167号 - 日本大学歯学部

平成22年7月15日
第 167 号
歯科病院長 清水 典佳
医療従事者に対して患者
やその家族が自己中心的で
理不尽な要求をしたり、暴
言を吐いたり暴力を振るっ
たりする、いわゆるモンス
ターペイシェントが問題になっております。新
聞報道によると、大学病院では医師や看護師が
暴力を受けたケースは1年間に約430件、理不
尽なクレームや暴言も990件が確認され、増加
の傾向にあるとのことです。このような場合、
医療スタッフはクレーム対応のために診療や業
務時間が削られ、他の患者さんの治療にも支障
をきたすなど医療崩壊に発展してしまいます。
最近では本歯科病院でもそのような例が見受
けられます。関係者からの聴取によると、ほとん
どが医療スタッフからの説明が患者さんに十分
伝わっていない、といったコミュニケーション
不足に起因していると思われるケースでした。
医療は患者さんと医療スタッフとの信頼関係の
上に成り立っているもので、この信頼関係が構
築できない、あるいは崩れるとクレームになっ
てしまいます。小説家で医師の久坂部羊氏はこ
の問題に関し、「病院が間違ったことをしたら
許されないが、患者は間違ったことをしても許
される」という風潮が蔓延していると論評して
います。患者さんがモンスターに変身しないよ
うに、患者さんと医療スタッフの厚い「和」を
構築し、信頼関係のもとで快適な診療ができる
よう病院の環境作りに努めていきたいと考えて
おります。
(教授 歯科矯正学)
日本大学歯学部ホームページ:http://www.dent.nihon-u.ac.jp/homej.html
第 167 号
桜 歯 ニ ュ ー ス
平成22年7月15日
<新入生128名の内訳>
平成22年度歯学部開講式は4月8日(木)午後
に日本大学カザルスホールにおいて、第1学年
新入生128名と第2学年編入生2名を迎えて挙行
されました。大塚 兵衛歯学部長は式辞で、専
門の知識や技術を学ぶだけでなく、人間として
も成長して欲しいと要望しました。特に、人々
の健康を守るのではなく『創る』という意識を
培うことと、生涯にわたって研鑽を続ける姿勢
がこれからの医療人には重要である、と説きま
した(写真左)
。また、来賓を代表して神尾政治
後援会長が祝辞を述べられ、多くの優れた人材
を輩出してきた伝統ある本学部への入学を祝し
ました。さらに、優れた歯科医師になるための
勉学はもとより、充実した学生生活を送り、一
生の友人を得て欲しいと激励しました。続いて
学生会会長の菊岡慎友君(第6学年)が「歓迎の
詞」を、新入生を代表して峯佑理子さんが「誓
いの詞」を述べました(写真右)。
平成22年度大学院歯学研究科開講式は、新入
生30名(うち社会人4名)
を迎え、大塚 兵衛歯
学研究科長をはじめ関係教職員の出席のもと、
4月9日(金)12時30分から本学部4号館大会議
室において厳粛に挙行されました。大塚歯学研
究科長から「多岐にわたる歯科医学の高度にし
てより幅広い知識と先進的医療技術を有する教
育者および研究者として、将来、多種多様な職
域分野で中枢的な人材として活躍していただき
たい」と式辞が述べられました。
続いて、岩田幸一研究担当の祝辞と新入生を
男子77名(60%) 女子51名(40%)
現役73名(57%) 既卒55名(43%)
一般入学試験入学者90名(A方式83名、CA方式
7名)
、校友子女入学試験入学者22名、付属高校
からの推薦入学者16名
出身高校数103校:
桐蔭学園4、日大豊山女子、日大豊山、日大二、
日大山形、横浜英和 各3、独協、函館ラ・サー
ル、白百合、帝京、長野日大、専大松戸、静岡、
清泉女学院、宮城第一、学習院 各2、他87校
出身地27都道府県:
東京38、神奈川15、千葉、埼玉 各8、静岡6、
福島、長野、山形 各5、北海道、栃木、宮崎 各
4、宮城3、富山、新潟、秋田、山梨、広島、
熊本、愛媛 各2、兵庫、福岡、鳥取、長崎、大
阪、青森、山口、京都、沖縄 各1
代表して齊藤綾乃さんが「誓いの詞」を述べま
した。式終了後、修学及び研究等について一般
学生と社会人学生それぞれにガイダンスが行わ
れました。
― 2 ―
平成22年7月15日
学習指導委員会副委員長
桜 歯 ニ ュ ー ス
林 誠
厚生労働省は3月29日、第103回歯科医師国家
試験の結果を発表しました。全国の平均合格率
は、69.5%(新卒81.6%、既卒43.9%)で、過去10
年間で最も低かった昨年より2.0ポイント上昇。
国公私大別では、国立86.0%、公立84.7%、私立
64.3%で、本学部の合格率は76.9%(新卒83.7%、
既卒55.0%)と、新卒は9.7ポイント、既卒は15.9
ポイントいずれも昨年を大きく上回りました。
