心身健康科学 - 人間総合科学大学

働きながら最先端の知識と研究能力を修得する
生活と学問を結ぶあなたの通信制大学院
人間総合科学研究科 心身健康科学専攻[通信制]
修士課程・博士後期課程
心身健康科学
人は、心と身体が相関しており、社会的生き物である
文部科学省
認可
通信教育
課程
2013
Guide Book
新しい学問領域の創造
「生命」
「人間」
「健康」
「精神」に関する先端の研究領域
社会的価値を創造する
「心身健康科学」
Knowledge for well-being
よりよく生きるための知恵
心身健康科学は、心身相関をキーコンセプトとした総合理論を構築する、
これまでに
ない新しい学問領域です。
なぜ心身相関の視点が必要なのか。
それを通して何が得られるのか。
世界で初めて「心身健康科学」の大学院課程として、平成16年度に修士課程、平成
19年度には博士後期課程を開設し、184名の修士と9名の博士を輩出した学長・研究
科長が、修了生の内田さん、村木さんを交えて
「心身健康科学専攻」
での研究意義を
大いに語ります。
―「心身健康科学」 のコンセプトや学ぶ
意義をお聞かせください
それを本学では「Knowledge for well-being」
(よりよく生きるための知恵)
と呼んでいます。
これこそが、現代社会で起こり得る様々な問
久住 現在、人間の存在や健康について何
題に立ち向かう力となるのです。
が語られているでしょうか。人間の特異性や
現代社会の様々な問題を考えると、
「なぜ生
こころとからだの相関性、生命と環境との相
き、どう生きるべきか」という生き方の問題
互作用はどこまで理解されているでしょうか。
に行き着くのではないでしょうか。心身健康
すべての物事は、
「もの」と「もの」との関
科学を学ぶことは、現代を「生ききる」ため
わり合いから生れ、
「ひと」の身体も細胞が
の「いのちの運用」の仕方を学ぶことにも
関わり合うことで作られています。その「ひと」
なり、そのことが自立した自己の確立にもつ
の概念を科学的に捉えるのが、脳科学や行
ながります。自立することで、人間という存
動科学・生命科学といった学問領域です。こ
在を客観的に捉えられるようになり、問題解
れらの学問領域を相互に関連させ統合し、こ
決の糸口や、「よりよい生き方」のヒントが
ころの時代といわれる現代を 生ききる 知
見つけやすくなります。
恵を育むための学問が『心身健康科学』な
のです。
本学研究科では、ただ知識を積み重ねるだけ
ではなく、それを生きる力の源泉にする―
―現代の複雑な文明社会は非常に捉え
方が難しい。とりわけ、ストレスを感
じる社会ともいえますが
学校法人 早稲田医療学園 理事長
人間総合科学大学 学長
久住 眞理
Mari Kusumi
―修了生のお二人は、本学で得た成果
をどのように生かしていますか?
内田 私の場合は看護師として長く医療現場
に携わってきましたが、現場では医療の高度
青木 そのとおりです。いまや私たちはス
博士(心身健康科学)
内田 都 さん
博士後期課程第一期修了生
前順天堂大学医学部附属順天堂医院 看護部師長
人間総合科学大学 保健医療学部 看護学科 講師
01
化、高齢化の進展、保健医療ニーズの多様
トレスの中で生かされていると言ってもいい
化など環境変化は大きな転換点を迎えてい
でしょう。人間は生から始まって死にいたる
て、医療従事者間や患者・その家族との人
まで、あらゆるプロセスにおいて健康とい
間関係などストレスを抱える機会も多くなって
うことを基 盤 に 考えな けれ ば なりません。
います。大学院で修めた心身健康科学の考
ストレスに対処する上でも、心身共にどの
え方や理念は問題の分析・解決に非常に役
ように健康で生きていくかということを自分
立っています。
たちの関心、理解として持っていなければ
村木 内田さんは医療の領域ですが、私は
なりません。
養護教諭として教育現場で研究の成果を生
今までは、ストレスで崩れてしまった弱いも
かしています。養護教諭の職務は、児童生
のに目を向ける傾向がありましたが、これ
徒の心身の健康の保持・増進のため、健康
からは一歩乗り越えて、ポジティブな思考・
管理と健康教育に携わることです。大学院で
行動を推し進めていく学際的な分野が必要
学んだ心身健康科学は養護教諭としての職
です。そこにはこころ、からだ、文化をトー
務遂行上においてはもちろんですが、仕事で
タルなものとして追及していく学際的な分野
関わる様々な人間関係においても非常に有
が不可欠です。まさに心身健康科学を発展
用であると感じている点では内田さんと同じ
させていくことが大切だと思うのです。
ように考えています。
巻頭特集 対談 ∼心身健康科学の意義∼
を統合して
ⒸHSMB Press
心身健康科学の概念図
人間総合科学大学 副学長
人間総合科学研究科 研究科長
心身健康科学専攻 専攻長
青木 清
Kiyoshi Aoki
―心身健康科学を通してどのような人材
育成を進めていますか
ると同時に関心の高いテーマです。そういう
究姿勢やたくましいフロンティア精神が必要
問題を理解し、さらに克服する科学は心身健
であろうと思われます。また、心身健康科学
康科学にしかないと思うのです。ですから看
は、学問・科学が何のためにあるのかという
護、医療だけでなく、「健康」分野や、人間
ことを追求していく必要性に迫られていま
のこころやからだに関する領域にフィールド
す。限りある人間社会の中で、みんながより
を持っている方−主婦や一般企業の方など
よく生きていくということを求めていくこと
も、学んだことが即仕事や実生活でいかさ
が私たちの役割であり、教育ではその点が強
れることになり、そのことが現場や家庭での
調されなければなりません。心身健康科学を
自信にもつながっています。
体系化し、普及していくことによって、より
青木 確かに、今、心身の健康に対するニー
一層学問の蓄積が進み、心身健康科学という
ズは非常に高まっています。ただし心身相関
学問領域が、人がよりよく生きていくための
バックボーンとなることを願っております。
久住 本学の修士の院生の皆さんは、
「ここ
について、からだの方の理解は進んできまし
ろ」と「からだ」の有機的関連性から、心身
たが、こころの方はまだ十分に分かっていま
の健康に関しての先端的領域を統合した研
せん。こころとからだが一体化していること
究活動を行っています。その中で創造性豊
は徐々に分かってきていますが…。どうして
かな研究者と指導的役割を果たすことのでき
人間だけがこころの問題を持っているので
る人材を育成しています。また、博士後期
しょうか。また、人間は環境や文化に適応し
課程では、それに加え、深い学識と高度な
て、発達していきます。文化、いわゆる人間
研究遂行能力を養成し、自ら研究計画を立
を取り巻く環境の問題は、人間の生存にとっ
案し、自立して研究を行うことのできる人材
て切り離すことができません。院生には、人
を育成しています。
間は言語を持ち、人間のみが文化を持って
内田さん、村木さんのように私どもの大学院
いるということを強調し、人間とは何かとい
は、看護師さんをはじめ、福祉関係、医療
うことを理解していただきたいと思います。
関係、学校関係で働く人がたくさんいます。
そういう方々が入学する動機としては、患者
さんや高齢者を前に、身体的なケアや看護
―心身健康科学の今後のビジョンを
お聞かせください
はできるが、心理的あるいは精神的なケア
についてはどうしてよいか分からないという
久住 心身健康科学の研究については、過
ケースが多いようです。しかし、心身の健康
去に構築されたものがあるわけではないの
については、私たち生活者にとって身近であ
で、その課題を克服するには今後も柔軟な研
博士(心身健康科学)
村木 久美江 さん
博士後期課程第一期修了生
養護教諭、保健科・家庭科教諭、教育カウンセラー、ガイダンスカウンセラー
埼玉県養護教員会 会長
02
心身健康科学の特徴
研究領域は「心身健康科学」
心身相関をキーコンセプトとして統合理論を構築する
knowledge for well-being
新しい学際的研究分野です
心身健康科学は、今の時代に“よりよく生きる”こと
を希 求 するために、人 間の「こころ」と「からだ」の
有 機 的 関 連 性を軸にして、
「生 命」
「人 間」
「健 康」
「精 神」について学 際 横 断 的に研 究し、その統 合
心身相関
の課題
理論の構築や科学的な解明をめざす研究領域です。
これまでの健康科学が扱ってきた領域に加えて、生命
科 学、行 動 科 学、ストレス科 学、心 身 医 学、基 礎
医学、生命倫理学、文明科学など多様な学問領域
心身相関の
科学を基盤とした
健康科学の深化
こころ
心身相関
の課題
からだ
を横 断 的・総 合 的 に 統 合し、そ の 中 から人 間 の
「こころ」と「からだ」の相関性、および生命現象の
メカニズムの原則と働きを科学的に解明して、人間の
社会的・文化的背景
健康の保持増進に応用することを目指します。
[心身健康科学の概念]
心身相関という視点があなたの専門性を深化させます
現代のわが国は、近年の科学技術の発展とともに、
かつてない豊かな社会を実現することができました。
その一方で豊かなるがゆえに派生してきた問題もさ
まざまな形で現れています。その中で、現 在、人々
が自らの生きがいを見出し、
「こころ」と「からだ」が
健康で、すべての人が共生できる豊かな未来社会
を築くことが求められています。医療はもとより、健康
に関連するあらゆる分野に従事する方の専門性を
深めます。
03
大学院(心身健康科学専攻)の特徴
1
特徴
2
特徴
人間総合科学大学大学院における修了率
通信制大学院で
毎年トップクラスの修了率!
!
