中間決算参考資料

平成24年3月期 中間決算参考資料
(平成23年4月1日 ~ 平成23年9月30日)
東北特殊鋼株式会社
http://www.tohokusteel.com
(JASDAQ : 銘柄コード 5484)
1
目 次
会社の概況
会社概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
経営理念・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
沿革・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当社の事業内容・・・・・・・・・・・・・・・・
当社グループの事業内容・・・・・・・・
株価の年別推移・・・・・・・・・・・・・・・・
製品情報
高硬度・高耐食 K-M57・・・・
燃料電池車用 K-M部品・・・・・・
新技術開発 熱圧着・・・・・・・・・・・・
人工骨用精鋳母材・・・・・・・・・・・・・
磁気計測機器・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
5
6
7
8
9
11
12
13
14
15
平成24年3月期 第2四半期決算情報
平成23年4~9月の総括・・・・・ 17
連結損益計算書・・・・・・・・・・・・・・・ 18
損益計算書(単体)・・・・・・・・・・・・・ 19
売上高の推移(事業区分別)・・・・・ 20
経常利益の推移・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
当期純利益の推移・・・・・・・・・・・・・・ 22
株価収益率の推移・・・・・・・・・・・・・・ 23
配当金の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
連結貸借対照表(資産の部)・・・・・・ 25
連結貸借対照表(負債・純資産の部)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
貸借対照表(単体)(資産の部)・・・・ 27
貸借対照表(単体)(負債・純資産の部)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
総資産、純資産額の推移・・・・・・・・ 29
平成24年3月期 業績予想
平成24年3月期の見通し・・・・・・ 31
連結業績予想・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
その他参考情報
中期重点活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
FAQ(よくあるご質問)・・ 35~38
本資料に関するご注意・・・・・・・・・・ 39
2
会社の概況
3
会社概要
(平成23年9月30日現在)
■ 商号
■
■
■
■
■
■
設立年月日
代表者
資本金
発行済株式総数
決算期
従業員数
東北特殊鋼株式会社
Tohoku Steel Co.,Ltd.
昭和12年(1937年)4月20日
代表取締役社長 中田 博也
8億2,750万円
7,550千株
3月
単体:330名、連結:401名
(嘱託、臨時従業員を含む)
■
■
■
■
本社
工場
営業所
グループ会社
宮城県柴田郡村田町大字村田字西ケ丘23
本社(村田)、土浦
東京、名古屋、大阪、仙台
東特エステートサービス株式会社、
東特興業株式会社
4
経営理念
我が社は、創立の精神「東北大学の指導により高級
特殊鋼を製造し、産業界に貢献する」を基に、需要家
の要求する素材の研究開発、並びに製造と、総合エン
ジニアリングによる特色ある商品の提供によって、企
業の永続的発展をはかる。
このため我々は、創造性を求めて挑戦する積極性と
変化に迅速に対応する柔軟性を持たなければならない。
5
沿 革
1937年 4月
1938年 4月
1940年
1960年
1971年 4月
1975年11月
1980年10月
1986年 2月
1987年 7月
1992年 4月
1997年 6月
1997年 9月
2004年12月
2005年 7月
2006年 2月
2006年 8月
2007年11月
2010年 4月
仙台市に資本金500千円をもって設立
仙台特殊鋼㈱を合併
耐熱鋼の生産開始
世界初の耐食性軟磁性材料K-M鋼の開発
キリンサービス㈱を設立(現・連結子会社:東特興業㈱)
加工製品の製造販売開始
熱処理加工の受託販売開始
土浦熱処理工場を設置
㈱児玉工業所を譲受(現・連結子会社:東特エステートサービス㈱)
村田工場を本社工場に変更
