公立甲賀病院医事業務委託仕様書

別添 2
公立甲賀病院医事業務委託仕様書
公立甲賀病院
1
別添 2
公立甲賀病院医事業務委託仕様書
この仕様書は委託業務の実施に関し必要な事項を定める。
受託者は、当院の理念と使命を理解し、その遂行のため、誠実に協力すること。
受託者は、当院の医事業務受託者として、常に「病院の顔」としての自覚を持って
業務を遂行すること。
受託者は、公立病院内での業務であることを認識し、常に来訪者の信頼を損ねない
ように細心の注意を払い、患者サービスの提供を行なうこと。
受託者は、常に人権の尊重、プライバシーの確保、個人情報の保護、安全の確保に
配慮した対応を行なうこと。
受託者は、病院との協同体としての自覚をもって、対等な関係において病院事業の
運営に支障が生じないよう誠意をもって業務を遂行するとともに、常に経営意識を
持って経営改善及び業務改善の努力を怠らないこと。
1.病院の概要
開設者
病院名
住 所
電 話
病床数
患者数
公立甲賀病院組合(甲賀市・湖南市の 2 市による一部事務組合)
公立甲賀病院
〒528-0074 滋賀県甲賀市水口町松尾 1256 番地
0748-62-0234(代表)
一般病棟 409床 、
感染病棟 4床
計413床
平成27年度年間延患者数
外来:240,734 人/年
入院:115,801 人/年
診療報酬明細書件数
外来:167,357 件/年
入院: 9,203 件/年
診療科目 内科、神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、血液内科、
糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、小児科、整形外科、リウマチ科、
麻酔科、外科、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、心臓血管外科、
肛門外科、脳神経外科、泌尿器科、眼科、産婦人科、耳鼻咽喉科、
皮膚科、形成外科、放射線科、リハビリテーション科、病理診断科、
歯科、矯正歯科、歯科口腔外科、精神心療内科、救急科、
緩和ケア内科
(34 科目)
2.基本事項
1)業務委託名
2)業務の場所
3)開院日
4)閉院日
5) 業務時間
公立甲賀病院医事業務
滋賀県甲賀市水口町松尾1256番地
月曜日から金曜日
土曜日、日曜日、国民の祝日に関する法律に基づく休日及
び年末年始(12/29 から 1/3)
別紙「公立甲賀病院医事業務仕様書」のとおり
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6)システム関係
但し、特段の指定のない日常業務は、開院日の 8 時 30 分か
ら 17 時 15 分までとする。
電子カルテシステム HOPE/EGMAIN-GX
医事システム
HOPE/X-WV6
その他関連するシステム
コードファインダー、メディパピルス等
3.受託業者変更となる場合の引き継ぎ業務
1)現業者から新業者への移行に伴い発生する費用については、新業者の負担
とする。新業者は現業者と十分な協議調整を行ない、円滑な引き継ぎを行な
うこと。
2)現業者は、業務の移行に関し円滑な引継ぎをして、誠実な対応をする責務
を負うこととする。
4.受託業務の一部変更
1)契約期間中に受託業務の一部を病院職員が運営を引継ぐことにより、受託業
務の一部が変更となる場合がある。
2)受託業務の一部変更に際し、業務の移行に円滑な引継ぎをして、誠実な対応
をする責務を負うこととする。
5. 配置業務従事者の条件
① 現場責任者業務委託内容(1)外来関連業務 (2)病棟関連業務 (3)夜間休
日救急の業務 (4)診療報酬請求業務については、業務ごとに現場責任者
(リーダー)をおき、現場責任者の上に統括責任者(フィールドマネー
ジャー)を明示すること。
② 現場責任者及び統括責任者は、直近 5 年以上医事業務の実績経験を有する
こと。
③
上記の条件を満たす旨がわかるよう候補者の経歴を記載した書面を入札
資格審査書類提出期限までに添付すること。
④
人員が変更となった際は、遅滞無く最新の書面を提出すること。
