ごみの分け方・出し方冊子作製業務 (日本語版及び外国語版) 仕 様 書 平成28年10月 甲府市環境部廃棄物対策室減量課 1 業務名称 ごみの分け方・出し方冊子作製業務委託(日本語版及び外国語版) 2 業務目的 本業務は、ごみの減量及び資源の有効活用を促進するため、市民にごみの分け方・出し 方を周知することを目的として冊子を作製するものとする。 現在配布している冊子は、平成25年に発行してから3年が経過している。この間に、 本市では平成26年2月から使用済小型家電の回収を開始、平成28年12月からはプラ スチック製容器包装の分別回収の開始を予定している。また、平成29年度から新ごみ処 理施設が稼動することなどから、内容の見直しを行い、市民にとってより使いやすい冊子 を作製する。 また、市内在住の外国人への周知を図るため、外国語版(中国語、韓国語、英語、ポル トガル語、スペイン語、タイ語)も作製する。 3 履行期間 契約締結日から平成29年2月20日(月)までとする。 4 業務内容等 (1)業務内容 ① 市民向けのごみの分け方出し方冊子の作製 (企画立案・取材・撮影・イラストレーションの作成・デザイン・原稿データ作成・ レイアウト・翻訳・編集・校正・印刷・製本・納品・工程管理) ※外国語版の翻訳作業にあたっては、翻訳者の他に1名以上のネイティブスピーカ ーによるチェック体制を確保すること。 ② その他、受託者からの提案及び甲府市・受託者の協議の上で定める業務 (2) 成果品 ① 冊子 (ア)日本語版 90,000部 (イ)中国語版(簡体字) 2,000部 (ウ)韓国語版 2,000部 (エ)英語版 2,000部 (オ)ポルトガル語版 800部 (カ)スペイン語版 800部 1 (キ)タイ語 800部 ② 電子データ (ア) 電子ブック形式(甲府市ホームページ等(スマートフォン版含む)へ掲出可能 な形式) (イ) 版下データ Adobe Illustrator 又はこれに準じたソフトウェアに対応するものとする。 ① 再編集可能なデータ ② アウトライン化済みのデータ (ウ) PDFファイル (3)納 品 ① 納 期 ② 納品場所 5 平成29年2月20日(月) 甲府市環境部廃棄物対策室減量課及び指定場所 仕 様 (1)規 格 : A4版 (2)ページ数 : 企画提案をもとに甲府市・受託者協議の上で決定することとする。 (現在の冊子は、日本語版52ページ、外国語版は、22ページ) (3)配 色 : 企画提案をもとに甲府市・受託者協議の上で決定することとする。 (現在の冊子は、表紙及び裏表紙:カラー印刷、本文:2色刷り) (4)紙 質 : 各家庭において、数年程度使用されることを考慮した紙質とし、企画 提案をもとに甲府市・受託者協議の上で決定することとする。 ※ただし、「甲府市グリーン購入調達方針」の選択基準を満たす再生 紙とする。 (現在の冊子は、表紙:色上質厚口、本文:再生上質A35㎏) (5)製 本 : 企画提案をもとに甲府市・受託者協議の上で決定することとする。 (現在の冊子は中綴じで左上1ヶ所に穴あり) ※現在の冊子の仕様は、参考として記載しているが、これにとらわれず企画提案をすること。 6 構成・掲載項目等 掲載内容を綿密に検討し、図、表、写真、イラスト等を活用して老若男女を問わず、誰 が見ても視覚的に分かりやすいものとし、文章表現についても平易な用語を用いるものと する。また、ごみの減量等3Rに関する啓発、環境意識の醸成につながる内容とする。 紙面の構成に当たっては、甲府市ごみ減量イメージキャラクター「リサちゃん」のイラ ストを各所に活用するものとする。 なお、本冊子は市民が対象となることから甲府市に特化した構成とし、以下の内容を含 2 めるものとする。項目の順序、見出しのつけ方については、以下の内容にとらわれず、情 報の探しやすさ、読みやすさに配慮した構成とすること。 (1) ごみの分け方・出し方について ① ごみの分類と収集、処理方法について ② 指定ごみ袋、ごみ処理券について ③ 燃えるごみ、燃えないごみ、有価物、資源物、ミックスペーパー、プラスチック製 容器包装の分け方・出し方について ④ 小型家電リサイクル、パソコンリサイクルについて ⑤ 家電リサイクル法について ⑥ 二輪車リサイクルについて ⑦ 携帯電話の処理方法 ⑧ その他の取組(廃食油、インクカートリッジ、陶磁器製食器等の回収、生ごみ処理 機器の購入補助、EMボカシの無料配布等)について ⑨ 市で収集、処理しない品目について (2) 家庭系ごみの持ち込みについて 甲府市、笛吹市、山梨市、甲州市の4市で共同運営する新ごみ処理施設(笛吹市境川 町に建設中)への、ごみの持ち込みに関する内容とする(受付時間、分別方法、地図 等) 。 (3) 事業系ごみについて 事業系ごみを集積所に出すことはできないと明記すること。新ごみ処理施設への持ち 込み、許可業者への依頼に関する内容を含むこと。 (4)3Rに関する啓発、環境意識の醸成 ① 3R(リデュース、リユース、リサイクル)に関する啓発 ② ごみ関係に限らず、広く環境意識の醸成につながる内容 (5)犬や猫などが死亡した場合について (6)ごみの野焼き禁止について (7)甲府市リサイクルプラザについて (8)50音順ごみの分け方一覧 (9)外国語版 外国語版については、市内在住の外国人に対し、ごみの分け方・出し方を周知するた めに十分な内容とする。 7 費 用 受託者の業務に係る一切の経費については、受託者の負担とする。 3 8 資料等の貸与及び返却 (1)本市は、受託者に関係資料等を、貸与するものとする。 (2)受託者は、貸与された関係資料等を利用する必要がなくなった場合、又は本市から返 却要請があった場合には、ただちに返却するものとする。 (3)受託者は、本市の承諾を受けないで他に公表・貸与、又は他の業務に使用等をしては ならない。 9 打ち合わせ等 (1)受託者は、業務を適正かつ円滑に実施するため、本市と密接に打合せを行い、本市の 指示に従い誠実に業務を行なわなければならない。 (2)受託者は、業務の進捗に応じた打合せ及び報告を行うものとする。 (3)受託者は、本市が必要と認める場合には、必要な資料の提出並びに打合せを実施する ものとする。 10 疑 義 本仕様書に記載なき事項及び疑義が生じた場合は、本市と協議し、その指示に従わな ければならない。 11 著作権 (1) 成果品の所有権、著作権、利用権は、本市に帰属するものとする。 (2) 受託者は、成果品について著作者人格権を行使しないものとする。 (3) 成果品の一部に第三者が権利を有する著作物を使用した場合は、所有権、著作権、 利用権に関して必要な手続きを行い、使用料等の負担及び責任は受託者において負 うものとする。 12 関係法令及び条例の遵守 受託者は、本業務の実施にあたっては、関連する関係諸法令及び条例等を遵守しなけ ればならない。 13 その他 本業務完了後であっても、本市より加除・訂正等の指示を受けた場合は、速やかにそ の指示に従うものとし、それに要する経費は受託者が負担するものとする。 4
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