仕 様 書

仕 様 書
1.事業名
中国北京市における「長野県冬季観光プロモーション‐SNOW RESORT NAGANO‐」
2.事業目的
(1)課
題
①国内におけるスキー人口は 92 年をピークに下降の一途を辿っており、海外、特に中国を始めとす
るアジア圏からのスキー誘客の拡大が期待されている。
②日本スキー発祥(2011)、長野県スキー発祥(2012)100 周年を控え、
「SNOW RESORT JAPAN」
「SNOW RESORT NAGANO」のブランド確立と情報発信が課題となっている。
③中国における訪日「個人観光査証」の発給条件緩和を踏まえ、これまでの団体観光客を中心とする
誘客活動に加え、富裕者層を中心とする個人観光客の誘客活動を強化する必要がある。
(2)目
的
中国有数の訪日旅行市場であり、スキー人口も多い北京市において、現地旅行会社等を対象に冬の
リゾート地としての長野県の魅力とウィンタースポーツの醍醐味を PR する観光説明会等を開催する
とともに、将来的な連携等を視野に現地スキー関係者との交流を深め、日中双方のスキー振興を図る
ものとする。
3.対象地域
中国(北京市)
4.事業内容
(1)長野県冬季観光(スキー)説明・商談会等の運営に関すること
①開催日:11月2日(火)(予定)
②会場:北京市(市内五ツ星ホテル)
③日程(案):14:30~16:30
観光説明会
16:30~18:00
商談会
18:00~20:00
交流会
④参加者:中国側
日本側・長野県側関係者
30名以上
20名(予定)
⑤業務内容:以下のとおり
・会場(市内五ツ星ホテル)及び設備の手配
・会場設営、会場装飾
・運営スタッフの手配(MC、通訳、補助員等)
・台本の作成、翻訳
・説明資料の作成、翻訳(素材は主催者が提供)
(例)プレゼンテーション用パワーポイント(15分程度)
映像(DVD)の編集(15分程度)
・中国側参加者(旅行社、メディア等)・来賓の取りまとめ、招待状作成、発送
・受付、案内業務
・商談会参加者(現地旅行会社等)に対するアンケートの実施、取りまとめ
・中国側参加者への記念品の手配
・その他、運営に関すること
(2)現地政府機関、北京市近郊スキー場等への訪問に関すること
①実施予定日:11 月 1 日(月)・3 日(水)
②訪問先:北京市旅遊局・体育局、クレア北京、中国スキー協会、北京市近郊スキー場等
③長野県関係参加予定人数
・政府機関訪問:5名程度(1日程度)
・JNTO、滑雪協会、スキー場等訪問:15~20名程度(2日程度)
④業務内容:以下のとおり
・訪問先リスト及び行程表の作成並びに訪問先との連絡調整
・同行する中国語逐次通訳人2名の手配
・現地における移動手段の確保(下記参加者が余裕をもって乗車できる専用借上げ車両とすること)
5名程度用 :1台(1日程度)
20名程度用:1台(2日程度)
・訪問先への記念品の手配
・その他、訪問活動に関すること
(3)広告掲載に関すること
①掲載予定時期:12 月、1 月
②掲載内容:冬のリゾート地としての長野県の魅力紹介等
③掲載媒体:現地有力スキー専門誌(例「極速滑雪」「氷雪運動」)2誌各4Pの掲載或いはそれと同
等以上の宣伝効果が期待できる媒体
④業務内容:以下のとおり
・広告の制作と入稿
・その他、広告掲載に関すること
(4)長野県職員、信州・長野県観光協会職員の渡航手配に関すること
①期間:10 月 31 日(日)~11 月 4 日(木)(4 泊 5 日)
②人数:3名
③利用空港:成田空港~北京首都国際空港
④業務内容:以下のとおり
・航空券の手配(往復)
・国内移動手段(長野新幹線等:往復)
・現地移動手段(北京首都国際空港~北京市内:往復、借り上げ車1台)
※借り上げ車は20名程度が余裕をもって乗車できる専用車両とすること
・長野県旅費規程に基づく宿泊費、日当の支給
・現地への添乗は不要とする
・他長野県関係参加者から希望があった場合の渡航斡旋
5.業務の進め方
この事業は、財団法人自治体国際化協会が実施する「平成22年度海外経済活動支援特別対策事業」と
して、長野県及び信州・長野県観光協会と連携して実施するものである。
請負事業者は、事業の実施にあたって、信州・長野県観光協会と密接な連携を保ちつつ作業を進める
ものとし、事業の進め方等について、調整や疑義が生じた場合には、その都度十分に協議をした上で実
施していくものとする。
6.履行期限
平成23年2月28日まで
7.実施報告書の作成
事業が完了したときは、実施報告書を3部作成し、信州・長野県観光協会に提出するものとする。
実施報告書は、A4版とし、以下の事項を記載すること。
・事業名
・事業内容
・その他、信州・長野県観光協会が指示した事項
8.その他
(1)本事業に関する事項について、機密を厳守し、無断で他に漏らしたり利用したりしてはならない。
(2)請負事業者は、著作権、特許権、その他日本国又は外国の法令に基づき保護される第三者の権利
の対象となっているものを使用する場合、その使用に関する一切の責任を負わなければならない。
(3)請負事業者は事業を履行するにあたり、第三者に損害を与えたときは、その損害の賠償を行うも
のとする。
(4)その他、疑義が生じた場合は監督職員と協議するものとする。
9.監督職員
信州・長野県観光協会
主査
吉味
秀明