視機能療法学科 - 国際医療福祉大学

平成 28 年度
授業計画(シラバス)集
専門基礎科目 専門科目
【視機能療法学科】
国際医療福祉大学
大田原キャンパス
目 次
視機能療法学科 カリキュラムポリシー・ディプロマポリシー、学年ごとの教育目標
カリキュラム概要
視機能療法学科 履修系統図
平成28年度 授業週間及び定期試験期間
<1学年>
専門教育科目-専門基礎
解剖学Ⅰ(運動器系、内臓器系)
解剖学Ⅱ(内臓器系、神経系)
生理学Ⅰ(植物性機能)
生理学Ⅱ(動物性機能)
視機能概論Ⅰ(基礎)
視機能概論Ⅱ(応用)
視器解剖病態学Ⅰ(基礎)
生理光学Ⅰ(基礎)
人間発達学
<2学年>
専門教育科目-専門基礎
社会福祉学実習
視器解剖病態学Ⅱ(応用)
視覚運動生理学
視能訓練学Ⅰ(基礎)
病理学
関係法規・医学概論
内科学Ⅰ(基礎)
内科学Ⅱ(臨床)
神経学Ⅰ(基礎)
神経学Ⅱ(臨床)
精神衛生
リハビリテーション医学
小児科学
老年学
神経心理学概論
薬理学
外科学
栄養学
保育
専門教育科目-専門
生理光学Ⅱ(応用)
生理光学Ⅲ(実践)
生理光学実習
視能障害学Ⅰ(基礎)
視能矯正学Ⅰ(基礎)
視能矯正学Ⅱ(応用)
視能矯正学Ⅲ(発展)
視能矯正学実習Ⅰ(基礎)
視能訓練学Ⅱ(応用)
小阪 淳、升本 宏平
小阪 淳
山下 勝幸
山下 勝幸
藤山 由紀子、内山 仁志、新井田 孝裕、四之宮 佑馬、
鈴木 賢治
内山 仁志、望月 浩志、原 直人、伊藤 美沙絵、
四之宮 佑馬、小町 祐子
内山 仁志、新井田 孝裕
四之宮 佑馬、原 直人
関森 英伸
須藤 昌寛、四之宮 佑馬
原 直人
原 直人
伊藤 美沙絵、藤山 由紀子
倉田 毅
北村 義浩
大塚 美恵子
大塚 美恵子
穴水 幸子
前田 真治
下泉 秀夫、沼崎 啓、郡司 勇冶、村瀬 真紀、渡辺 浩史
岩本 俊彦
穴水 幸子
岸 浩一郎
内田 克紀
門脇 弘子
石井 敬子、鈴木 賢治、三田 理恵
四之宮 佑馬、原 直人
四之宮 佑馬、鈴木 賢治
四之宮 佑馬、望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、
伊藤 美沙絵、鈴木 賢治
新井田 孝裕
新井田 孝裕
新井田 孝裕
新井田 孝裕
伊藤 美沙絵、望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、
四之宮 佑馬、鈴木 賢治
藤山 由紀子、伊藤 美沙絵
1
2
4
8
11
13
15
17
18
19
20
21
23
24
25
27
28
29
30
32
33
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
49
50
51
53
54
55
56
58
60
<3学年>
専門教育科目-専門基礎
保育実習
専門教育科目-専門
視覚臨床生理学
視覚臨床生理学実習
生理光学Ⅱ(臨床)
生理光学Ⅱ実習
生理光学Ⅲ(応用)
視能障害学Ⅱ(応用)
神経眼科学Ⅰ(基礎)
神経眼科学Ⅰ実習
神経眼科学Ⅱ(応用)
基礎視能矯正学実習Ⅱ(応用)
視能検査学Ⅰ(基礎)
視能検査学Ⅰ実習
視能検査学Ⅱ(応用)
視能訓練学Ⅱ(応用)
臨地実習Ⅰ(基本)
ロービジョン医学
ロービジョン医学実習
三田 理恵、鈴木 賢治、石井 敬子
新井田 孝裕、望月 浩志
鈴木 賢治、望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、
原 直人、伊藤 美沙絵、新井田 孝裕、四之宮 佑馬
四之宮 佑馬、原 直人、鈴木 賢治
四之宮 佑馬、望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、
伊藤 美沙絵、鈴木 賢治
魚里 博
原 直人
新井田 孝裕
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、原 直人、
四之宮 佑馬、鈴木 賢治、小町 祐子
早川 友恵、内山 仁志、室井 健三
伊藤 美沙絵、望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、
四之宮 佑馬、鈴木 賢治
吉田 寛、望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、
新井田 孝裕
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、伊藤 美沙絵、
四之宮 佑馬、鈴木 賢治
原 直人、望月 浩志、内山 仁志、新井田 孝裕
藤山 由紀子、内山 仁志
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、原 直人、
伊藤 美沙絵、新井田 孝裕、四之宮 佑馬、鈴木 賢治
内山 仁志、望月 浩志、新井田 孝裕
内山 仁志、松永 千惠子、望月 浩志、原 直人、
新井田 孝裕、須藤 昌寛
<4学年>
専門教育科目-専門
視能検査学Ⅱ実習
視能訓練学Ⅲ(発展)
臨地実習Ⅱ(応用)
卒業研究
63
65
67
69
71
73
75
76
77
78
80
81
83
85
87
88
90
92
93
95
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、伊藤 美沙絵、
四之宮 佑馬、鈴木 賢治
藤山 由紀子、望月 浩志、内山 仁志、原 直人、
伊藤 美沙絵、新井田 孝裕、四之宮 佑馬、向野 和雄、
鈴木 賢治
伊藤 美沙絵、望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、
原 直人、新井田 孝裕、四之宮 佑馬、鈴木 賢治
新井田 孝裕、望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、
原 直人、伊藤 美沙絵、四之宮 佑馬
97
99
101
103
国際医療福祉大学 保健医療学部 視機能療法学科
カリキュラムポリシー
①
視能訓練士として、探究心と科学的洞察力を育成する。
②
幅広い最新の知識を身につけ国際性豊かな人材を育成する。
③
全人的視点を有しチームケアを実践できる人材を育成する。
④
即戦力を有したプロフェッショナルを育成する。
⑤
多様な学生に即した教育を行い、専門性の高い人材を育成する。
ディプロマポリシー
① 自ら目標や課題を明確にして学習を進めていくことができる。
② 基礎医学理論をもとに知識を臨床に応用することができる。
③
的確な状況判断と正確な技能を履行できる。
学年ごとの教育目標
1学年:
① 人文・社会・科学一般の広い知見を学び、多様な視野を持つことができる。
② 医療職に必要な教養を身につけることができる。
③ 多様な教養科目の学習により、幅広い視野を持つことができる。
2学年:
① 視覚に関する基本的な知識を身につけることができる。
② 幅広い基礎的知識をもとにした専門的視点を身につけることができる。
3学年:
① 専門基礎知識をもとに臨床に必要な技術を学びながら、自らの問題点を見出し体系的に理
解することができる。
② 専門基礎知識をより実践に応用し、かつ高度な技能を身につけることができる。
4学年:
① 自職種分野を基点に全人的に問題を捉える視点を持ち、他分野と連携しながら必要な支援
を見出していくことができる。
② 常に自己分析を行い、自分を正しく知る姿勢をもち、他者に対しても自己開示することで
信頼関係を構築することができる。
③ 国内外の研究成果を知ることで専門的知識の幅を広げ、探究心の下、研究を推し進めてい
くことができる。
④ 実践的な知識および技能を、臨床に応用することができる。
-1-
視機能療法学科 カリキュラム概要
【1年次】
豊かな教養を身につけ、今後必要となる基礎知識を修得します。総合教育科目の中で外国語や人文・
社会科学を学び、幅広い教養を身につけるとともに、専門教育科目で解剖・生理学や社会福祉学などの
基礎知識を学びます。総合教育科目の中で、心理学、統計学、数学、物理学については視機能療法の専
門教育の中で基礎知識として重要であるため必修科目となっています。後期には人間の認知や社会性の
発達過程を学ぶ人間発達学を履修します。また視能訓練士の専門意識を早くから高める目的で専門基礎
科目である生理光学Ⅰ(基礎)、視器解剖病態学Ⅰ(基礎)を履修します。視器解剖病態学Ⅰ(基礎)では実
際の眼の構造を理解するために豚眼を用いた解剖実習を行います。
【2年次】
医学の各分野についての基礎知識とともに、視能訓練士にとって基礎となる知識や技術、検査法につ
いて視能矯正学Ⅰ(基礎)/Ⅱ(応用)/Ⅲ(発展)、視能訓練学Ⅰ(基礎)/Ⅱ(応用)、生理光学Ⅱ(応用)/Ⅲ(実
践)で学びます。視機能障害を来たす疾患の病態生理について視能障害学Ⅰ(基礎)、視器解剖病態学Ⅱ(応
用)で学習します。これらの科目を通じて多岐にわたる視機能のメカニズムや光学理論、視力、視野、斜
視検査法などについて学び、視能訓練士の役割を理解します。障害を持つ人々や高齢者と社会福祉との
関わりやリハビリテーション職種としての理解を深めるための社会福祉学実習が夏休み期間を利用して
大学関連施設で5日間実施されます。さらに視能訓練では小さな子供が主な対象となりますので、保育
学も履修します。
【3年次】
視能訓練士にとって必要な、高度な技術や疾患の鑑別法・治療法を学びます。視能検査学Ⅰ(基礎)や
視能訓練学Ⅱ(応用)では斜視、弱視の病態や検査手技、鑑別および治療法について深く掘り下げて学び、
眼科検査機器の原理や特性、実際の操作法を修得するとともに、検査法の意義、検査の信頼性、治療と
の結びつきを常に考えながら理解を深めます。また後期には、脳機能学や総合的・実践的思考力を必要
とする臨床データの読み方を学ぶ神経眼科学Ⅱ(応用)が組まれています。神経眼科学Ⅰ実習・視覚臨床
生理学実習ではデ−タの解析や生理機能の考察を通じて思考力・洞察力を養い、3年次後半からの卒業研
究に備えます。臨地実習Ⅰ(基本)では幅広い年齢層に対応するコミュニケーション能力とともに実践的
な検査技術を身につけます。実習記録の書き方、カルテの読み方や接遇などを学んだ後、国立障害者リ
ハビリテーションセンターをはじめとする複数の学外施設での見学、接遇実習や視機能評価を通じて、
学内実習の成果を実践的に応用展開し、4年次の臨地実習Ⅱ(応用)の基礎となる知識と技術を身につけ
ます。この他に乳幼児との積極的な関わり方や乳幼児の発達援助を考慮に入れた集団保育の実際を学ぶ
ため、夏休み期間を利用して10日間にわたり保育実習が実施されます。さらに視覚障害者への具体的
な支援方法やガイドヘルプについて学ぶロービジョン医学実習にて同行援護従業者の資格を取得します。
【4年次】
臨地実習Ⅱ(応用)では視能訓練士として必要な臨床での知識・技能を体得します。全国の病院や眼科
施設で実際に患者さんに接する臨地実習を前期、中期、後期のうち2回、各6週間にわたって行い、眼
科医療チームの一員としての基本姿勢を学びます。また指導教員の呈示したテーマについてグループ別
に卒業研究に取り組み、研究のプロセスを十分に学び、学会形式の卒業研究発表会を12月に行います。
国家試験対策として年4回の模擬試験や、年間を通して各教員による集中講義も行われます。
-2-
視機能療法学科 履修系統図(平成26年度入学生まで)
カリキュラムポリシー
①視能訓練士として、探究心と科学的洞察力を育成する。
②幅広い最新の知識を身につけ国際性豊かな人材を育成する。
③全人的視点を有しチームケアを実践できる人材を育成する。
④即戦力を有したプロフェッショナルを育成する。
⑤多様な学生に即した教育を行い、専門性の高い人材を育成する。
1年次
前期
2年次
後期
前期
救急医学
専
門
基
礎
/
学
部
共
通
後期
臨床心理学概論
微生物と病気
看護論
ケアマネジメント論
ケースワーク論
医療管理学
医療情報学概論
公衆衛生学
保健医療福祉制度論
社会福祉学
福祉援助工学概論
リハビリテーション概論
関連職種連携論
社会福祉学実習(集中)
リハビリテーション医学
関係法規・医学概論
人間発達学
保育
精神衛生
専
門
基
礎
神経心理学概論
薬理学
小児病学
病理学
栄養学(前半)
解剖学
解剖学
内科学
内科学
生理学
生理学
神経内科学
神経内科学
老年学
外科学(後半)
視機能概論
視機能概論
生理光学Ⅰ(基礎)
視器病態生理学Ⅰ(基礎)
生理光学Ⅰ(基礎)(後期前半)
視能障害学Ⅰ(基礎)
視器病態生理学Ⅱ(応用)
視覚生理学
視能訓練学Ⅰ(基礎)
視能訓練学Ⅰ(基礎)
基礎視能矯正学
基礎視能矯正学
基礎視能矯正学実習Ⅰ(基礎)
:
必修科目
:
選択科目
-4-
ディプロマポリシー
①自ら目標や課題を明確にして学習を進めていくことができる。
②基礎医学理論をもとに知識を臨床に応用することができる。
③的確な状況判断と正確な技能を履行できる。
3年次
前期
4年次
後期
前期
関連職種連携実習
関連職種連携ワーク
保育実習
後期
臨地実習Ⅰ(基本)へ
生理光学Ⅱ(臨床)
生理光学Ⅱ(臨床)(後期前半)
生理光学Ⅱ実習
生理光学Ⅲ(応用)(変則])
視能障害学Ⅱ(応用)
神経眼科学Ⅰ(基礎)
神経眼科学Ⅱ(応用)
神経眼科学Ⅰ実習
視覚臨床生理学
視覚臨床生理学実習
視能訓練学Ⅱ(応用)
視能訓練学Ⅱ(応用)
視能検査学Ⅰ(基礎)
視能検査学Ⅰ(基礎)
視能訓練学Ⅲ(発展)
視能訓練学Ⅲ(発展)
視能検査学Ⅰ実習
視能検査学Ⅱ実習
視能検査学Ⅱ実習
臨地実習Ⅰ(基本)
臨地実習Ⅱ(応用)
臨地実習Ⅱ(応用)
卒業研究
卒業研究
視能検査学Ⅱ(応用)
視能検査学Ⅰ実習
基礎視能矯正学実習Ⅱ(応用)
臨地実習Ⅰ(基本)
ロービジョン医学
ロービジョン医学実習
-5-
視機能療法学科 履修系統図(平成27年度入学生から)
カリキュラムポリシー
①
②
③
④
⑤
視能訓練士として、探究心と科学的洞察力を育成する。
幅広い最新の知識を身につけ国際性豊かな人材を育成する。
全人的視点を有しチームケアを実践できる人材を育成する。
即戦力を有したプロフェッショナルを育成する。
多様な学生に即した教育を行い、専門性の高い人材を育成する。
1年次
2年次
前期
後期
前期
救急医学
専
門
基
礎
/
学
部
共
通
後期
臨床心理学概論
微生物と病気
看護論
ケアマネジメント論
ケースワーク論
医療管理学
医療情報学概論
公衆衛生学
保健医療福祉制度論
社会福祉学
福祉援助工学概論
リハビリテーション概論
関連職種連携論
社会福祉学実習(集中)
リハビリテーション医学
関係法規・医学概論
人間発達学
保育
精神衛生
専
門
基
礎
神経心理学概論
薬理学
小児科学
病理学
栄養学(前半)
解剖学Ⅰ(運動器系、内臓器系)
解剖学Ⅱ(内臓器系、神経系)
内科学Ⅰ(基礎)
内科学Ⅱ(応用)
生理学Ⅰ(植物性機能)
生理学Ⅱ(動物性機能)
神経学Ⅰ(基礎)
神経学Ⅱ(臨床)
老年学
外科学(後半)
視機能概論Ⅰ(基礎)
視機能概論Ⅱ(応用)
生理光学Ⅰ(基礎) ※
生理光学Ⅱ(応用)
生理光学Ⅲ(実践)
生理光学実習
生理光学Ⅱ実習
視器病態生理学Ⅰ(基礎) ※
視能障害学Ⅰ(基礎)
視器病態生理学Ⅱ(応用) ※
視覚運動生理学 ※
視能訓練学Ⅰ(基礎) ※
視能訓練学Ⅱ(応用)
視能矯正学Ⅰ(基礎)
視能矯正学Ⅲ(発展)
視能矯正学Ⅱ(応用)
視能矯正学実習Ⅰ(基礎)
:
必修科目
:
選択科目
※ は 専門基礎科目
-6-
視能矯正学実習Ⅰ(基礎)
ディプロマポリシー
① 自ら目標や課題を明確にして学習を進めていくことができる。
② 基礎医学理論をもとに知識を臨床に応用することができる。
③ 的確な状況判断と正確な技能を履行できる。
3年次
前期
4年次
後期
前期
関連職種連携実習
関連職種連携ワーク
保育実習
後期
臨地実習Ⅰ(基本)へ
生理光学Ⅳ(発展)[変則]
視能障害学Ⅱ(応用)
神経眼科学Ⅰ(基礎)
神経眼科学Ⅱ(応用)
神経眼科学実習
視覚臨床生理学
視覚臨床生理学実習
視能訓練学Ⅲ(実践)
視能訓練学Ⅳ(臨床)
視能検査学Ⅰ(基礎)
視能検査学Ⅱ(応用)
視能訓練学Ⅴ(発展)
視能訓練学Ⅴ(発展)
視能検査学実習Ⅰ(基礎)
視能検査学実習Ⅰ(基礎)
視能検査学実習Ⅱ(応用)
視能検査学実習Ⅱ(応用)
臨地実習Ⅰ(基本)
臨地実習Ⅱ(応用)
臨地実習Ⅱ(応用)
卒業研究
卒業研究
視能検査学Ⅲ(発展)
視能矯正学実習Ⅱ(応用)
臨地実習Ⅰ(基本)
視覚リハビリテーション
視覚リハビリテーション実習
総合演習Ⅰ [変則]
総合演習Ⅱ [変則]
-7-
平成28年度(学部・前期) 授業週間及び定期試験期間
大田原キャンパス
曜日
授業週間
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日
日曜日
3月28日
3月29日
3月30日
3月31日
4月1日
4月2日
4月3日
4月4日
4月5日
4月6日
4月7日
4月8日
4月9日
備考
入学式
第1週
4月11日
第2週
4月12日
4月13日
4月19日
4月20日
→→→→→→→→→→→→→→
②
②
②
4月25日
前
期
前
半
4月14日
4月26日
4月27日
4月21日
4月15日
4月22日
③
③
4月28日
4月29日
③
③
③
④
(昭和の日)
水曜授業日
④
5月2日
5月3日
5月4日
5月5日
5月6日
(憲法記念日)
(みどりの日)
(こどもの日)
5月10日
5月11日
5月12日
第4週
第5週
4月16日
4月17日
4月23日
4月30日
4月24日
5月1日
(創立記念日)
5月7日
5月8日
5月14日
5月15日
④
④
5月9日
5月13日
第6週
火曜授業日
⑤
④
⑤
⑤
⑤
⑤
5月16日
5月17日
5月18日
5月19日
5月20日
5月21日
⑥
⑥
⑥
⑥
⑥
5月23日
5月24日
5月25日
5月26日
5月27日
第7週
5月22日
運動会
第8週
5月28日
5月29日
補講日
⑦
⑦
⑦
⑦
⑦
5月30日
5月31日
6月1日
6月2日
6月3日
⑧
⑧
⑧
⑧
⑧
6月6日
6月7日
6月8日
6月9日
6月10日
6月4日
6月5日
第9週
第10週
前期前半終了
←←←←←
⑨
6月13日
第11週
←←←←←
⑩
6月20日
前期後半選択科目の履修登録取消期間
⑨
⑨
⑨
6月14日
6月15日
6月16日
前期後半選択科目の履修登録取消期間
⑩
⑩
⑩
6月21日
6月22日
6月23日
6月11日
→→→→→
⑨
6月17日
6月12日
オープンキャンパス
6月18日
前期後半開始
6/6(月)~6/17(金)前期
後半選択科目の履修登録
取消期間
6月19日
害虫駆除
全館立入禁止
→→→→→
⑩
6月24日
6月25日
6月26日
⑪
⑪
⑪
⑪
⑪
関連職種
連携ワーク
報告会
6月27日
6月28日
6月29日
6月30日
7月1日
7月2日
7月3日
7月9日
7月10日
第12週
前
期
後
半
前期前半開始
←←←←←←←←←←←←←←←←←← 年間履修科目登録期間 →→→→→→→→→→→→→→→→→→
①
①
①
②
②
4月18日
第3週
4月10日
前期授業開始
4/7(木)~4/20(水)年間
←← 新入生ガイダンス・オリエンテーション →→ ←←←←←←←← 年間履修科目登録期間 →→→→→→→→
履修科目登録期間
①
①
第13週
⑫
⑫
⑫
⑫
⑫
7月4日
7月5日
7月6日
7月7日
7月8日
第14週
補講日
⑬
⑬
⑬
⑬
⑬
7月11日
7月12日
7月13日
7月14日
7月15日
7月16日
7月17日
7月24日
前期後半終了
7月30日
前期試験終了
7月31日
(予備日)
オープンキャンパス
7/23(土)~7/30(土)前期
定期試験期間
7/23(土)はVOD試験日
7/30(土)は予備日
第15週
第16週
(
7
/
23
~
第17週
⑭
⑭
⑭
⑭
⑭
7月18日
7月19日
7月20日
7月21日
7月22日
7月23日
VOD試験日
前期試験開始
(1)
(海の日)
月曜授業日
⑮
⑮
⑮
⑮
⑮
7月25日
7月26日
7月27日
7月28日
7月29日
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
関連職種連携実習
8月3日
8月1日
8月4日
8月5日
8月6日
8月7日
関連職種連携実習
8月10日
8月11日
8月12日
8月13日
8月14日
8月19日
再試験申込
8月20日
8月21日
8月2日
オープンキャンパス
)
定
期
試
験
お
よ
び
夏
期
休
暇
8月8日
8月9日
(山の日)
8月15日
8月16日
再試験申込
8月17日
再試験申込
(保健医療学部) (保健医療学部)
8月18日
再試験申込
オープンキャンパス
(医療福祉・薬学部) (医療福祉・薬学部)
8月23日
8月24日
8月25日
8月26日
8月27日
追再試験
追再試験
追再試験
追再試験
関連職種連携
実習報告会
8月29日
8月30日
8月31日
9月1日
9月2日
9月3日
9月4日
9月5日
9月6日
9月7日
9月8日
9月9日
9月10日
9月11日
8月22日
注1) 授業は、半期:90分×15回実施する。
注2)
の日は、大学行事、祝祭日、休暇期間等により授業は行わない。
注3) 授業回数確保のため、補講日以外にも土曜日に補講を行う場合がある。
-8-
8月28日
【保健医療学部再試申込】
8/16(火)・8/17(水)
【医療福祉学部・薬学部再
試験申込】
8/18(木)・8/19(金)
【追・再試験】
8/23(火)~8/26(金)
※上記日程は予定であり、変更が生じる場合は
学生掲示板にて連絡する。
平成28年度(学部・後期) 授業週間及び定期試験期間
大田原キャンパス
曜日
授業週間
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日
日曜日
9月12日
9月13日
9月14日
9月15日
9月16日
9月17日
9月18日
備考
AO入試
9月19日
第1週
9月26日
第2週
第3週
第4週
9月21日
9月22日
(秋分の日)
9月27日
9月28日
9月23日
9月24日
9月25日
後期授業開始
←← 後期選択科目の履修登録変更期間 →→
①
9月29日
9月30日
10月1日
後期前半開始
9/23(金)~10/6(木)後期
選択科目の履修登録変更
期間
10月2日
←←←←←←←←←←←←←←←← 後期選択科目の履修登録変更期間 →→→→→→→→→→→→→→→→
①
①
①
①
②
10月3日
10月4日
10月5日
10月6日
10月7日
10月8日
大学祭前日
休講日
避難訓練
大学祭
10月14日
10月15日
10月16日
10月22日
10月23日
←←←← 後期選択科目の履修登録変更期間 →→→→
②
②
②
②
10月10日
後
期
前
半
9月20日
(敬老の日)
10月11日
10月12日
10月13日
10月9日
大学祭
オープンキャンパス
(体育の日)
10月17日
③
③
③
③
10月18日
10月19日
10月20日
10月21日
第5週
月曜授業日
③
④
④
④
④
④
10月24日
10月25日
10月26日
10月27日
10月28日
10月29日
第6週
⑤
⑤
⑤
⑤
⑤
10月31日
11月1日
11月2日
11月3日
11月4日
⑥
11月11日
⑥
⑥
⑥
(文化の日)
木曜授業日
⑥
11月7日
11月8日
11月9日
11月10日
第7週
10月30日
電気設備点検
全館一斉停電
11月5日
11月6日
補講日
11月12日
11月13日
11月19日
11月20日
第8週
⑦
⑦
⑦
⑦
⑦
11月14日
11月15日
11月16日
11月17日
11月18日
第9週
第10週
⑧
⑧
⑧
⑧
⑧
11月21日
11月22日
11月23日
11月24日
11月25日
11月26日
11月27日
(勤労感謝の日)
←←←←←後期後半選択科目の履修登録取消期間→→→→→
⑨
⑨
水曜授業日⑨
⑨
⑨
11月28日
第11週
高校推薦入試
帰国生徒入試
11月29日
11月30日
12月1日
12月2日
12月3日
12月4日
12月10日
12月11日
後期後半開始
11/21(月)~12/2(金)後
期後半選択科目の履修登
録取消期間
←←←←←後期後半選択科目の履修登録取消期間→→→→→
⑩
⑩
⑩
⑩
⑩
12月5日
12月6日
12月7日
12月8日
12月9日
第12週
⑪
⑪
⑪
⑪
⑪
12月12日
12月13日
12月14日
12月15日
12月16日
第13週
後
期
後
半
12月17日
12月18日
特待生入試
薬学部OSCE
⑫
⑫
⑫
⑫
⑫
12月19日
12月20日
12月21日
12月22日
12月23日
12月24日
12月25日
補講日
害虫駆除
全館立入禁止
12月31日
1月1日
⑬
⑬
金曜授業日
⑬
⑬
(天皇誕生日)
金曜授業日
⑭
12月26日
12月27日
12月28日
12月29日
12月30日
第14週
(元旦)
⑭
⑭
1月2日
1月3日
1月4日
⑬
⑭
⑮
1月9日
1月10日
1月11日
1月12日
1月13日
1月14日
1月15日
休講日
(補講日)
センター試験
センター試験
1月21日
1月22日
1月5日
1月6日
1月7日
12/28(水)~1/3(火)は冬
期休暇期間
1月8日
第15週
第16週
(成人の日)
1月16日
⑮
⑭
⑮
1月17日
1月18日
1月19日
休講日
⑮
(
1
/
19
~
)
定
期
試
験
お
よ
び
春
期
休
暇
1月23日
第18週
1月20日
VOD試験日
第17週
1月24日
後期試験開始→→→→→→→→→→→→→→→
⑮
(1)
(2)
(3)
1月25日
1月26日
1月27日
1月28日
→→→→→→→→→→→→→→→→→
(4)
(5)
(6)
1月30日
1月31日
後期試験終了
(予備日)
1月29日
後期後半終了
1/19(木)~1/26(木)
後期定期試験期間
1/21(土)はVOD試験日
1/26(木)は予備日
一般入試前期 一般入試前期
2月1日
2月2日
2月3日
2月4日
2月5日
2月8日
再試験申込
2月9日
再試験申込
2月10日
再試験申込
2月11日
2月12日
一般入試前期 一般入試前期
2月6日
2月7日
再試験申込
(保健医療学部) (保健医療学部)
2月13日
2月20日
(医療福祉・薬学部) (医療福祉・薬学部)
2月14日
2月15日
2月16日
2月17日
追再試験
追再試験
追再試験
追再試験
2月21日
2月22日
2月23日
2月24日
注1) 授業は、半期:90分×15回実施する。
注2)
の日は、大学行事、祝祭日、休暇期間等により授業は行わない。
注3) 授業回数確保のため、補講日以外にも土曜日に補講を行う場合がある。
-9-
(建国記念日)
2月18日
2月19日
2月25日
2月26日
【保健医療学部再試申込】
2/7(火)・2/8(水)
【医療福祉学部・薬学部再
試験申込】
2/9(木)・2/10(金)
【追・再試験】
2/14(火)~2/17(金)
※上記日程は予定であり、変更が生じる場合は
学生掲示板にて連絡する。
1 学 年
専 門 教 育 科 目
- 11 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
1 学年
期
前期
1
時間数
30 時間
科目名
解剖学Ⅰ(運動器系、内臓器系) (ORT)
科目担当責任者
学科
小阪 淳
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
月曜 3 限
講義、実習
授業の概要
(主題)
解剖学では視機能療法学の基礎となる人体の正常構造とその体系を一年間で学びます。前期は、人
体構造の基本原則、上肢の運動器系、心臓・脈管系の基礎、生殖器系、脳神経12対と視覚器の解剖
学について学びます。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
科目担当者
必修/選択
必修
升本 宏平
学年
単位数
人体の器官、組織の形態のルールと、各臓器の機能が説明できる。
脳神経12対の走行と機能が説明できる。
眼球とその周辺部分、及び網膜の構造が説明できる。
循環器系と生殖器系のなりたちを説明できる。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
(1)学習の進め方の説明。参考書の紹介。 (2)ヒトの形にはルールがある:組織構造の基
本原則その1 「上皮」と「支持組織」 ①細胞とは何か? ②身体をつくる4つの組織 ③
基底膜
小阪淳
第2回
細胞と組織、組織構造の基本原則その2 ①筋組織 ②筋の収縮の仕組み ③神経組
織、神経細胞1個のすがた ④中枢神経系と末梢神経系の違い
小阪淳
第3回
(1)細胞と組織、組織構造の基本原則その 3 ①まとめ
(2)心臓血管系の解剖学 ①心臓の形態(重要) 4つの部屋と血管の出入り、刺激伝導
系
小阪淳
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
心臓血管系の発生学 ①心房中隔の発生 ②動脈管の発生 ③先天性心疾患
脊柱と上肢 ①頸椎、胸椎の構造 ②肩甲骨の構造 ③上腕と前腕 ④回内と回外のしく
み
生殖器の発生学と解剖学「男性と女性の同じところと違うところ」 ①女性の性周期 ②い
ろんな「性」 ③内生殖器と外生殖器の形態形成 ④性の分化を医学的に考える
小阪淳
頭蓋骨の解剖学 ①頭蓋骨の外観 ②頭蓋骨をつくる骨 ③眼窩 ④内頭蓋底その1
脳神経12対 ①脳神経12対の解剖学 ②視覚科学の理解に特に重要な脳神経 ③内
頭蓋底その2 脳神経12対がどの孔から頭蓋骨の外に出るか?