今回は、昨年発表された新出題基準に基づく
初めての試験で、総出題数は365問(必修問題70
問、一般問題190問、臨床実地問題105問)と前回
同様でしたが、配点と合格基準が一変。すなわ
ち、配点は必修および一般問題は前回と同じ1
問1点に対し、臨床実地問題は前回の1問2.5点
から3.0点へ増加。さらに、
「必修問題の80%以
上正解、禁忌肢選択は2問以下」以外に、A領
域
(200点)
の「医学総論と各論Ⅰ
(衛生)」は53%、
B領域(175点)の「各論Ⅱ(総論・小児・矯正)
と各論Ⅲ(保存)」は57%、C領域(200点)
の「各
論Ⅳ(外科)と各論Ⅴ(補綴)」は58%と、領域別
にそれぞれ設定した基準点も全てクリアするこ
とが求められました。
出題の特徴としては、必修問題は、すべてX 1
方式(五肢択一)でしたが、前回の50問から70問
に増加し一般教養も出題。一般問題は、X 1 方式
とX 2 方式(五肢択二)がいずれも約41%ずつ出
題され、前回から導入された正答肢の数を指定
しないXX 方式の占める割合が18%まで増加。
臨床実地問題は、X 1 方式が主体(64%)
でした
が、今回からXX 方式も導入されました。
次回はL方式(選択肢が六肢以上の問題)
やC
方式(計算問題)導入が示唆されているほか、難
度の高い出題方式の問題の増加、重複する領域
からの出題、視覚素材を含む問題の重視も考え
られます。学生の皆さんは、基本的知識はもち
ろん、柔軟な問題解決能力も確実に身につける
努力を怠らないようにしましょう。学習指導委
員会では今回の国家試験を詳細に分析し、各分
野・領域間の連携を密にした学習指導を推進い
たします。
(准教授 歯科保存学Ⅱ)
第 167 号
平 成 21年 度 デ ン ツ プ ラ
イ・スチューデント・クリ
ニシャン・リサーチ・プロ
グラム日本代表選抜大会で
優勝した功績により第6学
年梶 佳織さんに、日本大
学奨励賞が授与されること
が決定し、4月8日に日本大学カザルスホール
に於いて挙行された新入生開講式の終了後、多
数の参列者の前で大塚歯学部長から梶さんに賞
状が授与されました。
渡部 真麻
4月1日に登院して約1ヶ月が過ぎました。
登院式の日はとても寒く、
「これからどうなるの
か」と不安に思っていましたが、最初の1ヶ月
は本当にあっという間に過ぎてしまいました。
初めて着る院内服も、想像していたよりも機能
的で、体になじんだ今となっては非常に快適で
す。
院内生活も、最初の1週間から比べれば「お
どおど」
「きょろきょろ」する回数も少しは減り
ましたが、まだまだわからないことだらけで先
生方にもご迷惑をおかけしつつ、勉強勉強の毎
日です。診療終了後も先生方に質問をし、その
日の疑問点などを調べているとあっという間に
時間が過ぎてしまいます。小学生の頃、よく「帰
るまでが遠足」といわれましたが、日本大学歯
学部5年生にとっては「帰ってからも院内」です。
今はまだ、歯科医療という階段の1段目に片
足をかけている状態ですが、これから地道に上
っていくことができるよう、しっかり頑張りた
いです。
(第5学年)
― 3 ―
桜 歯 ニ ュ ー ス
第 167 号
共用試験運営委員会委員長
祇園白信仁
共用試験は、学生が患者中
心の医療を体得するため、患
者と接触する上で必要な能力
と適性を備えていることを判
定し、社会に対して学生の質
を保証する全国共通の標準評
価試験です。CBT(Computer
Based Testing:知識・問題解決能力の客観的評
価試験)では、学生はモデル・コア・カリキュ
ラムの教育内容全てから出題された320問を6時
間かけてコンピュータ上で解答します。OSCE
(Objective Structured Clinical Examination:
客観的臨床能力試験)
では、公にされている26
課題から6課題が出題。学生は課題ステーショ
ンを順に回り評価を受け、例年緊張を味わいま
す。5年生を対象に6月5・19日にそれぞれ CBT
と OSCE が実施され、同28日から患者を担当す
る診療参加型臨床実習が始まりました。
(教授 歯科補綴学Ⅰ)
卒後教育担当 石上 友彦
本学部における臨床研修
は、研修歯科医専用の治療室
と講堂を備え、専任の卒直後
研修科7名が中心となって、
1年間の研修が修了するまで
指導にあたっています。
募集定員は140名で、学内
外を問わず向学心のある人材を受け入れます。
言い換えれば、本学部卒業者であっても就学中
の状況がふるわない者は受け入れない方針です
ので、日頃の生活態度が重要となります。
選考は書類審査、小論文、面接等により順位
を付け、歯科医師臨床研修マッチング協議会に
登録し、採用の合否が決定されます。平成22年