[全国通信制大学院平均との比較]
[修士課程]
3
心身健康科学という多角的な視点からの研究の
ため、本学では指導教員・サポート教員に加え、
研究内容に応じてすべての教員が学修・研究を
バックアップします。
●
●
約
他大学平均
*2010 年度文部科学省学校基本調査報告書より
●
国内で唯一の新しい研究領域(学位名:心身健康科学)
充実した学修・研究教材(心身健康科学シリーズ)
研究活動・研究公表の場が充実(研究所・学会等)
詳しくはP.03 へ
詳しくはP.18 へ
分野を超えて、新しい研究領域を支える経験豊かな教員
修士課程
詳しくはP.19 へ
詳しくはP.21 へ
修士(心身健康科学)
「こころ」と「からだ」の有機的関連性を考究し、心身の健康に
関する深い知識を総合的に教授研究。創造性豊かな研究者と
指導的役割を果たすことのできる人材を育成します。
「こころ」と「からだ」の有機的関連性を支える法則性に関する
深い学識と高度な研究遂行能力を養成。自ら研究計画を立案
し、自立して研究を行うことのできる実践者を育成します。
4
学識豊かなリーダーを養成する実践的カリキュラムと
充実したコースワーク(科目履修)。
5
通信制という新しい研究スタイル。
-ラーニングが、仕事と学修を両立させます。
●
個々の院生の研究テーマに応える豊富な履修科目を用意
詳しくはP.07、P.13 へ
e
時間がない、でもキャリアアップ・キャリアチャレンジを目指したい。
通信制の大学院である本学だからこそ、働きながら研究をするあなたを
充実した学修環境によりサポートが可能です。
[ インターネットを利用した授業・研究指導 ]
本学大学院では院生の研究指導に「TV会議」システムを活用しています。
また博士後期課程ではセミナー形式の科目においてプレゼンテーションやディス
カッションにも用いています。さらに個々人 専 用のポータルサイトが用意され、
教員への質問や学生同士のディスカッションも可能です。
6
44%
*
約 32%
本学
大学院 人間総合科学研究科 心身健康科学専攻
博士(心身健康科学)
特徴
[博士課程]
修士課程と博士後期課程を持つ通信制大学院。
継続的・体系的な研究活動をサポートします。
博士後期課程
特徴
約
他大学平均
国内で唯一の心身健康科学専攻。
すべての教員があなたの研究をサポートします。
●
特徴
90%
*
約 40%
本学
インターネットによる面接指導や課題に対するレポ
ート提 出は、自分の都 合の良い時に学 修でき、
忙しくて学修時間が不規則になってしまう方にも
便利です。また、研究、学生生活のことに関しても学生ごとに用意された自分専用画面を通し
て質問できるのはもちろんのこと、電話・FAXなどでも質問に対応しており、サポートシステムと
しての充実と便利さが人間総合科学大学大学院にはあります。そのため修了まで無理なく続
けられるのです。
●
私立大学初の通信制専門大学として培われた
ITシステムを駆使
詳しくはP.17 へ
●
詳しくはP.17 へ
「TV会議」システム
●
学生ポータルサイト
詳しくはP.17 へ
特徴
「基礎統計解析クラブ」が研究法をサポートします。
「基礎統計解析クラブ」が統計解析の本質を学びたいあなたの研究をサポートします。
Excel や PowerPoint のツールを使い、みなさんの研究データをもとにわかりやすいデータ処理を学んでいきます。
04
修士課程
心と身体の有機的関連性を考究し、心身の健康に
関する専門知識を総合的に教授研究し、
「生きる
力」としての、洞察力、探究力、問題解決能力、創造
力を育み、研究の徒となり得る人材、社会において
指導的役割を果たす人材を育成します。
2012年度 修士課程募集要項(参考)
第 一 次 選 考では、小 論 文、研 究 計 画 書、志 願 動 機 書 等をもとに書 類 選 考が 行われます。第 二 次 選 考では、面 接 試 験が 行われます。
これらの各要素を総合的に判断して選考します。
●募集研究科/専攻 募集人員
人間総合科学研究科 心身健康科学専攻 修士課程 30名
●試験科目:第2次選考(第1次選考は書類審査のみ)
面接
●出願期間
A日程 2011年 10月17日(月)∼ 11月24日(木)
B日程 2012年 1月23日(月)∼ 2月16日(木)
C日程 2012年 3月3日(土)∼ 3月10日(土)
●出願方法
本学ホームページより出願書類をダウンロードし、
書留または簡易書留にて郵送
●標準修業年限
2年
●試験日:第2次選考(第1次選考は書類審査)
A日程 2011年12月11日(日)
B日程 2012年3月4日(日)
C日程 2012年3月18日(日)
●出願資格
大学を卒業した方、または2012年3月31日までに卒業見込みの方
*身体に障害を有する場合は、出願前に必ず相談をしてください。
(入学後障害に対する個別対応はできません)。
●学納金
入学料
初年度
次年度以降
授業料
教育充実費
合計
200,000円 680,000円
80,000円 960,000円
680,000円
80,000円 760,000円
*出願資格についての詳細は直接問い合わせるか、
本学ホームページにて確認をお願いします。
*出願書類は本学ホームページからダウンロードし出願して下さい。
印刷物による配布は行っておりません。
*上記は2012年度入試のものです。
2013年度入試の募集要項はホームページにてご確認ください。
05
修士課程
入 学 から修 了まで
在宅学修
在宅学修では単位を修得するために「自宅学修→課題レポート提出および他の学生とのオンラインでの意見交換→科目修了
試験」の順に学修を行います。また、
1年間に、前期・後期の計2回の受講機会があり、選択科目はいずれかで受講します。
なお、科目修了試験は会場で受験する形式ではなく、ポータルサイトを通してレポートを提出します。科目修了試験に合格すると
単位認定となります。
コースワーク
レポート
提出数回
合格後
単位認定
科目修了試験
在宅学修+スクーリング
心身健康科学の視点を養うため、必修科目と選択科目の一部でスクーリング(対面式授業)が実施されています。
在宅学修に加え、スクーリングを受講し、科目修了試験とスクーリング試験に合格すると単位認定となります。
対面式授業
レポート提出数回
必修 … 5、8、12月(年 6日)
選択 … 3 科目
科目修了試験 +
スクーリング試験
合格後
単位認定
研究指導
修士課程では、年間5回(2年間で 10 回)の個別面接指導のほか、必要に応じて随時面接指導、ポータルサイトでの個別
指導が実施されます。
1 年次
2 年次
研究テーマ
決定
指導教員
決定
面接指導 年間 5 回
リサーチワーク
研 究 テー マ 例
研究中間
報告
研究中間
報告会
修士論文
提出
論文審査
・
口頭試問
面接指導 年間 5 回
院内
発表会
※2年間で6単位を修得
心 身 健 康 科 学 の 視 点からみた更 年 期 女 性 の 喫 煙 習 慣
看 護 師 の B u r n o u t の 予 防および 早 期 発 見 のためには何が 必 要なのか
−日本 版 G H Q 3 0 と M B I を用いて B u r n o u t の身 体 的 兆 候を特 定する試み−
● 超 高 齢 化 社 会における高 齢 者 のサクセスフル・エイジングの 心 理 的 要 因とその 考 察
● 産 業 領 域における労 働 者 の 健 康 問 題に関する研 究 動 向 −心 身 相 関 の 観 点から−
● 現 代 の 臨 床 検 査 分 野に望まれていること ∼ M R 生 理 生 体 検 査・画 像 鮮 鋭 度を通じての 一 考 察 ∼
● 精 神 的ストレスによる心 身の 反 応に対する鍼 刺 激 の 効 果 −筋 硬 度・心 拍 数・自覚 的 肩こり感を指 標として−
● コーピング、認 知 的 評 価 、ソーシャルサポートと身 体 的・精 神 的 健 康との 関 連 性
−理 学 療 法 専 攻 学 生 のストレス反 応とストレス反 応 緩 和 要 因 の 分 析を通して−
● 乳 幼 児 期 の 子 育て・乳 幼 児 の 心 身 発 達から考える睡 眠を中 心とした保 育 環 境
●
●
修 了・学 位 授 与 修 士( 心 身 健 康 科 学 )
修了要件:32 単位以上(2年間)
●必修 … 12 単位(1 年次) ●選択必修 … 6 単位以上 ●選択 … 8 単位以上
●研究指導 … 6 単位
06
科目一 覧
心 身 相 関 の 理 解を深 める必 修 科目
各自の 専 門 性を高 める選 択 科目
人間をとりまく諸現象をふまえながら「こころ」と「からだ」の有機的関連性を考究し、心身の健康に関する専門知識を総合的に研究して
いきます。科目履修・研究のスタートとして、
「こころ」と「からだ」の有機的関連性の理解を深めるために、研究科の根幹(コア)といえる
「心身健康科学特論Ⅰ」
「心身健康科学特論Ⅱ」
「心身健康科学特論Ⅲ」
「心身健康科学特論Ⅳ」の 4 科目を履修(1 年次必修)します。
また、選択科目は 16 科目が開設され、各自の研究を進めていくうえで、専門性を高めるために必要な科目を、1 年次または 2 年次に選択
必修科目を2 科目以上、選択科目を4 科目以上選択し、履修します。
区分
科目名
必修
Ⅰ群
Ⅱ群
選択必修
選択
選択︵心身健康科学との対話︶
コースワーク
リサーチ
ワーク
研究指導
配当年次
履修方法
心身健康科学特論Ⅰ
1
T・S
心身健康科学特論Ⅱ
1
T・S
心身健康科学特論Ⅲ
1
T・S
心身健康科学特論Ⅳ
1
T・S
高次脳機能学特講
1・2
T・S
生命倫理特講
1・2
T
心身機能観察特講Ⅰ
1・2
T・S
心身機能観察特講Ⅱ
1・2
T・S
ストレス学特講
1・2
T
認知脳科学特講
1・2
T
ライフサイクルと健康特講
1・2
T
健康科学・疫学特講
1・2
T
心身免疫学特講
1・2
T
精神分析特講
1・2
T
比較文化特講
1・2
T
長寿科学特講
1・2
T
健康文化論特講
1・2
T
