ご存知ですか?国民年金の任意加入制度 専業主婦(夫)の年金が改正

山里 久涛 氏
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ご存知ですか?国民年金の任意加入制度
老齢基礎年金(65歳から受けられる年金)は、20歳から60歳になるまでの40年間保険料
を納めなければ、満額の年金を受け取ることができません。
国民年金保険料の納め忘れなどにより、保険料の納付済期間が40年間に満たない場合は、
60歳から65歳になるまでの間に国民年金に任意加入して保険料を納めることにより、満額
に近づけることができます。
なお、老齢基礎年金を受けるためには保険料の納付済期間や保険料の免除期間等が原則と
して25年以上必要となりますが、この要件を満たしていない場合は、70歳になるまで任意
加入することができます。(ただし、昭和40年4月1日以前に生まれた方に限られます。)
また、海外に在住する日本国籍を持つ方も、国民年金に任意加入することができます。
詳しくは福祉課か、浦添年金事務所にお問い合わせください。
専業主婦(夫)の年金が改正されました
平成25年7月1日から専業主婦の年金が改正され、会社員の夫が退職した際などに年金の
切り替えの手続きが遅れたり漏れていたために保険料の未納期間のある主婦が、未納分の保
険料を払うための手続きができるようになりました。
原則として20歳から60歳までのすべての人が「年金」に加入することになっていますが、
サラリーマンの夫(第2号被保険者)に扶養されている妻(専業主婦:第3号被保険者)
は、保険料を納める必要はありません。ただし、夫が退職した場合や妻自身の年収が増えた
ときなどは、手続き(第3号被保険者から第1号被保険者への変更手続)をして、保険料を
納めなくてはなりません。この手続が2年以上遅れたことがある方は、2年以上前の保険料
を納付することができないため、保険料の「未納期間」が発生します。
このたび、専業主婦の年金が改正され、このような方は手続きをすることにより、「未納
期間」を「受給資格期間」に算入することができるようになりました。(※妻がサラリーマ
ン、夫が専業主夫の場合も同様です。)
「主婦年金からの切り替え手続が2年以上遅れたことがある方は、今すぐ手続きを!」
手続きをすることにより、無年金や年金の減額を防ぐことができます。また、老齢年金だ
けではなく、万一の時の障害年金などの受給権の確保にもつながります。
平成27年4月から保険料の納付ができるようになります。手続きをされた方に、平成27
年4月に向けて保険料納付のご案内を郵送する予定です。
詳しくは、国民年金保険料専用ダイヤル0570-011-050または福祉課か、浦添年金事務所
へお問い合わせください。
■お問合せ 福祉課 国保・年金班 ☎ 985-7124
浦添年金事務所 国民年金課(資格・保険料等)☎ 098-877-0511
お客様相談室(年金・給付) ☎ 098-877-0733
11 広報くめじま 2013 9月号
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