学校だより 知 新 っ 子 旭川市立知新小学校 平成28年9月28日発行 No.10 生徒指導担当 藤 本 友 紀 昨今,携帯電話やスマホ,インターネット環境の整備が進み,情報機器は子ど もたちでも扱えるほど簡単に,そして,機種も多様化していることから比較的安 価 の 物 も 出 回 る よ う に な り ま し た 。 LINE や SNS を 使 っ た ト ラ ブ ル も 数年前までは中高生で目立っていた問題ですが,携帯電話やスマホ を持っている小学生の数が増えてきていることや,最近の通信機能 がついたポータブルゲームの普及により,今では小学生にとっても 大きな問題となりつつあります。 夏休み明けに本校の全児童を対象に挙手式で行ったアンケート調 査では,3人に1人が自分用の携帯電話やスマホを持っていること がわかりました。前年度の同時期の調査では4人に1人の割合でし たから,本校は,着実に情報機器利用の低年齢化が進んでいると言 えます。 大手携帯電話会社は,情報モラルに反する不適切な使用を食い止め よ う と ,「 携 帯 ス マ ホ 安 全 教 室 」 な ど を 開 い て 注 意 を 呼 び か け て い ま す 。 特 に 効 果 的な方法として,親が買い与える際に「子どもとの約束を作る」ことを 挙げています。 本校のアンケート調査では,携帯電話やスマホを持っている子どもの 8 割 が ,「 使 う と き の ル ー ル が あ る 。」 と 答 え て い ま す 。 前 年 度 の 調 査 で は7割にとどまりましたから,家庭でのルール作りが進んでいることも わかりました。 携帯電話やスマホは,大人にとってはたいへん便利な物ですが,子どもに与え るものとしては,次のような危険をはらんでいると言われています。 ・不適切なサイトへのアクセスによる犯罪 ・外部の見知らぬ大人との関係による犯罪 情報機器に関するアンケート結果は今月行わ ・ゲームを介した課金等による金銭トラブル れる 児童 教育 相談, その後の 保 護者面談の際 ・ 時間 に 歯 止め が なく なる ことに よ る睡眠不 足等 に,具体的な情報提供を 行 います。 ま た ,通 信 機 能 が つ い た ポ ー タ ブ ル ゲ ー ム は , 本校児童の6割以上が持っています。 インターネットを介することにより,不特定多数の見えない相手が常 に 存 在 し ま す か ら ,「 大 切 な 子 ど も を 被 害 者 に も 加 害 者 に も さ せ な い 」 ために,今後,ますます便利になる情報機器とどのようにかかわるか, 子どもとともに保護者としてしっかり考えていきましょう。 ネット犯罪・ネットトラブルからお子様を守るための10か条 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 インターネットの特性を理解して,情報モラルを身に付ける。 お子様と相談して,使ってよいアプリや機能を決める。 ID・パスワードを決めてどのように保管するのか話し合う。 お子様が課金できない設定にする。 使ってよい時間・場所についてお子様と話し合い,ルールを決める。 歩きながら使わないことを約束する。 相手の気持ちを考えて,SNSやメールを送るように約束する。 安易にアプリをインストールし,プライバシー情報や個人情報を個人情報を 提供しないように約束する。 著作権などについて一緒に学ぶ。 家族もルールを守り,お子様のよき手本となる。 後期の児童会がスタートしました。 投票の様子 認証状を校長先生から 受け取る北田児童会長 新児童会役員 9 月 1 3 日 (火 ) に , 後 期 児 童会役員選挙が行われまし た。児童会役員に多くの子 どもたちが立候補し,5年生 の書記の役職以外は全て選 挙となり,5名の子どもが接 戦の末,当選を果たしまし た。立候補者の演説をしっ かり聞いて投票することの大 切さや難しさを体験した子ど もも多くいたのではないでょ うか。選挙権が今年度から1 8歳に引き下げられたことも あり,この経験は必ず役に立 つものと考えます。 残念ながら当選できなか った児童には,今後の更な る活躍を期待しておりま す。全校児童が,充実した 学校生活を送ることができる よう,新役員のみなさんがリ ーダーシップを発揮し,3月 まで全校が一丸となっていく ことを大い に期 待していま す 。 平成28年度 後期児童会新役員(敬称略) ○会 長 北 田 梨花子 (6年) ○副会長 佐 藤 桃 香 (6年) 髙 野 晴 (5年) ○書 記 合 田 凜 咲 (5年) 島 村 仁 子 (4年) 9 月 1 3 日( 火 )15:30 ~ 16:30 本校の2階の多目的教室で「お 話を聞く会」が行われました。 ねらいは,絵本や物語に親し み,豊かな情操を培うこと, 寸劇等を通して,自分なりの 感想をもち,互いに伝え合う ことです。通級指導教室在籍 している子どもたち,本校の 特別支援学級の子どもたちと その保護者の皆様総勢45名 が参加し,楽しい一時を過ご しました。本校の教員6名が 6月末から準備を始めた影絵, 大型絵本,寸劇は大変好評で した。特に寸劇は,笑いあり, 驚きありで子どもたちの目は 釘付けになっていました。ま た,感想発表も大変立派で, 自分の言葉で,自信をもって 大きな声で発表していました。 9 月 8 日 ( 木 ), 9 日 ( 金 ) に 5 年 生 3 5 名 は 1泊2日の宿泊研修を行いました。 「最高の思い出を作ろう」 というテーマのもと,幌 加内町にある宿泊施設 「まどか」を利用してた くさんの体験学習を行っ てきました。普段入るこ 雨竜第1ダム見学 とのできないダムの見学 (50 m 程階段で降り ました)膝や腰までつか りながら上流を目指した 源流体験,ソフトクリー ムづくり,真っ暗なトン ネルをおそるおそる歩い 源流体験 た暗闇体験,体育館での 学級レク,うどんづくり 等を実施しました。そし て何よりも5年生35人 全員で参加し,体験し, 寝食を共にできたことが 一番の思い出になったの ソフトクリームづくり ではないでしょうか。来 年はいよいよ修学旅行で す。宿泊研修の成果と課 題 を 生 か し ,「 一 生 の 思 い出となるよう」さらに 学級の絆を深めてほしい と思います。自分たちで 暗闇体験 考え,行動する5年生の 皆さんの言動には,感心 しました。 ( 引率者一同よ り) 5年生35名は,9月26日 (月)に東鷹栖の高見さんの田 んぼで稲刈体験をしてきまし た。5月27日に田植えをして から約4カ月,収穫の日を迎え ました。天候が不安定な時期も ありましたが,今年度は豊作に なったようです。家庭科の調理 実習を楽しみにしています。 1 0 月 1 日( 土 ) 3 日( 月 ) 4 日( 火 ) 5 日( 水 ) 7 日( 金 ) 8 日( 土 ) 9 日( 日 ) 1 0 日( 月 ) 1 1 日( 火 ) 1 2 日( 水 ) 1 3 日( 木 ) 1 4 日( 金 ) 開校記念日 安全点検日,街頭指導 朝会 学芸会係活動 学芸会児童公開日 学芸会準備,お弁当の日 学芸会 体育の日 8日の振替休業 9日の振替休業 学芸会後片付け,職員会 議 児 童 教 育 相 談( 5 時 間 授 業 )
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