⑤
保険請求に関わる(1) (外来関連業務)-1 受付業務 2 診療業務 3 生活保護労
働者災害補償保険業務、
(4)(診療報酬請求業務)の各業務においては、直
近 3 年以上継続して各医療業務の実績経験を有する者を 6 割以上配置す
ること。
⑥
(3)(夜間・休日の業務)、(1) (外来関連業務)-4 文書管理センター5 救急外
来クラーク業務、(2) (病棟業務)においては、直近 2 年以上の医療事務の
実績経験を有する者を 5 割以上配置すること。
⑦ (2) (入院関連業務)-2 医療情報業務、次の 2 条件のうちいずれかの資格又
は実績経験を有する者を配置すること。
ィ、四病院団体協議会または(財)医療研修推進財団の認定する「診療
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情報管理士」の資格を有すること。有資格者の証として資格証
の写しを提出すること。
ロ、病院での診療報酬請求業務の実務経験が 3 年以上あること。
実務経験の証となる書面を提出すること。
⑧ 上記⑤~⑥の配置割合に関する条件は受託から 1 年間の猶予期間を設ける。
ただし業務履行に支障をきたす場合、病院は受託事業者に対し相当期間を定め
改善を要求することができる。相当期間経過後、改善が認められない場合はた
だちに契約を解除することができる。また猶予期間満了後、条件が満たされな
い場合も同様とする。
6. 業務従事者の最低人員条件
各業務の最低人員条件は下記の通りとし、条件以上の人員を常時配置すること。
必要人員の条件を満たす旨がわかるよう業務体制図を契約開始日の1ヶ月前
までに提出すること。
※下記は、配置人員を指定するものではないため、配置人員を事由に契約内容
の変更は行わない。但し契約時と比較し、業務量が大幅に増減する特別な事情
が発生した場合は変更について協議の上、決定する。
1) 受付業務
① 総合受付
新来・再来患者の受付 2 名以上
書類・計算受付 1 名以上
外来会計窓口 1 名以上
外来計算 1 名以上
電話交換 2 名以上
② ブロック受付
Aブロック 8:00~14:00 2 名以上、14:00~ 1 名以上
Bブロック 8:00~15:00 3 名以上、15:00~ 1 名以上
Cブロック 8:30~14:00 3 名以上、14:00~ 1 名以上
Dブロック 8:30~14:00 2 名以上、14:00~ 1 名以上
③ 予約センター 2 名以上
④ 救急入退院受付 2 名以上
⑤ 産科受付 (月・金曜日は午前のみ 1 名以上、火・水・木曜日は終日1
名以上)
2) 生活保護・労働者災害補償保険業務 1 名以上
3) 文書管理センター 2 名以上
4) 救急外来クラーク業務 1 名以上
5) 病棟業務 9 名以上
6) 夜間・休日・救急の業務 3 名以上
4
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7.その他
1)全配置業務従事者は受託者又は病院、関係団体等が実施する受託業務に勤
務する上で必要な知識・能力に関する研修会・講習会に参加すること。
2)受託後は、全配置業務従事者の受講等の実績経過について遅滞なく報告す
ること。
3)受託者は、全配置業務従事者に病院側が指定した統一の名札を着用させる
こと。日常業務等に従事する者については、業務を遂行するに適した服装を
させ、業務従事者であることを明瞭にすること。
4)当院受託後の現場責任者以上の担当者の担当業務内容及び連絡先電話番号、
を提出すること。
5)業務受託等に際しては、電子カルテ、医事システム及びその他関連システ
ム利用時にIDパスワードの取得が必要であるため、全配置業務従事者の名
簿を提出すること。名簿にはシステム利用に必要な氏名・生年月日を所定の
用紙に記入すること。
6)業務受託に際しては、全配置業務従事者に対し、年 1 回以上は医事業務・
接遇・人権・電話交換等の各研修を行ない、技量を身に付けその実施結果報
告書を医事課長に提出すること。
7)医事課及び医事課以外の病院各部門代表との定例連絡会議を月 1 回開催す
