教育行政執行方針

平成
27年 度 小樽 市教 育行 政 執行方 針
は じめ に 、 全 国 的 な 少 子 高 齢 化 の 傾 向 は 、 本 市 にお いて も顕 著 で あ り、 平 成
21年 と比 較 して 100人 の 減少 、 また 、
12月 末 の 高 齢 化 率 は 30 74%か ら 35 88%と 5 14ポ イ ン ト上 が って
お ります 。 加 えて 、 この 間 の 人 口は 134, 770人 か ら 125, 028人 と、
9, 742人 減少 して お り、特 に子 育 て 世 代 の 人 口流 失 が 深 刻 な 状況 とな って い
26年 の 出 生 数 は 623人
と、 平 成
ます 。
昨年 、 小樽 市 で は庁 内 に 「 人 口対 策庁 内検 討 会 議 Jを 立 ち 上 げた ほか 、官 民 挙
げ た人 口減 対 策 の 議 論 を進 め て お り、 教 育委 員 会 と して も、 「ま ち づ く りは人 づ
く り」 の 観 点 か らそ の一 員 と して 参 画 し、 積 極 的 な 提 案 や 施 策 の 展 開 を行 って ま
い ります。
教 育 委員 会 と して は 、子 育 て 世代 の 方 々か ら小樽 の 教 育 に 関 して、 学 力や 教 育
環 境 な どにつ い て 、懸 念 が あ る との 御 意 見 も伺 って お り、 人 口減 少対 策 の 一 環 と
して 、 これ らの改 善 に向 け て全 力 を挙 げて取 り組 ん で ま い ります。
また 、子 ど もた ちが 、 自分 が 生 まれ 育 った 小樽 に 自信 と誇 りを持 って成 長 し、
将 来 の 小樽 を支 え る 人材 とな る よ う、小樽 の 歴史 、産 業 、 そ して伝統 文化 を これ
まで以 上 に学 校 教 育 に取 り入 れ る と と もに、 地 域 の 清 掃活 動 や お 祭 りな どの 行 事
に 積 極 的 に 参 加 す るな どの社 会 貢 献活 動 を一 層 促 進 して ま い ります。
以 下 、教 育委 員 会 と して 、平 成
27年 度 の重 点 施 策 につ い て 、 御 説 明 申 し上 げ
ます。
まず 、 学 校 教 育 の 分 野 で す が 、重 点施 策 の 第 1点 目 は、 「確 かな 学 力の 育成 」
で あ ります 。
昨 年 の 全 国学 力・ 学 習 状 況 調 査 で は 、小 中学 校 共 に全道 平均 を下 回 り、基 礎 的 ・
基 本 的 な 学 習 内容 が 十 分 に 定 着 して い な い こ とが 浮 き彫 り とな りま した。 また 、
家 庭 で の 学 習 習 慣 に お いて は、 「読 書量 の増 加 」 や 「家庭 学 習 を全 く しな い」 と
回答 した児 童 生徒 の 減 少 な ど改 善が 見 られ る 一 方 、 「携帯 電 話・ ス マ ー トフォ ン
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の 使 用 時 間 」 や 、 「テ レビ を見 る時 間 、 ゲ ー ム をす る時 間」 が全 国 と比 べ て長 い
こ とな ど、 家 庭 で の 生活 習慣 に大 きな課 題 が 見 られ ます。
この よ うな 状 況 を受 け て 、次 の よ うな 取 組 を進 め て ま い ります 。
一つ 目は 、 児 童 生 徒 の 「基 礎 学 力 の 定 着 」 及 び 「学 習 意欲 の 向 上 」 に 向 けた 取
組 で あ ります 。
教 育委 員 会 で は、 本 定 例 会 に、 小 学校
4年 生 か ら 6年 生の 全 て の 学 級 に 「実 物
投 影 機 」 と 50イ ンチ の 「大 型液 晶 テ レ ビ」 を 配 備 す る と と もに、 小 学 校 全 学 年
に 対応 した 、 国 語 の 漢 字 や 算 数 の 習熟 度 別 の 例 題 を 数 多 く集 積 した プ リン トシ ス