心身医学特講
1・2
T
発達心理学特講
1・2
T
老年健康科学特講
1・2
T
心身健康科学研究
1∼2
G
※上記は2012 年予定のものです。詳細はホームページにてご確認ください。
必修
心身健康科学特論Ⅰ
心身健康科学の基本概念となる「心身
相関」をキーコンセプトに、脳と脳を支
える身体機能の基本的仕組み、心身相
互作用の神経科学的メカニズムの理
解を通して、人間が心身ともに健康に
生きることの意義を考える。
07
必修
T:在宅学修 TS:在宅学修+スクーリング G:研究指導
心身健康科学特論Ⅱ
研究領域となる「心身健康科学」の中心
概念と特徴、関連領域の知見を整理して
いく。オンライン、スクーリング上で展開
されるディスカッションを通して、心身健
康科学領域における自分の研究の位置
づけを認識し、各自が研究深化の視点と
糸口を見いだすことができるようにする。
必修
心身健康科学特論Ⅲ
心身健康科学の研究を遂行するにあたっ
て必要となる研究法や統計解析手法の
基本的な概念を、主にオンライン上で
ディスカッションを行いながら学び、客観
的な視点からテーマの見直しや、他者の
研究の優れた点や問題点を客観的に評
価できるようにする。
修士課程
必修
心身健康科学特論Ⅳ
修士論文の作成にあたり、院生各自の
具体的な研究計画の中に、心身健康科
学の視点・考え方をどのように盛り込
んでいくかについて、オンラインおよび
スクーリングにおいてディスカッション
する。
選択
必修
心身機能観察特講Ⅰ
日常生活で生起するストレス現象を、
「刺激」と「生体反応」の観点から捉え
直し、心身の有機的関連性を支えてい
る調整システムを科学的、統合的に理
解する。さらに、
「よりよい生」に関する
新しい方略を探究する。
選択
認知脳科学特講
脳の認知機能を、脳神経回路の働き、
記憶学習の仕組み、大脳皮質高次機
能の観点から理解し、さらには認知機
能の障害についても学ぶ。そして、人間
の高度な脳の働きと心の働きについて
深い理解を習得する。
選択
心身免疫学特講
本講義は、神経・内分泌・免疫ネット
ワークにおける情報伝達の基礎と各系
の関係を、特に現代社会が問題として
いる事項との関連において、解明する
ことを目的と学ぶ。そして真の健康づく
りを考える。
選択
長寿科学特講
健康寿命を延ばすという視点から、あ
くまで老化の本質を勉強することに主
眼を置く。そして、健康寿命とアンチエ
イジングの理解を深めるためその基礎
となっているヒトの老化のメカニズムを
学修する。
選択
発達心理学特講
「アタッチメント」「愛情のネットワーク」
をキーワードに、ヒトの誕生から死に
至るまでの生涯発達心理を視野にいれ
て、人間関係の視点から心身健康の方
向性を学修する。
選択
必修
高次脳機能学特講
人は対象物や自身を含めた「環境」を
理解し、知識・経験を参照しながら適
切な行動を選択し実行する。この高度
な知的・認知能力を可能とする脳神経
機構について、最新の脳神経科学研究
成果を参考に学修する。
選択
必修
心身機能観察特講Ⅱ
私たちの体を構成している様々な臓器
(内臓、筋肉、神 経 系、皮 膚、骨 格、そ
の他)の形態と機能について、生きた
動物を材料にして観察することで、人
間の神経や心臓の働きを理解すること
を目的としている。
選択
ライフサイクルと健康特講
テキスト「ヒトの成長と発達」の講読を
通して、人間のライフサイクルに伴う身
体機能変化を理解する。更に思春期、
更年期、老年期における身体機能変化
が心に及ぼす影響について考察する力
を養う。
選択
精神分析特講
心理療法における、言葉の力、言葉の
限界、聴くことの力、自己理解・他者理
解、治療者のすること、二人の人間の
間で何が生成されるか、関係性、無意
識、こころとからだの関係、などについ
て理解を深める。
選択
健康文化論特講
すべての生物は細胞から成っている
が、この細胞の死のメカニズムを理解
しその上に立って個体の死について理
解するとともに、人の一生に組み込ま
れた生と死のプロセスについて考える。
選択
選択
必修
生命倫理特講
生命倫理は先端的な科学技術である
生命科学、医学、医療の知識と心身健
康科学の理解のもとで、文化的、宗教
的な背景をふまえて、法学的、哲学的、
倫理学的な視点からも探究することを
目標としていく。
選択
ストレス学特講
本科目では、ストレスを受けた際の生
体反応の神経科学的メカニズムを学
び、ストレスの捉え方を見直し、科学的
根拠に基づいた各人・各現場に適した
ストレス対処方法を見出す方策を考究
できることを目指す。
選択
健康科学・疫学特講
本講義では、健康科学研究の方法論
の一つである疫学について、個別の疾
病や障害についての分布や原因につい
て知識を増やすだけでなく、健康とは
何か、ひとびとが健康に生きるとは何
かを考える。
選択
比較文化特講
人間を総合的に理解・研究する一環と
して、文化面からのアプローチの方法
論を学ぶ。また、日本人の死生観を基
盤とした民俗宗教の諸相を理解し、心
身ともに健康な生活を送るための立脚
点を見出す。
選択
心身医学特講
心身相関に基づいて疾病と医療にアプ
ローチする心身医学の概念の変遷と取
り扱う領域を理解し、さらに心身症の
2大理論である精神分析的理論と学習
理論を学修し、心身を総合的にとらえ
ること・心身の健康について考える。
老年健康科学特講
本講義では、これまで「衰退と喪失」の
時代として考えられてきた高齢期の意
義について、生涯発達理論や進化心理
学的観点から再考し、高齢者の心をよ
り深く理解する力を養う。
08
修了生
Voice
義 肢 装 具と心 身 健 康 科 学 の 融 合
私の研究は、
「 義肢装具ユーザーにとって、義肢
や装具は自分の手足として使われているのか」
とい
う疑問からスタートしました。臨床の場で、多くの義
肢装具ユーザーの方に義肢や装具を提供していて
この大変さがある一方で、今までみられなかった視
点から物事をとらえる考え方が、心身健康科学を
学ぶ中で養われていることを感じ、充実感、達成感
など自身の成長を感じる素晴らしい時間となって
感じた疑問を振り返る良い機会を、本学大学院に
います。
勉強が得意な方ではなかったですが、知りたい、学
ても大事なものです。単に義肢や装具を身体の機能
入学したことで得ることが出来ました。私は、正直
びたいと考え、
それを行動に移したことで新しい考
え方ができるようになったと思います。
仕事・育児・家事の両立だけでも大変で、
さらに
学問が加わり忙しい毎日を過ごしています。
しかし
修了生
義肢装具は使用する人の人生をサポートすると
面をサポートする物として提供するだけでなく、心
のサポートもできるような義肢装具を提供できるよ
うに、学ぶことを続けていこうと考えています。
朝倉 由希子 さん
修士課程修了生
・義肢装具士
・人間総合科学大学
保健医療学部リハビリテーション学科
義肢装具学専攻 助手
Voice
通 信 制 大 学 院 だ から 実 現 できた
仕 事・育 児・学 問 の 両 立
私は長年病院の管理栄養士として、糖尿病など
ることが重なって辛い思いをしましたが、先生や豊
が、
どうすれば良好な食習慣を形成することができ
り、修了することができました。
しました。心身健康科学を学ぶことにより、統合型
だかわからないほど、
自ら意欲的に勉強し、素晴ら
の生活習慣病の方の栄養食事指導をしてきました
るかと考え、大学院でこのことを研究したいと入学
の理論、体系を目指した科学からの視点を得て、視
富な職務経験を持つ学友、
さらに家族の励ましもあ
大学院では、
2年間でどれほどの本や文献を読ん
しい仲間にも出会うことができました。
これは私に
野が広がったと思います。
とって一生の財産になると思います。
修士の学位を得ることができたのは、通信制大学
的に学び、考えることができるところです。学ぶ意欲
仕事・家事・育児で忙しい毎日を過ごしながらも、
院だったからだと思います。特に履修科目と研究の
調査が重なった1年生の時は、雪だるまのようにや
研究テーマ
大学院は自分が研究したいテーマについて、主体
内藤 周 さん
修士課程修了生
・管理栄養士
・公務員
と勇気がある方、是非入学して学びを深めていきま
せんか。
気管挿管下人工呼吸器装着患者と看護師の
コミュニケーションに関する調査
呼 吸 障 害 患 者 と 看 護 師 との
コミュ ニ ケ ー ション 向 上 を目 指 し て
私の研究テーマは、気管挿管下人工呼吸器装着
患者と看護師のコミュニケーションに関する調査で
す。特に患者の
「伝達困難だったニーズ」
と、看護師
の
「把握困難だったニーズ」
を双方から調査し、有効
と考えられるコミュニケーションのあり方を考察し
ました。看護師257名、患者20名、患者を担当した
どを検討していきたいと考えています。
呼吸障害により人工呼吸器を装着した患者が、
人工呼吸器から離脱し再び言語的コミュニケー
ションが可能になるまでの期間に、看護師とのコ
看護師13名を対象に分析した結果、患者・看護師
ミュニケーション困難により苦痛を感じることが無
ていることを知らされました。患者にとって伝達困
には、看護師は患者に対して 患者が自ら意志を働
間には、
お互いのコミュニケーション困難が存在し
難だったニーズと看護師にとって把握困難だった
ニーズは重複しているものが多くあり、今後の研究
活動として、
「 予定手術患者に対する、術前の発声
09
困難な状況の説明とコミュニケーションツールの使
い方の練習の導入」、
また
「ニーズ一覧表の作成」
な
いようにしなければならないと考えています。具体的
かせて心身のバランスを保つ ことができるようにコ
ミュニケーション困難を最小限にするための「知恵
(情報)」
を与えることが重要であると痛感しました。
飯田 紀代子 さん
修士課程修了生
・看護師
・成田赤十字病院 看護部
看護係長 集中ケア認定看護師
修士課程
修士課程に関する Q & A
Q
1
修士課程では、心身健康科学に
関する研究の方法は、調査研究、
文献研究に限られるのでしょうか?
