教員免許取得プログラム

教員免許取得プログラム
―― 本学では教員資格取得を総合的に支援しています。 ――
―― 大学院(通信教育)と公開講座(科目等履修)の開催で支援します。 ――
■大学を卒業されている現職教員で,さらに上級教員免許取得を希望される先生
(1)二種免許状から一種免許状に
大学を卒業して小学校教員二種免許状で小学校に勤務されている方であれば,教育職員免許法により単位修
得の逓減措置があり,経験年数6年で最低修得単位の 10 単位に,実務証明書を添えて一種免許状に上進申請を
することができます。この単位は大学の科目等履修生,文部科学省認定の免許法公開講座又は免許法認定講習
のいずれの単位でも結構です。
なお,二種免許状を取得されたときの単位の修得状況が1人ひとり異なりますので,上進に必要な授業科目
及びその単位数については,一度,所轄の教育委員会に問い合わせてください。
(2)一種免許状から専修免許状に
① 大学院に入学され,小学校教諭専修免許状の取得に必要な「教科又は教職に関する科目」を 24 単位以上
修得し,修士の学位を取得することにより小学校教諭専修免許状を取得することができます。
② 小学校教諭一種免許状取得後3年以上の小学校教諭の経験年数を有する方は,大学院の科目等履修生と
して 15 単位以上を修得するか,文部科学省認定の大学院レベルの免許法公開講座又は免許法認定講習で
15 単位以上を修得するか,文部科学省認定の大学院レベルの免許法公開講座又は免許法認定講習で 15 単
位以上を修得し,実務証明書を添えて専修免許状へ上進申請ができます。
(経験で取得する場合は,二種から一種へ,さらに経験を経て一種から専修へと段階をふまなければなりま
せん。
)
■短大を卒業されている現職教員で,さらに上級教員免許取得を希望される先生
(1)二種免許状から一種免許状に
小学校に勤務されている方であれば,小学校教諭一種免許状に必要な単位を大学の科目等履修生や文部科学
省認定の免許法公開講座又は免許法認定講習で修得して頂くことにより一種免許状への上進申請ができます。
教育職員免許法の経験で取得することになります。
この場合,5年を超える在職年数1年につき5単位ずつ逓減できる逓減措置が講じられており,短大卒で教
員経験 12 年を有する方は,一種免許状取得のための必要単位数は 10 単位です。
(2)一種免許状から専修免許状に
大学を卒業している場合の(2)と同じ。
■教職経験がなく上級教員免許取得を希望される方
(1)二種免許状から一種免許状に
大学において小学校教諭二種免許状を取得し卒業した人が,小学校教諭一種免許状を取得する場合,教育職
員免許法別表1により二種と一種の差(
「教科に関する科目」を4単位以上,
「教職に関する科目」を 10 単位以
上,
「教科又は教職に関する科目」を8単位以上)を修得し,県教育委員会に個人申請してください。この場合
の単位は,小学校教諭一種免許状の課程認定を得ている大学においての科目等履修生の単位が対象となります。
(2)一種免許状から専修免許状に
大学院に入学し,教育職員免許法により「教科又は教職に関する科目」を 24 単位以上修得し,修士の学位を
取得することにより申請ができます。ただし,一種免許状が基礎となりますので必ず一種免許状取得後の申請
になります。
■通信制大学院で学んで教員免許状上進を希望される方
① 小学校教諭一種免許状を幽している方が通信制大学院に入学された場合は,
「教職に関する科目」を 24 単位
以上修得し,修士の学位を取得することにより小学校教諭専修免許状を取得することができます。
② 小学校教諭一種免許状を有し小学校の実務経験3年以上を有している方は,通信制大学院に入学されるか若
しくは科目等履修生で 15 単位以上を修得されることにより専修免許状に上進申告ができます。
なお,通信制大学院で修得した単位はいずれの場合でも有効となりますので,入学されるか又は科目等履修
生として単位を修得されても結構ですのでご利用ください。