ること。
8)全職種の病院職員を対象として、保険診療に関する講習を年 2 回以上企画
し実施すること。
9)当院は、地域の中核病院であり、災害拠点病院でもあるので、定期的な防
火・防災訓練への参加を積極的に行なうとともに、災害発生時においては、
業務委託仕様書以外の緊急対応業務についても協力すること。
又、緊急連絡網を作成し、1 部は病院長へ提出し、緊急呼び出しに対応でき
るようにすること。
10)当院は感染症指定病院であり、感染症患者についても対応(受付業務、計
算業務、予防接種受付業務等)が必要な時は、対応業務についても協力する
こと。
11)当院の各種委員会活動に参加すること。
12)当受託業務に当たり、その遂行に事故等不具合あった場合はその経過報告
と改善提案書を速やかに提出すること。また受託者は病院にとって有益な
提案があれば、業務改善提案書を随時提出すること。
13)受託者は、当該月の翌月初旬に車通勤者の駐車場利用名簿を提出するとと
もに、駐車場利用料金(1 人当たり 1000 円/月 税抜き)を一括して支払
うものとする。又、駐車場利用者の通勤自動車登録一覧表を提出し駐車許
可証の交付を受けるものとする。
14)受託業務内容を見直した場合は、契約変更等に対応すること
15)業務従事者の配置については、経験その他を考慮して効率的にかつ適切な
配置にする。但し、適切でないと思われる場合は、双方で改善に向けた協
5
別添 2
議をする。尚、協議の後にも改善が見られない場合、当院は受託者に対し、
3 ヶ月前に書面で通知することにより、契約を解除することができるもの
とする。
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平成 28 年 10 月~平成 31 年 9 月
公立甲賀病院
医事業務仕様書(1)(外来関連業務)
1.受付業務
場所;総合受付・ブロック受付・救急入退院受付・産科受付
受付業務共通
【早出業務及び業務時間】
1 受付・医事システム立上げ(医事課開錠を含む)
2 患者案内、受付窓口対応及び新来・再来の受付(患者登録・変更含む)
3 診察券・受付票の発行・呼出し番号札整理
4 業務時間:午前 8 時 00 分から午前 8 時 30 分まで(始業 7 時 30 分~、早出 8
時 00 分~)
5 当日に翌日の患者受入のための準備
【窓口業務】
1 患者案内、新来・再来患者の受付(患者登録・変更含む)、診察券、受付票の発
行、電子カルテ適用保険の変更
2 入院案内
3 受付窓口対応
4 地域連携システムの登録
5 健診による精査受診患者のデータコピー
6 紹介患者受付対応
7 救急患者受付
8 患者登録内容のチェックによるエラー修正
9 受付業務にかかる掲示物管理
10 臨時休診、受付時間変更の掲示
11 窓口消耗備品管理
12 駐車券無料化処理
※ 受付整理券発券から受付呼び出しまでの待ち時間が平均 10 分を超えないよう、
適正な能力の人員を配置すること。
【紹介患者窓口業務】
1 紹介患者受付
【診療録出庫・管理業務】
1 診療録(紙媒体)の出庫、運搬、収納(出庫依頼があれば必要)
2 診療に付随する各種伝票、書類、資料の搬送
7
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3
トリアージ用紙の発行
【外来診療予約センター業務】
1 当日予約
2 前日予約
3 予約キャンセル処理
4 予約取り直し対応
【電話交換業務】
1 院内放送
2 電話応対
※ 緊急等やむを得ない場合を除き、電話はコール3回以内に応対し、迅速丁寧な
処理を行うことができる人員を配置する。
【その他の業務】
1 業務遂行の為の印刷物、消耗品の補充・管理
2 診療に関する書類(診断書、紹介状返事等)の文書管理センターへ依頼
3 拾得物の一次処理
4 窓口周辺機器(プリンター、診察券発行機、自動精算機)の一次的不具合対応
5 返却済の松葉杖の処理
【業務日及び業務時間】
1 開院日の 8:30~17:15
2 早出業務は、開院日の業務ごとに指定された時間
3 患者受入のための事前準備
【外来窓口業務】
