私にとっての「小さな幸せ」 非主修日語組 林怡萍 幸せとは何でしょうか。皆さんはどんな時に幸せを感じていますか。夢が叶っ た時、素敵な恋愛をして結婚した時、マイホームを買った時、こういった時に自 分が幸せだなと感じることでしょう。しかし、周りの人々を見れば、いくら頑張 ってもこのような形の幸せをゲットできない人は少なくないですね。それにして も、いつも幸せそうに輝いて見える人もいます。どうしてでしょうか。それは、 きっと彼らが私と同じように、日常に転がっている「小さな幸せ」に気づいたの でしょう。小さな幸せをたくさん発見して楽しい毎日を過ごせる人は、一生をか けて一つの大きな幸せを手に入れる人よりも、遥かに幸せだと思います。 日々の生活の中に小さな幸せが溢れています。例えば、毎日ぐっすり眠れるこ と、アツアツのご飯が食べられること、友達とたまに映画を見に行くこと、あり ふれたことばかりですが、これらが私にとっての小さな幸せです。なかでも、一 家団欒の時、特に幸せを感じています。 私の家族はごく普通の家族だと思いましたが、大学に入って一人暮らしを始め てから、自分がどれほど良い家族に恵まれたか、ということに気づきました。私 は子供の頃、すごくワガママで、いつも自分のことばかり考えていて、両親の話 をあまり聞きませんでした。でも、両親はずっと傍で優しく支えてくれたので、 私は自分の夢や趣味を追いかけることができました。また、おとなしい弟のおか げで、 私は楽しい子供時代を過ごしたし、 面倒見のいいお姉さんにもなりました。 家族に感謝の気持ちでいっぱいです。 一家団欒の時、ただテレビを見ながら母の手料理を食べるだけでも、家族の温 もりを感じられ、日頃の緊張感や将来への不安も抜けて、心がほっとします。で すから、休みの日に、私はよく家へ帰って、一家団欒の喜びを味わいます。これ が私にとっての小さな幸せです。
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