1 - 一般財団法人西日本グリーン研究所定款

一般財団法人西日本グリーン研究所定款
第1章 総則
(名称)
第1条 この法人は、一般財団法人西日本グリーン研究所という。
(事務所)
第2条 この法人は、主たる事務所を福岡県小郡市に置く。
第2章 目的及び事業
(目的)
第3条 芝草を中心とした緑地環境の造成、植生管理に関する試験研究、調査を行い、その科学的理論
と技術を基礎に、ゴルフ場、スポーツターフ、公共緑地等の環境保全,競技並びに保健機能を高めるた
めの芝地管理技術の開発、普及、指導及び人材の育成を目的とする。
(事業)
第4条 この法人は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
① 緑地環境の造成・維持管理のための試験研究
② 環境緑化のための調査・診断・分析・検定
③
環境緑化推進に資する研修会、講習会、展示会の開催
④ 緑地管理者養成のための受託教育
⑤ 試験研究、調査結果の公表と資料の配布
⑥ その他この法人の目的を達成するために必要な事業
第3章 資産及び会計
(資産の構成)
第5条 この法人の資産は、次のとおりとする。
①
設立当初の財産目録に記載された資産
②
寄付金品
③ 会費収入
④ 資産から生じる収入
⑤ 事業に伴う収入
⑥ その他の収入
(資産の種別)
第6条 この法人の資産は、基本財産及び運用財産の2種類とする。
2
基本財産は、次にかかげるものをもって構成する。
①
法人の設立に際し、基本財産とされた資産
② 法人設立後に基本財産として寄付された資産
③
理事会及び評議員会で運用財産から基本財産に繰り入れることを議決した資産
-1-
3
運用財産は、基本財産以外の資産とする。
(資産の管理及び運用)
第7条 この法人の資産の管理・運用は、理事長が行ない、理事会が定める資産管理運用規定による。
2
基本財産は、定期預金等の安全確実な方法により保管しなければならない。
(基本財産の処分の制限)
第8条 基本財産は、譲渡し、交換し、担保に供し、または運用財産に繰り入れてはならない。ただし、
この法人の事業遂行上やむを得ない理由があるときは、理事会並びに評議員会において理事・評議員の
現在数の3分の2以上の決議を経て、その一部を処分し、またその全部若しくは一部を担保に供するこ
とができる。
(経費の支弁)
第9条 この法人の事業遂行に要する経費は、運用財産をもって支弁する。
(事業計画及び収支予算)
第10条 この法人の事業計画書及び収支予算書は、毎事業年度の開始の日の前日までに、理事長が作
成し、理事会で承認しなければならない。これを変更する場合も同様とする。
(事業報告及び決算)
第11条 この法人の事業報告及び決算は、毎事業年度終了後、理事長は、計算書類(貸借対照表及び
損益計算書)及び事業報告並びにこれらの附属明細書を作成し、監事の監査を受けた上で、理事会の承
認を経て、定時評議員会に提出し、承認を受けなければならない。
(借入金)
第12条 この法人が資金の借り入れをしようとするときは、その事業年度の収入をもって償還する短
期借入金を除き、理事会において、議決に加わることができる理事の3分の2以上の議決を得なければ
ならない。
(会計の原則)
第13条 この法人の会計は、一般に公正妥当と認められる公益法人会計の慣行に従うものとする。
(事業年度)
第14条 この法人の事業年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。
第4章 評議員
(評議員)
第15条 この法人に、評議員3人以上5人以内を置く。
(評議員の選任及び解任)
第16条
評議員の選任及び解任は、一般社団法人及び一般財団法人法(以下、法人法とする)第1
72条から第195条の規定に従い、評議員会において行う。
2
評議員を選任する場合には、次の各号の要件をいずれも満たさなければならない。
(1)各評議員について、次のイからヘに該当する評議員の合計数が評議員の総数の三分の一を超えな
いものであること。
イ
当該評議員及びその配偶者又は三親等内の親族
ロ
当該評議員と婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者
-2-
ハ
当該評議員の使用人
ニ
ロ又はハに掲げる者以外の者であって、当該評議員から受ける金銭その他の財産によって生計を維
持しているもの及びその配偶者又は三親等内の親族
(2)他の同一の団体(公益法人を除く。)の次のイからニに該当する評議員の合計数が評議員の総数
の三分の一を超えないものであること。
イ
理事
ロ
使用人
ハ
当該他の同一の団体の理事以外の役員(法人でない団体で代表者又は管理人の定めのあるものにあ
っては、その代表者又は管理人)又は業務を執行する社員である者
ニ
次に掲げる団体においてその職員(国会議員及び地方公共団体の議会の議員を除く。)である者
①
国の機関
②
地方公共団体
③
独立行政法人通則法第2条第1項に規定する独立行政法人
④
国立大学法人法第2条第1項に規定する国立大学法人又は同条第3項に規定する大学共同利用
機関法人
⑤
地方独立行政法人法第2条第1項に規定する地方独立行政法人
⑥
特殊法人(特別の法律により特別の設立行為をもって設立された法人であって、総務省設置法
第4条第15号の規定の適用を受けるものをいう。)又は認可法人(特別の法律により設立され、かつ、
その設立に関し行政官庁の認可を要する法人をいう。)
(任期)
第17条
評議員の任期は、選任後4年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時評
議員会の終了のときまでとする。ただし、再任を妨げない。ただし、退任した評議員の補欠として選任
された評議員の任期は前任者の残任期間とする。
2
評議員は、第15条に定める定数に足りなくなるときは、辞任又は任期終了後も、後任者が就任す
るまで、なおその権利義務を有する。
(評議員に対する報酬等)
第18条 評議員は、無報酬とする。ただし、職務を執行するために要した費用を弁償することができ
る。
第5章 評議員会
(構成)
第19条 評議員会は、すべての評議員をもって構成する
(権限)
第20条 評議員会は、次の事項について決議する。
① 理事及び監事の選任及び解任
② 理事及び監事の報酬等の額
③ 貸借対照表及び損益計算書(正味財産増減計算書)の承認
④ 定款の変更
-3-
⑤ 残余財産の処分
⑥ 基本財産の処分又は除外の承認
⑦ その他法令又はこの定款で定められた事項
(開催)
第21条 評議員会は、定時評議員会として年1回、毎事業年度終了後2カ月以内に開催するほか、必
要がある場合に臨時評議員会を開催する。
(招集)
第22条 評議員会は、理事会の決議に基づき理事長が招集する。
2
評議員は、理事長に評議員会の目的である事項及び招集の理由を示して、評議員会の招集を請求す
ることができる。
(議長)
第23条 評議員会の議長は、その評議員会において、出席した評議員のなかから選出する。
(決議)
第24条 評議員会の決議は、決議について特別の利害関係を有する評議員を除く評議員の過半数が出
席し、その過半数をもって行う。
2
前項の規定にかかわらず、次の決議は、評議員の3分の2以上の多数をもって行なわれなければな
らない。
①
監事の解任
②
基本財産の処分又は除外の承認
③
定款の変更
④
その他法令で定められた事項
(決議の省略)
第25条 理事が評議員会の目的である事項について提案した場合において、その提案につき評議員(当
該事項について決議に加わることができるものに限る)の全員が書面又は電磁的記録により同意の意思
表示をしたときは、その提案を可決する旨の評議員会の決議があったものとみなす。
(議事録)
第26条 評議員会の議事については、法令の定めるところにより、議事録を作成する。
2
議事録には、作成者の氏名を記載し、議長及び評議員会で選任された議事録署名人合わせて2名以
上が、署名もしくは記名押印しなければならない。
第6章 役員等
(役員の設置)
第27条 法人法に基づき、この法人に、次の役員を置く。
① 理事 3人以上10人以内
② 監事 2人以内
2
理事のうち、1人を理事長とし、法人法上の代表理事とする。
3
理事長以外の理事の中から業務執行理事(副理事長、専務理事)を理事会の決議により選定するこ
とができる。
-4-
4
業務執行理事は、理事長を補佐し、理事長に事故あるときは理事会の承認を経て、その業務を執行
する。
第28条 理事及び監事は、評議員会の決議によって選任する。
2
理事長、業務執行理事は、理事会において選定する。
3
監事は、この法人の理事若しくは使用人を兼ねることができない。
(理事の職務及び権限)
第29条 理事は、理事会を構成し、法令及びこの定款に定めるところにより、この法人の職務を執行
する。
2
理事長は、この法人を代表して、その業務を執行する。業務執行理事は、理事会において定める職
務権限規程により、この法人の業務を分担執行する。
(監事の職務及び権限)
第30条 監事は、理事の職務の執行を監査し、法令で定めるところにより、監査報告を作成する。監
事は、理事及び使用人に対して事業報告を求め、この法人の業務及び財産の状況の調査をすることがで
きる。
(役員の任期)
第31条 理事の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時評議員
会の終結のときまでとする。ただし、再任を妨げない。
2
監事の任期は、選任後4年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時評議員会の終
結のときまでとする。
3
理事又は監事は、第27条に定める定数に足りなくなるときは、任期満了又は辞任により退任した
後も、新たに選任されたものが就任するまで、なお理事又は監事としての権利義務を有する。
(役員の解任)
第32条 理事又は監事が、次のいずれかに該当するときは、評議員会において議決に加わることがで
きる評議員の3分の2以上の決議により解任することができる。この場合、評議員会において解任の決
議を行う前に、弁明の機会を与えなければならない。
① 職務上の義務に違反し,又は職務を怠ったとき
② 心身の故障のため、職務の執行に支障があり、又はこれに耐えないとき
③ 役員としてふさわしくない非行があったとき
(報酬等)
第33条 理事及び監事は、無報酬とする。ただし、常勤の役員には、評議員会の決議によって定める
支給基準により、報酬等を支給することができる。
2
役員には、その職務を執行するために要した費用を弁償することができる。
(顧問)
第34条 この法人に、10名以内の顧問を置くことができる。
2
顧問は、理事会において任期を定めた上で選任し、理事長が委嘱する。
3
顧問は、理事長の諮問に応え、意見を述べることができる。
4
顧問は、無報酬とする。ただし、職務を執行するために要した費用を弁償することができる。
-5-
第7章 理事会
(構成)
第35条 理事会は、すべての理事で組織する。
(権限)
第36条 理事会は、法令及びこの定款に定めるもののほか、次の職務を行う。
① この法人の業務執行の決定
② 理事の職務執行の監督
③ 理事長及び業務執行理事の選定及び解職
(種類及び開催)
第37条 理事会は、定時理事会と臨時理事会の2種類とする。
2
定時理事会は、毎事業年度4カ月を超える間隔で2回以上開催する。
3
理事長及び業務執行理事は定時理事会において、自己の職務の執行状況を報告しなければならない。
4
臨時理事会は、理事及び監事から招集請求があったとき開催する。
(招集)
第38条 理事会は、前条第4項の場合を除き理事長が招集する。
(議長)
第39条 理事会の議長は、理事長がこれに当たる。ただし、理事長に事故あるときは、副理事長、専
務理事の順序により、他の理事がこれに当たる。
(決議)
第40条 理事会の決議は、決議について特別の利害関係を有する理事を除く理事の過半数が出席し、
その過半数をもって行う。
(決議の省略)
第41条 理事が、理事会の決議の目的である事項について提案した場合において、当該提案につき理
事(当該事項について議決に加わることができるものに限る)の全員が書面又は電磁的記録により同意
の意思表示をしたときは、当該提案を可決する旨の理事会の決議があったものとみなす。ただし、監事
が異議を述べたときは、その限りではない。
