平成20年第3回鹿追町議会臨時会会議録

平成20年第3回鹿追町議会臨時会会議録
1
議事日程第
1号
日時
平成20年
7月14日(月曜日)午前10時00分
場所
鹿追町議会議場
第
1
会議録署名議員の指名
第
2
会期の決定について
第
3
諸般の報告
第
4
行政報告
第
5
議案第
第
6
議案第46号
7号
開
議
道路整備に必要な財源の確保に関する意見書
平成20年度鹿追町一般会計補正予算(第2号)に
ついて
2
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
3
4
出席議員(12名)
1番
山田秀太郎
議員
2番
山岸
宏
議員
3番
台蔵
征一
議員
4番
加納
茂
議員
5番
上嶋
和志
議員
6番
飯沼
新吾
議員
7番
川染
洋
議員
8番
狩野
正雄
議員
9番
安藤
幹夫
議員
11 番
吉田
稔
議員
12 番
葛原
昇
議員
13 番
堀川
昌廣
議員
欠席議員(1名)
10 番
5
埴渕
賢治
議員
本会議に説明のため出席したもの
長

田
弘
志
農業委員会会長
上
嶋
麟
一
教 育 委 員 長
森
住
松
夫
町
−1−
6
町長の委任を受けて説明のため出席したもの
副
長
安
部
克
裕
長
大
井
和
行
会 計 管 理 者
鈴
木
病 院 事 務 長
林
病
幹
田
商工観 光 課 長
総
7
町
務
廣
中
道
広
鳴
海
直
行
企画財 政 課 長
松
本
新
吾
町
民
課
長
小
林
福
祉
課
長
坂 本 弘 美
院
主
潤
農業振 興 課 長
大
井
基
寛
建設水 道 課 長
倉
田
安
久
瓜 幕 支 所 長
大
前
健
也
消
長
桑
田
良
一
総務課総務係長
佐
藤
裕
之
企画財政課財政係長
葛
西
浩
二
防
署
教育委員長の委任を受けて説明のため出席したもの
長
森
末
彰
徳
社会教 育 課 長
小
林
正
人
学校教育課長補佐
菅
原
義
正
育
農業委員会会長の委任を受けて説明のため出席したもの
事
9
孝
政
教
8
課
務
局
長
北
川
順
一
議会事務局職員出席者
事
書
務
局
長
田
中
光
廣
記
佐々木
康
人
−2−
平成20年
7月14日(月曜日)
午前10時00分
開議
○議長(堀川昌廣)
只今から、平成20年第3回鹿追町議会臨時会を開会します。これから本日の会議を
開きます。ここでご報告いたします。本日の会議に埴渕賢治議員が所用により欠席する
旨の届け出がありました。末永収学校教育課長が公務により欠席する旨の届け出があり
ました。代わって菅原義正学校教育課長補佐が出席しております。以上で報告を終わり
ます。議場が暑い様ですので、上着を脱いでもかまいません。
本日の議事日程はお手元に配布の通りであります。
日程1
会議録署名議員の指名
○議長(堀川昌廣)
日程1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は会議規則第118条の
規定によって5番上嶋和志議員、6番飯沼新吾議員を指名します。
日程2
会期の決定について
○議長(堀川昌廣)
日程2、会期の決定についてを議題とします。お諮りします。本臨時会は本日1日間
としたいと思います。ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(堀川昌廣)
異議なしと認めます。本臨時会は本日1日間とすることに決定しました。
日程3
諸般の報告
○議長(堀川昌廣)
日程3、諸般の報告を行います。議長としての報告事項は印刷してお手元に配布の通
りであります。内容をご覧の上ご了承願います。これで諸般の報告を終わります。
−3−
日程4
行政報告
○議長(堀川昌廣)
日程4、行政報告を行います。田弘志町長。
○町長(田弘志)
平成20年第3回鹿追町議会臨時会が開催されるにあたりまして、行政の諸般につい
てご報告を申し上げます。
6月15日、戦没者の追悼式が町民ホールにおいて行われております。ご遺族の方4
2名、来賓の方39名、計81名で実施をしたところであります。6月21日、札幌鹿
追会第30回の通常総会が実施をされております。札幌鹿追会が結成をされてちょうど
節目ということで、記念行事も含めての鹿追ふるさと交流会でありました。本町からは
議会議長、議会からは飯沼議会議員、それから農協の組合長さん、商工会長さん等々例
年よりは若干多い人数で参加をしたところであります。記念行事につきましては交流会
を主として行ったわけでありますけれども、鹿追の物産等についてお土産にすると同時
に、当時鹿追の物産を少しその中で販売をしたいという申し出がございましてこれらに