度の合否結果は、志願者295名中138名がマッチ
し、うち本学部卒業生は111名(既卒者14名)で
した。マッチング登録の最終順位は248番で、残
念ながら本学部を志望した現役6年生の十数名
がアンマッチとなりました。募集に関する内容
については、ホームページをご覧ください。
(教授 歯科補綴学Ⅱ)
平成22年7月15日
歯科医師臨床研修が始まってすぐの頃を振り
返ると、まだまだ学生の頃の感覚が強く残って
いました。いわゆる「歯学部7年生」気分でし
た。しかし実際に患者さんの配当が始まり、周
りの人達から「先生」と呼ばれるようになって
違和感を覚えながらも、同時に歯科医師として
の責任も強く感じるようになりました。臨床研
修では臨床の手技はもちろんのこと、歯科医師
として患者さんとどう向き合うべきか、責任の
自覚を持つことの大切さを教えていただきまし
た。これからも歯科医師として背負う責任と誇
りを常に意識して行動できる、そんな歯科医師
でありたいと考えています。
(歯科保存学Ⅲ 吉巻 友裕)
歯科医師国家試験に合格し、歯科医師として
の第一歩を私は日本大学で迎えました。この1
年間はこれまでの私の人生の中でも特別に多く
のことを学び経験した期間であり、幅広い視野
を持つ事ができました。私は他大学出身であり、
始めは不安なことばかりでした。しかし先生方
は、日本大学出身の研修医と同様に接してくだ
さり、同期にも恵まれ、すぐに馴染むことがで
きました。この1年間で経験した事を礎とし、
初心を忘れず向上心を持ち、今後も自分らしく
一歩ずつ歩んでいきたいと思います。1年間本
当にお世話になりました。ありがとうございま
した。
(歯科補綴学Ⅰ 高田里絵子)
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平成22年7月15日
桜 歯 ニ ュ ー ス
第 167 号
歯学部
(大学院歯学研究科を含む)
および附属
平成22年度歯学部実験動物慰霊祭が4月17日
歯科技工・衛生専門学校の第1回進学相談会が (土)
午後2時から墨田区の回向院で行われ、教
5月29日
(土)
に開催されました。
職員、大学院生等、約100名が参列しました。住
相談コーナーおよび在校生との交流コーナー
職の法話、読経に続いて伊藤公一学部次長、吉成
が設けられ、来場者は入試内容、卒業後の進路、
允宏事務局長の指名焼香と参列者の焼香が行
受験のポイントやキャンパスライフ等について
われた後に、岩田幸一研究担当から、実験動物
相談していました。また、
「お口が健康にはたす
に対する感謝と3R(Reduction,Replacement,
役割」と題して飯沼利光専任講師が模擬授業を
Refinement)についての話しがあり、慰霊祭は
行いました。歯科衛生専門学校では、尾 哲則
厳粛なうちに終了しました。
慰霊祭は単に実験動物を供養するだけでなく、
動物実験の是非、実験動物の取扱いについて改
めて考える良い機会となりました。
教授による模擬授業が行われました。
第2回進学相談会 7月29日
(木)
第3回進学相談会 9月11日
(土)
開催時間:10:00∼16:00
会 場:1号館(歯学部)
4号館(専門学校)
内 容:個別相談、資料配布、
校内見学、先輩との対話
平成22年度第1回
口腔保健と全身の健康シリーズ(28)
予約不要。入退場自由です。
生涯学習シリーズ(8)
より良い入れ歯をつくるために
―口腔領域の筋の働きを有効に活用するには―
その1.筋の働きを機能解剖から考える
高橋富久 准教授(解剖学Ⅰ)
その2.筋の働きを活用した総義歯製作法の
ポイント
飯沼利光 専任講師(歯科補綴学Ⅰ)
平成22年度第1回歯学部公開講座が6月5日
(土)、歯学部4号館第3講堂で開催されました。
今回は、
「口の中にも“ガン”ができる?∼口
腔癌の理解に向けて∼」と題して、病理学講座、
浅野正岳准教授にご講演頂きました。当日は、
134名の来場者を迎え講堂には空席がない状況
で、受講者の真剣な眼差しにより会場は熱気に
包まれていました。浅野准教授には、ガンとは
何かから始まって病理学的な分類や疫学的な傾
向、口腔癌の特徴、類似疾患との見分け方まで
を分かりやすく説明頂きました。講演後は、会
場から数多くの質問があり、浅野准教授には丁
寧にご回答頂きました。
日 時:9月25日(土)13:30∼15:30
場 所:本学部1号館大講堂(4階)
詳細は歯学部ホームページに掲載。お問い合
わせは庶務課(03−3219−8001)まで。
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第 167 号
桜 歯 ニ ュ ー ス
歯科病院長
本田 雅規
アイスランドの火山噴火