(議事録)
第42条 理事会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成し、出席した理事長、
理事及び監事は署名もしくは記名押印する。
第8章
委員会
(委員会)
第43条 この法人の事業を執行する上で、必要に応じて、理事会の決議により、委員会を設置する。
2
委員会の委員は、理事会において選任する。
3
委員会の任務、構成及び運営に関する必要な事項は、理事会の決議により別に定める。
第9章
定款の変更、合併及び解散等
(定款の変更)
-6-
第44条 この定款は、評議員会の決議によって変更することができる。ただし、本定款第3条(目的)
及び第16条(評議員の選任及び解任)については、この限りではない。
(合併等)
第45条 法人法に基づき、この法人は、評議員会において、評議員の3分の2以上の議決によって、
法令の定める手続きに従い他の法人法上の法人との合併、事業の全部又は一部の譲渡及び事業の全部を
廃止することができる。
(解散)
第46条 この法人は、基本財産の滅失によるこの法人の目的である事業の成功の不能、その他法令の
定められた事由により解散する。
(剰余金の分配)
第47条 この法人は、剰余金の分配を行うことができない。
(残余財産の帰属)
第48条 この法人が、清算する場合において有する残余財産は、評議員会の決議を経て、公益社団法
人及び公益財団法人の認定等に関する法律第5条第17号に掲げる法人又は国若しくは地方公共団体に
贈与するものとする
第10章
公告の方法
(公告の方法)
第49条 この法人の公告は、主たる事務所の公衆の見やすい場所に掲示する方法により行う。
第11章
事務局
(事務局)
第50条 この法人の事務を処理するため、事務局を設置する。
2
事務局には、所長及び所要の職員を置く。
3
所長及び部長の選任及び解任については、理事会の承認を経なければならない。
4
前項以外の職員は、理事長が任免する。
5
事務局の組織及び運営に関し必要な事項は、理事会の決議を経て別に定める。
(書類の備置き及び閲覧等)
第51条 この法人の主たる事務所には、次に掲げる書類を5年間備え置かなければならない。ただし、
理事会及び評議員会の議事録は10年間、定款は、常に備え置くものとする。
① 定款
② 理事、監事、評議員の名簿
③ 事業計画書
④ 収支予算書
⑤ 貸借対照表
⑥ 貸借対照表の附属明細書
⑦ 損益計算書
⑧ 損益計算書の附属明細書
-7-
⑨ 財産目録
⑩ 事業報告
⑪ 事業報告の附属明細書
⑫ 監査報告
⑬ 理事会及び評議会の議事録
⑭ その他必要な書類及び帳簿
第12章 会員
(会員)
第52条 この法人の目的に賛同し、その事業に協力しようとする個人、法人又は団体を会員とする。
会員は、毎年所定の金額を納入せねばならない。
2
会員に関する必要事項は、理事会の決議により、別に定める会員に関する規則によるものとする。
第13章 補足
(委任)
第53条 この定款に定めるもののほか、この法人の運営に関し必要な事項は、理事会の決議を経て定
める。
附則
1
この定款は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認
定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第121条第1項において読み替え準用
する同法第106号第1項に定める一般財団法人の設立の登記の日から施行する。
2
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する
法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第121条第1項において読み替え準用する同法第1
06条第1項に定める特例民法法人の解散の登記と、一般財団法人の設立の登記を行ったときは、第1
4条の規定にかかわらず、解散の登記の日の前日を事業年度の末日とし、設立の登記の日を事業年度の
開始日とする。
3
この法人の最初の理事長(代表理事)は佐藤一馬とする。
4
この法人の最初の理事は、次に掲げる者とする。
佐藤一馬、押方昌巳、水田芳夫、日隈由安、柿添万吉、大島博司、平原勝幸、井上 宏
5
この法人の最初の監事は、次に掲げる者とする。
最所貞幹、今井義勝
6
この法人の最初の評議員は、次に掲げる者とする。
後藤宏一郎、歳弘卓也、坂上昌弘、川井洋一、得能伸吾
-8-
役 員 名 簿
1.評議員
役
職 名
氏
名
評
議 員
後 藤 宏一郎
評
議 員
川 井 洋 一
評
議 員
原 田 信 彦
評
議 員
久保田 宜 治
評
議 員
柏 尾 利 光
2.理 事
役
職 名
氏
名
代表理事
佐 藤 一 馬
有明カントリークラブ
副理事長・業務執行理事
押 方 昌 巳
太宰府ゴルフ倶楽部
副理事長・業務執行理事
水 田 芳 夫
小郡カンツリー倶楽部
専務理事・業務執行理事
日 隈 由 安
西日本グリーン研究所
理
事
柿 添 万 吉
久山カントリー倶楽部
理
事
平 原 勝 幸
小郡カンツリー倶楽部
理
事
大 島 博 司
芥屋ゴルフ倶楽部
理
事
青 木 則 明
古賀ゴルフ・クラブ
理
事
田 中 豊 隆
下関ゴルフ倶楽部
3.監 事
役
職 名
氏
名
監
事
最 所 貞 幹
茜ゴルフクラブ
監
事
清 水
西日本メンテナンス㈱
進
1.平成27年度
事業報告
(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
Ⅰ. 理事会および評議員会の開催
1. 第1回定時理事会
(1)日時および場所
1)日 時:平成 27 年 5 月 8 日 10 時 30 分~11 時 30 分
2)場 所:小郡カンツリー倶楽部会議室
(2)理事の現在員数、出席者数および出席者氏名
1)理事の現在員数 9 名、監事の現在員数 2 名
2)出席者数:理事 6 名、監事 2 名
3)出席者 理 事:押方昌巳、日隈由安、柿添万吉、平原勝幸、大島博司、青木則明
監 事:最所貞幹、清水 進
事務局:武内康博、吉岡重彦(米村税理士事務所)
理事の出席者が現在数 9 名中 6 名、監事の出席者が現在数 2 名中 2 名であるので、定款
40 条に基づき本会議は成立した。
(3)審議事項
第1号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
第 4 号議案
第 5 号議案
平成 26 年度事業報告および収支決算承認の件
平成 27 年度事業計画および収支予算報告の件
理事の任期満了に伴う評議員会での審議の件
研究員の新規採用に関する件
その他事項
(4)議事の経過の概要およびその結果
押方副理事長の挨拶の後、副理事長が議長となり議事に入る。
第 1 号議案 平成 26 年度事業報告および収支決算承認の件
日隈専務理事および事務局より、平成 26 年度の「事業報告」、「貸借対照表」、「正味
財産増減計算書」
、
「正味財産増減計算書(内訳書)」および財務諸表に対する注記、並び
に「財産目録」の説明が行われた。また、平成 27 年 4 月 24 日に実施された監査報告に
ついて、
「監査報告書」および「公益目的支出計画実施報告書」についての結果報告が清
水監事よりなされた。
審議の結果、本案は異議なく承認された。
第 2 号議案 平成 27 年度事業計画および収支予算報告の件
日隈専務理事および事務局より、平成 27 年 3 月 20 日に開催された平成 26 年度第 3
回定時理事会(予算承認理事会)にて承認された平成 27 年度の「事業計画」、
「収支予算
書」について報告が行われた。
押方副理事長から、九州ゴルフ連盟から依頼されたコース視察については、実施を徹
底していただきたいとの要請がなされた。
報告の結果、本件についての異議はなかった。
第 3 号議案 理事の任期満了に伴う評議員会での審議の件
日隈専務理事より、理事の任期満了に伴い、原案通り現行理事の再任を次の定時評議
員会にて審議いただくとの説明があった。
審議の結果、原案通り評議員会に提案することが異議なく承認された。
第 4 号議案 研究員の新規採用に関する件
日隈専務理事より、研究員・村瀬将司の平成 27 年 3 月 20 日付けでの退職に伴い、
新規に梅野雅史、香月寿弥の 2 名の研究員を採用したいとの説明があった。
審議の結果、本件についての異議はなく承認された。
第 5 号議案 その他事項
日隈専務理事より、平成 26 年度における会員の動向(入会、変更および退会)、本年
度のグリーン研修会および芝草管理者研修会等の開催予定および当番クラブについての
説明があった。
審議の結果、本件についての異議はなく承認された。
2. 第1回臨時理事会
(1)日時および場所
1)日 時:平成 27 年 6 月 5 日 13 時 00 分~13 時 30 分
2)場 所:小郡カンツリー倶楽部会議室
(2) 理事の現在員数、出席者数および出席者氏名
1)理事の現在員数 9 名、監事の現在員数 2 名
2)出席者数:理事 8 名、監事 2 名
3)出席者 理 事:佐藤一馬、押方昌巳、水田芳夫、日隈由安、柿添万吉、平原勝幸、
大島博司、青木則明
監 事:最所貞幹、清水 進
事務局:武内康博
理事の出席者が現在数 9 名中 8 名、監事の出席者が現在数 2 名中 2 名であるので、定款
40 条に基づき本会議は成立した。
(3) 審議事項
第 1 号議案
代表理事および業務執行理事選任の件
(4) 議事の経過の概要およびその結果
佐藤代表理事の挨拶の後、代表理事が議長となり議事に入る。
第 1 号議案 代表理事および業務執行理事選任の件
日隈専務理事より、平成 27 年 6 月 5 日に開催された平成 27 年度第 1 回定時評議員会
において、原案通り佐藤一馬氏、押方昌巳氏、水田芳夫氏、日隈由安氏、柿添万吉氏、
平原勝幸氏、大島博司氏、青木則明氏、田中豊隆氏の理事の再任について承認されたと
の説明があった。
引き続き、代表理事および業務執行理事について審議が行われ、代表理事に佐藤一馬
氏、業務執行理事に押方昌巳氏、水田芳夫氏、日隈由安氏が選任され、いずれもこれを
承諾した。
議長は、以上をもって本日の議事を終了した旨を述べ、閉会した。
3. 第2回定時理事会
(1) 日時および場所
-1-
1) 日 時 : 平成 27 年 10 月 31 日 10 時 55 分~11 時 30 分
2) 場 所 : 小郡カンツリー倶楽部会議室
(2) 理事の現在員数、出席者数および出席者氏名
1) 理事の現在員数 9 名、監事の現在員数 2 名
2) 出席者数 : 理事 6 名、監事 1 名
3) 出席者 理 事 : 佐藤一馬、押方昌巳、水田芳夫、日隈由安、平原勝幸、青木則明
監 事 : 清水 進
事務局 : 武内康博
理事の出席者が現在数 9 名中 6 名、監事の出席者が現在数 2 名中 1 名であるので、定款
40 条に基づき本会議は成立した。
(3) 審議事項
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
理事活動報告の件
1)平成 27 年度上半期事業報告
平成 27 年度上半期収支計算報告の件
1)平成 27 年度上半期収支計算書
その他事項
1)今後の行事予定
2)その他
(4) 議事の経過の概要およびその結果
佐藤理事長の挨拶の後、理事長が議長となり議事に入る。
第 1 号議案 理事活動報告の件
日隈専務理事より、平成 27 年 4 月 1 日から 10 月 30 日までに行った理事活動として、 平
成 27 年 5 月 8 日に第 1 回定時理事会、6 月 5 日に定時評議員会および第 1 回臨時理事会
を開催したこと。平成 27 年 6 月 24 日に第 1 回グリーン研修会が、福岡市・福岡リーセントホ
テルにて、翌 25 日にコース見学会・検討会が宮若市・若宮ゴルフクラブにて開催されたこと。
10 月 27 日および 28 日に第 1 回芝草管理者研修会およびコース見学会・検討会が、鹿児島
県さつま町・インターナショナルゴルフリゾート京セラにて開催されたこと。9 月 14 日に第 11 回
コウライグリーン研究会が福岡市・福岡県中小企業振興センターにて、翌 15 日にコース見学
会・検討会が福岡県糸島市・芥屋ゴルフ倶楽部にて開催されたこと。第 29 回芝草管理技術セ
ミナー・初級コースが 7 月 13 日から 16 日まで開催されたこと。本年度 4 月より、毎月 1 回正
