206 広臨技事務所 FAX

15.11.25
広臨技速報 NO.2 0 6
広臨技事務所
FAX
082‐502‐6031
The Bulletin of Hiroshima Association of Medical Technologists
社団
法人
広島県臨床検査技師会
広臨技ホームページ http://www.hiroringi.or.jp/
(i- mode 用
http://www.hiroringi.or.jp/i/)
社団法人
広島県臨床検査技師会に改称して
社団法人
広島県臨床検査技師会
会長
白石
幸雄
会員の皆様には、広臨技の各種事業にご協力を賜り誠にありがとうございます。
長年の懸案事項でありました、臨床検査技師会への会名変更が 10 月 27 日付をもって広島県よ
り認可を得ることができましたことをご報告致します。
長い間、会員の方々から早く改名せよとのご意見をいただいておりましたが、平成 15 年度の総
会におきまして会員の 4 分の 3 以上の賛成を得て直ちに各種書類を広島県へ提出し、慎重な審議
の結果、認可を得ることができましたので、現在登記事務を行なっているところであります。
これまでは、ともすれば臨床衛生検査技師が存在すると世間一般の方々に誤解を与えておりま
したが、会名変更によりこれらの誤解も無くなるのではないかと思います。
当会は各種研修会を開催して、臨床検査技師と衛生検査技師の方々が臨床検査業務を通し広く
県民の医療に対する信頼を得るよう努力しており、これを機に、さらに一段と医療の質、安全の
向上へ大きく貢献したいと願っています。
幸いにも臨衛技法の改正が目前に迫り、今年度中にも法案が成立するとの情報があります。
会員の皆様を 100%満足させることはできないかもしれませんが、私としては長い間の困難に
もくじけず、会員の夢の実現に向けて努力をされた日臨技及び政治連盟役員の方々のご苦労に感
謝申し上げたいと思っています。もちろん法案改正ですべてが終了したわけではなく、まだ残さ
れた問題、特に医療法の条項へ臨床検査技師の職名を明記することが必要であります。しかし、
このことはこれまでの法改正運動よりもっと困難で長い道のりかもしれません。臆することなく
力を合わせてがんばりましょう。当会も全面に立って運動していくことをお約束致します。
当会が社団法人広島県臨床検査技師会として新たに発足することができましたのも会員及び賛
助会員の絶大なご支援とご協力の賜物であると感謝しております。
また、これまでご指導いただきました広島県、広島県医師会、関係各位に深謝するとともに、
なお一層のご高配を賜りますようお願い申し上げます。
1
“豊平町
健康福祉祭り”検査展開催について
臨床検査を取り巻く環境も厳しい中、昨年度は実施出来なかった技師会の公益事業である健康
検査展が、平成 15 年 10 月 19 日の日曜日、
“気になりませんか?生活習慣病”をメインテーマに、
山縣郡豊平町にあるどんぐり村の体育館(とよひらウィング)で、開催することができました。
前日の 18 日は、午後 3 時から会員ボランティア 22 名、メーカーの方 11 名で機器の設定と会場
の準備。機器の調整のため一部のメーカーさんが夜遅くなりましたが、準備作業は無事に終える
ことが出来ました。その後、宿泊研修センターに移動してからの交流会も、大変な盛り上がりが
ありました。
19 日の開催当日は、さらに 9 名の会員ボランティアが加わり合計 42 名が集まりました。
午前9時、板羽副会長の「くれぐれも事故の無いように」という挨拶から始まり、豊平病院の
看護師 2 名も加わって貰って準備にはいりました。
午前 10 時、健康福祉祭りの開会式で、技師会の紹介。
午前 10 時 30 分、BGM の流れる中で、開場。
午後 1 時、受付終了。(午後 3 時閉館)
最終的に 2 時間半の時間の中で、体育館入場者が300名弱、検査を受け付けた人95名の結
果報告が無事にできました。他に数多くのイべントがあったり、短時間であったにもかかわらず、
臨床検査コーナーにたくさんの方が来ていただき大変好評でした。
豊平国民健康保険病院、吉田総合病院、北部地区を中心にボランティア協力して頂いた会員の
みなさん、賛助会員の方々には心より感謝しております。皆様のご協力どうも有難うございまし
た。
渉外・法規部 足免 弘章
矢 野
愛
お詫びと訂正
平成 15 年 9 月 7 日、三原リージョンプラザにて開催されました、第 21 回広島県医学検査学会の
生涯教育点数の A 点について。
会員の方には A 点の取得が可能とお知らせしましたが、開催後、日臨技より A 点の取得は困難
であると返答があり協議の結果、参加者は全て C 点のみとなりました。
参加された方には、大変ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします
2
生涯教育委員会
第 3 6 回中国四国医学検査学会に伴う表彰について
平成 15 年 11 月1∼2 日に岡山県にて開催されました第 36 回中国四国医学検査学会において下記
の表彰が行われました。来年は広島県にて第 37 回中国四国医学検査学会が開催され表彰も行われ
る予定です、多数の方の演題の応募、参加をお待ちしております。
1、 応募演題多数賞(各県会員数による比)
・ 島根県臨床衛生検査技師会(中国地区)
・ 徳島県臨床衛生検査技師会(四国地区)
2、 学会参加登録第 1 番賞
渡辺雅子(広島三菱病院)
3、 学会参加登録第 1000 番賞
西尾理恵(高知県幡多けんみん病院MBCラボ)
複十字シール運動にご協力を!