には驚かされた。その日私
はピサ近郊にいた。翌日の
帰国経路は、ピサ∼パリ∼
成田のANA 便の予定だが、
パ リ 空 港 は 閉 鎖 “帰 れ な
い”。日本は夜ということもあり米国ANAに国
際電話。驚くことにパリ空港の閉鎖を全く知ら
なかった。日本のANAの対応は素晴らしいとい
つも感じているが、米国ANAの日本人の対応は
とても悪かった。ボストンに留学した時の事を
想い出した。日本人のための旅行会社でサウパ
ウロに行く計画を立てた。サウパウロ空港に到
着したが入国できない。日本人は入国にビザが
必要だった。
“知らなかった”
“調べなかった”私
の責任だが、旅行会社の日本人は教えてくれな
かった。日本にある旅行会社であれば、教えて
くれたかなと当時は思った。
翌早朝ピサ空港の唯一のチケットカウンター
はすでに長蛇の列。窓口の人が切れた。
“空港閉
鎖は私が悪いんじゃない、朝食に行く”と言い
放ち窓を閉めた。戻ってきたら今度は“コーヒ
ーの時間”
。
“唖然”。日頃は閑散とした空港であ
ろう。彼女が悪いわけではないが、日本では見
られない光景だ。私は帰国を最優先に考え、旅
行会社に勤務する友人の知人に国際電話。顔も
知らない私のために、とても親身になってチケ
ットを手配してくれた。日本国民の良さを改め
て感じた瞬間だった。海外勤務は日本人の良さ
を失うのか。環境によって表現型を変える幹細
胞のようだ。しかし、どちらが良い、悪いとい
うことではない。私がその環境を理解していな
いのだ。私の周りに日本人が5人いた。再発行
チケットの搭乗日まで観光して帰国、チケット
を探しながらの観光と皆、それぞれだった。私
はチケット入手に精をだしてカタール航空で最
も早く帰国した。同じ状況でも何を優先するか
で異なる行動となったが誰が正しいということ
ではない。一つの事象を角度を変えると全く違
って見えるものだ。考えるべきは自分で何を最
優先するかを判断できることと相手の環境を理
解することだと感じる旅となった。
(准教授 解剖学Ⅱ)
平成22年7月15日
清水 典佳
歯学部付属歯科病院は一般歯科診療機関では
対処困難な症例や、特殊な治療を要する患者さ
んを広く受け入れており、近隣の歯科医師会と
医療連携を促進して医療の質の向上と効率化を
図っております。そのため、一般歯科診療機関か
らの紹介状持参患者率は、平成14年度からは毎
年度40%を超えるという大変高い値を示してお
り、地域に密着した重要な二次医療機関として
機能しております。平成21年度の新規登録患者
数は13,589人、受診科別外来患者総数は231,600
人で、直近の5年間では毎年度約1,000∼7,000人
も増加しており、患者さんからの信頼を得てい
ると考えております。
本歯科病院は、ここ数年診療室の改装工事を
行い、2階・3階・5階の診療室、および入院
病棟の全面改修が終了し、新しい環境で充実し
た高次医療の実施が可能となっております。ま
た、平成19年5月から医療コンピュータシステ
ムの外来電子カルテ化により、診療録内容の充
実と効率的で質の高い医療サービスの提供に努
めております。さらに平成21年5月からは、エ
ックス線画像のフルデジタル化が導入され、一
層診療の効率化が図られております。
一方、歯学部学生や研修歯科医には倫理感に
富む優れた歯科医師を育成するための教育プロ
グラムを実践しており、今後も優秀な歯科医師
育成と高次医療提供のさらなる向上を図れるよ
う努力していく所存であります。
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(教授 歯科矯正学)
桜 歯 ニ ュ ー ス
平成22年7月15日
第 167 号
第1学年 校外オリエンテーション
第1学年担任
江島堅一郎
4月23∼24日に、日本大学軽井沢研修所に於
いて、第1学年校外オリエンテーションが実施
されました。開会式後、まずは全体企画として
「歯学部の常識・非常識?」が行われました。
歯学部に関するクイズを、1年生が回答してい
く企画ですが、グループ内で相談しあって、意
外にスムーズにこなしていました。
休憩後、グループ別企画「○○をPRしよう」
の準備が始まりました。これは昨年に引き続い
ての企画で、グループごとにPRテーマを決定
し、最終的に3分ほどのプレゼンテーション用
のビデオ作品を製作してもらいます。
「著作権
の侵害」
「朝ご飯の大切さ」
「麻薬の怖さ」など、
グループごとにテーマが決まり、知恵を出し合
い、助け合って作品を作成していました。
夕食後には、親睦企画として「縄跳び大会」
が行われました。チームに分かれ、連続でもっ
とも多く跳んだ回数を競い合うゲームです。応
援している学生からも、自然と「イチ、ニイ、
