観光交流施設運営管理事業（継続）石江土地区画整理事業（Ｈ14∼Ｈ32）４２５，８００千円事業推進に必要な宅地造成、家屋移転や都市計画道路などの整備を進めます。石江土地区画整理事業面積46.2ha 平成22年度末進捗見込約90％公共交通円滑化促進事業５６，７４８千円都市の回遊性と利便性の向上を図るため、引き続き観光シャトル・ルートバス「ねぶたん号」の運行実験を行います。青森ねぶた祭の保存・伝承と市民と観光客等の交流拠点として、より多くの方々に利用していただけるよう『ねぶたの家ワ・ラッセ』の魅力的な運営を図ります。・営業時間 9時∼19時（冬季は18時まで）青森ねぶた祭活性化事業２２,１６３千円（拡充）青森ねぶた祭を充実させるため、新たに外国人向けパンフレットや青森ねぶた祭のガイドマップを増刷するなど、快適な祭環境を整え、祭の人出を増やし、経済効果の増大を図ります。リゾートあすなろ誘客宣伝推進協議会６４千円（新規）新幹線開業に合わせて下北−青森−津軽地方をむすぶ、リゾート列車「あすなろ」への誘客促進を図るため、沿線の市町村および青森県で協議会をつくり、共同してPR・広告宣伝を行います。青い森鉄道線利活用推進事業２２０，１７０千円青い森鉄道の利用促進と域内交通の充実に向け、（仮称）筒井駅の設置などを推進します。新青森駅周辺の道路整備事業２４１,６７２千円新青森駅へのアクセス強化及び広域交通に対する道路網の充実に向け、新青森駅周辺の道路整備を引き続き進めます。・３・２・２号内環状線（石江２）街路整備事業・３・２・２号内環状線（石江２）整備事業（負担金）・３・４・２号西滝新城線（石江）整備事業（負担金）・新青森駅南通り線道路整備事業・石神通り線道路整備事業全国さくらシンポジウム開催事業１,８００千円（新規）桜による街づくりをテーマに、日本花の会が毎年各地で開催するシンポジウムを青森市で開催し、より多くの誘客を図るとともに、本市の魅力を全国にＰＲします。・5月14日(土)∼15日(日) 青森市民ホールほか（13日プレ催事）青森市観光交流情報センター管理運営事業１８,３３２千円（継続）まちなか及び本市の観光情報や生活に関わる交通情報等を提供し、まちなかへの回遊性・誘導性の向上を図るための拠点となる青森市観光交流情報センターの良好な運営を図ります。・営業時間 8時30分∼19時新幹線開業に向け整備が完了した主な平成22年度事業は以下の通りです・青森駅周辺（ふるさとミュージアム）整備事業※ワ･ラッセ 1,453,698千円・青森駅周辺（総合交通ターミナル）整備事業 159,221千円・新青森駅周辺整備事業 200,101千円・あおもり観光情報センター機能整備事業 30,028千円青森冬まつり開催事業４,６８２千円（継続）まつり会場である合浦公園において、雪の大型すべり台や手作りアイスクリーム体験など雪に親しむ昼型の祭として、市民をはじめ観光客に向けに充実を図ります。３４その他の地域活性化に向けた主な取組み浅虫温泉おもてなしスタッフの育成事業１４,０６７千円（継続）おもてなしスタッフを育成し、観光客の多様化するニーズに対応した細やかなおもてなしを行い、浅虫地区の活性化を図ります。ふるさと雇用再生特別基金事業八甲田ツーリズム総合インフォメーションセンタースタッフの育成事業１２,４３８千円（継続）八甲田地区に今までなかった総合インフォメーション機能を展開するスタッフを育成し、観光の情報収集・発信を一本化し観光客の利便性向上を図ります。ふるさと雇用再生特別基金事業新幹線開業による文化財等資源の活用振興事業１１,３７０千円（継続）青森市の文化・経済振興を図るため、市内の有形・無形文化財資源の保存伝承と観光資源としてその有効活用に取り組みます。ふるさと雇用再生特別基金事業一路青森。情報発信番組制作事業１７,４８１千円（継続）地元を愛する「オール市民観光ガイド」を育むため、市民参加型の情報番組の企画制作を行います。ふるさと雇用再生特別基金事業青森ねぶた活用によるにぎわい創出事業１４,２１２千円（継続）青森ねぶたをよりよい形で後世に伝承するため、ねぶたの歴史データベース化やねぶた展示事業等を行います。ふるさと雇用再生特別基金事業東北新幹線新青森駅開業おもてなし隊設置事業１４,７１８千円（継続）新青森駅に観光客の誘導や案内を行う「おもてなし隊」を設置し、観光客の受け入れ体制の充実を図ります。緊急雇用創出事業５新幹線関連年間スケジュール 7月 ∼ 9月 4月 ∼ 6月 ●青森ＤＣオープニングイベント ●6/ 4 ＪＴＢ杜の賑い ●5/28∼29 北海道・東北Ｂ-1グランプリ in青森 10月 ∼ 12月 ●青森ＤＣクロージングイベント ●日本IVR学会 (5/19∼21) ●東北ｱﾊﾟﾚﾙ産業機器展（6/12∼13） ●日本消化器内視鏡学会 ●全国板金業者 (4/20∼23）大会（5/11∼12） ●全国さくらシンポジウム（5/14∼15） ●1/8∼15 ふるさと祭り東京2012 ●10/8∼9 青い森のハロウィン光のパレード ●青森ねぶたお祭り広場市内各地産直市の開催 ●雪灯りまつりなど冬季イベント県外物産展の開催 ●新青森駅周辺地区の活性化に向けた取組み ●おもてなし活動 ●開業観光キャンペーン ●各地区の観光資源の商品造成に向けた取組み、情報発信 ●「食のまち青森」の推進 ●観光シャトル・ルートバス「ねぶたん号」の運行 ●日本手の外科学会(4/14∼17） ●開業1周年イベント ●9/24∼25(仮）日本の祭り inあおもり青森デスティネーションキャンペーン 4/23∼7/22 1月 ∼ 3月 ●県・県観光連盟・ＪＲとの連携した取組み ●温泉、魚介など観光資源の磨き上げ ●ウォーターフロント地区のＰＲや的確な情報発信 ●全国市議会議長会研究フォーラムin青森 (10/12∼13) 全国高等学校総合体育大会 (7/28∼8/20） ●日本高齢者大会（9/12∼13） ●日本介護支援専門員大会 ●全国漁港漁場大会 (10/19∼20) (8/6∼7) ●放射線技師学会、東ｱｼﾞｱ学術交流大会 ●NIE全国大会（9/16∼18）（7/25∼26） ●日本商工会議所青年部東北ブロック大会 ●全日本合唱コンクール全国大会（11/18∼20) （9/3∼4） ●全日本吹奏楽コンクール（10/25∼27） ●全国都市監査委員会総会（8/30∼31） ●全国民生委員児童委員大会（10/27∼28） ●日本臨床スポーツ医学会学術集会（11/5∼6） ●延べ宿泊者数が１，０００人以上のコンベンション青森春まつり浅虫ねぶた祭・花火大会青森秋まつり細野相沢冬物語 AOMORI春フェスティバル青森ねぶた祭八甲田紅葉やぶこぎ大会浪岡りんご花まつり浪岡北畠まつり東八甲田つつじ祭り雲谷かがり柏まつり（千葉県柏市）桜新町祭・世田谷区民まつり（世田谷区）まつりつくば（茨城県つくば市）青森冬まつり八甲田樹氷ｳｨﾝﾀｰﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙモヤヒルズ