自動車業界を中心としたモデルベース開発の海外動向

自動車業界を中心としたモデルベース開発の動向
2013年5月17日(金)
ISIT 第13回カーエレクトロニクス研究会
於:日本自動車会館(東京・芝)
MathWorks Japan
インダストリーマーケティング部
飯野 浩道
© 2013 The MathWorks, Inc.1
アジェンダ


はじめに
モデルベース開発
– モデルベース開発とは、なぜモデルベース開発なのか?
– モデルベース開発投資対効果

自動車業界
– モデルベース開発によるOEMとサプライヤの関係
– 標準化、規格化
– 適用事例

今後に向けて
– 課題と対応

まとめ
2
会社紹介
MathWorks
 創業
 本社
 ユーザー数
 従業員数
1984年
米国 マサチューセッツ州 Natick
175か国以上で100万人以上
MathWorks Japan
 設立
2009年7月1日
 オフィス
東京、名古屋、大阪
 従業員数
 事業内容
– 製品販売
クリーブ・モーラー
(Cleve Moler)
ジャック・リトル
(Jack Little)
– 技術サポート提供
– トレーニング、コンサルティング提供
– コミュニティサポート等
3
MathWorksの海外展開
北 米
アメリカ(ボストン、デトロイト、ロスアンゼルス)
欧 州
イギリス(ケンブリッジ)
ドイツ(ミュンヘン、アーヘン)
フランス(パリ、グルノーブル)
スイス(ベルン)
オランダ(アイントホーフェン)
スペイン(マドリード)
イタリア(トリノ)
スウェーデン(ストックホルム)
アジア
日本(東京、名古屋、大阪)
韓国(ソウル)
オーストラリア(シドニー)
中国(北京、上海)
インド(バンガロール、ニューデリー、プネ)
※上記に記載のない国では、販売代理店を通じてサ
ポートしています。
4
ソーシャルアプローチ
5
アジェンダ


はじめに
モデルベース開発
– モデルベース開発とは、なぜモデルベース開発なのか?
– モデルベース開発投資対効果

自動車業界
– モデルベース開発によるOEMとサプライヤの関係
– 標準化、規格化
– 適用事例

今後に向けて
– 課題と対応

まとめ
6
モデルベース開発とは
Tech-On!日経エレクトロニクスサイトから
• ソフトウエアを開発する際に,ソース・コードを中心にした開発ではなく、設計図(モ
デル)を中心にした開発のこと。
IT MONOist サイトから
• 従来のソフトウェア開発のようなソースコードによる開発とは異なり、開発の初期段階
で実現すべき機能を設計図・モデルで作成し、開発の上流工程から下流工程にお
いて、これを検証しながら開発プロセスを進めていく開発手法のこと。
開発の上流からモデルを活用し、シミュレーションと検証を繰り返し
ながらバグを排除、モデルの精度を向上する。 そのモデルからC
ソースコードを自動生成していく。
7
モデルベース開発の利点(お客様講演から)
MBD利点のまとめ

修正ループの短縮や情報伝達のオーバヘッド低減の他にも利点がある
1. 改善ループを早く回すことができる
⇒ 実機を使わず設計検討が何回でもできる
⇒ サプライヤを巻き込んだソフト試作を必要としない
(VVEL制御の適用事例)
2. 情報伝達の付帯作業や解釈ミスを減らせる
⇒ モデルが設計情報の媒体となる(制御の図面化)
3. 早く、正しく制御設計ができる
⇒ 制御開発に特化したツールを活用できる
(Sliding Mode A/F Feedback制御の適用事例)
4. 品質が安定する
⇒ Quality Gateの通過条件が定量的になる
1
JMAAB Open Conference 2009
© 2009 NISSAN MOTOR CO., LTD.
日産自動車・柿崎様: JMAAB Open Conference 2009
2009/10/27
8
モデルベース開発の利点(お客様講演から)
MBD応用開発のメリット
従
来
評価計画
現
在
評価計画
評価準備
評価準備
評価
車両評価へ
プログラム
車両評価へ
VRS+RPCでの
システム制御開発例
研究・先行開発では、開発時間が従来の1/5程度に短縮。
1. 適合環境が極めて短時間で構築可能
2. 再利用性が高く、他プロジェクトの成果を展開可能
3. 再現性が極めて高く、相対評価指標として活用可能
但し、車両として実走するにはまだたくさんの課題が・・・
2007/11/1 JMAAB Open Conference
All Rights Reserved by JMAAB
ヤマハ発動機・迫田様: JMAAB Open Conference 2007
1
9
アジェンダ


はじめに
モデルベース開発
– モデルベース開発とは、なぜモデルベース開発なのか?
– モデルベース開発投資対効果

自動車業界
– モデルベース開発によるOEMとサプライヤの関係
– 標準化、規格化
– 適用事例

今後に向けて
– 課題と対応

まとめ
10
モデルベース開発の効果(コスト面から)
2011年調査
開発コスト削減 36.6%
2010年調査
開発コスト削減 31.8%
11
モデルベース開発の効果(アンケート回答状況)
回答:業界
 World market
 North America
 Europe
 Asia
 Industrial Automation
 Telecom/Datacom
 Automotive
 Medical
 Systems Engineering
 Mil/Aero
回答:職種
Dashboard
TOTAL
All respondents
560
No answer
28
Those answering
532
H/W developer/engineer
16.2 %
S/W developer/engineer
27.3
Systems developer/engineer
14.1
Systems Architect
7.7
Firmware developer/engineer
8.8
S/W engineering manager
3.9
S/W development manager.
3.9
H/W development/engineering mgr.
7.9
Other
7.1
出展:Model-Based Design in Practice – A Survey of Outcomes for Engineers and Business Leaders/Embedded Market Focus
S
12
モデルベース開発の効果(ROIの試算(2011年))
オンデマンド Web セミナー:
「Model-Based Design in Practice: A
Survey of Outcomes for Engineers and
Business Leaders」
出展:Model-Based Design in Practice – A Survey of Outcomes for Engineers and Business Leaders/Embedded Market Focus
13
モデルベース開発の効果(同 2010年)
Source: Embedded Market Forecasters Study, 2010
14
アジェンダ


はじめに
モデルベース開発
– モデルベース開発とは、なぜモデルベース開発なのか?
– モデルベース開発投資対効果

自動車業界
– モデルベース開発によるOEMとサプライヤの関係
– 標準化、規格化
– 適用事例

今後に向けて
– 課題と対応

まとめ
15
電子制御開発においてOEMの範囲が増えている
OEM
サプライヤ
要求仕様
機能開発
1990年代
Prj1
Prj2
NOW
Prj3
Prj4
なぜ内製が増えている
のか?
•
知的財産の権利保護
•
製品差別化
•
開発のスピードアップ
•
モデルの再利用促進
•
OEMのスキル向上
詳細設計
アプリケーション
コード
BIOS / RTOS /
COMM
ECUハードウェア
統合
キャリブレーション
バリデーション
16
モデルベース開発による
OEM/サプライヤーの分担範囲 パターン1
OEMによる内製開発:実行可能な仕様書モデルから、量産向けコード生
成まで
17
モデルベース開発による
OEM/サプライヤーの分担範囲 パターン2
OEM → 挙動を含む実行可能な仕様書モデルを開発
サプライヤ → データタイプや他のスペックを含む詳細モデル作成、量産向け
コード生成、コード検証、HW/SWの統合
OEM
18
モデルベース開発による
OEM/サプライヤーの分担範囲 パターン3
OEM → 挙動を含む実行可能な仕様書モデル、データタイプや他のス
ペックを含む詳細モデル作成
サプライヤ → 量産向けコード生成、コード検証とHW/SWの統合
OEM
19
アジェンダ


はじめに
モデルベース開発
– モデルベース開発とは、なぜモデルベース開発なのか?
– モデルベース開発投資対効果

自動車業界
– モデルベース開発によるOEMとサプライヤの関係
– 標準化(AUTOSAR)、規格化(ISO26262)
– 適用事例

今後に向けて
– 課題と対応

まとめ
20
標準化と規格化 (AUTOSAR)
AUTOSARコアメンバー各社の展開予定
コアメンバー企業の多くが、ここ2-3年内に新規プラット
フォームにおいてAUTOSARを適用すると宣言している。
Bernd Kunkel, AUTOSAR Open Conference 2011
21
標準化と規格化 (AUTOSAR)
AUTOSARコアメンバー各社の展開予定
AUTOSAR適用されたECUの数は、2016年までに現在
の3倍に増えると予測されている。
Bernd Kunkel, AUTOSAR Open Conference 2011
22
欧州各社の状況と展開戦略:
BMW
Walter Kuffner; BMW
Keynote @ AUTOSAR Membership Meeting 2009
23
欧州各社の状況と展開戦略:
Daimler
AUTOSAR – a Key Enabler for Comprehensive E/E Standardization
Stephan Wolfsried, Daimler; 7th Premium Member Conference 2008
24
標準化と規格化 (ISO 26262)
2011年11月 正式に国際規格としてリリース
 ISO 26262の活動(Part6(製品開発)と
Part8(サポートプロセス))に参加。
 MathWorksは、お客様のISO26262適用プロセ
スを次の3点よりサポートします。
 認証された製品のご提供(次ページ)
 ISO26262のワークフローを参照し、統合されたツー
ルチェーンをサポート
 ISO26262適用に向けた、コンサルティングサービス
のご提供
25
標準化と規格化 (ISO 26262)
認証を受けているMathWorks 製品
 Real-Time Workshop Embedded Coder
(R2008a ~ R2010bSP1)
 Embedded Coder (R2011a ~)
 Simulink Verification & Validation
(R2011a ~)
 Simulink Design Verifier (R2011a ~)
 Polyspace products (R2009a+ ~)
 Simulink PLC Coder
26
標準化と規格化 (ISO 26262)
検証とコード生成に関するISO26262ワークフローとツールチェーン例
Simulink Verification&Validation
モデルアドバイザー、形式検証、
モデリングガイドラインチェック
Embedded Coder(又はRTW-EC)、IEC Certification Kit
トレーサビリティレポート作成、
モデルとコードカバレージの比較
Simulink Verification&Validation
モデルカバレージ、
要求管理機能とのインターフェース
Embedded Coder(又はRTW-EC)、
Simulink Design Verifier
PILテスト/テスト生成
Polyspace
静的コード検証
Simulink, Stateflow,
Simulink Fixed Point
Embedded Coder
27
アジェンダ


はじめに
モデルベース開発
– モデルベース開発とは、なぜモデルベース開発なのか?
– モデルベース開発投資対効果

自動車業界
– モデルベース開発によるOEMとサプライヤの関係
– 標準化、規格化
– 適用事例

今後に向けて
– 課題と対応

まとめ
28
General Motors
General MotorsにおけるMBD(2011年)
29
GM Volt
VOLTのソフトウェアは、ほぼ
100%が自動コード生成。
特定の機能がどう振る舞うべきかと
いうことについて、我々は一つの解
を得ました。MathWorksの
Real-Time Workshop
Embedded Coder を使った自
動コード生成は、VOLTのアグレッ
シブなプログラムタイミングに適合
させるためのキーとなりました。
Greg Hubbard
Senior Manager @GM
SAE Vehicle Electrification, March 2011
30
ダイムラー
MathWorks製品を使用したMercedes-Benz
トラックのクルーズコントローラ開発
課題
ターゲットECUで動作するモジュラー型クルーズコント
ロールソフトウェアの開発及び実装
ソリューション
モデルベースデザインのMathWorks製品を使用した、
ECUソフトウェアの設計、テスト及び実装によるクルー
ズコントロールシステムの再設計
“モデリングやコード生成を行なう
結果
 コンパクトで効率的なコード
 高いテスト効率
 迅速な開発
MathWorks製品により、迅速かつシー
ムレスに設計や反復テストを行なうことがで
き、18ヶ月と言う厳しい納期内で製品リ
リースを行なうことができました。”
Mario Wunsche
DaimlerChrysler®
31
Tata Motors
しがらみなくMBDを導入:世界最安車Nanoのエンジン
マネジメントシステム開発に適用
課題
Brand-Newなクルマ(TATA Nano)のエンジンマネ
ジメントシステムを、厳しい日程と少ない予算で開発し
なければならない。
ソリューション
MathWorksのツールを用いたモデルベース開発を適
用しながら、モデリング、シミュレーション、コード生成、プ
ロトタイプの制御システムを開発する。
結果
 高価なセンサーを2つ排除できた。
 数週間かかっていた検証のサイクルが、数時間に。
 サプライヤー選定の前に、プロトタイプ制作と要求の
確認を実施。
The Tata Nano
MBDでのプロトタイピングは必要不
可欠であることを証明しました。モデリ
ング、シミュレーション、テストの工程に
おいて、設計変更が容易に行え、実
際のモノを作る前にシステム全体の挙
動を予測することができるようになりま
した。 おかげで、コントローラーやエン
ジン、またNano自体の設計を作り込
むことができたのです。
S. Govindarajan
Tata Motors
32
Dongfeng Motor (東風汽車)
MBDを適用して、ハイブリッドバスの
バッテリーマネジメントシステムを開発
課題
ハイブリッドバス用のバッテリーマネジメント制御
システムの開発
The Dongfeng EQ6110 hybrid electric city bus.
ソリューション
制御設計において、モデリング、検証、コード生
成といった分野にMathWorksの製品を用いた
MBDを
適用した
結 果
 予定スケジュールよりも短期間でプロジェクト
完了
 デザインの再利用が可能となった
 100%コード生成できた
MBDの適用によって、アイディアレベルか
ら量産コード生成までの開発プロセス統
合が可能になりました。
MathWorksでの継続的な早期検証の
もと、キーであるバッテリーマネジメントの
技術の開発が可能になりました。
Dr. Xiaokang Liu
Dongfeng Electric Vehicle
33
Lear
MBD適用によって高品質なボディ制御ユニットを
早期に開発
課題
高品質な自動車用ボディ制御ユニットの設計、検証、実装
ソリューション
Lear automotive body electronic
control unit.
モデルベースデザインでのシミュレーション、HIL/SILテストの適
用により、より早い、且つ継続的な検証が可能になった。
『モデルベースデザインを適用したのは、
高品質なシステムをより早く提供するため
だけでなく、それがスマートな選択である
結果
と信じているからです。最近、数社による
 早期要求検証が可能に。以前は30%程度だった実装
プロジェクト獲得競合があり、見事勝ち
前の課題解決が、95%以上に。
取りました。かなりタイトな日程制約が
 開発時間が40%削減。70万行に及ぶコード生成とテス あったため他社はあきらめざるを得なかっ
トケースの再利用が実現。
たようですが、我々はMBDを使うことで
 量産開始後12カ月時点での品質関連の問題発生ゼロ。 その要求に応えることができました。』
Jason Bauman
Lear Corporation
34
Tesla Motor
世界初の電動スポーツカー量産開発
課題
2008年、100%電気で走行するテスラロードスターを、限
られた予算内(約145億円)で開発しなければならない。
Tesla Roadster.
ソリューション
モーター、バッテリー、トランスミッション、ブレーキ、パワエレ、
制御システムなどをサブシステムとしてモデリングし、それをフ
ルシステムモデルとして統合。 実際のプロトタイプ作成前に
シミュレーションを行い、車両の挙動を予測した。
結果
 開発期間を一年短縮
 予算内での開発に成功
エンジニアリングのリソース最適化と、早
く安全で燃費に優しいスマートなクルマ
を設計することはクリティカルな課題でし
た。 MBDなしではパワートレインの一
つの設定を決めるだけでも年単位の時
間を要したでしょうし、極めてコスト高に
なっていたでしょう。
Paul Lomangino
Tesla Motors
 ハードウェア試作車への依存度を低減
35
アジェンダ


