記者発表のご案内 「カンボジア・トンレサップ湖畔に巨大な

2007 年 11 月吉日
報道関係者各位
東京財団
研究部
記者発表のご案内
文明と環境プロジェクト∼カンボジア発掘調査結果について
「カンボジア・トンレサップ湖畔に巨大な都市文明の遺跡発見」
安田喜憲東京財団主任研究員/国際日本文化研究センター教授は、本年 1∼2 月、文部科学省科学研究費
の支援によりカンボジア・プンスナイ遺跡の発掘調査を実施しました。さらに、本年 4 月より東京財団にて「文明
と環境プロジェクト:日本の文明戦略と環境戦略」を始め、経団連自然保護基金および文部科学省科学研究費
の支援も得て、プンスナイ遺跡の発掘調査品の整理・分析を続けてきました。
その調査の結果、カンボジアにはアンコールワット以前の紀元 1 世紀からすでに輝かしい都市文明が存在し
たことが明らかとなりました。12 世紀に発展したアンコールワットの文明はインド文明の影響を受けた文明です
が、それ以前のプンスナイ遺跡の都市文明は、中国の長江文明の影響を強く受けた文明であったことが今回解
明されました。また、女性中心の女王国であったことなど興味深い事実も明らかになっています。邪馬台国の卑
弥呼が活躍した時代にカンボジアのトンレサップ湖の湖畔には女性中心の巨大な都市文明が存在したのです。
この度の記者発表では、今回明らかになったこうした新たな事実を、現地での写真や地図を使って詳しく発表
します(当日は掲載用の写真も配布いたします)。地球環境問題が深刻化する中にあって、我々は過去の叡智
から何を学べるのか、人間と環境が調和した文明のあり方について、環境考古学の見地から問題提起を行う予
定です。報道関係者の皆様は、是非ご参加ください。
記
日
時:
2007 年 11 月 14 日(水)14:00∼15:00
会
場:
東京財団 A 会議室 (日本財団ビル 3 階)
内
容:
ご挨拶
加藤秀樹 東京財団会長
調査報告
安田喜憲 東京財団主任研究員/国際日本文化研究センター教授
宮塚義人 宮塚文化財研究所所長
質疑応答
(当日はプー・ソティラク駐日カンボジア大使のご出席を予定しております。)
※ ご出席希望の方は、別添の用紙にご記入の上、11 月 13 日(火)までに FAX にてお申込みください。
※ 11 月 12 日(月)以降に事前資料の配布を行います。ご希望の方は東京財団担当者までお申し付けください。
≪お問合せ≫
東京財団 研究部
担当:吉原
TEL 03-6229-5643(直通) E メール [email protected]
東京財団研究部 行
FAX 03-6229-5506
FAX 返信用紙
※ 恐れ入りますが、11 月 13 日(火)までに FAX にてご返送ください。
記者発表(11 月 14 日(水)午後 2 時∼)に
□ ご出席
□ご欠席
(□にチェックをご記入ください)
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お知らせ等を配信させて頂きます。ご了承ください。)
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