2 金融資産と負債 2 -1 家計の金融資産と種類別構成比の変化 金融資産 残 高 1,256.1 1996 1,260.4 1997 1,286.4 1998 1,327.7 1999 1,401.1 2000 1,388.7 2001 1,371.1 2002 1,356.7 2003 1,408.4 2004 1,427.1 2005 1,516.5 2006 1,543.7 2007 1,464.5 2008 1,409.3 国民1人当り残高 11,189.8 (単位:千円) 347.1 5,897.0 716.2 375.1 27.4 671.6 3,123.1 2,501.7 索 引 資料:日本銀行「資金循環勘定」、厚生労働省「人口動態統計月報年計」 (2008年版) (注)1. 「株式以外の証券」 とは、政府短期証券、国債、地方債、政府関係機関債、金融債、事業債、投資信託受益証券、信 託受益権、 抵当証券を含む。 2.( ) 内は、各年度の金融資産残高に占める構成比。ただし、借入金は金融資産残高に対する比率。 参考情報 1995 一般経済 指 標 1,177.2 280.8 (27.6) 289.7 (28.2) 299.7 (27.8) 309.8 (27.3) 321.7 (27.3) 332.8 (26.4) 343.6 (27.2) 349.5 (27.1) 348.3 (26.2) 354.3 (25.2) 351.6 (25.3) 344.4 (25.1) 335.9 (24.7) 332.5 (23.6) 328.0 (22.9) 330.1 (21.7) 326.8 (21.1) 320.4 (21.8) 315.0 (22.3) 生活や金融に 関する意識 1994 211.6 (20.8) 228.9 (22.3) 251.4 (23.4) 274.6 (24.2) 294.7 (25.0) 318.5 (25.3) 335.6 (26.6) 348.0 (27.0) 358.9 (27.0) 369.8 (26.3) 377.6 (27.1) 379.0 (27.6) 376.9 (27.7) 377.4 (26.7) 382.2 (26.7) 391.1 (25.7) 400.5 (25.9) 402.6 (27.4) 393.3 (27.9) 社会保障 1,133.8 172.1 (16.9) 125.6 (12.2) 118.8 (11.0) 123.2 (10.8) 118.4 (10.0) 143.9 (11.4) 102.9 (8.1) 90.2 (7.0) 96.2 (7.2) 138.3 (9.8) 107.4 (7.7) 85.3 (6.2) 72.1 (5.3) 117.5 (8.3) 133.5 (9.3) 197.3 (13.0) 200.7 (13.0) 119.7 (8.1) 84.5 (5.9) 高齢化 1993 37.5 (3.6) 39.9 (3.8) 44.1 (4.0) 45.8 (4.0) 45.4 (3.8) 43.2 (3.4) 39.9 (3.1) 34.2 (2.6) 28.9 (2.1) 25.6 (1.8) 20.4 (1.4) 15.0 (1.0) 11.4 (0.8) 9.0 (0.6) 7.6 (0.5) 6.3 (0.4) 5.1 (0.3) 4.1 (0.2) 3.4 (0.2) 老 後 1,076.3 34.3 (3.3) 28.2 (2.7) 27.2 (2.5) 27.8 (2.4) 22.1 (1.8) 29.2 (2.3) 28.2 (2.2) 24.8 (1.9) 26.2 (1.9) 31.9 (2.2) 33.9 (2.4) 30.4 (2.2) 27.9 (2.0) 33.0 (2.3) 36.5 (2.5) 52.1 (3.4) 64.7 (4.1) 63.0 (4.3) 47.2 (3.3) 消費関連 1992 98.6 (9.6) 99.7 (9.7) 105.4 (9.7) 106.9 (9.4) 101.9 (8.6) 103.2 (8.2) 97.5 (7.7) 87.1 (6.7) 81.4 (6.1) 82.4 (5.8) 82.0 (5.9) 72.2 (5.2) 62.5 (4.6) 65.3 (4.6) 73.8 (5.1) 92.5 (6.0) 107.9 (6.9) 107.3 (7.3) 90.2 (6.4) 冠婚葬祭 1,025.8 463.5 (45.5) 498.6 (48.6) 521.5 (48.4) 547.1 (48.2) 580.0 (49.2) 606.9 (48.3) 634.1 (50.3) 667.8 (51.9) 693.7 (52.2) 712.9 (50.8) 717.9 (51.6) 727.3 (53.0) 725.4 (53.4) 731.6 (51.9) 730.7 (51.2) 726.5 (47.9) 726.2 (47.0) 732.2 (49.9) 742.7 (52.6) 株 式 保険・年金 ( 参 考 ) 投 資 信 託 出資金 準備金 借入金 信 託 住 宅 1991 18.3 (1.7) 18.4 (1.7) 18.8 (1.7) 19.7 (1.7) 20.6 (1.7) 22.6 (1.7) 24.2 (1.9) 26.1 (2.0) 30.0 (2.2) 31.7 (2.2) 33.4 (2.4) 38.0 (2.7) 40.2 (2.9) 40.6 (2.8) 41.7 (2.9) 42.1 (2.7) 42.7 (2.7) 43.0 (2.9) 43.7 (3.1) の証券 教 育 ・ 子育て 1,017.0 株式以外 雇用・労働 年度末 1990 現 金 預 貯金 (単位:兆円、%) 金融資産と負債 図表 家計の収支 2−1 金融資産 21 2 金融資産と負債 2—1 金融資産 雇用・労働 金融資産と負債 家計の収支 図表 教 育 ・ 子育て 住 宅 貯蓄の有無と金融資産保有額(2009年) 貯蓄の有無 (%) 保有世帯 全 体 年 令 別 冠婚葬祭 消費関連 老 後 高齢化 非保有世帯 一世帯当たり 金融資産保有額 (万円) 平均(注4) 中央値(注4) 77.8 