眼の解剖学 1 ①眼の発生、内胚葉、中胚葉、外胚葉 ②水晶体と角膜 ③外眼筋とその
神経支配 ④眼球運動の基本 ⑤頭蓋骨と脳神経12対の復習
解剖学実習 1 「頭蓋骨の観察」 ①外観 ②眼窩 ③内頭蓋底 (B101 室 解剖学実習
室)
小阪淳
眼の解剖学2 ①網膜の組織構築 ②眼の発生学の復習 ③神経性網膜の組織構築:視
細胞、双極細胞、網膜神経節細胞 ④眼底の形態 ⑤視神経とその投射→後期の講義
へつづく
(前回の講義のつづき) 眼の解剖学3 ①前眼部の解剖学:水晶体、角膜、虹彩、線維
柱体 ②網膜神経節細胞のサブクラスと網膜内分布
升本宏平
小阪淳
小阪淳
小阪淳
升本宏平、小阪淳
小阪淳
小阪淳
第 13 回
(前回の講義のつづき) 眼の解剖学 4 「視覚情報伝達の科学」 ①光情報はどうやって
伝えられるか? ②ロドプシン ③眼の解剖学のまとめ
小阪淳
第 14 回
第 15 回
聴覚器の解剖学 ①視覚と聴覚の比較 感覚情報はどうやって電位に変換されるか?
前期の講義のまとめと復習 特に視覚器の解剖学について
小阪淳
小阪淳
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
■定期試験、 □実技試験、 ■実習評価、 □小テスト、 ■レポート、 □その他(
)
定期試験(100点), 実習の加点+レポート(+20点) 実習の遅刻と欠席は厳禁。やむを得ず実習を欠
席する場合は別に設ける「補講」に必ず出席すること。毎回の講義で出題されるレポートの提出は任意
であり、自主性に任される。提出すれば筆記試験に加点する。最終試験が不安な学生は毎週のレポー
トを積極的に取り組むことを勧める。
1.授業のノートをとる。 黒板を写すだけでは不充分である。教官が話す内容をメモすること。今後の他
科目の講義でも必要なので、是非、大学生としてのノートの取り方を学んで欲しい。
2.予習、復習として、随時レポートを出題する。レポートを作ることで、普段から地道に学習を進めるこ
- 13 -
履修条件
と。
なし
教 科 書
カラー人体解剖学・構造と機能:ミクロからマクロまで (マティーニら著 井上監訳、 西村書店)
参 考 書
「カラー図解・人体の正常構造と機能 Ⅸ神経系(2)」 改訂第 2 版 久野ら著 日本医事新報社
「プロメテウス解剖学アトラス・頭頸部・神経解剖」 第 2 版 坂井ら監訳 医学書院
オフィスアワー
質問・相談は授業中や後など随時。研究室(L 棟4階-L401室)を訪ねてください。 電子メールでの質
問も受け付けます。 アドレスを間違えないように。小阪の電子メールアドレス: [email protected]
その他
解剖学実習1コマは、正規の授業時間に行う。B~6B 鉛筆とスケッチブックを用意してください。
- 14 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
1 学年
期
後期
単位数
1
時間数
30 時間
科目名
解剖学Ⅱ(内臓器系、神経系) (ORT)
科目担当責任者
学科
小阪 淳
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
月曜 3 限
講義
授業の概要
(主題)
解剖学では視機能療法学の基礎となる人体の正常構造とその体系を一年間で学びます。後期前半
は、神経解剖学として、視覚の伝達経路を中心に、運動系、感覚系の経路、前庭動眼反射、対光反射
等について重点的に学びます。後半は、呼吸器系と嚥下の機構、泌尿器系、血液系、内分泌系につい
て学びます。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
5.
科目担当者
必修/選択
必修
視神経の投射部位、視覚伝達経路について説明できる。
前庭動眼反射、対光反射の経路を学ぶ
脳神経の走行と機能、運動系と感覚系の情報伝達経路を学ぶ
腎の構造と機能を学ぶ
嚥下の機構と、甲状腺の構造を学ぶ
授業計画
回数
第1回
第2回
内容
神経解剖学1 (1)脳神経12対の復習 (2)視床 ①視床とは何だろうか? ②感覚の
中継核としての視床 ③視覚の中継核としての外側膝状体
神経解剖学2 脳幹と大脳皮質の解剖学 ①大脳の構造 ②Broadmann の機能領野の
意味 ③視覚野はどこにあるか? ④視神経の投射部位:視覚の伝導路と聴覚の伝導路
担当
小阪淳
小阪淳
第3回
神経解剖学 3 運動系 ①脊髄の構造と神経筋接合部の復習 ②大脳皮質運動野
Penfield のホムンクルス ③運動系の情報伝達経路 ④反射と運動麻痺
小阪淳
第4回
神経解剖学 4 感覚系 ①感覚系の情報伝達経路 ②Penfield の体性感覚野のホムンク
ルス ③前庭動眼反射
小阪淳
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
神経解剖学 5 ①対光反射と輻輳反射 ②小脳 ③錐体外路系 ④海馬
神経解剖学 6 神経解剖学の講義のまとめ 視能訓練士に必要な「網膜から視覚中枢
までの経路」を中心に再度講義をして復習します。
小阪淳
神経解剖学 7 予備
泌尿器系の解剖学 1 ①泌尿器系の概観 ②腎の構造 ③血液尿関門の構造と原尿のろ
過
泌尿器系の解剖学 2 ①腎の機能とは何か? 7つ ②腎による血圧調節機構 ③腎臓
の解剖学のまとめ
呼吸器系の解剖学 1 ①呼吸器の外観 ②細気管支の構造 ③血液空気関門の構造
小阪淳
呼吸器系の解剖学 2 ①喉頭の構造と嚥下の仕組み ②発声の仕組み
血液系の解剖学 1 ①臓器とは何か? 臓器移植から考える ②血液という臓器の形態
学 ③骨髄 ④ヘモグロビンの構造と機能 ⑤赤血球、白血球、血小板
小阪淳
血液系の解剖学 2 ①献血を通して血液という臓器を考えてみよう ②免疫系 ③リンパ
系
内分泌系の解剖学 1 ①内分泌と外分泌の違い ②ステロイドホルモンとペプチドホルモ
ン
内分泌系の解剖学 2 ①ホルモンの働き ②視床下部と脳下垂体 ③甲状腺ホルモンが
合成される仕組み
後期の講義のまとめと復習 特に神経解剖学、視覚の情報伝達経路について
小阪淳
小阪淳
小阪淳
小阪淳
小阪淳
小阪淳
小阪淳
小阪淳
成績評価の方法
■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 ■レポート、 □その他(
評価の基準
定期試験(100点), レポート(約20点の加点) 毎回の講義で出題されるレポートの提出は任意であ
り、学生の自主性に任される。提出すれば筆記試験に加点する。最終試験が不安な学生は毎週のレポ
ートをしっかり取り組むことを勧める。
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
)
1.授業のノートをとる。 黒板を写すだけでは不充分である。教官が話す内容をメモすること
2.予習、復習として、随時レポートを出題する。レポートをまとめることで、普段から地道に学習を進め
る。
なし
- 15 -
教 科 書
参 考 書
カラー人体解剖学・構造と機能:ミクロからマクロまで (マティーニら著 井上監訳、 西村書店)
「カラー図解・人体の正常構造と機能 Ⅸ神経系(2)」 改訂第 2 版 久野ら著 日本医事新報社
「プロメテウス解剖学アトラス・頭頸部・神経解剖」 第 2 版 坂井ら監訳 医学書院
オフィスアワー
質問・相談は授業中や後など随時。研究室(L 棟4階-L401室)を訪ねてください。 電子メールでの質
問も受け付けます。 アドレスを間違えないように。小阪の電子メールアドレス: [email protected]
その他
神経解剖学は難しいので、一歩一歩地道に理解を目指すことを勧める。網膜から視覚中枢への情報伝
達経路の理解は特に重要である。時間的余裕があれば、3D バーチャル解剖学実習(D405 室)で観察を
行う。
- 16 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
1 学年
期
前期
単位数
1
時間数
30 時間
科目名
生理学Ⅰ(植物性機能) (ORT)
科目担当責任者
学科
山下 勝幸
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
火曜 4 限
講義
授業の概要
(主題)
生理学Ⅰ(植物性機能)の講義では、人体の正常機能のうちホメオスタシスの維持に関わる植物性機
能について学ぶ。分子・細胞・組織・器官・個体のそれぞれのレベルにおいて、生命維持のためにどの
ようなことが営まれているかを理解する。まず、一般生理学として細胞の機能について学び、次に、血
液、循環、呼吸、消化、腎臓、及び、神経とホルモンによる調節機構について学ぶ。
授業の到達目標
1.細胞膜を介した物質の輸送が理解できる。
2.内部環境の維持に関わる機序が理解できる。
3.血液、循環調節について説明できる。
4.呼吸の仕組みについて説明できる。
5.消化と栄養素の吸収について説明できる。
6. 尿生成と排尿について説明できる。
7. 神経とホルモンによる調節について説明できる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
ホメオスタシス、内部環境、細胞外液、細胞内液
細胞膜と物質の輸送
第3回
第4回
体液、血液
循環系の構成、心臓
第5回
第6回
刺激伝導系と心周期
循環調節
第7回
第8回
呼吸器系の構成
呼吸調節
第9回
第 10 回
消化器系の構成、消化管の運動
消化管における分解と吸収
第 11 回
第 12 回
腎臓の構成、血液濾過
尿生成、蓄尿と排尿
第 13 回
第 14 回
ニューロンの生理、自律神経系の機能
内分泌
第 15 回
授業全体のまとめ
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート
定期試験のみで評価する。
準備学習
学習へのアドバイス
解剖学と密接に関連するので、解剖学と合わせて理解するのが望ましい。
履修条件
なし
教 科 書
コメディカルのための専門基礎分野テキスト 生理学・第 3 版
(黒澤美枝子・長谷川 薫 編集、中外医学社、2012 年)
参 考 書
初回講義時に紹介する。
オフィスアワー
その他
各回の授業後に質問を受け付ける。それ以外でも研究室(L417)在室時は対応する。
- 17 -
□その他(
)
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
1 学年
期
後期
単位数
1
時間数
30 時間
科目名
生理学Ⅱ(動物性機能) (ORT)
科目担当責任者
学科
山下 勝幸
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
火曜 4 限
講義
授業の概要
(主題)
生理学Ⅱ(動物性機能)の講義では、神経系を主題として学習する。感覚系の機能、運動系の機能、反
射と随意運動、及び、脳の構成と機能について学ぶ。
1. 中枢神経と末梢神経について説明できる。
2. 感覚が起こる仕組みを説明できる。
3. 筋収縮、運動単位について説明できる。
4. 脊髄反射について説明できる。
5. 随意運動の機序が説明できる。
6. 脳の基本的な機能が説明できる。
授業の到達目標
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
神経系の機能的構成
感覚総論、体性感覚
第3回
第4回
聴覚、前庭感覚
視覚1:眼球の構成、網膜の機能
第5回
第6回
視覚2:視覚伝導路、眼球運動
味覚、嗅覚
第7回
第8回
筋収縮と運動単位
脊髄の機能的構成
第9回
第 10 回
脊髄反射
錐体路系の構成
第 11 回
第 12 回
大脳皮質運動野
脳幹と小脳の機能
第 13 回
第 14 回
大脳基底核
随意運動の発現機序
第 15 回
授業全体のまとめ
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート
定期試験のみで評価する。
準備学習
学習へのアドバイス
解剖学と密接に関連するので、解剖学と合わせて理解するのが望ましい。
履修条件
なし
教 科 書
コメディカルのための専門基礎分野テキスト 生理学・第 3 版
(黒澤美枝子・長谷川 薫 編集、中外医学社、2012 年)
参 考 書
初回講義時に紹介する。
オフィスアワー
その他
各回の授業後に質問を受け付ける。それ以外でも研究室(L417)在室時は対応する。
- 18 -
□その他(
)
大田原キャンパス
授業開始年度
科目名
視機能概論Ⅰ(基礎)
科目担当責任者
学科
藤山 由紀子
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
月曜 1 限
講義
授業の概要
(主題)
大学で学習するにあたって必要な情報の収集方法について理解する。眼科における視能訓練士の業
務や役割について学ぶ。また視機能療法学科で学ぶ講義を理解するために最低必要な理科の知識を
身に付ける。
授業の到達目標
1.
視能訓練士の業務と役割を理解する。
2.医学情報を検索・収集し、論理的展開ができる。
3.実習・演習に必要なレポートを形式に則り作成できる。
4.視能訓練士に最低必要な理科の知識を身に付ける。
科目担当者
必修/選択
必修
2016 年度
内山 仁志、新井田 孝裕、四之宮 佑馬、鈴木 賢治
学年
1 学年 期
前期
単位数
1
時間数
30 時間
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
04 月 11 日(月)視機能療法学科へようこそ
04 月 18 日(月)視能訓練士に必要な情報とその収集
新井田 孝裕
四之宮 佑馬
第3回
第4回
04 月 25 日(月)視能訓練士に必要な報告書の書き方
05 月 02 日(月)視能訓練士の業務と役割
四之宮 佑馬
藤山 由紀子
第5回
第6回
05 月 09 日(月)視能訓練士の倫理
05 月 16 日(月)視能訓練士と関係法規
藤山 由紀子
藤山 由紀子
第7回
第8回
05 月 23 日(月)視能訓練士の資質と適正
05 月 30 日(月)視能訓練士に必要な聞く力①
藤山 由紀子
内山 仁志
第9回
第 10 回
06 月 06 日(月)視能訓練士に必要な聞く力②
06 月 13 日(月)視能訓練士に必要な理科①
内山 仁志
鈴木 賢治
第 11 回
第 12 回
06 月 20 日(月)視能訓練士に必要な理科②
06 月 27 日(月)視能訓練士に必要な理科③
鈴木 賢治
鈴木 賢治
第 13 回
第 14 回
07 月 04 日(月)視能訓練士に必要な理科④
(日程未定) 病院見学
鈴木 賢治
第 15 回
07 月 18 日(月) 総括
藤山 由紀子
祝 通常授業
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト ■レポート □その他(
定期試験 100%、レポートの点数を加減する。
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
1.講義後の復習を怠らないこと。
2.講義で興味を持ったところは自発的・積極的に学習し、広く知識を深めること。
特になし。
教 科 書
視能学 第2版 (丸尾俊夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、 2011)
参 考 書
随時、紹介する。
オフィスアワー
新井田:
藤 山:
内 山:
四之宮:
鈴 木:
その他
1.病院見学を行う(日程未定)。
2.講義日程を水曜 1 限に振り替えて実施することがある。
3.通常の講義に加えて、補講を実施することがある。
金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505)
金曜日 2 限(10:40~12:10) 藤山研究室(B508)
水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
火曜日 1 限(9:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
月曜日 2 限(10:40~12:10) 学科助手室(M304)
- 19 -
)
科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
視機能概論Ⅱ(応用)
科目担当者
2016 年度
望月 浩志、原 直人、伊藤 美沙絵、四之宮 佑馬、小
町 祐子
科目担当責任者
内山 仁志
学科
曜日時限
視機能療法学科
水曜 1 限
必修/選択
授業の形態
講義
授業の概要
(主題)
眼科における視能訓練士の役割や眼科学の基礎について学ぶ。また、視能矯正を学ぶにあたって必
要な基礎知識を習得させる。
授業の到達目標
1.眼科専門課程に備えた基礎を理解できる。
2.入門的専門用語を理解できる。
3.医学情報を検索・収集し、論理的展開ができる。
4.実習・演習に必要なレポートを形式に則り作成できる。
必修
学年
単位数
1 学年
1
期
時間数
後期
30 時間
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
09 月 28 日(水) 視能訓練士に必要な医学的知識
10 月 05 日(水) 視能訓練士の役割1
原 直人
伊藤 美沙絵
第3回
第4回
10 月 12 日(水)
10 月 19 日(水)
視能訓練士の役割 2
視能訓練士の役割 3
伊藤 美沙絵
伊藤 美沙絵
第5回
第6回
10 月 26 日(水)
11 月 02 日(水)
視能訓練士の役割 4
視能訓練士に必要な英語①
伊藤 美沙絵
望月 浩志
第7回
第8回
11 月 09 日(水) 視能訓練士に必要な英語②
11 月 16 日(水) 視能訓練士に必要な英語③
望月 浩志
望月 浩志
第9回
第 10 回
11 月 23 日(水・祝) 視能訓練士に必要な英語④
11 月 30 日(水) 視能訓練士に必要な英語/生物①
望月 浩志
内山仁志
第 11 回
12 月 07 日(水) 視能訓練士に必要な英語/生物②
第 12 回
12 月 14 日(水) 視能訓練士に必要な理科(物理/生物)1
内山仁志
内山 仁志
四之宮 祐馬
第 13 回
01 月 04 日(水) 視能訓練士に必要な理科(物理/生物)2
内山 仁志
四之宮 祐馬
第 14 回
01 月 11 日(水) 視能訓練士に必要な理科(物理/生物)3
内山 仁志
四之宮 祐馬
第 15 回
01 月 18 日(水) 総括
内山仁志
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト ■レポート □その他(
定期試験 100%、レポートの点数を加減する。
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
1.講義後の復習を怠らないこと。
2.講義で興味を持ったところは自発的・積極的に学習し、広く知識を深めること。
特になし。
教 科 書
特になし。
参 考 書
特になし。
原
オフィスアワー
: 月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室 (C504)
伊 藤: 未定
内 山: 水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
四之宮: 火曜日 1 限(09:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
その他
第 12~14 回は 2 クラス編成とする予定である。詳細は講義中に説明を行う。
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)
科目名
視器解剖病態学Ⅰ(基礎)
科目担当責任者
学科
内山 仁志
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
月曜 2 限
講義
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
科目担当者
必修/選択
必修
新井田 孝裕
学年
単位数
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
1 学年
期
後期
2
時間数
30 時間
眼は精緻にできた構造から成り立っている。このような眼の正常構造がどのようになっているのか、そ
の機能も踏まえつつ、講義を展開していく。講義の理解を深めるためにスケッチ課題を課したり、豚眼を
実際に解剖させて眼全体の構造を把握させる。また、眼の発生を含めて、眼球や眼球付属器などの構
造も詳細に説明を行う。また眼で生じる病変に関する資料にも触れることで視能障害学へつながる眼疾
患の基礎的事項も学ぶ。
1.光を透過させる眼球内容物について把握できる。
2.3膜ある眼球壁の構造と機能を理解できる。
3.最も視力がでる中心窩の特殊構造や特異な病態を知ることができる。
4.眼球周辺の付属器の機能を知って、眼球が感覚器として維持している仕組みを理解できる。
5.外表面に接する結膜には種々の病態が発現しやすいことを考えることができる。
6.視覚は眼と脳とが密接に関係をもちながら機能していることが判断できる。
7.眼の機能をマインドマップにまとめ、いつでも理解しやすいようにしておくことができる。
8.眼が脳の発生と関連しながら、発生することが把握できる。
9.豚眼を解剖して、実際に眼球壁や眼球内容物の仕組みを観察できる。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
9 月 26 日(月) 1 限 視覚器の構成、強膜
9 月 26 日(月) 2 限 角膜、ぶどう膜1(虹彩)
内山仁志
内山仁志
第3回
第4回
10 月 3 日(月) 1 限 ぶどう膜2(毛様体、脈絡膜)
10 月 3 日(月) 2 限 房水、隅角、水晶体
内山仁志
内山仁志
第5回
第6回
10 月 17 日(月) 1 限 硝子体、結膜、眼瞼
10 月 17 日(月) 2 限 涙器、眼窩、外眼筋
内山仁志
内山仁志
第7回
第8回
10 月 24 日(月) 1 限 網膜 1
10 月 24 日(月) 2 限 網膜 2
内山仁志
内山仁志
第9回
第 10 回
11 月 07 日(月) 2 限 到達度の確認 (F301 にて行う) (スケッチ提出日)
11 月 14 日(月) 1 限 視神経
内山仁志
内山仁志
第 11 回
第 12 回
11 月 14 日(月) 2 限 視路と血管系
11 月 21 日(月) 1 限 神経系概論
内山仁志
内山仁志
第 13 回
11 月 21 日(月) 2 限 視覚器の発生、豚眼実習説明
12 月 3 日(土) 1-2 限 豚眼実習 (解剖学実習室 B101)
※予備日 12 月 10 日(土)
内山仁志
新井田孝裕、内山仁
志、助手
12 月 26 日(月) 2 限 総括
内山仁志
第 14 回
第 15 回
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 ■実習およびレポート ■小テスト ■その他(スケッチ
定期試験、到達度の確認、小テスト:80%、スケッチ:20%
)
準備学習
学習へのアドバイス
準備学習としては、教科書をよく読んでから講義に臨むことが重要である。
また、復習は講義で習得した事項をスケッチ課題を行いながら確認すること。
履修条件
教 科 書
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
標準眼科学 第 12 版(木下茂・中澤満・天野史郎編、医学書院、2013)
参 考 書
視能矯正学 改訂第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
視機能療法学テキスト
オフィスアワー
新井田:金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505 )
- 21 -
その他
内 山:水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
スケッチブック(A4 サイズ)を各自用意すること。これ以外のサイズは認めない。
到達度の確認は第 1~6 回までの内容で実施する。
総括は主に第 7、8 回および第 10~14 回の内容で実施する。
- 22 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
1 学年
期
後期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
生理光学Ⅰ(基礎)
科目担当責任者
学科
四之宮 佑馬
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
金曜 1 限
講義
授業の概要
(主題)
視能訓練士として必要な光学の基礎知識と理論を学習、習得する。光の基本的な性質と結像の理解を
通じて基礎光学の用語を学習し、幾何光学の基礎を扱う能力を獲得する。また、矯正レンズ光学として
屈折異常とその矯正方法、コンタクトレンズの基礎知識を習得する。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
5.