ついても30セット準備をさせていただいて、全部完売ということであります。札幌鹿
追会、30回を迎えてですね、状況としてはやはり高齢化の状況にございまして、今後
新しい会員の方を入会をいただくという活動も必要ということでございましたので、本
町としてもこれらの動きに対しては側面からの応援が必要ではなかろうかと、そんなふ
うに感じたところであります。20年度北海道基地協議会の要望活動が6月23日札幌、
6月24日には東京で行われております。主として防衛施設の関係でありますので、防
衛局を中心として陳情をしてまいりました。同時に北海道に対しても北海道の防衛ある
いはこれらの財源の確保ということでの陳情を同時に行ったところであります。いずれ
も防衛予算とはいえですね、やはり厳しい財政状況の中で思うように伸びていかないと
いうことでありますけれども、防衛局の方ではやはり基地を抱えている市町村の厳しい
状況等々も踏まえ、できるだけのご支援をしていきたいというご回答をいただいている
ところであります。6月25日、東京の方で本庁の防衛(政策局)計画課に対する陳情
を実施をしているところであります。これについては議長さんあるいは基地対策委員長
の台蔵さん、田中協力会長、そして企画課長が随行をしまして、陸上幕僚幹部で酒井副
幕僚長に直接お会いをする機会をいただいて陳情させていただいたところであります。
−4−
そして酒井幕僚長におかれてはですね、非常に北海道の状況も理解もしているというこ
とでありますし、鹿追のことも若干の予備知識を持っておられました。非常に好意的な
お話をいただいたところでありますけれども、いずれにしてもこの増員の関係について
はですね、やはり定数が決まっている。それをどこにどういうふうに今後再配分をして
いくかということでありまして、いずれもやはり今の状況では西方重視というところの
基本方針には変わりがないという状況であります。また、これらについてはですね、非
常に重火器をできるだけ減らしていこうという国の考えでありまして、それからいくと
鹿追駐屯地についてはですね削減の方の対象になっているということでありますけれ
ども、できるだけ駐屯地を抱え、しかも演習場を抱えている地域に対しての配慮はした
いというお話でありました。この他、瓜幕西29号線の舗装の関係、それから学校の暖
房関係、それから然別演習場内からの砂防事業関係等々合わせて5点について陳情を申
し上げてきたところであります。ほとんどが継続事業でありますから、増員以外につい
ては今後粛々と実施をされる方向で進めていかれるであろうというふうに考えている
ところであります。6月29日に第57回の十勝女性大会が町民ホールでありました。
十勝管内から150名の参加をいただいたところであります。この場所で鹿追の環境、
あるいは花、芝生のまちづくりということで、1時間の時間をいただいてお話を私がし
たところであります。7月2日、ストニィプレイン町の訪問団が来町をしているわけで
あります。今回はドナ・コーワン(前)町長が15回目の来町ということで、しかも鹿
追の特別町民栄誉賞を授与するということもありまして、コーワン(前)町長をはじめ、
ジュディ・ベネット副町長を団長とする13名の方が来町しているところであります。
これらについてはご承知の通り受け入れあるいは歓迎会、そして栄誉賞の授与というこ
とで今現在も滞在をしてですね、町内で色々な研修を行っているところであります。7
月3日、ドナ・コーワン前町長と私と教育長と更にベネット副町長の4者で今後の交流
の在り方について懇談をしたところでありますけれども、いずれにしても今後人的な交
流、学生を中心にしながら更に続けていく方向でですね、本町としても考えていきたい
というお話をしたところでありますが、コーワン、それからベネット副町長もその辺は
非常に心配をしていたと、こういう厳しい状況ですから止めるのではないかというそん
なことも予測をしていたところでありますけれども、安心をしたというお話であります
から、それでいくと今後もですね、よろこんで受け入れをしていただけるというふうに
私は理解をしていたところであります。そんな状況でありまして、私どもとしても今後
−5−
もやはり一町と町との交流に止まらず、やはり日本とカナダという大きな視点からの物
の考え方もこういう機会に学んでいきたいと考えていたところであります。7月4日、
岩名駐屯地司令の講話がありました。これには警備地区の方もご参加をいただいて全体
で120名の方が出席をし、防衛の重要さ、安全保障環境の変化と我が国の防衛という
題でお話をいただいて、非常にわかりやすいお話の内容でありました。みんなも喜んで、