会員クラブを対象とした月例セミナーを開催していることの報告がなされた。
佐藤理事長から、非会員クラブから研究所の事業を見たとき、魅力あるものにしなくてはなら
ないとの意見がなされた。それに対し事務局から、現在スタッフの充実を図っているので、新し
いスタッフが独り立ちできるまで時間をいただきたいとの回答がなされた。
審議の結果、本件についての異議はなかった。
第 2 号議案 平成 27 年度上半期収支計算報告の件
日隈専務理事および事務局より、平成 27 年 9 月 30 日現在の収支計算および今後の収入
見込みについて報告が行われた。
審議の結果、本件についての異議はなかった。
第 3 号議案 その他事項
日隈専務理事より、今後の行事予定および段階的に会員クラブの年会費を値下げすること。
-2-
借入金を今年度もわずかでも返済すること。研究所は可能な限り九州ゴルフ連盟に対して協
力していくことについて説明が行われた。
また、日隈専務理事より私事ではあるが佐藤理事長から就任前、2~3 年ほど研究所の建て
直しのために頑張っていただきたいとの要請を受けたが、就任からすでに 4 年目に入り、最近
体力的にも限界に来ているので、本年度 3 月末日で辞職したいとの申し出があった。それに
対し、出席した理事全員から九州ゴルフ連盟との繫がりもあるので、もうしばらく頑張っていた
だきたいとの要請がなされ、日隈専務理事は受託した。
審議の結果、本事項について異議なく承認された。
4. 第3回定時理事会(予算承認理事会)
(1) 日時および場所
1) 日 時 : 平成 28 年 3 月 15 日 10 時 50 分~11 時 50 分
2) 場 所 : 小郡カンツリー倶楽部会議室
(2) 理事の現在員数、出席者数および出席者氏名
1) 理事の現在員数 9 名、監事の現在員数 2 名
2) 出席者数 : 理事 6 名、監事 2 名
3) 出席者 理 事 : 佐藤一馬、押方昌巳、水田芳夫、日隈由安、柿添万吉、青木則明
監 事 : 最所貞幹、清水 進
事務局 : 武内康博、吉岡重彦(米村税理士事務所)
理事の出席者が現在数 9 名中 6 名、監事の出席者が現在数 2 名中 2 名であるので、定款
40 条に基づき本会議は成立した。
(3) 審議事項
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
平成 28 年度事業計画書(案)および収支予算書(案)等の承認の件
津屋崎試験圃場貸借契約の件
その他事項
(4) 報告事項
理事等活動報告の件
(5) 議事の経過の概要およびその結果
佐藤理事長の開会挨拶の後、理事長が議長となり議事に入る。
第 1 号議案 平成 28 年度事業計画書(案)および収支予算書(案)等の承認の件
日隈専務理事および事務局より、平成 28 年度「事業計画」(案)について説明がなされた。引
き続き、日隈専務理事および事務局より「収支予算書」(案)について説明が行われた。
審議の結果、本案は異議なく承認された。
第 2 号議案 津屋崎試験圃場貸借契約の件
日隈専務理事および事務局より、現在高田義子氏と締結している福岡県福津市津屋崎町大
字渡 1480 番地の 7 に位置する当研究所の津屋崎圃場(約 2,000m2)の貸借契約が平成 29
年 7 月 6 日で満了するので、貸借契約の拒否あるいは更新を行うのかをご審議いただきたいと
の説明がなされ、審議の結果、小郡カンツリー倶楽部敷地内あるいは近隣の休耕田を貸借する
方向で検討すること。詳細については、後日最所監事と事務局とで相談することとなった。
第 3 号議案 その他事項
-3-
日隈専務理事より、当研究所の研究員井上安正が平成 28 年 3 月 31 日付けをもって、退職
するとの報告があった。
審議の結果、原案通り異議なく承認された。
(6) 報告事項
日隈専務理事より、平成 28 年 10 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日までの理事活動について
報告がなされた。
5. 第 1 回定時評議員会
(1)日時および場所
1)日 時:平成 27 年 6 月 5 日 10 時 50 分~12 時 00 分
2)場 所:小郡カンツリー倶楽部会議室
(2)評議員の現在員数、出席者数および出席者氏名
1)評議員の現在員数 5 名
2)出席評議員:後藤宏一郎、原田信彦、川井洋一、柏尾利光、久保田宜治
3)出席理事:日隈由安専務理事
4)事務局:武内康博、吉岡重彦(米村税理士事務所)
評議員の出席者が現在数 5 名中 5 名であるので、定款 24 条 1 項に基づき本会議は成
立した。
(3)審議事項
第 1 号議案
第 2 号議案
第 3 号議案
第 4 号議案
第 5 号議案
第 6 号議案
平成 26 年度事業報告および収支決算承認の件
基本財産処分の承認の件
公益目的支出計画実施報告書報告の件
理事の任期満了に伴う改選の件
定款の一部変更の件
その他の事項
(4)議事の経過の概要およびその結果
定款の定めにより出席した評議員の中から選ばれた後藤評議員が議長に選出され、
議事録署名人に後藤評議員および原田評議員が選出され、直ちに議事に入った。
第 1 号議案 平成 26 年度事業報告および収支決算承認の件
日隈専務理事および事務局より、平成 26 年度の「事業報告」
、
「貸借対照表」、
「正味
財産増減計算書」
、
「正味財産増減計算書(内訳書)」および財務諸表に対する注記、並
びに「財産目録」の説明が行われ、これらは平成 27 年 5 月 8 日に開催された定時理事
会で承認を得ている旨が報告された。
後藤評議員より、安易に年会費を下げて、運営は大丈夫なのか。毎年基本財産を切
り崩していては、じり貧状態になり、いずれは運営が行き詰まり研究所は消滅してし
まうのではないか。また会員制度についても会員毎にメリット、デメリットの明確な
線引きが必要ではないかとの意見がなされた。
柏尾評議員からは、現状の運営では先細りであり、大ナタを振ることが必要ではな
いか。そのためには、水質分析等を行うために必要な設備を整備することを目的に、
追加借り入れはできないのかとの意見がなされた。それに対し、後藤評議員から将来
-4-
を見越した事業への投資が望ましく、後追い事業での投資は無駄であるとの意見がな
された。
川井評議員からは、研究所の事業が理解されていないのではないか。研究所は会員
を増やすためにも営業活動を行う必要があるのではないかとの意見がなされた。柏尾
評議員からも研究所じゃないとできないことを広報することが必要であり、研究所が
対応して、問題点が改善された事例があればそれを広報することが必要との意見がな
された。
事務局から、それらの意見を真摯に受け止め、今後の事業を見直していくとの説明
がなされた。
審議の結果、本案は異議なく承認された。
第 2 号議案 基本財産処分の承認の件
日隈専務理事より、経常増減額で 247 万円の損失が見込まれ、運営に支障をきたす
可能性があることから、280 万円を上限とする基本財産処分の必要性の説明があり、
理事会で承認を得た旨が報告された。
原田評議員より、本来は事業活動について理事会で十分な検討をすべきではないか
との意見がなされた。
事務局より、今後の定時理事会にて審議していくとの説明があった。
審議の結果、原案通り異議なく承認された。
本事案は、定款第 8 条および第 24 条で定める特別決議であるため、評議員現在数の
2/3 以上の賛成が必要であるが、5 名中 5 名が賛成なのでこの要件を上回ることを確
認した。
第 3 号議案 公益目的支出計画実施報告書報告の件
日隈専務理事および事務局より、平成 27 年 4 月 24 日に実施された監査報告につい
て、
「監査報告書」および「公益目的支出計画実施報告書」についての結果報告が代読
された。報告の結果、本件についての異議はなかった。
第 4 号議案 理事の任期満了に伴う改選の件
日隈専務理事より、定款第 31 条に基づき、「理事の任期は、選任後 2 年以内に終了
する事業年度のうち、最終のものに関する定時評議員会の終結の時までとする。ただ
し、再任を妨げない。
」により、平成 27 年度定時評議員会をもって理事の任期が満了
するので、佐藤一馬、押方昌巳、水田芳夫、日隈由安、柿添万吉、平原勝幸、大島博
司、青木則明、田中豊隆の再任案について審議をお願いしたいとの説明があり、審議
の結果、本案は異議なく承認された。
また、現職の丸本卓哉および縣和一顧問の解任および明石良氏および村田達郎氏の
顧問の選任案についての説明があり、審議の結果、本案は異議なく承認された。
第 5 号議案 定款の一部変更の件
日隈専務理事より、現行の定款第 7 章(議事録)第 42 条、「理事会の議事について
は、法令で定めるところにより、議事録を作成し、出席した理事長、理事および監事
は署名もしくは記名押印する。
」の条文について、変更案、定款第 7 章(議事録)第
42 条、「理事会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成し、理
事長および理事会で選任された議事録署名人合わせて 2 名以上は署名もしくは記名押
印する。
」と変更したいとの説明があり、審議の結果、本案は異議なく承認された。
第 6 号議案 その他の事項
日隈専務理事より、研究員村瀬将司の平成 27 年 3 月 20 日付けの退職に伴い、研究
員の補充が必要であることから、梅野雅史、香月寿弥の 2 名を研究員として採用したい
-5-
との説明があり、審議の結果、本案は異議なく承認された。
また、平成 27 年度事業計画、収支予算書および平成 26 年度における会員の動向な
らびにグリーン研修会および芝草管理者研修会等の当番クラブ等について、事務局から
報告があり、本報告に対しての異議はなかった。
議長は以上をもって本日の議事を終了した旨を述べ、閉会した。
Ⅱ. 試験研究の実施
1.技術基礎研究
1)芝草の生理・生態的特性に関する研究
① 芝草新品種の特性評価
② 日本芝の系統保存と特性評価
③ ベントグリーンにおける紫斑抑制対策技術の確立
2)芝地管理における土壌・肥料・改良資材に関する研究
① 芝地の更新作業に伴う土壌理化学性の変動要因の解明
② 高品質および適正表面硬度のための芝地植生管理技術の確立
③ グリーンにおける芝草の発根、生育促進剤の応用技術
④ 微生物剤利用によるサッチの軽減対策
3)芝地の病害虫・雑草防除に関する研究
① コウライシバ芝地のしずみ症の防除対策
② グリーンにおける細菌性病害の発生生態と防除対策
③ 温暖化に伴う芝地の主要害虫の変動と防除対策
④ 温暖化に伴う芝地の主要雑草の変動と防除対策
⑤ 成長調節剤による雑草対策を含めた芝地管理技術
⑥ ゴルフ場内に侵入するティフトンシバの総合対策
⑦ 藻類・苔類の発生生態と防除技術の確立
4)環境保全に関する研究
① マツ枯れ等の樹木保全のための技術研究
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
(継続)
2.受託試験研究
1)(一社)日本植物防疫協会・受託試験
殺菌剤~17 薬剤・28 試験、殺虫剤~4 薬剤・8 試験をそれぞれ受託し、試験を行った。
2)(公財)日本植物調節剤研究協会・受託試験
除草剤等~18 薬剤・33 試験を受託し試験を行った。
3)その他の受託試験〔1)
、2)以外の試験〕
① スプリングデッドスポットに対する効果および薬害の確認試験、㈱エムシー緑化委
託
② SW-989(L)液剤の薬害の確認試験、㈱エムシー緑化委託
③ ラージパッチに対する各種薬剤効果試験、シンジェンタジャパン㈱委託
④ ゾイシアディクラインに対する各種薬剤効果試験、シンジェンタジャパン㈱委託
⑤ 高純度含水結晶トレハロース処理が夏季のベントグラスの生育に及ぼす影響、長瀬
産業㈱委託
⑥ スプレー剤の樹木類に対する影響の確認、シンジェンタジャパン㈱委託
⑦ ロボットモア(芝刈り機)による芝管理における芝品質の違いについて、㈱やまび
こ委託
-6-
⑧ 新規薬剤のシバツトガ幼虫、スジキリヨトウおよびコガネムシ幼虫に対する効果試
験、日産化学工業㈱委託
⑨ ベスグリーンの早期処理による夏越し効果の実証試験、日産化学工業㈱委託
⑩ 浸透剤の透水性・保水性試験、ライオン㈱委託
⑪ ラージパッチに対する春季効果試験、BASFジャパン㈱委託
