平成24年度事業計画 公益財団法人 神奈川芸術文化財団

平成24年度事業計画
公益財団法人
神奈川芸術文化財団
Ⅰ平成24年度財団経営方針
1 財団を取り巻く諸課題
○ 平成18年度から、神奈川県民ホール本館(以下「県民ホール」)及び県立音楽堂
(以下「音楽堂」)の指定管理者、平成22年度からは神奈川芸術劇場(以下「芸術劇
場」)を含めた両館の指定管理者となった。また、平成23年度からは音楽堂についても
第二期目の指定管理期間に入り、平成21年度から指定管理者制度に移行したかながわ
アートホール(以下「アートホール」)もあわせ、財団が管理する施設については全て
指定管理者制度が導入されている。
従って、各館の指定管理業務を提案にそって着実に実施し、高い成果を上げることが
求められている。
○ 上記のような環境下、これまで以上に県民に質の高い文化芸術に親しむ機会を提供
するという使命を果たすため、主催事業の質の向上を図るとともに、幅広い広報やアウ
トリーチ事業の充実を図るなど、多くの県民の皆様に来館していただくための努力を継
続して行なっていかなければならない。
○ 一方、県民ホール、音楽堂及びアートホールとも、施設・設備の老朽化という課題
を抱えている。音楽堂は平成20年度の耐震補強工事で一部改善はされたが、各館とも依
然として、施設・設備の経年劣化による不具合の発生やバリアフリー化の遅れなどアメ
ニティー面について苦情・意見も多く、安定的な施設運営や県民サービスの向上を図る
ため人的な対応も含め引き続き取り組む必要がある。
2 県民サービスの充実に向けた事業展開
(1)県民の期待に応える魅力のある公演の実施
○ 第19回神奈川国際芸術フェスティバルに関して、総芸術監督や芸術劇場芸術監督等
も交えた再検討から、より祝祭性を意識し、また集客を図るため、「オペラ」をキー
ワードに、9月から11月の期間で開催すこととした。県民ホール・芸術劇場ではそれぞれ
一柳芸術総監督による室内オペラの新作「ハーメルンの笛吹き男」と宮本芸術劇場芸術
監督の新作「蝶々夫人」、音楽堂では「オペラ」の「声」に着目した内外の公演と、芸
術文化の創造と鑑賞機会の充実を図り、県民の皆様に劇場を身近に感じていただく機会
を設ける。
○ また、通年にわたりオペラ、バレエ、室内楽、美術、演劇、ミュージカル、ダンス
など幅広いジャンルにわたり、全館で多様で多彩な公演や普及への活動を積極的に進
め、多くの県民の皆様に優れた舞台芸術に触れていただく機会を設ける。併せて、アー
トホールでも、開館20周年を迎えることから、記念コンサートを実施する。
(2)施設環境面におけるサービスの向上
○ 引き続き「安全」、「安心」、「快適」な劇場空間の提供に努め、東日本大震災を
教訓に防災マニュアルを見直すとともに、バリアフリー対策については、介添えが必要
な場合は、職員等スタッフから声をかけ、また、案内や誘導に努めるなど、スタッフの
人的な対応により設備面の不備を補っていく。
○ また、施設の老朽化対策及び防災対策として、安全性向上のために必要な小破修繕
やアメニティー向上のための修繕を実施する。
(3)収支健全化に向けた取組
○ 創造的な芸術を発信していく事業を充実させつつ、事業収入の確保と効率的な事業
運営に努める。
○ 収入増に向けた取り組みとして、入場料収入の増を図るために、観客からのアン
ケートに加え、外部有識者の方々による評価結果を参考とし、より魅力ある公演を企
画・制作・実施し、入場者数の増加を目指すともに、引き続き団体券の営業や親子券の
設定などチケット購入の利便性の向上も行なっていく。
○ また、利用料金収入の増加策として、引き続き貸し館利用者からの要望に対応して
臨時開館による開館日の増加に取り組むなど利便向上を講じ、利用日数・利用率の向上
を図っていく。併せて、開館間もない芸術劇場については、引き続き利用想定者への働
き掛けを続けるとともに、長期の特定貸館を優先したスケジュール調整により利用日
数・利用率の向上を図っていく。
○ 法人からの賛助に加え個人からの賛助も募るなど、外部資金の確保に努めるととも
に、適正な予算執行、経費削減についても不断の努力を重ね、収支健全化に向けた経営
改善を推進していく。
Ⅱ事業概要
1 芸術文化の創造、振興、鑑賞普及、及びそのための施設の運営に関する事業
(1)芸術文化の創造・振興事業
ア 神奈川県民ホール
(ア)本館
オペラ、バレエ等の本格的な大型舞台芸術公演が可能な舞台機構を備え、日本有数の観客収容の
できる大ホール、ステージと客席が近く緊密な空間が室内楽に最適な小ホール、県下最大の面積を
持つギャラリー、これら施設の特性を活かした水準の高い音楽、舞台芸術、美術の創造発信を行
い、県民に良質な文化芸術の鑑賞機会を提供する。
【大ホール】
昨年に引き続き、昨年1月にオープンしたKAAT神奈川芸術劇場と連携し、「オープンシアター
2012」事業を実施する。本事業では、県民に劇場ホールをより知っていただき親しんでいただくた
めに、大ホールにおいて、昨年制作した映像演出付きのオーケストラコンサート、音楽物語「ピー
ターと狼」を再演するとともに、観客のリクエストでオーケストラの演奏曲が決まる参加型演奏会
を実施。同時にバックステージやステージ見学の機会を設け、公演とそれを支える舞台機構を紹介
する。小ホールにおいては、パイプオルガン・コンサートを実施し、同時に楽器紹介や見学を実施
する。それぞれのホールが持つ特性を活かし、ソフトとハードが一体となって初めて成立する劇場
ホールの姿を紹介する。
オペラ公演は、継続して取り組んでいるびわ湖ホールとの共同制作により、イタリア・オペラを
代表するヴェルディの名作「椿姫」を実施する。共催公演として、ウィーン国立歌劇場「フィガロ
の結婚」、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトⅫ「リゴレット」、地元横浜の芸術団体による、
首都オペラ「カルメン」、横浜シティオペラ「ドン・ジョヴァンニ」等、世界及び日本の一流公演を
実施する。
バレエ公演は、平成22年度主催公演の東京バレエ団「オネーギン」を横浜出身のプリマ・齋藤友
佳理主演で再演。前回の同公演でも主役を務めた齋藤は、公演後、舞踊芸術賞、服部智恵子賞、横
浜文化賞を受賞し、今回は横浜市が中心となって開催するDance Dance [email protected]にも参
加し、その中心的公演となる。共催公演として、熊川哲也Kバレエカンパニー、キエフ・バレエ
等、国内外の優れた公演を実施する。
オーケストラ公演は、年末恒例の企画として定着している「ファンタスティック・ガラコンサー
ト2012」を実施するほか、共催公演として、神奈川フィルハーモニー管弦楽団による多彩な演奏会
を実施する。
【小ホール】
子ども向け小規模オペラの新作、「ハーメルンの笛吹き男」(一柳慧作曲)を制作上演する。小
ホールの特性と空間を最大限活かした、新たな試みである。
パイプオルガン事業としては、入門コンサート「パイプオルガン・プロムナードコンサート」、
毎年恒例の「パイプオルガン・クリスマスコンサート」や有料の「パイプオルガン・コンサー
ト」、共催公演として近隣のホールと連携して行う「パイプオルガン・コンサート&体験ツアー」
等を実施する。
【ギャラリー】
ギャラリーにおいては、県下最大の公募展「第48回神奈川県美術展」を開催する。また、企画展
として、例年、国内外の調査によりセレクトした才能ある若手現代作家を紹介している。平成24年
度はロンドン在住で、平成23年度五島記念文化賞を受賞した映像作家さわひらきを取り上げ、神奈
川県民ホールギャラリーの独特な空間を活かした映像インスタレーションを展示する。
【主催事業一覧】
★印は第19回神奈川国際芸術フェスティバル公演。 公演数は予定。
複数施設利用主催公演(1事業2演目4公演)
開催予定日
公演名(予定)
神奈川県民ホール
オープンシアター2012
6月3日(日)
≪大ホール≫
音楽物語
プロコフィエフ
「ピーターと狼」
&
「生演奏で聴きたい、あの曲」
≪2回公演≫
≪小ホール≫
パイプオルガン・プロムナー
ド・コンサート Vol.315
≪2回公演≫
内容
神奈川芸術劇場と連携し、大小ホールで開催
(公演とバックステージ等を含む)。
昨年度、映像、パントマイム等、演出入りで
大変好評をいただいた「ピーターと狼」を再
演。後半は、会場のお客様からのリクエスト
で演奏曲が決まる、参加型演奏会を開催。開
場中のステージ見学、大ホールのバックス
テージツアーも行い、普段見ることのできな
い舞台裏をお客様にご覧いただく。
指揮:現田茂夫
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
演出:國松真知子
出演:桂米多朗(ナレーション) ひらがせい
ご(パントマイム)
パイプオルガン・プロムナード・コンサート
Vol.315
終演後はステージに上がり楽器見学を開催。
出演:小野なおみ(パイプオルガン)
※「小ホール主催事業/パイプオルガン・プロムナー
ドコンサート」にも含まれる。
大ホール主催公演(3事業3演目4公演)
開催予定日
公演名(予定)
10月6日(土)
東京バレエ団「オネーギン」★
12月29日(土)
ファンタスティック・ガラコン
サート2012
内容
20世紀物語バレエの傑作である「オネーギ
ン」は、日本では上演の機会がなかったが、
平成22年度に県民ホール開館35周年記念事業
の一環として、斎藤友佳理主演で東京バレエ
団により日本初演された。この上演により斎
藤は、東京新聞舞踊芸術賞(洋舞)、日本バ
レエ協会服部智恵子賞を受賞。
振付:ジョン・クランコ
衣裳・装置:ユルゲン・ローゼ
音楽:チャイコフスキー「オネーギン」
出演:斎藤友佳理、東京バレエ団
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
Dance Dance [email protected]参加公演
指揮:松尾葉子 司会:宮本益光
出演:オペラ歌手、上野水香(バレエ)、ほ
か
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
開催予定日
平成25年
3月23日(土)
∼24日(日)
公演名(予定)
神奈川県民ホール・びわ湖ホー
ル・東京二期会・京都市交響楽
団・神奈川フィルハーモニー管
弦楽団共同制作
歌劇「椿姫」
≪2回公演≫
内容
国内において、独創的なオペラ活動を展開し
てきた県民ホールとびわ湖ホールによる共同
制作オペラプロジェクト第6弾。前年度に引き
続き、日本オペラ界を牽引し続ける東京二期
会、両館地域のオーケストラである京都市交
響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団も
加わり、5者で制作する大規模なプロダクショ
ン。
指揮:沼尻竜典、演出、出演:未定
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
小ホール主催公演(3事業13演目15公演)
開催予定日
9月15日(土)
∼16日(日)
公演名(予定)
オペラ
「ハ−メルンの笛吹き男」
世界初演★
≪3回公演≫
パイプオルガン・コンサート
内容
作曲:一柳慧 指揮:藤岡幸夫
演出・台本:田尾下哲・長屋晃一
出演:岡本知高(笛吹き男)、三戸大久(市
長)・土屋広次郎(牧師)
子供から大人まで楽しめる室内オペラの新作
を上演し、多様なオペラの世界とその魅力を
紹介する。
1975年のホール開館以来37年にわたり続けら
れている伝統のパイプオルガン・コンサー
ト。アドバイザーの助言のもと、小ホールの
特性を生かし、ソロのオルガニストによる本
格的なリサイタルと、「クリスマス」をテー
マにした親しみやすくかつ質の高い演奏会を
実施。
クリスマスコンサート
クリスマスコンサート:オルガニストと声楽
や他楽器奏者との共演による。
平成25年
2月16日(土)
リサイタル
リサイタル:実力派のオルガニストによるリ
サイタル。
4月27日(金)
パイプオルガン・プロムナードコンサート
Vol.313
5月18日(金)
パイプオルガン・プロムナードコンサート
Vol.314
6月3日(日)
パイプオルガン・プロムナードコンサート
Vol.315≪2公演≫ ※
7月6日(金)
パイプオルガン・プロムナードコンサート
Vol.316
8月17日(金)
パイプオルガン・プロムナードコンサート
Vol.317
12月22日(土)
開館以来継続して開催されており、「原則毎月
一回のパイプオルガンコンサート」として県
内・近隣の音楽愛好家から好評を博している
入門コンサート。
本格的プログラムにより有料で開催している
パイプオルガン・コンサートに対して、短時
間で、気軽にオルガン音楽の普及、紹介を行
なうとともに、「ホールへの入門コンサー
ト」として、普段コンサートになじみの薄い
層も含め、広く県民ホールに親しんでもらう
ことを目的とする。若手オルガニストにとっ
ても経験を積むよい機会となっている。
※再掲(6月3日(土)「神奈川県民ホール
オープンシアター2012」)
※公演数は「複数施設利用主催公演」にてカウ
ントする。
開催予定日
公演名(予定)
9月21日(金)
パイプオルガン・プロムナードコンサート
Vol.318
11月16日(金)
パイプオルガン・プロムナードコンサート
Vol.319
12月7日(金)
パイプオルガン・プロムナードコンサート
Vol.320
平成25年
1月18日(金)
パイプオルガン・プロムナードコンサート
Vol.321
平成25年
2月15日(金)
パイプオルガン・プロムナードコンサート
Vol.322
平成25年
3月29日(金)
パイプオルガン・プロムナードコンサート
Vol.323
内容
ギャラリー主催展覧会(2事業2展覧会)
開催予定日
9月5日(水)
∼16日(日)
9月19日(水)
∼9月30日(日)
展覧会名(予定)
第48回神奈川県美術展
1期展 平面立体部門
内容
神奈川県美術展は、昭和40年の創設以来、新
人作家の育成と美術文化の向上に努めてき
た。第48回を迎えるにあたり広く県下の美術
家に呼びかけ、作品発表の機会を提供し創作
活動の支援を図るとともに、優れた美術作品
を県民に紹介することを目的に公募による美
術展を実施する。
主催:神奈川県美術展委員会、神奈川県民
ホール、神奈川県
第48回神奈川県美術展
2期展 工芸・書・写真部門
ロンドンを拠点に世界的に活躍する映像作家
さわひらきの最大規模の個展。
神奈川県民ホールギャラリーの独自の空間を
活かした映像インスタレーションを展示。
10月23日(火)
∼11月24日
(土)
企画展(さわひらき展)★
【共催事業一覧】
大ホール(13事業13演目17公演)
開催予定日
公演名(予定)
内容
6月9日(土)
熊川哲也Kバレエカンパニー
「海賊」
主催:神奈川芸術協会
7月14日(土)
神奈川フィル・ポップス・コン
サート
主催:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
9月1日(土)
∼2日(日)
オペラ第21回公演「カルメン」
≪2回公演≫
主催:首都オペラ
10月20日(土)
23日(火)、
28日(日)
ウィーン国立歌劇場
日本公演2012
「フィガロの結婚」★
≪3回公演≫
主催:日本舞台芸術振興会
11月3日(土祝)
第61回神奈川文化賞・スポーツ賞
贈呈式・祝賀音楽会
主催:神奈川県 県民局くらし文化部文化課
11月17日(土)
∼18日(日)
第22回神奈川オペラフェスティ
バル'12 第2夜
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」
≪2回公演≫
主催:横浜シティオペラ
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
12月23日(日)
第九特別演奏会 ベートーヴェ
ン交響曲第9番「合唱付」
平成25年
1月13日(日)
Ballet Art KANAGAWA 2013
日本バレエ協会関東支部
神奈川ブロック第30回自主公演
主催:日本バレエ協会関東支部神奈川ブロッ
ク
キエフ・バレエ
主催:神奈川芸術協会
平成25年
1月19日(土)
神奈川フィル・ポップス・コン
サート
主催:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
平成25年
2月2日(土)
神奈川フィルハーモニー管弦楽
団名曲シリーズ 午後のラグ
ジュアリー・クラシック
主催:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
平成25年
2月10日(日)
第9回アートダンスカナガワ
主催:神奈川県芸術舞踊協会
平成25年
3月17日(日)
小澤征爾音楽塾オペラ・プロ
ジェクトⅦ
ヴェルディ「リゴレット」
主催:小澤征爾音楽塾
平成25年
1月14日(月祝)
主催:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
小ホール(4事業4演目6公演)
開催日
公演名(予定)
内容
4月14日(土)
宇野功芳&アンサンブル・フィ
オレッティ第12回懐かしの歌謡
曲コンサート
主催:懐かしの歌謡曲をきく会
5月12日(土)、
20日(日)
かながわゴールデンコンサート
≪2回公演≫
主催:かながわゴールデンコンサート実行委
員会
7月1日(日)、
7日(土)
横浜シティオペラ コンサート
シリーズ'12 歌曲への誘い
≪2回公演≫
主催:横浜シティオペラ
平成25年
2月20日(水)
フェリス音楽の花束 室内楽の
愉しみ
主催:フェリス女学院大学
ギャラリー(2事業2展覧会)
開催予定日
展覧会名(予定)
内容
7月11日(水)
∼21日(土)
日本現代工芸美術展
平成25年
1月7日(月)
∼20日(日)
自然哲学としての芸術原理Ⅱ展 主催:自然哲学としての芸術原理実行委員会
主催:現代工芸美術家協会
(イ)神奈川芸術劇場
平成23年1月に開館して以来、「人、もの、まちをつくる」劇場として、ホール、スタジオの
ほか、アトリエや、劇場建物の共通スペースであるアトリウムなど全館の機能と魅力をフルに生
かし、「集客とにぎわい」「創造と発信」「レパートリー構築」の三点にメリハリをもたせた事
業ラインナップを、主催、提携ともに構成する。
おもなシリーズとしては、宮本亜門芸術監督が提唱し、第3弾を迎える「NIPPON文学シリー
ズ」のほか、未就学児童から中高大学生まで視野に入れ、次世代の観客を育成する親子・子ども
向け企画のシリーズを行う。
また、教育普及、人材育成の両事業でも、従来からの通年のワークショップ、講座等に加え、
本格的な創造公演を目指したワークショップや、海外からの招聘公演等を行い、より充実をはか
る。
「オペラ」をキーワードに神奈川県民ホール本館、神奈川県立音楽堂と連動してより強い発信力
を求める第19回神奈川国際芸術フェスティバルでは、宮本亜門芸術監督演出による、オペラのあ
たらしい概念を印象付ける「蝶々夫人」、また共催でウィーン国立歌劇場の「子どものためのオ
ペラ『魔笛』」を、ホールの座席形状可変システムを最大限生かして舞台を子どもたちが取り囲
むオリジナルの形で上演する。
【ホール】
主催公演では、多くの集客に成功し読売演劇大賞の受賞公演ともなった「国民の映画」に引き
続いて、三谷幸喜による「桜の園」のほか、宮本亜門演出によるパワフル・スーパー・ミュージ
カル「ウィズ」−THE WIZ−、「ANJIN∼イングリッシュサムライ」等、県内外からの多くの集
客を見込める「劇場としての華やぎ、街のにぎわい」を創りだせるラインナップ、昨年度に引き
続き二年目となる、首藤康之との協働による新作ダンス公演「Dedicated 2」など、劇場の企画
制作・発信力を問い今後のレパートリーとなるプログラムを並行して行う。
【スタジオ】
「つくる劇場」としての、KAATの企画創造発信力を象徴するラインナップとして、大・中
小の両スタジオで、演劇、ダンスなどのジャンルで、新作舞台の長期稽古やワークショップ、海
外との交流事業などを実施する。「チェルフィッチュ」、「地点」の気鋭の二劇団との協働によ
る新作発表は三年目を迎え、劇場としての発信力の充実を図る。また、特に今年度は、「イキウ
メ」としての公演で高い評価を得た演出家前川知大や振付家小野寺修二による「子どものための
新作」を上演し、劇場として将来にわたるレパートリーを構築する。また、平成22年度、23年度
と大きな反響と成功を収めた国際交流事業「TPAM in Yokohama 国際舞台芸術ミーティング in
横浜 2013」を横浜市と連携して誘致する。
【主催事業一覧】
★印は第19回神奈川国際芸術フェスティバル公演。
▲印は親子・子ども向け企画。
公演数は予定。
複数施設利用主催公演(2事業2演目8公演1企画)
開催予定日
6月1日(金)
∼3日(日)
8月∼9月
公演名(予定)
オープンシアター2012▲
≪8回公演≫
≪大・中・小スタジオ・アトリ
エ・アトリウム≫
KAFE9
内容
県民ホール本館と芸術劇場が協働して、劇場
を開放し、周辺の街と劇場のつながりを体験
できるようなイベントを開催することで、街
の賑わいを創り出す。県民ホール本館も含め
劇場建物を探検するツアーなど、舞台上だけ
での表現にこだわらず、様々な方法によって
劇的体験を楽しんでもらう。
劇団「チェルフィッチュ」の制作であり、ま
た、様々なアートイベントを企画制作する中
村茜企画により実施する舞台芸術イベント。
昨年度に行われた「TPAM in YOKOHAMA」での
実績も評価した芸術監督の推薦による企画。
ホール主催公演(7事業7演目30公演)
開催予定日
7月25日(水)
∼29日(日)
公演名(予定)
三谷幸喜版「桜の園」
≪6回公演≫
内容
演出:三谷幸喜
精力的な活動を続ける人気作・演出家、三谷
幸喜が昨年度の「国民の映画」に続きKAATに
登場。作品は歴史的名作アントン・チェーホ
フの「桜の園」。
演出:宮本亜門
プッチーニの名作「蝶々夫人」を題材とし、
宮本亜門が再構成する宮本版「蝶々夫人」。
11月10日
(土)
∼18日(日)
宮本亜門演出
「蝶々夫人」(仮題)★
≪5回公演≫
開催予定日
公演名(予定)
内容
出演:市村正親、ほか
2010年1月に市村正親、藤原竜也ほかの出演
によって初演された高い評価を得た舞台の再
演。(東京は青山劇場)
12月1日(土)
∼4日(火)
8月
9月28日(金)
∼30日(日)
11月23日(金
祝)
10月19日(金)
∼21日(日)
「ANJIN∼イングリッシュサム
ライ」
≪3回公演≫
キッズプログラム
コンフェティ劇団▲
「チックタックの秘密のとび
ら」 ≪8回公演≫
パワフル・スーパー・ミュージ
カル「ウィズ」▲
−THE WIZ−
The Wonderful Wizard of OZ
≪4回公演≫
「白い馬の物語」▲
首藤康之「Dedicated2」
≪3回公演≫
将来の観客となり、また地域文化の担い手と
して劇場とともに成長していく子ども達を対
象としたプログラム。
カナダから独自のプログラムを持つパントマ
イム集団を招聘してホールでの公演と、県民
も舞台芸術に参加できる体験ワークショップ
を実施。
脚本:ウィリアム・ブラウン
翻訳・演出:宮本亜門
「オズの魔法使い」を下敷きに、ダイアナ・
ロス、マイケル・ジャクソン出演、クイン
シー・ジョーンズ編曲、オール黒人キャスト
の映画でも大ヒットしたミュージカル・ナン
バーを、宮本亜門演出で編曲も見直し上演す
る。ドロシー役やかかし役にはアイドルを起
用し、エンタテインメントに徹した舞台を作
り上げる。
演出:栗山民也
出演:竹下景子
小学校の教科書にも掲載されているモンゴル
民話「スーホの白い馬」を朗読、モンゴルの
馬頭琴楽団の生演奏で上演する。また、公演
前にワークショップを行う。
財団法人地域創造の連携事業。
昨年度に提携企画として行った国際的に活躍
するダンサー首藤康之によるオリジナルプロ
ジェクト「Dedicated」(大スタジオ)の第
二弾をホール公演として行い、KAAT主催で取
り組む。
Dance Dance [email protected]参加公演
スタジオ主催公演(7事業8演目40公演)
開催予定日
公演名(予定)
4月7日(土)
∼8日(日)
(中スタジオ)
宮本亜門 日本文学シリーズ
リーディング公演「耳なし芳
一」≪2回公演≫
4月20日(金)
∼30日(月祝)
7月26日(木)
∼8月5日(日)
8月19日(日)
∼26日(日)
(大スタジオ)
チェルフィッチュ「現在地」
≪10回公演≫
(中スタジオ)
大人と子どもが共に観る舞台
前川知大 新作▲
≪15回公演≫
(大スタジオ)
大人と子どもが共に観る舞台
小野寺修二 新作▲
≪8回公演≫
内容
原作:小泉八雲 演出:宮本亜門
出演:グレッグ・デール、ほか
開館時の「金閣寺」に続く、宮本亜門芸術監
督提唱による「NIPPON文学シリーズ」第二弾
のトリとなる公演。
作・演出:岡田利規
複数年にわたり作品を共同制作し、若手演劇
人の育成に努める。また、今回は神奈川県内
の公共施設でワークショップや公開リハーサ
ルを行い、県内での広報宣伝や観客育成を行
う。
子どもと大人がともに観る舞台①
今最も注目される若手作家、前川知大。今回
はKAATでは初となる子どもも大人も楽しめる
舞台を創作する。テーマは「怖い話」。
子どもと大人がともに観る舞台②
パフォーマンスシアター「水と油」の活動か
ら始まり、「マイム」の持つ可能性を常に提
示し続ける小野寺修二が「音」をモチーフに
よって子どもと大人がともに楽しめるための
舞台を創作する。
老若男女に人気のある落語会を開催し、劇場
の賑わいを創造する。
日程調整中
KAAT式落語
開催予定日
平成25年
2月∼3月
日程調整中
平成25年
3月
日程調整中
公演名(予定)
古典芸能プログラム
次世代への「日本舞踊」
≪2回公演≫
①(大スタジオ)
地点「新作公演」+「トカトン
トンと」
内容
日本のすぐれた伝統芸能を、KAATならではの
企画性を活かし、若い観客を中心に広く紹介
する。文化庁「優れた劇場・音楽堂からの創
造発信事業」の補助事業として、5年間にわ
たり隔年で「公演⇔ワークショップ」の流れ
を作り、伝統芸能の発信と鑑賞の拠点を横浜
に作る。
①新作公演+「トカトントンと」再演
実力ある若手劇団等を継続的に支援し、活動
をバックアップすることにより創作活動の活
性化につなげるとともに、県内外に発信する
ことにつなげる。オープニング以来5年間を
めどに共同作業を続けている劇団「地点」
の、昨年度作品「トカトントンと」および、
新作の発表を行う。
【提携事業一覧】
館の事業として館のイメージを向上させる上質な内容の演目や、にぎわいを創りだす演目を「提
携公演」として誘致し、主催事業とあわせて全体のラインナップを充実する一助とする。
ホール提携公演(2事業2演目5公演)
開催予定日
7月14日(土)
∼16日(月祝)
10月27日(土)
公演名(予定)
Blast!
≪4回公演≫
ウィーン国立歌劇場
子どものための『魔笛』★▲
内容
主催:キョードー東京
マーチングバンドやドラムコーのエンターテ
インメント性を高めた、視覚と聴覚を刺激す
る迫力のステージで2003年夏の日本初上陸以
来、高い人気を得ている舞台。
主催:NBS
世界の歌劇場の最高峰の一つであるウィーン
国立歌劇場のユニークなプログラムを提携で
誘致する。子どもたちがまじかにオペラに触
れ合える教育プログラム。神奈川県民ホール
本館での「ウィーン国立歌劇場/フィガロの
結婚」公演(NBSとの共催)と連動。
その他提携公演(1事業12演目30公演1講座)
【ホール】
開催予定日
5月12日(土)
公演名(予定)
神奈川県で祝う沖縄復帰40周年
イベント「嘉利∼」
内容
主催:YYカンパニー
開催予定日
公演名(予定)
内容
5月29日(火)
ナイロン100℃
「百年の秘密」
主催:ピクニック、tvk
8月24日(金)
∼26日(日)
勅使川原三郎 新作公演
≪3公演≫
主催:KARAS
8月27日(月)
∼9月2日(日)
が∼まるちょばサイレントコメ
ディーJAPAN TOUR 2012▲(一
部)
≪4公演≫
主催:ブレインズアンドハーツ
PARCO「悼む人」
主催:パルコ
12月
日程調整中
【スタジオ】
開催予定日
公演名(予定)
4月12日(木)
∼15日(日)
県演連TAK in KAAT
劇団河童座
A「藪の中」、
B「山月記∼そして」
≪8回公演≫
4月19日(木)
∼22日(日)
7月7日(土)
∼8日(日)
県演連TAK in KAAT
風雲かぼちゃの馬車
第11回本公演「奇跡のシーズン
大洋ホエールズ伝―負け犬たち
の1960―] ≪6回公演≫
日仏学院
「パリ・オペラ座の舞台裏へ」
内容
主催:神奈川県演劇連盟
主催:神奈川県演劇連盟
主催:横浜日仏学院
開催予定日
公演名(予定)
内容
7月14日(土)
∼15日(日)
日仏学院
ダンス/タンツ
ライムント・ホーゲ「牧神の午
後」
≪2回公演≫
主催:横浜日仏学院
7月19日(木)
∼23日(月)
平成24年度 第19回神奈川県私
立高等学校演劇発表会
主催:神奈川県私立中・高等学校演劇連盟
首藤康之バレエ講習会
主催:サヤテイ
11月24日(土)
岸恵子+仲道郁代
「朗読と音楽 パリのおばあさ
んの物語」
主催:クラシック名古屋
平成25年
2月4日(月)∼
10日(日)
STスポットワークショップ発表
会
主催:STスポット
8月6日(月)
∼12日(日)
【その他 企画制作公演】≪他館主催≫
開催予定日
公演名(予定)
内容
親指こぞう巡回公演
公演希望のホール(3館)にて行う公演。
8月及び
平成25年3月
親指こぞう
イ 神奈川県立音楽堂
指定管理2期目の2年目を迎え、従来に引き続き質の高い観賞事業を継続すると共に、23年度
から新たに加わった「子ども・青少年への音楽体験の提供」のための事業を車の両輪とし、県民
に親しまれる中規模ホールとしてふさわしい事業を実施する。また2年後に訪れる開館60周年を
視野に入れ、音響の良さや建築史的価値を持つ特別な芸術空間としての魅力をより広くアピール
できる事業展開をめざす。
年度前半は、誰でも楽しめるよう工夫したオーケストラ公演「クラシックな休日を♪in 音楽
堂」を皮切りに、巨匠と呼ぶにふさわしい一流の演奏家による音楽を堪能する室内楽コンサート
《音楽堂ヴィルトォーゾ・シリーズ》として、フランス古楽の精鋭による「ル・ポエム・アルモ
ニーク」や、世界的チェリストとピアニストが共演する「マリオ・ブルネロ&ファジル・サイ」
のデュオ・コンサートを実施する。またデビュー50周年を迎えるヴァイオリニスト前橋汀子氏の
リサイタルを行う。夏休みにはケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊の公演を実
施するほか、昨年に引き続き子ども・青少年のための体験型オーケストラ公演「マエストロ聖響
の夏休みオーケストラ!」を実施する。
第19回神奈川国際芸術フェスティバルの参加公演としては、日本の声楽の源流ともいわれる
「聲明」を紹介するとともに、「世界の音楽」シリーズで韓国音楽を取り上げ、世界の音楽の多
様性を紹介する。
このほか、平日昼間の時間帯に、親しみやすい「アフタヌーン・コンサート」や「建築見学
会」を企画し、観賞者の拡大をめざす。また、恒例の「クリスマス音楽会 メサイア」に高校生
の参加を促す「メサイア未来プロジェクト」やニューイヤー・コンサートなど、2年目を迎えた
企画の内容の充実をめざす。
こうして、年間にわたってさまざまな公演を実施し、多くの人々が質の高い音楽と出会えるよ
う工夫していく。
【主催事業一覧】
★印は第19回神奈川国際芸術フェスティバル公演。 公演数は予定。
主催公演(11事業17演目15公演2講座)
開催予定日
4月29日(日祝)
5月26日(土) 公演名(予定)
クラシックな休日を♪in 音楽
堂
音楽堂ヴィルトゥオーゾ・シ
リーズ第8弾
ル・ポエム・アルモニーク
ヴェネツィア∼謝肉祭(カーニ
ヴァル)の街のざわめき・・
内容
音楽堂の親密な空間でオーケストラのライブ
演奏を聴くことで、その魅力と楽しさに出会
え、クラシック鑑賞のきっかけになるよう、
独自のプログラムを工夫して実施する企画の
第6弾。今回はベートーヴェン作品の醍醐味
を紹介。公開リハーサルを実施。
指揮:飯森範親 管弦楽:東京交響楽団
ヴァイオリン:松田理奈 ピアノ:田村響
抜群の音楽性と傑出した美的センスで、ヨー
ロッパをはじめ世界各国で圧倒的な人気を誇
るフランスの古楽アンサンブル「ル・ポエ
ム・アルモニーク」の公演。17世紀イタリア
の名曲を、印象的なジェスチャー表現で歌い
奏でる。
開催予定日
6月3日(日) 6月29日(金)
公演名(予定)
前橋汀子ヴァイオリン・リサイ
タル
演奏生活50周年コンサート
音楽堂ヴィルトゥオーゾ・シ
リーズ第9弾
マリオ・ブルネロ(チェロ)&
ファジル・サイ(ピアノ)
デュオ・コンサート
内容
戦後日本を代表するヴァイオリニストのひと
り、前橋汀子の演奏生活50周年に当たり、氏
の優雅で円熟した演奏でヴァイオリンの名曲
を楽しんでいただく。
出演:前橋汀子(ヴァイオリン)、松本和将
(ピアノ)
イタリアを代表する名チェロ奏者マリオ・ブ
ルネロと、トルコ出身の才気あふれるピアニ
スト、ファジル・サイのデュオ・コンサー
ト。シューベルト、フランク、ドビュッシー
の作品と、作曲家としても注目されるサイの
新作を演奏。
セント・ジョンズ・カレッジ聖
歌隊
≪1公演1講座≫
7月20日(金)
7月22日(日)
指導者による合唱指揮者・指導
者のための公開セミナー
ケンブリッジ大学
セント・ジョンズ・カレッジ聖
歌隊 本公演
マエストロ聖響の
夏休みオーケストラ!
≪5公演1講座≫
6∼7月
日程調整中
アウトリーチ
8月15日(水)
∼18日(土)
ジュニア・スタッフ養成
8月15日(水)
バックステージ・ツアー&ミ
ニ・コンサート
セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊公演の関
連企画として、同聖歌隊の指導者であるアン
ドリュー・ネスシンガ音楽監督が県内合唱団
を実際に指導し、指導のポイントを解説す
る。
合唱県神奈川で「合唱の殿堂」として親しま
れている音楽堂に、海外から質の高い合唱団
を招き、声の芸術の醍醐味を紹介する。本聖
歌隊は、1670年代以来、カレッジの礼拝で
日々歌い、歴史と伝統を誇る。独特なサウン
ドと上質な音楽で知られる。
次代を担う子ども・青少年に向けて、音楽の体
験を届けるための独自企画。豊かな音楽表現が
可能なオーケストラ公演を軸に関連事業を加え
た4日間。昨年度から5年間継続して実施。
関連企画として、県内の学校へオーケストラが
出向くアウトリーチ公演や、バックステージ・
ツアー付きミニ・コンサート、公開リハーサル
に引き続き、子どもたちが指揮者と直接対話す
る交流ワークショップを行う。また、4日間に
わたりコンサートの運営を手伝いながら学ぶ
ジュニア・スタッフ養成講座も実施する。 最
終日は、神奈川フィルの本格的な演奏に、指揮
者体験コーナーや舞台上で演奏を聴いてみる
コーナーなどを盛り込んだ親しみやすい構成と
する。当日のリハーサルも公開し、休憩時間に
は弦楽器体験コーナー(ロビー)、終演後には
出演者との交流会(ホワイエ)と、多角的に音
楽の楽しさを届けるように工夫する。
開催予定日
公演名(予定)
内容
(前頁:「マエストロ聖響の夏休みオーケスト
ラ!」続き)
8月16日(木)
∼17日(金)
公開リハーサル&指揮者との交
流ワークショップ
8月18日(土)
マエストロ聖響の
夏休みオーケストラ!本公演
日程調整中
10月8日(月祝)
10月14日(日)
12月9日(日)
木のホール
アフタヌーン・コンサート
音楽堂で聴く聲明★
世界の音楽(韓国音楽)★
第47回クリスマス音楽会
「メサイア」全曲演奏会
新たな顧客の開拓・獲得を目的に、平日午後
に開催。豊かな精神生活を求めるリタイアし
た団塊世代に向けて良質の室内楽コンサート
を提供する。23年度からスタートし、人気・
実力共に備わった演奏家を起用して数年継続
し、集客の定着を図りながら、今後の室内楽
公演の重要な柱に育てていくことをめざす。
日本音楽の源流であり、日本を代表する宗教
声楽である聲明の魅力を紹介する。寺院での
法要に用いられる古典の聲明と現代の気鋭の
作曲家・宮内康乃による新曲初演を交えた構
成。木のホールに響く圧倒的な声の力を体験
する。
出演:聲明の会・千年の聲(天台・真言両宗
の僧侶たち)
県民が心ゆたかな生活を楽しめるよう、通常
のクラシック・コンサートでは触れるチャン
スの少ない多彩な鑑賞機会を提供する。
韓国の楽器「伽耶琴」の第一人者、池成子
(チ・ソンジャ)らを迎え、韓国音楽の魅力
を紹介する。
音楽堂クリスマス・コンサートとして40年以
上継続されている年末恒例の事業を、神奈川
県合唱連盟との連携、神奈川フィルの協力で
実施し、神奈川のアマチュアによる音楽文化
の振興に寄与する。
指揮:小泉ひろし
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
合唱:神奈川県合唱連盟
開催予定日
11月
日程調整中
平成25年
1月19日(土)
公演名(予定)
音楽堂「メサイア」未来プロ
ジェクト
音楽堂ニューイヤーコンサート
内容
(前頁:「第47回クリスマス音楽会
『メサイア』全曲演奏会」続き)
50年近く継続している「メサイア」を次代へ
つなげていくために23年度からスタートした
プロジェクト。神奈川県立高校等の合唱部生
徒を対象に、合唱連盟の指導者が、「ハレル
ヤ」「アーメン」の2曲を事前指導。本公演
参加をめざす。
新年を音楽と共に豊かな気持ちで迎えていた
だくために実施するコンサート。
中国の胡弓「二胡」の第一人者で現在中国の
北京中央音楽学院教授でもある姜建華と、そ
の仲間たちを迎え、卓越した演奏で、色彩感
たっぷりの楽しいコンサートとする。
共催公演(15事業17演目28公演)
開催予定日
公演名(予定)
内容
4月14日(土)
神奈川フィル
聖響音楽堂シリーズ
主催:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
4月21日(土)
第35回 全日本おかあさんコー
ラス関東支部神奈川県大会
主催:神奈川県合唱連盟
4月22日(日)
第28回 かながわ音楽コンクー
ル(ユース・ピアノ部門本選)
主催:神奈川新聞社
4月28日(土)
エルヴィン・オルトナー氏による合唱公開
セミナー
海外の著名合唱指導者による県内合唱指導
者、愛好者、学生等向けの公開セミナー。
主催:Tokyo Cantat2012サテライトセミナーin横浜
5月6日(日)
第28回 かながわ音楽コンクー
ル(ヴァイオリン部門本選)
主催:神奈川新聞社
開催予定日
公演名(予定)
内容
6月9日(土)
∼10日(日)
第55回 神奈川県合唱祭
主催:神奈川県合唱連盟
6月16日(土)
ダンスカナガワフェスティバル
(神奈川県芸術舞踊祭No.96)
主催:神奈川県芸術舞踊協会
7月7日(土)
神奈川フィル
聖響音楽堂シリーズ
主催:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
8月7日(火)
∼10日(金)
第79回NHK全国学校音楽コンクール
神奈川県コンクール
主催:NHK横浜放送局
8月22日(水)
第55回 神奈川県合唱コンクー
ル(中学・高校)
6月23日(土)
∼24日(日)
主催:神奈川県合唱連盟
9月2日(日)
〃
(大学・職場・一般)
9月23日(日)
第22回神奈川オペラフェスティ
バル 12 第1夜
オペラ・ガラ・コンサート
地域で活躍する文化団体による公演。
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
主催:神奈川オペラフェスティバル実行委員
会
10月2日(火)
∼5日(金)
第52回 「音楽堂・おかあさん
コーラス」
主催:音楽堂・おかあさんコーラス実行委員
会
11月15日(木)
第27回ヨコハマコンペティッ
ション(神奈川芸術舞踊祭
No.97)モダン・クラシック シニア部
門
11月16日(金)
∼17日(土)
〃 モダン・クラシック
ジュニア部門
11月18日(日)
〃 モダン・クラシック
プチジュニア部門
11月25日(日)
第46回 神奈川県名流三曲祭
主催:神奈川県三曲会
平成25年
2月11日(月祝)
第36回神奈川県合唱フェスティ
バル
主催:神奈川県合唱連盟
主催:神奈川県芸術舞踊協会
ウ かながわアートホール
神奈川フィルハーモニー管弦楽団と協力し、オーケストラコンサートや室内楽公演を実施する
ことにより、広く音楽に親しむ機会を提供する。
あわせて、アートホール所蔵のCDやDVDを活用した鑑賞会を実施し、県民が手軽に芸術に
親しめる機会を提供する。
【主催事業一覧】
主催公演(3事業4演目3公演)
開催予定日
公演名(予定)
4月21日(土)
かながわアートホール開館記
念
第32回カジュアルコンサート
第1
4月22日(日)
かながわアートホール開館記