東特エステートサービス㈱、不動産賃貸事業開始
日本証券業協会に株式を店頭登録
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
発明協会より「21世紀発明奨励賞」受賞・・・次世代鉛レス快削鋼「TICS」
土浦工場を、東筑波新治工業団地へ移転
ISO/TS16949を認証取得(国内特殊鋼専業メーカー初)
発明協会より「東北経済産業局長賞」受賞・・・高硬度電磁ステンレス鋼「K-M57」
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所
JASDAQ市場に上場
6
当社の事業内容
部
門
特殊鋼鋼材
主 な 営 業 品 目
特殊鋼鋼材
ステンレス鋼、耐熱鋼
磁性材料
電磁ステンレス鋼、快削電磁ステンレス鋼、電磁純鉄、
快削電磁純鉄、珪素鉄、高飽和値磁性材料、半硬質材料
合金
耐熱耐食合金、電磁機器用合金、特殊用途合金
電磁ステンレス鋼
電動パワステセンサー、アンチロックブレーキセンサー、
電磁可動鉄心
特殊ステンレス鋼
自動車燃料噴射ポンプ部品、自動車各種センサー部品、
各種シャフト、水圧・油圧・空圧電磁弁部品
工具鋼
自動車燃料噴射ポンプ部品
合金鋼
事務機センサー、バッテリーターミナル
熱処理
真空焼入・焼戻処理、真空磁気焼鈍、水素焼鈍、光輝熱処理
表面改質
ガス軟窒化、イオン窒化、特殊窒化
TD処理、PVD処理、キリンコート
熱圧着
半導体製造設備用治具、熱交換器
機器開発
磁気測定機器
HCメーター、MRプローバー
その他
土地賃貸
加工製品
熱処理加工
7
当社グループの事業内容
〔当社グループの事業別セグメント〕
① 特殊鋼事業 ・・・・・・・・・・ 特殊鋼鋼材、加工製品、熱処理加工
② 不動産賃貸事業 ・・・・・・ 土地・建物等賃貸、ビルメンテナンス業
大同特殊鋼㈱
得
意
得 意 先
先
大同興業㈱
製品
製品
製品
子会社
土地賃借、
清掃・警備
業務支援
子会社
当社
東特興業㈱
特殊鋼事業
賃貸・
メンテナンス
東特エステートサービス㈱
不動産賃貸事業
原材料
土地賃貸
製品、原材料
原材料
その他の関係会社 大同特殊鋼㈱
その子会社
大同興業㈱
8
株価の年別推移
出来高
高値
安値
(円)
2,000
(千株)
1,800
1,801
1,630
1,650
2,0 00
1,500
1,201
1,5 00
1,270
1,050
1,220
1,020
965
1,000
851
1,0 00
639
803
570
620
665
500
50 0
2,290
1,143
389
690
217
95
247
110
0
0
H17/3
H18/3
H19/3
H2 0/3
H21/3
H22/3
H23/3
H23/9
(期)
9
製品情報
10
高硬度・高耐食 K-M57
(社)発明協会より 「東北経済産業局長賞」受賞 ( 2007/11 )
高硬度電磁SUS
高硬度電磁SUS KK-M57
・高硬度→小型軽量、高信頼性
・高耐食→E20対応で環境負荷低減に貢献
化学組成: FeFe-14.5Cr14.5Cr-3Ni3Ni-2Mo2Mo-1Al -1Si1Si-Cu, Ti
熱処理条件:1050℃×2.5hr-quench,550℃×3hr-cooling
300
200
100
SUS304同等以上
SUS304
同等以上
300
耐磨耗性の飛躍的向上
孔食電位 [mV]
ビッカース硬さ [HV]
400
200
100
0
-100
-200
0
K-M57
K-M35FL
K-M31
SUS430F
K-M57
K-M35FL
K-M31
SUS430F
11
燃料電池車用 K-M部品
燃料電池車用として、計12部品を受注し、現在量産開始中。
燃料電池車用として、計12部品を受注し、現在量産開始中。
センサー部品
ソレノイド部品
K-M35CS
K-M62F
・TICS 快削鋼
・高耐食快削電磁ステンレス鋼
(Pb規制対応)
(冷鍛性、切削性も良好)
12
新技術開発 熱圧着
≪熱圧着とは?≫
熱圧着とは?≫
真空状態で金属板に熱と荷重を加え、金属同士の拡散現象により圧着する方法
従来の機械加工では得られない特殊な製品形状を生み出すことが可能
一体化
接合面
荷重+加熱
【SUS430接合断面組織】
[適用材質]
適用材質]
フェライト系ステンレス鋼(SUS430)
オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304、SUS316)
非鉄材料(Ni系、Cu系)
[適用例]
適用例]
半導体製造設備用治具(搬送・洗浄・スパッタ)
熱交換器
各種フィルター
スパッタ粒子
≪当社熱圧着の特徴≫
当社熱圧着の特徴≫