A
1
研究手法は調査研究、文献研究に限定することなく実験的研究などの
方法が行われています。研究計画が具体的、かつ実践可能な手法とな
るように、入学後に指導教員と相談し、研究方法を決定していきます。
修士課程において、独創的な研究について専門的かつ自立的に研究
能力を身につけるには各自の意欲的な自学自習が必要です。教員との
やりとりは、ポータルサイトシステム等のインターネットシステムを活用しま
Q
2
通信制の修士課程では、どのよう
に研究を進めるのですか。
A
2
す。さらに、年に5回は大学院において研究指導教員より個別面接指
導を受けて研究を進めていきます。教員・学生間、学生相互のディス
カッションや質疑応答を、インターネットシステムを利用して行うことで協
調学修が可能となり、通学制と同様のコミュニケーションをはかり、研究
を進めます。
2年間の研究の過程では、全教員参加の研究中間発表会
等を行い、学際的能力を身につけます。
Q
3
人間総合科学大学の出身ではあ
りません。入学試験に影響はあり
ますか。
A
3
Q
4
受験資格に年齢制限は
ありますか。
A
4
Q
5
入学試験の受験前に、研究室を
訪問することは必要ですか。
A
5
Q
6
A日程で受験し、不合格になって
しまいました。次回の B日程での
入学試験に再志願することはでき
ますか。
A
6
全くありません。入学試験は出身校の区別なく公平に行われます。心身
健康科学研究への前向きな研究姿勢や意欲の高さ、そして研究計画
の実現性などが第一条件になりますので、ぜひ挑戦してみてください。
ありません。心身健康科学の研究を行うにあたり、これまでの実務経験
や社会経験から幅広い視点でアプローチできる方には、満 22 歳以上で
あれば年齢を問わず期待します。
事前の訪問は不要です。もし、受験に際して、また、ご自身の研究内容や
研究計画等についてご不安な点やご質問等がございましたら、大学事務
局までご相談下さい。内容によって教員等と相談しご連絡いたします。
できます。また、再試験で不利になることもありません。
本学では、入学選考に関して提出された研究計画書と、面接時の質疑応
Q
7
研究指導教員を指定することはで
きますか。
A
7
答をもとにして、入学後に計画を再構築し、その研究に最適な教員を研究
指導の担当とします。ただし担当教員は決定しますが、分野を超えた学際
性の高い研究指導が必要であるため、複数の教員が心身健康科学の教
育と研究指導にあたることが、本課程の大きな特徴となっています。
パソコンの操作については、インターネット、電子メール、ワープロソフト、
Q
8
パソコンの操作についてはどの程
度の能力が必要ですか。
A
8
表計算ソフトを使いこなすことが必要です。
本大学院での学修はインターネットが主となります。在宅学修・研究指導、
レポートの提出等に関して全てインターネットを介して学修を進めることと
なります。
10
博士後期
課
程
心と身体の有機的関連性を支える法則性に
ついて深い学識と高度な研究遂行能力とを
養い、学際的・統合的な視点と姿勢をもって
自立して研究活動のできる人材と、先駆的な
領域を開拓できる人材を養成します。
2012年度 博士後期課程募集要項(参考)
第一次選考では、研究計画書、研究業績書、志願動機書等をもとに書類選考が行われます。第二次選考では、小論文、英語、面接試験が行われ
ます。これらの各要素を総合的に判断して選考します。博士後期課程では、しばしば英語の原著論文を講読することが課せられます。入学選考に
おいては、専門性に重点を置くのではなく、基本的な英語力を問うこととしています。
●募集研究科/専攻 募集人員
人間総合科学研究科 心身健康科学専攻 博士後期課程 9名
●試験科目:第2次選考(第1次選考は書類審査のみ)
小論文・英語・面接
●出願期間
A日程 2011年 11月7日(月)∼ 12月1日(木)
B日程 2012年 1月16日(月)∼ 2月9日(木)
●出願方法
本学ホームページより出願書類をダウンロードし、
書留または簡易書留にて郵送
●試験日:第2次選考(第1次選考は書類審査)
A日程 2011年12月23日(金・祝)
B日程 2012年 2月26日(日)
●標準修業年限
3年
●学納金
入学料
初年度
次年度以降
授業料
教育充実費
合計
300,000円 580,000円 100,000円 980,000円
580,000円 100,000円 680,000円
※学位論文審査申請時のみ別途¥100,000が必要となります。
●出願資格
修士の学位を取得した方、または2012年3月31日までに
修了見込みの方
*身体に障害を有する場合は、出願前に必ず相談をしてください。
(入学後障害に対する個別対応はできません)。
*出願資格についての詳細は直接問い合わせるか、
本学ホームページにて確認をお願いします。
*出願書類は本学ホームページからダウンロードし出願して下さい。
印刷物による配布は行っておりません。
*上記は2012年度入試のものです。
2013年度入試の募集要項はホームページにてご確認ください。
11
博士後期課程
入 学 から修 了まで
在宅学修
在 宅 学 修では単 位を修 得 するために「自宅 学 修→課 題レポート提出および 他の学 生とのオンラインでの意 見 交 換→科目
修了試 験」の順に学 修を行います。なお、科目修了試 験は会 場で受 験 する形 式ではなく、ポータルサイトを通してレポート
を提出します。科目修了試験に合格すると単位認定となります。
レポート
提出数回
合格後
単位認定
科目修了試験
コースワーク
在宅学修+スクーリング
心身健康科学におけるメンタルヘルスマネジメント、健康科学、生命文化という研究深化の視点を養うため、必修科目と選
択科目の一部でスクーリング(対面式授業)が実施されています。在宅学修に加え、スクーリングを受講し、科目修了試験と
スクーリング試験に合格すると単位認定となります。
対面式授業
レポート提出数回
必修 … 5月(2日間)
選択 … 2 科目
科目修了試験 +
スクーリング試験
合格後
単位認定
研究指導
博士後期課程では、月1回個別面接指導のほか、必要に応じて随時面接指導、ポータルサイトでの個別指導が実施されます。
1 年次
指導教員・
サポート教員
決定
2 年次
研究テーマ
決定
研究中間
報告
研究経過
中間報告会
面接指導 月1 回
博士論文
計画書
博士論文
中間報告
面接指導 月1 回
リサーチワーク
3 年次
博士論文
中間報告会
博士論文
提出
論文審査
・
口頭試問
院内
発表会
面接指導 月1 回
研 究 テー マ 例
Ramachandran の Mirror Boxを使用しての利き手の図形描画動作が非利き手に誘発した筋活動−簡単な図形描画に伴う筋活動−
小・中学生の教科用図書における性教育に関する調査研究
● 不安と立位時の身体動揺の関係 −足圧中心値を指標として−
● パーキンソン病患者の笑顔の回復 −笑顔つく
りトレーニングによるパーキンソン病患者の仮面様顔貌の改善効果−
● 女性の生殖性
(generativity)に焦点をあてたPRECEDE-PROCEED Modelに基づく次世代養育健康教育プログラムの開発
●
●
修 了・学 位 授 与 博 士( 心 身 健 康 科 学 )
修了要件:16 単位以上(3年間)
●必修 … 6 単位(1年次) ●選択 … 4 単位以上 ●研究指導 … 6 単位
12
科目一 覧
学 際 的・統 合 的 な 研 究 視 点と
姿 勢 を 養 いま す 。
博士後期課程では、
「こころ」と「からだ」の有機的関連性とその法則性について深い学識と高度な研究遂行能力とを養います。1 年次
には、必修科目である「心身健康科学特殊講義」及び「心身健康科学特殊演習」を履修し、心身健康科学におけるメンタルヘルスマネ
ジメント、健康科学、生命文化という研究深化の視点を養うとともに、院生の研究テーマにつなげる端緒を導きます。
「心身健康科学特殊
演習」は TV 会議システムを使用する演習科目です。選択科目は、10 科目開設され、研究指導教員のもと各自の研究テーマに応じ、科目
を履修します。
配当年次
履修方法
心身健康科学特殊講義
1
T・S
心身健康科学特殊演習
1
EX
行動科学特殊講義
1
T・S
健康増進科学特殊講義
1
T
健康衛生環境論特殊講義
2
T
健康栄養学特殊講義
2
T
生命倫理特殊講義
1
T
生命哲学特殊講義
1
T・S
ライフサイクルと健康特講
1・2
T
健康文化論特講
1・2
T
発達心理学特講
1・2
T
老年健康科学特講
1・2
T
1∼3
G
科目名
区分
必修
コースワーク
リサーチ
ワーク
選択
研究指導
心身健康科学特別研究指導
※上記は2012 年予定のものです。
詳細はホームページにてご確認ください。
必修
心身健康科学特殊講義