6.
科目担当者
必修/選択
原 直人
必修
光の性質を説明できる。
物体と像の関係を理解し計算できる。
眼の光学的特性を理解できる。
模型眼を説明できる。
屈折異常を理解し矯正できる。
調節の仕組みを理解し計算できる。
授業計画
回数
第1回
内容
09 月 23 日(金) 光の直進、反射、屈折
担当
四之宮 佑馬
第2回
第3回
09 月 30 日(金) バーゼンス
10 月 14 日(金) 屈折
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第4回
第5回
10 月 21 日(金) 主点と焦点と節点
10 月 28 日(金) 眼光学の基礎
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第6回
第7回
11 月 04 日(金) 眼光学の応用
11 月 11 日(金) 屈折矯正 --- 近視・遠視
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第8回
第9回
11 月 18 日(金) 屈折矯正 --- 乱視 1
11 月 25 日(金) 屈折矯正 --- 乱視 2
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第 10 回
第 11 回
12 月 02 日(金) 視力
12 月 05 日(月)1 限 調節の基礎(12 月 9 日の振替)
四之宮 佑馬
原 直人
第 12 回
第 13 回
12 月 12 日(月)1 限 調節の異常(12 月 23 日の振替)
12 月 16 日(金) 調節の計算
原 直人
四之宮 佑馬
第 14 回
第 15 回
12 月 21 日(水) 調節の計算 --- 演習
01 月 06 日(金) 総括
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
成績評価の方法
■定期試験 □実技試験 □実習評価 ■小テスト □レポート □その他(
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
定期試験 100%、小テストの点数を加減する。
物理学を復習しておくこと。現象をイメージして理解すること。
指定した VOD 教材を用いて必ず復習すること。
特になし。
教 科 書
屈折異常とその矯正 第 6 版(所敬、金原出版、2014)
参 考 書
新しい眼光学の基礎(西信元嗣・岩田耕一・魚里博、金原出版、2008)
オフィスアワー
その他
原:月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
四之宮:火曜日 1 限(9:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
講義日程を月曜 1 限に振り替えて実施することがある。
- 23 -
)
科目名
人間発達学 (ORT)
科目担当責任者
学科
関森 英伸
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
木曜 5 限
講義
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
1 学年
期
後期
単位数
1
時間数
30 時間
科目担当者
必修/選択
必修
人を相手に仕事をする人たちは、その対象である人を理解することが必要不可欠である。しかし、実際
に人を理解するということは必ずしも容易なことではない。人間発達学は、人を対象として、人が発達す
る存在であるという観点から理解しようとする学問である。人間発達学では人を細胞、組織、器官のレ
ベルでとらえるのではなく、生活体としてとらえ、生命の誕生時から環境との間で相互作用しながら、分
化と統合を繰り返し、文化を担った生物として発達していくものとみなす。
1.自分の人生を振り返り、将来を見据えて人間の一生に着目することができる
2.他者の人生に影響を及ばす専門職としての立場から人間発達学の必要性を理解し説明できる
3.ライフステージ各期ごとの人間発達の特徴について、生物・心理・社会という 3 つの側面から説明でき
る
4.ライフステージ各期ごとの「こころ」模様を理解し説明することができる
授業計画
回数
第1回
内容
講義概要、なぜ人間発達を学ぶのか、人間発達の特徴・基本的原理
第2回
第3回
乳児期前半①
乳児期前半②
第4回
第5回
乳児期後半①
乳児期後半②
第6回
第7回
幼児期前半①
幼児期前半②
第8回
第9回
幼児期後半①
幼児期後半②
第 10 回
第 11 回
乳幼児期まとめ
学童期のできごと
第 12 回
第 13 回
障害児・者について
青年期、成人期のできごと
第 14 回
第 15 回
老年期のできごと
総括
担当
成績評価の方法
定期試験
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
定期試験 100 %
指定した教科書を事前に読んでおくこと。
講義内資料をデジエにアップするので各自必要に応じて印刷し、予習・復習しておくこと。
教 科 書
標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 人間発達学 (医学書院)
こころの旅 神谷恵美子 (日本評論社)
生きがいについて 神谷恵美子 (みすず書房)
参 考 書
コメディカルのための専門基礎分野テキスト 人間発達学 2 版 中外医学社
オフィスアワー
その他
月曜日 12:10~13:00 作業療法学科共同研究室
- 24 -
2 学 年
専 門 教 育 科 目
- 25 -
科目名
社会福祉学実習
科目担当責任者
学科
須藤 昌寛
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
前期(集中講
義)、後期(集
中講義)
実習
科目担当者
必修/選択
必修
四之宮 佑馬
学年
単位数
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
2 学年
期
通年
1
時間数
45 時間
授業の概要
(主題)
社会福祉を実践している施設の見学・体験を通じて、障害を持つ人々や高齢者と社会福祉との関わり
について学ぶ。社会福祉が実践されている各施設・機関に出向き、各施設等の機能を知り、利用者の
状況を理解し、リハビリテーションとの関連を知る。また、各々の利用者が抱える生活課題について、リ
ハビリテーション職種として理解を深める。さらに、実習を通して医療従事者として必要なコミュニケーシ
ョン技術を習得する。
授業の到達目標
1.高齢者・障害を持つ方々を「生活者」として理解し、関わることができる。
2.高齢者・障害を持つ方々の心理状態を理解し、臨機応変にコミュニケーションできる。
3.種々の社会福祉施設の現状と役割を理解できる。
4.社会福祉に関する職種を理解するとともに視能訓練士が果たすべき役割を理解できる。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
オリエンテーション(日程未定、後日掲示)
事前講義(日程未定、後日掲示)
四之宮 佑馬
須藤 昌寛
第3回
08 月 26 日(金) 施設見学
08 月 29 日(月) 現場実習
(医療型障害児入所施設/療養介護/障害者支援施設)
08 月 30 日(火) 現場実習
(通所リハビリテーション施設/通所介護施設/認知症対応型共同生活介護施設)
08 月 31 日(水) 現場実習
(特別養護老人ホーム)
各施設指導者
第7回
第8回
09 月 01 日(木) 中間報告会
09 月 02 日(金) 現場実習
四之宮 佑馬
各施設指導者
第9回
09 月 05 日(月) 報告会
須藤 昌寛
四之宮 佑馬
第4回
第5回
第6回
各施設指導者
各施設指導者
各施設指導者
成績評価の方法
□定期試験 □実技試験 ■実習評価 □小テスト ■レポート □その他(
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
レポート 70%、実習評価 30%
上記日程は変更されることがある。各講義の時間・場所の連絡等、掲示で確認すること。
原則としてオリエンテーション・事前講義を欠席した場合には、実習に参加できない。
教 科 書
特に指定しない。
参 考 書
特に指定しない。
オフィスアワー
その他
四之宮:火曜日 1 限(9:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
班によって現場実習の順序が入れ替わることがある。
- 27 -
)
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
後期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
視器解剖病態学Ⅱ(応用)
科目担当責任者
学科
原 直人
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
月曜 4 限
講義
授業の概要
(主題)
視覚機能は視覚末梢の眼から視中枢に至る構造の総体によって担われている。視覚に関するこれらの
構造的(解剖学的)基盤を詳細に知ることにより、視覚がヒトの行動および精神活動にいかに重要な位
置を占めているかを解剖と病理から理解する。 また眼疾病の発症メカニズムを病態生理学から理解
する。
授業の到達目標
1.視覚器および視覚情報経路がイメージできる。
2.神経回路網の理解の方法論を知ることができる。
3.視覚情報の脳内処理および他の脳内機構への関わりの構造を理解できる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
内容
担当
第1回
09 月 26 日(月) 視覚器:眼・網膜の構造
第2回
10 月 03 日(月) 視覚器:眼球付属器の構造
第3回
第4回
10 月 17 日 (月) 眼球の血管支配
10 月 22 日(土) 眼球運動系の神経支配
第5回
第6回
10 月 24 日(月) 眼の自律神経/瞳孔・調節・輻湊の解剖
10 月 31 日(月) 視覚皮質下構造の解剖と病理(1):膝状体系
第7回
第8回
11 月 7 日(月) 視覚皮質下構造の解剖と病理(2):膝状体外系
11 月 14 日(月) 網膜の神経解剖
第9回
第 10 回
11 月 21 日(月) 大脳皮質の解剖の基礎 I
11 月 28 日(月) 大脳皮質の解剖の基礎 II
第 11 回
第 12 回
12 月 5 日(月) 第一次視覚野(V1)と視覚前野を結ぶ神経回路
12 月 12 日(月) 視路疾患と視野異常
第 13 回
第 14 回
12 月 19 日(月) 眼球運動とその神経回路
12 月 26 日(月) 異常眼球運動と眼振について
第 15 回
01 月 16 日(月) 総括
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 ■小テスト □レポート
定期試験、レポート、小テスト
準備学習
学習へのアドバイス
今後の専門の基礎となることを考え、自ら眼の構造や脳などの図をスケッチし、構造を機能と合わせて
イメージできるように努力すること。
履修条件
教 科 書
参 考 書
標準眼科学 第 12 版(木下茂・中澤満・天野史郎編、医学書院、2013)
特に指定しない
オフィスアワー
原:月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
その他
- 28 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
後期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
視覚運動生理学
科目担当責任者
学科
原 直人
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
水曜 4 限
講義
授業の概要
(主題)
網膜~視覚伝導路~視中枢における生理機能について解剖学・光学知識を基盤にして学ぶ。網膜内
の視覚情報処理と視覚皮質における階層的情報処理の仕組みを理解し、形態覚・色覚・立体視・運動
視といった各要素の神経機構について理解を深める。
授業の到達目標
1.視覚情報の伝達の仕組みが理解できる。
2.錐体・杆体の機能及び網膜内での分布が理解できる。
3.側抑制を含む水平細胞の働きが理解できる。
4.網膜内の神経連絡と神経細胞の受容野が理解できる。
5.視路及び後頭葉における視野の対応が理解できる。
6.P, M, K pathway の情報伝達が理解できる。
7.眼球運動の神経機構と仕組みが理解できる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
神経細胞(ニューロン)の構造と情報伝達の仕組み
眼球の構造と光学
第3回
第4回
視細胞の構造・機能と網膜内の分布
網膜内垂直性情報処理(視細胞-双極細胞-神経節細胞)と空間寄せ集め
第5回
第6回
網膜内水平性情報処理(水平細胞と側抑制)
視神経・視交叉と視野の対応
第7回
第8回
視放線・鳥距溝の解剖と視野の関係
第一次視覚野(17 野、V1)のコラム構造と階層処理
第9回
第 10 回
高次視覚野の機能と神経連絡
近見反応と奥行き知覚のメカニズム
第 11 回
第 12 回
形態覚と運動視
色覚のメカニズム
第 13 回
第 14 回
眼と自律神経について
眼球運動の種類と性質
第 15 回
総括
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト ■レポート
定期試験 100%、レポート点は加点
準備学習
学習へのアドバイス
学科専門科目を学ぶ上で基礎となる重要な科目です。生理学的な観点から生体機能、特に情報伝達
の仕組みを理解することは、検査や診断の基盤となります。難解な内容が含まれるため、十分理解でき
ない場合は積極的に質問し、消化不良にならないように努めてください。
履修条件
特になし。
教 科 書
講義録
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
視能矯正学 改訂第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
参 考 書
視覚情報処理ハンドブック(日本視覚学会編、朝倉書店、2000)
Adler's physiology of the eye 11th edition (ed. Levin LA, Nilsson SE, Ver Hoeve J, Wu SM, Elsevier、
2011)
オフィスアワー
その他
原:月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
- 29 -
□その他(
)
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
2 学年
期
前期
2
時間数
30 時間
科目名
視能訓練学Ⅰ(基礎) (前期・2 年生)
科目担当責任者
学科
伊藤 美沙絵
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
水曜 2 限
講義
授業の概要
(主題)
斜視・弱視の領域を扱う医療分野である視能矯正の基礎を理解する上で必要な両眼視のメカニズムと
その発達、眼位異常を理解するための外眼筋の作用と眼球運動の理論を習得させ、その上で視能矯
正に必要な各種検査法及び手技の基本原理について学ぶ。
授業の到達目標
1.視能矯正の理解に必要な外眼筋の作用や両眼視のメカニズムが理解できる。
2.視能矯正に必要な眼位・両眼視検査法の理論と手技、その意義が理解できる。
3.検査や訓練を行う際に適切な声かけの必要性が理解できる。
科目担当者
必修/選択
必修
藤山 由紀子
学年
単位数
授業計画
回数
第1回
第2回
第3回
第4回
内容
04 月 13 日(水)2 限 外眼筋の作用 1
担当
04 月 20 日(水)2 限 外眼筋の作用 2
伊藤 美沙絵
04 月 27 日(水)2 限 ひき運動とむき運動
04 月 29 日(金)2 限 単眼運動の法則
第5回
05 月 11 日(水)2 限 斜視の分類 1
第6回
05 月 18 日(水)2 限 斜視の分類 2
第7回
第8回
伊藤 美沙絵
伊藤 美沙絵
祝 水曜授業
伊藤 美沙絵
伊藤 美沙絵
藤山 由紀子
06 月 01 日(水)2 限 定性的眼位検査法 1
06 月 08 日(水)2 限 定性的眼位検査法 2
第 10 回
06 月 15 日(水)2 限 定量的眼位検査法 1
第 11 回
06 月 22 日(水)2 限 定量的眼位検査法 2
第 12 回
06 月 29 日(水)2 限 定量的眼位検査法 3
第 13 回
07 月 06 日(水)2 限 眼球運動検査法 1
第 15 回
伊藤 美沙絵
05 月 25 日(水)2 限 斜視の分類3
第9回
第 14 回
伊藤 美沙絵
藤山 由紀子
藤山 由紀子
藤山 由紀子
藤山 由紀子
藤山 由紀子
藤山 由紀子
07 月 13 日(水)2 限 眼球運動検査法 2
伊藤 美沙絵
07 月 20 日(水)2 限 前期の総括
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 ■小テスト ■レポート
定期試験:90%、小テストおよびレポート:10%
□その他(
準備学習
学習へのアドバイス
極力欠席しないこと。
基礎視能矯正学との関連が深い。基礎視能矯正学と合わせて予習復習をすることがのぞましい。
履修条件
教 科 書
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
視能矯正学 改訂第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
視機能療法学テキスト
- 30 -
)
参 考 書
オフィスアワー
Binocular Vision and Ocular Motility: Theory and Management of Strabismus
GK・Campos EC、Mosby、2001)
伊藤:未定
藤山:金曜日 2 限(10:40~12:10) 藤山研究室(B508)
その他
- 31 -
6th edition (von Noorden
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
前期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
病理学 (ORT2)
科目担当責任者
学科
倉田 毅
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
火曜 3 限
講義
授業の概要
(主題)
人の疾病理解の基礎となる病因・発生機序・経過・予後など、疾病概念の本質を学習する。
基礎的疾病に共通する総括的問題、すなわち代謝異常症・循環障害・炎症・免疫・腫瘍などを中心に学
習する。
授業の到達目標
1.本学科の学習を通じて国家試験レベルの事項とともに、チーム医療を担う医療人としての基礎的能
力を習得できる。
2. ヒトの組織・細胞障害とその修復について説明できる。
3. 代謝障害、循環障害、炎症・免疫、腫瘍について説明できる。
4. ヒトの各臓器の主な疾病とその症状について説明できる。
科目担当者
必修/選択
選択
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
病理学とはなにか? 病気の理屈
病気の診断にも役立つ病理学総論
第3回
第4回
ひとはなぜ病気にかかるか?
遺伝子異常と発生発達異常
第5回
第6回
細胞の障害と修復のしくみ
物質の処理がうまくいかない “代謝障害”
第7回
第8回
血の巡りが悪くなる“循環障害”
ほとんどの病気は“炎症 ”
第9回
第 10 回
ほとんどの病気は“炎症 ”
そもそも腫瘍とはなにか
第 11 回
第 12 回
がんはどのように病理診断されているのか?
病理診断と間違い探しの共通点
第 13 回
第 14 回
病理医が使う ”武器” とは?
病原体が身体をおかし死に至らしめる機序は?
インフルエンザ、エイズの日和見感染 等々
第 15 回
その他
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
まとめ
■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 □レポート、 □その他(
定期試験 100%
)
まずは自分で教科書などで調べる、復習するといった、講義を受ける上での基本をしっかりするように。
教 科 書
特に指定しない
参 考 書
良く分かる病理学の基本としくみ 田村浩一 著 図解メデイカルサイエンスシリーズ 秀和システム社
価格 2200 円
オフィスアワー
質問等は授業後に応じる
その他
- 32 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
後期
単位数
1
時間数
15 時間
科目名
関係法規・医学概論 (前半)
科目担当責任者
学科
北村 義浩
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
水曜 1 限
講義
授業の概要
(主題)
本講義の目標は医療の社会的な役割を多面的に概観して理解する事である。またその過程を通じて、
将来医療人として社会的貢献を行うための基礎となる勉学への意欲と協調性/向上心を涵養する事も
目標である。端的に言えば、医療専門職としての自覚と決意を得ることにある。
授業の到達目標
医学の現状と社会的な役割を説明できるようになる。
医療とは何かを十分理解し説明できるようになる。
将来社会に求められる視能訓練士となるために必要な考え方と知識を理解し説明できるようになる。
みずからが目標とする視能訓練士像を定めることができる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
内容
担当
医療人の学びの基礎:
大学での学習は積極的学習である事を理解し実践できるようになる。
北村義浩
医療人としてのプロ精神(Professionalism、職業精神)が説明できるようになる。
医療人としてのコミュニケーションを理解し、実践できるようになる。
北村聖
北村義浩
診断の基礎:
診断のプロセスを説明できるようになる。
感度と特異度について説明できるようになる。
検査の種類と内容を説明できるようになる。
治療の基礎
治療の分類について説明できる。
ホーソン効果について説明できる。
プラセボ効果について説明できる。
ランダム化比較試験について説明できる。
統計学的有意差の意味について説明できる。
社会保障と公的医療保険:
医療、福祉、保健の違いを説明できるようになる。社会保障の種類を上げてそれぞれを説
明できるようになる。公的医療保険(健康保険)の仕組みを説明できるようになる。
健康長寿と介護保険:
平均寿命と健康寿命を説明できる。
生活習慣病とは何かを説明できるようになる。
生活習慣病を予防する公的な取り組みについて説明できるようになる。
予防医学の概念を説明できるようになる。
公的介護保険制度の仕組みを説明できるようになる。
数字から見る日本の医療と福祉:
日本の医療と福祉に関する統計データを理解する。
医療と法律:
医療に関する基本的な法律をあげて説明できるようになる。
視能訓練士の資格要件を説明できる。
名称独占と業務独占を説明できる。
医の倫理:
脳死、安楽死、尊厳死を説明できる。
インフォームドコンセントを説明できる。
- 33 -
北村義浩
北村義浩
北村義浩
北村義浩
北村義浩
北村義浩
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
定期試験 50%、授業内で実施する小テスト 50%
定期試験の範囲は「教科書」に記載されている事柄である。
定期試験は多肢選択問題でマークシート方式である。定期試験は教科書の理解と授業の理解を問うテ
ストで、教科書だけが持ち込み可能である。
小テストも多くは多肢選択のマークシート方式で、毎回およそ 10 問程度である。
小テストは、その前回までの授業の内容の理解度をしらべる。教科書に記載されていない事柄につい
ても授業で話した内容について問題を出す。
小テストは授業冒頭に 10~15 分間程度かけて行う。小テストを受けず
目標達成度を上記の小テストと定期試験を通して評価する。
復習を充分に行って下さい。授業では時間の制約から触れられない重要な事柄がたくさんありますから
教科書をよく読んでください。新聞、雑誌、テレビなどで報道される医療、医学、介護、福祉などの内容
に興味を持ち、積極的に調べたり友人同士で話し合いをしたりしましょう。
クラスメートの中に分からないことを持っている者がいるようなら、その事項を理解している別の者が
教えてあげてください。つまり、助け合いの精神を発揮しましょう。
履修条件
教 科 書
現代医学概論(医歯薬出版、2012 年、ISBN: 978-4263731420)
参 考 書
学生のための医療概論 第 3 版増補版(医学書院、2012 年)
医学概論(医学書院、2003 年)
寄りそ医 支えあう住民と医師の物語 (メディアファクトリー)
自宅で大往生 (中公新書ラクレ)
地域医療はおもしろい!!―地域を癒す 48 の取材記(ライフメディコム、ISBN: 4898132472)
オフィスアワー
その他
質問は出来るだけ授業中か授業前後の時間を利用して行って下さい。
致し方ない場合には、メールでの質問にも応えます。
アドレスは
[email protected]
です。学生自身の iuhw メールアカウントからのメールのみ受け付けます。
標題に「質問」とか「コメント」等、必ず記入して下さい。
予告なく、内容、順序、講師を変更することがある。
- 34 -
科目名
内科学Ⅰ(基礎) (ORT)
科目担当責任者
学科
--視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
火曜 2 限
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
前期
単位数
1
時間数
科目担当者
必修/選択
選択
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
授業計画
回数
内容
内科学とは
担当
内科的診断と治療の実際
症候学
循環器疾患(1)
循環器疾患(2)
循環器疾患(3)
循環器疾患(4)
呼吸器疾患(1)
呼吸器疾患(2)
呼吸器疾患(3)
消化管疾患(1)
消化管疾患(2)
肝胆膵疾患(2)
肝胆膵疾患(2)
総括
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
教 科 書
参 考 書
オフィスアワー
その他
- 35 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
後期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
内科学Ⅱ(臨床) (PT)
科目担当責任者
学科
--理学療法学科
曜日時限
授業の形態
火曜 2 限
講義
授業の概要
(主題)
リハビリテーション医学は内科学の知識なくしては理解できないし、現場で実践できない。内科学は臨
床医学の中心となる学問であり、医療福祉の根幹となる概念を包括している。本講義では、内科学に関
する基本的知識、各種疾病の病態概要、治療のアウトライン等を習得する。
授業の到達目標
1.バイタルサインを正しく測定できる。
2.患者さんの訴えおよび症候から内科疾患を絞り込める。
3.内科学の全領域を学習し、リハビリテーション治療を受ける患者さんの基礎疾患の病態を理解でき
る 。
4.感染症を理解して公衆衛生学観点から感染を予防するなど危機管理に努める。
5.内科学の基本的知識をもって患者さんの微小な病態変化を迅速に察知し、最適な対応がとれる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
第1回
内容
血液・造血器疾患(総説)
担当
第2回
第3回
血液・造血器疾患(各論)
代謝性疾患(糖尿病)
第4回
第5回
代謝性疾患(脂質異常症、メタボリックシンドローム)
感染症(1)
第6回
第7回
腎・泌尿器疾患(1)
感染症(2)
第8回
第9回
腎・泌尿器疾患(2)
アレルギー疾患・膠原病・免疫不全症(1)
第 10 回
第 11 回
アレルギー疾患・膠原病・免疫不全症(2)
内分泌疾患(1)
第 12 回
第 13 回
内分泌疾患(2)
セルフアセスメント(1)
第 14 回
第 15 回
セルフアセスメント(2)
総括
成績評価の方法
定期試験、レポート
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
定期試験 90%およびレポート内容 10% (各期 2 回程レポート課題を出し提出願う予定)
授業は学生さんの理解を第1とし、出来るだけ分かりやすい解説を心がける。ただし内科疾患の範囲は
広いため各授業毎にポイントを習得するよう集中することが望ましい。
教 科 書
特に指定しない
参 考 書
特に指定しない
オフィスアワー
その他
- 36 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
前期
単位数
1
時間数
30 時間
科目名
神経学Ⅰ(基礎) (ORT2)
科目担当責任者
学科
大塚 美恵子
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
木曜 4 限
講義
授業の概要
(主題)
神経内科領域の疾患全般について理解を深めることを目的とする。神経解剖学・神経生理学を臨床神
経学の観点から把握し、さらに神経症候学を学ぶ。
1.神経系の構造と機能の概略を説明できる。
2.神経学的診察の意義が理解できる。
3.意識障害の病態と評価法について説明できる。
4.人間の知能について理解を深める。
5.脳高次機能の障害について理解する。
6.運動障害の概略を説明できる。
7.感覚障害の概略を説明できる。
8.自律神経障害について理解する。
9.神経学的補助検査の意義が理解できる。
授業の到達目標
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
神経系の構造と機能(1)
神経系の構造と機能(2)
第3回
第4回
神経学的診察
第 1 回~第 3 回のまとめ
第5回
第6回
意識障害
記憶障害・知能障害
第7回
第8回
第 5 回、第 6 回のまとめ
失語・失行・失認
第9回
第 10 回
運動麻痺・筋萎縮
運動失調
第 11 回
第 12 回
不随意運動
感覚障害
第 13 回
第 14 回
構音障害・嚥下障害
自律神経障害
第 15 回
神経学的補助検査
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 ■レポート、 □その他(
基本的には定期試験にて評価するが、レポートが評価に加味されることもある。
準備学習
学習へのアドバイス
毎回の復習が望ましい。講義後の質問歓迎。
)
履修条件
教 科 書
参 考 書
オフィスアワー
その他
病気がみえる Vol.7 脳・神経 医療情報科学研究所編、メディックメディア、2011 年
≪標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野≫神経内科学(川平和美編、医学書院、第 3 版、2009
年)
クリニカルアイ 神経内科(古川哲雄・三苫博著、医学評論社、第 2 版、2007 年)
質問等は授業後に応じる
- 37 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
後期
単位数
1
時間数
30 時間
科目名
神経学Ⅱ(臨床) (ORT2)
科目担当責任者
学科
大塚 美恵子
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
木曜 3 限
講義
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
神経内科領域の疾患全般について理解を深めることを目的とする。脳血管障害、認知症、変性疾患、
脱髄疾患、感染性疾患、末梢神経疾患、筋疾患など、神経内科で扱う各疾患について学ぶ。
各疾患の症候・病態の概略を説明できる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
第1回
内容
脳血管障害(1)
第2回
第3回
脳血管障害(2)
認知症
第4回
第5回
脳腫瘍・頭部外傷
記憶障害・知能障害
第6回
第7回
変性疾患(1)
変性疾患(2)
第8回
第9回
脱髄疾患
感染性疾患
第 10 回
第 11 回
脊髄疾患
末梢神経疾患
第 12 回
第 13 回
筋疾患・神経筋接合部疾患
機能性疾患
第 14 回
第 15 回
まとめ
総括
担当
成績評価の方法
■定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 □小テスト、 ■レポート、 □その他(
)
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
基本的には定期試験にて評価するが、レポートが評価に加味されることもある。
教 科 書
病気がみえる Vol.7 脳・神経 医療情報科学研究所編、メディックメディア、2011 年
参 考 書
≪標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野≫神経内科学(川平和美編、医学書院、第 3 版、2009
年)
クリニカルアイ 神経内科(古川哲雄・三苫博著、医学評論社、第 2 版、2007 年)
オフィスアワー
質問等は授業後に応じる
毎回の復習が望ましい。講義後の質問歓迎。
その他
- 38 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
前期
単位数
1
時間数
30 時間
科目名
精神衛生
科目担当責任者
学科
穴水 幸子
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
木曜 3 限
講義
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
ひとのこころのあり方を考える。とくに、精神障碍者を援助する側として、知識をたかめる。
精神疾患を、ビデオ(DVD)を用いて、説明し、各疾患に対する理解を深めていく。
各精神疾患の概念を理解する。援助の仕方についても考える。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
第1回
内容
精神医学概説
第2回
第3回
精神症状の把握のために・診断学
統合失調症(1)
第4回
第5回
統合失調症(2)
1~4 回のまとめと補足
第6回
第7回
気分障害(うつ病)
気分障害(双極性障害)
第8回
第9回
不安障害 心因性障害(1)
不安障害 心因性障害(2)
第 10 回
第 11 回
6~9 回のまとめと補足
摂食障害・睡眠障害
第 12 回
第 13 回
パーソナリティ障害
認知症・器質性精神障害
第 14 回
第 15 回
10~13 回のまとめと補足
総括
担当
成績評価の方法
講義内に示します
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
講義内に示します
教 科 書
精神医学テキスト 改訂第3版 南江堂 (上島国利ら)
参 考 書
臨床家のための DSM-5 虎の巻 森則夫ら(著) (日本評論社)
オフィスアワー
その他
授業前後、適宜
教科書、参考書を適宜よみすすめてください。
- 39 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
前期
単位数
1
時間数
30 時間
科目名
リハビリテーション医学 (ORT)
科目担当責任者
学科
前田 真治
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
水曜 3 限
講義
授業の概要
(主題)
リハビリテーション専門職として必要な医学と基礎知識を学習する。まず、リハビリテーションの概念、障
害者心理、チーム医療など基本的な概念を習得した上で、リハビリテーションマインドを学ぶ。また、脳
卒中、中途失明、神経疾患などのリハ的な考え方、診断、評価、治療を概説する。さらに住宅改造など
も触れる。
授業の到達目標
1.リハビリテーションにおける障害者の心理状況が理解できる.