防衛に対する理解も深めたというふうに考えているところであります。7月5日、第3
回フラワータウンIN鹿追パークゴルフ大会が実施をされております。町内あるいは町
外から24チーム96名の方が選手として出席をしたわけでありますけれども、当日の
スコアについては非常にハイレベルな点数でありまして、ベストゴルフ賞をいただいた
方は92ということで大変高いレベルの大会であったなと、北海道のチャンピオンをさ
れていた方も何人かいらっしゃったようでありますので、非常に立派ないい大会であっ
たというふうに思っております。7月6日、第58回の鹿追を明るくする運動ファミリ
ー夕食会、600名の方の出席のもとに実施をいたしました。関係者を含めると約80
0人というふうに言われておりますけれども、当日は交通安全の旗波作戦等々も実施を
していただいた。しかも鹿追の交通安全少年団による交通遺児のための支援活動という
ことで、募金運動も実施されておりまして、非常に意義深い夕食会になったというふう
に考えているところであります。7月9日に20年度のバイオガス事業経営研究会、バ
イオガス推進協議会の総会が東京の方で実施をされておりまして、私もこの会の副会長
ということでございましたので、役員会は欠席したんですけれども総会には出席をさせ
ていただきました。バイオ事業等については非常に今のエネルギー問題、環境問題等々
を考えた時にですね、非常に国の方も注目をしておりまして、当日農水省あるいは環境
省それから経済産業省等々から担当課長あるいは係長が出席をしておりました。その中
で国の方の考え方が披瀝をされておりましたけれども、いずれにしてもこれらについて
の予算はやはり積極的に今後も付けていきたいということでありまして、バイオタウン
の構想については全国で300を予定をしていると。今現在152ということでありま
して、まだ半分であるということから、更に予算を付けていきたいということでありま
した。これは主としてプラントを作るための支援でありますけれども、やはり我々とし
てはこの支援、プラントを作るということも大事だけれどももっと大事なのはできたプ
ラントの中で発生するエネルギーあるいは堆肥消化液等々をいかに利用していくか、そ
してその利用が有効であればあるほど、これは黙っていても各町村は取り組むことがで
−6−
きるのではないかということで、その辺を強調してきたところでありますけれども、こ
れらについては中央でも非常に理解を持って今後そういう取り組みをしていきたいと
いうことであります。それから今年の10月中くらいになると思いますけれども、全国
の推進協議会の会議を鹿追町と士幌町をステージにして開催をしようということで決
まっておりますので、どのぐらいの方が来るのかわかりませんけれども、いずれにして
も今、サミットというような形で少し中身をある会議にしてはどうかというお話があり
ますので、これらについては士幌町と本町で協議をしてですね、中身を練ってそして中
央の方でそれらについての連絡をして集めてもらうという状況であります。7月11日、
農業委員会の選任辞令の交付、それから選挙による当選証書の授与式が行われていると
ころであります。これについては議会の方からは議会推薦委員として上嶋麟一氏、それ
から農協推薦として国島新一氏、十勝農業共済推薦としては上村求氏がそれぞれ選任を
されているわけであります。7月12日、ガーデンアイランドミーティングinしかお
いということで、町民ホールでこれについては約200名の方が出席をしております。
当日は全国から集まった色々な人がおりまして、特に女性だけの造園協会というのがあ
るんだそうですが、そこから40名ぐらいの人が出席をしていただいたということで、
本町でのこの種のものとしては非常に遠くから来ていただいた会議ではなかろうかな
というふうに思っております。当日、静岡文化芸術大学の学長の川勝平太氏が「いのち
をつなぐ花の国づくり」ということでお話をいただいたところでありますけれども、本
町の取り組み、環境等々も見ていただいて、北海道はまさにこうしたガーデンアイラン
ドとしてはふさわしい地域であると、しかも食糧という観念から見てもですね、重要な
所なので、是非ともミーティング会場になったこの鹿追からですね全国に発信してほし
いというお話もいただいたところであります。7月13日、カルチャーナイトinしか
おい2008が実施をされております。これについては全体で約90名、スタッフを入
れてでありますけれども、これもまた札幌の方から前副知事であります佐々木様、非常
に忙しい体の人でありますけれども9名の仲間を連れて参加をしていただいて、ばんば