人が社会においていきいきと活力ある
生活を送るために必要な心身健康科学
を確立するため、心身相関の基本的概
念を理解するとともに、それを科学的に
解明するための基礎的な考え方や技法
を学修する。
選択
健康増進科学特殊講義
プリシード・プロシードモデルを用いて
「健康」を、より質の良い満足度の高い
生活を得るための手段として、研究遂
行に必要な文献検討、問題発見能力、
プレゼンテーション能力を養成する。
13
必修
T:在宅学修 TS:在宅学修+スクーリング EX:演習(TV 会議) G:研究指導
心身健康科学特殊演習
本講義は、研究テーマへのアプローチ
の視点として、生命文化、健康科学(ヘ
ルスプロモーション)、脳科学・認知科
学を設定し、それぞれの専門領域を俯
瞰統合することによって、研究遂行に必
要な能力を養う。
選択
健康衛生環境論特殊講義
本講義は人間のこころと行動、及びこ
れと人間の免疫機構、新興感染症の関
係を国内外の文献やWeb 上の具体例
を挙げて検討することを通して、健康づ
くりに必要な現代社会の方向性を再考
する。
選択
行動科学特殊講義
比較行動学および心理学の行動科学
領域から提示されてきた知見を学修し
た上で、こころのはたらきに関連する研
究分野で、心身健康科学的視点に基づ
く新たな視点、論点を創出する能力を
習得する。
選択
健康栄養学特殊講義
現代の食と健康との関係を学び、心と
体の関係がその中でどのように位置づ
けられるかを理解する。また、心と体の
相互関係に影響する食のあり方を考察
し、健康づくりの科学へのアプローチ
を目指していく。
博士後期課程
選択
生命倫理特殊講義
現在、心身健康科学を修得するために
は、生命倫理の学術的探究は不可欠
である。そのため、4つの原理(自律・
無危害・正義・恩恵)に基づいて、生
命科学・医学・医療に関する生命倫理
的諸問題を探究する。
選択
健康文化論特講
すべての生物は細胞から成っている
が、この細胞の死のメカニズムを理解
しその上に立って個体の死について理
解するとともに、人の一生に組み込ま
れた生と死のプロセスについて考える。
校 舎 内で出 会える
オブジェたち
選択
生命哲学特殊講義
本講義では、生命観の変遷を歴史的に
たどり、デカルトをはじめとした哲学
史・科学史上の特徴的な思想家・科学
者の言説を深く考究することに加え、日
本人の生命観・死生観がとりわけ表出
している民俗行事について学ぶ。
選択
発達心理学特講
「アタッチメント」「愛情のネットワーク」
をキーワードに、ヒトの誕生から死に
至るまでの生涯発達心理を視野にいれ
て、人間関係の視点から心身健康の方
向性を学修する。
選択
ライフサイクルと健康特講
テキスト「ヒトの成長と発達」の講読を
通して、人間のライフサイクルに伴う身
体機能変化を理解する.更に思春期,
更年期、老年期における身体機能変化
が心に及ぼす影響について考察する力
を養う。
選択
老年健康科学特講
本講義では、これまで「衰退と喪失」の
時代として考えられてきた高齢期の意
義について、生涯発達理論や進化心理
学的観点から再考し、高齢者の心をよ
り深く理解する力を養う。
本学のいたるところで目に付くのが、
大小さまざまなたくさんのオブジェ。
100点を越えるオブジェのすべてが、
中島由夫画伯の作品です。
本学の建学の精神に共鳴され、教育
と絵画と建築の融合をめざして製作
されました。人間総合科学大学は英
語名に“Arts”と
“Sciences”を併用
しています(「University of Human
Arts and Sciences」)。芸 術と科 学
を融合した、新しい学問の地平を築
こうという思いの数々が、ここに凝縮さ
れています。本学ホームページでも作
品の一部をご覧いただけます。また、
この大学院案内の表紙も中島氏の作
品となっています。
14
在校生
Voice
助 産 師 とし て 、女 性 の 一 生 を サ ポ ートし た い
助産師である私は、生命誕生だけでなく、女性の
一生をサポートする役割を発揮したいと常々考えて
います。そのため、根拠を持って丁寧に事象や現象
を多角的に明らかにする「こころ」と「からだ」の相
り、セミナーに参加したところ、ITを駆使し、場所は
違っても時間を共有するゼミがあることや文献検
索用サイトが充実していることを発見し、通学制で
なくても、十分に質の高い教育を受けられると確信
関を学ぶ心身健康科学という学問は、生命誕生や
しました。
です。
れることが多く、その内容は助産師のケアの一つ一
健康増進をサポートする上でも魅力的な学問領域
入学後1年目の講義では、脳の新しい知見に触
生涯学ぶことの気概と姿勢を持ちながらも、助
つが、母親の胎内の胎児にも影響をおよぼす可能
びたい思いを抱いたまま月日を過ごしていました。
を痛感させられるとともに、助産学のさらなる発展
産師としての日々の業務とのバランスがとれず、学
インターネットで通信制の人間総合科学大学を知
在校生
性が高いということがわかり、助産師の仕事の重み
に寄与できるようになりたいと感じました。
森 聖美 さん
博士後期課程 3 年生
・助産師
・医療生協さいたま生活協同組合
看護部保健看護課
Voice
研 究 し た い 私 をしっ かりと 受 け 入 れ てくれ た
人間総合科学大学
現在、日本の不登校児童生徒数は 11 万 4,971
人(平成 22 年度 文部科学省)で深刻な教育問題
に瀕しています。不登校児童生徒やその家族、学級
大学院における通信教育という新しい研究スタ
イルは通学制とは違うので、果たして自分はイン
ターネット授業でパソコンを使いこなすことができ
担任や教育担当者の悩み・苦しみは深く、ほぼ全て
るのか?など大きな不安がありました。しかし、大学
このような問題を背景に、私は不登校を心身健
だ。何とかチャレンジしてみよう」という気持ちに少
の子どもたちに心身の健康問題が現れています。
康科学の側面から学ぶことを決意しました。しか
し、当初は仕事と家庭の事情から学ぶことを諦めか
けていたのです。そんな時、新聞に人間総合科学大
学大学院の紹介記事を発見し、
「心身の健康」につ
いて学ぶ大学院に出会うことができたのです。
研究テーマ
説明会で説明を聞いているうちに「私でも出来そう
しずつ変わっていきました。
人間総合科学大学は、私のように年齢や職場や
家庭の事情があっても学修したいという人をしっか
りと受け入れてくれたのです。
門田 美惠子 さん
博士後期課程 3 年生
・元学校法人 鎌倉女子大学
大学教員
・日本カウンセリング学会認定
カウンセラー
・上級教育カウンセラー
fMRI‐BOLD 法を用いた末梢刺激法の違いによる
慢性疼痛患者と非疼痛者との脳機能活動の比較
鍼 灸 整 骨 院 の 経 営 効 率 化 に 繋 が った 心 身 健 康 科 学
慢性疼痛患者群と非疼痛者群に対して異なる末
じていました。心身健康科学を学んだことにより自
管刺激で疼痛群の脳活動に広範囲の賦活化が認
り、社員との信頼関係が強くなり経営の効率化に
たこの現象は慢性疼痛の発生メカニズムの解明に
も、心身健康科学の知識を生かすことで信頼関係
新しい方法論の一助となり、さらに、痛みと脳機能
ました。
するものと考えています。
能をfMRIで調べ、心身健康科学の基礎研究に寄
領域に脳賦活があり、鍼を刺入しないプラスチック
められました。本実験によって初めて明らかになっ
つながり、鍼刺激の役割・効果の機序を解明する
の関係をみることから心身健康科学の発展に寄与
私は鍼灸整骨院を経営していますが、私自身は
15
経営者として経営戦略を図るため常にストレスを感
梢刺激を行い、鍼を刺入したときには痛み関連脳
己のあらゆるストレスに対し、レジリエンスが高くな
繋がりました。また、患者とのコミュニケーションで
が深まり、集客率の増加にも多大な効力を発揮し
今後は、日常的な行動がもたらす社会性の脳機
与し、社会に貢献したいと考えています。
大勝 孝雄 さん
博士後期課程修了生
・鍼灸師
・マッサージ指圧師
・柔道整復師 ・介護支援専門員
・プライマリィヘルスカンパニー代表
・医療法人三州会大勝病院
MRI 室脳機能画像解析部門非常勤研究員
・公益社団法人鹿児島県
鍼灸マッサージ師会理事学術部長
博士後期課程
博士後期 課 程に関する Q & A
Q
1
第一次選考では研究計画書の提
出が必要となっていますが、
どの程
度の研究計画が求められますか。
A
1
Q
2
研究業績書の提出が必要とされ
ていますが、学 会 発 表 等がない
と、入学に不利になりますか。
A
2
Q
3
心身健康科学は学際性の高い研
究領域である点が強調されていま
すが、どのような研究姿勢が必要
ですか。
A
3
Q
4
博士後期課程では、心身健康科学
に関する研究の方法は、調査研究、
文献研究に限られるのでしょうか?