2.障害者や高齢者と接する際の,心構えが述べられ,身につけられる.
3.各疾患で生じる障害の主なリハビリテーションの流れが概説できる.
4.チーム医療が理解できる.
5.関連専門職種の役割が理解できる
6.リハビリテーションにおける主な疾患の治療法の概略が述べられる.
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
リハビリテーション,障害について,病人と障害者役割について
国際生活機能分類 ICF について
第3回
第4回
廃用症候群・過用症候群・誤用症候群
障害者心理1:心理的経過、段階的理論、防衛機制
第5回
第6回
障害者心理2、障害者との接し方
高齢者の特徴とその接し方
第7回
第8回
リハビリテーション・チーム医療の実際、高齢社会と少子化
中途失明者のリハ
第 11 回
おもなる対象疾患である脳卒中のリハ 1(病態生理・治療・急性期脳卒中のリハビリテーシ
ョン)
おもなる対象疾患である脳卒中のリハ 2(リハ中止基準,理学療法・作業療法・ADLにつ
いて)
脳卒中などに伴う高次脳機能障害のリハ(特に失語症と半側無視について)
第 12 回
第 13 回
後頭葉機能障害とリハ
神経筋疾患 1(パーキンソン病、筋萎縮性清側索硬化症など)のリハ
第 14 回
第 15 回
神経筋疾患 2(多発性硬化症、ベーチェット病、筋ジストロフィーなど)のリハ
住宅改造(バリアフリーとユニバーサルデザイン)について
第9回
第 10 回
成績評価の方法
筆記試験
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
定期試験 100%
教 科 書
老人のリハビリテーション第 8 版(前田真治著、医学書院、2016)
参 考 書
医学生・コメディカルのための手引書 リハビリテーション概論 改訂第 3 版 (上好昭孝 土肥信之(編)
永井書店 2014)
オフィスアワー
毎週その時に,時間帯が変わりますので,作業療法共同研究室,国際医療福祉大学クリニックなどで
聞いてください.
その他
講義の内容に即した独自のプリント教材も使用します.
プリント冊子と教科書を中心に行うので事前に見ておくように。廃用症候群以降で教科書を使用する
なし
- 40 -
大田原キャンパス
授業開始年度
科目名
小児科学 (ORT2)
科目担当責任者
学科
下泉 秀夫
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
木曜 5 限
講義
授業の概要
(主題)
小児は、心身ともに発育、発達という特徴が有り、大人が小さくなったものではない。小児の健全な心身
の発育、発達を助けるために、小児保健の考え方を理解し、小児に特徴的な疾患について正しい理解
を深めることは、医療従事者として必須のことである。講義は、小児科専門医がそれぞれの専門分野を
分担して行う。
授業の到達目標
1.視能訓練士として必要な小児への基本的な対応ができる。
2.小児の発育、発達、栄養、病気の予防についての基礎知識を説明できる。
3.視能訓練士として必要な小児に特有の疾患、病態生理について説明できる。
4.視能訓練士として必要な病気の小児への治療方法、ケア方法を説明できる。
5.遺伝のメカニズムについて知っていて、先天異常や遺伝性疾患について説明できる。
科目担当者
必修/選択
2016 年度
沼崎 啓、郡司 勇冶、村瀬 真紀、渡辺 浩史
学年
2 学年 期
前期
必修
単位数
1
時間数
30 時間
授業計画
回数
第1回
内容
小児病学概論1(小児科の特徴、成長・発育と発達、栄養と摂食)
担当
下泉秀夫
第2回
第3回
診断と治療の概要(小児への基本的な対応方法を含めて)
小児病学概論 2(小児の保健)
沼崎啓
渡辺浩史
第4回
第5回
新生児・未熟児疾患
先天異常と遺伝病
嶋岡鋼
下泉秀夫
第6回
第7回
呼吸器疾患
循環器疾患
沼崎啓
嶋岡鋼
第8回
第9回
感染症1
血液疾患、免疫・アレルギー疾患、膠原病
沼崎啓
郡司勇治
第 10 回
神経・筋・骨疾患1(中枢神経疾患、脳性麻痺、脊髄性疾患、末梢神経系疾患、筋疾患、
骨・関節疾患)
下泉秀夫
第 11 回
第 12 回
神経・筋・骨疾患2(発達障害、てんかん)
感染症2
渡辺浩史
沼崎啓
第 13 回
第 14 回
腎・泌尿器疾患、生殖器疾患、腫瘍性疾患
消化器疾患、内分泌・代謝疾患
郡司勇治
渡辺浩史
第 15 回
心身医学的疾患、重症心身障害児
下泉秀夫
成績評価の方法
評価の基準
定期試験
定期試験 100%
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
講義内容は、非常に幅広いので、教科書で予習を行い、講義内容について事前に把握しておくこと。理
解不十分なところは、講義中、講義終了後に積極的に質問すること。
教 科 書
標準理学療法学・作業療法学 小児科学第4版(医学書院)
参 考 書
各担当教官が作成した資料
オフィスアワー
その他
下泉秀夫のメールアドレス([email protected] )へ連絡してください。
- 41 -
科目名
老年学 (ORT)
科目担当責任者
学科
岩本 俊彦
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
水曜 5 限
講義
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
前期
単位数
1
時間数
30 時間
科目担当者
必修/選択
選択
我が国の人口構成比をみて明らかなことはまさに「超高齢社会」であるということである。すなわち高齢
者が人口の四分の 1 を占め、患者の多くは高齢者である。しかし、医学的にみて退行期にある高齢者
は成熟期の若年者とは明らかに異なり、従来の医学、医療では対応することが困難となってきた。しか
るに新たな学問体系としての老年学は高齢者の医療や福祉に携わる者にとって欠かせない学問となっ
てきた。この講義では、加齢現象、高齢者の特徴、高齢者の代表的な疾患に関する知識を深める。
1)高齢者の持つ心身の特徴を挙げることができる。
2)老年症候群とは何かを理解している。
3)高齢者総合的機能評価の必要性とその意義を明らかにできる。
4)チーム医療、多職種連携の必要性とその意義を述べることができる。
5)高齢者に多い疾患、例えば、認知症、うつ、慢性閉塞性肺疾患、肺炎、骨関節・運動器疾患、廃用症
候群、低栄養などを理解している。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
高齢社会と老年医学―生理的老化と病的老化
高齢者の臨床的特徴
第3回
第4回
老年症候群と高齢者総合的機能評価 CGA
廃用症候群、フレイルと高齢者のリハビリテーション―介護予防の意義
第5回
第6回
高齢者の薬物療法
高齢者の医療―生活支援、在宅医療と終末期医療
第7回
第8回
神経疾患―脳卒中を中心に
精神疾患―認知症、うつを中心に
第9回
第 10 回
呼吸器疾患―慢性閉塞性肺疾患、肺炎を中心に
骨関節・運動器疾患
第 11 回
第 12 回
泌尿器疾患―特に排尿障害を中心に
内分泌・代謝疾患、消化器疾患―特に低栄養を中心に
第 13 回
第 14 回
感覚器疾患、口腔疾患、皮膚疾患
高齢者にみられる循環器、血液疾患
第 15 回
高齢者の医療と福祉、その将来像
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト ■レポート □その他(
定期試験 80% レポート 20 %
)
準備学習
学習へのアドバイス
授業の前に下記参考書に目を通して準備しておくと授業が理解しやすい。身近にいる高齢者をよく観察
し、その方の人生や生活史を知ろうと常に意識していれば、理解に深みが増し、実戦にも役立つ。高齢
者が良き教科書である。
履修条件
教 科 書
特に指定しない
参 考 書
健康長寿診療ハンドブック(日本老年医学会編)メジカルビュー社が定価 1000 円でよくまとめられてい
る。
オフィスアワー
その他
授業終了後もしくはメールにて対応
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科目名
神経心理学概論 (ORT)
科目担当責任者
学科
穴水 幸子
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
火曜 5 限
講義
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
後期
単位数
2
時間数
30 時間
科目担当者
必修/選択
選択
神経心理学の概念を理解する。高次脳機能障害の各症状を理解する。
神経心理学の各症状について理解し、その症状出現の基礎となる脳の機能局在を知る。
授業計画
回数
第1回
内容
神経心理学概論
第2回
第3回
意識障害・注意障害
失語
第4回
第5回
失読・失書
失認(おもに視覚失認)
第6回
第7回
失行
1~6 回のまとめと補足
第8回
第9回
前頭葉機能障害
健忘症・記憶障害
第 10 回
第 11 回
右半球損傷
器質性精神障害
第 12 回
第 13 回
情動障害・認知症
8~12 回のまとめと補足
第 14 回
第 15 回
高次脳機能障害を生きる
総括
担当
成績評価の方法
講義中に示します
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
講義中に示します
下準備として、脳の各部位の名前を整理しておくこと。脳の局在と全体の流れをつかんでおくことが大
切です。
教 科 書
高次脳機能障害の症候辞典 河村満ら 著 (医歯薬出版株式会社)
参 考 書
言語聴覚士のための基礎知識[臨床神経学・高次脳機能障害学] 医学書院 (岩田誠ら 編)
オフィスアワー
その他
授業前後、適宜
2 年生以上で履修ができます
- 43 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
後期
単位数
1
時間数
30 時間
科目名
薬理学 (ORT2)
科目担当責任者
学科
岸 浩一郎
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
木曜 1 限
講義
授業の概要
(主題)
医療分野における薬物治療の基礎を理解するために薬理学を学ぶ。薬理学は、生体と薬との相互作
用を調べる学問分野であるが、本授業では、前半に薬理学の総論を、後半には各論で眼科領域を含む
各疾患治療薬の作用について学ぶ。
授業の到達目標
1.化学物質である薬物が生体にどのように作用を及ぼすかについて説明できる。
2.薬物の体内の挙動(薬物動態)について説明できる。
3.薬物が各疾患の治療にどのように利用されるかについて説明できる。
4.眼科領域で使用される薬物の作用について説明できる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
薬理学とはなにか
薬物の法律、薬物の開発
第3回
第4回
薬物が作用する仕組み
薬物の体内の挙動(薬物動態)
第5回
第6回
薬効に影響する因子
薬物の有益性と危険性
第7回
第8回
末梢神経系に作用する薬物
抗アレルギー薬と抗炎症薬
第9回
第 10 回
化学療法薬
散瞳薬と縮瞳薬
第 11 回
第 12 回
抗緑内障薬
抗白内障薬
第 13 回
第 14 回
眼科領域の抗アレルギー薬と抗炎症薬
眼科領域の抗感染症薬
第 15 回
授業全体のまとめ
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
教 科 書
参 考 書
オフィスアワー
その他
■定期試験、□実技試験、□実習評価、□小テスト、■レポート、□その他(
定期試験 60%、レポート 40%
)
授業で配布したプリントおよび教科書の該当部分をよく読んでおくこと。
系統看護学講座 専門基礎分野 疾病のなりたちと回復の促進 3 薬理学(吉岡充弘、泉 剛、井関
健 著、医学書院、第 13 版)
眼科薬剤クイックリファランス(大橋祐一ら 編著、南江堂、第 2 版)
点眼薬クリニカルブック(庄司 純 編、金原出版、第 2 版)
NEW 薬理学(田中千賀子、加藤隆一 編集、南江堂、改訂第 6 版)
金曜 6 限、J 棟 1 階 J101 研究室
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科目名
外科学 (ORT 後半変則)
科目担当責任者
学科
内田 克紀
視機能療法学科
曜日時限
火曜 4 限 火
曜6限
授業の形態
講義
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
前期後半
単位数
1
時間数
15 時間
科目担当者
必修/選択
選択
近年、外科学も急速に細分化、専門化の傾向が高まりつつあります。ここでは、何人かの教官が、それ
ぞれの専門分野、得意な部分を生かし、外科学のトピックス的なことについて、実際の症例などを交え
ながら、紹介していく予定であります。少しでも外科学に対しての興味、関心が深まれば幸いと考えま
す。
外科治療の基本が理解できる。
消化器外科の概要が理解できる。
外科リハビリテーションの概要が理解できる。
呼吸器外科の概要が理解できる。
腫瘍外科の概要が理解できる。
泌尿器外科の概要が理解できる。
心臓血管外科の概要が理解できる。
形成外科の概要が理解できる。
小児外科の概要が理解できる。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
外科総論
外科治療、腫瘍外科
鈴木 裕
筒井 信浩
第3回
第4回
消化器外科
呼吸器外科
吉田 昌
石川 成美
第5回
第6回
腎・泌尿器外科
心臓外科、血管外科
内田 克紀
國友 隆二
第7回
第8回
小児外科
形成外科
小坂 正明
森川 康英
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート □その他(
定期試験(100%)
準備学習
学習へのアドバイス
講義の際、参考資料を配布するので、それらを利用して復習し、外科治療に対する理解を深めること。
履修条件
教 科 書
参 考 書
特に指定しない。
特に指定しない。
オフィスアワー
授業後に質問は受け付ける
その他
規定以上の出席回数がない場合は、定期試験を受験することはできない。
- 45 -
)
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
後期前半
単位数
1
時間数
15 時間
科目名
栄養学 (前半)(ORT)
科目担当責任者
学科
門脇 弘子
科目担当者
理学療法学科、作業療法学科、視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
木曜 4 限
講義
授業の概要
(主題)
理学療法士,作業療法士、視機能療法士として、治療される人の栄養状態の把握と対処の方法をまな
ぶ。
1:各栄養素の必要性を理解できる。
2:栄養状態を評価できる。
3:医療現場での役割を理解し、参加できる。
4:よい対処方法を各個人に工夫できる。
授業の到達目標
必修/選択
選択
授業計画
回数
第1回
内容
1:炭水化物、タンパク質、脂質の代謝について
担当
第2回
第3回
2:ビタミン、ミネラルの重要性について
3:栄養必要量の科学的根拠について(日本人食事摂取基準について)
第4回
第5回
4:運動と栄養について
5:障害児の栄養について
第6回
第7回
6:高齢者、嚥下障害のある人の栄養について
7:栄養サポートチームについて
第8回
全体のまとめと質疑応答、レポート提出
成績評価の方法
レポートを評価
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
授業内容をどのくらいできているかを評価点数にします。
学んで得ることの大事さを体験してもらう。ある程度の知識を身に着けるため、何を学ぶか何を得て帰
るか積極的に、挑むこと。
教 科 書
応用栄養学(第1出版)教科書は必須ではなく、授業中配られたプリントを整理しておく。
参 考 書
日本人食事摂取基準2010年版(第1出版)
オフィスアワー
その他
木曜日午後1時頃から4時30分まで A517の研究室
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大田原キャンパス
授業開始年度
科目名
保育
科目担当責任者
学科
石井 敬子
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
金曜 4 限
講義
授業の概要
(主題)
幼児教育を通して、幼児の見方、関わり方を学び、幼児理解を深めることを目的とします。人間は取り
巻く環境の中で、多種多様な経験や活動を、身をもって体験しながら、学び成長していきます。ですか
ら、文部科学省は、幼稚園教育は“環境による教育”と断言しております。“環境”即ち教育なのです。医
療施設も幼児の成長に深く関わる環境です。環境にとって、都合の良い幼児を期待するのか?幼児の
成長にとって相応しい環境であるのか?この違いは、大きな問題です。望ましい環境とは、社会とは何
なのか!人間として何が望ましいか!それを求め続け
授業の到達目標
1. 幼児教育を通して、幼児を深く理解できる。
2. 幼稚園体験学習において実際に子供と関わり合いをもつことができる。
3. 積極的に子供とコミュニケーションをとることができる。
4. 異年齢の子供達と関わることにより、発達の違いを知る。
5. 子供に受け入れられる為には、どう自己表現できるかを考えることができる。
6. 子供の言動・行動上の表現や要求を理解することができる。
7. 実際に保育者の子供との関わり方を見ることにより、個々に対する対応の仕方・言葉掛け等を学び
知る。
8. 自己が他者(子供)からどう見られているかを意識できる。
9. グループ討議において他者の子供に対する見方や受け止め方の違いを知ることができる。
10. レポートにおいて自分の考察や感想を要領よくまとめ、記述することができる。
科目担当者
必修/選択
必修
鈴木 賢治、三田 理恵
学年
2 学年
単位数
1
2016 年度
期
前期
時間数
30 時間
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
4 月 15 日(金)幼稚園教育とは
4 月 22 日(金)子供の見方
石井敬子
三田理恵
第3回
第4回
5 月 6 日(金)2 限 幼稚園見学(1)
5 月 6 日(金)3 限 幼稚園見学(1)
石井敬子
石井敬子
第5回
第6回
5 月 6 日(金)4 限 グループディスカッション・レポート
5 月 13 日(金)グループディスカッション・発表
石井敬子
三田理恵
第7回
第8回
5 月 20 日(金)報告に基づいて
5 月 27 日(金)2 限 幼稚園見学(2)
石井敬子
三田理恵
第9回
第 10 回
5 月 27 日(金)3 限 幼稚園見学(2)
5 月 27 日(金)4 限 グループディスカッションレポート
三田理恵
三田理恵
第 11 回
第 12 回
6 月 3 日(金)グループディスカッション・発表
6 月 10 日(金)報告に基づいて
石井敬子
三田理恵
第 13 回
第 14 回
6 月 17 日(金)子供との関わりの中で - Part1
6 月 24 日(金)子供との関わりの中で - Part2
石井敬子
石井敬子
第 15 回
7 月 1 日(金)総括
三田理恵、鈴木賢治
成績評価の方法
評価の基準
□定期試験、□実技試験、□実習評価、□小テスト、■レポート、■その他(実習報告会・実習態度)
レポート 80%、実習報告会 10%、実習態度 10%
準備学習
学習へのアドバイス
2 回の現場体験学習において、積極的に子供と関わり、コミュニケーションを図る。
履修条件
教 科 書
参 考 書
特になし。
特になし。
オフィスアワー
質問は基本的に講義後に受け付ける。
石井:平日(15:00~18:00) (ふたば幼稚園)
三田:平日(15:00~18:00) (ふたば幼稚園)
- 47 -
鈴木:月曜日 2 限(10:40~12:10) 学科助手室(M304)
その他
- 48 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
前期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
生理光学Ⅱ(応用) (2 年・前期・月 2 限)
科目担当責任者
学科
四之宮 佑馬
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
月曜 2 限
講義
授業の概要
(主題)
1 年次に習得した幾何光学、矯正レンズ光学、波動光学理論の知識をもとに、眼光学の基礎であるプリ
ズムやレンズの種類とその特性、収差について理解する。また、水晶体調節、コントラスト感度、空間周
波数特性の理解を通じて、大脳視覚系などの生理機能との関連を学習し、眼鏡矯正の理論を習得す
る。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
5.