寸法変化が小さく、精度が高い
接合性が良好
研磨により表面がクリーン
マスク
基盤等
均一な成膜
【蒸着マスク】
13
人工骨用精鋳母材
人工股
人工股関節
表面置換型人工膝
表面置換型人工膝関節
当社の精密鋳造用母材(Co合金)が
使われています
日本人の体形に合う製品開発ニーズが強まっています
金属材質 (セラミックス等除く)
伸び率5~8%/年
Co合金
Co合金
(Co27Cr6Mo)
Co27Cr6Mo)
日本市場 ≒ 1200億円
Ti合金
Ti合金
14
磁気計測機器
HCメーター(磁性部品の検査)
(磁性部品の検査)
MRプローバー(新規12
(新規12インチ対応
12インチ対応)
インチ対応)
今迄に163台の販売累計
業界随一の信頼性を誇る
HDDヘッド用
MRAM用
12インチ
MRAM
世界初対応
5インチ 6インチ
複雑な形状も
非破壊でHc
測定可能です
8インチ
8インチ
特徴
・高速測定:30秒以内
・高精度:±1%以内
ウェハーレベルでの磁気測定
・用 途:次世代メモリーMRAMや
ハードディスク用磁気ヘッドの検査
・向け先:日立GST、富士通研究所、東芝 その他
・累 計:15セット
15
平成24年3月期 第2四半期決算情報
16
平成23年4~9月の総括
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、期前半は東日本大震災による直
接的な被害や原発事故に伴う電力供給への懸念などにより、先行き不透明な状況が続
きました。期後半にかけては震災からの復旧・復興の取り組みの中でサプライチェー
ンの立て直しが進み、生産活動に回復の兆しが見られましたが、総じて厳しい状況が
続きました。
特殊鋼業界の主要需要先である自動車業界におきましては、震災により生産活動が
一時的に大きく落ち込んだものの、比較的早期に復旧したことから、生産活動は回復
基調で推移いたしました。
このような環境の中で、当社グループの特殊鋼事業につきましても、震災の影響を
受け生産活動が一時的に落ち込みましたが、復旧作業に注力した結果、早期に通常操
業に戻り、受注回復に伴う増産に対応いたしました。また、不動産賃貸事業につきま
しても、商業施設の一部に被害を受けましたが、早期に復旧作業を進め、通常営業を
再開いたしました。その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は前年同四
半期に比べ3億9千8百万円増の89億9千1百万円となりました。収益面では、製
品構成変化ならびに震災による利益率の低下により、経常利益は前年同四半期に比べ
3億2千1百万円減の9億4千万円、四半期純利益は、東北地方太平洋沖地震による
受取保険金等により前年同四半期に比べ5百万円減の7億9千7百万円となりました。
17
連結損益計算書
(単位:百万円、%)
当四半期累計期間
前四半期累計期間
前期
平成23
平成23年
23年4月 1日から
平成23
平成23年
23年9月30日まで
30日まで
平成22
平成22年
22年4月 1日から
平成22
平成22年
22年9月30日まで
30日まで
平成22
平成22年
22年4月 1日から
平成23
平成23年
23年3月31日まで
31日まで
金 額
金 額
金 額
百分比
百分比
百分比
売上高
8,991
100.0
8,593
100.0
17,333
100.0
売上原価
7,432
82.7
6,749
78.5
13,943
80.4
1,559
17.3
1,843
21.5
3,389
19.6
631
7.0
600
7.0
1,230
7.1
営業利益
927
10.3
1,243
14.5
2,159
12.5
営業外収益
36
0.4
32
0.4
79
0.5
営業外費用
23
0.3
13
0.2
27
0.2
経常利益
940
10.4
1,262
14.7
2,211
12.8
特別利益
393
4.4
78
0.9
78
0.5
特別損失
-
-
-
-
684
4.0
1,334
14.8
1,341
15.6
1,605
9.3
法人税等
536
6.0
538
6.3
648
3.8
四半期(当期)純利益
797
8.8
802
9.3
957
5.5
売上総利益
販売費及び一般管理費
税金等調整前
四半期(当期)純利益
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
18
損益計算書(単体)
(単位:百万円、%)
当四半期累計期間
前四半期累計期間
前期
平成23
平成23年
23年4月 1日から
平成23
平成23年
23年9月30日まで
30日まで
平成22