A
4
Q
5
Q
6
通信制の博士後期課程では、ど
のように研究を進めるのですか。
キャンパスに通い、施設を利用す
ることは可能ですか。
博士後期課程を修了するには、研究を通し新たな知見を創出する能力
を身につけなくてはなりません。研究計画書は、
( 1)研究課題が心身健
康科学研究として妥当かどうか、
( 2)独創性のある研究かどうか、
( 3)実
現性が高い研究方法や手続きがとられているかどうか、
( 4)再現性のあ
るデータが得られる可能性があるかどうか、
( 5)先行研究への理解が十
分なされているか、
といった要素をもとにして、3年間の課程で「学位論
文」
をまとめあげられる計画であるかについて審査されます。
もし、受験に際して、また、ご自身の研究内容や研究計画等についてご
不安な点やご質問等がございましたら、大学事務局までご相談ください。
内容によって教員等と相談し、ご連絡いたします。
学会発表や、学術雑誌への論文掲載は当然評価されますが、一方で
実務経験や社会経験なども考慮されます。
重要なのは、心身健康科学を創出しようという意志ではないでしょうか。
具体的には、研究指導やカリキュラムのコースワークを通して心身健康
科学の知見を深化させ、論文を仕上げていきますが、論文には、心身健
康科学という新領域の学問分野にどれだけ寄与することができるか、導
かれた結論や方法論が独創的な知見となり得るかといったことが最終
段階で問われます。今、皆さんに望まれるのは、3 年間の博士後期課程
の中で、博士の学位を取得できるだけの向学心や持続力、研究計画が
計画的に実行できるかどうかです。その点を研究計画書、また面接試験
や小論文などから総合的に審査します。
研究手法は調査研究、文献研究に限定することなく実験的研究などの
方法が行われています。研究計画が具体的、かつ実践可能な手法となる
ように、入学後に指導教員・サポート教員と相談し、研究方法を決定して
いきます。
A
5
博士後期課程において、独創的な研究について専門的かつ自立的に
研究能力を身につけるには各自の意欲的な自学自習が必要です。教員
とのやりとりは、日常では TV 会議システムやポータルサイトシステム等の
インターネットシステムを活用します。さらに、月に 1 回は大学院において
研究指導教員より個別面接指導を受けて研究を進めていきます。
教員・学生間、学生相互のディスカッションや質疑応答をインターネット
システムを利用して行うことで協調学修が可能となり、通学制と同様の
コミュニケーションをはかり、研究を進めます。
3 年間の研究の過程では、査読制度のある学術雑誌等への投稿(博
士論文審査に必須の副論文)や学会での発表を義務付けており、ま
た、全教員参加の研究中間発表会や博士論文中間発表会を行い、学
際的能力を身につけます。
A
6
もちろん可能です。図書館を利用する、パソコン教室を利用するなど学内
の施設を活用してください。また本学には、主にヒトを対象とした実験研究
に対応した人間総合科学 心身健康科学研究所が併設されています。研
究の実現性の審査を経て利用することができます。
また、秋葉原に東京サテライトが開設されています。通常はスクーリング
(対面式授業)個別面接指導や研究経過の中間発表会などに利用され
ていますが、学修の場として東京サテライトの利用も可能です。
16
通信制の特徴
∼ インターネット and 対面指導 ∼
学生ポータルサイト
「UHAS @ Myキャンパス」
インターネット上に自分専用の画面を用意
入学すると院生ごとにカスタマイズされた“自分専用の画面”が
インターネット上に用意されます。このUHAS @ Myキャンパスの
中で、大学院生は各種連絡事項、レポート提出、質疑応答、
添削指導、研究指導などを自宅にいながら受けることが可能
です。常にこの画面を確認することで、重要な情報をタイムリー
に入 手できるため、効 率 的に学 修を進めることができます。
UHAS @ Myキャンパスは、大学院では学修フィールドの中心
履修・成績状況画面
に位置づけられています。
教員を身近に感じながら自宅学修
UHAS @ Myキャンパスの中には掲示板機能もあり、教員に
直接質問や相談ができる「先生への質問」コーナーや、教員
および学生同士で書込み・閲覧できる「ディスカッションルーム」も
ディスカッションルーム
用意されています。通信制ですが、独学の不安や寂しさはあり
ません。24 時間アクセス可能で自分の都合に合わせて、教員の
アドバイスを受けながら学修や研究を進めていくことができます。
TV会議システム
研究指導での利用
「学生ポータルサイトシステム」と相補的に、院生の研究指導に
「TV会議」システムを活用しています。大学院では、教員と院
ファイル共有
生が直接顔を合わせる面接指導を定期的に義務付けていま
すが、この機会とは別に、研究指導において研究資料等を参
照しながらの直接対話が有効な場合には、TV会議システム
アプリケーション共有
ウェブ共有
を使用しています。図表や統計データ等を検討しながらの指
導や、学会発表などの予行演習等の文字では伝えることが困
難な指導に活用されています。
セミナー形式をとる科目での利用
TV会議システムは、図表やデータなどを検討しながらのディス
カッションや指導が可能であるため、博士後期課程ではセミナー
形式の科目にも導入しています。院生や教員は、インターネット
環境が整った自宅や職場から、定められた日時にTV会議に参
加します。セミナーでは、国内外の論文を題材にした最新のト
ピックを扱い、院生が事前に準備したレジュメやスライド資料を
閲覧しながら、教員と院生を交えたプレゼンテーションとディス
カッションを行います。研究遂行に必要となる論文読解能力、問
題発見能力、プレゼンテーション能力の指導に役立てています。
17
図書館・オンライン図書館の利用
研究・学修していく中で出会ったさまざまな「疑問」や
「発見」に応え、あなたを深遠な学問の世界へ誘うの
が 図 書 館です。本 学 図 書 館は、電 子 図 書および学
術雑誌データベースも整備しております(電子図書約
4,200 冊、閲 覧 可 能な和・洋・電 子ジャーナル数は
924 誌)。他に ProQuest、医中誌で文献検索が可能
であり、院生はそれらを自宅からインターネットを通じて
24 時間利用可能で、働きながら学修・研究を推進し
ていくことが可能なシステムとなっています。
対面指導の重視
Medical Online
Pro Quest Health & Medical Complete
e-ラーニングの導入やインターネット上の仮想キャンパ
スも充実した通信制ですが、本学では直接顔を合わ
せての対面指導による研究指導も重視しております。
研究計画の立案から学位論文の作成まで、きめ細や
かな指導を受けることができます。
教材『心身健康科学シリーズ』
これまでの心身健康科学の研究成果として「心身健康
科学シリーズ Knowledge for well-being」が発刊され
ています。心身相関の視点から、現代の健康問題の解
決を目指し、人間の全体像への「知」の総合を追求す
る、まったく新しい科学教育叢書です(全 8 巻 久住眞理
監修)。本専攻の教科書としても使用されています。
全8巻
① 心身健康科学概論
②ストレスと健康
③ 心身医学
④ 行動科学概論
⑤ 生命科学概論
⑥ 生命倫理学
⑦人体の構造と働き
⑧文明科学概論
<全国の書店で購入できます>
Health Sciences of Mind and Body
新たに英語版を加えて、日本で
生まれた新しい学問を世界にも
発信していきます。
アクセス便利な東京サテライト
都心のターミナル駅である秋葉原駅から徒歩 1 分のク
ロス・フィールドにある東京サテライトでは、スクーリング
が開催されるほか、本学のイベントホール、ITを活用
したシステムの研究・学修の場として社会に解放さ
れた未来型キャンパスです。大学院では心身健康科学
における研究深化の視点を養うため、必修科目及び
選択科目の一部でスクーリング(対面式授業)が設置
されています。スクーリングは週末に開催されるため、
忙しい社会人の方も無理なく受講することが可能です。
18
教員紹介
∼ 多彩な研究分野を任う教員が一丸となってあなたをバックアップします∼
Message
よりよく生きる知恵“Knowledge for well-being”の創出
本大学院の心身健康科学は、本学の建学の精神にある「人は、心と身体が相関しており、社会的生き物で
ある」という理念を科学的、統合的に実証する新しい学問領域です。そこでは、心身の健康についての高度
な知見や先端の情報を系統立てて心身の諸問題に関しての教育・研究活動を行い、さらに社会的・文化的
な視点も踏まえ、心身相関における体系的な統合理論の構築を目指しています。
心身健康科学の究極の目的は、現代社会で解明されている諸科学の成果(合理的科学的思考)と、人間
ひとりひとりの思い(意思)を融合させ、個人にとっても社会に対してもよりよき未来を創り出すことにあります。
そして心身健康科学の成果のひとつひとつが、私たちの未来を創る「よりよく生きるための知恵(Knowledge
for well-being)
」として広く社会に活かされていくのです。
そこで本大学院では、物質からこころの時代といわれる現代社会を生きるために必要な「生きる力」として
学校法人 早稲田医療学園 理事長
人間総合科学大学 学長
久住 眞理
Mari Kusumi
医学博士 臨床心理学修士
の、洞察力や探求力、問題解決能力、創造力などを養うとともに、心身健康科学の高度で専門的な知見と研
究能力を備えた研究者、および人々の「健康」や「生命」に関わる職業分野で指導者として活躍する人材を
養成します。
Prof ile