科目担当者
必修/選択
原 直人
必修
2 種類の乱視矯正の原理を理解し説明できる。
検影法の原理を理解し説明できる。
プリズムの原理を理解し説明できる。
様々な視力評価の方法を理解し説明できる。
適切な眼鏡処方について考え、理論的に説明できる。
授業計画
回数
第1回
内容
04 月 11 日(月) 乱視表
担当
四之宮 佑馬
第2回
第3回
04 月 18 日(月) クロスシリンダ
04 月 25 日(月) クロスシリンダ --- 演習
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第4回
第5回
05 月 09 日(月) 自覚的屈折検査・他覚的屈折検査
05 月 16 日(月)1 限 プリズム(5 月 2 日の振替)
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第6回
第7回
05 月 16 日(月) レンズメータ
05 月 23 日(月) 検影法
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第8回
第9回
05 月 30 日(月) 検影法 --- 演習
06 月 06 日(月)1 限 LogMAR(7 月 18 日の振替)
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第 10 回
第 11 回
06 月 06 日(月) ETDRS、縞視力、コントラスト感度
06 月 13 日(月)1 限 眼鏡処方の基礎(6 月 13 日 2 限の振替)
四之宮 佑馬
原 直人
第 12 回
第 13 回
06 月 20 日(月)1 限 眼鏡処方の臨床(6 月 20 日 2 限の振替)
07 月 07 日(水)1 限 コンタクトレンズ学 1(6 月 27 日の振替)
原 直人
丸山 邦夫
第 14 回
第 15 回
07 月 07 日(木)2 限 コンタクトレンズ学 2(7 月 4 日の振替)
07 月 11 日(月) 総括
丸山 邦夫
四之宮 佑馬
成績評価の方法
■定期試験 □実技試験 □実習評価 ■小テスト □レポート □その他(
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
定期試験 100%、小テストの点数を加減する。
教 科 書
屈折異常とその矯正 第 6 版(所敬、金原出版、2014)
参 考 書
新しい眼光学の基礎(西信元嗣・岩田耕一・魚里博、金原出版、2008)
オフィスアワー
その他
生理光学 I(基礎)を復習しておく。生理光学実習の前によく理解しておく。
特になし。
原:月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
四之宮:火曜日 1 限(9:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
講義日程を月曜 1 限に振り替えて実施することがある。
- 49 -
)
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
2 学年
期
後期
2
時間数
30 時間
科目名
生理光学Ⅲ(実践) (2 年・後期・月 2 限)
科目担当責任者
学科
四之宮 佑馬
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
月曜 2 限
講義
授業の概要
(主題)
自覚的屈折検査および他覚的屈折検査の理解を深めるため、レンズ交換法及び検影法の手法と原理
を学習する。幾何光学および眼光学の理解を深めるため、眼鏡倍率と不等像視について学習するとと
もに、眼鏡とコンタクトレンズの利点と欠点を理解する。また、屈折異常に関する疫学の知識を習得す
る。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
科目担当者
必修/選択
必修
鈴木 賢治
学年
単位数
眼鏡とコンタクトレンズの違いを説明できる。
コンタクトレンズを適切に取扱うことができる。
臨床で必要な幾何光学の計算を速やかに行うことができる。
臨床で必要な眼光学の知識を理解し速やかに説明できる。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
09 月 26 日(月) コンタクトレンズと眼鏡
10 月 03 日(月) 眼内レンズ
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第3回
第4回
10 月 17 日(月) フィルタ・倍率
10 月 22 日(土) 老視
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第5回
第6回
10 月 24 日(月) 凸面鏡、凹面鏡
10 月 31 日(月) 収差
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第7回
第8回
11 月 07 日(月) 光学の計算
11 月 14 日(月) 屈折異常の疫学
四之宮 佑馬
鈴木 賢治
第9回
第 10 回
11 月 21 日(月) 視差
11 月 28 日(月) 幾何光学
鈴木 賢治
鈴木 賢治
第 11 回
第 12 回
12 月 05 日(月) 波動光学
12 月 12 日(月) 他覚的視力検査・自覚的視力検査
鈴木 賢治
鈴木 賢治
第 13 回
第 14 回
12 月 19 日(月) 他覚的屈折検査・自覚的屈折検査
12 月 26 日(月) 調節
鈴木 賢治
鈴木 賢治
第 15 回
01 月 16 日(月) 総括
鈴木 賢治
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 ■小テスト □レポート □その他(
定期試験:100%、小テストの点数を加減する。
準備学習
学習へのアドバイス
生理光学 I(基礎)と生理光学 II(応用)を復習しておく。生理光学実習の前によく理解しておく。
履修条件
特になし。
教 科 書
参 考 書
屈折異常とその矯正 改定第 6 版(所敬、金原出版、2014)
目でみる視力・屈折検査の進め方 改訂第 2 版(所敬・山下牧子、金原出版、2007)
オフィスアワー
その他
四之宮:火曜日 1 限(9:00~10:30) 四之宮研究室(C510)
鈴木:月曜日 2 限(10:40~12:10) 学科助手室(M304)
講義日程を振り替えて実施することがある。掲示等に留意すること。
- 50 -
)
科目名
生理光学実習 (2 年生 前期月 3・4 限、後期金 2・3 限)
科目担当責任者
四之宮 佑馬
学科
視機能療法学科
前期(月曜 3
限 月 曜 4
限)、後期(金 必修/選択
曜 2 限 金曜 3
限)
実習
曜日時限
授業の形態
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
科目担当者
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、伊藤 美沙絵、
鈴木 賢治
必修
学年
2 学年
期
通年
単位数
1
時間数
45 時間
生理光学 I(基礎)及び II(臨床)の講義内容を基に実習を行う。
視力・屈折に関わる検査技術を学習し、正確な検査データを得られるよう反復練習する。
検査データを分析し、患者に合った適切な検査・矯正法・矯正値を判断できるよう学習する。
1. レンズ交換法による自覚的屈折検査を実地できる。
2. レンズメータで眼鏡度数を正確に測定できる。
3. オートレフラクトメータ・ケラトメータについて検査説明し、検査を迅速に実地できる。
4. 検影法の原理を理解し、測定値から度数を算出できる。
5. コンタクトレンズの取扱説明を実地できる。
6. コンタクトレンズの処方ができる。
7. 調節の仕組みを理解し、検査データから調節力を求めることができる。
授業計画
回数
第1回
内容
04 月 15 日(金) 生理光学実習オリエンテーション(5 月 2 日の振替)
担当
四之宮 佑馬
第2回
第3回
04 月 25 日(月) 検眼レンズの取扱と裸眼視力検査
05 月 16 日(月) 自覚的屈折検査(球面)
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第4回
第5回
05 月 30 日(月) 自覚的屈折検査(乱視表)
06 月 13 日(月) 他覚的屈折検査(クロスシリンダ)
藤山 由紀子
藤山 由紀子
第6回
第7回
06 月 27 日(月) ソフトコンタクトレンズ
07 月 11 日(月) ハードコンタクトレンズ
鈴木 賢治
鈴木 賢治
第8回
第9回
07 月 22 日(金) 到達度の確認(12 月 23 日の振替)
09 月 30 日(金) 他覚的屈折検査(オートレフラクトメータ)
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第 10 回
第 11 回
10 月 21 日(金) 他覚的屈折検査(検影法の基礎)
11 月 04 日(金) 他覚的屈折検査(検影法の応用)
内山 仁志
内山 仁志
第 12 回
第 13 回
11 月 18 日(金) 調節検査の基礎
12 月 02 日(金) 調節検査の実践
望月 浩志
望月 浩志
第 14 回
第 15 回
12 月 09 日(金) コンタクトレンズの処方
01 月 06 日(金) 総括
伊藤 美沙絵
四之宮 佑馬
成績評価の方法
■定期試験 ■実技試験 ■実習評価 ■小テスト ■レポート □その他(
評価の基準
定期試験:40%、レポート:40%、実技試験:20%
実習評価、小テスト、中間試験の点数を加減する。
準備学習
学習へのアドバイス
実習を効率よく円滑に進めるため、各実習項目について生理光学の講義で学んだ内容を事前に必ず
復習すること。
検査機器の取扱についても概要を予習して実習に臨むこと。
履修条件
特になし。
教 科 書
屈折異常とその矯正 第 6 版(所敬、金原出版、2014)
目でみる視力・屈折検査の進め方 改訂第 2 版(所敬・山下牧子、金原出版、2007)
参 考 書
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
オフィスアワー
藤
内
山: 金曜日 2 限(10:40~12:10) 藤山研究室(B508)
山: 水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
- 51 -
)
その他
伊 藤: 未定
四之宮: 火曜日 1 限(09:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
鈴 木: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 学科助手室(M304)
班毎に実習を行う。班によって実習日程の順序を入れ換えることがある。
- 52 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
後期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
視能障害学Ⅰ(基礎)
科目担当責任者
学科
新井田 孝裕
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
木曜 2 限
講義
授業の概要
(主題)
眼疾患の理解に必要な解剖・生理学と視器病態生理学Ⅰで習得した基礎知識を確認した上で、視能障
害の基本的な病態を理解していただく。検査結果の診方に加え、症状や所見からどのような疾患を想
定し、どのように診断を進めていくべきか学生自らに考えさせながら講義を展開し、知識の整理と定着
を図り、3 年次の視能障害学Ⅱ(応用)につなげる。
授業の到達目標
1.眼の構造と機能が理解できる。
2.検査法の原理と特性が理解できる。
3.自覚症状と他覚所見を結び付けて理解できる。
4.多岐にわたる眼疾患の病態が理解できる。
5.基本的な鑑別診断のプロセスが理解できる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
第1回
内容
眼の解剖と発生
担当
第2回
第3回
眼の生理と光学
眼の炎症、アレルギー反応、免疫
第4回
第5回
網膜中心窩の特殊構造と臨床との接点(内視現象、Haidinger's brushes)
角膜の構造と角膜疾患の病態生理
第6回
第7回
結膜所見(充血・出血、濾胞、乳頭増殖)の診方と結膜炎の臨床像
病原体と眼感染症、消毒法
第8回
第9回
先天性、遺伝性眼疾患(遺伝形式含む)
房水の動態と眼圧測定値に影響する因子
第 10 回
第 11 回
栄養と棟代謝のメカニズム(インスリンの作用)
網膜の発生・血管支配と病態の診方
第 12 回
第 13 回
網膜疾患の病態と検査所見の診方
眼科疾患における症状と所見の診方
第 14 回
第 15 回
眼科疾患における問診の取り方と検査の進め方
総括
成績評価の方法
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート □その他(
評価の基準
定期試験 100%
不明な点をそのままにしないこと。
ノートをしっかりとること。
予習課題を調べてくること。
講義録とノートと教科書を活用し自分自身でまとめる力を身に付けること。
準備学習
学習へのアドバイス
)
履修条件
特になし。
教 科 書
標準眼科学 第 12 版(木下茂・中澤満・天野史郎編、医学書院、2013)
視機能療法学テキスト
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
参 考 書
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
オフィスアワー
その他
金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505 )
- 53 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
前期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
視能矯正学Ⅰ(基礎)
科目担当責任者
学科
新井田 孝裕
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
火曜 1 限
講義
授業の概要
(主題)
弱視・斜視の領域を扱う視能矯正学の基礎を学ぶ上で必要な視覚系の構造、両眼視のメカニズムとそ
の発達、網膜対応の概念と分類、検査法の基本原理について理解を深める。
1.視機能(形態覚、両眼視)のメカニズムと評価法が理解できる。
2.ホロプターおよび Panum の融像感覚圏の概念と生理的複視の関係が理解できる。
3.網膜対応の概念とその異常が理解できる。
4.角膜反射像を理解し、臨床上での検査法とその評価法が理解できる。
授業の到達目標
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
第1回
内容
視能矯正学序論
担当
第2回
第3回
視野の概念と網膜・視交叉における視野の対応
両眼視のメカニズムⅠ
第4回
第5回
両眼視のメカニズムⅡ
単眼での奥行き手がかり
第6回
第7回
ホロプターと Panum の融像感覚圏
生理的複視と重複眼
第8回
第9回
複視と抑制、道づれ領
視方向と網膜対応の分類
第10回
第11回
網膜異常対応Ⅰ
網膜異常対応Ⅱと両眼三重視
第12回
第13回
プリズムジオプトリーと視角
角膜反射像(Purkinje-Sanson 像)の原理と診方
第14回
第15回
角膜反射像を用いた固視検査と近見眼位の定性検査
総括
成績評価の方法
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート □その他(
評価の基準
定期試験 100%
視能矯正学を理解していく上で重要な基礎となる科目であり、授業の密度も高いため、極力欠席しない
ようにしてください。次回の講義に関係する教科書のページを授業の最後に伝えますので、予習した上
で授業に臨んでください。授業では板書のみならず、口頭で解説した要点についてもノートをしっかりと
り、視機能療法学テキストや教科書と照らし合わせて復習を心がけ、知識を整理することが大切です。
準備学習
学習へのアドバイス
)
履修条件
特になし。
教 科 書
視機能療法学テキスト
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
視能矯正学 第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
参 考 書
Handbook of Pediatric Strabismus and Amblyopia (ed. Wright KW・Spiegel PH・Thompson L, Springer;
2006)
Binocular Vision and Ocular Motility: Theory and Management of Strabismus 6th edition (ed. von
Noorden GK・Campos EC, Mosby, 2001) → 参照(http://www.cybersig
オフィスアワー
その他
金曜日 3・4限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505 )
- 54 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
前期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
視能矯正学Ⅱ(応用)
科目担当責任者
学科
新井田 孝裕
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
水曜 1 限
講義
授業の概要
(主題)
弱視・斜視の領域を扱う視能矯正学の基礎を学ぶ上で根幹となる外眼筋の解剖・生理、基本的な眼球
運動の特性と理論、近見反応における調節と輻湊のメカニズムを習得する。その上で実際に眼球可動
模型を作製し、外眼筋の作用および運動特性の理解を深める。
授業の到達目標
1.眼球運動を司る外眼筋の解剖と作用が理解できる。
2.自律神経の働きと調節機能が理解できる。
3.輻湊の要素と近県反応が理解できる。
4.眼球運動に関する基本的な生理、力学、法則が理解できる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
眼球・眼瞼運動を司る脳神経
外眼筋の解剖と作用Ⅰ(4直筋)
第3回
第4回
外眼筋の解剖と作用Ⅱ(上斜筋と下斜筋)
単眼の眼球運動Ⅰ(ともひき筋とはりあい筋)と Sherrinngton の法則
第5回
第6回
単眼の眼球運動Ⅱ(Fick の座標軸と Listing の法則)
両眼性の眼球運動(ともむき筋と Hering の法則)
第7回
第8回
自律神経系の働きと近見反応
調節のメカニズムと調節麻痺下の屈折検査
第9回
第 10 回
古典的な輻湊の4つの要素と AC/A
眼球可動模型の作成Ⅰ
第 11 回
第 12 回
眼球可動模型の作成Ⅱ
眼球可動模型の作成Ⅲ
第 13 回
第 14 回
眼球可動模型の作成Ⅳ
眼球可動模型の完成度評価と眼球運動のシミュレーション
第 15 回
総括
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート ■その他(眼球可動模型の完成度評
価)
定期試験 100%、眼球可動模型の完成度評価は加点。
視能矯正学を理解していく上で重要な基礎となる科目であり、授業の密度も高いため、極力欠席しない
ようにしてください。次回の講義に関係する教科書のページを授業の最後に伝えますので、予習した上
で授業に臨んでください。授業では板書のみならず、口頭で解説した要点についてもノートをしっかりと
り、視機能療法学テキストや教科書と照らし合わせて復習を心がけ、知識を整理することが大切です。
特になし。
教 科 書
視機能療法学テキスト
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
視能矯正学 第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
参 考 書
Handbook of Pediatric Strabismus and Amblyopia (ed. Wright KW・Spiegel PH・Thompson L, Springer;
2006)
Binocular Vision and Ocular Motility: Theory and Management of Strabismus 6th edition (ed. von
Noorden GK・Campos EC, Mosby, 2001) → 参照(http://www.cybersig
オフィスアワー
その他
金曜日 3・4限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505 )
- 55 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
2 学年
期
後期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
視能矯正学Ⅲ(発展)
科目担当責任者
学科
新井田 孝裕
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
火曜 1 限
講義
授業の概要
(主題)
前期に開講した視能矯正学Ⅰ(基礎)及び視能矯正学Ⅱ(応用)で修得した基礎知識を基に、視能矯正
学の理解に必要な発展的知識を身につける。特に、眼位の診方と斜位・斜視の病態、非共同性斜視の
診方と検査法、代償性頭位異常のメカニズム、弱視の総論と各論について理解を深める。
授業の到達目標
1.眼位異常の定義と斜位、斜視の病態・臨床像が理解できる。
2.共同性斜視と非共同性斜視の差異が理解できる。
3.A 型-V 型斜視の病態が理解できる。
4.Hess 赤緑試験の原理が理解できる。
5.Parks の 3 段階法と代償性頭位異常(眼性斜頸)のメカニズムが理解できる。
6.幼児型視力の特徴とその評価法が理解できる。
7.視脳の感受性期間を含めて弱視の病態が理解できる。
8.弱視の定義、分類、基本的な検査及び治療法が理解できる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
内容
担当
第1回
前期に履修した視能矯正学Ⅰ(基礎)とⅡ(応用)の総評と内容の復習
第2回
遠見及び近見眼位の違いと正位、斜位、斜視の違い
第3回
遮蔽及び遮蔽除去試験
第4回
共同性斜視と非共同性斜視
第5回
Hess 赤緑試験の原理と Hering の法則
第6回
A 型-V 型斜視と原因説
第7回
回旋性むき運動と Parks の 3 段階法
第8回
斜筋の異常と頭位異常
第9回
幼児型視力の特徴(側抑制と読み分け困難)と評価法
第 10 回
視力と両眼視の感受性期間
第 11 回
弱視総論(医学的弱視と社会的・教育的弱視)
第 12 回
弱視各論Ⅰ(病因と分類、網膜-外側膝状体-視覚皮質における障害の差異)
第 13 回
弱視各論Ⅱ(検査と治療)
第 14 回
弱視の定義(英訳の留意点と内容の解説)
第 15 回
総括
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート ■その他(英訳レポートの評価)
定期試験 100%、英訳レポートの評価は加点。
準備学習
視能矯正学を理解していく上で重要な基礎となる科目であり、授業の密度が高いため、極力欠席しないよ
- 56 -
学習へのアドバイス
うにしてください。次回の講義に関係する教科書のページを授業の最後に伝えますので、予習した上で授
業に臨んでください。授業では板書のみならず、口頭で解説した要点についてもノートをしっかりとり、視機
能療法学テキストや教科書と照らし合わせて復習を心がけ、知識を整理することが大切です。
履修条件
前期に開講する視能矯正学Ⅰ(基礎)および視能矯正学Ⅱ(応用)の単位を修得していることが望ましい。
教 科 書
視機能療法学テキスト
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
視能矯正学 第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
参 考 書
Handbook of Pediatric Strabismus and Amblyopia (ed. Wright KW・Spiegel PH・Thompson L, Springer;
2006)
Binocular Vision and Ocular Motility: Theory and Management of Strabismus 6th edition (ed. von
Noorden GK・Campos EC, Mosby, 2001) → 参照(http://www.cybersig
オフィスアワー
その他
金曜日 3・4限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505 )
- 57 -
科目名
視能矯正学実習Ⅰ(基礎) (前期月 3・4 限、後期金 2・3 限)
科目担当責任者
伊藤 美沙絵
学科
視機能療法学科
前期(月曜 3
限 月 曜 4
限)、後期(金 必修/選択
曜 2 限 金曜 3
限)
実習
曜日時限
授業の形態
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
科目担当者
必修
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、四之宮 佑馬、
鈴木 賢治
学年
2 学年
期
前後期
単位数
1
時間数
45 時間
視能訓練士にとって最も基本的な検査である、視力検査、レンズメーター、眼球運動検査、眼位検査な
どについて学び、3 年生の学内実習前の基礎となる手技を習得する。視力検査では球面レンズ度数の
選択の原則を理解し、適切な球面レンズを選択することができるようにする。また乱視表、クロスシリン
ダーによる矯正方法の基礎も学ぶ。眼位検査では定性および定量的評価方法を学び、検査手技と記
載方法を学ぶ。両眼視機能検査は titmus stereo test、TNO test の検査法の実際と記載方法を学ぶ。
大型弱視鏡検査では両眼視機能の
1. 肉眼的眼球運動検査を適切に行い、所見をとることができる(眼球運動の正常の目安がわかる)。
2. 大まかな定量的眼位検査法を理解し、Hirschberg 法、Krimsky 法などを適切にできる。
3.定性的眼位検査(Cover uncover Test など)が適切にできる。
4. プリズムの取り扱いができ、定量的眼位検査(Prism Cover Test)が適切にできる。
5. 両眼視機能検査の実施法について理解し、定量的評価を行うことができる。
6. 大型弱視鏡を用いて両眼視機能検査ができる。
7. 球面レンズ度数の決定ができる。
8. 乱視表、クロスシリンダーを理解し説明できる。またゆっくりなら実施できる。
9. レンズメータの構造を理解し、実際の眼鏡を測定できる。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
04 月 11 日(月) オリエンテーション
04 月 18 日(月) 肉眼的眼球運動検査
伊藤 美沙絵
内山 仁志
第3回
第4回
05 月 09 日(月) 眼位検査
05 月 23 日(月) 遮閉試験 1
望月 浩志
望月 浩志
第5回
第6回
06 月 06 日(月) 遮閉試験 2
06 月 20 日(月) 遮閉試験 3
藤山 由紀子
藤山 由紀子
第7回
第8回
07 月 04 日(月) 両眼視機能検査
07 月 15 日(金) 到達度の確認(7 月 18 日の振替)
内山 仁志
内山 仁志
第9回
第 10 回
09 月 23 日(金) レンズメータ 1
10 月 14 日(金) レンズメータ 2
鈴木 賢治
鈴木 賢治
第 11 回
第 12 回
10 月 28 日(金) 視力総合 1
11 月 11 日(金) 視力総合 2
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第 13 回
第 14 回
11 月 25 日(金) 大型弱視鏡
12 月 16 日(金) 到達度の確認 2
藤山 由紀子
内山 仁志
第 15 回
12 月 21 日(水) 総括
伊藤 美沙絵
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
■定期試験、 ■実技試験、 ■実習評価、 □小テスト、 ■レポート、 □その他(
)
各実習項目に対するレポートを期限までに提出していることを前提として、定期試験を受けることができ
る。
欠席した実習項目については項目担当教員に確認し指示に従うこと。
定期試験:60%、実技試験・実習評価・レポート:40%
各実習項目について、事前にシラバスを確認して講義で学んだ当該項目について復習しながら実習に
臨むこと。
履修条件
- 58 -
教 科 書
視能学第 2 版(丸尾敏夫、久保田伸江、深井小久子編・文光堂・2011)
目でみる視力・屈折検査の進め方 改訂第 2 版(所敬・山下牧子、金原出版、2007)
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
参 考 書
屈折異常とその矯正 第 6 版(所敬、金原出版、2014)
オフィスアワー
藤 山: 金曜日 2 限(10:40~12:10)
伊 藤: 未定
内 山: 水曜日 5 限(16:20~17:50)