22.2 1,124 500 20 歳 代 71.3 28.7 248 100 30 歳 代 76.0 24.0 458 200 40 歳 代 77.4 22.6 771 380 50 歳 代 76.8 23.2 1,086 550 60 歳 代 80.1 19.9 1,677 900 70 歳 以 上 78.7 21.3 1,379 600 農 業 73.6 26.4 1,076 390 林 漁 鉱 建 設 業 70.8 29.2 767 300 製 造 業 85.2 14.8 1,039 500 運 輸 業 、郵 便 業 70.1 29.9 643 225 卸 売 業 、小 売 業 78.2 21.8 1,068 390 宿泊業、飲食サービス業 61.4 38.6 556 50 医 祉 81.9 18.1 1,478 500 公 務 、教 育 、電 気 水 道 業 89.4 10.6 1,297 675 そ の 他 サ ー ビ ス 業 79.2 20.8 1,046 490 収 い 56.7 43.3 978 140 満 62.6 37.4 611 100 間 300〜500万円未満 79.7 20.3 941 400 収 500〜750万円未満 86.4 13.6 1,174 678 750〜1,000万円未満 90.5 9.5 1,741 1,000 1,000〜1,200万円未満 93.4 6.6 2,173 1,680 1,200 万 94.0 6.0 3,168 2,170 職 業 別 社会保障 生活や金融に 関する意識 一般経済 指 標 参考情報 索 引 22 2-2 年 入 別 療 、 入 300 は 万 円 円 福 な 未 以 上 資料:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査] (2009年) (注)1.調査対象 全国8,000世帯(満20歳以上の男女個人) <回収率50.3%>。 2.調査時期 2009年6月12日〜7月21日。 3.年令別、 職業別は、世帯主による。 4.貯蓄非保有世帯を含む平均、中央値。 2-3 家計の預貯金残高の推移 農林水産 金融機関 中小企業 金融機関等 郵便貯金 693.6 712.7 717.8 727.2 725.4 731.5 730.6 726.4 726.2 732.2 742.6 277.5 286.0 296.8 312.3 323.0 327.5 331.4 336.9 344.7 358.8 369.1 1.6 1.8 2.2 2.7 2.7 2.9 2.8 2.8 2.9 0.6 0.6 61.2 63.0 64.8 69.3 70.1 71.8 73.7 74.8 76.2 78.0 79.2 101.3 102.6 104.8 104.8 107.1 110.2 112.7 114.6 117.1 294.7 293.6 251.8 259.1 248.9 237.9 222.2 218.9 209.8 197.1 185.0 − − 平均値と中央値 老 後 高齢化 社会保障 下の例をみると、金融資産保有額の平均値は1,000万円となるが、金融資産額が1,000万円 を超えているのは2世帯だけなので、ほかの7世帯は「自分はそんなに多くの貯蓄をもってい ない」 と感じるだろう。このように、平均値は少数の高額資産保有世帯によって大きく引き上げ られることがあるため、平均値だけでみると、多くの世帯が実感とかけ離れた印象をもつので ある。前ページにみる今回調査では、金融資産の保有額の平均値は1,124万円であったが、 保有世帯(金額無回答を除く)が2,824世帯、非保有世帯(保有額=0万円とみなす)が892 世帯であり、全世帯(金額無回答を除く)のうち約7割が平均値よりも保有額が少なくなった。 このような平均値の持つ欠点を補うために、 ここでは平均値と並んで中央値を用いて一般的 な家計像を捉えることとする。ここで言う中央値とは、調査対象世帯を保有額の少ない順(あ るいは多い順) に並べたとき、中位(真ん中) に位置する世帯の金融資産保有額のことである。 例えば自分の貯蓄額が中央値(下の例では400万円) である世帯からみると、保有世帯のちょ うど半分の世帯が自分の貯蓄額よりも多くの貯蓄を保有し、 ちょうど半分の世帯が自分の貯蓄 額よりも少ない貯蓄を保有していることになる。従って、中央値は世帯全体の実感により近い 数字になると考えられる。今回調査では、金融資産保有額の中央値は500万円となっている。 消費関連 ひと口 MEMO 冠婚葬祭 資料:日本銀行「資金循環勘定」 (注)1. 預貯金の合計額については、21頁の「家計の金融資産と種類別構成比の変化」 とは、ベースが異なるため、一致 しない。 2. 郵便貯金は2007年度末から中小企業金融機関等に含む。 住 宅 在日外銀 教 育 ・ 子育て 国内銀行 雇用・労働 預貯金 金融資産と負債 1998年度末 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 (単位:兆円) 家計の収支 図表 生活や金融に 関する意識 100万円 100万円 500万円 400万円 2,700万円 0万円 4,600万円 0万円 600万円 2,700万円 4,600万円 平均値 1,000万円 一般経済 指 標 600万円 参考情報 0万円 100万円 100万円 400万円 500万円 中央値 索 引 0万円 資料:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」 [二人以上世帯調査] (2009年) 23 (世帯数) 中央値430万円 2 金融資産と負債 2—1 金融資産 2-4 1世帯当たり種類別金融商品保有額(2009年) 損 害 保 険 個人年金保険 債 券 株 式 投 資 信 託 財 形 貯 蓄 1,124 619 9 202 30 68 35 75 52 29 5 構成比(%) 100.0 55.1 0.8 18.0 2.7 6.0 3.1 6.7 4.6 2.6 0.4 そ の 他 金 融 商 品 生 命 保 険 保有額 (万円) 金 銭 信 託 貸 付 信 託 預 貯 金 教 育 ・ 子育て 総 額 雇用・労働 金融資産と負債 家計の収支 住 宅 冠婚葬祭 消費関連 老 後 高齢化 社会保障 生活や金融に 関する意識 一般経済 指 標 参考情報 索 引 24 図表 資料:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」 [二人以上世帯調査] (2009年) (注)1. 