念コンサート Music Party
(ミュージック パーティ)
内容
かながわアートホール開館20周年を祝い2日
間にわたり神奈川フィルによるオーケストラ
コンサート、及び神奈川フィルの首席奏者た
ちによる記念コンサートを開催し、今後さら
にかながわアートホールや神奈川フィルに親
しみを持ち、音楽の楽しさを経験していただ
く機会を設ける。
神奈川フィルのメンバーにより室内楽コン
サートを開催し、親しみやすい曲目により音
楽の楽しさを県民に伝え、よりアートホール
と神奈川フィルに親しみを持ってもらう。
平成25年
2月
日程調整中
第32回カジュアルコンサート
第2
アートホール所蔵のCDやDVDを活用し、
ホールでCD/DVDコンサートを定期的に開催し
ホールに親しみを持ってもらう機会を作る。
定期的開催予定
かながわアートホール
「音楽がいっぱい」
CD・DVDコンサート
【その他の主催事業】
主催公演(1事業1演目1公演)
開催予定日
公演名(予定)
内容
子どもが音楽の楽しさを体験し、将来にわ
たって鑑賞するきっかけを作ることを目的と
したキッズコンサートを実施する。
12月
日程調整中
アートホール キッズコン
サート
Vol,8
(2)芸術文化の鑑賞普及事業
【事業一覧】
ア 神奈川県民ホール
(ア)本館
県民の芸術文化に対する関心、理解をさらに深め、新しい芸術文化の世界を紹介することを目的
に講座事業を実施する。
舞台芸術講座(1事業2講座)
開催日
公演名(予定)
内容
≪小ホール≫
「パイプオルガン夏休み子どもスペシャル」
8月25日(土)
≪神奈川県民ホール本館≫
神奈川県民ホール
舞台芸術講座
平成25年
3月2日(土)
≪小ホール≫
第84回「青島広志のたのしい名作オペラ講座
/歌劇「椿姫」の魅力
(イ)神奈川芸術劇場
全国で最も新しい舞台芸術専用の高度な設備と技術・制作スタッフを備えた公共劇場として、
その利点を活かした教育普及事業、地域等連携事業を実施し、県民の舞台芸術への関心と理解を
深める。
教育普及事業(1事業1演目2公演)
開催日
①8月
企画名(予定)
①劇場教育普及・国際交流プログ
ラムⅠ オックスフォード大学演
劇協会招聘公演
内容
英国で最も歴史ある学生劇団を招聘し、複数
の公共劇場の連携により各地で上演する。
上演にあたっては、劇場近隣の大学生等を
対象にインターンを受け入れ、接遇、公演当
日の運営、舞台技術補助等として関わっても
らい、公共劇場の現場を体験する。
作品解説や舞台芸術に関するトピックについ
てのレクチャー、また、簡単なパフォーマン
スのワークショップなどを開催。
②4月∼3月
(通年)
②劇場教育普及・国際交流プログ
ラムⅡ
舞台芸術講座・体験ワークショッ
プ
地域等連携事業(3事業)
開催日
公演名(予定)
内容
芸術劇場公演に先立ち、グリーンホール相模
大野でワークショップや公開リハーサルを行
う。
4月
平成25年
2月
チェルフィッチュ
演劇ワークショップ及び
「現在地」公開稽古
TPAM in Yokohama
国際舞台芸術ミーティング in
横浜 2013
芸術劇場や横浜市内の各文化施設を利用し、
質の高いコンテンポラリー・パフォーミン
グ・アーツの情報交換や具体的なプレゼン
テーションを行ない、国際的交流と創造的深
化を目指す。
主催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜
2013実行委員会
県域の文化施設や芸術団体との交流や連携を
図るためワークショップや公演を共同で実施
する。
日程調整中
地域等連携事業
イ 神奈川県立音楽堂
音楽堂では「子ども・青少年への音楽体験の提供」を目的に、文化事業における関連企画に加
えて、横浜市内の小学校や県立養護学校へのアウトリーチ及び、神奈川フィルハーモニー管弦楽
団の公演を中心とした共催事業での公開リハーサルを実施している。
その一方で、「大人のアウトリーチ」として、音楽堂の建築的な価値を活かし、ミニ・コンサー
ト付きの「建築見学会」を実施し、音楽堂という文化資源を活かした形での観賞普及をめざして
いる。
主催事業(4事業9演目9公演)
開催日
第3回/9月
第4回/
平成25年2月
日程調整中
公演名(予定)
音楽堂建築見学会
内容
平日昼間に開催し、普段コンサートに来場し
ない県民にも建築への好奇心を切り口に音楽
堂への理解と親しみ、更に音楽への興味を喚
起する「大人のためのアウトリーチ」。ホー
ル内見学と専門家のレクチャー、そしてこの
稀有な音響のホールで音楽を体験する「ミ
ニ・コンサート」。ナビゲーターとして藤森
照信東京大学名誉教授(建築史)を予定。
近隣の小学校を対象に、バックステージ・ツ
アーとミニ・コンサートを組み合わせた1時
間のプログラムを提供。
日程調整中
子ども版建築見学会
子どものためのアウトリーチ事業
横浜市内小学校対象
「横浜プラットフォーム」
日程調整中
子どものためのアウトリーチ事業
県立養護学校対象
「ふれあいアウトリーチ」
時期未定
(全2∼4回)
次代を担う子ども・青少年に上質な音楽体験
を届けるために、教育委員会、地域NPOや
学校、音楽系大学などの協力を得て実施する
アウトリーチ。本企画では、横浜市内の小学
校2校にプロの演奏家と共に出向き、体験型
の音楽授業を実施する。
県立養護学校2校にプロの演奏家と共に出向
き、ホールに来ることが困難な、障害を持つ
子ども・青少年を対象鑑賞機会を提供。
音楽堂で行われる共催公演「神奈川フィル
ハーモニー管弦楽団 聖響音楽堂シリーズ」
等のリハーサルを小中高校生向けに公開し、
若い世代にコンサートとは異なる音楽体験の
場を提供する。
公開リハーサル
(3)芸術文化施設の管理運営
ア 神奈川県民ホール
(ア)本館
快適な芸術鑑賞空間及び芸術活動の場を提供できるよう適切に施設維持管理を行う。
施設運
営面では、的確な保守点検、迅速な修繕を行い老朽化に対応し、細心の管理体制をもって震災によ
る建物、設備の安全を確保していく。改修工事については、県との調整を図り必要な対応を適切に
行っていく。貸出備品、楽屋等備品の必要な更新、利便性の向上にも継続して取り組み、施設の老
朽化の補完を図り、快適な施設を維持していく。
運用面では、休館日を年末年始に限定し利用可能日を最大限提供し、更に年末等の利用希望に応
じていく。空き日については、計画的に保守点検等を実施し、利用者の下見、職員研修、施設見学
日とするなど有効に活用する。早朝の開館対応、利用者が心地よく利用でき催し物が安全かつ的確
に行えるよう、利用者、来館者の満足度の高い文化施設となるようサービスの向上に努める。
引き続き、中高生等の職場体験、職場見学、職業技術校設備による見学、インターンシップの受
入れ等の幅広い人材育成にも取り組んで行く。
自主事業実施、施設維持管理、広報活動、チケットセンター運営等において、県民サービスのさ
らなる向上、効率的な実施と運営を実現させるため、神奈川芸術劇場との一体運営にも引き続き取
り組んで行く。
(イ)神奈川芸術劇場
利用者、観客等の安全確保を最優先にしつつ、快適な施設としての品質を確保するべく最大限の努
力をする。免震構造建物の特徴や空調をはじめとする各種設備の具体的な特性、利用状況等につい
ては、開館後1年ほどの運用の中で細かく把握してきており、これらを踏まえた日常の設備運用や
保守、利用者への情報提供等を行うことで、より的確で効率的な施設運営に努める。また、同様に