四之宮: 火曜日 1 限(09:00~10:30)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10)
鈴 木: 月曜日 2 限(10:40~12:10)
その他
班毎に実習を行う。班によって実習日程の順序を入れ換えることがある。
藤山研究室(B508)
内山研究室(F501)
四之宮研究室(L424)
望月研究室(C514)
学科助手室(M304)
- 59 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
2 学年
期
後期
2
時間数
60 時間
科目名
視能訓練学Ⅱ(応用) (後期・2 年生)
科目担当責任者
学科
藤山 由紀子
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
水曜 2 限
講義
授業の概要
(主題)
斜視・弱視の領域を扱う医療分野である視能矯正の基礎を理解する上で必要な両眼視のメカニズムと
その発達、眼位異常を理解するための外眼筋の作用と眼球運動の理論を習得させ、その上で視能矯
正に必要な各種検査法及び手技の基本原理について学ぶ。
授業の到達目標
1.視能矯正の理解に必要な外眼筋の作用や両眼視のメカニズムが理解できる。
2.視能矯正に必要な眼位・両眼視検査法の理論と手技、その意義が理解できる。
3.検査や訓練を行う際に適切な声かけの必要性が理解できる。
科目担当者
必修/選択
必修
伊藤 美沙絵
学年
単位数
授業計画
回数
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
内容
担当
09 月 28 日(水)2 限 眼球運動検査法 3
藤山 由紀子
10 月 05 日(水)2 限 眼球運動検査法 4
藤山 由紀子
10 月 12 日(水)2 限 眼球運動検査法 5
藤山 由紀子
10 月 19 日(水)2 限 両眼視機能検査法 1
伊藤 美沙絵
10 月 26 日(水)2 限 両眼視機能検査法 2
伊藤 美沙絵
11 月 02 日(水)2 限 両眼視機能検査法 3
伊藤 美沙絵
11 月 09 日(水)2 限 両眼視機能検査法 4
伊藤 美沙絵
第8回
11 月 16 日(水)2 限 両眼視機能検査法 5
第9回
11 月 23 日(水)2 限 固視検査法 1
第 10 回
11 月 30 日(水)2 限 固視検査法 2
第 11 回
12 月 07 日(水)2 限 大型弱視鏡による検査法 1
第 12 回
12 月 14 日(水)2 限 大型弱視鏡による検査法 2
第 13 回
第 14 回
第 15 回
伊藤 美沙絵
(祝) 通常授業
伊藤 美沙絵
伊藤 美沙絵
藤山 由紀子
藤山 由紀子
01 月 04 日(水)2 限 大型弱視鏡による検査法 3
藤山 由紀子
藤山 由紀子
01 月 11 日(水)2 限 大型弱視鏡による検査法 4
藤山 由紀子
01 月 18 日(水)2 限 総括
成績評価の方法
■定期試験 □実技試験 □実習評価 ■小テスト ■レポート
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
定期試験:90%、小テストおよびレポート:10%
極力欠席しないこと。
基礎視能矯正学との関連が深い。基礎視能矯正学と合わせて予習復習をすることがのぞましい。
教 科 書
□その他(
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
視能矯正学 改訂第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
- 60 -
)
参 考 書
オフィスアワー
視機能療法学テキスト
Binocular Vision and Ocular Motility: Theory and Management of Strabismus
GK・Campos EC、Mosby、2001)
藤山:金曜日 2 限(10:40~12:10) 藤山研究室(B508)
伊藤:未定
その他
- 61 -
6th edition (von Noorden
3 学 年
専 門 教 育 科 目
- 63 -
科目名
保育実習
科目担当責任者
学科
三田 理恵
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
前期(集中講
義)、後期(集
中講義)
実習
大田原キャンパス
授業開始年度
科目担当者
必修/選択
鈴木 賢治、石井 敬子
学年
3 学年
必修
単位数
2
2016 年度
期
通年
時間数
90 時間
授業の概要
(主題)
視能訓練士は臨床において、斜視や弱視の子供と接する機会が大変多い職業です。そのため、乳児、
幼児とふれ合う機会をもち、またその発達過程を理解することは視能訓練士にとって必須の条件です。
保育実習の目的は、保育の実際を体験し、子供の心理を少しでも理解するということ、子供との接し方
を学ぶところです。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
保育士の乳幼児に対する関わり方を学び、発達年齢別に乳幼児との接し方の違いを理解する。
実際に子供に接することで、子供を肌で実感する。
自分が伝えたいことや協力してほしいことを子供が理解できるように説明する能力を身につける。
子供から、また現場の保育士から学んだことを今後の臨床に役立てていく。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
保育実習オリエンテーションⅠ
第2回
保育実習オリエンテーションⅡ
第3回
保育実習オリエンテーションⅢ
第4回
現場オリエンテーション
石井 敬子
鈴木 賢治
三田 理恵
鈴木 賢治
三田 理恵
鈴木 賢治
各施設担当者
第5回
第6回
保育実習
保育実習
各施設担当者
各施設担当者
第7回
第8回
保育実習
保育実習
各施設担当者
各施設担当者
第9回
第 10 回
保育実習
保育実習
各施設担当者
各施設担当者
第 11 回
第 12 回
保育実習
保育実習
各施設担当者
各施設担当者
第 13 回
保育実習
第 14 回
保育実習まとめ
各施設担当者
三田 理恵
鈴木 賢治
第 15 回
石井 敬子
三田 理恵
鈴木 賢治
総括
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
□定期試験 □実技試験 ■実習評価 □小テスト
実習評価 40%、レポート 40%、報告会発表 20%
■レポート
■その他(報告発表会)
幼児との接触は体力を必要とするので健康管理を十二分に行い、実習に臨む。
教 科 書
特に指定しない。
参 考 書
特に指定しない。
オフィスアワー
質問は講義の終了後に受け付ける。
鈴木:月曜日 2 限(10:40~12:10) 学科助手室(M304)
その他
保育実習期間:8/29(月)-9/9(金)を予定
オリエンテーション:8/19(金)を予定
- 65 -
上記のオリエンテーション以外に、学科の教員によるオリエンテーションと現場でのオリエンテーションを
それぞれ 1 回ずつ実施する予定
実習報告会:9/16(金)を予定
- 66 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
3 学年
期
前期
1
時間数
30 時間
科目名
視覚臨床生理学
科目担当責任者
学科
新井田 孝裕
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
金曜 1 限
講義・演習
授業の概要
(主題)
視覚系の基礎的な解剖学、生理学、物理学にヒトの心理物理的特性を加味した講義を通じて、眼科臨
床における生理学を十分に理解・体得し、後期の実習への導入を円滑に図る。具体的には電気生理学
の基礎および検査手技と結果の解釈、色覚・光覚の網膜・視路における神経伝達機構とその検査法、
順応のメカニズム、超音波の原理や測定手技について習得する。
授業の到達目標
1.生体電気現象の特性が理解できる。
2.電気生理学の基本である電位(振幅)と時間軸(周波数・潜時)が理解できる。
3.周波数とフィルター特性(微分・積分回路)の関係が理解できる。
4.電極の特性や装着法とノイズ対策が理解できる。
5.網膜の解剖を踏まえて網膜電図(ERG)の原理や所見が理解できる。
6.視覚誘発電位の原理が理解できる。
7.誘発電位が測定条件(刺激法、瞳孔径、順応、屈折矯正等)で異なることが理解できる。
8.視細胞や神経節細胞の波長応答特性と色覚のメカニズムが理解できる。
9.色覚異常の病態や遺伝形式が理解できる。
10.各種色覚検査の原理や手技が理解できる。
11.明順応および暗順応のメカニズムと暗順応検査を理解できる。
12.超音波の原理や特徴を理解できる
13.眼科領域の超音波検査の特徴が理解できる。
14.空間周波数特性や時間分解能について理解し、それを利用した検査を理解できる。
科目担当者
必修/選択
望月 浩志
学年
必修
単位数
授業計画
回数
第1回
内容
電気生理学的検査法Ⅰ:生体電気現象
担当
新井田 孝裕
第2回
第3回
電気生理学的検査法Ⅱ:電位と周波数、増幅器とフィルター
電気生理学的検査法Ⅲ:電極とノイズ対策
新井田 孝裕
新井田 孝裕
第4回
第5回
電気生理学的検査Ⅳ:網膜電図(ERG)の原理と測定法
電気生理学的検査Ⅴ:視覚誘発電位(VEP)の原理と測定法
新井田 孝裕
新井田 孝裕
第6回
第7回
電気生理学的検査法Ⅵ:刺激法と測定条件の違いによる誘発電位の違い
色覚Ⅰ:錐体・杆体および神経節細胞の波長応答特性とプルキンエ移行
新井田 孝裕
新井田 孝裕
第8回
第9回
色覚Ⅱ:色覚のメカニズム、色覚異常と遺伝形式(演習含む)
色覚Ⅲ:検査手技と検査結果の解釈について
新井田 孝裕
新井田 孝裕
第 10 回
第 11 回
順応Ⅰ:明順応と暗順応
順応Ⅱ:暗順応曲線とロドプシンの再生
望月 浩志
望月 浩志
第 12 回
第 13 回
超音波Ⅰ:超音波の原理とその特徴
超音波Ⅱ:眼科領域における超音波検査
望月 浩志
望月 浩志
第 14 回
空間周波数特性(コントラスト感度)と時間分解能(フリッカー)
第 15 回
総括
望月 浩志
新井田 孝裕、望月
浩志
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート □その他(
定期試験 100%
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
やや難解な項目を含むため、予め視能学の該当頁を読んで予習してくること。関数電卓を使用する場
合があるので授業には持参して下さい。
特になし。
教 科 書
講義録(視機能療法学テキスト)
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
視能矯正学 第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
参 考 書
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
- 67 -
)
オフィスアワー
新井田: 金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505)
望 月:月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
その他
- 68 -
科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
視覚臨床生理学実習 (後期水 3・4・5 限)
科目担当責任者
鈴木 賢治
学科
視機能療法学科
水曜 3 限 水
曜 4 限 水曜 5 必修/選択
限
実習
曜日時限
授業の形態
科目担当者
2016 年度
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、原 直人、伊藤
美沙絵、新井田 孝裕、四之宮 佑馬
必修
学年
3 学年
期
後期
単位数
1
時間数
45 時間
授業の概要
(主題)
3 年前期の視覚臨床生理学の講義内容を基に実習を行う。視覚の情報処理過程を系統的に学び、障
害に応じて必要な検査を選択し、検査を適切に実施できるような手技を身につけ、取得した結果を正確
に解釈できるよう学習する。
授業の到達目標
1.眼科臨床における生理学(解剖学、光学、視覚認知、視覚物理、視覚情報処理を含む)を理解でき
る。
2.電気生理学検査(網膜電図、視覚誘発脳電位、眼球電図)の原理を理解し、検査手技、データ処
理、結果の解釈ができる。
3.色覚検査の実施と判定ができる。
4.超音波の原理を理解し、検査手技、データ処理、結果の解釈ができる。
5.暗順応検査の実施と判定ができる。
6.眼底写真の撮影ができ所見を読み取ることができる。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
9 月 23 日(金)視覚臨床生理学の確認試験、オリエンテーション(11 月 23 日の振替)
9 月 28 日(水)網膜電図(全視野、多局所)、視覚誘発電位、眼球電図の演習
鈴木 賢治
新井田 孝裕
第3回
第4回
10 月 5 日(水)網膜電図1(原理、目的、対象、機器の取扱、検査手技)
10 月 12 日(水)網膜電図2(結果の解釈)
鈴木 賢治
原 直人
第5回
第6回
10 月 19 日(水)視覚誘発脳電位1(原理、目的、対象、機器の取扱、検査手技)
10 月 26 日(水)視覚誘発脳電位2(データ処理、結果の解釈)
鈴木 賢治
藤山 由紀子
第7回
第8回
11 月 2 日(水)眼球電図1(眼球運動検査)
11 月 9 日(水)眼球電図2(光応答検査)
内山 仁志
内山 仁志
第9回
第 10 回
11 月 16 日(水)色覚検査1(仮性同色表、Panel D15)
11 月 30 日(水)色覚検査2(100 hue test、アノマロスコープ)
望月 浩志
望月 浩志
第 11 回
第 12 回
12 月 2 日(金)眼底写真(測定手技、所見の読み方)(1 月 4 日の振替)
12 月 7 日(水)超音波検査法1(A モード、IOL マスターとの比較)
永野 幸一
四之宮 佑馬
第 13 回
第 14 回
12 月 14 日(水)超音波検査法2(B モード、角膜厚)
12 月 21 日(水)暗順応検査(測定手技、結果の解釈)(1 月 18 日の振替)
四之宮 佑馬
伊藤 美沙絵
第 15 回
1 月 11 日(水)総括
鈴木 賢治
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
■定期試験 □実技試験 ■実習評価 ■小テスト ■レポート □その他(
)
各実習項目に対するレポートを期限までに提出していることを前提として、定期試験を受けることができ
る。
欠席した実習項目については項目担当教員に確認し指示に従うこと。
定期試験:40%、レポート:60%。実習評価、小テストの点数を加減する。
前期で受講した視覚臨床生理学を実践する実習である。実習に臨むにあたり、視覚臨床生理学の講義
で学んだ内容を復習する必要がある。また、実習の項目によって、原理を理解すべきものと臨床でのス
キルが求められるものが混在しているため、項目に合わせて適切な目標を持ち、実習に臨むこと。
特になし。
教 科 書
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
講義録(視機能療法学テキスト)
参 考 書
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
標準眼科学 第 12 版(木下茂・中澤満・天野史郎編、医学書院、2013)
- 69 -
オフィスアワー
その他
新井田: 金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505)
原 : 月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
藤 山: 金曜日 2 限(10:40~12:10) 藤山研究室(B508)
内 山: 水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
伊 藤: 未定
四之宮: 火曜日 1 限(09:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
鈴 木: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 学科助手
実習は原則として木曜日の3、4、5限に実施する。ただし、他の講義・実習との兼ね合いで、木曜日以
外に実習することがあるため、オリエンテーションの内容をよく聞いておくこと。
- 70 -
科目名
生理光学Ⅱ(臨床) (3 年・前期-後期前半・水 2 限)
科目担当責任者
四之宮 佑馬
学科
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
前期(水曜 2
限)、後期(水
曜 2 限)
講義
科目担当者
必修/選択
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
原 直人、鈴木 賢治
必修
学年
3 学年
期
前期-後期前
半
単位数
2
時間数
45 時間
授業の概要
(主題)
生理光学 I(基礎)で講義を受けた基礎知識に基づいて視能矯正における実地応用に役立つ応用知識
を習得する。このため検査機器の原理・取扱法を学び、正確な検査成績を得るために必要なテクニック
を習得する。
試験レンズを用いた自覚的屈折検査の原理を理解し、実際の測定法を習得する。検影法、レフラクトメ
ーター、オートレフラクトメーター、ケラトメーターの測定原理を学習し、検査結果の視能矯正への応用
の仕方を習得する。同時に、計器による測定誤差を常に念頭に置き、自覚法による値と比較検討する。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
屈折異常を説明できる。
視力検査の原理を理解し説明できる。
屈折矯正の原理を理解し説明できる。
遠視、近視の屈折矯正ができる。
乱視の矯正の原理を理解し説明できる。
乱視の屈折矯正ができる。
検影法の原理を理解し説明できる。
水晶体調節のメカニズムを説明できる。
遠点、近点、調節力の計算ができる。
授業計画
回数
第1回
第2回
第3回
第4回
内容
04 月 13 日(水)
04 月 20 日(水)
04 月 27 日(水)
04 月 29 日(金)
第5回
第6回
05 月 11 日(水) ETDRS、縞視力、コントラスト感度
05 月 18 日(水) 眼鏡処方の臨床
四之宮 佑馬
原 直人
第7回
第8回
05 月 25 日(水) コンタクトレンズと眼鏡
06 月 01 日(水) 眼内レンズ
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
06 月 08 日(水) 老視
06 月 15 日(水) フィルタ、倍率
06 月 22 日(水) 凹面鏡、凸面鏡
07 月 07 日(木)1 限 コンタクトレンズ学 1(6 月 29 日の振替)
07 月 07 日(木)2 限 コンタクトレンズ学 2(7 月 6 日の振替)
07 月 13 日(水) 光学計算の演習
07 月 20 日(水) 前期の総括
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
丸山 邦夫
丸山 邦夫
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第 17 回
第 18 回
第 18 回
第 19 回
第 20 回
第 21 回
第 22 回
第 23 回
09 月 28 日(水)
10 月 05 日(水)
10 月 12 日(水)
10 月 19 日(水)
10 月 26 日(水)
11 月 02 日(水)
11 月 09 日(水)
11 月 16 日(水)
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
鈴木
成績評価の方法
担当
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
原 直人
検影法
検影法 --- 演習
LogMAR
眼鏡処方の基礎(水曜授業)
屈折異常の疫学
視差
幾何光学
波動光学
他覚的視力検査・自覚的視力検査
他覚的屈折検査・自覚的屈折検査
調節
総括
■定期試験 □実技試験 □実習評価 ■小テスト □レポート □その他(
- 71 -
賢治
賢治
賢治
賢治
賢治
賢治
賢治
賢治
)
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
定期試験 100%、小テストの点数を加減する。
履修条件
特になし。
教 科 書
参 考 書
屈折異常とその矯正 第 6 版(所敬、金原出版、2014)
目でみる視力・屈折検査の進め方 改訂第 2 版(所敬・山下牧子、金原出版、2007)
オフィスアワー
原:月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
四之宮:火曜日 1 限(9:00~10:30) 四之宮研究室(C510)
鈴木:月曜日 2 限(10:40~12:10) 学科助手室(M304)
その他
講義日程を月曜 3 限または月曜 4 限に振り替えて実施することがある。
生理光学 I(基礎)を復習しておく。生理光学 II 実習の前によく理解しておく。
- 72 -
科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
生理光学Ⅱ実習 (3 年生 前期木 3-5 限)
科目担当責任者
四之宮 佑馬
学科
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
木曜 3 限
木曜 4 限
木曜 5 限
実習
科目担当者
必修/選択
2016 年度
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、伊藤 美沙絵、
鈴木 賢治
学年
3 学年 期
前期
必修
単位数
1
時間数
45 時間
生理光学 I(基礎)及び II(臨床)の講義内容を基に実習を行う。
視力・屈折に関わる検査技術を学習し、正確な検査データを得られるよう反復練習する。
検査データを分析し、患者に合った適切な検査・矯正法・矯正値を判断できるよう学習する。
1. レンズ交換法による自覚的屈折検査を実地できる。
2. レンズメータで眼鏡度数を正確に測定できる。
3. オートレフラクトメータ・ケラトメータについて検査説明し、検査を迅速に実地できる。
4. 検影法の原理を理解し、測定値から度数を算出できる。
5. コンタクトレンズの取扱説明を実地できる。
6. コンタクトレンズの処方ができる。
7. 調節の仕組みを理解し、検査データから調節力を求めることができる。
授業計画
回数
第1回
内容
04 月 07 日(木) 生理光学実習オリエンテーション
担当
四之宮 佑馬
第2回
第3回
04 月 12 日(火) 自覚的屈折検査(乱視表)(4 月 13 日の振替)
04 月 14 日(木) 自覚的屈折検査(クロスシリンダ)(4 月 29 日の振替)
藤山 由紀子
藤山 由紀子
第4回
第5回
04 月 20 日(水) レンズメータ
04 月 27 日(水) 他覚的屈折検査(検影法)
四之宮 佑馬
内山 仁志
第6回
第7回
05 月 11 日(水) 他覚的屈折検査(オートレフラクトメータ)
05 月 12 日(木) 調節検査の基礎(6 月 29 日の振替)
内山 仁志
望月 浩志
第8回
第9回
05 月 18 日(水) 調節検査の実践
05 月 25 日(水) 到達度の確認 1
望月 浩志
四之宮 佑馬
第 10 回
第 11 回
06 月 01 日(水) ハードコンタクトレンズ
06 月 08 日(水) ソフトコンタクトレンズ
鈴木 賢治
鈴木 賢治
第 12 回
第 13 回
06 月 15 日(水) コンタクトレンズの処方
06 月 22 日(水) 低視力者の屈折矯正
伊藤 美沙絵
四之宮 佑馬
第 14 回
第 15 回
07 月 06 日(水) 到達度の確認 2
07 月 13 日(水) 総括
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
成績評価の方法
■定期試験 ■実技試験 ■実習評価 ■小テスト ■レポート □その他(
評価の基準
定期試験:40%、レポート:40%、実技試験:20%
実習評価、小テスト、中間試験の点数を加減する。
準備学習
学習へのアドバイス
実習を効率よく円滑に進めるため、各実習項目について生理光学の講義で学んだ内容を事前に必ず
復習すること。
検査機器の取扱についても概要を予習して実習に臨むこと。
履修条件
特になし。
教 科 書
屈折異常とその矯正 第 6 版(所敬、金原出版、2014)
目でみる視力・屈折検査の進め方 改訂第 2 版(所敬・山下牧子、金原出版、2007)
参 考 書
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
- 73 -
)
オフィスアワー
藤 山:
内 山:
伊 藤:
四之宮:
望 月:
鈴 木:
金曜日 2 限(10:40~12:10)
水曜日 5 限(16:20~17:50)
未定
火曜日 1 限(09:00~10:30)
月曜日 2 限(10:40~12:10)
月曜日 2 限(10:40~12:10)
藤山研究室(B508)
内山研究室(F501)
その他
班毎に実習を行う。班によって実習日程の順序を入れ換えることがある。
四之宮研究室(L424)
望月研究室(C514)
学科助手室(M304)
- 74 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
3 学年
期
後期
単位数
1
時間数
15 時間
科目名
生理光学Ⅲ(応用) (3 年生・変則)
科目担当責任者
学科
魚里 博
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
集中講義
講義
授業の概要
(主題)
生理光学 I と生理光学 II の復習と最近のテクノロジーを用いた検査法や治療法について述べる。角膜の
形状解析や眼球のパラメータ計測の精度は飛躍的に向上してきている。この背景には工学の進歩があ
る。これらの基礎となるテクノロジーを解説し応用技術としての治療法の開発について述べる。
授業の到達目標
1.光の波動性、粒子性を理解できる。
2.眼鏡の処方ができる。
3.眼内レンズの処方ができる。
4.角膜屈折矯正の原理が理解できる。
5.生理光学の up-to-date を知る。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
12 月 23 日(金)1 限 レンズ光学
12 月 23 日(金)2 限 光の性質(電磁波、光粒子、光量子)
魚里 博
魚里 博
第3回
第4回
12 月 23 日(金)3 限 内視現象
12 月 23 日(金)4 限 人工眼内レンズの光学
魚里 博
魚里 博
第5回
第6回
12 月 23 日(金)5 限 眼科で用いられるレーザーの原理
12 月 24 日(土)1 限 角膜屈折矯正法の原理と歴史
魚里 博
魚里 博
第7回
第8回
12 月 24 日(土)2 限 波面光学
12 月 24 日(土)3 限 角膜屈折矯正法のトピックス
魚里 博
魚里 博
第9回
12 月 24 日(土)4 限 総括
魚里 博
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験、□実技試験、□実習評価、□小テスト、■レポート、その他(
定期試験:80%、レポート:20%
)
準備学習
学習へのアドバイス
生理光学の復習と最近の進歩を知る。生理光学 I と生理光学 II を復習しておくこと。
履修条件
教 科 書
参 考 書
屈折異常とその矯正 第 6 版(所敬、金原出版、2014)
新しい眼光学の基礎 第 1 版 (西信 元嗣・岩田 耕一・魚里 博、金原出版、2008)
オフィスアワー
質問等は講義後に受け付ける
その他
- 75 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
3 学年
期
前期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
視能障害学Ⅱ(応用)
科目担当責任者
学科
原 直人
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
月曜 2 限
講義
授業の概要
(主題)
眼疾患の理解に必要な解剖生理を身に付け、疾患の概念をしっかり把握させる。症状や検査結果から
眼疾患の鑑別診断を行わせる。個々の疾患の病態、症状、検査、診断、治療法および予後を理解させ
る。
授業の到達目標
1.多岐にわたる眼科疾患の病態を解剖・生理学の知識と結びつけて理解できる。
2.眼疾患の病態、自覚症状、他覚所見、診断に必要な検査法が把握できる。
3.各疾患の鑑別診断のプロセスが理解できる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
第1回
内容
眼の発生と先天異常
第2回
第3回
眼の生理と薬理
眼科疾患における問診と検査
第4回
第5回
屈折・調節の基本と異常
角膜と強膜
第6回
第7回
結膜、涙器、外眼部疾患
ぶどう膜疾患
第8回
第9回
水晶体疾患
視神経疾患
第 10 回
第 11 回
網膜硝子体疾患
緑内障
第 12 回
第 13 回
瞳孔
全身疾患と眼および眼外傷
第 14 回
第 15 回
ドライアイ
コンタクトレンズ
担当
宇津見義一
宇津見義一
成績評価の方法
■定期試験 □実技試験
□実習評価 □小テスト ■レポート □その他(
