安全対策について 労働災害における発生確率(ハインリッヒの法則、1:29:300の法則) 1件の重大災害の陰には 29件のかすり傷程度の軽 災害があり、その陰には 300件の怪我はないがヒ ヤッとした体験がある 1 ←(アクシデント・リポート) 29 ←(アクシデント・リポート) 300 ←(インシデント・リポート) 日本ボート協会のインシデント・リポート、アクシデント・リポート制度 (日本ボート協会ホームページ インフォメーション2005年より) 趣旨 報告の対象となる事故 アクシデント・ 発生した事故につ 1.陸上、水上を問わず、漕手や舵手が負傷した事故。 リポート いて当事者がその 2.水上において、他艇や他物との衝突により艇本体 経過を振り返り原 やリガーが破損した事故。 因を確認すること 3.風雨、波などにより、艇が沈没した事故。 により、今後の再 4.損害の有無にかかわらず、外部の救助を仰いだ事 発を防止する。 故。 インシデント・ 直前で事故を回避 1.陸上、水上を問わず、漕手や舵手の負傷、艇本体 リポート できたケースにつ やリガー、オールの破損、艇の沈没などの重大事故 いて、当事者がそ を、偶然によって、または判断・対応によって「直 の経過を振り返り 前で」回避した場合。 原因を確認するこ 2.「直前で」について明確な定義はないが、まさに とにより、今後の 事故に至らんとするまで「危険」に接近してしまっ 再発を防止する。 た原因や理由、及び直前で事故を回避できた判断や 対応など、他の団体が事故防止について考える参考 になるケースについては積極的に報告願いたい。 平成20年度の事故(全てアクシデント・リポートの対象) 日時 場所 関係ボート団体 概要 7月 5日 佐鳴湖漕艇場 浜松医大 コースを逆走した漁船に衝突された 7月26日 天竜ボート場 二俣高、沼津工高 ゴール後の自由水域で直角に衝突 11月 2日 佐鳴湖漕艇場 浜松湖南高 沈した漕手が外部の救助を仰ぐ 11月 3日 佐鳴湖漕艇場 入野中学 沈した漕手が外部の救助を仰ぐ -22- □インシデント・リポート、アクシデント・リポート提出の流れ 当事者 → 水域安全衛生委員 ① 県ボ安全衛生委員長 レポート作成 やりとり ② ④ フィードバック ④ 考察 ③ -23- ④ ④ 県ボ会長 県ボ理事長 日本ボート協会
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