テ ム と、各 教 科 の 様 々 な 教 材 を瞬 時 に取 り出せ る フ ラ ッ シ ュ 型 教 材 を導 入 した
「 ICT教 育 促 進 事 業 」 につ い て 、所 要 の経 費 を提 案 して い ます 。
また 、 ICT機 器 の 使 い 方 や シ ステ ム の 効 果 的 な 活 用 につ い て 、専 門 家 が全 小
学 校 を訪 問 し、 授 業 支 援 や校 内研 修 のサ ポ ー トな どを行 う こ と と して お り、ハ ー
ド面 とソ フ ト面 を組 み合 わ せ た取 組 を通 し、 児 童 の 基 礎 学 力 の 定 着 及 び 学 習意 欲
の 向 上 を図 って ま い ります。
次 に、 「樽 っ子 学 校 サ ポ ー ト事 業」 の 取 組 につ い て で あ ります。
本事 業 は 各 学 校 か らの 要 望 が 多 く、商 大 生 だ けで は対 応 が 出来 な い た め 、本 年
度 は、市 内 の 高校 生 に もサ ポ ー トを呼 び か け るな ど、 事 業 の 拡 大 を図 って ま い り
ます 。
次 に、 「小樽 こ ど もの 詩 コ ン ク ー ル Jの 実 施 に つ い て で あ ります 。
昨年 度 、 初 め て 行 った本 事 業 は 、応募 が
1, 034通
と 大変 好 評 で あ った こ と
か ら、 今年 度 も行 う こ と と し、 児 童生 徒 の 言 葉 に対 す る興 味 ・ 関 心 を高 め る こ と
で 、 国語 力 の 育 成 を 図 って ま い ります 。
次 に、 「基 礎 学 力 の 定 着 に 向 け た学 校 の 取 組 」 に つ いて で あ ります 。
本 年 度 か ら全 小 中学 校 にお い て 、 各学 年 の 定 着 目標 を設 定 し、学 期 末 や 学年 末
に確 認 テ ス トを行 い 、基 礎 学 力の 定着 状 況 を把握 して 、そ の 結果 を指 導 に生か す
取 組 を行 い ます 。
二 つ 目は 、 「教 員 の 指 導 力 の 向 上 Jに つ いて で あ ります 。
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今 年 度 は 、 授 業 力向 上研 修 講 座 な ど 27講 座 に加 え、 新 た に小 学 校 にお け る英
語 の 教 科 化 を見 据 え 、 「英 会 話 スキ ル ア ップ講 習 会」 を年 間 3回 実 施 す る こと と
して い ます 。
次 に、 一 昨 年 か ら進 め て い る 「秋 田大 学 教 授 との共 同研 究 Jに つ いてで あ りま
す が 、 本 年 度 は 、 向 陽 中学校 と望 洋 台 中学 校 の 「授業 改 善 」 をテ ー マ と した 研 究
を行 う と と もに、 公 開授 業 な ど を通 して 、 市 内 中学校 教 員 の 授 業 方向 上 を図 って
ま い ります 。
三 つ 目は 、 「家 庭 ・ 保 護者 」 へ の 取 組 で あ ります。
まず 、 「音 読運 動 」 につ い て で あ りま す 。
本 市 の教 育 の 特 色 と して 、 この 取 組 を進 め 、第
3回 音 読 カ ップ ヘ の 参 加 を促 進
し、 音 読 の 質 の 向 上 と読 書 の 量 の 増 加 を 目指 します 。
次 に、 「商 大・ 能 開 大・ 高等 学校 等 進 路 説 明会 」 の 開催 に つ い て で あ ります 。
児 童 生 徒 が 進 路 につ いて、 早 い 段 階 か ら家 庭 の 中で 話 し合 うき っか け とす る こ
と を 目的 と して 実 施 して お り、今 年 度 は 、 北 海道 職 業 能 力 開発 大学 校 と小樽看 護
専 門 学校 を 新 た に加 え 、6月
20日
に 開催 します 。