備品や楽屋等の管理を的確に行い、利用者、観客等の満足度を高めていくよう努める。
運用面では、演劇・ミュージカル等の長期の特定貸館を主体に貸館営業を積極的に行い、充実し
た設備とスタッフの対応能力の高さ、さらに新設劇場としての注目度を活かした集客可能性をア
ピールして的確な利用調整を行い、利用料金収入の増収に努める。
同居する日本放送協会横浜放送局との協力関係をさらに推し進め、地元住民、商業団体との連携
を図ることで地域活性化への貢献にも努める。
イ 神奈川県立音楽堂
日本で最初の公立音楽専用ホール、数々のプロ・アマチュアの芸術活動が刻まれてきたホールと
しての歴史性をふまえ、「保存しつつ活用」の考え方により長寿命化を図り、次の時代へこのホー
ルを引き継げるよう維持管理を行う。また、施設が最善の状態で安全かつ快適に利用できるよう適
切な保守・修繕等を行う。
平成24年度は、前年度に引き続き、休館日の臨時開館、早朝利用等にも対応すると共に、施設の
清潔感や居心地の向上にも可能な限り取り組んでいく。
開館60周年まであと2年となる施設であり、設備面での老朽化が進む中でも、アマチュア合唱
団、オーケストラ、学校行事等での利用は相変わらず多く、多くの県民に愛され支えられている。
今後も利用者・来館者にとって、更に「利用しやすい親切なホール」を目指して、職員及び舞台ス
タッフの、よりきめ細かく行き届いたサービス提供に努め、満足度向上を図っていく。
施設への理解をより深めていただくため 歴史的建造物としての施設見学への対応や中高生の職
場体験の受け入れ等も行う。
ウ かながわアートホール
従来から音楽・演劇などの活動や発表の場として、また、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の練
習を公開することで、より優れた音楽・文化に接する機会を身近に感じることができる親しまれる
ホールとしての役割を担ってきたが、平成21年度から当財団が指定管理者としての管理・運営が開
始され4年目となることから、利用者サービス、利用率の維持向上に努めていく。
利用者が安心して芸術文化活動に親しめる場を提供するとともに、神奈川フィルハーモニー管弦
楽団との連携によりその魅力を最大限に生かすことで、神奈川からの文化発信に寄与する。
開館後20年を経過したことにより、建物や設備の経年劣化が生じているが、県とも連携をしなが
ら修理・保全に迅速に対応し利用者に安全な環境を提供していく。
また、音楽情報コーナーの運営をとおして地域の人たちに気軽に音楽に親しめる環境を整備す
る。
2 芸術文化に関する情報の収集提供、調査研究及び人材育成に関する事業
(1) 芸術文化に関する情報収集・調査研究
平成22年度に再編を図った「神奈川芸術PRESS」および県総合文化芸術情報ホームページについ
て、よりコンテンツの充実図ると共に発信の調整を行う。
情報誌「神奈川芸術PRESS」については、昨年度の版型等を再編し、引き続き、県民ホール本
館、芸術劇場、県立音楽堂、かながわアートホールの事業情報、アーティスト情報などを取り上
げるとともに県域の文化芸術情報についても紹介し、読み物としても楽しめるようより内容を充
実させ、広く情報提供を行なっていく。(年6回発行予定)
一方、県総合文化芸術情報ホームページ「かな@」については、インターネットを活用した情
報提供として、県民ホールや芸術劇場のホームページのリソースを有効活用しながらも全体で発
信のバランスを取っていく。
(2)人材育成
神奈川芸術劇場主催・芸術文化人材育成等普及事業
芸術劇場の事業目的の一つである人材育成のため、アートマネージメントの専門職員や舞台技
術、劇場運営等を中心とする舞台芸術に関わる様々な人材について、「舞台技術ワークショッ
プ」や「劇場インターンシップ」等を通じて、「創造型劇場」としての事業展開や新しい劇場技
術の変化に対応できる専門家等の養成を目指すとともに、一般の方にも舞台芸術や劇場について
様々な視点から理解を深めてもらう機会を提供する。
また今年は、人材育成の象徴的事業として、将来劇場のレパートリーとして劇場から発信して公
演を行うことを想定した演目「ピノキオ」を、「人を創る劇場」としてのKAATの存在感を対外的
にアピールするプロジェクトのモデルケースとして、県内の音楽大学等と連携し、若い人材を起
用して創り上げる。
人材育成事業 (1事業2企画)
開催日
6月∼8月
日程調整中
公演名(予定)
①劇場人材育成プログラムⅠ
「ピノキオ」▲
②劇場人材育成プログラムⅡ
インターンシップ/舞台技術
ワークショップ
内容
演出:宮本亜門 作曲:深沢佳子
イタリアで生まれた名作に新しい曲をつけ、
日本版としてアレンジしたファミリー向けの
オペレッタとして、1990年に青山劇場で初演
されたものを改訂し、KAATが発信する公演と
して県内・県外で上演できることを想定して
再構成する。今後の上演を目指して県内の音
楽大学等との連携でワークショップを行い、
作品創造の過程を通して将来に向けた若い人
材を育成する。
劇場インターンシップ:これからの劇場運
営・舞台技術を担っていくスタッフの養成を
目指して、現場実習を中心に研修を行う。
舞台技術ワークショップ:最新の機材や考え
方、また舞台技術者が知っておくべき、舞台
芸術に関する一般的な内容の講義や実習等を
行い、舞台技術者としての研修・交流を行
う。一部のプログラムについて神奈川県公立
文化施設協議会との共催で行い、県内の文化
施設の舞台技術者への参加を呼びかける。
3 その他事業
(1)管理組合の運営
神奈川芸術劇場及び日本放送協会横浜放送会館合同施設のうち、指定された共用部の敷地・建物
の清掃、保全、保守、修繕、植栽、塵芥処理及び消毒業務等の施設維持管理業務を行う。
また、合同施設アトリウム・レストラン・カフェの利用調整業務を行う。
(2)かながわメンバーズの運営
芸術文化の普及、鑑賞機会の提供の拡充を目ざし、会費を無料とした気軽に入会できるインター
ネットの新会員組織「かながわメンバーズ(愛称KAme)」を運営しメールマガジンの発行、公演DM
の送付、先行予約の実施などのサービスを提供する。引き続き、メール配信による最新情報の提供を
するとともに、インターネット上で予約を行いコンビニエンスストア等で受け取れるチケットサービ
ス等を実施し、利便性の充実等を図る。
(3)財団の運営や事業の支援
年間を通じて財団の運営や事業を支援していただける賛助会員制度を法人・個人それぞれに設
け、これまでの協賛先に加え、新規の法人等への働きかけ等を行うとともに、来館者への賛助会員制
度の案内等を行うことにより、積極的に賛助会員の拡充を図っていく。
4 その他公益目的推進事業
(1)駐車場の運営等
神奈川県民ホール(本館・芸術劇場)への自動車での来館者のための駐車場の管理運営業務等を
効率的に行う。
(2)県民ホール等の施設を活用する事業
県民ホール(本館・芸術劇場)、音楽堂、アートホールについては、財団主催事業や音楽等の芸
術文化のための利用に供することを中心に運営することとし、公益目的の利用が見込まれない場合
は、施設を有効に活用し、学術会議あるいは講演会などのための利用に供し、その利用により得た利
用料金などの収益を公益目的事業の財源にすることにより、公益目的事業の一層の充実を図る。
特に、規模の大きな大会などに対しては、収容力が大きいというメリットを活かし、県民ホール
大ホールの利用を積極的に誘致していく。