人間総合科学大学鍼灸医療専門学校 学校長。1993 年に早稲田医療技術専門学校を設立、2000 年に人間総合科学大学を創設。
主な著書に「新時代の“学び”考」、
『Health Sciences of Mind and Body』
(HSMB Press)、
「CLINICAL ACUPUNCTURE」、
本学発刊の「心身健康科学シリーズ」ほか
通信制だからこそ充実した学修環境を可能にする
人間の知的欲求は年齢に関係なく存在しています。本学大学院は、皆さんの高度な知的欲求に答える
ことができる心身健康科学に関する教育・研究システムが整備されています。
通信制とはいえ常に教員の充実した指導と職員の適切なアドバイスによって充足した大学院生活を
過ごすことができます。これによって皆さんはグローバル化した現代社会に対応できる精神的な、そして肉
体的な健康と文化に関する学識と研究能力を修得することができるでしょう。
人間総合科学大学 副学長
人間総合科学研究科 研究科長
心身健康科学専攻 専攻長
青木 清
Kiyoshi Aoki
Profile
担当科目:
「心身健康科学特殊講義」
「心身健康科学特殊演習」
「行動科学特殊講義」
「生命倫理特殊講義」
「心身健康科学特論Ⅰ」
「生命倫理特講」
「心身健康科学特別研究指導」
「心身健康科学研究」
主な経歴:上智大学理工学部教授、同大生命科学研究所所長、同大名誉教授、ローマ法王庁生命アカデミー会員、日本生命倫理学会長
主な著書:
『動物行動の謎−脳のしくみを発見する』
(NHKブックス)、
『Health Sciences of Mind and Body』
(HSMB Press)ほか
学術顧問
Profile
主な経歴
筒井 末春
東邦大学教授、同大名誉教授
『うつと自殺』
(集英社新書)
/『職場におけるメンタルヘルスと心身医療』
(監修、新興医学出版社)
/『Health Sciences of Mind and Body』
(HSMB Press)
東京大学医学部脳研究所助手、カリフォルニア大学(UCLA)脳研究所、
順天堂大学医学部教授、同大名誉教授
『ここまでわかった!女の脳、男の脳』
(講談社)/『脳とニューロンの科学』
(裳華社)/『脳の性差−男と女の心をさぐる』
(共立出版)/『Health
Sciences of Mind and Body』
(HSMB Press)
筑波技術短期大学視覚部鍼灸学科教授
『人体の構造と機能』
(共著、医歯薬出版)/『ストレスのしくみと積極的
対 応』
(共 著、藤 田 企 画 出 版)/『生 理 学』
(共 著、医 歯 薬 出 版)/
『Health Sciences of Mind and Body』
(HSMB Press)
Sueharu Tsutsui
新井 康允
Yasumasa Arai
佐藤 優子
Yuko Sato
19
主な著書
大学院担当教員
Profile
鍵谷 方子
Fusako Kagitani
久住 武
Takeshi Kusumi
小岩 信義
Nobuyoshi Koiwa
河野 慶三
Keizo Kono
担当科目
主な経歴
主な著書
「心身機能観察特講Ⅱ」
「ライフサイクルと健康特講」
「心身健康科学特別研究指導」
「心身健康科学研究」
東京都老人総合研究所非常勤研究員、お茶の水女
「心身健康科学特殊講義」
「心身健康科学特論Ⅲ」
「心身機能観察特講Ⅰ」
「心身健康科学特別研究指導」
「心身健康科学研究」
昭和大学病院耳鼻咽喉科兼担助手、昭和大学医学
部リハビリテーション医学診療科特任講師、人間総
合科学大学鍼灸医療専門学校非常勤講師、人間総
合科学心身健康科学研究所副所長
『人体の構造と働き』
(共著、人間総合科学大学)/『心身健康科学
概論』
(共著、人間総合科学大学)/『ストレスと健康』
(共著、人間総
合科学大学)/『現代の養生訓』
(人間総合科学大学)/『Health
Sciences of Mind and Body』
(HSMB Press)
昭和大学医学部第二生理学教室兼任講師、人間総
『ストレスと健康』
(共著、人間総合科学大学)/『コンフォートタッチ』
「心身健康科学特論Ⅲ」
「心身機能観察特講Ⅰ
・Ⅱ」
「心身健康科学特別研究指導」
「心身健康科学研究」
「心身健康科学特別研究指導」
「心身健康科学研究」
子大学大学院助手、筑波技術短期大学非常勤講
師、筑波大学理療科教員養成施設非常勤講師
『人体の構造と生理機能』
(共著、医歯薬出版)/『コンパクト生理
学』
(共訳、医学書院)
合科学大学 鍼灸医療専門学校講師、人間総合科
(共 訳、医 道 の 日 本)/『Health Sciences of Mind and Body』
学 心身健康科学研究所 主任研究員
(HSMB Press)
河野慶三産業医事務所、富士ゼロックス(株)All-FX
統括産業医、自治医科大学衛生学助教授、産業医科
大学産業生態科学研究所助教授、労働省主任中央
じん肺診査医、熊本県公害部首席医療審議員
『産業カウンセリングの新たな拡がり』
(編著、ナカニシヤ出版、印刷
中)、
『企業活動としての産業保健』
(分担執筆、法研、2009)、
『働く
人のうつ病』
(分担執筆、中山書店、2009)、
『産業保健マニュアル』
(分担執筆、中山書店、2008)
『アスリートのための栄養・食事ガイド(第2版)』
(編著、第一出版)
『老化』
(共著、山海堂)/『看護のための最新医学講座17、老人医
小林 修平
「健康栄養学特殊講義」
Shuhei Kobayashi
「心身健康科学研究」
国立健康・栄養研究所所長、和洋女子大学家政学部健康
栄養学科学科長、政府審議会(公衆衛生審議会等)委員、
管理栄養士国家試験委員、国際栄養科学連合理事、日本
国際生命科学研究機構副理事長、日本食育協会理事長
近藤 昊
「長寿科学特講」
東京都老人総合研究所主任研究員、埼玉大学理学
「心身健康科学特別研究指導」
部・お茶の水女子大学生活科学部・麻布大学環境
Hiroshi Kondo
「心身健康科学研究」
保健学部非常勤講師
(HSMB Press)
柴田 博
「心身健康科学特別研究指導」
東京大学医学部第四内科医員、東京都老人総合研
『中高年健康常識を疑う』
(講談社)/『生涯現役スーパー老人の秘
究所副所長、桜美林大学大学院教授、日本応用老
密』
(技術評論社)/『ここがおかしい日本人の栄養の常識』
(技術
年学会理事長
評論社)
Hiroshi Shibata
「心身健康科学特別研究指導」
「心身健康科学研究」
島田 凉子
「精神分析特講」
Ryoko Shimada
「心身健康科学研究」
庄子 和夫
「健康文化論特講」
日本大学理工学部助手、日本大学理工学部専任講
「心身健康科学特別研究指導」
師、ローマ大学留学、
ヴェローナ大学医学部特別研
Kazuo Shoji
「心身健康科学研究」
究員
鈴木 はる江
Harue Suzuki
大東 俊一
Shunichi Daito
「心身健康科学特別研究指導」
「心身健康科学特論Ⅰ」
「ストレス学特講」
「ライフサイクルと健康特講」
「心身健康科学特別研究指導」
「心身健康科学研究」
「生命哲学特殊講義」
「健康文化論特講」
「比較文化特講」
「心身健康科学特別研究指導」
「心身健康科学研究」
中野 博子
「発達心理学特講」
Hiroko Nakano
「心身健康科学研究」
林 治
「心身健康科学特別研究指導」
Shinji Hayashi
「心身健康科学特別研究指導」
「心身健康科学研究」
東京都老人総合研究所研究員、帝京大学医学部非
常勤講師、筑波技術短期大学非常勤講師
法政大学非常勤講師、専修大学非常勤講師、拓殖
大学非常勤講師
東京女子大学文理学部非常勤講師、東邦大学医学
部非常勤講師、臨床心理士
UCLA脳研究所研究員、国立がんセンター研究所内分泌生
理研究室長、
(財)東京都神経科学総合研究所部長、横浜
市立大学理学部機能科学科教授、同大学大学院総合理学
研究科教授、特定非営利活動法人海辺つくり研究会理事
Koichiro Fujita
「心身健康科学特別研究指導」
丸井 英二
「健康科学・疫学特講」
Eiji Marui
「心身健康科学特別研究指導」
矢吹 弘子
「心身医学特講」
東邦大学心身医学講座助手、米国メニンガー精神
医学校国際研修生、総合病院心療内科医長を経て
心理療法室主宰、日本心身医学会代議員、日本スト
レス学会評議員、日本心身医学会専門医
吉田 浩子
「行動科学特殊講義」
上野動物園動物解説員、上智大学生命科学研究
「心身健康科学特別研究指導」
所助手、川崎医療福祉大学医療福祉学部教授、同
Hiroko Yoshida
「心身健康科学研究」
大学院医療福祉学専攻教授
Hiroko Yabuki
療』
(共著、中山書店)/『Health Sciences of Mind and Body』
著、新興医学出版社)/『フロイト全著作解説』
(共訳、人文書院)
/『交流分析』
(共訳、日本評論社)
「健康衛生環境論特殊講義」
「健康増進科学特殊講義」
Mind and Body』
(HSMB Press)
『日常臨床語辞典』
(共著、誠信書房)/『心身症と心理療法』
(共
東邦大学医学部心身医学講座客員講師
藤田 紘一郎
「心身免疫学特講」
/『栄養と運動と休養』
(共編著、光生館)/『Health Sciences of
金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医
科歯科大学教授、同大学名誉教授
東京大学医学部疫学教室助手、東京大学医学部国際交流室講師、ハー
バード大学公衆衛生大学院研究員(国際保健学)、東京大学留学生セン
ター教授(医学系研究科国際保健学専攻併任)、国立国際医療センター研
究所・地域保健医療研究部・部長、順天堂大学医学部公衆衛生学・教授
『物質応用化学基礎と演習』