◎総合受付
1 患者応対(案内を含む)
2 診療後の会計伝票ファイルの受け取り
3 院外処方箋の事務処理および院内薬引換券事務処理
4 保険証資格の確認(公費認定証等含む)
5 診断書・証明書の受け渡し(あと渡し・書類申し込み分)
6 CD受取・X線フィルム返却の事務処理
7 保険切り替え手続き(保険忘れ等による返金処理)
8 障害者自立支援法の医師意見書事務処理(請求事務含む)
9 小児慢性疾患届出の事務処理
10 介護保険意見書の事務処理(請求事務含む)
11 乳幼児精密健診結果送付及び請求事務
12 訪問看護指示書の事務処理
8
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松葉杖の貸し出し返却の事務処理
書類申込・受け渡しに関する事務処理
ワクチン予約接種受付対応(65 歳以上インフルエンザ予約含む)
3 番総合受付窓口前整理券仕分け
◎ブロック受付(A・B・C・D 及び産婦人科外来)
1 患者応対
2 診療後の会計伝票ファイルの受け取り
3 院外処方箋の事務処理および院内薬引換券事務処理
4 保険証資格の確認(公費認定証等含む)
5 窓口負担金の有無の判断
6 診断書・証明書の受け渡し(診察室で記載したもののみ)
7 CD受取・X線フィルム返却の事務処理
8 障害者自立支援法の医師意見書事務処理(請求事務含む)
9 小児慢性疾患届出の事務処理
10 乳幼児精密健診結果送付及び請求事務
11 妊婦一般健康診査受診票の事務処理(請求事務含む)
12 松葉杖の貸し出し返却の事務処理
13 出産予約金制度に伴う事務処理
14 検査受付及び患者案内
※ スタッフ 1 名につき 3 名以上の対応待ち患者に常時ならないよう、適正な能力
の人員を配置すること。
◎救急入退院受付
1 患者応対
2 診療後の会計伝票ファイルの受け取り
3 院外処方箋の事務処理および院内薬引換券事務処理
4 保険証資格の確認(公費認定証等含む)
5 窓口負担金の有無の判断
6 診断書の受け渡し(診察室で記載したもののみ)
7 CD受取・X線フィルム返却の事務処理
8 松葉杖の貸し出し返却の事務処理
9 予約入院患者対応の事務処理
10 リストバンドの発行
11 駐車券に関する業務
12 予約入院患者について
・患者持参の予約表と入院予約画面を照合確認する
(患者氏名・月日・時間・持参薬の有無)
・持参薬有りの患者は持参薬調整のため薬局窓口に案内する
・該当の病棟ニチイ事務に電話し、迎え依頼 又は、患者を病棟へ案内する
9
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霊安室の保冷庫スイッチ管理
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2.診療業務
【外来診療内容の計算業務(救急入退院含む)】
1 診療内容の計算
2 精算処理・手続き(電話による連絡含む)
3 薬剤感受性検査を主とする検査の追加入力
4 保険変更登録
5 保険変更確認作業
6 外来診療費に関する問い合わせへの対応・苦情一次対応
7 人工透析の伝票整理・請求内容チェック
8 診療の計算内容の確認(特に指導管理料について)とエラーの修正
9 診療報酬改正(歯科含む)に伴う変更作業
10 歯科診療報酬責任者設置(歯科外来との連絡・調整)
11 オーダリング未取り込みリストの処理(毎日)
12 訪問診療(医科・歯科)の計算、請求、保険確認及び修正
※ 会計計算処理は、診療完了から会計完了までの平均時間 20 分を超えないよう、
適正な能力の人員を配置すること。
【診療費収納業務】
1 診療費及び診療に伴う費用の現金・クレジット収納及び収納後の事務処理
2 保険変更による清算、診療費の返金
3 窓口会計(領収書集計)処理
4 窓口の入金額に対する課税対象額・消費税の集計(日報、月報)
5 窓口外来診療費滞納者の一覧表作成(上半期、年度末)
6 日次、月次、年次に、診療費滞納患者への電話・文書による連絡(職員含む)
7 自動精算機管理・起動(目視による動作確認含む)・収納処理
8 駐車券に関する業務
【文書事務処理業務】
