定年退職後継続再雇用による加算適用終了のご案内

事務担当者様
日本金型工業厚生年金基金
定年退職後の再雇用時に
加算年金(一時金)を受けられるようになります!
貴社事務担当者におかれましては、平素より当基金の事務処理に格別のご協力を賜
り厚くお礼申し上げます。
平成25年4月より、年金の受給開始年齢が引き上げられる事に伴い、高齢者雇用
安定法が改正され、定年が引き上がる傾向にあります。しかしながら、現状では定年
退職後に再雇用される方が多く、再雇用後は、収入が減少するにも関わらず、年金も
受けられない方がおられます。
これまで、当基金の加算年金(一時金)は、退職されるか65歳に到達されないと
受ける事が出来ませんでした。平成26年4月の制度変更により、定年退職後に再雇
用された方は加算非適用加入員となる事により、加算年金(一時金)を受けられるよ
うになります。
再雇用契約を結んだ方が加算年金(一時金)の受け取りを希望される場合、事業所
からの届出(資格喪失届・資格取得届・再雇用契約を結んだ事を明らかに出来る書類)
に併せて『定年退職後継続再雇用による加算適用終了申出書 』の提出が必要となりま
す。また、加算掛金は、事業主負担となっており、加入期間によっては、本人に不利
となる場合もありますので、制度の内容を説明していただき、本人の意思確認が必要
となります。
○加算適用加入期間にご注意ください!
加算適用加入期間10年未満 = 脱退一時金
加算適用加入期間10年以上 = 加算年金【選択一時金】
≪イメージ図≫
変更前
加算適用加入員期間
基金の加算年金
加算年金受給開始!
基金
代行部分(基本年金)
老齢厚生年金
△60 歳
△定年再雇用
開始
△国の年金の
受給開始※
国
△退職又は
65 歳到達(加算非適用)
変更後
加算適用加入員期間
非加算適用加入員期間
基金の加算年金
代行部分(基本年金)
加算年金受給開始!
老齢厚生年金
△60 歳
▲加算非適用
定年再雇用開始
△国の年金の
受給開始※
基金
国
△退職又は 65 歳到達
※段階的に65歳まで引き上げ。給与の額により支給調整あり。
こんな時どうなるの?こんな時どうしたら?
あと2ヵ月で加
算適用加入期間が10
年になります。今、加算
非適用になる場合と2
ヵ月加入期間を延ばし
て加入期間が10年に
なった後、加算非適用に
なる場合は、どのくらい
の違いがありますか?
(定年退職時)
加算適用加入期間が10年以上の場合、加算給付として、
加算年金又は選択一時金が受けられます。加算適用加入期間が3
年以上10年未満の場合は、脱退一時金での精算となります。
※加算 年金か 選択 一時 金を選 べるだ けで なく 、脱退 一時金 に比べ
て、給付が厚くなる設計になっておりますので、あと数ヶ月で加
算適用加入期間が10年になるような場合は、ご留意ください。
≪例≫
9 年 10 ヵ月
脱退一時金
192,700 円
選択一時金
246,200 円
加算年金額(終身) 19,000 円
10 年 0 ヵ月
どちらか!
平成26年4月
以前に再雇用契約を
結びました。加算年金
を受取りたいので、加
算非適用になる事は
できますか?
再雇用契約が1年と
定め ら れ てお り 、 来年 にな
らな い と 次の 再 雇 用契 約が
定ま り ま せん 。 こ のよ うな
場合 、 加 算非 適 用 にし た方
が有利ですか?
加算非適用となるに
は、基金へ「定年退職後継
続再雇用による加算適用
終了申出書」を提出すれば
良いのですか?
基金からの一時
金は退職金の一部と
なっております。加算
非適用になった時に、
受取った一時金の所
得はどのような取扱
いになります か?
制度開 始は平 成26 年4月とな り
ます。それ以前に再雇用となっている方
は加算非適用になる事は出来ません。
平成26年4月以降、再度雇用契約を
結んだ場合は加算非適用となり、加算年
金を受ける事が出来ますので、再雇用と
同日付で申出ください。
加算適用加入期間によって様々です。
加算非適用の場合、加算適用加入期間はそれ以上増えません。
再雇用時の加算適用加入期間、その後の契約期間によって加
入員に不利になる場合もありますので、ご留意ください。
加算非適用となるには、再雇用が条件となり、同日付での
申出が必要となります。資格喪失届・資格取得届・添付書類
(再雇用契約を結んだ事を明らかに出来る書類) を年金事務
所・健保(加入事業所)・基金へそれぞれ提出し基金へはさら
に「定年退職後継続再雇用による加算適用終了申出書」の提
出が必要です。
退職所得となります。
加算掛金は事業主が納めており、
基金の加算給付を退職金として
扱う事が可能です。退職後に再雇
用となる時には、退職に起因する
所得となります。
日本金型工業厚生年金基金
定年退職後継続再雇用による加算適用終了申出書
日本金型工業厚生年金基金理事長殿
(フリガナ)
加入員番号
生 年 月 日
加算適用
氏
昭 和
年
開 始 日
年
月
加算加入期間
№
事業所所在地
〒
月
日
性 別
男・女
定年退職日
年
月
日
日
再 雇 用 日
年
月
日
加入員資格喪失届の喪失
年月日をお書き下さい。
再 雇 用 日
年
月
日
再 雇 用 日
年
月
日
再 雇 用 日
年
月
日
再 雇 用 日
年
月
日
加算適用
日
年
終 了 日
年
事 業 所 番 号
申 出 日
名
ヶ月
月
-
事 業 所 名 称
事 業 主 氏 名
電
話
㊞
(
この申出書は
事業所からの届出書
)
加入員資格喪失届
加入員資格取得届
下記添付 書類
平成
左記再雇用日に
対する満了日
左記再雇用日に
対する満了日
左記再雇用日に
対する満了日
左記再雇用日に
対する満了日
左記再雇用日に
対する満了日
年
月
日
年
月
日
年
月
日
年
月
日
年
月
日
年
月
日
≪加入員記入欄≫
と併せてご提出ください。
記
添付書類…定年退職後、再雇用契約を結んだ事を明らかに出来る書類。次の
(1)と(2)の両方または(3)などの提出が必要です。
私は、定年退職後継続再雇用時の
加算適用終了を希望いたします。
署
名
㊞
(1) 就業規則、退職辞令の写し(退職日が確認できるものに限る)
(2) 雇用契約書の写し(継続して再雇用されたことが分かるものに限る)
(3) 「退職日」
「再雇用された日」に関する事業主の証明書
(事業主印が押印されているものに限る)
※年金事務所と同様の届出が必要です。
基金での処理終了後、ご本人宛に
年金関係のご案内を送付いたします。