∞∞ Access特記事項 ∞∞ ■ テーブル設計 ・テーブル機能 : データの格納先 特定の目的ごとに個別のテーブルを作成することにより、効率的なデータベースファイルが構築できる ・テーブルのビュー : ①データシートビュー : データの表示・追加・削除・編集を行うためのウィンドウ ②テーブルの構造の作成や変更を行うためのウィンドウ ※データの入力・表示はできない ・プロパティ = 属性 ・キーボードF6 = データベース内の異なったパートにジャンプする。 ・Alt+↓ = カーソルがある場所でドロップダウンリストを出すとき、選択は↓で。 Accessデータの記憶容量は、 ・テーブルの入力手順 : 項目を入れる ⇒ データ型を選択する ⇒ 属性を選択する Access2000の場合は2GBまで、 ★テーブルの新規作成はデザインビューで作る。 Access97の場合は ・データベースのテーブル 1GBまで。 ※但し作業領域を3割程度空けて おかなければならない。 データの 集まり 商品マスター ★テーブルのフィールドは最大255個まで設定できる ・Accessの自動保存 : AccessはExcelなどと違って、入力したデータは自動保存される。 約束事として、MOやフロッピーなどの保存媒体を、Access起動中はPCから抜かない。 ・OLEオブジェクトの挿入 : テーブルではできない。 ★フォームで行う。 ・不正なデータの入力 : テーブル設計で設定した値 以外のものを入力した時には、 右のようなエラーメッセージが出る ⇒ ・要らないデータの削除 : Deleteキーで。 ⇒ 右のような 確認のメッセ ージが出る ⇒ ・Accessでの作業のやり直し : 「元に戻す」ボタンは、Access2000までは1回のみ、Access2002からは3回。 ・主キーの設定 : 個々のデータを識別する目印となるフィールドに設定する。 ★値が重複しないフィールドに設定する (商品型番・会員番号・社員番号など) ★2つのフィールドをセットにして主キーを設定することもできる。 A B C ★主キーを設定したフィー ルドは、Access上で一番強 いので、データ入力時に数 字が前後していても、一旦 閉じて再び開くと、昇順に 並べ替えられる 1001 1001 1001 2行を選択し て、主キーボ タンを押す ∞∞ Access特記事項 ∞∞ ・重複データの入力 ⇒ 主キーを設定したフィールドに、 同じ値を入力すると、右のような エラーメッセージが出る ⇒ ★リレーショナルデータベースの 機能の一つ。これによって、 データにセキュリティをかけている ・テーブルデザインの説明 : テーブルのデザインビューで、説明欄に入れた内容は、データシートビューの左下 に表示される。 <データシートビュー> <デザインビュー> ・プロパティ(=属性)の設定 : 細かい設定をする時は入力画面(データシートビュー)からは一切出来ない。 ⇒ デザインビューのプロパティにて行う。 ★プロパティの設定の再には、テキストボックスより左の項目名をクリックして選択する ・ビルドボタン[・・・] : 属性を設定する際のお助け画面 ⇒ クリック ⇒ それぞれのウィザードが起動する ・住所支援ウィザードの[カスタマバーコードデータを入力する] : Accessをカスタムインストールしなければ使えない ・定型入力 : <定型入力>プロパティはデータ入力時の書式を設定するものである。 ★ [000¥-0000] の[-¥] ⇒ 「¥」の後ろの「-」を無効にする 「-」を含めてデータとしてテーブルに保存させたい場合は この定型入力の設定を解除しておく。 (住所ラベル出力時などには設定しておくと便利) ・ふりがなプロパティの設定 : 必ず漢字側のプロパティで設定する。 ・IME入力モードプロパティの設定 : テキストで設計されたフィールドに、電話番号や郵便番号などを入力する際は、 IME入力モードプロパティをオフにする。 ※但しATOKなどを使っている場合は使えない。 ∞∞ Access特記事項 ∞∞ ・ネットワークを通じて、共有フォルダからデータをコピーする : ①デスクトップの マイネットワーク アイコンをクリック ②共有フォルダをダブルクリックで開く ③Access1のフォルダを選択して右クリックし、 [送る]-[マイドキュメント]を選ぶ ⇒ コピーされる ・データのインポート : Excelで作成したデータや他のAccessファイルを、Accessのテーブルにコピーすることができる。 ⇒ テーブルを閉じた状態で、[ファイル]−[外部データの取り込み]をポイントし、[インポート]を クリックする。 ★インポート : データのコピーであり、元データと連動していない別のデータとなる (Excel/Access/Wordなど色々なデータからインポートが可能) テーブルのリンク : 元データと連動させてコピーする。データの管理が1箇所で済むという利点がある (ExcelかAccessのデータのみ、Excelデータとのリンクの場合はExcelの制限を受ける) 【データインポート時の注意点】 ①フィールド名は全く同じでなければならない ②Excelデータの先頭列・先頭行にタイトルや見出しがあるとだめ ③Access側にないフィールドがExcel側にあるとだめ ④空白列と空白行があるとだめ ⑤空白セルがあるとだめ ※先頭行をフィールド名として使う場合は、特に①②③に留意する。 ・複数のワークシートがあるExcel Bookからインポートする際は、イン ポートウィザードの第1画面に、 ワークシート選択の画面が出てく る。 ・オートナンバー型フィールドは、 Excel側にフィ ルドがなくてもよ ・オートナンバー型の設定 : ※オートナンバー型が 設定されると、連番が 自動的に入力されるので 便利だが、レコードを 削除すると欠番になる ので、注意! <新規レコードの値> ①インクリメント型:1か ら連番で入力される ②ランダム型:空いてる 番号がランダムに入力 される ∞∞ Access特記事項 ∞∞ ・リレーションシップの設定 : 借りてくる側のテーブルを真中に置く ★最終的に手をつなぐ関係を考えてテーブルを配置する 同じフィールド同士をドラッグでつなぐ ⇒ リレーションシップウィンドウが出てくる ★「参照整合性」にチェックを入れる どちら側から持って いっても、主キーが設 定されている方のテー ブルが左側(=1側)に 出てくる。 データにセキュリティを かける(データの矛盾を チ ェックしてくれる機能) ために、必ず「参照整合 性」にチェックを入れ る。 下のように、自動的につなぎ線が表示される ★1側:主キー側 データを貸す側 ★他側:外部キー側(主キーを設定していない側) データを借りる側 主キーを持つテーブルの方を主テーブル 又はマスターテーブルと呼ぶ 外部キー側テーブルを関連テーブル(リレーションテーブル) 又はトランザクションテーブルと呼ぶ ・リレーションシップの印刷 : Access2000から、リレーションシップをレポート形式で印刷することができる ①[ファイル]−[リレーションシップの印刷]を選択する ②下記のように、レポート形式で印刷される ∞∞ Access特記事項 ∞∞ ■ クエリ機能 ・クエリの新規作成はデザインビューで : クエリを新規作成するときは、必ずデザインビューで行う。 ・「1側」と「他側」フィールドの違い : 「1側」は貸す方で、「他側」は借りる方。 リレーションシップを設定したら、貸す方の1側フィールドを持つテーブルには、 どこに貸しているかを示す+ が出る。 ⇒ 展開すると、そのフィールドを抽出したデータが表示される。 ※他側フィールドしかないテーブルには+ はつかない。 ・クエリ新規作成時のテーブルの表示 : 間違って同じテーブルを2つ以上出してしまった時は、 ↓ ①右クリックで「テーブルの削除」、 ②選択して「Delete」キーで消す ・フィールド項目を追加する3つの方法 : ①フィールド名をダブルクリックする ⇒ 順序を考えながら配置したい時 ※後ろに追加される ②ドラッグする ⇒ 前に追加される。 ※順序を考えない時は、テーブル名のバーをダブルクリックすると、 全項目が選択されるので、それをそのままドラッグすると効率的。 ③ドロップダウンリスト ⇒ 間違って変更する場合によく使う方法。 ・ダイナセット : クエリを実行して必要なフィールドのみが表示されたもの ・クエリのビューの切り替え : 結果の確認は、データシートビューへの切り替えでもできるが、最新の情報が 流れないので、必ずツールボタンの ! (実行キー=上から流す)で行うようにする。 ・クエリでの並べ替え : 並べ替えは、データシートビューの昇順・降順の並べ替えツールボタンでもできるが、 その方法で並べ替えると、後々変なデータが残ってしまうので、 デザインビューの並べ替えで設定する。 ★ 並べ替えの設定は10箇所まで。 ★ 並べ替えの優先順位は、左側の項目から。 ★ アイウエオ順の並べ替え : 氏名・会社名などをアイウエオ順で並べ替えたい時は、 必ずフリガナフィールドを作って、フリガナフィールドにて 並べ替えを設定する。(不要ならば非表示にする) ・クエリ項目の非表示 : データシートビューで確認する際に不要な項目は、表示の V をはずす。 このように⇒ 表示されない
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