1 診療諸証明の文書処理及び文書等費用請求業務
①当院用診断書、健康診断書、生命保険・共済保険・損害保険診断・証
明書、死亡診断書、年金診断書、身体障害者診断書・意見書、特別障
害者手当認定診断書、障害者診断書、後遺症診断書、傷病手当金医師
意見書、休業補償給付申請書、学校安全会文書、診療費証明書、領収
証明書、通院状況確認書、二次検診結果票、ワクチン予約関係処理、
おむつ使用証明書、ストマ用装具使用証明書、補装具医学意見書、診
療情報提供書、出産証明書、臨床個人調査票、捜査関係事項照会書、等
②福祉医療、生活保護関係書類(医療要否意見書、おむつ要否意見書)、
給付要否意見書(所要経費概算見積書、病状確認書、可動能力調査書、
通院証明書、検診書、検診料請求書)、等
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*文書事務処理及び文書料等費用請求に関する当該福祉事務所への確認業
務を含む
※ 書類申込書受理後、平均 7 日以内に文書処理・請求業務等の事務処理を行
うことができる人員を配置すること。(医師の記載など他の要因を除く)
2 医師との面談調整
*交通事故関係を除く
【その他外来関連業務】
1 外来医師への多剤投与・指導管理料の情報提供
2 診療報酬明細書のチェックリストの発行・修正
3 診療報酬明細書の発行(外来)
4 診療報酬請求に関する問い合わせへの対応
5 診療報酬明細書に関する問合わせへの対応
6 診療報酬明細書減点に伴う事務処理
7 診療費明細書の発行
8 診療費明細書に関する問合わせへの対応
9 点数改正に関連する説明会、マスター整理、登録業務
10 診療報酬委員会への参加(診療報酬に関する改善・提案)(随時開催)
11 在宅酸素・在宅 CAPD・セーフス・在宅持続陽圧呼吸に関する事務処理
12 妊婦検診事務処理(公費請求)
13 別請求事務処理
14 各種調査に関する協力
(時間外患者アンケート、一日患者調査、病院患者調査等)
15 使用済の診療報酬明細書のゴミ袋詰め(外来)
16 業務に必要な印刷物・消耗品の補充、
12
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3.生活保護・労働者災害補償保険業務
【生活保護業務】
1 福祉医療券取扱い業務
① 毎月送付されてくる医療券の内容確認、番号・有効期間の入力
② 医療券受領書に次月分の要・不要の記入及び返送
③ 不要な医療券の当該福祉事務所への返送及び福祉診療依頼書関連業務(診
療依頼書の窓口での確認、診療依頼書を持参されなかった場合の当該福祉
事務所への照会、診療依頼書の保管(5 年間))
④ 生活保護関係外来入院診療報酬明細書と医療券番号との突合確認
資格確認、医療費券の取り扱い、診療報酬明細書と医療券との突合せ
文書事務処理
【労働者災害補償保険業務】
① 労災保険登録、本紙及び続紙発行、集計、入金通知の処理、療養の給付請
求書登録確認、
② 労働基準監督署からの照会文書対応、労災二次健診、労災特殊健診対応、
アフターケアー対応
【診療報酬請求業務】
*医事業務に準ずる。
13
別添 2
4.文書管理センター
【業務日及び業務時間】
・開院日の 8:30~17:15
(但し、始業業務 7:30~
早出受付業務 8:00~あり)
【文書管理センター業務】
1 ファイル回収・受取
①各診療科及びリハビリテーション科への文書ファイル回収
(原則 開院日:8:30、11:30、14:00の 3 回
については、8:30)
②各病棟への退院患者別ファイル回収
2 選別
①文書ファイルを確認し、保管・スキャン対象の有無を選別
②診療科別患者ごとに集積
3 スキャナー
①患者ごとに CDS 機能で読み込む
(原則 外来=受診当日 入院=退院日)
4 収納
①スキャナー済と保管のみとが判別できるよう集積
②処理日ごとのファイルに収納
5 保管
①スキャナー室に一次的保管
②付属棟 2 階カルテ庫にてダンボールで日付順保管
6 処分
スキャナー済み文書は定期的に処分する
14
閉院日
別添 2
5.救急外来クラーク業務
【外来事務業務】