競争まで見ていただいたということでありまして、このやはり町民の意識高揚と同時に
鹿追のPRに非常になったというふうに考えているところであります。以上、当面する
課題等々についてのご報告を申し上げたところであります。ありがとうございました。
○議長(堀川昌廣)
これで行政報告を終わります。
−7−
日程5
発議第
7号
道路整備に必要な財源の確保に関する意見書につ
いて
○議長(堀川昌廣)
日程5、発議第7号、道路整備に必要な財源の確保に関する意見書についてを議題と
します。お諮りします。発議第7号は、会議規則第39条第2項の規定によって、提案
説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(堀川昌廣)
異議なしと認めます。よって、発議第7号は提案説明を省略することに決定しました。
お諮りします。本案は質疑討論を省略し、ただちに採決したいと思います。これにご異
議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(堀川昌廣)
異議なしと認めます。本案は質疑討論を省略し、ただちに採決することに決定しまし
た。
これより発議第7号を採決します。この採決は起立によって行います。お諮りします。
本案は原案の通り決定することに賛成の方はご起立願います。
起立
11名
○議長(堀川昌廣)
起立多数であります。よって発議第7号、道路整備に必要な財源の確保に関する意見
書は原案の通り可決されました。
日程6
議案第46号
平成20年度鹿追町一般会計補正予算第2号
○議長(堀川昌廣)
日程6、議案第46号、平成20年度鹿追町一般会計補正予算第2号についてを議題
−8−
とします。本案について提案理由の説明を求めます。安部克裕副町長。
○副町長(安部克裕)
(説明省略)
○議長(堀川昌廣)
これから質疑を行います。11番、吉田議員。
○11番(吉田稔議員)
取得をするということについてはなんら異存はないわけでありますけれども、土地を
取得する、建物を取得するからにはそれなりの目的、また将来的な見通しまたは目標
等々が行政として当然おありになると思うんですね。それで先ほど副町長の提案の中に
は主要作物云々と、実際ならですね、穀物相場が高騰しているということで土地の有効
利用を図りながらということで、本年度は11月まで農協さんと賃貸契約を結ばれてい
てその分についてはデントコーン等々の作物を作っていると、これは大変いいことだと
いうふうに理解をするわけですね。そうした中で、特にお聞きしたいのは、目標目的等々、
これは皆さんの税金を使って買うわけですから、それらのものをまず第一点お伺いする
ことと、それと技術的な作業になると思うんだけれども、最終的な取得月日がいつにな
るのか。そうすると、11月まで農協さんと賃貸契約を結ばれていると、そしたら取得
後その賃貸等々についてはまた契約のし直しがあるのか、これらは対価の分でやってい
ると思うので、そのあたりの流れがどうなるのか。その3点についてお伺いをいたしま
す。
○議長(堀川昌廣)
田町長。
○町長(田弘志)
今のご質問について、私の方からお答えいたしますけれども、まず目的ですけれども
これは副町長がお話をした通りですね。当面は現在の農業情勢の中で必要な餌等々の確
保ということも目的の中に据えているところであります。ただ正直申しあげまして、確
かなですね、長期的な展望に立っての目的については今はまだ持っていない。今後です
ね、やはりいかに鹿追のためになる活用の仕方があるのか、これについては研究をして
いきたいというふうに考えているところであります。目的を持ってはじめからですね、
想定をしての取得であれば、確かなものをシミュレーションすることができるんですけ
れども、皆さん方もご承知の通りですね、研究所の方から撤退をしたいというお話があ
−9−
って、この土地については非常に大きな土地でありますし、施設も結構なものがあると
いうことになればですね、ご承知の通り町として取得をしておいておく、これが私は最
もいい方法だろうということで、これまでお話をさせていただいた経緯もあると思って
おります。ばらばらに分散をして色々な方が取得をしてですね、あるいは我が町のため
に必ずしもならない状況の中でも土地というのは動いて歩きますから、そういう意味で
も一時的には町が取得をしておくということも最大の目的になっているということで
あります。それから11月までの契約でありますけれども、これについてはですね、や
はり農地法に沿った形をですね、町農協とで持つ必要があるのではないかというふうに
