安全運転支援と防災 - 首都高速道路株式会社

お客様に向けて
安全運転支援と防災
交通安全対策の推進
●交 通事故を削減するために、安全対策を実
施します。
●交通安全の各種活動による事故削減を目指
します。
交通事故多発地点の事故の削減をめざし、注意喚
事故削減対策として、二輪車の重大事故防止のため
起カラー舗装(写真A)、大型注意喚起看板(写真B)
等を設置し、お客様への注意喚起、前方の道路形状の
情報提供等を実施していきます。
の首都高バイク隊員による模範走行、追突事故が多発
している地点におけるLED標識車の配置によるお客様
への注意喚起広報等の実施を通じて、お客様の安全運
転に対する意識の向上を図ります。
また、春・秋の全国交通安全運動期間を中心として、
PAや料金所などで、
関係機関と連携した交通事故防止
キャンペーンを行うほか、運輸事業所での交通安全講
習会や東京スマートドライバープロジェクトと連携し
た啓発活動を引き続き実施します。
写真A 注意喚起カラー舗装(9号深川線木場入口付近)
写真B 大型注意喚起看板(湾岸線東海JCT付近)
●東京スマートドライバープロジェクトを推
進します。
首都高バイク隊員による模範走行
東京スマートドライバーは、
「首都高を利用するド
ライバー1人1人が、少しでも他人を思いやる運転を
心がければ、交通事故が減らせるのではないか」とい
うコンセプトのもと、コミュニケーションの力で首
都高の交通事故を減らすことを目的とした交通安全
プロジェクトです。
従来の交通事故削減キャンペーンと異なり、
「シェ
アする」
・
「褒める」
・
「楽しむ」をコンセプトにイベン
トの開催や横断幕の設置等の活動を通してプロジェ
クトを推進しています。また、プロジェクトの活動
に賛同していただいている企業159社と連携して、
交通事故削減
キャンペーン
等 を 展 開 し、
「仲間=スマー
トドライバー」
を増やし続け
ています。
交通安全パレード(銀座柳祭り)
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交通事故防止
キャンペーン
●歩 行者等立ち入り、逆走防止対策を強化し
ています。
歩行者等の首都高への立
ち入り、逆走による重大事故
と定め、凍結防止剤の散布や除雪・排雪作業の体制
継続して進めています。
の活用や各種講演会での注
地域 国•際社会に向けて
を構築しています。
ソフト対策では文字情報板
■路面状況の把握
■
意喚起・啓発チラシの配布等
交通管制室の監視カメラ画像やパトロール
を実施しています
(写真C)
。
により、路面状況の把握をしています。
ハード対策では、全出入口
止看板に加え、入口部におけ
●冬 季にもお客様に安全・安心・快適にご利
用いただくため、積雪・凍結対策を行ってい
ます。
冬季(12月1日~3月31日)を積雪・凍結対策期間
防止のため、各種取り組みを
部に設置されている立入禁
お客様に向けて
積雪・凍結対策
写真C 注意喚起・啓発チラシ
る首都高であることを明示する路面文字の設置(写真
意喚起看板、ラバーポール、夜間点滅するLED立入禁
路面の凍結を防止するため、塩水や塩化カル
シウムなどの凍結防止剤を散布しています。
国民 取•引先等の
皆様に向けて
D)、出口部における誤進入防止のための路面矢印、注
■凍結防止剤の散布
■
止表示板、大型注意喚起看板の設置(写真E~G)、歩行
者等の立ち入りや逆走車の自動検知・即時対応を目
的とした「立入、逆走検知・警告システム」の試行運用
等を実施しています。
活力あふれる職場に向けて
さらに2015年度からは、JCT、入口等の合流部に
おけるUターン・逆走防止の強化策として、高輝度矢
印板等の設置を行います。
凍結防止剤(塩水)散布状況
■除雪・排雪作業の実施
■
路面に積雪した場合、除雪車などで雪を路肩
に寄せることで車線を確保します。また、降雪
量が多い場合には、排雪作業を行います。
■■降雪時の交通規制の実施
事業計画
降雪時に事故などの危険が予想される場合、
警察と協議し入口等で滑り止め装置(タイヤ
写真D 入口部路面文字
(5号池袋線中台入口)
写真E 歩行者等立入対策
(3号渋谷線渋谷出口)
チェーンなど)規制を実施します。
■広報の実施
■
積雪・凍結対策期間中や雪による交通規制実
