ベラルーシ共和国ブレスト州の甲状腺疾患を中心とした現状報告

ベラルーシ共和国ブレスト州の甲状腺疾患を中心とした現状報告
演者;
グリガロビッチ・アルツール
ブレスト内分泌診療所所長 内科専門医
(甲状腺・糖尿)
シブタ・ウラジーミル
ブレスト内分泌診療所超音波診断専門医
移動検診団チーフ内科専門医(甲状腺・糖尿)
開催日時 3 月 2 日 15 時〜17 時
場所 (仮)福島県郡山市島 2-9-18
郡山医療生活共同組合 桑野協立病院 多目的ホール
内容
チェルノブイリ原発事故発生から 6 年経過した 1992 年、ベラルーシの研究者が小児甲
状腺癌の増加に関する論文を Nature に投稿しました。木村らはウクライナの汚染地域
であるジトーミル州ナロージチ地区を支援してきましたが、はっきりとした実態は明らかに
なっていません。そこで、医療制度が整っているベラルーシから専門家の目を通して見え
てきた事故後の健康影響について伺い、汚染地域に暮らす市民への情報提供を致しま
す。チェルノブイリ原発事故から 28 年を迎えようとするベラルーシ共和国から専門家を招
き、現地の実態と福島の現状を踏まえ、その知見を共有するための講演会を催すことを
企画しました。
ご興味のある方は、ふるって参加をお願いいたします。
主催;科研費事業「チェルノブイリ被災地調査に基づく中・長期的原発事故後影響の予
防医学的研究」代表 木村真三(獨協医科大学国際疫学研究室)
協力;NPO 法人チェルノブイリ医療支援ネットワーク
郡山医療生協 桑野協立病院