授業科目名 基礎ゼミB 開講科目名 学 年 2 単 位 数 ふ り が な 担 当 者 すがさわ よしお 菅澤 喜男 2 ( ローマ字表記) Sugsawa Yoshio 授業の概要 本講義では、新たに起業したい、あるいは新製品・技術を開発する時など、いかにして外部から資金を獲得する かについて、ベンチャーキャピタルの役割について講義する。そのためには、投資家とベンチャーキャピタルとの 関係そしてベンチャーキャピタルとベンチャー企業との役割と関係を理解することが必要である。 本講義では、ベンチャーキャピタルの役割として知られている、様々な投資形態について理解を得る。 授業の到達目標 到達目標としては、ベンチャーキャピタルの役割を投資家そしてベンチャー企業から見た様々な投資形態とし て理解することが重要である。そのためには、審査、評価、投資、モニタリングという一連のベンチャーキャ ピタルが有する機能と役割を理解することが到達目標である。 受講する者は、それぞれ良く知られているベンチャーキャピタル企業の特徴のある投資先について、自らが調べて 報告する義務を課す。 授 業 計 画(学習内容・キーワード) 第1週 オリエンテーションそしてベンチャーキャピタルの概要説明 第2週 ベンチャーキャピタルの全体機能 第3週 ベンチャーキャピタルの全体的な役割 第4週 ベンチャーキャピタルと投資家との関係 第5週 ベンチャーキャピタルとベンチャー企業との関係 第6週 ベンチャーキャピタルによる投資の形態(I) 第7週 ベンチャーキャピタルによる投資の形態(II) 第8週 ハンズオン投資、バイアウト投資 第9週 事業再生投資、エンジェル投資、キャピタルゲイン 第10週 プレイベートエクイティー、エグジット 第11週 M&A 第12週 バイアウトファンンド、プライベート・エクイティー・ファンド 第13週 ベンチャーキャピタルによる投資の実際例 第14週 ベンチャー企業の現状と課題 第15週 ベンチャー企業の新たな形態 第16週 (定期試験) 小テストを3回行う(30点) 評価方法 定期試験(70点) その他必要に応じてレポートの提出を義務とする。 授業方法 工学系を中心としたベンチャーキャピタルとベンチャー企業との関係を明確にした教科書がない ために、講義テキストを作成し配布する。 【図書名】 ベンチャー企業の現状と課題、2007年9月28日 学習資源 【著者名】 経済産業省 (テキスト) 【出版社】 事務局資料 【価格(税込)】 【販売所】 ウエブサイトよりダウンロード可能である。 理工系を中心とした成功例としてのベンチャー企業の数が極めて少ないために事例紹介 としての企業数としては3社程度を予定している。 備 考
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