施中は、滑り止め装置(タイヤチェーンなど)の
携行や交通規制についての広報を、ホームペー
ジや文字情報板のほか、日本道路交通情報セン
ターによる放送を通じて実施しています。
タイヤチェーンを携行しよう
冬タイヤ・チェーン規制中
写真F LED立入禁止表示板等
(2号目黒線目黒出口)
写真G 注意喚起横断幕
(1号羽田線平和島出口)
文字情報板での広報例
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お客様に向けて
防災業務計画と防災業務の実施
首都高では、地震その他の災害の際、お客様の安全
を図りつつ、道路交通機能を維持し、緊急交通路※1及び
緊急輸送道路※2としての社会的役割を充分に発揮で
きるよう「防災業務計画」を定めています。
「防災業務計画」とは、指定行政機関や指定公共機関
が、災害対策基本法の規定により、国の防災基本計画
に基づいて作成する、災害に関する計画です。首都高
も2005年に指定公共機関に指定されました。
これに基づき国、関係都県及び関係防災諸機関等
と緊密な連携を保ちつつ、地震その他の災害に対す
る措置を講ずることとしています。
※1 災害対策基本法に基づいて都道府県公安委員会が指定した、
大規模災害時において緊急車両以外の通行が禁止・制限され
る道路。
※2 高速自動車国道、一般国道及びこれらを連結する幹線道路と
知事が指定する防災拠点を相互に連絡する道路。
●大地震の発生を想定した業務継続計画
(BCP:Business Continuity Plan)第3版
を策定しました。
首都高では、東日本大震災によって明らかとなっ
た課題及びその対応策を踏まえ、大地震の発生を想
定した業務継続計画(BCP)を見直し、BCP(第2版)
を2011年10月末に策定しました。
さらに、2014年11月の災害対策基本法の改正に
より、同法に道路管理者による放置車両等の移動に
関する規定が盛り込まれたことを受けて、BCP(第3
版)を2014年12月に策定しました。
●地震防災訓練を実施しています。
業務継続計画(BCP)の概要
1 想定地震
本BCPにおける想定地震は、
都心南部直下地震
(M7.3)
とし、この地震による最大震度は震度6強(一部7)を想
定しています。
2 主な内容
① 本部長代行者の常駐
勤務時間外に大地震が発災した場合、本部長(社長)
代行である防災担当役員又は保全・交通部長等が本社
近くに常駐することを原則とし、直ちに本社に駆けつ
ける体制を構築しています。
② 参集体制
事務所の近傍(概ね半径6km以内)に居住する社員が
初期参集要員として震度5強から参集を行うと共に、管
理職、すべての技術系社員等を参集要員に指定してい
ます。
③ 交通特別パトロール
地震後の交通特別パトロールに入口閉鎖及び滞留車
両の排出に要する時間を組み込み、概ね3時間以内で実
施します。また、料金所ごとに具体的な排出方法(PA、
直近出口等)を整理しています。
④ 迅速な点検
点検優先路線(約88㎞、全体の約30%)を定め、高架
下点検を概ね3時間で実施します。また、他の路線の高
架下点検についても引き続き実施し、速やかに点検を
完了させることとしています。
⑤ 災害対策基本法の改正への対応
2014年11月の災害対策基本法の改正(大規模な災
害発生時の道路管理者による放置車両等の移動に関す
る規定)を踏まえ、災害時の道路啓開の進め方を定めて
います。
首都高は、上記BCPを踏まえ、毎年防災の日(9月1
日)前後に地震防災訓練を実施しています。
2014年度は災害対策本部設置、点検、パトロール
等の訓練を行うと共に、以下の緊急対応訓練を公開
で実施しました。
・ゴージャッキ※を用いた乗り捨て車両の移動訓練
・レッカー車による転倒車両の引き起こし訓練
災害発生
1時間以内
本部体制の構築
3時間以内
状況の把握
・段差解消ステップを使用した路面段差の乗り越え
12時間以内
道路上の障害物等の除去
・土嚢及び敷鉄板による路面段差解消訓練
24時間以内
最低限の緊急交通路確保
(路面の段差解消等)
訓練
※タイヤの下に設置して、車両を移動する道具
レッカー車による転倒車両の引き起こし訓練
26
3日以内
本復旧計画の策定
7日以内
本復旧工事の実施に向けた協議等
BCP第3版における災害対策業務のうち重要事項