はじめに
モデルベース開発
– モデルベース開発とは、なぜモデルベース開発なのか?
– モデルベース開発投資対効果

自動車業界
– モデルベース開発によるOEMとサプライヤの関係
– 標準化、規格化
– 適用事例

今後に向けて
– 課題と対応

まとめ
36
今後に向けて
課 題
人材
バージョン
互換性
育成
マルチ
コード検証
ドメイン
効率化
対応
・・・
トレーサビ
リティ確保
PR、
HILS
・・・
との連携
37
今後に向けて
モデルベース開発人材の育成
“モデルベース開発では若い技術者が多く、製品ノウハウが(モデリング技術の
ない)ベテランに比べて不足しているという現実がある”
『組込みシステムの先端的モデルベース開発実態調査』(IPA:2012年3月23日)より
Web Seminar
ETSS-JMAAB
MathWorksの
トレーニング
38
今後に向けて
バージョン互換性
パートナー社様との協調
MathWorksコネクションプログラム
・開発や互換性テストを可能にする、MathWorks製品の新しいバージョンへの先行アク
セスが可能
・パートナー限定のウェブサイト・ヘルプデスクへの24時間アクセス
・製品やプログラム情報をお知らせする定期的なメール配信
・日本では60社以上の登録、US他海外では300社以上が登録
39
今後に向けて
マルチドメイン対応
研究
システムレベルでのシミュレーション
要件定義
環境モデル
タイミング/制御ロジック
デジタルモデル
アナログモデル
アルゴリズム
テスト & 検証
システム設計
実行可能な仕様書
–紙ベースの仕様書を補完する「モデル」
–チーム間コミュニケーションを改善
シミュレーションによる設計
–複合ドメインシステムをモデルに統合
–設計のトレードオフ探索
–サブシステム間の相互作用検証
性能向上や全体最適化を実現するには
異なる技術ドメインを組み合わせた検討が必要
40
今後に向けて
マルチドメイン対応
事 例
複合技術領域の相互干渉
System
Modeling
連成シミュレーション環境
Sensors
Mechanics
Electronics
Electromechanics
CAD
CAM
Mechatronics
Control
Circuits
Digital Control
Simulation
Controls
Software
Microcontrollers
MATLAB EXPO 2008 安川電機様講演資料より
41
今後に向けて
マルチドメイン対応
MathWorksのプラントモデリング活用
Simulinkプラットフォーム上にて、同一環境でのモデリング・シミュレーションが可能
≪制御ロジック≫Simulink
エネルギーマネージメント
システム
≪電気系≫SimPowerSystems
インバータ、電動機、発電機など
車両
エンジン
プラネタリーギア
<動力伝達機構>
SimPowerSystemバンドルモデル:
power_HEV_powertrain.mdl
≪機械系≫Simscape
SimMechanics、SimDriveline
42
今後に向けて
マルチドメイン対応
他ツールとMATLAB/Simulinkとの連携
S-Functionによる連携
・S-FunctionとはSimulinkブロックの動作を記
述したプログラムのこと。
・当該プログラム名を指定することで、あたかも
Simulinkブロックのように実行/動作させることが
可能。
・連成が必要となる他のツールでS-Function対
応していれば、システムモデルの取り込みやコシ
ミュレーション等ができる。
43
さらに…
・・・・様々な展開
44
MathWorks 注力分野
①
②
③
④
⑤
⑥
⑥ISO26262/AUTOSAR対応
モデリング環境
物理モデリング環境
モデル検証環境
自動コード生成環境
画像処理・信号処理分野への適用範囲拡大
業界標準規格への対応 (ISO26262/AUTOSAR)
要求開発
アーキテクチャー設計
【ISO26262】
• TÜV SÜDよりISO26262
ツール認証取得済
-Embedded Coder
-Simulink Design Verifier
-Simulink V&V
-Polyspace
【AUTOSAR】
• 欧州OEM/サプライヤ様で
AUTOSAR対応MBD実績
• トレーサビリティ/検証環境を
開発プロセスに展開
※VW様事例
適合
Model-Based
Calibration
③モデル検証
SLVV、SLDV
システム設計
①モデリング
システムテスト
Simulink、Stateflow
②物理モデリング
詳細設計
Simscape/Simscape
Language
⑤画像処理/信号処理分野
Signal Processing Tbx
Computer Vision Sys Tbx
単体テスト
実装
④自動コード生成
Embedded Coder/HDL Coder
HILS
Simulink Coder
コードチェック
Polyspace
データ計測/解析
Data Acquisition Tbx
45
アジェンダ


はじめに
モデルベース開発
– モデルベース開発とは、なぜモデルベース開発なのか?
– モデルベース開発投資対効果

自動車業界
– モデルベース開発によるOEMとサプライヤの関係
– 標準化、規格化
– 適用事例

今後に向けて
– 課題と対応

まとめ
46
まとめ

モデルベース開発
– モデルベース開発とは、なぜモデルベース開発なのか
– モデルベース開発投資対効果

自動車業界
– モデルベース開発によるOEMとサプライヤの関係
– 標準化、規格化
– 適用事例

今後に向けて
– 課題と対応
– 注力分野
47
2013年 MathWorksのMBDイベント
日程
イベント
MAY
9
MathWorks Automotive Conf.
米国・ミシガン州プリマス
28
MATLAB EXPO in 韓国
韓国・ソウル
日程
JUL
2
MATLAB EXPO in ドイツ
ドイツ・ミュンヘン
4
JMAAB Open Conference
東京・品川
日程
イベント
イベント
8
AUG
7
9
6
JUN
5
日程
4-6
MathWorks Advisory Board
米国・マサチューセッツ州ニュートン
13
Virtual Conference of Automotive
インターネット上のカンファレンス
日程
21
10 日程
OCT
SEP
8
29
11
日程
イベント
12
イベント
日程
イベント
MATLAB EXPO in インド
インド・バンガロール
イベント
MATLAB EXPO in イギリス
イギリス・シルバーストーン
MATLAB EXPO in 東京
東京・お台場
イベント
DEC
NOV
48
ご清聴ありがとうございました。
49