平成22年
22年4月 1日から
平成22
平成22年
22年9月30日まで
30日まで
平成22
平成22年
22年4月 1日から
平成23
平成23年
23年3月31日まで
31日まで
金 額
金 額
金 額
百分比
百分比
百分比
売上高
7,985
100.0
7,497
100.0
15,136
100.0
売上原価
6,768
84.8
6,074
81.0
12,512
82.7
1,217
15.2
1,422
19.0
2,623
17.3
592
7.4
559
7.5
1,151
7.6
営業利益
625
7.8
862
11.5
1,472
9.7
営業外収益
47
0.6
47
0.6
91
0.6
営業外費用
19
0.2
8
0.1
15
0.1
経常利益
653
8.2
901
12.0
1,548
10.2
特別利益
77
0.9
78
1.1
78
0.5
特別損失
-
-
-
-
184
1.2
税引前
四半期(当期)純利益
730
9.1
979
13.1
1,441
9.5
法人税等
291
3.6
390
5.2
583
3.8
四半期(当期)純利益
439
5.5
589
7.9
858
5.7
売上総利益
販売費及び一般管理費
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
19
売上高の推移(事業区分別)
連 結
単 体
特殊鋼事業
特殊鋼鋼材
熱処理加工
不動産賃貸事業
(百万円)
加工製品
その他
(百万円)
21,440
22,500
22,500
19,328
20,000
18,703
20,000
18,537
17,333
16,749
16,996
17,500
17,500
15,781
15,379
14,921
15,136
14,221
15,000
15,000
12,867
12,500
12,816
12,500
8,991
10,000
10,000
7,985
7,500
7,500
5,000
5,000
2,500
2,500
0
0
17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3 23/3 23/9 (期)
17/3
18/3
19/3
20/3
21/3
22/3
23/3
23/9
20
(期)
経常利益の推移
経常利益(連結)
売上高経常利益率(連結)
経常利益(単体)
売上高経常利益率(単体)
(百万円)
(%)
14.0
3,000
12.0
2,916
2,500
2,502
10.0
2,000
2,171
2,233
8.0
2,211
1,844
1,500
1,672
1,908
1,597
6.0
1,548
1,000
1,170
1,197
4.0
1,594
940
995
500
2.0
653
0.0
0
17/3
18/3
19/3
20/3
21/3
22/3
23/3
23/9
(期)
21
当期純利益の推移
当期純利益(連結)
売上高当期純利益率(連結)
当期純利益(単体)
売上高当期純利益率(単体)
(百万円)
(%)
1,7 50
10.0
1,785
1,5 00
1,595
8.0
1,448
1,2 50
1,330
1,306
1,190
6.0
1,0 00
1,095
1,005
957
7 50
898
4.0
858
736
797
692
5 00
2.0
538
2 50
439
0
0.0
1 7/3
18 /3
1 9/3
20/3
2 1/3
2 2/3
23/ 3
2 3/9
(期)
22
株価収益率の推移
期末株価
株価収益率(連結)
(倍)
株価収益率(単体)
(円)
1,60 0
16
16.3
1,40 0
14
12.1
11.6
1,20 0
12
9.2
1,00 0
10
8.7
8.4
9.3
7.4
9.0
80 0
8
7.0
7.0
60 0
6
6.6
6.5
6.2
6.2
40 0
4
3.3
20 0
2
890
1,600
1,381
1,480
640
832
845
950
0
0
17 /3
18/3
19/3
20 /3
21/3
22/ 3
23 /3
23/9
(期)
23
配当金の推移
1株当たり配当額
配当性向
(円)
22
(%)
19.6
20
20
17.4
18
15.8
16
15
14
11.3
12
10.4
10.3
9.9
9.5
10
20.0
10
18.0
16.0
8
15.0
14.0
13.0
6
5
10.0
4
6.0
2
0
0
17/3
18/ 3
19/ 3
20/ 3
21/ 3
※20/3期の配当金は、創業70周年記念配当2円を含む。