貯蓄非保有世帯を含むベース。 2.「生命保険」は、 これまでに払い込んだ保険料の総額。ただし、掛け捨ての保険、 年金型商品は除く。 3.「個人年金」は、 これまでに積み立てた掛け金の総額。ただし、公的年金の掛け金を除く。 4.「債券」、 「株式」、 「投資信託」は時価。 「株式」には従業員持株制度による株式を含む。 5.「その他金融商品」は抵当証券、金貯蓄口座、 オプション取引など。 図表 2-5 年代別にみた金融商品保有額の種類別構成比(2009年) 預貯金 保険 有価証券 その他金融商品 全 体 55.1 20歳代 79.8 30 57.2 40 50.1 50 51.6 33.2 10.6 4.6 60 55.0 25.4 16.8 2.8 70歳以上 59.8 19.6 18.2 2.4 0 20 26.7 14.4 12.5 26.4 32.9 40 60 80 3.8 5.7 10.0 6.3 9.5 7.5 2.4 (%) 100 資料:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」 [二人以上世帯調査] (2009年) (注)1. 貯蓄非保有世帯を含むベース。 2.「保険」には、生命保険、損害保険、個人年金保険、 「有価証券」には、債券、株式、投資信託、「その他金融商品」に は、 金銭信託・貸付信託、財形貯蓄を含む。 (2009年) の結果を例にとって、 年令別、 就業先産業別ならびに年間収入別にみてみよう。 ぞれの金融資産の平均値を用いて全体の平均値に占める割合を算出してみると、金融資 産の分布状況が分かる。すなわち、年令別では60代が4割弱を占めており、就業先産業別 300〜500万円と500〜750万円の層がそれぞれ3割弱となっていることが分かる。 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上 2.3 13.5 18.6 22.4 24.9 18.3 金融資産保有 額に占める割合 0.5 5.5 12.7 21.6 37.2 22.5 5.2 12.7 22.2 6.8 11.0 3.7 4.2 10.9 23.2 金融資産保有 額に占める割合 5.6 9.6 22.7 4.3 11.6 2.0 6.2 14.0 24.0 300万円 未満 300〜 500万円 500〜 750万円 未満 750〜 1,000〜 1,200万円 1,000万円 1,200万円 未満 未満 未満 以上 0.9 21.6 33.5 26.7 8.3 4.7 4.2 金融資産保有 額に占める割合 0.7 11.4 27.4 27.2 12.6 8.9 11.6 資料:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査] (2009年) 参考情報 構成比 一般経済 指 標 生活や金融に 関する意識 収入は ない 社会保障 構成比 高齢化 農林漁 運輸業 卸売業 宿泊業 公務教育 その他 建設業 製造業 医療福祉 電気水道業 サービス業 鉱業 郵便業 小売業 飲食サービス業 老 後 構成比 消費関連 20歳代 冠婚葬祭 (単位:%) 住 宅 では、製造業とその他サービス業が2割強を占めていることが、また、年間収入別では、 教 育 ・ 子育て 回答者の年令別・就業先産業別・年間収入別割合は、下表のようになっているので、それ 雇用・労働 金融資産の分布状況を、「家計の金融行動に関する世論調査」[ 二人以上世帯調査] 家計の収支 年令別・職業別・年間収入別にみた金融資産の分布状況(2009年) 金融資産と負債 ひと口 MEMO 索 引 25 2 金融資産と負債 2—1 金融資産 2-6 勤労者世帯の貯蓄残高の推移 雇用・労働 金融資産と負債 家計の収支 図表 貯 蓄 残 高 教 育 ・ 子育て 住 宅 冠婚葬祭 消費関連 銀 行 郵便局 社 内 預 金 その他 生 命 有 価 保険等 証 券 その他 1975年末 264 164 72 39 15 39 49 47 3 1985 692 397 161 115 25 96 162 124 9 1990 1,051 546 266 145 27 107 294 197 14 1995 1,261 703 334 213 32 124 393 142 24 2000 1,356 762 340 252 27 144 447 118 29 資料:総務省「貯蓄動向調査」 (2000年をもって調査を終了。2002年からは「家計調査(貯蓄・負債編) <年平均値>」 と して実施されている)。 (注) 調査対象 全国2人以上の一般世帯(農林漁家世帯を除く)6,300世帯。ただし、2000年は農林漁家世帯を含ん でいる。 老 後 高齢化 社会保障 生活や金融に 関する意識 一般経済 指 標 参考情報 索 引 26 預貯金 (単位:万円) (単位:万円) 貯 蓄 残 高 預貯金 普通 郵便貯金 銀行等 銀行 − 生 命 有 価 保険等 証 券 − その他 2001年 1,343 764 475 290 − − 422 95 62 2002 1,279 741 457 284 − − 384 99 56 2003 1,281 743 470 273 − − 377 102 60 2004 1,271 724 462 262 − − 376 106 64 2005 1,278 736 480 256 − − 355 119 68 2006 1,255 698 456 242 − − 353 138 66 2007 1,713 993 679 314 − − 405 275 40 2008 1,680 986 687 299 − − 384 270 39 資料:総務省「家計調査」 (注)1. 調査対象 全国2人以上の8,076世帯。