⑫ ラージパッチに対する秋季効果試験、BASFジャパン㈱委託
⑬ TPN剤および他剤の夏期高温時薬害の再現試験、㈱エス・ディー・エスバイオテ
ック委託
⑭ ベントグリーンにおけるTPN剤と抗ストレス剤との組み合わせ試験、㈱エス・デ
ィー・エスバイオテック委託
⑮ ラージパッチに対する春季効果試験、日産化学工業㈱委託
⑯ 各種除草剤の効果試験、日産化学工業㈱委託
3.刊行物、試験研究の成果ならびに資料の公表
1)定期刊行物
(1) 平成 26 年度 試験成績報告(刊行・平成 27 年 10 月)
① 栽培、肥料、土壌改良材(剤)に関する試験成績
1)液体肥料「アジ‐S4 号」および「核酸資材」が夏季のベントグラスの生育に及
ぼす影響(2014)
② 芝地の病害防除に関する試験成績(2013~2014)
かさ枯病の防除試験等 9 試験の成績報告 武内康博、旭 祥吾、岩村 優、村瀬将司
③ 芝地の害虫防除に関する試験成績(2014)
シバツトガ幼虫の防除試験等 3 試験の成績報告
井上安正
④ 芝地の雑草防除および生育調節剤に関する試験成績(2014~2015)
BEH-447 フロアブル剤に関する試験等 28 試験の成績報告
旭 祥吾
(2) 研究所だより №78(刊行・平成 27 年 8 月)
① 巻頭言
所長 日隈由安
② 平成 26 年度第 1 回グリーン研修会(平成 26 年 6 月 12 日)要旨
基調講演「除草剤抵抗性雑草の現状と対策」
(公財)日本植物調節剤研究協会研究所 土田邦夫
話題提供:1) 抵抗性ヒメクグ防除の一提案
日産化学工業㈱ 中原和彦
2) 新規除草剤「バサグランターフ」について
BASFジャパン㈱ 澤路聖之
3) 理研ハプーン乳剤を中心としたヒメクグ対策
㈱理研グリーン 岩田卓也
(3) 研究所だより №79(刊行・平成 28 年 2 月)
① 巻頭言
所長 日隈由安
② 平成 26 年度第 1 回芝草管理者研修会(平成 26 年 10 月 14 日)要旨
基調講演「界面活性剤の種類と作用性および芝草管理への応用」
㈱トモグリーン・ケミカル 平口祥邦
③ 平成 26 年度第 2 回芝草管理者研修会(平成 27 年 3 月 25 日)要旨
話題提供:1) 芝草と気象について
所長 日隈由安
-7-
2) 薬剤抵抗性について考える
研究・総務部長 武内康博
3) ベントグラスに発生した黄斑症状について
研究員 旭 祥吾
4) グリホサートカリウム塩液剤の処理における芝草の発芽および生育
への影響について
研究員 井上安正
④ 第 5 回スポーツターフ研究会(平成 26 年 2 月 12 日)要旨
話題提供:1) 植物調節剤プロキシ液剤を利用したベントグリーン内のスズメノカタ
ビラ対策
バイエルクロップサイエンス㈱ 小渕茂俊
2) -ターフにスズメノカタビラを共存させる新たな使用方法-
“ドラード液剤・ショートキープ液剤使用でスズメノカタビラ問題を
スマート解決”
㈱理研グリーン 三浦 豊
2)公的機関からの受託研究調査に対する報告書
① 武内康博 (2014)「菊池小学校運動場芝生維持管理業務委託」、大刀洗町、(平成 26
年 10 月~平成 27 年 3 月,1~29)
② 武内康博・旭 祥吾・梅野雅史・香月寿弥 (2015)「平成 27 年度陸上競技場外 3 箇
所土壌調査業務委託」
、(公財)福岡市緑のまちづくり協会、
(平成 27 年 9 月,1/二
半期,1~135、平成 28 年 1 月,2/二半期,1~95)
③ 武内康博 (2015)「平成 27 年度小学校校庭芝生管理活動委託」
、古賀市、
(平成 27 年
4 月~平成 28 年 3 月、1~110)
④ 武内康博 (2015)「吉木小学校第 1 運動場の芝生維持活動業務委託」、岡垣町、
(平成
27 年 4 月~平成 28 年 3 月、1~56)
⑤ 武内康博 (2015)「内浦小学校運動場の芝生維持活動業務委託」、岡垣町、(平成 27
年 4 月~平成 28 年 3 月,1~35)
3)試験研究成果の公表
① 北部九州におけるメリケントキンソウの発生消長と薬剤防除試験
植調:第 49 巻 第 6 号 9~13
4.受託調査および指導等
1)会員等から受託した土壌、水質、肥料および資材の分析
これらに関する当年度の調査受託件数は土壌 42 件、肥料 13 件、資材 11 件の計 66
件であった。
2)会員等から受託した病害虫、雑草および芝草の品種等の同定
これらに関する当年度の調査受託件数は病気 42 件、品種 1 件の計 43 件であった。
3)九州ゴルフ連盟主催の選手権競技(決勝)開催クラブの芝地管理に関する委託調査を
実施した。平成 27 年度に調査を依頼されたクラブは 5 クラブであった。
4)緑化環境の維持管理および緑地の造成管理に関する助言・指導
① エメラルドコーストゴルフリンクス(沖縄県)の目土砂分析
② 今津運動公園芝生広場(福岡県)の現地調査
③ 佐賀ロイヤルゴルフクラブ(佐賀県)の現地調査
④ 志摩シーサイドカンツリークラブ(福岡県)のグリーン土壌調査
-8-
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
⑰
⑱
⑲
⑳
21
○
久留米カントリークラブ(福岡県)の現地調査
インターナショナルゴルフリゾート京セラ(鹿児島県)の現地調査
玄海ゴルフクラブ(福岡県)の現地調査
茜ゴルフクラブ(福岡県)のグリーン土壌調査
阿蘇大津ゴルフクラブ(熊本県)の現地調査
阿蘇東急ゴルフクラブ(熊本県)の現地調査
宮崎カントリークラブ(宮崎県)の現地調査
宮崎レイクサイドカントリークラブ(宮崎県)のグリーン土壌分析
太宰府ゴルフ倶楽部(福岡県)のグリーン土壌分析
知覧カントリークラブ(鹿児島県)のグリーン土壌分析
有明カントリークラブ(福岡県)のグリーン土壌分析
久留米カントリークラブ(福岡県)のグリーン土壌分析
グリーンランドリゾートゴルフコース(熊本県)のグリーン土壌分析
くまもと中央カントリークラブ(熊本県)の現地調査
大村湾カントリー倶楽部オールドコース(長崎県)の現地調査
軌道敷内(鹿児島県)の芝生の生育不良の原因調査
唐津ゴルフ倶楽部のベントグリーンの生育不良調査
5.巡回調査
正会員のゴルフ場に対する巡回調査を実施し、調査報告書を提出した。
6.グリーン研修会・芝草管理者研修会等の開催
1)第1回グリーン研修会
(平成 27 年 6 月 24 日、25 日)
① 研修会
場 所:福岡市 福岡リーセントホテル
テーマ:「芝地の排水と散水の現状とその対策を考える」
基調講演:「農地およびゴルフ場における水の流れと排水工法」
中野灌漑利水学研究所 九州大学名誉教授 農学博士 中野芳輔
話題提供:1) トロ スプリンクラー新製品フレックス 800 シリーズ機能と特徴に
ついて
ゴルフ場用品㈱ 福岡営業所 係長 富永信治
2) 排水改良機械・資材の活用事例
㈱ミクニ 環境グリーン事業部 佐々木岳大
3) RAINBIRD 集中制御 StratusⅡ・スプリンクラー700/900 シリーズ
機能と性能
サンヨウ㈱ ゴルフ施設課 課長 高橋巧善
② 総合討議
座長:(一財)西日本グリーン研究所 研究・総務部長 武内康博
③ コース見学会・検討会
当番クラブ:福岡県宮若市 若宮ゴルフクラブ
2)第1回芝草管理者研修会
(平成 27 年 10 月 27 日、28 日)
-9-
① 研修会
場 所:鹿児島県さつま町 インターナショナルゴルフリゾート京セラ
テーマ:
「ゴルフ場における鳥獣害問題とその対策を考える」および「グリーンでの
薬害事例を検証する」
基調講演:「農業生産現場における野生鳥獣害防除」
~野生動物との知恵くらべ~
鹿児島大学農学部 生物生産学科 家畜生産学 准教授 高山耕二
話題提供:1) 電気柵システムについて
~電気柵の基礎知識~
タイガー㈱ 井村 翼
2) 鳥獣害対策について
日亜鋼業㈱ 木戸 寛
3) 獣おどし“ピカちゃん”
㈱日本計器鹿児島製作所 技術部部長 加藤正明
事例報告:グリーンでの薬害事例について
(一財)西日本グリーン研究所 研究・総務部長 武内康博
② 総合討議
座長:(一財)西日本グリーン研究所 研究・総務部長 武内康博
③ コース見学会・検討会
当番クラブ:鹿児島県さつま町 インターナショナルゴルフリゾート京セラ
3)第 2 回芝草管理者研修会
(平成 28 年 2 月 17 日、18 日)
① 研修会
場 所:福岡県北九州市 かんぽの宿北九州
テーマ:
「芝地における新規登録薬剤の特性」および「近年の病虫害・雑草の発生
状況と今後予想される諸問題」について
話題提供:1) 新規殺菌剤“ディアマンテフロアブル”の特性と使い方について
住化グリーン㈱ 西出 宏
2) 芝用殺菌剤“セルカディスフロアブル”および“ザンプロターフ”
について
BASF ジャパン㈱ 澤路聖之
3) 最近の病虫害、雑草の発生状況と今後予想される諸問題について
(一財)西日本グリーン研究所 研究員 岩村 優
② 総合討議
座長:(一財)西日本グリーン研究所 研究・総務部長 武内康博
③ コース見学会・検討会
当番クラブ:福岡県北九州市 (一社)若松ゴルフ倶楽部
4)第7回スポーツターフ研究会
(平成 28 年 2 月 3 日)
場 所:福岡市 東平尾公園 レベルファイブスタジアム インタビュールーム
総合テーマ:
「芝地におけるウィンターオーバーシーディング(WOS)の諸問題
について」
- 10 -
講 話
「WOS の基礎と最近の傾向について」
(一財)西日本グリーン研究所 研究・総務部長 武内康博
「WOS 時に問題になる害虫について」
(一財)西日本グリーン研究所 研究員 井上安正
話題提供:1) ライグラス類の特性の違いと品種開発動向および品種紹介」
カネコ種苗㈱ くにさだ育種農場 西本 淳
2) WOS 向け品種と現場での栽培上の課題
雪印種苗㈱ 宮崎研究農場 立花 正
3) 最近のウィンターオーバーシード用芝草品種の特長
タキイ種苗㈱ 営業部 緑化飼料課 妻鳥琢治
総合討議
座長:(一財)西日本グリーン研究所 研究・総務部長 武内康博
現地視察:レベルファイブスタジアムおよび東平尾公園内の施設(陸上競技場等)
5)第 11 回コウライグリーン研究会
(平成 27 年 9 月 14 日、15 日)
① 研究会
場 所:福岡市 福岡県中小企業振興センター
テーマ:
「芝地に発生する雑草問題について」
基調講演:
「芝地雑草とその制御について」
宇都宮大学 雑草と里山の科学教育研究センター 小笠原 勝
② 総合討議
座長:(一財)西日本グリーン研究所 研究・総務部長 武内康博
③ コース見学会・検討会
当番クラブ:福岡県糸島市 芥屋ゴルフ倶楽部
7.地方自治体・公共団体・会員開催の研究集会・講習会・地域住民説明会への出講
1)各種団体開催
① 平成 27 年 10 月 8 日、
「ゲストティーチャー」、大刀洗町立菊池小学校主催、於福岡
県大刀洗町 菊池小学校 武内・出講
② 平成 27 年 12 月 2~3 日、
「平成 27 年度グリーン管理者大会」
、九州ゴルフ連盟主催、
於長崎県諌早市 ホテルグランドパレス諫早、愛野カントリー倶楽部 河鍋・出講、
武内・コーディネーター
③ 平成 28 月 3 月 3~4 日、
「平成 28 年度南北グリーン管理者研修会」
、九州ゴルフ連
盟主催、於熊本市 アークホテル熊本城前、阿蘇大津ゴルフクラブ 武内・コーディ
ネーター
8.九州ゴルフ連盟主催行事への協賛
9.研究所への来訪者の他、電話、ファクシミリ、メールによる相談、指導
10.緑地管理者育成のための教育
当該年度中にグリーンキーパー等の養成および初心者教育を主な目的として下記の研修生を
- 11 -
受け入れ、講習指導を行った。
(1) 短期集中型研修生講習
1)第 29 回「芝草管理技術セミナー」初級コース
(平成 27 年 7 月 13 日~16 日)
① 矢野克敏(茜ゴルフクラブ~正会員)
② 矢野 亘(茜ゴルフクラブ~正会員)
③ 他村直己 ((一社)若松ゴルフ倶楽部~准会員)
④ 国井道浩(シンジェンタジャパン㈱~准会員)
⑤ 森田康平(BASF ジャパン㈱~准会員)
⑥ 山田智久(㈱エムシー緑化~賛助会員)
⑦ 平昌龍也(九州農材㈱~賛助会員)
⑧ 佐藤勇斗(㈱三商~賛助会員)
⑨ 原田 卓(良地産業㈱~賛助会員)
⑩ 山路将弘(良地産業㈱~賛助会員)
⑪ 宮本祐子(玄海ゴルフクラブ~利用会員)
⑫ 武藤和博(玄海ゴルフクラブ~利用会員)
⑬ 三池裕基(筑紫ヶ丘ゴルフクラブ~会員外)