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
定期試験 100%、レポート点は加点
教 科 書
標準眼科学 第 12 版(木下茂・中澤満・天野史郎編、医学書院、2013)
参 考 書
屈折異常とその矯正( 所 敬 金原出版; 改訂第 6 版)2014
オフィスアワー
その他
原:月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
)
学習への積極的参加。不明な点をそのままにしないこと。前もって教科書を読んでおくこと。
- 76 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
学年
3 学年
期
後期
単位数
2
時間数
30 時間
科目名
神経眼科学Ⅰ(基礎)
科目担当責任者
学科
新井田 孝裕
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
水曜 1 限
講義
授業の概要
(主題)
神経眼科学は神経生理学、神経解剖学、神経内科学、神経耳科学、脳機能学と密接に関連する幅広
い学問領域である。視機能を理解する上で重要な視神経、視路、高次視覚皮質に加え、視覚と密接に
関連する眼球運動、輻湊、調節瞳孔系の解剖・病態生理と検査法・検査結果の診方を中心に解説し、
神経眼科学の基礎を学ぶ。
授業の到達目標
1. 視神経・視路、視覚皮質の解剖が理解できる。
2.瞳孔・調節系の解剖が理解できる。
3.眼球運動系の解剖が理解できる。
4.視覚と眼球運動の連関が理解できる。
5.多岐にわたる神経眼科疾患の病態を理解できる。
6.診断に必要な検査法と検査結果の意味づけが理解できる。
7.疾患の病態と解剖・生理学の知識を結び付けて理解できる。
8.鑑別診断のプロセスが理解できる。
科目担当者
必修/選択
必修
授業計画
回数
第1回
内容
神経眼科の症候の捉え方と検査法
第2回
第3回
視路の構造と視機能検査法
視神経乳頭と網膜神経線維の解剖・診方
第4回
第5回
視神経疾患Ⅰ:視神経症総論(概念、うっ血乳頭と乳頭炎の鑑別)
視神経疾患Ⅱ:視神経症各論(1)
第6回
第8回
視神経疾患Ⅲ:視神経症各論(2)
視路・鳥距溝の解剖と視野との対応(1/4 同名半盲、黄班回避と黄班分割、Riddoch 現象
と皮質盲
自律神経系Ⅰ:交感神経系と副交感神経系の解剖
第9回
第 10 回
自律神経系Ⅱ:自律神経系の薬理と除神経効果(denervation supersensitivity)
瞳孔不同の診方と近見反応の異常
第 11 回
第 12 回
眼球運動系の解剖と生理(神経路及び視覚との連関)
眼球運動障害Ⅰ:中枢性(核上性)
第 13 回
第 14 回
眼球運動障害Ⅱ:末梢性(核・核下性-1)
眼球運動障害Ⅲ:末梢性(核・核下性-2)、眼窩疾患
第 15 回
総括
第7回
担当
成績評価の方法
評価の基準
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート □その他(
定期試験 100%
準備学習
学習へのアドバイス
神経眼科疾患の臨床像を解剖・生理学的側面から詳しく解説する密度の高い授業であり、国家試験で
出題される内容が多く含まれるため、ノートをしっかりとり復習を怠らないようにしてください。極力欠席
は避けてください。
履修条件
特になし
教 科 書
視機能療法学テキスト
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
視能矯正学 第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
参 考 書
標準眼科学 第 12 版(木下茂・中澤満・天野史郎編、医学書院、2013)
Pediatric Ophthalmology and Strabismus 3ed (ed. Wright KW・Strube YN, Oxford University Press,
2012)
オフィスアワー
その他
金曜日 3・4限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505 )
- 77 -
)
科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
神経眼科学Ⅰ実習 (後期 月 3・4・5 限)
科目担当責任者
望月 浩志
学科
視機能療法学科
月曜 3 限 月
曜 4 限 月曜 5 必修/選択
限
実習
曜日時限
授業の形態
科目担当者
必修
2016 年度
内山 仁志、藤山 由紀子、原 直人、四之宮 佑馬、鈴
木 賢治、小町 祐子
学年
3 学年
期
後期
単位数
1
時間数
45 時間
授業の概要
(主題)
視能訓練士にとって神経眼科学は重要な科目である。神経眼科学Ⅰの講義で得た知識をもとに、実習
を通じて神経眼科学に関する検査法をより深く理解する。さらに、メカニズムの理解を深めながら結果
の判定につなげられるようにすすめる。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
各検査に関連する神経生理や検査の原理を理解した上で、正しく検査を行い結果を判定できる。
各種眼圧検査や眼球突出検査を正しく行うことができる。
視路を念頭におきながら、動的および静的量的視野の測定と結果の判定ができる。
OCT(光干渉断層計)の測定が正しくでき、視野との対応を考察することができる。
コントラスト感度検査およびグレア検査を正しく行うことができる。
涙液検査を正しく行うことができ、特殊なコンタクトレンズ処方のための検査を行うことができる。
瞳孔検査や中心フリッカー融合頻度を正しく行い、結果の判定ができる。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
9 月 26 日(月) オリエンテーション
10 月 3 日(月) 眼圧検査・眼球突出検査
望月 浩志
鈴木 賢治
第3回
第4回
10 月 17 日(月) 動的視野測定①
10 月 22 日(土) 動的視野測定②
藤山 由紀子
藤山 由紀子
第5回
第6回
10 月 24 日(月) 静的視野測定①
10 月 31 日(月) 静的視野測定②
伊藤 美沙絵
望月 浩志
第7回
第8回
11 月 5 日(土) OCT(光干渉断層計)
11 月 7 日(月) OCT(光干渉断層計)と視野
四之宮 佑馬
四之宮 佑馬
第9回
第 10 回
11 月 14 日(月) コントラスト感度検査・グレア検査
11 月 21 日(月) 涙液検査・特殊なコンタクトレンズ
伊藤 美沙絵
鈴木 賢治
第 11 回
第 12 回
11 月 28 日(月) A/A(他覚的調節検査)
12 月 5 日(月) 瞳孔検査・中心フリッカー融合頻度
内山 仁志
望月 浩志
第 13 回
第 14 回
12 月 12 日(月) 復習①
12 月 19 日(月) 復習②
内山 仁志
鈴木 賢治
第 15 回
1 月 16 日(月) 総括
原 直人、望月 浩志
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
■定期試験 □実技試験 ■実習評価 □小テスト ■レポート □その他(
)
各実習項目のレポートを課されている場合は期限までにすべて提出していることを前提として、定期試
験を受けることができる。
やむを得ず欠席した実習項目については項目担当教員に確認し指示に従うこと。
定期試験:40%、実習評価・レポート:60%
これまでに行われた講義や実習の内容を理解していることを前提として実習を進めるので、十分に予習
をして臨むこと。
教 科 書
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
視機能療法学テキスト
参 考 書
眼科検査法ハンドブック 第 4 版(小口芳久・澤充・大月洋・湯澤美都子編、医学書院、2005)
コンパクト眼科 12 神経眼科(向野和雄、金原出版、1997)
オフィスアワー
新井田: 金曜日 3 限(13:00~14:30) 新井田研究室(E505 )
- 78 -
原 : 月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
藤 山: 金曜日 2 限(10:40~12:10) 藤山研究室(B508)
内 山: 水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
伊 藤:未定
四之宮: 火曜日 1 限(09:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
鈴 木: 月曜日 2 限(10:40~12:1
その他
- 79 -
大田原キャンパス
授業開始年度
科目名
神経眼科学Ⅱ(応用) (3 年生・変則)
科目担当責任者
早川 友恵
学科
視機能療法学科
曜日時限
集中講義
授業の形態
講義
授業の概要
(主題)
前半は知覚の理論、特性を過去の有名な実験を例に挙げて紹介する。また網膜から大脳皮質におけ
る視覚の情報処理過程と視覚に関連する他の大脳皮質の構造と機能について解説する。視覚情報処
理はいくつかのチャネルに分かれておこなわれている。大脳皮質ではそれぞれのチャネルが並列に処
理されつつ階層的に高次の情報抽出がおこなわれていく。さらに、高次処理を受けた視覚情報は他の
大脳皮質連合野や大脳辺縁系に伝わり、注意や記憶・学習、感情などに関係する。
後半は神経系の画像診断学についてである。最近の画像診断学は目覚ましく進歩してお
授業の到達目標
1.知覚の理論、特性を過去から現在までの研究を通じて理解できる。
2.視覚が関係する機能をもつ高次連合野皮質の領野と機能的役割を理解できる。
3.CT,MRI などの撮像原理の基礎を理解できる。
4.中枢神経系における画像解剖の理解を深めることができる。
科目担当者
必修/選択
2016 年度
内山 仁志、室井 健三
必修
学年
3 学年
期
単位数
1
時間数
後期(集中講
義)
15 時間
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
9 月 30 日(金) 2 限 知覚の理論(無意識的推論, データ駆動型/概念駆動型)
9 月 30 日(金) 3 限 知覚の定量化の歴史
早川 友恵
早川 友恵
第3回
第4回
9 月 30 日(金) 4 限 知覚の特性(ゲシュタルト化, 図地分離/反転)
9 月 30 日(金) 5 限 知覚の特性(Global-local, 補完, 恒常性, Binding)
早川 友恵
早川 友恵
第5回
第6回
10 月 1 日(土) 1 限 視覚と注意の関わり
10 月 1 日(土) 2 限 視覚と記憶の関わり
早川 友恵
早川 友恵
第7回
第8回
10 月 1 日(土) 3限 視覚と言語機能の関わり
10 月 1 日(土) 4限 視覚と意思決定の関わり
早川 友恵
早川 友恵
第9回
第 10 回
10 月 6 日(木) 1 限 神経画像診断学-1(中枢神経の基礎,脳幹)
10 月 6 日(木) 2 限 神経画像診断学-2(中枢神経の基礎,脳幹)
室井 健三
室井 健三
第 11 回
第 12 回
10 月 20 日(木) 1 限 神経画像診断学-3(間脳と脳室,大脳皮質)
10 月 20 日(木) 2 限 神経画像診断学-4(画像診断装置の最新技術動向)
室井 健三
室井 健三
第 13 回
11 月 22 日(火) 2 限 総括
内山 仁志
成績評価の方法
評価の基準
レポート、定期試験
レポートおよび定期試験を総合的に判断する。
準備学習
学習へのアドバイス
復習を中心に勉強する。
参考図書を積極的に活用して勉強すること。
履修条件
教 科 書
参 考 書
オフィスアワー
その他
特に設けない。適宜資料を配布する。
感覚・知覚・認知の基礎( 乾敏郎(監修)・電子情報通信学会(編集)、 オーム社、2012)
視覚心理入門―基礎から応用視覚まで(内川惠二 (監修)、 映像情報メディア学会(編集)、 オーム
社、2009)
質問は講義後に受け付ける。
- 80 -
科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
基礎視能矯正学実習Ⅱ(応用) (金 3-5)
科目担当責任者
伊藤 美沙絵
学科
視機能療法学科
金曜 3 限 金
曜 4 限 金曜 5 必修/選択
限
実習
曜日時限
授業の形態
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
科目担当者
2016 年度
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、四之宮 佑馬、
鈴木 賢治
必修
学年
3 学年
期
前期
単位数
1
時間数
45 時間
基礎視能矯正に関わる眼位・両眼視検査を小グループ編成で実習し、その技術を身につける。
実習内容については、実習前オリエンテーションにて、その概要を説明する。
1. 視能矯正に必要な諸検査の基本的な手技をおこなうことができる。
2. 遮閉試験で眼位の定性・定量評価ができる。
3. 近見立体視検査が正しくできる。
4. 両眼性・単眼性の固視検査を正しく実施し、評価することができる。
5. 大型弱視鏡を用いて単眼・両眼の眼位および両眼視機能の評価ができる。
6. AC/A の測定ができる。
7. 斜視患者の網膜対応異常について、眼位と応答から総合的に考えることができる。
授業計画
回数
内容
第1回
4 月 8 日(金)オリエンテーション
第2回
4 月 15 日(金)眼位検査 1(Hirschberg・Krimsky 法、遮閉試験の復習)
担当
藤山 由紀子
内山 仁志
伊藤 美沙絵
四之宮 佑馬
望月 浩志
鈴木 賢治
望月 浩志
第3回
第4回
4 月 22 日(金)眼位検査 2(遮閉試験 水平/垂直偏位の定量、プリズムの合成)
5 月 6 日(金)眼位検査 3(Parks 3 step の定量、Maddox 正切尺)
望月 浩志
望月 浩志
第5回
第6回
5 月 13 日(金)大型弱視鏡 1(器機の操作法、単眼性眼位の測定)
5 月 20 日(金)大型弱視鏡 2(他覚的・自覚的斜視角の測定、融像・立体視の測定)
藤山 由紀子
藤山 由紀子
第7回
第8回
5 月 27 日(金)大型弱視鏡 3(復習、網膜対応の検査)
6 月 3 日(金)眼球運動検査(Hess 赤緑試験、注視野)
藤山 由紀子
内山 仁志
第9回
第 10 回
6 月 10 日(金)眼球運動検査 2(Hess 赤緑試験の結果の読み方、回旋偏位の測定)
6 月 17 日(金)負荷試験(AC/A 比の測定)
内山 仁志
伊藤 美沙絵
第 11 回
第 12 回
6 月 24 日(金)固視検査(単眼固視検査、両眼固視検査)
7 月 1 日(金)網膜対応検査 1(中心窩と道づれ領を刺激する方法)
四之宮 佑馬
鈴木 賢治
第 13 回
第 14 回
7 月 8 日(金)網膜対応検査 2(両眼の中心窩を刺激する方法)
7 月 15 日(金)復習
鈴木 賢治
四之宮 佑馬
7 月 22 日(金)総括
藤山 由紀子
内山 仁志
伊藤 美沙絵
四之宮 佑馬
望月 浩志
鈴木 賢治
第 15 回
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
定期試験、実習レポート
各実習項目に対するレポートを期限までに提出していることを前提として、定期試験を受けることができ
る。
定期試験:40%、実習評価・レポート:60%
2 年次「基礎視能矯正学」および「基礎視能矯正学実習Ⅰ(基礎)」の知識と技術をマスターしておくこ
と。
その他詳細は、オリエンテーションにて説明する。
- 81 -
履修条件
教 科 書
参 考 書
オフィスアワー
各実習項目について、必ず予習をして臨むこと。
特になし。
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
講義録(視機能療法学テキスト)
視能学第2版(丸尾敏夫、久保田伸枝、深井小久子 編、2011)
視能矯正学 第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
藤 山: 金曜日 2 限(10:40~12:10) 藤山研究室(B508)
内 山: 水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
伊 藤: 未定
四之宮: 火曜日 1 限(09:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
鈴 木: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 学科助手室(M304)
その他
- 82 -
大田原キャンパス
授業開始年度
科目名
視能検査学Ⅰ(基礎)
科目担当責任者
学科
吉田 寛
視機能療法学科
曜日時限
前期(火曜 2 限)
後期(火曜 2 限)
授業の形態
講義・演習
授業の概要
(主題)
視覚・眼機能検査の専門家になるために必要な検査の原理と要点を習得し、学問的基礎の定着を図
る。視野検査で必要となる閾値の対数計算や網膜対応検査の原理とその評価法、眼振・眼筋麻痺を含
む斜視の病態とその診断法および眼鏡処方の要点を中心に学ぶ。
授業の到達目標
1.網膜対応検査の原理とその評価法が理解できる。
2.ND フィルターによる刺激の減弱と log 及び dB を用いた表示が理解できる。
3.関数電卓を用いて輝度計算ができる。
4.視野検査の原理とその評価法が理解できる。
5.視力の換算(小数視力、LogMAR、ETDRS、分数視力、cpd)ができる。
6.Parks 三段階法が理解できる。
7.先天眼振と潜伏眼振について理解できる。
8.成人、小児の眼鏡処方の方法が理解できる。
9.プリズム眼鏡の処方の方法が理解できる。
10.麻痺性斜視の検査法を理解できる。
11.内斜視、外斜視の分類と臨床像が理解できる。
12.外眼筋の作用とその診方が理解できる。
科目担当者
必修/選
択
必修
2016 年度
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、新井田 孝裕
学年
3 学年 期
通年
単位数
3
時間数
60 時間
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
04 月 12 日(火) 網膜対応の概念と分類
04 月 19 日(火) 網膜対応検査法の原理とその評価法
04 月 26 日(火) 視野計測法と視野の異常 《関数電卓を持参すること》
05 月 10 日(火) 視覚の心理物理:閾値決定法 《関数電卓を持参すること》
05 月 14 日(土) 視覚の心理物理:視野検査法Ⅰ 《関数電卓を持参すること》
05 月 17 日(火) 視覚の心理物理:視野検査法Ⅱ 《関数電卓を持参すること》
05 月 24 日(火) 視覚の心理物理:視野検査法Ⅲ 《関数電卓を持参すること》
05 月 31 日(火) 視覚の心理物理:視野検査法Ⅳ 《関数電卓を持参すること》
新井田
新井田
新井田
新井田
新井田
新井田
新井田
新井田
第9回
第 10 回
06 月 07 日(火) 視野検査法Ⅴ
06 月 14 日(火) 視野検査法Ⅵ
藤山 由紀子
藤山 由紀子
第 11 回
第 12 回
06 月 21 日(火) Parks 三段階法(1)
06 月 28 日(火) Parks 三段階法(2)
藤山 由紀子
藤山 由紀子
第 13 回
第 14 回
第 15 回
第 16 回
第 17 回
第 18 回
第 19 回
第 20 回
07 月 05 日(火)
07 月 12 日(火)
07 月 19 日(火)
09 月 27 日(火)
09 月 27 日(火)
10 月 04 日(火)
10 月 04 日(火)
10 月 15 日(土)
藤山
藤山
藤山
望月
望月
内山
内山
吉田
第 21 回
第 22 回
10 月 15 日(土)
10 月 15 日(土)
眼球運動異常の各型 2
眼球運動異常の各型 3
吉田 寛
吉田 寛
第 23 回
第 24 回
10 月 15 日(土)
10 月 18 日(火)
眼球運動異常の各型 4
小児の眼鏡処方
吉田 寛
望月 浩志
第 25 回
第 26 回
第 27 回
第 28 回
第 29 回
第 30 回
10 月 25 日(火) 麻痺性斜視の診かた
11 月 12 日(土) 眼球運動異常の各型 5
11 月 12 日(土) 眼球運動異常の各型 6
11 月 12 日(土) 眼球運動異常の各型 7
11 月 12 日(土) 眼球運動異常の各型 8
1 月 14 日(火) 総括
眼振基礎(1)
眼振基礎(2)
前期の総括
1 限 成人の眼鏡処方 1
2 限 成人の眼鏡処方 2
1 限 プリズム眼鏡処方 1
2 限 プリズム眼鏡処方 2
眼球運動異常の各型 1
内山
吉田
吉田
吉田
吉田
望月
- 83 -
孝裕
孝裕
孝裕
孝裕
孝裕
孝裕
孝裕
孝裕
由紀子
由紀子
由紀子
浩志
浩志
仁志
仁志
寛
仁志
寛
寛
寛
寛
浩志
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
■定期試験 □実技試験 □実習評価 ■小テスト ■レポート
定期試験:90%、小テスト・レポート:10%
□その他(
)
2 年次の基礎視能矯正学、視能訓練学Ⅰ(基礎)の基礎知識を土台とした応用講義であるため、2 年次
に習得した内容を十分に復習して講義に臨んで下さい。
眼球運動異常の各型 1~8 の範囲は視能学第 2 版 p367-386 とする。
一部、p30-37(眼球運動系)、p295-301(核上性眼球運動異常)を含む。
特になし。
教 科 書
視機能療法学テキスト
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
視能矯正学 改訂第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
参 考 書
Binocular Vision and Ocular Motility: Theory and Management of Strabismus 6th edition (ed. von
Noorden
GK
・
Campos
EC
、
Mosby
、
2001
)
→
参
照
(http://www.cybersight.org/bins/content_page.asp?cid=1-2193)
Pediatric Ophthalmology and Strabismus 3rd edition (ed. Wright
オフィスアワー
新井田:金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505 )
藤山:金曜日 2 限(10:40~12:10)藤山研究室(B508)
内山:水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
望月:月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
その他
- 84 -
科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
視能検査学Ⅰ実習 (通年 火 3-5)
科目担当責任者
望月 浩志
学科
視機能療法学科
前期(火曜 3
限 火曜 4 限
火曜 5 限)、後
必修/選択
期(火曜 3 限
火曜 4 限 火
曜 5 限)
実習
曜日時限
授業の形態
科目担当者
2016 年度
内山 仁志、藤山 由紀子、伊藤 美沙絵、四之宮 佑
馬、鈴木 賢治
必修
学年
3 学年
期
通年
単位数
2
時間数
90 時間
授業の概要
(主題)
視能訓練士として必須の視野検査や眼球運動・斜視検査などの手技を習得する。その他に臨地実習
や視能訓練士として働く上で最低限必要なコミュニケーション能力やカルテの読み取りなどの技術につ
いて学ぶ。
後期は、これまでに学んだ様々な検査に関してより臨床に則した応用技術について学ぶ。
授業の到達目標
1. 学内および学内において実習を行う際にふさわしい態度をとることができ、自分の技術や実習内容
に応じた目標をたてることができる。
2. 医療者として必要な接遇を行うことができる。
3. 各実習の成果として実習記録をまとめることができる。
4. カルテの読み取りができる。
5. 基本的な動的視野測定を行うことができる。
6. 基本的な静的視野測定を行うことができる。
7. 必要な検査を絞り込むための問診ができる。
8. 検査を行ううえで必要な車イスの操作ができる。
9. 屈折検査の結果をもとにした視力検査や被検者の自覚応答をもとにした視力検査ができる。
10. 老視の屈折検査や近見視力検査などができる。
11. 小児の視力検査ができる。
12. 様々なタイプの眼鏡処方のための検査ができる。
13. 斜視のタイプを考え必要な検査考え、行うことができる。
14. 斜視や弱視における大型弱視鏡を用いた訓練を行うことができ、家庭における訓練の指導ができ
る。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
4 月 12 日(火) オリエンテーション
4 月 19 日(火) 実習においてとるべき態度・実習目標の立て方
望月 浩志
伊藤 美沙絵
第3回
第4回
4 月 26 日(火) 接遇
5 月 10 日(火) 実習記録の書き方
藤山 由紀子
望月 浩志
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
5 月 14 日(土) カルテの読み方
5 月 17 日(火)動的視野測定①
5 月 24 日(火) 動的視野測定②
5 月 31 日(火) 動的視野測定③
6 月 7 日(火) 静的視野測定①
6 月 14 日(火) 静的視野測定②
6 月 21 日(火) 問診のとり方
6 月 28 日(火) 立体視検査
内山 仁志
望月 浩志
望月 浩志
藤山 由紀子
四之宮 佑馬
鈴木 賢治
四之宮 佑馬
内山 仁志
第 13 回
第 14 回
7 月 5 日(火) 復習①
7 月 12 日(火) 復習②
四之宮 佑馬
鈴木 賢治
第 15 回
第 16 回
7 月 21 日(木) 実技の到達度確認①
9 月 27 日(火) 車イスの操作
望月 浩志
望月 浩志
第 17 回
第 18 回
第 19 回
第 20 回
10 月 4 日(火) 外来一般検査①
10 月 11 日(火) 外来一般検査②
10 月 18 日(火) 老視検査
10 月 25 日(火) 小児視力検査
鈴木 賢治
四之宮 佑馬
伊藤 美沙絵
内山 仁志
- 85 -
第 21 回
第 22 回
第 23 回
第 24 回
第 25 回
第 26 回
第 27 回
第 28 回
11 月 1 日(火) 眼鏡処方
11 月 8 日(火) 角膜形状解析
11 月 15 日(火) 斜視検査 1
11 月 22 日(火) 斜視検査 2
11 月 29 日(火) 大型弱視鏡検査①(検査)
12 月 6 日(火) 大型弱視鏡検査②(訓練)
12 月 13 日(火) 家庭訓練
12 月 20 日(火) 実技の到達度確認②-1
鈴木
伊藤
伊藤
伊藤
藤山
藤山
伊藤
望月
第 29 回
第 30 回
1 月 10 日(火) 実技の到達度確認②-2
1 月 18 日(火) 総括
望月 浩志
望月 浩志
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
教 科 書
参 考 書
オフィスアワー
■定期試験 ■実技試験 ■実習評価 □小テスト ■レポート □その他(
賢治
美沙絵
美沙絵
美沙絵
由紀子
由紀子
美沙絵
浩志
)
各実習項目のレポートを課されている場合は期限までにすべて提出していることを前提として、定期試
験を受けることができる。
やむを得ず欠席した実習項目については項目担当教員に確認し指示に従うこと。
定期試験:40%、実技試験・実習評価・レポート:60%
これまでに行われた講義や実習の内容を理解していることを前提として実習を進めるので、十分に予習
をして望むこと。
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
視能矯正学 改訂第 3 版(丸尾敏夫編、金原出版、2012)
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
眼科検査法ハンドブック第 4 版(小口芳久・澤充・大月洋・湯澤美都子編、医学書院、2005)
藤山: 金曜日 2 限(10:40~12:10) 藤山研究室(B508)
内山: 水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
伊藤: 未定
四之宮: 火曜日 1 限(09:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
望月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
鈴木: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 学科助手室(M304)
その他
- 86 -
大田原キャンパス
授業開始年度
科目名
視能検査学Ⅱ(応用)
科目担当責任者
学科
原 直人
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
月曜 2 限
講義
授業の概要
(主題)
これまでに学んだ視能矯正の知識をもとに具体的な臨床データの読み方、神経眼科学的考察、応用的
思考力を養うことを目的とする。
教材として専門分野の英文解釈力を高めるため、平易な英文教科書を用いる。学生 1 人に数ページ
を割り当て、これまでに得た知識と照らし合わせ、時間をかけて読解させる。最終的に読解した内容を
発表形式で解説させ、クラス全員で欧米の知識を習得する。
また 4 年時の卒業研究へ向けて研究手法についても学ぶ。
授業の到達目標
1.
2.
3.
4.