そのうち、単身世帯の世帯数は745世帯。2007年までは農林漁家世 帯を除くベース。 2. 調査移行の関係から2001年末データがないため、 「家計調査」による2002年1月1日残高 (農林漁家世帯を含 むベース) を参考として掲載。 3. 預貯金の「その他」には、 「貯蓄動向調査」では信用金庫、信用組合、労働金庫、商工中金、農漁協への預貯金が含 まれる。 これらの金融機関への預貯金は、 「家計調査」では「銀行等」 に含まれる。 4. 「貯蓄動向調査」の「その他」には、勤め先の共済組合等への預け入れおよび金投資口座、金、貯蓄口座が含まれ る。 「家計調査」の「その他」には、 これらのほか社内預金が含まれる。 5. 2006年までは郵便貯金銀行は郵便局、普通銀行等は銀行等の表記として掲載。 2-7 農家世帯の貯蓄残高 (単位:万円、%) 1995年 合 計 2000 構成比 2005 2006 1995年 2000 2005 2006 2,315 100.0 100.0 100.0 100.0 預 貯 金 1,875 1,932 1,388 1,337 65.7 62.1 59.1 57.8 積 立 金 899 1,107 913 927 31.5 35.6 38.9 40.0 貸 付 金 12 7 4 3 0.4 0.3 0.2 0.1 有 価 証 券 66 65 45 49 2.3 2.1 1.9 2.1 2-8 特定世帯の貯蓄額(2004年) (単位:万円) 世 帯 区 分 貯 蓄 額 核 家 族 世 帯 1,095 夫 婦とその 親 の 世 帯 1,884 夫婦と子どもと親の世帯 1,519 男 性 597 女 性 714 2,299 有 業 世 帯 2,461 無 業 世 帯 2,221 子 世 帯 ( 全 世 帯 ベ ー ス 456 住 宅 ロ ー ン の あ る 世 帯( 勤 労 者 世 帯 ベ ー ス ) 923 資料:総務省「全国消費実態調査」 (2004年実施)。なお、同調査は5年ごとに実施。 (注)1. 調査対象 全国の2人以上世帯54,372世帯、単身世帯5,002世帯。 2. 調査時期 2004年9〜11月。ただし、貯蓄額は2004年11月末残高。 3. 全国消費実態調査の調査対象世帯のうち、世帯の属性に着目して抽出したもの。 索 引 ) 参考情報 う ち 一般経済 指 標 高齢者夫婦世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみ) 生活や金融に 関する意識 う ち 社会保障 644 高齢化 う ち 単 身 者 世 帯( 勤 労 者 世 帯 ベ ー ス ) 母 1,181 老 後 夫 婦 共 働き世 帯( 世 帯 主が勤 労 者で配 偶 者が有 業 者 ) 消費関連 図表 冠婚葬祭 資料:農林水産省「農業経営統計調査報告:経営形態別経営統計(個別経営)」 (注) 全国販売農家1戸当たり。なお、同統計は2004年より調査体系の見直しが行われたため、図表上2000年までの 結果と2005年以降の結果とは必ずしも連続しない。 住 宅 2,350 教 育 ・ 子育て 3,113 雇用・労働 2,853 金融資産と負債 年末残高 家計の収支 図表 27 2 金融資産と負債 2—1 金融資産 2-9 都道府県別勤労者1世帯当たりの年間収入、消費性向、貯蓄・負債残高(2004年) 負 貯 消 年 481 青 森 623 81.1 806 129 311 314 12 17 24 668 586 岩 手 713 77.9 1,005 195 405 358 9 18 21 575 483 宮 城 746 80.8 929 181 306 362 33 21 25 708 637 秋 田 651 77.2 894 195 395 260 23 13 9 535 470 山 形 792 81.1 1,065 195 439 362 18 30 21 580 504 福 島 690 82.4 1,060 229 356 388 25 31 31 481 419 茨 城 793 82.4 1,309 288 477 408 31 48 58 619 543 栃 木 795 82.6 1,274 280 498 385 28 48 35 598 560 群 馬 738 82.8 1,231 228 497 391 31 32 52 586 537 埼 玉 759 80.1 1,124 248 433 315 30 57 42 882 828 千 葉 765 80.3 1,290 239 469 371 46 86 80 749 692 東 京 837 80.4 1,451 282 570 368 55 128 47 950 899 神奈川 781 77.0 1,264 245 464 357 49 86 62 917 867 新 潟 764 81.2 1,267 228 530 421 26 41 21 516 456 富 山 806 75.9 1,231 250 489 365 27 55 46 689 630 石 川 788 76.8 1,289 282 438 456 26 49 38 669 600 福 井 871 72.7 1,614 327 626 524 35 62 40 568 508 山 梨 697 80.3 1,029 194 436 336 19 15 29 569 530 長 野 729 78.1 1,227 244 512 412 25 23 11 550 500 岐 阜 800 77.9 1,448 297 602 411 36 53 49 561 502 静 岡 774 80.0 1,263 229 534 346 42 63 49 661 615 愛 知 778 79.2 1,470 334 530 381 45 94 86 698 652 三 重 808 81.1 1,544 298 563 444 61 107 70 672 620 残 残 性 収 高 高 住宅・土地 購入のため 539 債 株式・投資信託 31 その他 貸付信託・債券 25 索 引 社内預金 生命保険など 23 定期性・普通預金 335 参考情報 銀行等 298 定期性・通常貯金 206 蓄 向 918 費 入 80.7 間 646 雇用・労働 北海道 教 育 ・ 子育て 住 宅 冠婚葬祭 消費関連 老 後 高齢化 社会保障 生活や金融に 関する意識 一般経済 指 標 28 郵便局 金融資産と負債 家計の収支 図表 (%) 資料:総務省「全国消費実態調査」 (2004年実施)。