⑭ 溝口 毅(筑紫野カントリークラブ~会員外)
⑮ 久保田克哉(福岡雷山ゴルフ倶楽部~会員外)
⑯ 井手口直((公財)佐世保市体育協会~会員外)
⑰ 川口孝幸((一財)みやざき公園協会~会員外)
⑱ 小森隆志((一財)みやざき公園協会~会員外)
⑲ 春野孝典((一財)みやざき公園協会~会員外)
2)第 17 回「芝草管理技術セミナー」中級コース
(平成 27 年 11 月 9 日~12 日)
① 窪田信彦(芥屋ゴルフ倶楽部~正会員)
② 古賀康司(太宰府ゴルフ倶楽部~正会員)
③ 内尾 剛(門司ゴルフ倶楽部~准会員)
④ 佐藤勇斗(㈱三商~賛助会員)
⑤ 松田有司(周防灘カントリークラブ~利用会員)
⑥ 太田隆良(筑紫ヶ丘ゴルフクラブ~会員外)
⑦ 奈須久宜((公財)佐世保市体育協会~会員外)
3)月例セミナー(正会員クラブ対象)【新規】
第1回(平成 27 年 4 月 22 日)
テーマ:マツ枯れの現状と対策について(担当・井上安正)
受講者:茜ゴルフクラブ~1名、有明カントリークラブ~7名、小郡カンツリー
倶楽部~2 名、芥屋ゴルフ倶楽部~4 名、志摩シーサイドカンツリークラ
ブ~2 名、久山カントリー倶楽部~2 名(計 18 名)
第 2 回(平成 27 年 5 月 20 日)
テーマ:春夏期に発生する雑草について(担当・旭 祥吾)
受講者:茜ゴルフクラブ~1 名、有明カントリークラブ~4 名、小郡カンツリー
倶楽部~3 名、久山カントリー倶楽部~3 名(計 11 名)
- 12 -
第 3 回(平成 27 年 6 月 10 日)
テーマ:夏期のベントグラスの病害について(担当・河鍋征人)
受講者:茜ゴルフクラブ~1 名、有明カントリークラブ~3 名(計 4 名)
第 4 回(平成 27 年 7 月 8 日)
テーマ:グリーンの床土の最近の傾向について(担当・武内康博)
受講者:茜ゴルフクラブ~2 名、有明カントリークラブ~4 名、久山カントリー倶
楽部~2 名(計 8 名)
第 5 回(平成 27 年 8 月 19 日)
テーマ:秋冬期に発生する雑草について(担当・旭 祥吾)
受講者:太宰府ゴルフ倶楽部~1 名
第 6 回(平成 27 年 9 月 16 日)
テーマ:芝草害虫(スジキリヨトウ・シバツトガ・ケラ・コガネムシ)の生態と防
除(担当・井上安正)
受講者:小郡カンツリー倶楽部~1 名、太宰府ゴルフ倶楽部~1 名(計 2 名)
第7回(平成 27 年 10 月 21 日)
テーマ:秋季の日本芝病害の発生動向と防除について(担当・河鍋征人)
受講者:太宰府ゴルフ倶楽部~1 名、有明カントリークラブ~4 名(計 5 名)
第 8 回(平成 27 年 11 月 18 日)
テーマ:グリーンの年間肥培管理の最近の傾向について(担当・武内康博)
受講者:太宰府ゴルフ倶楽部~1 名、有明カントリークラブ~4 名、小郡カンツリ
ー倶楽部~2 名(計 7 名)
第 9 回(平成 27 年 12 月 16 日)
テーマ:ゴルフプレーと芝草管理(担当・日隈由安)
受講者:長崎国際ゴルフ倶楽部~1名、小郡カンツリー倶楽部~1 名、久山カント
リー倶楽部~2 名(計 4 名)
第 10 回(平成 28 年 1 月 20 日)
テーマ:コケ類・藻類の生態と防除について(担当・旭 祥吾)
受講者:太宰府ゴルフ倶楽部~1 名、有明カントリークラブ~2 名、久山カントリ
ー倶楽部~2 名(計 5 名)
第 11 回(平成 28 年 2 月 25 日)
テーマ:春期の芝草病害の発生状況とその防除対策(担当・河鍋征人)
受講者:有明カントリークラブ~4 名、久山カントリー倶楽部~3 名(計7名)
第 12 回(平成 28 年 3 月 16 日)
テーマ:-30℃を生抜く昆虫の越冬メカニズム(担当・井上安正)
受講者:小郡カンツリー倶楽部~1 名
11.インターネットによる情報公開
- 13 -
2.平成27年度 貸借対照表
平成 28年 3月 31日現在
(単位:円)
資
産
の
科
1 流
部
目
動
現
資
金
未
産
・
預
収
未
収
2 固
当
入
消
定
費
資
(
年
度
増
減
16,955,031 ) (
22,687,226 ) (
5,732,195 )
金
15,550,907
22,123,682
6,572,775
金
1,307,524
563,544
743,980
税
96,600
0
96,600
22,364,691 ) ( △
3,502,734 )
産
(
25,867,425 ) (
4,302,143
4,302,143
建
物
16,914,464
17,699,078
△
784,614
物
53,603
87,507
△
33,904
具
1
1
品
4,597,214
275,962
築
両
器
運
搬
具
3 特
定
備
資
産
(
15,189,062 ) (
0
0
△
4,321,252
18,039,062 ) ( △
2,850,000 )
退
職
給
与
預
金
1,739,062
1,739,062
△
0
基
本
特
定
財
産
13,450,000
16,300,000
△
2,850,000
4 そ の 他 の 固 定 資 産
電
話
リ
産
サ
の
負
債
加
イ
部
の
科
動
入
ク
合
ル
計
(
186,393 ) (
186,393 ) (
0)
権
177,453
177,453
0
料
8,940
8,940
0
58,197,911 ) (
63,277,372 ) (
(
5,079,461 )
部
目
負
当
債
年
度
(
前
0) (
年
度
増
1,042,500 ) (
減
1,042,500 )
前
受
金
0
0
0
預
り
金
0
0
0
税
0
1,042,500
1,042,500
8,459,211 ) (
9,459,211 ) ( △
1,000,000 )
1,000,000
未
2 固
負
前
地
車
1 流
度
土
構
資
年
払
定
消
費
負
債
(
長
期
借
入
金
5,900,000
6,900,000
長
期
未
払
金
0
0
0
退 職 給 与 引 当 金
2,559,211
2,559,211
0
債
の
部
合
計
(
8,459,211 ) (
△
10,501,711 ) ( △
2,042,500 )
正 味 財 産 の 部
科
目
当
年
度
前
年
度
指
定
正
味
財
産
13,450,000
16,300,000
一
般
正
味
財
産
36,288,700
36,475,661
増
△
減
2,850,000
186,961
正 味 財 産 の 部 合 計
(
49,738,700 ) (
52,775,661 ) ( △
3,036,961 )
負債及び正味財産合計
(
58,197,911 ) (
63,277,372 ) ( △
5,079,461 )
- 20 -
3.平成27年度 貸借対照表 (内訳表)
平成 28年 3月 31日現在
(単位:円)
資 産 の 部
実施事業等会計
継続事業1
継続事業2
試験研究事業
人材育成事業
科 目
その他会計
その他事業
調査事業
小計
内部取引
消去
法人会計
合計
1 流 動 資 産
金
6,909,238
2,793,695
4,165,543
13,868,476
1,682,431
15,550,907
金
502,200
0
805,324
1,307,524
0
1,307,524
税
0
0
0
0
96,600
96,600
会 計 間 調 整 勘 定
0
0
17,568,354
17,568,354
16,499,383 △ 34,067,737
0
計
7,411,438
2,793,695
22,539,221
32,744,354
18,278,414 △ 34,067,737
16,955,031
土
地
1,075,535
430,214
645,322
2,151,071
2,151,072
4,302,143
建
物
4,228,616
1,691,445
2,537,171
8,457,232
8,457,232
16,914,464
物
53,603
0
0
53,603
0
53,603
具
1
0
0
1
0
1
4,597,214
現
金
未
未
流
・
預
収
入
収
動
消
資
費
産
合
2 固 定 資 産
構
車
築
両
器
固
運
搬
具
定
品
1,763,664
666,685
1,661,172
4,091,521
505,693
合
計
7,121,419
2,788,344
4,843,665
14,753,428
11,113,997
備
資
産
0
25,867,425
3 特 定 資 産
退
職
給
与
預
金
591,281
243,468
347,812
1,182,561
556,501
1,739,062
基
本
特
定
財
産
0
0
13,450,000
13,450,000
0
13,450,000
特
定
資
産
合
計
591,281
243,468
13,797,812
14,632,561
556,501
権
44,363
44,363
44,363
133,089
44,364
177,453
料
8,940
0
0
8,940
0
8,940
その他の固定資産合計
53,303
44,363
44,363
142,029
44,364
15,177,441
5,869,870
41,225,061
62,272,372
0
15,189,062
4 その他の固定資産
電
リ
話
サ
加
イ
入
ク
ル
資 産 の 部 合 計
0
186,393
29,993,276 △ 34,067,737
58,197,911
負 債 の 部
実施事業等会計
継続事業1
継続事業2
試験研究事業
人材育成事業
科 目
その他会計
その他事業
調査事業
小計
内部取引
消去
法人会計
合計
1 流 動 負 債
税
0
0
0
0
会 計 間 調 整 勘 定
15,572,134
18,495,603
0
流
計
15,572,134
18,495,603
0
金
1,475,000
590,000
885,000
2,950,000
2,950,000
5,900,000
退 職 給 与 引 当 金
879,948
346,065
533,885
1,759,898
799,313
2,559,211
2,354,948
936,065
1,418,885
4,709,898
3,749,313
17,927,082
19,431,668
1,418,885
38,777,635
未
払
動
消
負
費
債
合
0
0
34,067,737
0 △ 34,067,737
0
34,067,737
0 △ 34,067,737
0
2 固 定 負 債
長
固
期
定
借
負
入
債
合
計
負 債 の 部 合 計
0
8,459,211
3,749,313 △ 34,067,737
8,459,211
正 味 財 産 の 部
実施事業等会計
継続事業1
継続事業2
試験研究事業
人材育成事業
科 目
指
定
正
味
財
産
一
般
正
味
財
産
正味財産の部合計
負債及び正味財産の部合計
0
その他会計
その他事業
調査事業
小計
内部取引
消去
法人会計
合計
0
13,450,000
13,450,000
0
0
13,450,000
△ 2,749,641 △ 13,561,798
26,356,176
10,044,737
26,243,963
0
36,288,700
△ 2,749,641 △ 13,561,798
39,806,176
23,494,737
26,243,963
0
49,738,700
41,225,061
62,272,372
29,993,276 △ 34,067,737
58,197,911
15,177,441
5,869,870
4.平成27年度 正味財産増減計算書
平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
(単位:円)
科 目
当年度
前年度
差異
Ⅰ 一般正味財産増減の部
1.経常増減の部
(1)経常収益
基本財産運用益
基本財産受取利息
特定資産運用益
特定資産受取利息
受取入会金
入会金
受取会費
正会員受取会費
准会員受取会費
特別会員受取会費
賛助会員受取会費
利用会員受取会費
購読会員受取会費
事業収益
受託試験事業収益
広告事業収益
受託調査事業収益
研修会事業収益
受託研修生事業収益