サン…」とかけ声がかけられ、一体感や協調性
を感じたことと思います。
2日目は、前日作成された「○○をPRしよ
う」の作品を発表。女装など趣向をこらした作
品や迫真の演技力を全員で演じた作品など、作
成過程の熱意が伝わるものばかりでした。その
後は旧軽井沢を散策、最後の閉会式で、クラス
委員4名が選出されました。
この校外オリエンテーションが、より固いク
ラスの絆となることを期待してやみません。
最後になりますが、事前準備および現場での
ご尽力に、引率の先生方ならびに同行した大学
院生のご協力に感謝いたします。
(助教 歯科放射線学)
大山 哲生
私は、昨年12月30日に、日本大学海外派遣研
究員として1年間の UCLA 留学を終えて帰国し
ました。今はUCLAにて研修、研究をした顎顔
面補綴に関して、UCLAと日本の良いところを
融合させ、患者さんの QOLの向上を目指し日々
奮闘しております。
海外留学は、研究、勉強のみではなく、短期
の旅行では不可能な、住んでいる者のみが体験
できる数多くの経験をすることもできました。
それは日本に住んでいる時には感じなかった空
気を肌で感じ、異国の地で知り合った大学外や
海外の友人達との出会いを通じ、世界の中での
日本人としての自分自身を再認識できたことに
よると考えられます。本当に良い経験をするこ
とができたと思います。
(専任講師 歯科補綴学Ⅱ)
ヘルスサイエンス大学歯学部(ラオス人民民主共和国)
平成19年2月に学部間交流協定を締結しまし
た。本年の4月からは、日本歯科医師会の国際
学術交流基金の助成により大学教員2名を研修
生として受け入れています。口腔病理学、歯科
放射線学および口腔外科学の各講座のカリキュ
ラムのもとで研修を行っています。
山東大学(中華人民共和国)
平成20年12月に日本大学と中国・山東大学口
腔医学院間で学術交流協定を締結しました。こ
れまで年2回の協議会を軸に交流活動を実施し、
平成20年度には教員1名を文部科学省支援の外
国人研究留学生として、今年度は2名の短期研
修教員を受け入れています。
― 7 ―
桜 歯 ニ ュ ー ス
第 167 号
オピニオン
●入学して早くも3ヶ月が経ちました。慣れな
い生活でもあり、不安なことがたくさんありま
したが、徐々にペースがつかめて勉強や部活も
楽しくなってきました。軽井沢での研修では新
しい友達ができ、
クラスもうち解けた雰囲気にな
ってきました。これからの学校生活も有意義に
過ごしたいと思います。 (1年 小友 理永)
●大学に入ってからテニスを始めた。テニス部
に入部したからだ。今までテニスは一度もやっ
たことはなかったけど、新しいスポーツに挑戦
したかったのでテニスを選んだ。テニス部の練習
はとても大変で勉強と両立できるか不安だった
が、一度やると決めたからには最後までしっか
り頑張りたいと思います。(1年 三澤 悠輝)
▲白洲次郎をご存じだろうか。戦後、吉田茂の側
近としてGHQと渡り合った従順ならざる日本人
である。学生時代は贅沢を絵に描いたようなもの
だったらしく、そんな贅沢な教育が彼を従順なら
ざる唯一の日本人と言わしめた所以だと思う。
私も今、贅沢な教育を受けている。
“世界で唯一
(2年 旭 宣明)
の歯科医師”になるために。
▲去年1年間はめまぐるしく生活が変わってい
った。大学に入り、部活を始め、初めてアルバ
イトをした。もし読んでいる人の中に1年生が
いたら、大学生になると高校生ではできなかっ
たことができるようになるので、様々なことに
手をのばして大学生活を楽しんでもらいたい。
より良い大学生活を!学業も忘れずに。
(2年 安藤 壽晃)
◆あっという間に2年間が過ぎ去って、3年生。
この学年も過ぎ去ってしまう前に、自分から身
を乗り出して楽しむことが必要だと思います。
ただ、私はさほど真面目な人間ではありません。
去年は、足を踏み外して転びかけました。自分
に厳しくするのは難しい。ときに自らを律して
(3年 吉村 王将)
前へ走りたいです。
◆GW 晴天の中、大学の友達7人と向かうは富
士。友達の別荘を借りて、1泊2日の小旅行に
出た。富士の麓に到着時、あたりは真っ暗だっ
たが、夜の富士は黒々と聳え立っており、昼間
の富士の雄大さとはまた違う顔を見せてくれた。
大自然の中で、花火に BBQ にお酒…、全てが心
に残る素晴らしい思い出となった。
(3年 辻 春香)
平成22年7月15日
■今年1年間、アメフト部のマネキャプを務め
させて頂くことになりました。プレイヤーが強
いチームを目指しているのだから、マネージャ
ーもプレイヤーに負けないよう、一丸となってプ
レイヤーのために出来ることを精一杯頑張りた
いと思っています。そして、強いチームに釣り合
ったスーパーマネージャーを目指します!
!