なお、同調査は5年ごとに実施。 (注)1. 貯蓄・負債残高は、2004年11月末時点。 2.「消費性向」については、 ひと口MEMO「家計貯蓄率」参照(35頁)。 京 都 712 83.1 1,391 278 556 369 75 85 30 654 608 大 阪 676 78.6 1,114 261 371 321 47 83 32 799 742 兵 庫 749 78.1 1,237 262 431 359 53 74 59 791 750 残 高 545 503 50 616 576 鳥 取 728 81.4 1,357 274 517 458 29 42 37 504 446 島 根 723 80.3 1,223 244 469 426 17 23 44 469 400 岡 山 712 80.5 1,399 305 474 468 61 56 35 593 534 広 島 706 79.7 1,146 272 395 378 25 40 36 580 526 山 口 702 81.2 1,043 258 376 348 13 27 21 704 640 徳 島 706 80.1 1,195 258 473 358 31 53 23 450 377 香 川 732 77.1 1,461 342 586 394 34 72 33 468 407 愛 媛 668 77.6 1,096 192 414 393 20 47 30 569 519 高 知 706 80.7 1,223 216 455 484 21 32 15 451 386 福 岡 709 80.3 994 224 329 338 19 51 34 610 557 佐 賀 703 83.2 1,098 254 350 427 15 25 28 638 565 長 崎 646 78.8 881 177 283 354 34 18 14 399 353 熊 本 670 81.0 934 190 318 377 20 10 19 552 456 大 分 681 81.2 909 186 340 297 6 56 24 544 473 宮 崎 618 83.3 770 172 228 312 20 19 20 418 341 鹿児島 647 82.9 789 193 240 282 24 12 38 521 463 沖 縄 500 80.7 425 75 175 143 7 7 18 609 540 全 国 740 79.7 1,204 251 445 363 37 63 44 700 644 索 引 84 71 参考情報 87 34 一般経済 指 標 48 361 生活や金融に 関する意識 414 455 社会保障 575 326 高齢化 340 78.8 1,296 老 後 78.3 1,548 707 消費関連 779 冠婚葬祭 奈 良 和歌山 住 宅 785 教 育 ・ 子育て 862 雇用・労働 44 入 住宅・土地 購入のため 59 債 39 その他 418 (%) 金融資産と負債 負 社内預金 554 定期性・普通預金 262 定期性・通常貯金 株式・投資信託 高 貸付信託・債券 残 向 生命保険など 蓄 性 78.2 1,375 収 銀行等 貯 費 797 間 郵便局 消 年 滋 賀 家計の収支 (単位:万円) 29 2 金融資産と負債 2—1 金融資産 都道府県別個人預貯金残高(2007年3月末) 個 人 預 貯 金 残 高 銀 行 郵便局 その他 金融機関 207,100 89,175 74,371 青 森 46,733 25,377 14,325 7,031 岩 手 52,391 25,925 15,855 10,611 宮 城 90,120 50,599 26,659 12,861 秋 田 42,983 21,821 12,896 8,266 山 形 50,552 23,521 14,190 12,840 福 島 76,123 32,469 25,860 17,793 茨 城 141,699 67,882 45,953 27,863 栃 木 96,896 48,421 30,277 18,197 群 馬 96,212 44,938 29,495 21,778 埼 玉 316,285 177,533 98,505 40,246 千 葉 286,506 172,998 83,936 29,572 東 京 934,270 672,808 197,505 63,956 老 後 神 奈 川 429,292 250,771 118,795 59,725 新 潟 119,739 51,053 34,780 33,905 富 山 61,877 29,235 17,265 15,376 石 川 57,521 27,461 17,854 12,206 福 井 44,033 19,202 14,419 10,412 山 梨 42,834 16,984 13,481 12,369 長 野 113,127 44,132 33,384 35,611 岐 阜 105,800 41,902 31,998 31,900 静 岡 181,318 78,435 52,461 50,422 愛 知 374,347 183,650 118,532 72,165 三 重 100,746 49,596 30,543 20,606 雇用・労働 北 海 道 消費関連 金融資産と負債 家計の収支 図表 2 -10 教 育 ・ 子育て 住 宅 冠婚葬祭 高齢化 社会保障 生活や金融に 関する意識 一般経済 指 標 参考情報 索 引 30 43,553 資料:金融広報中央委員会調べ。但し、銀行データは日本銀行。 (注)1. 信用金庫のデータが入手できなくなったため、 「残高」および「その他金融機関」 には信用金庫を含まない。 2. 「銀行」は、銀行本体の設立根拠が国内法に準拠している銀行(都市銀行、地方銀行、第二地方銀行協会加盟銀 行、信託銀行) 。