日曜日~土曜日 8:30~22:00
1 PHS内線電話の対応
2 電子カルテPCにて患者来院状況確認、診察順番の確認、把握
3 患者の呼び入れ(診察室入室時には、フルネームで確認)
4 決定後、報告及び入院手続き依頼、内線 1770 へリストバンドの作成依頼。
5 当日検査・点滴など、基本スケジュールをもとに検査場所の案内
6 紹介患者の診療情報提供書、返事の処理
7 各種同意書、アレルギー問診票の処理(スキャナー行、診療放射線課行等
ファイルに入れる)
8 診察室の清掃・整理整頓
9 事務用品のWEB請求
10 担当医師・看護師の記入(廊下)
11 対診時、各科外来への口頭での案内(歩行可能な患者、介助を伴う患
者の移動は行わない)
12 軽症者(歩行可能者)の検査室を口頭で案内(X-P、CT、MRI)
13 松葉杖貸出書類の説明
14 入院時の説明(入院案内、アナムネ用紙、CS申込手続き)
15 担当医(代診)の把握、ホワイトボードへの記載
16 終了後の診療録(紙診療録)、書類の整理、仕分け、コストの確認、バー
コード台紙の出力
17 終了後、患者に次回来院日、会計、薬有無の説明し、ファイルを渡す
18 年末年始及び連休時の救急窓口において診療及び会計待ち時間が過度 に
長時間(概ね 1 時間程度)にならないように職員を配置し対応する事。
15
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公立甲賀病院
医事業務仕様書(2)(病棟業務)
1
入院・退院・転科・転棟・転室発生時
①患者ネームプレート発行(背表紙、ベッドネーム、ナースコールネーム、
ルームネーム)及び取付け
②事務関連オリエンテーション実施
③病棟入退院・転出の入院患者名簿整備
④退院請求書計算準備(翌日以降分含む)
⑤退院患者の診療録(紙媒体)返却
2 他科受診依頼時事務処理
3 患者票作成
4 入院交通事故患者整理カード作成
5 病棟の伝票(オーダー以外)を個人別ファイルへ仕分け
6 診断書(各種証明書等)取り扱いに関する事務処理
7 定期請求書の配布(1 回/月)
8 不在者投票申込み用紙配布・受付、インフルエンザ申込み用紙配布・受付、入
院患者対象アンケート用紙配布・回収
9 病棟台帳(チェックリスト)、寝具台帳の記入
10 寝具貸与書整理、入院係へ提出
11 寝具台帳の発行、整理、管財課へ提出
12 病棟事務消耗品の請求、補充
13 重患室加算対象者報告
14 月末に翌月の手術予定患者の報告
15 新生児数及び助産施設利用者数・人工妊娠中絶術・卵管結紮術件数の報告
16 小児慢性疾患事業・育成医療・養育医療の申請及び返金手続き
17 先天性代謝異常検査用紙作成・点検及び郵送
18 感染症の報告(毎月曜日)
19 X 線 CD 書き込み事務処理
20 生活保護担当者へ患者情報報告
①紹介患者入院
②紹介元への返書、逆紹介の連絡
③開放型病床利用入院
④居宅訪問診療の入院
⑤生活保護患者の入院
21 入院時必要に応じて、診療録表紙・基本伝票発行、外来診療録・前回診療録(紙
媒体)取り寄せ
22 入院ファイル整理、管理
23 リストバンドの準備、発行
24 保険医療材料バーコードリーダ入力(日付・氏名の印字ある物のみ)
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患者・電話・面会者対応
予約入院患者の救急窓口まで迎え、入院時の病棟・病室案内
患者満足度調査用紙の配布
看護サマリー・連携情報表封筒準備
「私物持込許可書」の説明・事務処理
面会札の受渡
CS プランの申込および変更時の手続き
事務机の整理整頓
スキャナー台紙出力
 病棟業務での関連病棟(医事課での業務を基本とする)
病棟名
1階東(1E)緩和ケア病棟
2階東(2E)
2階西(2W)
3階東・ICU(3E・ICU)
3階西(3W)地域包括ケア病棟
4階東(4E)
4階西(4W)
5階東(5E)
5階西(5W)回復期リハビリテーション病棟
*但し病棟再編の結果、
一部の病棟が HCU 等に転換する事がある。
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別添 2