雑収益
受取利息
雑収益
経常収益計
(2)経常費用
①事業費
給料手当
退職給付費用
法定福利費
実験諸費
自動車費
旅費
通信運搬費
刊行物出版費
図書費
委託試験費
研修会費
研修生指導費
圃場耕作整備費
福利厚生費
消耗品費
印刷費
光熱費
修繕費
地代家賃
リース料
保険料
減価償却費
7,498
7,498
346
346
0
0
15,395,000
5,625,000
3,800,000
500,000
4,275,000
1,185,000
10,000
26,945,502
14,278,000
265,000
10,191,170
1,021,332
1,190,000
536,891
4,143
532,748
42,885,237
8,628
8,628
346
346
0
0
17,020,000
7,150,000
3,600,000
500,000
4,500,000
1,260,000
10,000
25,308,437
13,369,000
255,000
9,570,354
874,083
1,240,000
760,625
4,032
756,593
43,098,036
△ 1,130
△ 1,130
0
0
0
0
△ 1,625,000
△ 1,525,000
200,000
0
△ 225,000
△ 75,000
0
△ 1,637,065
△ 909,000
△ 10,000
△ 620,816
△ 147,249
50,000
△ 223,734
111
△ 223,845
△ 212,799
34,089,807
17,342,080
0
2,581,789
748,486
763,584
1,546,414
313,234
865,718
52,778
490,556
1,768,987
466,316
1,421,268
227,068
485,571
159,190
280,225
0
547,200
833,650
50,745
3,144,948
27,908,412
15,462,598
0
2,302,708
868,223
762,283
1,389,212
219,289
739,052
45,843
615,618
1,664,650
455,029
471,719
199,931
397,387
137,273
281,845
0
540,000
811,110
41,235
503,407
6,181,395
1,879,482
0
279,081
△ 119,737
1,301
157,202
93,945
126,666
6,935
△ 125,062
104,337
11,287
949,549
27,137
88,184
21,917
△ 1,620
0
7,200
22,540
9,510
2,641,541
(単位:円)
科 目
②管理費
給料手当
退職給付費用
法定福利費
自動車費
旅費
通信運搬費
福利厚生費
企業年金
消耗品費
印刷費
光熱費
修繕費
会議費
地代家賃
リース料
租税公課
交際費
保険料
諸会費
支払手数料
減価償却費
雑支出
経常費用計
評価損益等調整前当期経常増減額
基本財産評価損益等
特定資産評価損益等
投資有価証券評価損益等
評価損益等計
当期経常増減額
2.経常外増減の部
(1)経常外収益
基本財産取崩収益
退職給付引当金
経常外収益計
(2)経常外費用
退職給付引当金
基本財産へ振替
経常外費用計
当期経常外増減額
当期一般正味財産増減額
一般正味財産期首残高
一般正味財産期末残高
当年度
前年度
差異
11,832,391
5,976,232
0
659,913
134,750
171,823
134,242
30,963
780,000
485,570
159,190
269,234
0
224,610
412,800
357,278
234,200
422,992
50,745
206,000
692,395
392,307
37,147
45,922,198
△ 3,036,961
0
0
0
0
△ 3,036,961
12,035,617
5,956,981
0
618,964
134,521
154,357
219,288
27,263
792,000
397,387
137,272
270,792
0
338,190
420,000
347,618
270,975
435,703
41,235
237,000
690,468
503,406
42,197
39,944,029
3,154,007
0
0
0
0
3,154,007
△ 203,226
19,251
0
40,949
229
17,466
△ 85,046
3,700
△ 12,000
88,183
21,918
△ 1,558
0
△ 113,580
△ 7,200
9,660
△ 36,775
△ 12,711
9,510
△ 31,000
1,927
△ 111,099
△ 5,050
5,978,169
△ 6,190,968
0
0
0
0
△ 6,190,968
2,850,000
0
2,850,000
4,130,000
0
4,130,000
△ 1,280,000
0
△ 1,280,000
0
0
0
2,850,000
△ 186,961
36,475,661
36,288,700
43,000
130,000
173,000
3,957,000
7,111,007
29,364,654
36,475,661
△ 43,000
△ 130,000
△ 173,000
△ 1,107,000
△ 7,297,968
7,111,007
△ 186,961
△ 2,850,000
16,300,000
13,450,000
△ 4,000,000
20,300,000
16,300,000
1,150,000
△ 4,000,000
△ 2,850,000
49,738,700
52,775,661
△ 3,036,961
Ⅱ指定正味財産増減の部
当期指定正味財産増減額
指定正味財産期首残高
指定正味財産期末残高
Ⅲ正味財産期末残高
平成27年度正味財産増減計算書(内訳書)
(単位:円)
科目
Ⅰ 一般正味財産増減の部
1.経常増減の部
(1)経常収益
基本財産運用益
基本財産受取利息
特定資産運用益
特定資産受取利息
受取入会金
入会金
受取会費
正会員受取会費
准会員受取会費
特別会員受取会費
賛助会員受取会費
利用会員受取会費
購読会員受取会費
事業収益
受託試験事業収益
広告事業収益
受託調査事業収益
研修会事業収益
受託研修生事業収益
雑収益
受取利息
雑収益
経常収益計
(2)経常費用
給料手当
退職給付費用
法定福利費
実験諸費
自動車費
旅費
通信運搬費
刊行物出版費
図書費
委託試験費
研修会費
研修生指導費
圃場耕作整備費
福利厚生費
企業年金
消耗品費
印刷費
光熱費
修繕費
会議費
地代家賃
リース料
租税公課
交際費
保険料
諸会費
支払手数料
減価償却費
雑支出
経常費用計
評価損益等調整前当期経常増減額
実施事業等会計
継続事業1
試験研究事業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
14,543,000
14,278,000
265,000
0
0
0
0
0
0
14,543,000
8,671,040
0
1,290,894
224,545
224,584
687,295
178,992
865,718
21,111
49,056
0
0
1,421,268
113,533
0
194,228
63,676
27,475
0
0
172,800
190,548
0
0
5,074
0
0
1,509,575
0
15,911,412
継続事業2
人材育成事業
その他会計
その他事業
調査事業
小計
法人会計
0
0
0
7,498
0
0
0
7,498
0
0
0
346
0
0
0
346
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0 15,395,000
0
0
0 5,625,000
0
0
0 3,800,000
0
0
0
500,000
0
0
0 4,275,000
0
0
0 1,185,000
0
0
0
10,000
2,211,332 10,191,170 26,945,502
0
0
0 14,278,000
0
0
0
265,000
0
0 10,191,170 10,191,170
0
1,021,332
0 1,021,332
0
1,190,000
0 1,190,000
0
0
0
0
536,891
0
0
0
4,143
0
0
0
532,748
2,211,332 10,191,170 26,945,502 15,939,735
合計
7,498
7,498
346
346
0
0
15,395,000
5,625,000
3,800,000
500,000
4,275,000
1,185,000
10,000
26,945,502
14,278,000
265,000
10,191,170
1,021,332
1,190,000
536,891
4,143
532,748
42,885,237
3,468,416 5,202,624 17,342,080 5,976,232 23,318,312
0
0
0
0
0
516,358
774,537 2,581,789
659,913 3,241,702
0
523,941
748,486
0
748,486
134,750
404,250
763,584
134,750
898,334
206,189
652,930 1,546,414
171,823 1,718,237
0
134,242
313,234
134,242
447,476
0
0
865,718
0
865,718
0
31,667
52,778
0
52,778
0
441,500
490,556
0
490,556
1,768,987
0 1,768,987
0 1,768,987
466,316
0
466,316
0
466,316
0
0 1,421,268
0 1,421,268
30,963
82,572
227,068
30,963
258,031
0
0
0
780,000
780,000
0
291,343
485,571
485,570
971,141
0
95,514
159,190
159,190
318,380
93,408
159,342
280,225
269,234
549,459
0
0
0
0
0
0
0
0
224,610
224,610
153,600
220,800
547,200
412,800
960,000
178,640
464,462
833,650
357,278 1,190,928
0
0
0
234,200
234,200
0
0
0
422,992
422,992
17,253
28,418
50,745
50,745
101,490
0
0
0
206,000
206,000
0
0
0
692,395
692,395
566,090 1,069,283 3,144,948
392,307 3,537,255
0
0
0
37,147
37,147
7,600,970 10,577,425 34,089,807 11,832,391 45,922,198
△ 1,368,412 △ 5,389,638 △ 386,255 △ 7,144,305 4,107,344 △ 3,036,961
科目
基本財産評価損益等
特定資産評価損益等
投資有価証券評価損益等
評価損益等計
当期経常増減額
実施事業等会計
継続事業1
試験研究事業
その他会計
その他事業
調査事業
継続事業2
人材育成事業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
法人会計
小計
0
0
0
0
0
0
0
0
△ 1,368,412 △ 5,389,638 △ 386,255 △ 7,144,305
合計
0
0
0
0
0
0
0
0
4,107,344 △ 3,036,961
2.経常外増減の部
(1)経常外収益
基本財産取崩収益
経常外収益計
0
0
0
0
2,850,000
2,850,000
2,850,000
2,850,000
(2)経常外費用
退職給付引当金
基本財産へ振替
経常外費用計
当期経常外増減額