また「その他金融機関」の計数は、信用組合、農漁協、 労働金庫の合計額。 3.「郵便局」 には旧外地貯金、戦災貯金等を含まない。 4. 都道府県別の分類は、店舗の所在地区分。但し、信用組合は、本店所在地の都道府県に分類。 5. 数字は、 譲渡性預金を除き1億円未満で切り捨て。 6. 2007年3月末で調査終了。 (単位:億円) 預 貯 金 残 高 銀 行 郵便局 その他 金融機関 68,642 34,085 20,006 14,551 京 都 121,550 65,887 42,756 12,907 大 阪 529,324 332,638 140,903 55,782 兵 庫 275,144 133,390 90,481 51,272 8,292 5,573 島 根 33,713 13,620 10,622 9,470 岡 山 98,299 45,042 33,217 20,040 広 島 147,381 66,809 48,494 32,077 山 口 73,153 33,682 25,059 14,412 徳 島 51,181 28,299 14,826 8,056 香 川 66,519 31,391 18,427 16,700 愛 媛 77,385 38,739 21,418 17,227 高 知 37,760 17,647 11,078 9,035 福 岡 210,625 116,134 68,027 26,464 佐 賀 36,116 14,519 11,926 9,670 長 崎 58,362 28,718 19,807 9,836 熊 本 70,387 34,323 24,580 11,483 大 分 50,587 21,900 17,347 11,339 宮 崎 36,639 14,918 12,702 9,018 鹿 児 島 61,749 25,343 23,009 13,397 沖 縄 36,598 20,408 7,874 8,315 全 国 6,383,180 3,450,179 1,869,608 1,063,392 一般経済 指 標 13,693 生活や金融に 関する意識 27,558 社会保障 鳥 取 高齢化 15,594 老 後 11,888 20,312 消費関連 25,081 26,652 冠婚葬祭 46,432 62,558 住 宅 83,402 教 育 ・ 子育て 奈 良 和 歌 山 雇用・労働 滋 賀 金融資産と負債 個 人 家計の収支 参考情報 索 引 31 2 金融資産と負債 2—1 金融資産 雇用・労働 金融資産と負債 家計の収支 図表 2 -11 勤労者世帯の世帯主年齢別貯蓄残高、貯蓄年収比(2008年) 貯蓄残高 年間収入 貯蓄年収比 黒 字 率 (%) (%) 金融資産 純増率 教 育 ・ 子育て 住 宅 冠婚葬祭 (万円) (万円) (%) 29歳以下 272 453 60.0 23.9 17.9 30〜39歳 635 589 107.8 30.8 21.4 40〜49歳 1,179 766 153.9 30.3 19.8 50〜59歳 1,675 824 203.3 26.5 19.9 60〜69歳 2,288 565 405.0 8.2 6.0 70歳以上 2,415 456 529.6 13.5 9.0 平 均 1,680 637 263.7 26.6 18.6 消費関連 資料:総務省「家計調査年報」 (注)1. 貯蓄残高・年間収入は「家計調査(貯蓄・負債編)」、黒字率・金融資産純増率は「家計調査(家計収支編)」による。な お、計数はいずれも平均値。 2. 貯蓄年収比=貯蓄残高/年間収入。 3. 黒字率=黒字/可処分所得。黒字=金融資産純増+借入金純減+財産等純増。 4. 金融資産純増率=金融資産純増/可処分所得。 図表 2 -12 勤労者世帯の黒字率の推移 老 後 黒字率 (単位:%) 金融資産 預貯金 保 険 有価証券 財産純増 23.0 15.4 11.2 3.6 0.6 1.1 3.3 1985 22.5 13.2 6.8 6.1 0.4 3.7 3.3 1990 24.7 17.5 9.8 7.1 0.5 4.2 1.9 1995 27.5 18.3 9.7 8.3 0.3 3.2 4.3 生活や金融に 関する意識 2000 27.9 18.9 10.8 7.8 0.3 5.9 2.7 2001 27.9 18.9 10.8 7.7 0.3 5.6 3.3 2002 26.9 17.8 10.0 7.6 0.2 7.3 1.8 2003 26.0 17.0 9.3 7.5 0.3 6.4 2.9 2004 25.6 17.0 9.8 7.0 0.2 6.3 3.1 参考情報 2005 25.3 16.4 9.4 6.7 0.3 6.0 3.3 2006 27.4 18.9 12.4 6.1 0.4 6.8 2.1 2007 26.8 18.4 12.3 5.8 0.3 6.3 2.8 索 引 2008 26.6 18.6 12.5 5.8 0.3 7.0 1.8 一般経済 指 標 1975年 社会保障 高齢化 純 増 土地・家屋 借入金 純 減 32 資料:総務省「家計調査年報」 (注)1. 黒字率=黒字/可処分所得。黒字率以外の項目は可処分所得に占める割合。 2.「財産純増」は、 土地・家屋の「購入金額—売却金額」。 3. 2007年までは、 農林漁家世帯を除くベース。 2 -13 生命保険の加入状況(2006年) 入 加 入 率 件 妻 82.7% 87.5% 子 73.9% 55.9% 1.3件 数 4.2件 1.9件 1.7件 普 通 死 亡 保 険 金 3,269万円 2,033万円 992万円 10.3千円 8.4千円 疾 病 入 院 給 付 金 日 額 込 保 険 料 52.6万円 世帯年間払込保険料対年収比率 9.2% 個人年金保険の世帯加入率 21.8% 教 育 ・ 子育て 払 住 宅 資料:生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」 (注)1. 調査対象 全国(436地点)、世帯人員2人以上の一般世帯4,088世帯。 2. 調査期間 2006年4月21日〜6月19日 (3年ごとに実施)。 