考えております。何年間そういう状況になるか、これは全くわかりませんけれども仮に
その期間ですね何カ月であっても私はそういう手続きをしっかりと取っていきたい。も
う一点は、取得日は担当の方から説明します。
○議長(堀川昌廣)
大井総務課長。
○総務課長(大井和行)
取得日がいつになるかというお話でございますけれども、若干の流れをお話申し上げ
ますと、先般の全員協議会の中でもお話申し上げましたけれども、そのうち農地、現況
畑につきましてはですね、今月の農業委員会の総会にかけさせていただきたいというふ
うに考えております。日にちが22日とお聞きしておりますので、農業委員会の許可が
出るのが翌日の23日というふうに聞いております。特に問題がなければ23日付で現
況畑にかかる部分、18筆約36町ちょっとです。36万8千平方メートルくらいの土
地かと思いますけれども、これについては23日付で許可をいただけるということにな
っておりますが、それ以外の土地等がございますので、まず仮契約を原野それから宅地
等につきましての仮契約をさせていただきたいというふうに考えておりますので、23
日以降の日付になるかと思います。具体的な日付はちょっとわかりませんけれども、仮
契約をさせていただきまして、これも先般お話申し上げましたけれども、建物の一部が
条例で決められているまたは自治法で決められております財産の取得の議決の要件に
ある建物が何か所かございますので、これも8月上旬に開催予定をさせていただいてい
る臨時議会にご提案を申しあげまして、その議会で議決をいただいた後、本契約をさせ
ていただきたいというふうに考えておりますので、まずこの議決をいただいた後8月上
旬に全部ひっくるめた形で契約をさせていただきまして、その後土地につきましては3
−10−
条の許可証を持って所有権移転登記をしたいというふうに考えておりまして、これもは
っきりは言えませんけれど、8月下旬もしくは9月上旬までにはですね、全土地につき
まして、または建物につきましても登記を完了させていただきたいというふうに考えて
おります。それから町長今説明しました農協さんと現在西原さんとの現在賃貸借、実は
お聞きしますと5月1日から本年の11月30日までの期間で、農業経営基盤強化促進
法という法律に基づきまして賃貸借をされているというふうにお聞きしておりまして、
今回鹿追町が取得することによってですね、一旦合意解約をさせていただくような形で、
どうしても事務手続き上必要だというようなことで、農業委員会のご指導もいただきま
して、一回合意解約をさせていただきまして、そして町と西原さんとの間で3条の申請
をすると。ただし、先ほども町長がお話したとおり、現在賃貸借が11月30日まであ
りますので、合意解約後であってもその使用収益についてはですね、農協さんに帰属す
るような形でですね、現在書類の作成等々も含めて行っているという状況です。以上で
す。
○議長(堀川昌廣)
11番、吉田議員。
○11番(吉田稔議員)
大体全体的な流れといいますかね、わかったわけですけれども、問題はその目的等々
含めて、これらについては先ほど町長が言明したとおりでいいと思うんだけれども、最
終的な目的目標、この部分を先ほど町長もちらっと触れていたけれども、土地と建物
等々、山林原野等々があるわけだけれども、これは一体というものでこの横売りを図る
べく進めていく、例えば町なり農協なり、またはそれなりの企業を誘致するなり、それ
らに属するものに来ていただくということが後の産業として出てくるんだろうと思う
んだけれども、それら含めて町長がちらっと言っていた一体的なもの、分散分離してし
まうとそれぞれのことが利用勝手が変わってくるということがあるんで、その目標値に
するのはやはり一定区分、あそこを一体的な事業活動として活かしていける、活かして
いってほしいという目標値があるという認識でいいのか。その辺も含めて再度明確な答
弁をいただくのと、先ほど最終的な取得等々含めて、今の農協さんとの賃貸等々の契約
等々、これらについては不備の無いようにひとつきちっと。当然農業委員会等々の指導
は仰ぎながらきちっとクリアできるようなものにしていただきたいというふうにあえ
て要望しておきます。
−11−
○議長(堀川昌廣)
答弁は。田町長。
○町長(田弘志)
それでは私の方から答弁させていただきますけれども、一体のものとして私は活用が
一番いいのではないかというふうに考えてはおります。しかしこれは、どうあることが
一番有効なのかですね、やはり十分検討した後に結論を出すべきではないかと。一体の
ものとして取得をするということであって活用についてはやはりどういうふうに使っ