22/ 3
23/ 3
23 /9
(期)
24
連結貸借対照表(資産の部)
(単位:百万円、%)
当四半期末
前四半期末
前期末
(平成23
(平成23年
23年9月30日現在)
30日現在)
(平成22
(平成22年
22年9月30日現在)
30日現在)
(平成23
(平成23年
23年3月31日現在)
31日現在)
金 額
流動資産
構成比
金 額
構成比
金 額
構成比
9,075
40.8
9,131
43.1
8,727
39.9
当座資産
7,020
31.6
7,052
33.3
6,295
28.8
たな卸資産
1,746
7.8
1,798
8.5
1,920
8.8
その他
308
1.4
279
1.3
511
2.3
固定資産
13,153
59.2
12,058
56.9
13,149
60.1
有形固定資産
10,358
46.6
10,266
48.4
10,700
48.9
無形固定資産
59
0.3
79
0.4
73
0.3
2,736
12.3
1,712
8.1
2,376
10.9
22,229
100.0
21,189
100.0
21,877
100.0
投資その他の資産
資産合計
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
25
連結貸借対照表(負債・純資産の部)
(単位:百万円、%)
当四半期末
前四半期末
前期末
(平成23
(平成23年
23年9月30日現在)
30日現在)
(平成22
(平成22年
22年9月30日現在)
30日現在)
(平成23
(平成23年
23年3月31日現在)
31日現在)
金 額
構成比
金 額
構成比
金 額
構成比
流動負債
3,472
15.6
2,906
13.7
3,598
16.5
固定負債
4,309
19.4
4,617
21.8
4,489
20.5
負債合計
7,781
35.0
7,524
35.5
8,087
37.0
株主資本
14,330
64.5
13,514
63.8
13,600
62.2
117
0.5
151
0.7
188
0.8
14,447
65.0
13,665
64.5
13,789
63.0
22,229
100.0
21,189
100.0
21,877
100.0
評価・換算差額等
純資産合計
負債・純資産合計
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
26
貸借対照表(単体)(資産の部)
(単位:百万円、%)
当四半期末
前四半期末
前期末
(平成23
(平成23年
23年9月30日現在)
30日現在)
(平成22
(平成22年
22年9月30日現在)
30日現在)
(平成23
(平成23年
23年3月31日現在)
31日現在)
金 額
流動資産
構成比
金 額
構成比
金 額
構成比
8,363
58.8
8,168
61.0
7,791
56.3
当座資産
6,095
42.8
5,893
44.0
5,337
38.6
たな卸資産
1,728
12.2
1,776
13.3
1,898
13.7
その他
540
3.8
498
3.7
555
4.0
固定資産
5,858
41.2
5,219
39.0
6,038
43.7
有形固定資産
2,877
20.2
2,881
21.5
3,168
22.9
無形固定資産
38
0.3
55
0.4
49
0.4
2,942
20.7
2,282
17.1
2,819
20.4
14,221
100.0
13,388
100.0
13,829
100.0
投資その他の資産
資産合計
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
27
貸借対照表(単体)(負債・純資産の部)
(単位:百万円、%)
当四半期末
前四半期末
前期末
(平成23
(平成23年
23年9月30日現在)
30日現在)
(平成22
(平成22年
22年9月30日現在)
30日現在)
(平成23
(平成23年
23年3月31日現在)
31日現在)
金 額
構成比
金 額
構成比
金 額
構成比
流動負債
2,482
17.4
2,170
16.2
2,349
17.0
固定負債
139
1.0
155
1.2
180
1.3
負債合計
2,621
18.4
2,326
17.4
2,529
18.3
株主資本
11,482
80.8
10,910
81.5
11,111
80.3
117
0.8
151
1.1
188
1.4
11,599
81.6
11,062
82.6
11,300
81.7
14,221
100.0
13,388
