-11- 第 314 号旅のプロの旅行指南 June 1st week, 2010 旅ゲーター 214 カリブ海のプチ・フランス「セント・バーツ」って何処？文・写真提供：大竹常孔（米国日通旅行シカゴ支店）協力：米国日通旅行シカゴ支店サン・バルテルミ、英語名では「セント・バーツ」と言う島の名前を聞いてすぐに、あ～・カリブ海のフランスね！っと分かる読者の皆さんはカリブ海の島々を知りつくした、かなりの通だと言えるでしょうね！今回は、そんなカリブ海の隠れた高級リゾートアイランドの一つ、セント・バーツ島について、ご案内したいと思います。がたったの 22.5 平方キロしかありません。人口が約 8,400 人。フランス領ですから勿論公用語はフランス語でありますが、英語でも充分通じますので御心配なく。カリブで聞くフレンチもバカンスって感じで、とっても優雅にリッチに響くんです。朝、ホテルで起きた時のグッド・モーニングがボンジュール！で始まりますからね～。まずこの島がどの辺りに位置するのかお分かりでしょうか？カリブ海に浮かぶ島々の中では、フランス西インド諸島の中のリワード諸島に浮かぶグアドループに属するフランス領の小島の一つです。プエルトリコの東南 250 キロあるいは、カリブ海のもう一つのプチ・フランスの島セント・マーチンの南東 50 キロに位置すると言った方が、分かりやすい読者の皆さんもいる事でしょう！（あ～、それこそもっとわかんない？？）なんて方は、さらにこの先を読んで下さいね！ですから大統領は、勿論サルコージ大統領閣下となりますよね。キャピトルは、グスタビアと言う街になります。またグスタビアがメインのハーバーでもあります。面白い事に数多くのカリブ海諸島の中で、歴史的に唯一このセント・バーツ島がスウェーデン領であった時代があるようです。このキャピタル名グスタビアもしかりです（スウェーデンのグスタフ王 3 世から）。スウェーデンとカリブ海ってまず遠いしエ～ッて感じしませんか？実は歴史上フランスが 1648 年にコロナイズした後、 1784 年にスウェーデン・ゴテンバーグでの貿易権益との交換にスウェーデンに売られたんですよね。その約 1 世紀後の 1878 年にまたフランスがスウェーデンから買いアメリカ合衆国のこんなに近い場所に実はフランスがあったんですよね。セント・バーツは、フランス海外県の一つで、面積【トラベル関連記事】 WEEKLY 米国日通旅行　ＮＩＰＰＯＮ　ＥＸＰＲＥＳＳ　ＴＲＡＶＥＬ（ＮＥＴ - Ｕは米国日通旅行の登録商標です）ＴＥＬ : ６３０- ３５０- ２１０５（日本語直通ライン）ｗｗｗ．ｎｉｐｐｏｎｅｘｐｒｅｓｓｔｒａｖｅｌ．ｕｓ／ｊｐ／ｃｈｉｃａｇｏ／ Email ： [email protected] 戻して以来今日に至っているようです。島の紋章には今でもスウェーデン時代の名残で、黄金のクラウンが 3 つ描かれていますが、それがその証と言えるでしょうか。さて、このセント・バーツ島、昔から実はリッチ＆フェイマスのリゾートとして有名で、観光が非常に盛んなわけです。カリブ海の宝石と呼ばれるほど沿岸は複雑で小さな港が多く、美しい白浜の海岸があり、プライベートビーチが多く欧米のセレブが休暇に訪れる事でも有名です。シュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツはもとより有名ブランドのお店やお洒落なレストランなどが少なくありません。グスタビアは小さな街でもプチ・パリと言われるだけあって、カリブ海諸島の中でも特に洗練された雰囲気が感じられます。マドンナやリチャード・ギア等有名セレブの別荘なども多いこの島では、ひょっとしてセレブに街角で、あるいはレストランで出会うなんて事もあるのかも知れませんね。バケーションの醍醐味は新鮮な驚きであり、体験であり、ゆったりした時間を家族と共に過ごせるそんな時間と空間だと思います。美しい海と自然！それらが全て、セント・バーツの魅力となって皆さんをきっと歓迎してくれる事でしょう！セント・バーツには、およそ 25 軒のホテルがありますが、そのうちの殆どが 15 ルーム以下の小規模ホテルであり、最も大きなホテルでも最大 58 ルームです。これらのホテルは、カテゴリーとしても伝統的フランス式マナーの 3 ツ星・4 ツ星あるいは 4 つ星のラグ Weekly J-Angle 第 314 号掲載 ©Angle Press Inc. ©Disney ジュアリーとなります。これらのホテルは殆どがプライベート・ビラ・スタイルであり、ビラだけの数では、およそ 400 軒ほどがレントで借りられるようです。さあ～、読者の皆さんも、カリブ海での超おフレンチなラグジュアリー体験に出かけてみましょうよ！と言う事で、次回のカリブ海リゾート訪問はセント・バーツに決めた！と言うセレブなあなた？折角セント・バーツ島を訪問するのなら、是非あなたにイル・ド・フランスをお勧めします。最高級レベルのサービスがきっと日頃のストレスの溜まったあなたの疲れを癒してくれる事、 100% 保証します。＜参考＞ HOTEL SAINT- BARTH ISLE DE FRANCE B.P.612 97098 SAINT – BARTHELEMY FRENCH WEST INDIES Tel: 011 (59) 05-9027-6181 上記に関するお問合せは、ご遠慮なく米国日通旅行・シカゴ支店まで。