2 -14 現在保有の投資信託種類(注3) (2006年) (%) 2 -15 現在保有の公社債種類(注4) (2006年) (%) 60 54.5 50 消費関連 60 50 40.8 40 39.9 41.7 老 後 40 図表 32.4 30 20 20 10 9.3 10 3.9 15.3 11.5 5.9 0.3 無回答 参考情報 索 引 資料:証券教育広報センター「 証券投資に関する全国調査(個人調査)」 (2006年度) (注)1. 調査対象 全国、 20歳以上の男女個人 2. 調査時期 2006年6月1日〜7月2日 (3年ごとに実施)。 3.「投資信託を現在保有している人」 (全回答者の7.0%) に対して、投資信託の種類別保有状況を尋ねたもの。 4.「公社債を現在保有している人」 (全回答者の4.6%) に対して、公社債の種類別保有状況を尋ねたもの。 一般経済 指 標 その他の債券 外貨建て債券 社債 地方債 10 個人向け国債︵固定5年︶ 個人向け国債︵変動 年︶ 国 債 無回答 外国で作られた投資信託 0 生活や金融に 関する意識 1.6 不動産投資信託 ETF 株式投資信託 公社債投資信託 0 20.2 社会保障 10.0 高齢化 30 冠婚葬祭 図表 雇用・労働 世帯の生命保険加入状況 加 世帯主 金融資産と負債 全世帯 家計の収支 図表 33 2 金融資産と負債 2—1 金融資産 雇用・労働 金融資産と負債 家計の収支 教 育 ・ 子育て 住 宅 冠婚葬祭 消費関連 老 後 高齢化 社会保障 生活や金融に 関する意識 一般経済 指 標 参考情報 索 引 34 図表 2 -16 主要貯蓄指標の推移 総貯蓄率 (単位:%) 家計貯蓄率 勤労者世帯 黒 字 率 農家黒字率 1980年 32.0 17.7 22.1 18.1 1981 32.2 18.6 20.8 18.7 1982 31.0 17.3 20.7 19.3 1983 30.0 16.8 20.9 19.4 1984 30.9 16.7 21.3 19.4 1985 31.6 16.2 22.5 18.3 1986 31.7 15.4 22.6 18.5 1987 32.0 13.7 23.6 18.1 1988 33.2 14.2 24.3 20.0 1989 33.3 14.1 24.9 23.4 1990 33.4 13.5 24.7 24.5 1991 34.3 15.1 25.5 25.8 1992 33.5 14.7 25.5 24.9 1993 32.2 14.2 25.7 24.1 1994 30.4 13.3 26.6 26.1 1995 29.5 12.6 27.5 23.7 1996 29.6 10.5 28.0 23.3 1997 29.6 10.3 28.0 21.3 1998 28.4 11.4 28.7 22.2 1999 26.9 10.0 28.5 21.0 2000 27.3 8.7 27.9 21.6 2001 25.7 5.1 27.9 20.7 2002 25.1 5.0 26.9 20.8 2003 25.3 3.9 26.0 21.6 2004 25.7 3.6 25.6 2.9 2005 26.7 3.9 25.3 1.2 2006 26.8 3.8 27.4 1.6 2007 26.9 3.3 26.8 2.6 資料:内閣府「国民経済計算年報」、総務省「家計調査年報」、農林水産省「農業経営統計調査報告:経営形態別経営 統計(個別経営)」 (1990年までは「農家経済調査報告」)。 (注)1. 総貯蓄率=総貯蓄/国内総生産(名目GDP)。 総貯蓄=貯蓄+固定資本減耗+資本移転(純)。 2. 家計貯蓄率=家計純貯蓄/(家計可処分所得(純) +年金基金年金準備金の変動 (受取) ) 。 家計純貯蓄=家計可処分所得+年金基金年金準備金の変動(受取) −最終消費支出。 3. 勤労者世帯黒字率=黒字/可処分所得。 4. 農家黒字率=農家経済余剰/可処分所得。2004年調査では調査体系の見直しが行われたため、 2003年まで の結果とは連続しない。 2 -17 日本の家計貯蓄率の推移(1932年〜1979年) (単位:%) 1933 11.2 1949 ▲ 1.9 1965 15.8 1934 10.3 1950 13.8 1966 15.0 1935 16.7 1951年 18.7 1967 14.1 1936 18.1 1952 17.5 1968 16.9 1937 18.3 1953 11.7 1969 17.1 1938 20.9 1954 11.1 1970 17.7 1939 26.5 1955 11.9 1971 17.8 1940 27.8 1956 12.9 1972 18.2 1941 32.4 1957 12.6 1973 20.4 1942 32.1 1958 12.3 1974 23.2 1943 34.7 1959 13.7 1975 22.8 1944 42.1 1960 14.5 1976 23.2 1945 − 1961 15.9 1977 21.8 2.4 1962 15.6 1978 20.8 ▲ 4.6 1963 14.9 1979 18.2 1946年度 1947 生活や金融に 関する意識 一般経済 指 標 参考情報 索 引 「家計貯蓄率」とは、家計の可処分所得に占める貯蓄の割合を意味し、算式で表すと次 のとおりです。 家計貯蓄率=家計貯蓄÷家計可処分所得 分子の家計貯蓄は、家計可処分所得と年金基金・年金準備金の変動の和から消費支出 を差し引いた残差として算出され、金融資産の取得だけでなく、借入金の返済や住宅等実 物資産の取得も含まれています。なお、93SNAベースでは、分母の家計可処分所得に年 金基金・年金準備金の変動(受取) を加えて、算出しています。 この「家計貯蓄率」 という用語は、内閣府の国民経済計算(GDP統計)で使用されてい る呼称で、総務省の家計調査では「黒字率」と呼ばれています。ただ、 「黒字率」の場合に は、算式は同じですが、家計調査の黒字率のカバレッジが勤労者世帯(世帯主が会社、官公 庁、学校、工場、商店などに勤めている世帯) となっている点等で、GDP統計の家計貯蓄率 とはベースが異なります。 