100.0
13,829
100.0
評価・換算差額等
純資産合計
負債・純資産合計
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
28
総資産、純資産額の推移
総資産額
純資産額
自己資本比率
連 結
(百万円)
総資産額
純資産額
自己資本比率
単 体
(%) (百万円)
25,000
(%)
85.8
25,000
80.0
70.0
82.7
65.0
63.2
21,728
21,136
81.7
81.6
63.0
61.5
20,859
70.0
74.0
73.0
19,915
22,229
72.7
72.7
60.0
21,877
20,000
20,000
51.9
20,523
19,655
60.0
50.0
43.7
14,221
14,447
50.0
39.1
15,000
15,000
13,789
13,829
13,104
12,978
12,800
40.0
33.5
12,092
11,928
11,722
11,300 11,599
10,974
10,642
40.0
10,587
10,062
9,700
9,486
10,000
30.0 10,000
8,980
8,668
8,150
30.0
7,731
6,552
6,670
20.0
20.0
5,000
5,000
10.0
10.0
0
0.0
17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3 23/3 23/9
0
0.0
17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 22/3 23/3 23/9
(期)
(期)
29
平成24年3月期 業績予想
30
平成24年3月期の見通し
平成24年3月期の見通しにつきましては、海外経済の動向や円高の継
続、さらには電力制限などにより、景気回復が停滞する恐れがあります。
特殊鋼業界におきましても、円高による企業収益の悪化が懸念され、先
行き不透明な状況が続くものと予想されます。
このような環境見通しの中、売上高は前連結会計年度比13億6千7百
万円増の187億円、経常利益は前連結会計年度比5千9百万円増の22
億7千万円、当期純利益は前連結会計年度比6億3百万円増の15億6千
万円の増収増益を見込んでおります。(平成23年10月31日現在)
31
連結業績予想
売上高
経常利益
四半期純利益
第2四半期
(百万円)
売上高
経常利益
当期純利益
通期
(百万円) (百万円)
25,000
5,000
25,000
20,000
4,000
20,000
(百万円)
5,000
4,000
18,700
17,333
14,921
15,000
3,000
15,000
3,000
2,211
2,270
8,991
10,000
2,000
10,000
8,593
2,000
1,594
6,763
1,262
1,560
940
5,000
1,000
5,000
1,000
802
584
957
898
797
予想
351
0
0
21/9
22/9
23/9
(期)
0
0
22/3
23/3
24/3
(期)
32
その他参考情報
33
中期重点活動
1.既存製品の新分野への展開
電磁ステンレス鋼 ⇒ 家庭用燃料電池部品への応用
当社の製品は自動車用、特にエンジン直結部品材料が高い比率を占めておりますが、最近の環
境規制状況から今後、自動車業界は電気自動車や燃料電池車への移行など、転換期を迎えること
が予想されます。電気自動車や燃料電池車では当社の特殊鋼製品が使用されているエンジンバル
ブや燃料噴射装置部品などが使用されません。
そこで、そのような時代に生き残るための施策として、既存製品の新たな分野への市場開拓、
例えば燃料電池に使用される電磁ステンレス鋼の開発・評価などに取り組んでまいります。
2.新規需要の開拓
耐熱鋼 ⇒ 海外展開
当社の主力製品である耐熱鋼は、自動車や二輪車のエンジンバルブに使用されております。
中国やインドをはじめとする東南アジアにおける自動車の生産台数の増加に伴い、耐熱鋼の需要
も増えることが見込まれていることから、新規需要の開拓に取り組んでおります。
3.製品開発
熱圧着技術の用途開発、MRプローバー拡販
詳しくは製品情報をご覧ください。
34
FAQ(1)~株式・配当等に関するご質問~
≫Q 上場市場と証券コードは?
≫A 上場市場は「大阪証券取引所(JASDAQ)」、証券コードは「5484」で
ございます。
≫Q 売買単位株式は何株ですか?
≫A 100株でございます。
≫Q 配当金支払いの株主確定日はいつですか?