四 つ 目は 、 「 地 域 と連携 Jし た 取 組 に つ いて で あ ります 。
地 域 の 人 材 を活 用 す る 「教 育支 援 活 動 推 進 事 業 」 の 一 環 と して 、本 年 度 、新 た
に 「家庭 教 育 支 援 事 業 」 と して 、 市 内 の子 育 て 支 援 活 動 団体 、幼 稚 園 や学 校 の 関
係 者 、 PTAや 女 性 学 級 な どの 方 々 に 御 協 力 い た だ き 、 「わ くわ く共 育 支 援 チ ー
ム Jを 立 ち 上 げ て 、 家 庭 教 育 をサ ポ ー トす る ネ ッ トワ ー ク作 りを行 い ます 。拠 点
とな る生涯 学 習 プ ラザ を保 護 者 の 方 々 が 気 軽 に 集 え る場 と して 、 家 庭 教 育 の 悩 み
な どの相 談 、 子 育 て 情 報 の 発 信 、親 子 向 けイ ベ ン トの 開催 な どを行 い 、家 庭 で の
教 育 力 の 向 上 を 図 って ま い ります 。
次 に、 「小 樽 イ ン グ リ ッ シ ュキ ャ ンプ 」 の 実 施 で あ ります 。
一 泊 二 日の 「英 語 漬 け」 の 時 間 を過 ご し、 生 きた英 語 に よ る コ ミュ ニ ケ ー シ ョ
ン能 力 を養 成 す る と と もに、外 国 人観 光 客 を英 語 で観 光 案 内 す るな ど、児 童 生徒
の 国 際 感 覚 を養 うた め 、本 年 度 も実 施 しま す 。
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次 に、 「 ラジ オ放 送 を活 用 した学 校 の 情 報 発 信 」 につ いて で あ ります 。
市 民 の 方 々 か ら、 「 学 校 で 何 をや って いる のか 、 よ くわ か らな い 」 な どの御 意
見 もお 聞 き します こ とか ら、 教 育委 員 会 で は 、 FMお た る と連 携 して 、毎 週 水 曜
日に
15分 間 の 番 組 と して、 市 内 全 小 中学 校 の特 色 あ る取 組 や子 ど もた ち の 元 気
な 声 を ラジ オ を通 じて 広 く市 民 に伝 え る 取 組 を行 い ます。
続 いて 、 学 校 教 育 の 分 野 の 重 点 施 策 の 第
2点 目は、 「豊 か な 心 の 育 成 」 で あ り
ます 。
まず 、 一 つ 目は 「い じめ 防止 」 に向 け た 取 組 につ いて で あ ります 。
4月 1日 に 「小 樽 市 い じめ 防止 対 策 推 進 条 例 」 及 び 「 小樽 市 い じめ 防止 基 本 方
針 」 を施行 して お り、 児 童 生徒 が 安 心 して学 習活 動 な どに取 り組 む こ とが で き る
よ う、 本 定 例 会 に啓 発 用 チ ラ シの 配 布 な ど、所 要 の 経 費 を提 案 して お ります が 、
これ らを通 して 、 児 童 生徒 や 保 護者 は も とよ り、 市 民 に対 し、 い じめ 防止 に 向 け
た 意 識 の 高 揚 を 図 って ま い ります 。
二 つ 目は 、 児 童 生 徒 の 「郷 土 愛 をは ぐ くむ」 取 組 に つ いて で あ ります 。
教 育 委 員 会 で は 、 児 童 生 徒 が 、 「 潮 音 頭 」 の歴 史 的 背 景 や 振 り付 け を学 ぶ 機 会
を通 して 、 郷 土 を 愛 す る心 を育 み ます 。 また 、多 くの児 童 生徒 の 「 潮ね りこみ 」
へ の 参 加 を促 進 し、 保 護 者 や 地 域 の 方 々 と と もに活 動 す る こ とで 、 地 域 社 会 に貢
献 す る実 践 的 な 力 を育 成 す る 「ふ る さ と教 育 推 進 事 業 」 に取 り組 み ます 。
次 に、 「道 立 高 校 の 適 正 配 置 に向 け た 取 組 」 に つ い てで あ ります 。