公立甲賀病院
医事業務仕様書(3)
(夜間・休日・救急の業務)
【業務日及び業務時間】
夜間 365 日/年 17 時 15 分~翌 8 時 30 分
昼間 土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始(12/29~1/3)8 時 30 分~17 時 15 分
(参考)夜間救急患者数 約 30 人/日 昼間救急患者数 約 70 人/日
【夜間・休日の業務】
1 受付業務 新患者登録確認
救急受付
トリアージ表出力
問診票の記載依頼電話応対
患者応対
入院案内
紹介患者受付処理
2 会計業務
診療費計算処理、会計締め処理、クレジット処理
3 診療開始準備
4 夜勤業務開始準備
スタッフ、担当診療科、必要書類、備品の確認、
救急医療情報システム送信端末操作・登録情報入力
5 受付業務
6 診療録関連
診療録(紙媒体)出庫、搬送、収納
7 書類関係
診断書受付、紹介患者処理、死亡診断書・死体検案書処理、
救急日誌記入
8 その他
院内放送(コードブルー・防災及び Drヘリ受入時)
待機者緊急呼出・連絡(医師、看護師、技師)
霊安室(保冷庫)のスイッチ管理
松葉杖借用書処理
緊急・災害発生時の初動対応
リストバンド準備、発行
受付・会計関連機器消耗品交換
機械故障一次対応
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別添 2
公立甲賀病院
医事業務仕様書(4)(診療報酬請求業務)
1.診療報酬請求業務においては、請求漏れ・返戻・査定減点とならないよう細心
の注意を払って業務をおこなうこと。
2.病院医業収益増となるよう、最大限の努力をもって業務を行うこと。
3.紙診療報酬明細書集計業務を含む。
4.労災(平成 27 年 4 月実績:外来 146 件)を含む。
5.公務災害、自賠(平成 27 年 4 月実績:外来 161 件)を除く。
6.業務日及び業務時間:月末・月初
7.月末・月初のエラー修正を行うこと
8.レセフトチェックシステム(ベテラン君)を利用し、エラーの出力を行うこと
【病名確認業務(全科)】
1.前日分の外来患者の病名入力確認をする
2.医師別、診療科別に出力する
3.検査・処方に病名入力確認する
4.外来診療科に届ける(原則 12:00 頃)
5.火曜日に前週 1 週間分の病名入力確認を行う
6.当院のレセプトチェックシステムを利用し集計作業を行う
7.病名のシステム間の移行入力をする
<外来患者数>
内科(68,343 人)
・小児科(13,047 人)
・外科(11,222 人)
・脳神経外科(5,208 人)
・
皮膚科(12,813 人)
・整形外科(26,688 人)
・泌尿器科(17,431 人)
・産婦人科(10,417
人)・耳鼻咽喉科(13,044 人)・眼科(13,176 人)・形成外科(910 人)・放射線科
(3,912 人)
・呼吸器外科(3,662 人)
・呼吸器内科(3,548 人)
・人工透析(10,850
人)
・麻酔科(280 人)
・歯科(24,942 人)
・精神科(628 人)
・健診(89 人)
・ドッ
ク(2 人)・成人病(63 人)
*( )内人数は、平成 27 年度の年間延べ患者数です。
外来平均延べ患者数合計 240,734 人/月 平均 20,061 人/月
<外来診療報酬明細書件数>
平成 27 年度外来診療報酬明細書件数
合計 167,357 件
平均 13,946 件/月
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別添 2
公立甲賀病院
医事業務仕様書(5) その他
1、病院安定運営のため、委託仕様書の変更が必要となった場合は確定次第、速
やかに、委託者は受託者へ連絡し、契約内容に変更が必要な時には、双方、
誠意をもって協議を実施し、円滑な病院運営に協力願います。
なお、既存の各種委員会活動への参加を願います。
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