≫A 期末配当金は3月31日、中間配当金は9月30日でございます。
≫Q 今回、中間配当を実施したが、配当政策について詳しく説明してほしい。
≫A 配当金につきましては、財務体質と経営基盤の強化を図りつつ、業績に裏打ちさ
れた成果の株主還元を基本方針としておりますが、一事業年度において一定の配当
性向を保つという考え方ではなく、安定した利益還元を継続していくことも重視し
ております。従いまして、今後も先行き不透明な経営環境が続くとの懸念がござい
ますが、株主利益も尊重しながら継続的視点での配当政策を維持していく所存でご
ざいます。
35
FAQ(2)~業績等に関するご質問~
≫Q 次回の決算発表はいつですか?
≫A 平成24年3月期第3四半期の決算発表を平成24年1月下旬に予定しております。
また、平成24年3月期期末の決算発表を、平成24年5月初旬に予定しております。
≫Q 平成24年3月期第2四半期決算における連結子会社の各々の損益を教えてほしい。
≫A
(単位:百万円)
連結子会社名
東特エステートサービス㈱
東特興業㈱
売上高
営業利益
経常利益
四半期純利益
1,042
257
256
339
504
23
26
16
36
FAQ(3)~事業内容等に関するご質問~
≫Q 平成17年7月に、21世紀発明奨励賞を受賞した「次世代鉛レス快削鋼」とは
どのような発明か教えてほしい。
≫A 精密加工部品に用いられる多くの材料には、切削加工に必要なエネルギー、時間、
工具等の節約と加工面精度の向上のために鉛が添加され、鉛快削鋼と呼ばれていま
す。ただし、スクラップ等から自然環境に流出して、人体に悪影響を及ぼす可能性
などから、その利用があらゆる産業分野で規制されつつあります。そのため、鉛に
替わる切削性改善物質が求められてきました。
本発明では、鉛の替わりにチタン炭硫化物(Ti4C2S2)を材料中に分散生成させ
ることにより、各種ステンレス鋼をはじめ、難切削材と言われてきたインバー、コ
バールなどの広範囲な合金材料の切削性を改善できることを発見しました。しかも、
耐食性、強度などの機械特性、磁気特性や熱膨張率などの機能特性を損ないません。
量産製造条件も確立され、21世紀の環境保護に貢献する材料として大いに期待さ
れています。
37
FAQ(4)~事業内容等に関するご質問~
≫Q 2006年8月に認証取得した「ISO/TS16949」とは、どういうもので
すか?
≫A 「ISO/TS16949」は、米国のBIG3、欧州メーカー5社と5ヶ国の
自動車産業団体で構成される、国際自動車タスクフォースIATFによって作成さ
れた自動車業界向けのISO規格でございます。
当社では、電磁ステンレス鋼の製造において、この規格を国内特殊鋼専業メー
カーとして初めて取得いたしました。
今後は、この取得を足がかりに、欧州系部品メーカーへのさらなる拡販を図って
いきます。
≫Q 単体の事業区分別売上高の「その他」とは具体的に何ですか。
≫A 連結子会社であります東特エステートサービス株式会社に、(同)西友のショッ
ピングセンター用地として賃貸している旧長町工場の土地賃貸収入でございます。
≫Q 「不動産賃貸事業」を行っているようですが、具体的な事業内容を教えて下さい。
≫A 不動産賃貸事業とは、当社グループの不動産管理部門であります東特エステート
サービス株式会社が、旧長町工場用地を再開発し、建設したショッピングセンター
「ザ・モール仙台長町」を合同会社西友に賃貸するとともに、ビルメンテナンス業
務等を請負っている事業であります。
38
本資料に関するご注意
本資料は、当社をよりご理解いただく為の情報の提供を目的と
したものであり、当社が発行する有価証券の投資を勧誘すること
を目的としたものではございません。また、情報掲載には細心の
注意を払っておりますが、その内容についていかなる保証を行う
ものではございません。
さらに、本資料に記載されている業績予想数値は、本資料作成
時点における当社および当社グループ会社の事業に関連する業界
の動向、国内外の経済情勢など、業績に影響を与える要因につい
て入手可能な情報を基にした見通しを前提としております。従い
まして、実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる
結果となる可能性があります。
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