この 度 、 道 教 委 か ら小樽 商 業 高校 と小 縛 工 業 高校 との統 合 再 編 案 が 示 され ま し
た が 、再 編 に 当 た っ て は 、小樽 にふ さわ し い 魅 力 あ る新 しい高校 を設 置 す るよ う、
今 後 と も道 教 委 に 働 き か けて ま い ります 。
学 校 教 育 の分 野 の 重 点 施 策 の第
3点 目は 、 教 育 環 境 の整 備 で あ ります 。
まず 一 つ 目は 、 市 内 小 中学 校 の 再編 に つ い て で あ ります 。
平成
27年 度 は 、 「 手宮 地 区 小学 校 」 、 「色 内 小学 校 ・ 稲 穂 小 学 校 」 、 「長 橋
小 学 校 ・ 色 内小 学校 」 及 び 「 塩 谷 中学 校 ・ 長 橋 中学 校 J各 統 合 協 議 会 にお いて 、
平成
28年 4月
1日 の 統 合 に向 けて 、新 し い 学 校 づ く りに向 けた検 討 を行 う と と
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も に 、 児 童 生 徒 の 事 前 交 流 の 実 施 や 通 学 路 の 安 全 確 保 等 に つ い て 協議 を進 め て ま
い り ます 。
また 、平 成
29年 度 に予 定 して い る北 山 中 学 校 と末 広 中 学 校 の 統 合 に 向 け て 、
「北 山 中学 校 ・ 末 広 中 学 校 統 合 協 議 会 」 に お い て 、 校 名 や 制 服 な ど、 新 し い 学 校
づ く りに 向 け た 検 討 を行 って ま い ります 。
さ らに 、中央 ・ 山 手 地 区 の 緑 小 学 校 、最 上 小 学 校 、花 園 小 学 校 及 び 入 船 小 学 校 、
南 小樽 地 区 の 天 神 小 学 校 及 び 奥 沢 小 学 校 に つ いて は、 保 護 者 や 地域 住 民の理解 を
得 な が ら平 成
30年 度 の 統 合 に 向 けて 、 そ れ ぞ れ 「統 合 協 議 会 Jの 設 立 を 目指 し
ます。
二 つ 目は 、 学 校 の 改 築 や 耐 震 化 な どの 施 設 整 備 に つ い て で あ りま す 。
平成
27年 度 は 、 手 宮 中央 小 学 校 の 屋 内 運 動 場 新 築 工 事 を行 うほ か 、 山 手 地 区
統 合 小 学 校 の 敷 地 造 成 工 事 や 、高 島 手 宮 地 区統 合 中 学 校 の 校 舎 とな る 現 手 宮 西 小
学 校 校 舎 の 改 修 工 事 実 施 設 計 を行 い ます 。
次 に耐 震 化 関 係 と して は 、 耐 震 診 断 は 桂 岡 小 学 校 、 耐 震 補 強 工事 は 奥 沢 小 学 校
の 校 舎 及 び 屋 内 運 動 場 と銭 函 中 学 校 屋 内運 動 場 で 行 い 、 朝 里 中 学 校 の コ ン ク リ ー
トブ ロ ッ ク造 の 校 舎 は 、 改 築 に 向 け実 施 設 計 を行 い ます 。
学 校 教 育 の 分 野 の第
4点 目 は 、 特 別 支 援 教 育 の 充 実 に つ い て で あ ります 。
本 年 4月 、 教 育 委 員 会 に特 別 支 援 教 育 担 当 の 指 導 主 事 を配 置 し、 専 門 的 な 指 導
助 言 を通 し、 市 内 の 特 別 支 援 教 育 の 充 実 を 図 りま す 。 ま た 、 小 樽 市 特 別 支 援 連 携
協 議 会 を 開催 し、 「個 別 の 教 育 支 援 計 画 」 の 定 着 を図 り、 乳 幼 児 期 か ら就 労 時 期
ま で 一 貫 した 支 援 を進 め ます 。
次 に、 社 会 教 育 の 分 野 の 重 点 施 策 に つ い て で あ ります 。
第
1点 目は 、 社 会 教 育 施 設 の 取 組 につ い て で あ りま す .
