来日記念講演会 開催のお知らせ

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ARO OKAMOTO
MUSEUM OF ART
KAWASAKI
2016 年6月吉日
スイス・ジュネーヴ大学文学部美術史学教授 ダリオ・ガンボー二博士
「イサム・ノグチと岡本太郎 ー潜在的イメージから、美術館の創造へ」
来日記念講演会 開催のお知らせ
西洋近現代美術史家として世界的に著名なスイス・ジュネーヴ大学教授ダリオ・ガンボーニ博士が、本年 7 月に
来日し、当館において来日記念講演会を開催することとなりました。
2014 年春、岡本太郎美術館は企画展「岡本太郎と潜在的イメージ」を開催しましたが、同展覧会は、ガンボー
ニ博士の著書『潜在的イメージ』( 三元社 ) に依拠した内容でした。
当館での同企画展をきっかけに、ガンボーニ博士は岡本太郎に関心を持たれ、研究を深めています。そして、
今回の来日に併せて、当館において記念講演を開催することとなりました。
これは、西洋美術に関する世界的な第一線の研究者が、岡本太郎について言及する初の機会であり、重要な機会
です。
つきましては、下記の通り、ご案内申し上げますので、ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。
■ 開催概要
□ 講演会 :「イサム・ノグチと岡本太郎―潜在的イメージから、美術館の創造へ」
□ 講 師 : スイス・ジュネーヴ大学文学部美術史学教授 ダリオ・ガンボーニ博士(逐次通訳つき)
□ 日 時 : 2016 年 7 月 23 日 ( 土 ) 13:00 開場、14:00 開演、16:00 終了予定。
□ 会 場 : 川崎市岡本太郎美術館 ガイダンス・ホール
□ 主 催 : 川崎市岡本太郎美術館、 城大学
□ 助 成 : 平和中島財団
□ 定 員 : 70 名
□ 参加料 : 無料
□ その他 : 先着順、事前申し込み不要。
■ 講師経歴
ダリオ・ガンボーニ(Dario Gamboni)氏は、ローザンヌ大学と国立社会科学高等研究院(パリ)で美術史を修め、1989年博士号を取
得。リヨン第二大学、ケース・ウェスタン・リザーヴ大学(米国、クリーヴランド)、アムステルダム大学で教授を務めたあと、2004年
からジュネーヴ大学美術史学教授を勤めています。欧米各所の研究員を歴任し、2006年にはメレーテ・オッペンハイム賞を受賞していま
す。
出身地のスイスの美術から、フランス近代美術、さらには、美術館の制度や芸術破壊をめぐる研究まで、研究範囲は広く、すでに著作は
10冊以上に及んでいます。その内の3冊には以下の邦訳もあります。藤原貞朗訳、『潜在的イメージ モダン・アートの曖昧性と不確
定性』、三元社、2007年(Potential Images : Ambiguity and Indeterminacy in Modern Art, London, 2002);廣田治子訳、『「画家」の
誕生 ルドンと文学』、藤原書店、2012年( La plume et le pinceau. Odilon Redon et la litterature, Paris, 1989, 増補改訂版:The Brush
and the pen, Chicago/London, 2011); 山上紀子+長屋光枝訳、『アモンティラードの酒 』、三元社、2013年( Das Fas Amontillado,
Frankfurt am Main, 1998).
《このプレスリリースに関するお問い合わせ先》
川崎市岡本太郎美術館
〒214-0032 川崎市多摩区枡形 7-1-5 TEL 044-900-9898 FAX 044-900-9966
担当:佐々木
URL : http://www.taromuseum.jp