当期一般正味財産増減額
一般正味財産期首残高
一般正味財産期末残高
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0 2,850,000 2,850,000
△ 1,368,412 △ 5,389,638 △ 386,255 △ 7,144,305 6,957,344 △ 186,961
△ 1,381,229 △ 8,172,160 26,742,431 17,189,042 19,286,619 36,475,661
△ 2,749,641 △ 13,561,798 26,356,176 10,044,737 26,243,963 36,288,700
Ⅱ指定正味財産増減の部
当期指定正味財産増減額
指定正味財産期首残高
指定正味財産期末残高
Ⅲ正味財産期末残高
0
0
0
0 △ 2,850,000
0 16,300,000
0 13,450,000
△ 2,749,641 △ 13,561,798 39,806,176
1,368,412
5,389,638
386,255
0
16,300,000
0
13,450,000
0
23,494,737 26,243,963
△ 2,850,000
7,144,305 △ 6,957,344
186,961
△ 2,850,000
16,300,000
13,450,000
49,738,700
6.財務諸表に対する注記
1.重要な会計方針
(1) 重要な会計方針の変更等
該当なし
(2) 減価償却の累計額の合計額 16,401,394円
(3) 担保の供されている資産の種類および額は次のとおりである。
定期預金 9,000,000円
(4) 翌年会計年度以降の会計年度において基本金への組入れを行うこととなる金額 0円
(5) その他の財政および経営状況の状況を正確に判断するために必要な事項 なし
2. 基本財産及び特定資産の増減額並びにその残高
基本財産及び特定資産の増減額並びにその残高は、次のとおりである。
科 目
期首残高
当期増加額
当期減少額
期末残高
1.基本財産
基金特定定期預金
16,300,000
0
2,850,000
13,450,000
小 計
16,300,000
0
2,850,000
13,450,000
0
2.特定資産
退職給付引当預金
1,739,062
0
0
1,739,062
小 計
1,739,062
0
0
1,739,062
繰 越 金
36,475,661
0
186,961
36,288,700
小 計
36,475,661
0
186,961
36,288,700
合 計
54,514,723
0
3,036,961
51,477,762
附
属
明
細
書
1.基本財産および特定資産の明細
基本財産および特定資産の明細は、財務諸表の注記に記載しているので省略する。
2.引当金の明細
(単位:円)
科目
退職給付引当金
期首残高
2,559,211
当期増加額
0
当期減少額
目的使用
期末残高
その他
0
0
2,559,211
7.平成27年度 財産目録
平成28年3月31日現在
(単位:円)
科 目
金 額
Ⅰ 資産の部
1 流動資産
( 1 ) 現金預金
現金
本日手許有高
当座預金
福岡銀行 香椎支店
普通預金
福岡銀行 香椎支店
普通預金
三菱UFJ信託銀行 福岡支店
振替口座
ゆうちょ銀行 高美台郵便局
総合口座
ゆうちょ銀行 高美台郵便局
現金預金合計
181,769
120,732
13,718,476
237,579
1,005,682
286,669
15,550,907
( 2 ) その他
1,307,524
96,600
1,404,124
未収金
未収消費税
その他合計
16,955,031
流動資産合計
2 固定資産
土地
造成費用
建物
研究棟
構築物
圃場外柵工事 他
車輌運搬具
トラック
他
器具備品
パソコン
他
他
固定資産合計
4,302,143
16,914,464
53,603
1
4,597,214
25,867,425
3 特定資産
退職給付引当資産 普通預金
西日本シティ銀行 新宮支店
基金特定定期預金 定期預金
三菱UFJ信託銀行 福岡支店
特定資産合計
1,739,062
13,450,000
15,189,062
3 その他の固定資産
電話加入権
092-606-3461他
リサイクル預託金
その他固定資産合計
177,453
8,940
186,393
41,242,880
固定資産合計
58,197,911
資産合計
Ⅱ 負債の部
1 流動負債
0
0
0
前受金
預り金
未払消費税
0
流動負債合計
2 固定負債
長期借入金
退職給与引当金
固定負債合計
負債合計
正味財産
三菱UFJ信託銀行 福岡支店
5,900,000
2,559,211
8,459,211
8,459,211
49,738,700
9.平成28年度 事 業 計 画
(自平成 28 年 4 月 1 日 至平成 29 年 3 月 31 日)
Ⅰ.評議員会および理事会の開催
1.評議員会
定時評議員会を年1回開催するほか、必要がある場合に臨時評議員会を開催する。
2.理事会
理事会は、定時理事会と臨時理事会の 2 種類とする。定時理事会は、毎事業年度 4 カ
月を超える間隔で 2 回以上開催する。臨時理事会は、理事及び監事から招集請求があ
ったとき開催する。
3.運営委員会
事業を執行する上で、必要に応じて、理事会の決議により、運営委員会を設置、開催
する。
Ⅱ.試験研究の実施
1.技術基礎研究
1)芝草の生理・生態的特性に関する研究
① 芝草新品種の特性評価
(継続)
② 日本芝の系統保存と特性評価
(継続)
③
(継続)
ベントグリーンにおける紫斑抑制対策技術の確立
2)芝地管理における土壌・肥料・改良資材に関する研究
①
芝地の更新作業に伴う土壌理化学性の変動要因の解明
(継続)
②
高品質および適正表面硬度のための芝地植生管理技術の確立
(継続)
③
グリーンにおける芝草の発根、生育促進剤の応用技術
(継続)
④
微生物剤利用によるサッチの軽減対策
(継続)
3)芝地の病害虫・雑草防除に関する研究
①
コウライシバ芝地のしずみ症の防除対策
(継続)
②
グリーンにおける細菌性病害の発生生態と防除対策
(継続)
③
温暖化に伴う芝地の主要害虫の変動と防除対策
(継続)
④
温暖化に伴う芝地の主要雑草の変動と防除対策
(継続)
⑤
成長調節剤による雑草対策を含めた芝地管理技術
(継続)
⑥
ゴルフ場内に侵入するティフトンシバの総合対策
(継続)
⑦
藻類・苔類の発生生態と防除技術の確立
(継続)
4)環境保全に関する研究
① マツ枯れ等の樹木保全のための技術研究
(継続)
2.受託試験研究
1)
(一社)日本植物防疫協会から委託される芝草用殺菌剤・殺虫剤に関する効果試験、
土壌残留試験
(継続)
2)
(公財)日本植物調節剤研究協会から委託される芝草用除草剤・生育調節剤に関す
る効果試験、環境残留試験および緑地管理用除草剤・生育調節剤に関する効果試験
(継続)
3)芝草その他
緑化用に使用される肥料、農薬および土壌改良資材等の試験〔1)、
2)以外の受託試験〕
(継続)
3.研究成果および資料の刊行と配布
1)平成 27 年度 試験成績報告(刊行・平成 28 年 10 月)
(継続)
2)研究所だより №80(刊行・平成 28 年 8 月)
(継続)
3)研究所だより №81(刊行・平成 29 年 2 月)
(継続)
4.相談・助言
研究所への来訪者の他、電話、ファクシミリ、メールによる相談、助言、指導を行う。
(継続)
Ⅲ.試験研究の実施
1.グリーン研修会・芝草管理者研修会等の開催
1)グリーン研修会
正会員、准会員、特別会員、賛助会員、団体会員、利用会員を対象とした各分野の
専門家を招いての講演とシンポジウムを行う。年2回開催とするが、1回は九州ゴル
フ連盟との合同開催とする。
(継続)
2)芝草管理者研修会
正会員、准会員のグリーンキーパー等および賛助会員を対象とした芝地管理の実
務に関する講習会を行う。年2回開催する。
(継続)
3)コウライグリーン研究会
正会員、准会員、利用会員および九州ゴルフ連盟加盟クラブのコウライグリーンを
有するゴルフ場のグリーンキーパー等を対象としたコウライグリーン管理の実務に
関する講習および情報交換を行う。年1回開催とする。
(継続)
4)スポーツターフ研究会
会員を問わず芝地管理に携わっている方を対象とした芝地管理の基礎あるいは実
務に関する講習および情報交換を行う。年1回開催する。
(継続)
2.緑地管理者育成のための教育
緑地管理者等の育成を目的とした研修生(長期、短期)および聴講生の受託教育を実
施する。また当所の研修を修了した研修生(長期、短期)および聴講生を対象とした、
芝地管理の実務等に関する研究会を行う。
(継続)
正会員のコース管理実務者らを対象とした芝地管理の実務等に関するセミナー(毎
月1回開催)を行う。
(継続)
Ⅳ.調査事業
1.受託調査および指導等
1)会員から受託した試料についての芝草病害の病原菌、害虫、線虫の検診ならびに芝
草の草種、品種および雑草の草種の同定
(継続)
2)土木建設業、造園業、ゴルフ場等から委託された、土壌および水質の検定分析およ
び土壌改良等の指導
(継続)
3)緑化環境の維持管理に関する助言、技術的指導ならびに緑地の設計および工法の指
導および実地調査・設計の受託
(継続)
2.巡回調査
正会員ゴルフ場の現地調査および診断を1場当たり概ね年2回必要に応じて逐次実
施する。併せて肥料、農薬の適正使用等による環境保全を含めた芝地の維持管理・改善
に関する技術指導を行う。調査結果は、調査報告書として送付する。
(継続)
また、正会員ゴルフ場の全ホールの土壌分析および現地土壌調査(グリーン、ティー、
フェアウエイ、ラフのいずれか)を毎年1回無償にて行い、分析・調査結果について報
告書を提出し、土壌環境の現状の把握および芝地の維持管理・改善に向けての資料とす
る。
(継続)
3.地方自治体・公共団体・会員開催の研究集会・講習会・地域住民説明会への出講
(継続)
4.九州ゴルフ連盟主催行事への協賛
(継続)
5.九州ゴルフ連盟主催のトーナメント競技開催コース視察調査等への協力 (継続)
6.インターネットによる情報公開と情報交換
ホームページの内容を充実させるとともに、電子メールによって研究所と会員との
情報交換を迅速かつ密に行えるよう、更新を含め整備する。
(継続)
7.(ファクシミリによる)芝地管理情報の送信
病害虫や雑草の発生動向、現地調査および試験研究の成果を踏まえ、コース管理が適
確かつ効率的に行えるよう、予防対策を含めた芝地管理情報などを正会員クラブに送
信する。
8.その他
(継続)
10.平成28年度 収支予算書
平成28年4月1日から平成29年3月31日まで
科 目
Ⅰ 一般正味財産増減の部
1.経常増減の部
(1)経常収益
基本財産運用益
基本財産受取利息
特定資産運用益
特定資産受取利息
受取入会金
入会金
受取会費
正会員受取会費
准会員受取会費
特別会員受取会費
賛助会員受取会費
利用会員受取会費
購読会員受取会費
事業収益
受託試験事業収益
広告事業収益
受託調査事業収益
研修会事業収益
受託研修生事業収益
雑収益
受取利息
雑収益
経常収益計
(2)経常費用
①事業費
給料手当
退職給付費用
法定福利費
実験諸費
自動車費
旅費
通信運搬費
刊行物出版費
図書費
委託試験費
研修会費
研修生指導費
圃場耕作整備費
福利厚生費
消耗品費
印刷費
光熱費
修繕費
地代家賃
リース料
保険料
減価償却費
予算額
前年度予算
(単位:円)
増 減
5,000
5,000
0
0
100,000
100,000
14,940,000
5,400,000
3,600,000
500,000
4,200,000
1,230,000
10,000
25,050,000
12,000,000
250,000
11,000,000
800,000
1,000,000
702,000
2,000
700,000
40,797,000
6,000
6,000
0
0
100,000
100,000
15,860,000
5,850,000
3,800,000
500,000
4,500,000
1,200,000
10,000
24,250,000
12,000,000
250,000
10,000,000
800,000
1,200,000
702,000
2,000
700,000
