〔人事に関する広告〕 平成 22 年 12 月 3 日 改訂 1、求人広告 人事募集広告は労働基準法、職業安定法などを順守してください。 〔必要表示事項〕 イ) 雇用主の名称、所在地、電話番号 ロ) 業種、職種名(または従事する仕事の内容) ハ) 応募資格(学歴・職歴・経験など) ニ) 勤務条件(労働時間・特殊な時間帯勤務の場合はその旨、交通費負担の有無・社会 保険の有無・就業地が所在地「本社」と異なるときはその就業地など) ホ) 雇用関係(社員・パート社員・アルバイト社員・委託販売員などの別) ヘ) 給与(賃金)およびその内容 ① 金額を明示する場合は、雇用後確実に支給される金額に限ります。 ② 金額を明示しない場合は「当社給与規定による」 「給委細面談の上決定」などの表示 は認めます ③ 歩合給、能率給、出来高給、奨励給など臨時的な諸手当は金額表示できない。ただ し計算基礎金額の表示はできる ④ 臨時的雇用関係(パート・アルバイト)の場合は、日給(時給)の賃金単位を明示 2、委託販売員の 委託販売員の募集 イ) 広告主名の表示を正確にしてください ロ) 業種の表示を正確にしてください ハ) 職種・業務内容を明確に表示してください ニ) 社員でないのに「幹部候補」など、将来社員になれるかのような表現はしないでく ださい ホ) 賃金が歩合制である旨を明確に表示してください 3、次の各項に 各項に該当するものは 該当するものは掲載 するものは掲載できません 掲載できません。 できません イ) 年少者:満 15 歳未満の年少者は原則として労働者として使用できません。ただし、 修学時間外の軽労働や演劇出演などは、行政官庁の許可を得ればできることになっ ています。 ロ) 年齢制限の禁止:労働者の募集・採用に当たっては、年齢制限をしてはいけないこ とが義務化されました。ただし、例外的に年齢制限を認める場合があり、次の項目 が該当します。▽定年年齢を下回ることを条件として募集・採用するとき▽労働基 準法等で年齢制限が設けられている業務のとき▽長期勤続による職業能力の開発 を図る目的で、若年者らを募集・採用するとき▽技能・知識の継承の観点から、社 内のいびつな年齢構成を是正する目的で募集・採用するとき▽芸術・芸能分野で特 49 定の年齢層を募集・採用するとき ハ) 雇用主が労働争議中のもの ニ) 車の持ち込み:自家用車を運送の用に供することは、原則として禁止されています が、持ち込みの契約内容によっては、国土交通大臣の許可、または届け出があれば 可能な場合があります ホ) 前借り制度など:いわゆるバンスなど労働することを条件に前貸ししたものを、労 働賃金と相殺するような行為は禁止されています ヘ) 私書箱・局留など臨時的あて先を用いるもので、広告主の実体が不明なもの ト) 将来に向かって確約する表現で、相当の実績のないもの (ア) (例) 「○カ月研修後幹部登用」 「海外旅行制度あり」など チ) 風俗営業関係で、風紀上好ましくないと思われるもの リ) 人事募集にみせかけ、他の不純な目的を企図したもの ヌ) その他、実体に問題があると本社が認めたもの 4、その他 その他 イ) 新卒予定者の募集:高校新卒者は卒業年の 7 月 1 日より掲載できます。新卒高卒者 を募集する場合には、ハローワークに届け出済みの受理番号などの明記が必要です。 中学卒業者は厚生労働省の規制に従ってください。 ロ) 日本の企業で海外勤務要員を募集する広告については、雇用主の実体が確認できる 資料の提出を求めます。 (在外公館、機関などの裏付け保証など) ハ) 外国に本拠地を持つ事業者が国内や海外に勤務する要員を募集する広告について は、雇用主の実体が確認できる資料(前項同様)の提出を求めます。 ニ) 国籍、男女、職業などの差別を感じさせる表現のものは、掲載できません。 5、尋ね人の広告 原則として、広告主と尋ね人との続柄は3親等以内の肉親に限ります。 イ) 暗号めいた文章のものは掲載しません ロ) 目的が人権侵害のおそれのあるものは掲載しません ハ) 依頼者の住所、氏名、続柄、電話番号、理由などを記入の上、所定の掲載申込書を 提出してください。 6、退社に 退社に関する広告 する広告 退社の理由いかんにかかわらず、退職者の実名表示のある一方的な告知広告は掲載で きません。 7、差別的表現のある 差別的表現のある広告 のある広告 イ) 人種、民族、国籍、性、職業、門地、心身のハンディその他で不当に差別したり、 侮辱している広告や、いわれなき差別的表現のあるものは掲載できません。 ロ) 興信所、探偵社などの広告で、基本的人権を侵害するおそれのある表現をしたもの は掲載できません。 50
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