今年も広島県健康福祉センター総務課より各職場へ複十字シールが送られてきますので、
ご協力をお願いいたします。
趣旨
結核予防資金の造成と結核予防の教育広報をはかり、また、途上国への援助を行う。
募金の使途予定
① 結核予防の教育広報費(結核予防全国大会、研修会、講習会、広報、結核予防週間事業等)
② 結核調査研究費
③ 国際協力費(発展途上国への結核対策援助費)
④ 結核検診者並びに健診機器等の整備費
⑤ 施設設備費(結核検診センター等)
⑥ 検診予防事業助成費(結核予防関係婦人会等)
⑦ 無料検診及び後保護対策費等(外国人相談窓口等)
⑧ その他
1,000 円
募金基準額:複十字シール(大型シート)1 枚
(小型シート)1 枚
100 円
1組
200 円
シート・封筒組み合わせ
問合せ先:財団法人広島県健康福祉センター総務部総務課
TEL(082)254−7111
FAX(082)254−1168
平成 1 6 年新春祝賀パーティのご案内
日時:平成 15 年 1 月 17 日(土)17:45∼20:00
場所:ホテルグランビア広島
にて開催されます、詳細は別紙にてお知らせいたします。
3
随想録
人生の転機
県立瀬戸田病院 滝 葉子
私には 9 歳(娘)と 6 歳(息子)の二人の子供がいますが、この元気っ子達が家に帰って来
ると途端に我が家は騒々しくなります!!姿も見えぬうちから、“お母さ∼ん
お母さ∼ん”と
連呼し私の顔を見ると安心するのか庭へ駆け出し遊んでいる毎日です。
私は若い頃から??子供にあまり好かれないのか、話かけてもみんなすたこらさっさと逃げて
行きます!!少々コンプレックスなのですがなぜかな?顔がこわいからなのかなと悩んだ時期も
ありましたが、我が子はちゃんと私の強面の顔にも大丈夫!慣れってすごいですよね・・・そん
な子供達との関わりが、仕事の疲れも吹っ飛ばしこの平凡な毎日が“幸せだなあ”と実感します。
理由もなく子供の顔を見ながら、
“この間まで赤ちゃんだったのにこんなに大きくなって・・・”
というと子供達は申し合わせた様に“ま∼た始まった!私のこの間と弟のこの間とは、どー違う
ん???などと切り返してきます。
話はちょっと飛びますが、約 8 年前、1 歳の娘を助手席に乗せ通勤の途中でセンターラインを越
えて来た車と正面衝突し、娘は幸いチャイルドシートのおかげで打撲ですんだのですが、私はと
いうと一時は覚悟して下さいといわれる結構大きな交通事故でした。救急車が来るまでのあいだ
大声で泣く娘をみて、とりあえず大丈夫だな・・・私は、??今は生きているけれど肺や肝臓・
その他の臓器の損傷はどれくらい??と思うと、死に対する恐怖でいっぱいになりました。
今思えば家族に大変な思いをさせたのですが、私にとっては生きる事!!日々生きている事が
どんなに大切で貴重な時間であるかを感じる様になった人生の転機だったと思います・・・
それからでしょうか?何のへんてつもない毎日ですが、子供達の顔を見ながら時には腹を立て
ながらも生きていろいろな事を感じる事が出来る“幸せ”を喜ぶ自分がいます・・・
みんなそれぞれ、“人生の転機”と感じる事ってありますか??
もう、経験されましたか?・・・
私はかなりな運動不足であると思う。せめて通勤が公共交通機関ならば多少歩くこともあろう。
しかし、車通勤でまさしく「Door
to Door」
、ドラえもん風で言うならば「どこでもドアー!!」
だ。
そんな私も年に数回「拷問歩き」する事がある。今年の拷問歩きの場所は御嶽山、時間にして 11
時間。行きは景色を楽しみ、お菓子を楽しみ、会話を楽しんでいた。しかし、帰りは意識はもうろ
うとし、足はがくがく、話をすることさえ鬱陶しい。許されるならば「わーー!!!!!!」と大
声で叫びたい。叫んだからと言ってラクになるわけは無いので黙っていた。おまけに次の日もまた
次の日も許されること無く歩いた。おかげで筋肉痛さえも出なくなる始末。下山し、バスの中で寝
ていてもふもとまで運んでくれることのありがたさ。昔の人の身体が丈夫なのがよくわかる…。
小松原
4
康子