40,918,000
△ 1,000
△ 1,000
0
0
0
0
△ 920,000
△ 450,000
△ 200,000
0
△ 300,000
30,000
0
800,000
0
0
1,000,000
0
△ 200,000
0
0
0
△ 121,000
33,007,902
17,000,000
0
2,500,000
800,000
765,000
1,620,000
350,000
900,000
50,000
700,000
1,800,000
500,000
1,000,000
264,000
425,000
175,000
280,500
75,000
547,200
840,000
75,000
2,341,202
30,863,612
17,600,000
0
2,500,000
800,000
765,000
1,800,000
250,000
800,000
30,000
700,000
1,600,000
500,000
500,000
220,000
425,000
150,000
280,500
0
540,000
840,000
45,000
518,112
2,144,290
△ 600,000
0
0
0
0
△ 180,000
100,000
100,000
20,000
0
200,000
0
500,000
44,000
0
25,000
0
75,000
7,200
0
30,000
1,823,090
-6-
科 目
②管理費
給料手当
退職給付費用
法定福利費
自動車費
旅費
通信運搬費
福利厚生費
企業年金
消耗品費
印刷費
光熱費
修繕費
会議費
地代家賃
リース料
租税公課
交際費
保険料
諸会費
支払手数料
減価償却費
雑支出
経常費用計
評価損益等調整前当期経常増減額
基本財産評価損益等
特定資産評価損益等
投資有価証券評価損益等
評価損益等計
当期経常増減額
2.経常外増減の部
(1)経常外収益
基本財産取崩収益
退職給付引当金
経常外収益計
(2)経常外費用
退職給付引当金
基本財産へ振替
経常外費用計
当期経常外増減額
当期一般正味財産増減額
一般正味財産期首残高
一般正味財産期末残高
Ⅱ指定正味財産増減の部
当期指定正味財産増減額
指定正味財産期首残高
指定正味財産期末残高
Ⅲ正味財産期末残高
予算額
12,285,607
6,200,000
0
700,000
135,000
180,000
150,000
36,000
800,000
425,000
175,000
269,500
25,000
250,000
412,800
360,000
250,000
500,000
75,000
200,000
700,000
392,307
50,000
45,293,509
△ 4,496,509
0
0
0
0
△ 4,496,509
前年度予算
12,522,314
6,200,000
0
700,000
135,000
200,000
250,000
30,000
800,000
425,000
150,000
269,500
0
350,000
420,000
360,000
250,000
500,000
45,000
250,000
700,000
437,814
50,000
43,385,926
△ 2,467,926
0
0
0
0
△ 2,467,926
(単位:円)
増 減
△ 236,707
0
0
0
0
△ 20,000
△ 100,000
6,000
0
0
25,000
0
25,000
△ 100,000
△ 7,200
0
0
0
30,000
△ 50,000
0
△ 45,507
0
1,907,583
△ 84,493
0
0
0
0
△ 2,028,583
0
0
0
2,850,000
0
2,850,000
△ 2,850,000
0
△ 2,850,000
853,521
0
853,521
△ 853,521
△ 5,350,030
29,746,728
24,396,698
0
0
0
2,850,000
382,074
29,364,654
29,746,728
853,521
0
853,521
△ 3,703,521
△ 5,732,104
382,074
△ 5,350,030
0
13,450,000
13,450,000
37,846,698
△ 2,850,000
16,300,000
13,450,000
43,196,728
2,850,000
△ 2,850,000
0
△ 5,350,030
-7-
11.平成28年度 収支予算書(内訳書)
平成28年4月1日から平成29年3月31日まで
(単位:円)
科目
Ⅰ 一般正味財産増減の部
1.経常増減の部
(1)経常収益
基本財産運用益
基本財産受取利息
特定資産運用益
特定資産受取利息
受取入会金
入会金
受取会費
正会員受取会費
准会員受取会費
特別会員受取会費
賛助会員受取会費
利用会員受取会費
購読会員受取会費
事業収益
受託試験事業収益
広告事業収益
受託調査事業収益
研修会事業収益
受託研修生事業収益
雑収益
受取利息
雑収益
経常収益計
(2)経常費用
給料手当
退職給付費用
法定福利費
実験諸費
自動車費
旅費
通信運搬費
刊行物出版費
図書費
委託試験費
研修会費
研修生指導費
圃場耕作整備費
福利厚生費
企業年金
消耗品費
印刷費
光熱費
修繕費
会議費
地代家賃
リース料
租税公課
交際費
保険料
諸会費
支払手数料
減価償却費
雑支出
経常費用計
評価損益等調整前当期経常増減額
実施事業等会計
継続事業1
継続事業2
試験研究事業
人材育成事業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
12,250,000
12,000,000
250,000
0
0
0
0
0
0
12,250,000
8,500,000
0
1,250,000
240,000
225,000
720,000
200,000
900,000
20,000
70,000
0
0
1,000,000
132,000
0
170,000
70,000
27,500
25,000
0
172,800
192,000
0
0
7,500
0
0
1,123,777
0
15,045,577
その他会計
その他事業
調査事業
小計
法人会計
0
0
0
5,000
0
0
0
5,000
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
100,000
0
0
0
100,000
0
0
0 14,940,000
0
0
0 5,400,000
0
0
0 3,600,000
0
0
0
500,000
0
0
0 4,200,000
0
0
0 1,230,000
0
0
0
10,000
1,800,000 11,000,000 25,050,000
0
0
0 12,000,000
0
0
0
250,000
0
0 11,000,000 11,000,000
0
800,000
0
800,000
0
1,000,000
0 1,000,000
0
0
0
0
702,000
0
0
0
2,000
0
0
0
700,000
1,800,000 11,000,000 25,050,000 15,747,000
合計
5,000
5,000
0
0
100,000
100,000
14,940,000
5,400,000
3,600,000
500,000
4,200,000
1,230,000
10,000
25,050,000
12,000,000
250,000
11,000,000
800,000
1,000,000
702,000
2,000
700,000
40,797,000
3,400,000 5,100,000 17,000,000 6,200,000 23,200,000
0
0
0
0
0
500,000
750,000 2,500,000
700,000 3,200,000
0
560,000
800,000
0
800,000
135,000
405,000
765,000
135,000
900,000
216,000
684,000 1,620,000
180,000 1,800,000
0
150,000
350,000
150,000
500,000
0
0
900,000
0
900,000
0
30,000
50,000
0
50,000
0
630,000
700,000
0
700,000
1,800,000
0 1,800,000
0 1,800,000
500,000
0
500,000
0
500,000
0
0 1,000,000
0 1,000,000
36,000
96,000
264,000
36,000
300,000
0
0
0
800,000
800,000
0
255,000
425,000
425,000
850,000
0
105,000
175,000
175,000
350,000
93,500
159,500
280,500
269,500
550,000
25,000
25,000
75,000
25,000
100,000
0
0
0
250,000
250,000
153,600
220,800
547,200
412,800
960,000
180,000
468,000
840,000
360,000 1,200,000
0
0
0
250,000
250,000
0
0
0
500,000
500,000
25,500
42,000
75,000
75,000
150,000
0
0
0
200,000
200,000
0
0
0
700,000
700,000
421,416
796,009 2,341,202
392,307 2,733,509
0
0
0
50,000
50,000
7,486,016 10,476,309 33,007,902 12,285,607 45,293,509
△ 2,795,577 △ 5,686,016
523,691 33,007,902 3,461,393 △ 4,496,509
-8-
(単位:円)
科目
基本財産評価損益等
特定資産評価損益等
投資有価証券評価損益等
評価損益等計
当期経常増減額
2.経常外増減の部
(1)経常外収益
基本財産取崩収益
経常外収益計
実施事業等会計
継続事業1
継続事業2
試験研究事業
人材育成事業
0
0
0
0
その他会計
その他事業
調査事業
0
0
0
0
△ 2,795,577 △ 5,686,016
法人会計
小計
0
0
0
0
0
0
0
0
523,691 △ 7,957,902
合計
0
0
0
0
0
0
0
0
3,461,393 △ 4,496,509
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
退職給付引当金
426,761
213,380
213,380
853,521
0
853,521
基本財産へ振替
0
0
0
0
0
426,761
213,380
213,380
853,521
0
0
(2)経常外費用
経常外費用計
当期経常外増減額
当期一般正味財産増減額
一般正味財産期首残高
一般正味財産期末残高
853,521
△ 426,761 △ 213,380 △ 213,380 △ 853,521
0 △ 853,521
310,311 △ 8,811,423
3,461,393 △ 5,350,030
0 29,746,728 29,746,728
0 29,746,728
3,461,393 24,396,698
△ 3,222,337 △ 5,899,397
0
△ 3,222,337 △ 5,899,397 30,057,039 20,935,305
Ⅱ指定正味財産増減の部
当期指定正味財産増減額
0
0
指定正味財産期首残高
0
0 13,450,000 13,450,000
指定正味財産期末残高
0
0 13,450,000 13,450,000
0 13,450,000
0 13,450,000
△ 3,222,337 △ 5,899,397 43,507,039 34,385,305
3,461,393 37,846,698
Ⅲ正味財産期末残高
3,222,337
0
5,899,397 △ 310,311
-9-
0
0
8,811,423 △ 3,461,393
0
5,350,030