ま ず 、 市 立 美 術 館 で は 、 特 別 展 「小 樽 運 河
い ま む か し」 を 開催 して お ります
が 、 これ に併 せ て 、 梁 川 商 店 街 との 連 携 や 、 舞 踊 と の コ ラボ レ ー シ ョ ンな ど を行
っ て お りま す 。 ま た 、 特 別 展 「花 ひ ら く近 代 洋 画 の 世 界 」 を 開 催 し、 日本 近 代 洋
画 界 を牽 引 した 著 名 な 画 家 の 作 品 を展 覧 します 。
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次 に、市 立 文 学 館 で は 、伊 藤 整 文 学 賞 の 功 績 を継 承 し、特 別 展 「生誕
110年
伊 藤 整 展 」 を 5月 ま で 開催 しま した 。 さ ら に 8月 に は企 画 展 「小樽 ・ 坂 道 物 語展」
を 開催 し、 詩 や 小説 、 映 画 な ど に 描 か れ て き た 数 々の 「坂道 Jの 物 語 を、作 品 の
一 部 や 写 真 、 絵 画 な どで 紹 介 します 。
次 に、 総 合 博 物館 で は 、企 画 展 「飛 び 出 せ 博 物 館
!!手 宮 線 を写 真 と歩 く」 を
開催 します 。 これ は 、 小樽 の 緊栄 を もた ら した 鉄 道 と石 炭 の 写 真 な ど を展 示 室 だ
け で はな く、 手 宮 線 跡 の 遊歩 道 に展 示 し、 小 樽 の 歴 史 を歩 き な が ら体 感 して も ら
う もの で す 。
次 に 、 市 立 図書 館 で は 、小 中学 校 か ら の 要 望 に 応 えて 、1校 につ き
100冊
を
貸 し出 す 、 「ス ク ー ル ・ ライ プ ラ リー 便 」 事 業 を継 続 します 。 また 、 小 樽 市 立病
院 と連 携 し、 病 院 内 の 図書 コー ナ ー に 図 書 を提 供 して 、患 者 さん へ の 読 書 機 会 の
充 実 に 努 め ます 。
第
2点 目は 、 文化 財 の 保 存・ 保 護 に つ い て で あ ります 。
重 要 文 化 財 「 旧 日本 郵 船 株 式 会 社 小 禅 支 店 」 の 保 存 修 理 に 向 け た 調 査 工事 を終
了 し、 そ の 結 果 を踏 まえ て 、今 後 、保 存 修 理 の 工 法 等 につ い て検 討 を行 って ま い
ります 。
第
3点 目は 、市 民 ス ポ ー ツの 振 興 に つ いて で あ ります 。
年 々 、 道 内外 か ら参 加 者 が 増 え て い る 「お た る 運 河 ロー ドレー ス 大 会 」 を今 年
も開催 し、夏 の 観 光 イ ベ ン トの 一 つ と して定 着 化 を 目指 します 。
また 、 高 齢 化 や 子 ど もの体 力 の 低 下 とい った 状況 を踏 まえ 、 教 育 委員 会 と して
今 後 の 生 涯 ス ポ ー ツ の在 り方 な どにつ いて 、 ス ポ ー ツ推 進 審 議 会 、 ス ポ ー ツ推 進
委 員 会 、小樽 体 育 協 会 な どの 協 力 を い た だ き な が ら引 き続 き検 討 を行 つて ま い り
ます 。
次 に、体 育 施 設 の 整 備 につ き ま して は 、本 定 例会 に、桜 ヶ丘 球 場 の グ ラウ ン ド、
フェ ンス等 の 整 備 、 潮 見 台 シ ャ ン ツェ の ア プ ロー チ 及 び ラ ン デ ィ ングバ ー ンの整
備 な どに つ い て 、 所 要 の 経 費 を提 案 して い ます 。
第
4点
目は 、 生涯 学 習 関係 事 業 に つ い て で あ ります 。
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生涯 学 習 プ ラザ にお いて 「は つ らつ講 座 」 を開 設 す る と と もに、 「 小樽 市 民 大
学 講 座 Jを 開 設 し、 市 民 へ の 学 習 機 会 の 提 供 に 努 め ます 。
また 、次 代 を担 う子 ど もた ち が 親 子 で 、 邦 楽 、 日舞 、華 道 な ど を体 験 し、そ の
成 果 を発 表 す る 「伝 統 文化 こ ど も フェス テ ィ バ ル 」 の 開催 を支援 し、 郷 土 の 伝 統
文 化 の継 承 に 努 め て ま い ります 。
以 上 、平 成
27年 度 の 教 育行 政 を執行 す る に 当 た って の重 点施 策 とね ら いにつ
い て御 説 明 い た しま した 。
市 民 の 皆様 並 び に 議 員 各位 の 一 層 の 御 支 援 と御 協 力 を心 か らお 願 い 申 し上 げ ま
す。
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