なお、 「消費性向」 とは、家計可処分所得に占める消費支出の割合を意味し、いわば家計 貯蓄率とは表裏の関係にあります。算式で表すと、次のとおりです。 消費性向=消費支出÷家計可処分所得=1−家計貯蓄率 社会保障 家計貯蓄率 高齢化 ひと口 MEMO 老 後 資料:1932〜1954年 内閣府「国民所得白書」 (昭和38年度版) 1955〜1969年 同 「長期遡及推計国民経済計算報告」 1970〜1979年 同 「昭和60年基準改定国民経済計算報告」 (注)1. 1932〜1954年の数字は個人貯蓄率の数字。 2. 1945年は計数不在。1946〜1950年は年度ベース。1980年以降は前表「主要貯蓄指標の推移」を参照。 3. 国民経済計算は2000年基準に改定されているが、新しい資料は公表されていない。 消費関連 15.4 冠婚葬祭 1964年 住 宅 ▲ 0.5 教 育 ・ 子育て 1948年度 雇用・労働 10.8 金融資産と負債 1932年 家計の収支 図表 35 2 金融資産と負債 2—1 金融資産 雇用・労働 金融資産と負債 家計の収支 図表 貯蓄率の国際比較 日 本 1995年 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 教 育 ・ 子育て 住 宅 29.5 29.6 29.6 28.4 26.9 27.3 25.7 25.1 25.3 25.7 26.7 26.8 26.9 日 本 冠婚葬祭 1995年 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 消費関連 老 後 高齢化 社会保障 生活や金融に 関する意識 一般経済 指 標 参考情報 索 引 36 2 -18 (単位:%) 総 貯 蓄 率 アメリカ イギリス ドイツ 15.5 16.1 17.3 18.0 17.8 17.7 16.1 13.9 12.9 13.4 14.4 15.0 13.7 15.9 16.1 17.1 18.0 15.7 15.0 15.4 15.3 15.1 15.0 14.6 14.2 15.6 21.0 20.5 20.7 20.9 20.3 20.2 19.5 19.4 19.5 22.0 22.2 23.9 25.9 家 計 貯 蓄 率 アメリカ イギリス ドイツ 12.6 10.5 10.3 11.4 10.0 8.7 5.1 5.0 3.9 3.6 3.9 3.8 3.3 4.6 4.0 3.6 4.3 2.4 2.3 1.8 2.4 2.1 2.1 0.4 0.7 0.6 10.3 9.4 9.6 7.4 5.2 4.7 6.0 4.8 5.1 4.0 5.1 4.2 2.2 11.0 10.5 10.1 10.1 9.5 9.2 9.4 9.9 10.3 10.4 10.6 10.5 10.8 フランス 19.1 18.7 19.9 21.0 21.8 21.6 21.3 19.8 19.1 19.0 18.5 19.1 19.3 フランス 12.8 11.9 12.8 12.4 12.1 11.9 12.7 13.9 12.6 12.6 11.7 11.6 12.2 資料:日本は内閣府「国民経済計算年報」、その他の諸国はOECD「Economic Outlook No.85」 (注) 各国の算出方法は、統計上の不統合があるため、統一されていない。 図表 2 -19 家計貯蓄率の国際比較 (%) 15 日 本 アメリカ イギリス ドイツ フランス 12 9 6 3 0 -3 1995年 1996年 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 資料:日本は内閣府「国民経済計算年報」、その他の諸国はOECD「Economic Outlook No.85」 (注) 各国の算出方法は、統計上の不統合があるため、統一されていない。 投資信託 その他 3 日本 56 アメリカ 16 10 3 12 6 28 31 4 28 4 1 イギリス 23 13 34 11 29 27 カナダ 27 9 29 21 15 3 0 14 28 26 4 22 28 20 1 14 1 41 40 60 1 100(%) 80 家計の1人当たり金融資産の国際比較(2001年末) 図表 2 - 21 債券 保険・年金準備金 老 後 現金・預金 株式・出資金 消費関連 資料:日本銀行「日本銀行調査月報(2004年1月号) <資金循環統計の国際比較>」、 「資金循環統計」 (注)日本とアメリカは2009年3月末、その他の国々は2001年末の計数。 冠婚葬祭 イタリア 2 12 3 住 宅 フランス 54 教 育 ・ 子育て ドイツ 5 雇用・労働 金融資産と負債 債券 保険・年金準備金 現金・預金 株式・出資金 家計の収支 家計の金融資産構成の国際比較 図表 2 - 20 投資信託 その他 27 621 169 153 81 186 315 1,144万円 49 507 441 43 1,499万円 (1$=131.47円) 12 イギリス 223 フランス 176 57 62 75 151 955万円 30 (1£=191.68円) 532万円 7 (1ユーロ=117.32 円) 13 イタリア 56 144 176 159 113 80 118 74 602万円 22 (1ユーロ=117.32円) 532万円 3 19 カナダ 170 200 256 400 626万円 7 600 (1カナダ$=82.76円) 800 1000 1200 1400 1600 (万円) 資料:日本銀行「日本銀行調査月報(2004年1月号) <資金循環統計の国際比較>」、 総務省「世界の統計」 (注)為替相場は「ニューヨーク月末営業日正午時点のビッド (ニューヨーク連邦準備銀行が公表) を東京市場月末中心 相場(対ドル) で裁定した相場」を使用。 索 引 0 175 参考情報 (1ユーロ=117.32円) 一般経済 指 標 180 517 生活や金融に 関する意識 ドイツ 44 129 社会保障 アメリカ 52 高齢化 日本 37
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