(4年 三井 沙生)
■20,570円は皆に一時ちやほやされる為に払っ
た訳ではない。失った乳歯顎の甘噛の如き扱い
を受けはしたが…、犯人を見付けたら教えて欲
しい。その頭部と歪んだ思想を乳歯で優しく噛
砕いてやろう。もし愛しの顎模型を見付たら教
えて欲しい。僕は今や2つになった顎模型を優
しく噛合わせ落涙しよう。失った食費は戻らぬ
(4年 高橋 良介)
けれど。
▼憧れの院内服を着て登院式を迎え、病院実習
の毎日を過ごしています。4年生まで勉強して
きたことが、実際の臨床ではこんなふうに行わ
れているんだと勉強の日々です。忙しく、緊張
感もありますが毎日が充実しています。指導し
てくださる先生方や患者さんに感謝の気持ちで、
一歩一歩夢に近づけていけたらと思います。
(5年 横山真起子)
▼5年生になって感じたことがある。4年間学ん
できた知識を臨床に入る前に復習して臨み、臨床
の場で理解できると、より深い知識として自分の
中に残っていく。5年生のうちにしか経験でき
ないことをより多く吸収するために、学問におい
ても部活動においても意識を高く持ち続け日々精
進していきたいと思う。 (5年 齊藤 建児)
★4月になって変わった教室。空気が少し張り
詰めた。国家試験が迫るなか、ただひたすらに
仲間とがむしゃらに勉強する毎日。その中で部
活との両立に悪戦苦闘。しかし最後まで頑張り
たい。温かい先生に支えられ、頼りになる後輩
に助けられここまで来れた。みんなに感謝しつ
つ、最高の同学と笑顔で終わりたい。目指せ全
員合格! (6年 江原 弘剛)
★第6学年となり、2ヶ月が経とうとしていま
す。国試まで1年を切ってしまい、焦りを感じ
ながらも、去年までの院内生活からは一変し、
日々、勉強に励んでいます。また、私は院内総
務として、卒業パーティーの準備も始めていま
す。最後の1年、学年全員が団結して国試や卒
業を迎えられることを祈っています。
(6年 野 恵理子)
― 8 ―
桜 歯 ニ ュ ー ス
平成22年7月15日
第 167 号
第42回全日本歯科学生総合体育大会
会長
∼冬期大会結果と夏期部門に向けて∼
景山 靖子
学生会について紹介しま
す。学生会は、各学年の代
表者をはじめクラブ協議会
や球技大会、桜歯祭、NU
祭の代表者から構成されて
います。2カ月に一度会議
を開き、学生の皆さんから
の大学に対する要望をまとめます。そして先生
方との話し合いを行い、まとめた要望を反映さ
せることで、学生にとってより充実した学生生
活を営むことができるような環境をつくること
が主な活動内容です。私は、本年度学生会会長
として、少しでも皆さんの学生生活を有意義な
ものにするよう努めていきたいと思っています。
いつもの大学生活の中で何か気付くことがあっ
たり、「こうしてほしい」といった要望がありま
したら、お気軽に学生会のメンバー(p.13 参照)
に声をかけてください。よろしくお願いします!
(第5学年)
∼*∼ ∼*∼ ∼*∼ ∼*∼ ∼*∼ ∼*∼
歯学体正評議委員 伊藤 玲央
<冬部門の結果>
ラグビーフットボール部
門:昨年12月25日から30日
に徳島大学総合グラウンド
にて行われ、準々決勝で九
州大学に敗戦、総合5位。
アメリカンフットボール
部門:3月14日から17日に朝日大学ラグビー場
にて行われ、決勝で日本歯科大学新潟生命歯学
部に勝ち、優勝。
スキー部門:3月17日から21日に車山高原ス
キー場にて行われ、男子団体1位、女子団体1
位となり、総合優勝。
<夏期部門に向けて>
徳島大学歯学部を事務主管とする夏期部門は
8月1日から8月12日に22部門が開催され、本
学部は19部門に参加します。みなさんで新たな
歴史を築きあげましょう。もう「優勝」以外い
らなくないですか? 最高の夏にしましょう!
(第5学年)
【本学部参加部門の日程・会場】
会長
部 門
安川 拓也
クラブそれぞれの新入生
歓迎会も終え、一年生は正
式なクラブの一員としてだ
いぶ慣れてきた頃かなと思
います。各クラブも新たな
仲間達を迎え、デンタルな
どの大会や合宿に向けて本
格的に動き出した頃ではないでしょうか。クラ
ブに入っている皆さんには普段の生活では味わ
えない、クラブ活動だからこそ味わえる熱い
日々を大いに満喫して欲しいです。共に一つの
目標を目指す同志達と過ごす時間はかけがいの
ないものになるでしょう。
クラブ協議会はそんな熱く、充実した日々を
送るクラブの皆さんをサポートし続けたいと思
っています。クラブに関する要求や不満、悩み
等がありましたらいつでも気軽に話しかけてく
ださい。
(第5学年)
開催日
開 催 会 場
寝屋川公園野球場
淡路佐野運動公園第1・2野球場
硬式野球
8/2∼10
硬式庭球
8/2∼4
白子町テニスコート
ソフトテニス
8/4∼6
大神子テニスセンター
サッカー
8/2∼7
徳島市民吉野川運動広場
ゴ ル フ
8/3∼4
グランディ鳴門
卓 球
8/2∼4
広島市中区スポーツセンター
バドミントン
8/3∼6
大阪市中央体育館
バレーボール
8/5∼8
松茂町立体育館
バスケットボール
7/31∼8/4 鳴門アミノバリューホール
ボウリング
8/1∼4
新大阪イーグルボウル
柔 道
8/7∼8
大阪市立修道館