科目担当者
必修/選択
必修
望月 浩志、内山 仁志、新井田 孝裕
学年
3 学年 期
単位数
2
時間数
2016 年度
後期
30 時間
教科書の英文を読解し、欧米の視能矯正学、神経眼科学に理解できる
具体的な臨床データの読み方が理解できる
臨床データを総合的に分析し、問題点を把握できる
1~3 を踏まえ、研究の手法について学び、卒業研究遂行に必要な基礎力をつける
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
9 月 26 日(月) 英文読解割り当て
10 月 3 日(月) 英文読解に必要な専門用語 1
原 直人
原 直人
第3回
第4回
10 月 17 日(月) 英文読解に必要な専門用語 2
10 月 22 日(土) 英文読解 1
原 直人
原 直人
第5回
第6回
10 月 24 日(月) 英文読解 2
10 月 31 日(月) 英文読解 3
原 直人
望月 浩志
第7回
第8回
11 月 7 日(月) 英文読解 4
11 月 14 日(月) 発表 1
望月 浩志
原 直人
第9回
第 10 回
11 月 21 日(月) 発表 2
11 月 28 日(月) 発表 3
原 直人
望月 浩志
第 11 回
第 12 回
12 月 5 日(月) 発表 4
12 月 16 日(金) 2 限 研究の手法 1
望月 浩志
新井田 孝裕
第 13 回
第 14 回
12 月 19 日(月) 発表 5
12 月 26 日(月) 研究の手法 2
原 直人
内山 仁志
第 15 回
1 月 16 日(月) 研究の手法 3 (研究倫理について)
原 直人
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
□定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト ■レポート
レポート、発表内容、全訳を総合的に判断する。
■その他(発表)
未知の単語は予め調べておくようにしましょう。内容の理解が大切です。
教 科 書
Handbook of Pediatric Strabismus and Amblyopia(Wright KW・Spiegel PH・Thompson L, Springer; 2006)
参 考 書
Pickwell’s Binocular Vision Anomalies (Bruce J.W. Evans, Butterworth Heinemann,第4版、2002)
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
オフィスアワー
新井田: 金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505)
原 : 月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
内 山: 月曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
その他
- 87 -
大田原キャンパス
授業開始年度
2016 年度
3 学年
期
通年
3
時間数
60 時間
科目名
視能訓練学Ⅱ(応用) (通年・3 年生)
科目担当責任者
学科
藤山 由紀子
視機能療法学科
曜日時限
前期(月曜 1 限)
後期(月曜 1 限)
授業の形態
講義
授業の概要
(主題)
弱視・斜視に関わる基礎知識と診断や治療及び訓練に必要な視機能検査を関連付けて理解出来るよ
うにする。
視能矯正・訓練の原理と応用を身に付ける。
授業の到達目標
1.2 年次に学んだ眼球運動や両眼視の基本的知識をもとに、理論に基づいた弱視・斜視の検査・評価
法がわかり、一連のながれを説明することができる。
2.弱視・斜視を鑑別・分類するための検査・評価法がわかり、原理と方法が説明できる。
3.患者情報や検査結果から適切な治療・訓練法がわかり、理論上で治療計画を立てることができる。
4.眼科施設でおこなう訓練と、家庭でおこなう訓練法の知識を修得し、患者・家族への説明をシミュレ
ーションすることができる。
科目担当者
必修/選択
内山 仁志
学年
必修
単位数
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
04 月 12 日(火)1 限
04 月 19 日(火)1 限
04 月 26 日(火)1 限
05 月 09 日(月)1 限
05 月 10 日(火)1 限
05 月 17 日(火)1 限
05 月 24 日(火)1 限
05 月 31 日(火)1 限
オリエンテーション
眼球運動検査(HESS 赤緑試験 検査法)
眼球運動検査② (HESS 赤緑試験データの読み方)
眼球運動の生理学①
眼球運動の生理学② (含 神経機構 )
異常眼球運動①
異常眼球運動②
異常眼球運動③
第9回
第 10 回
06 月 07 日(火)1 限 子どもの視力検査
06 月 14 日(火)1 限 AC/A
内山 仁志
内山 仁志
第 11 回
第 12 回
06 月 21 日(火)1 限 眼球運動の異常と所見(応用)
06 月 27 日(月) 1 限 大型弱視鏡検査
内山 仁志
藤山 由紀子
第 13 回
第 14 回
第 15 回
第 16 回
第 17 回
第 18 回
第 19 回
第 20 回
07 月 04 日(月)1限
07 月 11 日(月)1限
07 月 19 日(火)1 限
09 月 26 日(月)1 限
10 月 03 日(月)1 限
10 月 11 日(火)1 限
10 月 17 日(月)1限
10 月 24 日(月)1限
藤山
藤山
内山
藤山
藤山
藤山
藤山
藤山
第 21 回
第 22 回
10 月 31 日(月)1 限 斜視治療① 大型弱視鏡を用いた視能矯正訓練①
11 月 07 日(月)1 限
斜視治療② 大型弱視鏡を用いた視能矯正訓練②
藤山 由紀子
藤山 由紀子
第 23 回
第 24 回
11 月 14 日(月)1限 斜視治療③ その他の視能矯正訓練 (含 家庭訓練)
11 月 21 日(月)1限 弱視の視力検査と注意点
藤山 由紀子
藤山 由紀子
第 25 回
第 26 回
第 27 回
第 28 回
第 29 回
第 30 回
11 月 28 日(月)1限
12 月 05 日(月)1限
12 月 12 日(月)1限
12 月 19 日(月)1限
12 月 26 日(月)1限
01 月 16 日(月)1限
藤山
藤山
藤山
藤山
藤山
藤山
両眼視機能検査 (対応検査)
固視とその異常
前期の総括
心因性視覚障害
斜視の基本的知識① (分類)
斜視の基本的知識② 斜視各論① 10/22 の振り替え
斜視各論②
斜視各論③
弱視治療① (遮閉法、ペナリゼーション等)
弱視治療② (家庭訓練)
弱視治療の基本①
弱視治療の基本②
症例課題 復習
総括
内山
内山
内山
内山
内山
内山
内山
内山
仁志
仁志
仁志
仁志
仁志
仁志
仁志
仁志
由紀子
由紀子
仁志
由紀子
由紀子
由紀子
由紀子
由紀子
由紀子
由紀子
由紀子
由紀子
由紀子
由紀子
成績評価の方法
評価の基準
定期試験・小テスト・課題・演習レポート・
定期試験(前期・後期):100%(但し、授業態度、授業内小テスト・課題及び演習評価点も加味する。)
準備学習
学習へのアドバイス
2年次の視能訓練学Ⅰ(基礎)を復習し、理解した上で講義に臨むこと。
また、前回講義内容について必ず復習し、次週の講義に臨むこと。
- 88 -
履修条件
特になし。
教 科 書
視能学第2版(丸尾敏夫、久保田伸枝、深井小久子、編 文光堂、2011)
視能矯正学 改訂第3版(丸尾敏夫 編、金原出版、2012)
視機能療法学テキスト
参 考 書
Pediatric Ophthalmology and Strabismus 3ed(ed. Wright KW・Strube YN、Oxford University Press、
2012)
オフィスアワー
藤山:金曜日 2 限(10:40~12:10)藤山研究室(B508)
内山:水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
その他
- 89 -
科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
臨地実習Ⅰ(基本)
科目担当責任者
望月 浩志
学科
曜日時限
視機能療法学科
集中講義
必修/選択
授業の形態
実習
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
科目担当者
必修
2016 年度
内山 仁志、藤山 由紀子、原 直人、伊藤 美沙絵、新
井田 孝裕、四之宮 佑馬、鈴木 賢治
学年
単位数
3 学年
2
期
時間数
通年
90 時間
臨地実習Ⅱ(応用)の前段階として眼科診療全体や視能訓練士の接遇、検査業務の見学や実習をおこ
なう。医療人としての態度やコミュニケーション能力、眼科診療におけるチーム医療と視能訓練士の役
割について理解し、眼科検査の基本的手技を学ぶことを目的とする。さらに、実習記録のまとめ方等も
学び、4年次の臨地実習Ⅱ(応用)に備える。
また、臨床でよく出会う高齢者や小児に対する検査に慣れるため、関連施設や近隣の保育園において
高齢者や園児の視機能評価実習を行い、高齢者や小児の眼科検査における特性などを学ぶ。ロービ
ジョンを専門と
視能訓練士実習生として相応しい行動ができる。
1. 身なり、挨拶や適切な声かけ、敬語等、基本的接遇マナーを実践できる。
2. 社会的マナー、実習施設で定められているルールを遵守することができる。
3. 実習生としての立場を理解し、指導を受ける態度が身についている。
4. 常に安全な医療が遂行できるように心がけて行動できる。
5. 高齢者や小児の眼科検査における特性を理解し、それぞれに合わせた検査説明ができる。
6. 実習で得られた知識や技術を実習記録としてまとめ、次の課題と目標を立てることができる。
7. 4 年次の臨地実習に向けて自ら到達目標を立て、それを達成するための具体的方策を立てることが
できる。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
オリエンテーション
国際医療福祉大学病院外来見学実習1
第3回
第4回
国際医療福祉大学病院外来見学実習2
園児視機能評価実習事前演習1
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
園児視機能評価実習事前演習2
園児視機能評価実習
高齢者視機能評価実習事前演習1
高齢者視機能評価実習事前演習2
国際医療福祉大学病院外来見学実習3
国際医療福祉大学病院外来見学実習4
国立障害者リハビリテーションセンター見学実習1
国立障害者リハビリテーションセンター見学実習2
第 13 回
第 14 回
国立障害者リハビリテーションセンター見学実習3
外部施設臨地実習オリエンテーション
第 15 回
第 16 回
~
第 30 回
1 月 27 日(金) 外部施設臨地実習オリエンテーション
外部施設臨地実習 1 月 30 日(月)から 2 月 25 日(土)の間の 5 日間
成績評価の方法
評価の基準
実習評価、レポート
実習評価・レポート 100%
準備学習
1~3 年次に得た知識や技術を十分に復習して臨むこと。
- 90 -
学習へのアドバイス
履修条件
教 科 書
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
参 考 書
眼科検査法ハンドブック 第 4 版(小口 芳久・大月 洋・沢 充・湯沢 美都子、医学書院、2005)
オフィスアワー
新井田: 金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505)
原 : 月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
藤 山: 金曜日 2 限(10:40~12:10) 藤山研究室(B508)
内 山: 水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
伊 藤: 未定
四之宮: 火曜日 1 限(09:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
鈴 木: 月曜日 2 限(10:40~12:
その他
- 91 -
大田原キャンパス
授業開始年度
科目名
ロービジョン医学 (3 年生・変則)
科目担当責任者
学科
内山 仁志
視機能療法学科
曜日時限
授業の形態
集中講義
講義
授業の概要
(主題)
ロービジョンとは何かを理解しロービジョンケアにおける心理・社会的側面学ぶ。
ロービジョンケアに関わる職種を学び、その中での視能訓練士の役割を理解する。
ロービジョンを含む視覚障害に関わる制度や教育について学ぶ。
さらに、視覚障害の状況に合わせた視機能評価法、視覚補助具の選定法、補装具/日常生活用具に
ついて学ぶ。
また、近方視・遠方視訓練について、演習を交えて学修する。
授業の到達目標
1. 視覚障害の現状、法制度を理解し、説明できる。
2. ロービジョン者の心理・社会的側面を理解し、ロービジョンケアにおける視能訓練士の役割を説明で
きる。
3. 障害の程度に応じた適切な視機能評価法がわかり、その方法を説明できる。
4. 感覚代行など、さまざまなロービジョンケアを学び、それぞれの適応や訓練方法について説明でき
る。
科目担当者
必修/選択
必修
望月 浩志、新井田 孝裕
学年
3 学年
単位数
2
2016 年度
期
後期
時間数
30 時間
授業計画
回数
第1回
内容
日程未定 ロービジョン概論
担当
内山 仁志
第2回
第3回
日程未定 ロービジョン理論 1
日程未定 ロービジョン理論 2
三輪 まり枝
山田 明子
第4回
第5回
日程未定 ロービジョン理論 3
日程未定 ロービジョン理論 4
山田 明子
三輪 まり枝
第6回
第7回
日程未定 高次脳機能障害による視覚障害 1
日程未定 高次脳機能障害による視覚障害 2
仲泊 聡
仲泊 聡
第8回
第9回
日程未定 高次脳機能障害による視覚障害 3
日程未定 高次脳機能障害による視覚障害 4
仲泊 聡
仲泊 聡
第 10 回
第 11 回
日程未定 ロービジョン者への社会支援と生活
日程未定 ロービジョン理論 5
中西 勉
中西 勉
第 12 回
第 13 回
日程未定 ロービジョン理論 6
日程未定 視覚障害等級判定 1
中西 勉
新井田 孝裕
第 14 回
第 15 回
日程未定 視覚障害等級判定 2
日程未定 総括
新井田 孝裕
望月 浩志
成績評価の方法
定期試験
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
定期試験:100%
本講義は集中授業となる。
曜日、時限は後日掲示にてアナウンスする。
教 科 書
参 考 書
オフィスアワー
視能学第2版(丸尾敏夫、久保田伸枝、深井小久子 編、文光堂、2011)
視機能療法学テキスト
同行援護従業者養成研修テキスト第 3 版(中央法規出版、2014)
ロービジョン・マニュアル(小田浩一 総監訳、オービーエス、2010)
新井田: 金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505)
内 山: 水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
その他
- 92 -
科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
ロービジョン医学実習
科目担当者
2016 年度
松永 千惠子、望月 浩志、原 直人、新井田 孝裕、須
藤 昌寛
科目担当責任者
内山 仁志
学科
曜日時限
視機能療法学科
集中講義
必修/選択
授業の形態
演習・実習(施設見学を含む)
授業の概要
(主題)
1. 視覚専門職として、同行援護の一般課程技術を身に着ける。
2. 視覚障害者・児の更生・教育施設を見学することにより、ロービジョンケアの現場を知り、その実際を
学ぶ機会とする。見学施設は、盲導犬協会、盲学校とする。
授業の到達目標
1. 視覚障害の実際を理解し、適切な誘導法を修得、実践することができる(同行援護従業者資格の取
得)。
2. 視覚障害者に対する医療、福祉、教育現場の見学からその概要を学び、説明することができる。
3. 光学的補助具の特徴・使用法を修得し、理論上の説明ができる。
4. 国際生活機能分類をつかって、視覚障害に関連する職種間の連携を意識したロービジョンサービス
を考えることができる。
必修
授業計画
回数
内容
学年
単位数
3 学年
1
期
時間数
後期 不定期
45 時間
担当
(日程未定) 全体オリエンテーション・同行援護従業者研修開校式
(日程未定) 施設見学オリエンテーション
(日程未定)
① 視覚障害者(児)福祉の制度とサービス
② 同行援護の制度と従業者の業務
新井田孝裕
内山仁志
第3回
(日程未定) 障害・疾病の理解
(日程未定) 障害者(児)の心理
原 直人
須藤 昌寛
第4回
第5回
(日程未定) 情報支援と情報提供
(日程未定) 代筆・代読の基礎知識
内山仁志
(担当未定)
第6回
(日程未定)
第7回
(日程未定) 同行援護一般課程 基本技能 1
第8回
(日程未定) 同行援護一般課程 基本技能 2
(担当未定)
(担当未定)
望月浩志、助手
(担当未定)
望月浩志、助手
第9回
(日程未定) 東日本盲導犬協会見学・体験
(日程未定) 栃木県立盲学校見学・体験
第1回
第2回
第 10 回
同行援護の基礎知識
松永千恵子
内山仁志、助手
内山仁志、助手
(担当未定)
望月浩志、助手
第 11 回
(日程未定) 同行援護一般課程 応用技能 1
第 12 回
(日程未定) 同行援護一般課程 応用技能 2
第 13 回
(日程未定) 視覚補助具の使用法とロービジョンサービス計画
第 14 回
(日程未定) 同行援護一般課程 応用技能(エスカレータ)
(担当未定)
内山仁志
望月浩志、助手
第 15 回
(日程未定) 総括
内山仁志
(担当未定)
望月浩志、助手
(担当未定)
成績評価の方法
同行援護従業者養成に関わる授業については、すべて出席しなければならない。
その他、実習態度ならびに見学等に関するレポートで評価する。
評価の基準
レポート:100%
但し、同行援護従業者資格を取得すること(授業の欠席をしない)を条件とする。
準備学習
学習へのアドバイス
実習日程はすべて掲示にてアナウンスする。
同行援護従業者研修については全日程への出席が必須であるため、掲示を必ず確認し、出席するこ
- 93 -
履修条件
と。
また、さまざまな演習時に模擬体験をおこなうため、各自、アイマスクを購入し用意しておくこと。
特になし。
教 科 書
同行援護従事者養成研修テキスト 第 3 版(社会福祉法人日本盲人会連合監修、中央法規出版、
2014)
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
参 考 書
必要に応じ、適宜紹介する。
オフィスアワー
新井田: 金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505)
原 : 月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
内 山: 水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
その他
- 94 -
4 学 年
専 門 教 育 科 目
- 95 -
科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
視能検査学Ⅱ実習 (前期 木 1-5、後期 木 1-2)
科目担当責任者
望月 浩志
学科
視機能療法学科
前期(木曜 1
限 木曜 2 限
木曜 3 限 木
曜 4 限 木曜 5 必修/選択
限)、後期(木
曜 1 限 木曜 2
限)
曜日時限
科目担当者
必修
2016 年度
内山 仁志、藤山 由紀子、伊藤 美沙絵、四之宮 佑
馬、鈴木 賢治
学年
4 学年
期
通年
単位数
1
時間数
45 時間
授業の形態
実習
授業の概要
(主題)
臨地実習に向けて実際の患者様に対して検査を行う際の具体的な技術を学ぶ学内実習を実施する、
より臨床に則した実習である。様々な年齢の患者様に対する検査技術の向上をはかり、現場で即戦力
となり得るよう少人数制による徹底した指導を行う。
授業の到達目標
臨地実習前学内実習の到達目標
1. 患者の誘導のしかた、適切な接遇ができる。
2. 簡潔で分かりやすくポイントを押さえた検査説明ができる。
3. それぞれの検査をする前の適切な準備ができる。
4. 患者が楽な姿勢になるように光学台等の調整ができ、患者の安全を確認することができる。
5. 視力検査、眼圧検査、オートレフラクトメーター、静的視野検査などの検査が問題なくできる。
授業計画
回数
内容
担当
内山 仁志、望月 浩
志
第1回
4 月 14 日(木)1~2 限 オリエンテーション
第2回
4 月 21 日(木)1~2 限 復習実習
第3回
第4回
4 月 21 日(木)3~5 限 前期臨地実習前総合演習①
4 月 26 日(火)1~2 限 前期臨地実習前総合演習②
第5回
第6回
4 月 28 日(木)1~2 限 前期臨地実習前総合演習③
4 月 28 日(木)3~5 限 前期臨地実習前総合演習④
第7回
第8回
6 月 23 日(木)1~2 限 総合演習 1
6 月 23 日(木)3~5 限 総合演習 2
第9回
第 10 回
6 月 30 日(木)1~2 限 視機能評価実習 1
6 月 30 日(木)3~5 限 視機能評価実習 2
第 11 回
第 12 回
7 月 7 日(木)3~5 限 視機能評価実習 3
7 月 14 日(木)1~2 限 視機能評価実習 4
第 13 回
第 14 回
7 月 14 日(木)3~5 限 視機能評価実習 5
11 月 17 日(木)1~5 限 視機能評価実習 5
第 15 回
1 月10日(火) 2 限 総括
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
教 科 書
参 考 書
実習評価、レポート
各実習項目に対するレポートを期限までに提出していること。
欠席した実習項目については項目担当教員に確認し指示に従うこと。
実習評価・レポート:100%
1~3 年次に得た知識や技術を十分に復習して臨むこと。
視能学 第 2 版(丸尾敏夫・久保田伸枝・深井小久子編、文光堂、2011)
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
眼科検査法ハンドブック 第 4 版(小口 芳久・大月 洋・沢 充・湯沢 美都子、医学書院、2005)
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オフィスアワー
藤山:金曜日 2 限(10:40~12:10)藤山研究室(B508)
内山:水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
伊藤:未定
四之宮:火曜日 1 限(9:00~10:30)四之宮研究室(L424)
望月:月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
鈴木:月曜日 2 限(10:40~12:10) 学科助手室(M304)
その他
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科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
視能訓練学Ⅲ(発展) (4 年生・変則)
科目担当責任者
藤山 由紀子
学科
視機能療法学科
前期(集中講
義)、後期(集 必修/選択
中講義)
講義、演習
曜日時限
授業の形態
科目担当者
必修
2016 年度
望月 浩志、内山 仁志、原 直人、伊藤 美沙絵、新井
田 孝裕、四之宮 佑馬、向野 和雄、鈴木 賢治
学年
4 学年
期
通年
単位数
2
時間数
60 時間
授業の概要
(主題)
最終学年となって、視能訓練士に必要な学問的基礎固めをし、また臨床に必要な視機能検査学、病態
などの知識の整理ができているのかを再確認する必要がある。そのため、これまでに学んできたことに
ついて各専門の先生に総まとめの講義をしていただき、知識の再整理を行い、視覚の専門家としての
備えをつくっていく。
授業の到達目標
1.視能訓練士を目指す上で必要な基本的知識を整理して臨床との結びつきが理解できる。
2.視能訓練士を目指す上で必要とされる発展的知識を身につけ臨床に応用することができる。
3.医療職として必要とされる医学的知識や常識を理解することができる。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
4 月 25 日(月)3 限
4 月 25 日(月)4 限
4 月 26 日(火)1 限
4 月 26 日(火)2 限
4 月 29 日(金)3 限
4 月 29 日(金)4 限
4 月 29 日(金)5 限
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
7 月 6 日(火) 3 限 コンタクトレンズ1
7 月 6 日(火) 4 限 コンタクトレンズ 2
(日程未定) 眼薬理学 1
(日程未定) 眼薬理学 2
(日程未定) 感染症関連 1
(日程未定) 感染症関連 2
(日程未定) 視能障害学 1
(日程未定) 視能障害学 2
丸山 邦夫
丸山 邦夫
原 直人
原 直人
新井田 孝裕
新井田 孝裕
新井田 孝裕
新井田 孝裕
第 17 回
第 18 回
(日程未定) 視能障害学 4
(日程未定) 視能障害学 5
原 直人
原 直人
第 18 回
第 19 回
(日程未定) 視能矯正学1
(日程未定) 視能矯正学 2
藤山 由紀子
藤山 由紀子
第 20 回
第 21 回
第 22 回
第 23 回
第 24 回
第 25 回
第 26 回
第 27 回
第 28 回
第 29 回
(日程未定)
(日程未定)
(日程未定)
(日程未定)
(日程未定)
(日程未定)
(日程未定)
(日程未定)
(日程未定)
(日程未定)
視能矯正学 3
視能矯正学 4
視器解剖病態学 1
視器解剖病態学 2
生理光学 4
生理光学 5
眼科検査法 1
眼科検査法 2
眼科検査法 3
眼科検査法 4
伊藤 美沙絵
伊藤 美沙絵
内山 仁志
内山 仁志
四之宮 祐馬
四之宮 祐馬
望月 浩志
望月 浩志
鈴木 賢治
鈴木 賢治
(日程未定)
(日程未定)
(日程未定)
(日程未定)
視能矯正学 5
視能矯正学 6
視能訓練士の役割 1
視能訓練士の役割 2
第 30 回
第 31 回
第 32 回
第 33 回
成績評価の方法
神経眼科学 1
神経眼科学 2
神経眼科学 3
神経眼科学 4
生理光学 1 ※水曜授業日
生理光学 2 ※水曜授業日
生理光学 3 ※水曜授業日
向野
向野
向野
向野
鈴木
鈴木
鈴木
堀口
堀口
根本
根本
■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート
- 99 -
和雄
和雄
和雄
和雄
武敏
武敏
武敏
涼子
涼子
加代子
加代子
■その他(不定期試験)
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
定期および不定期試験 100%
日程は後日掲示する。
履修条件
教 科 書
参 考 書
オフィスアワー
その他
視能学第 2 版(丸尾敏夫、久保田伸江、深井小久子編・文光堂・2011)
特に指定しない。
新井田: 金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505)
原 : 月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
藤 山: 金曜日 2 限(10:40~12:10) 藤山研究室(B508)
内 山: 水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
伊 藤: 未定
四之宮: 火曜日 1 限(09:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
鈴 木: 月曜日 2 限(10:40~12:1
到達度の確認を 4 回実施予定
①5 月 2 日(月)
②7 月 26 日(火)
③12 月 20 日(火)
④1 月 24 日(火)
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科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
臨地実習Ⅱ(応用)
科目担当責任者
伊藤 美沙絵
学科
視機能療法学科
前期(集中講
義)、後期(集 必修/選択
中講義)
臨地実習
曜日時限
授業の形態
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
科目担当者
必修
2016 年度
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、原 直人、新井
田 孝裕、四之宮 佑馬、鈴木 賢治
学年
4 学年
期
通年
単位数
12
時間数
540 時間
6週間の実習を2施設でおこなう。2つの異なる施設で実習をおこなうことによって、各医療機関の特色
や地域での役割を理解する。また、検査手技や治療方針についてさまざまな考え方があることを学ぶ。
将来、視能訓練士として歩んでいくために眼科医師や視能訓練士のもとで眼科一般検査や視能矯正な
どを実際に体験し、実践に即した知識や技術を習得することを目的とする。さらに、医療チームの一員と
しての役割や責務を理解することを目的とする。
1. 総合教育科目、専門基礎科目、専門科目の講義や臨地実習Ⅰ(基本)をはじめとする学内外の実習
などで習得した知識・技術を臨床の場で実践し、視能訓練士に必要な眼科検査技術の向上を図り、検
査結果について判断し考察することができる。
2. 自己の臨床能力を客観的に評価し、継続的に研鑚する態度が身についている。
3. 医療人として、患者様およびそのご家族と良好な人間関係を気づくことができる。
4. チーム医療における視能訓練士の役割や責務を理解し適切な行動をとることができる。
授業計画
回数
内容
担当
病院実習期間:前期 6 週間(5 月 9 日~6 月 18 日),
中・後期 6 週間(8 月 8 日~9 月 17 日、9 月 26 日~11 月 5 日)
園児視機能評価実習(6 月下旬~7 月中旬、11 月下旬)
4 月 1 日(金) 1・2 限 前期実習オリエンテーション
4 月 12 日(火)1~2 限、14 日(木)3~4 限、19 日(火)1-2 限 事前指導(KJ 法)
本実習(各実習施設 眼科外来での実習)
前期実習の振り返り
前期実習のまとめ(報告書・報告会)
日程未定 中・後期実習オリエンテーション
本実習(各実習施設 眼科外来での実習)
中・後期実習の振り返り
中・後期実習のまとめ(報告書・報告会)
日程未定 園児視機能評価実習①
日程未定 園児視機能評価実習②
日程未定 園児視機能評価実習③
成績評価の方法
評価の基準
準備学習
学習へのアドバイス
履修条件
教 科 書
参 考 書
実習評価表・臨地実習記録・実習報告書・実習報告会・必要書類の提出状況
病院における臨地実習評価および園児視機能評価実習レポート:100%
実習前課題の状況・実習報告会でのプレゼンテーションおよび必要書類の提出を加味する。
但し、各実習施設での実習日数を満たすことを前提とする。
3 年次までの講義、学内実習および病院・施設等における現場実習で得た基本的知識・技術を臨床で
発揮できるようにしておくこと。
詳細については、事前オリエンテーションにて説明する。
特になし。
視能学第2版(丸尾敏夫、久保田伸枝、深井小久子共著、文光堂、2011)
眼科ガイドシリーズ眼科検査ガイド(眼科診療プラクティス編集委員編、文光堂、2004)
3 年次までの専門課程の教科書すべて。
眼科検査法ハンドブック第4版(小口芳久、澤充、大月洋 他編、医学書院、2005)
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オフィスアワー
新井田: 金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505)
原 : 月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
藤 山: 金曜日 2 限(10:40~12:10) 藤山研究室(B508)
内 山: 水曜日 5 限(16:20~17:50) 内山研究室(F501)
伊 藤: 未定
四之宮: 火曜日 1 限(09:00~10:30) 四之宮研究室(L424)
望 月: 月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
鈴 木: 月曜日 2 限(10:40~12:
その他
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科目名
大田原キャンパス
授業開始年度
卒業研究
科目担当責任者
新井田 孝裕
学科
視機能療法学科
前期(集中講
義)、後期(集 必修/選択
中講義)
演習・研究
曜日時限
授業の形態
授業の概要
(主題)
授業の到達目標
科目担当者
選択
学年
4 学年
期
通年
単位数
4
時間数
60 時間
研究を通じて科学的思考力や洞察力を習得する。小グループ内で立案した研究テーマの内容に関して
指導教員との討議を通じてブラッシュアップし、必要な文献を収集して詳読し、研究の背景や問題点を
整理する。データを収集し、結果を整理し、統計処理を行い、結果の整合性に関して検討を加える。研
究要旨をまとめ、発表スライドを作成し、卒業研究発表会で発表を行う。以上の過程を通じて、研究の
面白さやプロセスを学び、卒業後の研究活動や大学院進学につなげる。
1.実験計画を立案できる。
2.文献検索を行い、先行研究に関する情報を収集できる。
3.研究の背景や問題点を整理できる。
4.実験データを収集し、結果を整理できる。
5.グラフの作成や統計処理ができる。
6.結果に対する意味づけや論理的考察ができる。
7.研究要旨を作成できる。
8.研究成果を分かりやすく発表できる。
9.的確に質疑応答ができる。
授業計画
回数
内容
担当
第1回
第2回
研究テーマの立案
研究テーマの立案と討議
第3回
第4回
文献検索法の習得
インターネット及び図書館で文献を収集する
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
文献の詳読(1)
文献の詳読(2)
先行研究の結果を整理し、研究の背景と問題点を整理する(1)
先行研究の結果を整理し、研究の背景と問題点を整理する(2)
実験計画(方法や手技、対象の選出)を練る(1)
実験計画(方法や手技、対象の選出)を練る(2)
予備実験(1)
予備実験(2)
第 13 回
第 14 回
2016 年度
望月 浩志、内山 仁志、藤山 由紀子、原 直人、伊藤
美沙絵、四之宮 佑馬
予備実験の結果を検証し問題点を抽出する
予備実験の結果を検証し問題点を整理し、実験方法に還元する
第 15 回
第 16 回
本実験(1)
本実験(2)
第 17 回
第 18 回
本実験(3)
本実験(4)
第 19 回
第 20 回
本実験(5)
本実験(6)
第 21 回
第 22 回
第 23 回
第 24 回
第 25 回
第 26 回
第 27 回
第 28 回
実験データの整理(1)
実験データの整理(2)
図表の作成と統計処理(1)
図表の作成と統計処理(2)
研究要旨作成(1)
研究要旨作成(2)
研究発表スライド作成(1)
研究発表スライド作成(2)
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第 29 回
第 30 回
研究発表会練習
研究発表会 12 月 11 日(金)
成績評価の方法
評価の基準
その他(研究要旨の提出と発表)
卒業研究への取り組み:80%、研究要旨作成:10%、発表および質疑応答:10%
準備学習
学習へのアドバイス
テーマを慎重に選択し、先行研究を十分に調査し、よく練られた実験計画を立てることが大切である。
履修条件
特になし。
教 科 書
参 考 書
各指導教員から適宜紹介する。
各指導教員から必要な参考文献を適宜紹介する。
オフィスアワー
新井田:金曜日 3・4 限(13:00~16:10) 新井田研究室(E505)
原:月曜日 5 限(16:20~17:20) 原研究室(C504)
藤山:金曜日 2 限(10:40~12:10)藤山研究室(B508)
内山:月曜日 1 限(9:00~10:30) 内山研究室(F501)
伊藤:未定
四之宮:火曜日 1 限(9:00~10:30)四之宮研究室(L424)
望月:月曜日 2 限(10:40~12:10) 望月研究室(C514)
その他
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平成 28 年度 授業計画(シラバス)集
専門基礎科目 専門科目
【視機能療法学科】
平成 28 年 4 月 1 日 発行
編集・発行
国際医療福祉大学 大田原キャンパス
〒324-8501 栃木県大田原市北金丸 2600-1
TEL 0287-24-3000 FAX 0287-24-3100
WebSite http://www.iuhw.ac.jp
印 刷 所
株式会社 エビス