(共著、培風館)
『心身健康科学概論』
(共著、人間総合科学大学)/『ストレスと健
康』
(共著、人間総合科学大学)/『全面改訂・自律神経の基礎と
臨 床』
(共 著、医 薬ジャーナル 社)/『Health Sciences of Mind
and Body』
(HSMB Press)
『九鬼周造と日本文化論』
(梓出版社)/『ラフカディオ・ハーンの思
想と文学』
(彩流社)/『日本人の他界観の構造』
(彩流社)
『医療心理学』
(共著、中山書店)/『心身症と心理療法』
(共著、新
興医学出版社)/『標準音楽療法入門 理論編』
(共著、春秋社)
『理科年表』
(監修、国立天文台編、丸善発行)生物部および環境
部(環境編)1991年以降2006年まで毎年
『「不 老」の 免 疫 学』
(講 談 社)/『水 の 健 康 学』
(新 潮 選 書)/
『ウッふん』
(講談社)/『こころの免疫学』
(新潮選書)/『腸を整え
れ ば 心 も 身 体 も 必 ず 元 気 になる』
(日 本 文 芸 社)/「Health
Sciences of Mind and Body」
(HSMB Press)
『簡略衛生公衆衛生』
(南山堂)、
『医療人類学』
(大修館書店)、
『国際保健/ 看護』
(弘文堂)、
『疫学/ 保健統計学』
(メジカルフレン
ド社)、
『飢餓』
(ドメス出版)、
『医学と社会の歴史』
(朝倉書店)
『心身症と心理療法』
(編著・新興医学出版社)/『看護のための
最新医学講座第34巻医療人間学』
(共著、中山書店)
『サルの福祉』
(翻訳、昭和堂)
※担当科目、
教員は2012年4月現在のものです。
20
心身健康科学を探究する早稲田医療学園の
本専攻では、本学に設置されている
「人間総合科学 心身健康科学研究
所」や、
「日本 心身健 康 科 学 会」と
連携して心身健康科学の構築・発
人間総合科学大学大学院
人間総合科学研究科
人間総合科学
心身健康科学研究所
心身健康科学
の開拓
展に力を注いでいます。大学院生は
心身健康科学専攻 修士課程
日本心身
健康科学会
心身健康科学の
発展・普及
心身健康科学専攻 博士後期課程
心身相関の理解・研究
研究成果の発表を通じて心身健康
健康栄養科学専攻 修士課程
科学の普及における中心的役割を
担っています。
人間総合科学大学
こころ・からだ・文化
人間の理解
東洋医療鍼灸学科
Network
こころとからだの
健康づくり
人間科学部
人間総合科学大学
鍼灸医療専門学校
早稲田医療技術
専門学校
心身健康
アドバイザー
人間総合科学大学
保健医療学部
人々の健康と幸福を
支援する人材の育成
保健学科
海外学術提携校
●カリフォルニア州立大学ロングビーチ校(アメリカ)
●南カリフォルニア健康科学大学(アメリカ)
●ブラパー大学(タイ)
人間総合科学 心身健康科学研究所
こころとからだの有機的関連性を
客観的・学術的に統合し、
新たに心身健康科学を創出します
本研究所では心身健康科学の先端的な研究を行い、学会などを通して国内外に
向けた情報発信を行うとともに、心身健康科学の教育について、授業の実施や
カリキュラム編成などにも関与しています。心身相関の科学、心身健康科学の学問
発展に、今後重要となる国内拠点です。今後は大学院教育との連携や日本心身
健康科学会との共同研究などにも努めながら、実験的研究によって心身相関を
科学的に解明しつつ、地域や職場、学校、家庭のフィールドの調査研究、関連
情報の整理などを積極的に行い、研究領域の拡充を図ることによって、幅広い
心身健康科学の研究領域に対応しています。
心 身 相 関 の 科 学を研 究 する
心身相関に関わる様々な研究が進められています。
主な研究テーマは、人のストレス反応の解明です。生体(ヒト)にストレス刺激
(痛みや刺激や精神的作業、重力負荷など)を加えた場合に起こる心拍数・血圧・
皮膚血流・発汗などの自律神経を介した反応や、脊髄の運動神経の興奮性の
変化などを計測・分析してストレス刺激に伴う生体反応観察を行っています。また、
ストレス反応を統合する中枢神経として、脳機能にも注目しています。私たちが日々
のストレス状況で体験する不安や不快といったネガティブな感情はもちろんのこと、
心地よさや、達成感などのポジティブな精神活動もストレスと深く関係しています。
研究所では、非侵襲的脳機能イメージング法を用いて、ストレス刺激や「こころ」
の変化と関連する脳活動を解明することに取り組んでいます。さらに自律神経や
運動神経を介した身体反応が、情動や認知、意志決定などの「こころ」にどの
ように影響するのかの検討も進めています。
21
現在進められている代表的な研究はストレス(刺激)と生体
反応です。
全体像
日本心身健康科学会
http:// www. jshas.human. ac. jp/
「日本 心身 健 康 科 学 会」は、2005 年 2月に設 立されました。
現在まで 13 回の学術集会を開催し、通巻 8 巻 1 号までの学会
誌「心身健康科学」を発刊しています。学会員は約730名が所
属し(2011 年 8月現在)、人間総合科学大学の学部や大学院の
教員、在学生、卒業生、修了生を中心として、学外の研究者の
会員も年を追うごとに増えています。
心身健康科学の核となる「心身相関の科学」を追究するととも
に、健康づくりへの科学的な展開と応用について、研究、教育、
学会誌
学 術 集 会および 総 会は年 間 2 回 開 催さ
れ、毎回のテーマに沿った分野に関わる
研究発表が行われます。
知識の交換を行うことを目的としています。
また、本学在学生や卒業生・修了生にとっては、大学や大学院
で学んだ学識を、さらに深化させる機会となっています。同時に
自らの研究発表の有用な実践の場として、活発な学会活動が
繰り広げられています。さらに、学会の大きな事業として、
「心
身健康アドバイザー」の養成および 称号認定があげられます。
一般講演から特別講演・ポスター発表まで、多彩な内容を企画しています。
心 身 健 康 アド バ イ ザ ーとは
心身健康アドバイザーは「日本心身健康科学会」が指定する
所定のカリキュラムを取得し、認定試験に合格することで得られる
学会の称号認定制度です。既に293 名の方がこの称号を取得
しています。
複雑な現代社会に生きる私たちは、人間関係や生活環境から
くる様々なストレスにさらされています。その結果、生活習慣病や
<心身健康アドバイザー特講>
平成23年5月14日
(土)
・15日
(日)に「第6回心身健康アドバイザー
特講」が開催されました。
9名の講師による2日間の講義により、心
身両面からの健康づくりのアドバイスを行うための知識をさらに深化
させました。最終時限には認定試験が実施され、合格者に「心身健
康アドバイザー」の称号が認定されました。
不安障害、
うつなどが増加しています。心身健康アドバイザーは、
心理的、身体的ストレスに苦しむ現代人に対して、
「こころ」と
「からだ」の相関関係をふまえ、文化的・社会的な見地から適切
なアドバイスを行うことで、生活者が真の健康を取り戻し、豊かな
人間関係を形成し、充実した社会生活が送れるようになることを
目指しています。
新たな発見に出会える
「サイエンスカフェ」随時開催中
現代社会に役立つ
「生涯学習特別講義」
若い研究者や社会で活躍する人たちが、心身健康科学のト
本学が持つ独自のネットワークを生かし、実社会で活躍する
ピックについて討論する場として「サイエンスカフェ」を開催。
人々をゲスト講師に迎え、講演やパネルディスカッションなどを行
現在までに9 回が開催され、気軽な雰囲気の中、人間総合科
う特別講義です。
「生きるとは」
「人間とは」という根源的なテー
学や心身健康科学に関して
マを最先端の科学で取り上
語り合うことで、新たな発見に
げることで、より現代社会に役
出会えることも。一般参加も
立つ「心身健康科学」を目指
可 能な自由参 加 型のディス
したユニークな特別プログラ
カッションが行えます。
ムです。
■人間総合科学大学は、私立大学初の通信制専門大学として2000年に開学しました。また、本学は「心身健康科学」を大学院の研究課程として設置した世界最初の大学です。
■本書の内容は、著作権法上の保護を受けています。著作権者および出版権者の文書による許諾を得ずに本書の内容の一部あるいは全部を無断で複写・複製・転載することは禁じられています。
■「Knowledge for well-being」
「UHAS」は学校法人早稲田医療学園の登録商標です。
22
本学のシンボルマーク
未 来を担う学 生たちに「優しさと誇りをもって、
悠 久の時を限りなく羽ばたき続けるしなやかさと
力強さ」を身につけてほしいという願いを込め
て、両 翼を広げた鶴を校 章にシンボライズして
います。
*詳しくは下記までお問い合わせください。
文部科学省認可 通信教育課程
大学院/人間総合科学研究科 心身健康科学専攻[通信制]/ 健康栄養科学専攻[通学制]
人間科学部/人間科学科[通信制]
・健康栄養学科[通学制]
保健医療学部/看護学科[通学制]
・リハビリテーション学科(理学療法学専攻・義肢装具学専攻)
[通学制]
〒339 - 8539 埼玉県さいたま市岩槻区馬込 1288
TEL.048 - 749 - 6111 FAX.048 - 749 - 6110 e-mail:[email protected]
http://www.human.ac.jp/
東 京 サ テ ラ イト
〒101- 0021 東京都千代田区外神田 1- 18 -13 秋葉原ダイビル 12F
TEL.03 - 5298 - 8111 FAX.03 - 3254 - 6111
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