剣 道
7/31∼8/1 徳島市立体育館
空 手 道
8/1
少林寺拳法
8/1
日本大学松戸歯学部体育館
日本拳法
8/1∼2
大阪歯科大学牧野学舎体育館
アーチェリー
8/6∼8
朝日大学体育館
ヤマハリゾートつま恋
陸上競技
8/8
森山総合公園
水 泳
8/6∼8
千葉国際プール
ヨ ッ ト
8/7∼8
海陽ヨットハーバー
― 9 ―
桜 歯 ニ ュ ー ス
第 167 号
平成22年7月15日
平成21年度日本大学体育大会
スキー競技会
クラブだより
主将
柴崎 翔
水泳部は今年で80周年を迎えます。このよう
な記念すべき年に主将を務められることをうれ
しく思います。
水泳という競技は個人競技と思われがちです
が、リレーやチームの総合成績で勝利するため
には力を合わせる必要があります。実際、私た
ちの中にはメダルを獲得できるような選手は少
ないですが、一人ひとりが少しずつでもタイム
やポイントを稼ぐことで毎年好成績を収めるこ
とができています。
今年のデンタルは千葉県習志野の千葉国際総
合水泳場で行われます。全員で優勝を目指します
ので、応援よろしくお願いします。(第4学年)
21年度主将 本田 順一
スキー部は、3月に行われた日本大学体育大会ス
キー競技会において女子団体優勝・男子団体準優勝
で、団体総合優勝を
することができまし
た。歯学部の団体総
合優勝は私が1年生
のとき以来で、3年
ぶりに優勝旗を奪還
しました。
アルペンスキーは、個人競技と思われがちですが、
出走する選手をみんなで支え、応援することで、チ
ームとして試合にのぞんでいます。今回は、1年生
も多く入部し、活気あふれる雰囲気のおかげで、緊
張することもなく、練習と同じ力が出せたのではな
いかと思います。
来年は連覇を目指すとともに、男女総合優勝とい
う完全優勝を目指していきます。応援よろしくお願
いします。
(第5学年)
平成22年度 クラブ一覧表
体 育 部
アイスホッケー部
主将
大塚 銀河
写真部は今年度新入部員9名を迎え、部員数が
約40人という大きな部活になってまいりました。
写真部の活動は、球技大会の撮影や、動物園
等における撮影会、部室での現像会を行ったり、
遠方に被写体を求め夏合宿に行ったり、コンク
ールに応募したりと、写真と関わる機会が増え、
充実した活動内容となってまいりました。
写真部の更なる飛躍を目指し、団体で行動す
る以上、最低限のルールを守り、一人ひとりが
無理することなく、自分の生活を大切にした上
で部活動に参加し、楽しんでもらえるような部
にしていきたいと思っています。 (第4学年)
8名
水 泳 部
26名
24名
アメリカンフットボール部
29名
ソフトテニス部
合 気 道 部
19名
卓 球 部
7名
空 手 道 部
9名
日 本 拳 法 部
21名
剣 道 部
24名
バスケットボール部
40名
硬 式 庭 球 部
49名
バドミントン部
21名
硬 式 野 球 部
32名
バレーボール部
19名
ゴ ル フ 部
25名
ボウリング部
17名
サ ッ カ ー 部
31名
ヨ ッ ト 部
14名
自 動 車 部
11名
洋 弓 部
22名
柔 道 部
12名
ラ グ ビ ー 部
31名
少林寺拳法部
7名
陸 上 競 技 部
12名
ス キ ー 部
15名
サーフィン同好会
11名
文 化 部
奇 術 部
13名
東洋医学研究部
21名
軽 音 楽 部
39名
美 術 部
17名
茶 道 部
10名
無 線 部
8名
写 真 部
37名
ワンダーフォーゲル部
3名
生 物 部
12名
*部員数は平成22年度歯学部学生のみ
― 10 ―
桜 歯 ニ ュ ー ス
平成22年7月15日
第62回日本大学歯学会学術大会
第 167 号
歯学部後援会総会
歯学部に在学す
歯学部大講堂において5月15日(土)午前9時
る学生の父母等を
から日本大学歯学会総会・学術大会が行われま
会員とする歯学部
した。
後援会が6月12日
発表演題数は一般講演21題と特別講演2題で
ありました。特別講演者は歯内療法学講座 小 (土)に開催され決
算・事業計画案・
木曾文内教授が「歯内療法の最前線」
、歯学放射
予算案及び新役員
線学講座 本田和也教授が「歯科用コーンビーム
等すべての案件が
CT による画像支援穿刺法に関する研究」を発表
満場一致で承認されました。神尾政治会長の退任に
されました。一般講演では各会員からの質問に
伴い新会長には景山亜由美氏が就任しました。本年
対し、活発な討論が行われました。
度の事業計画も前年同様、学生行事補助に重点を置
また、11時30分から評議員会、12時20分に総
いたものになっております。
会が開催され、それに引き続き奨励賞が、長谷
総会後は各学年別に会場を移し学年主任・担任か
川桃子(歯科矯正学)、関野麗子(歯科麻酔学)、 ら学生生活の状況・今後予定されている行事等の報
小柳裕子(歯科麻酔学)、岩佐美香(歯科保存学
告がありました。引き続き大講堂において懇親会が
Ⅰ)、千葉陽子(歯科保存学Ⅰ)
、斉藤秀雄(歯科
開催され、約280名の会員と関係教職員が参加、杯
補綴学Ⅱ)の各先生に授与されました。
を傾けながら歓談、懇親を深めました。
*** *** *** ***
附 属 専 門 学 校 から