ていくのがですね、鹿追の為になるんだというようなことでありますので、私としては
はじめからばらばらにするなんていうことは考えておりませんけれども、やはり多くの
方のご意見も頂きながらですね、鹿追の新たなお荷物にならないようなそういうことも
やはり考えておかなければなりませんので、ご理解をいただきたいというふうに思って
おります。
○議長(堀川昌廣)
他に。6番、飯沼議員。
○6番(飯沼新吾議員)
土地についてはですね、図面等もいただきましてわかっているんですけれども、建物
構築物購入となっておりますが、これにはですね、先般現地を見に行った時には色々車
両それから細かい備品等ですね、あるいは工具だとかそういう物も色々あったわけでご
ざいますけれども、そういうものをいちいち全部整理して契約をするというものではな
くて、ある程度大ざっぱといいますか全体的に4,990万という数字が出てきたとい
うことであろうとは思うわけでございますけれども、中身についてはですね、いずれに
しても担当の段階で十分その辺精査をしてですね、保険がかかっているのかあるいは維
持管理の関係、あるいはリース物件等ないのかですね、あるいは保守契約等がどうなっ
ているのかとかですね、そういう中身等についてですね、どれほどつめているのかをち
ょっとお聞きしたいと思います。まず1点目はその4,990万の中身はどの程度にな
っているのかですね、その辺と先ほど言いました維持管理だとかリース契約だとかある
いは保険だとかそういう契約の内容等々についてですね、中身が分かっておられるのか
どうかということをお聞きしたいと思います。
○議長(堀川昌廣)
安部副町長。
−12−
○副町長(安部克裕)
一応土地と建物構築物と一体で取得をすると。その中で、土地については先ほど申し
上げましたとおりでございます。それで、建物構築物等これは総括した金額でお示しし
てありますけれども、一応各種類別な金額の分けはしています。ただ、分け方としまし
て、正確かどうかと言ったらこの辺は疑問が残るところでございますけれども、これは
この分け方の基準にしましたのが、建物や構築物の減価償却表から拾いました。ただ、
この表の中には、例えば排水路工事であるとか、電気の配線工事あるいは機械のLAN
の工事と、どの場所のどの部分という特定がないものですから、この辺については按分
をさせてもらったというような方法でやらせてます。その中で、主とした建物の試験場
ロッジ他で約343万、それから農機具格納庫等で375万、研修棟他で2,340万、
分析棟他で1,477万、その他の構築物216万というふうな概ねの金額の分け方を
してございます。ただ、向こうとの契約ですね、西原との契約ではそれほど細かく分け
られることはないと、こういうふうに思っております。以上です。
○議長(堀川昌廣)
他に。6番、飯沼議員。
○6番(飯沼新吾議員)
いずれにしても事務段階のお話になると思いますけれども、いずれにしてもああいう
大きな施設、いろんな施設もあります。それから工事をやった電気の配線だとか水道の
配線だとかですね、それから建物やなんかのがどういうふうに建てられたかというその
図面類だとかですね、配線図だとかそういうようなですね、一連のものあるいは機械の
説明書だとかですね、そういうものが色々あるのではないかと思いますので、いずれに
しましても、こういうふうに一括して購入した場合にですね、往々にして後からそうい
う説明書が無いだとか、図面が無いだとか、図面が無いためになにか事故が起きたとい
うようなことが起こりやすいかと思いますので十分御配慮願ってですね、ご購入してい
ただきたいなというふうに思っております。答弁は必要ないと思っておりますけれども
よろしくお願いいたします。
○議長(堀川昌廣)
他に。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(堀川昌廣)
−13−
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(堀川昌廣)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。これより議案第46号を採決します。
この採決は起立によって行います。お諮りします。本案は原案の通り決定することに賛
成の方はご起立願います。
起立
11名
○議長(堀川昌廣)
起立多数であります。よって、議案第46号、平成20年度鹿追町一般会計補正予算
第2号については原案の通り可決されました。
以上で本日の日程は全部終了しました。これで会議を閉じます。
平成20年第3回鹿追町議会臨時会を閉会します。
閉会
−14−
10時42分