*** *** *** ***
歯科衛生専門学校
歯科技工専門学校
平成21年度の卒業生26名は全員が東京都歯科
技工士国家試験に合格しました。法改正により
今回から歯科技工士試験から歯科技工士国家試
験と名称が変更されましたが、実技試験が障害
となって未だに全国統一の国家試験になってお
りません。
平成22年度は30名の新入生(一般推薦4名、
社会人自己推薦19名、一般入試7名)を迎えま
した。
全国の歯科技工専門学校の状況は最盛期には
73校ありましたが、本年度入学者を迎えた学校
は54校になりました。その内定員を満たしてい
る学校は18校にすぎない状況で非常に厳しい状
況です。
3学年制への移行後、3つの学年が揃ってか
ら2年目を迎えています。昨年導入された3学
年のカリキュラムの基本に変更はありません。
3年生は国家試験に向けた準備に、また特別研
究では、各自の興味などによって決められた課
題に取り組んでいます。2年生は後期の登院に
向けて、特に臨床の教科についての勉学にます
ます真摯に取り組んでいるところです。1年生
は校外オリエンテーションを経て、学校の環境
などにかなり慣れたようです。各学年の行事も
順調に行われてきています。写真は4月9日に
撮られたもので、校外オリエンテーションでの
研修などを終えたばかりの1年生です。
― 11 ―
桜 歯 ニ ュ ー ス
第 167 号
春の叙勲で北川 正 名誉
教授が瑞宝中綬章を受章さ
れ、伝達式は5月11日に行
われました。
北川名誉教授は本学医学
部の出身で、昭和46年歯学
部の教授
(解剖学Ⅰ)
に就任。
平成10年4月名誉教授。解
剖学および肉眼解剖学を中心に多くの教育研究
に貢献され、また、学務担当、歯学部次長なら
びに献体篤志家団体である白菊会の理事長を歴
任され、学内外で広く活躍されました。この度
の叙勲は先生の長年に亘る真摯な教育・研究・
社会活動等の功績が高く評価されたものです。
医学博士。82歳。
平成22年7月15日
その定義ファイルを常に最新の状態に維持
するように努める。
③フロッピーディスクや USB メモリ等は、毎
回必ずウイルス感染のないことを確認した
後に用いる。
④感染が判明したパソコンは、速やかにネッ
トワークから切り離し、学部ネットワーク
の管理組織に報告するとともに、再セット
アップ等の適切な処置を講じる。
3.禁止ソフトウェアについて
①意図せぬ情報漏えいをきたす可能性のある
ソフトを、学校内で利用するパソコンにイ
ンストールしてはならない。
②前項に該当するソフトウェア例:ファイル
交換ソフトWinny、Share 等
4.個人情報の漏えいもしくはそれが危惧され
た場合について
①速やかに庶務課もしくは教務課にその詳細
を報告すること。
教職員だより
3月5日に開催された教職員会総会において、
平成21年度収支決算および平成22年度予算案が
審議され、いずれも承認されました。また、会
則の一部改正案が承認され、4月1日から施行
されることになりました。引き続いて開催され
た平成22年度役員会では、互選によって会長に
小林 清事務局次長、副会長に廣瀬英晴准教授
(歯科理工学)
および佐々木吉信参事補(研究事務
課)が選出されました。
★クラブ顧問会議
第1回会議が4月12日に開催され、各クラブ
の顧問が関連内規や、クラブ活動中の事故や飲
酒による事故の防止、諸施設の利用法、各種学
生役員、歯学体日程、合宿及び対外試合等に関
する注意事項を確認した。
★定期健康診断
5月12日∼13日、歯学部生および専門学校生
を対象として、内科検診、胸部X線間接撮影、
尿検査、身長・体重測定、歯科検診(学部1年
ネットワーク委員会より
生は歯周病検診)が実施され、ほぼ100%の受
歯学部における個人情報の漏えい防止に
診率であった。
★動物実験実施者等に対する教育訓練
対する取組みについて
6月17日午後5時より第1講堂にて、動物実
1.個人情報等を含むデータの取り扱いについて
験に関わる教職員・大学院生ら100名余が施設
①学外に持ち出さない。
使用の注意点や実験法について理解を深めた。
②学外に送信しない。止むを得ず送信する際
★夏期(7/17∼9/10)の事務取扱等
は、③の対策を講じる。
学部事務取扱時間は、月∼金の9
:00∼17:00。
④学部内においても暗号化やパスワード設定
図書館開館時間は、月∼金の9
:
15∼19
:00。歯
等によって、関係者以外がみだりに閲覧で
科病院事務取扱は、月∼金の9
:
00∼17
:
00とな
きないような対策に努める。
る。なお、夏期期間中の土曜日は休業となる。
2.学校内で利用するパソコン等のセキュリテ
(9月4日は除く)
ィー対策について
★学会開催予定
①OSやソフトウェア等に最新の修正プログラ
9月3∼4日に、大会長植田耕一郎教授のも
ム(Windows Update 等)
を必ず適用し、脆
と、第16回日本摂食・嚥下リハビリテーション
弱性が改善されるように努める。
②ウイルス対策ソフトを必ずインストールし、 学会が朱鷺メッセ等(新潟県)にて開催される。
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