<介護老人保健施設> 問1.介護老人保健施設の在宅復帰支援についてお聞きします。 (1) 介護保険施設サービス費(ⅱ)または(ⅳ)を算定していますか。 0 ① 算定している 0.0% ② 100.0 % 21 100.0% ② 算定していない 21 100.0% 合 計 (2) 在宅復帰要件見直しによる課題や問題点であてはまるものすべてに○をつけてください。 ※割合は回答数21に対して ① 重度の入所者が多く、退所の見込みがたたない。 15 71.4% ② 退所は可能だが在宅に戻ると介護者がいないなどの問題がある。 18 85.7% ③ 在宅復帰に関し利用者家族の理解が得られない。 18 85.7% ④ 退所に関し、他施設や医療機関等地域の受け皿がない。 7 33.3% ⑤ その他 1 4.8% 0 5 10 15 20 問2.介護老人保健施設の重度者への対応についてお聞きします。 (1) 平成24年7月度において所定疾患施設療養費をどのくらい算定しましたか。 ※割合は回答数21に対して <肺炎> 11 52.4% ② 1~2件 6 28.6% ③ 3~5件 1 4.8% ④ 6件以上 2 9.5% ① 0件 7 33.3% ② 1~2件 8 38.1% ③ 3~5件 5 23.8% ④ 6件以上 0 0.0% 19 90.5% ② 1~2件 1 4.8% ③ 3~5件 0 0.0% ④ 6件以上 0 0.0% ① 0件 <尿路感染> <帯状疱疹> ① 0件 0 5 (2) 所定疾患施設療養費の新設により利用者を病院に搬送する件数は減りましたか。 ① 減った 1 4.8% 17 81.0% ③ 増えた 1 4.8% ④ 無記入 2 9.5% ② 変わらない 合 計 21 100.0% ③ 4.8% 10 ④, 9.5% 15 20 ① 4.8% ② 81.0% (3) 今後、所定疾患施設療養費に入れて欲しい疾患、処置等はありますか。 ヘルペス=内服治療も対象にして欲しい。 気管支炎。インフルエンザ。ノロウイルス。感染性胃腸炎。 緑内障(白内障)点眼も多い。糖尿病のインシュリン。 低栄養の方の補助食品。脱水。(水分が摂取できずに点滴している) 蜂窩織炎。褥瘡処置。皮膚科軟膏処置(類天疱瘡、水虫) 腰椎圧迫骨折や変形性ひざ関節等に対して、湿布やローションもコストがかなりある。 (4) 重度者・医療ニーズへの対応について、課題や問題点があれば具体的にご記入ください。 重度者に対する要介護認定が低すぎる。 他科受診の医療費負担は特養並みに改善すべき。重度療養管理は要件が厳しすぎる。 重度者の入所を受け入れたいが、ナースの人員不足、医療保険との兼ね合いで受け入れできないことが残念。制度を 変えてほしい。 単独型老健のため、医療ニーズの高い人が多くなると、夜間ナース一人での対応が難しい。重度者、医療ニーズの高 い人に対しての対応はそれぞれに時間がかかり人手が必要となる。それに対応できるだけの人員確保が難しい。 生活習慣病が増え、糖尿病でインシュリン療法を行っている利用者が増えている。血糖値の不安定により処置を要す ることがある為、疾患に限らず医療保険が使えるように制度を変えてほしい。 吸引回数が多い場合、回数で加算できるようにならないか。 重度認知症の方がケアでは対応できず医療に頼らないといけない様な場合、また認知症の方のケアができる人材が 少ない。 リウマチ他疾患を多く持たれる方は服薬の種類も多く、料金包括が厳しい。また医療機関への受診も多くなり施設負担 が大きい。 高齢者は、脱水・食欲不振になりやすく、点滴をすることも多い。評価が欲しい。 病院や在宅より入所時に褥瘡をもって入所する利用者があり、軽症であればケアによって治療するが、重度の場合、 被覆材が必要である。それが使用できるよう加算対象としてもらいたい。 老健から療養型に入院を申し込む場合、結核の検査(喀痰吸引)を依頼され、老健施設が高額の医療費を負担しなけ ればならない現状がある。老健施設の負担がないようにして欲しい。 バルーン挿入者で定期的に交換するにあたり、 特に男性は泌尿器科受診も必要となり、老健では困難な時もある。 医療にかかる薬品代がかかりすぎる。 アルツハイマー等に対する一部薬品の保険対応。 問3.今回新設・見直しされた加算(在宅復帰・在宅療養支援機能加算、短期集中リハビリテーション 実施加算、ターミナルケア加算、入所前後訪問指導加算、地域連携診療計画情報提供加算、所定疾患施設 療養費、認知症行動・心理症状緊急対応加算)よる課題や問題点があれば具体的にご記入ください 在宅復帰については現在の家庭や社会事情をもっとよく調査して、実情に合った対応をしないと、施設によっては復帰 率を上げるために強制的に退所させて困っている本人・家族が増えている。トラブルも起こっているように聞く。 在宅復帰支援することでベッドの回転率が高くなり、ベッドコントロールが難しくなってきている。 他施設から入所時の短期集中加算が取れるように戻してほしい。短期集中加算終了後のリハビリ提供量については、 報酬に影響しないため、施設ごとに裁量で差が生じ、手薄になりがちである。 短期集中の3か月という期間では、高齢者は改善は困難である。高齢者施設での短期の定義を見直してほしい。 ターミナルケアについて、医療をどこまで入れるか議論の余地がある。 所定疾患の対応で月7日となっているが、月末から月初の場合はそれぞれの月が1回カウントされてしまい不公平であ り、毎月7日を確保すべきである。 所定疾患施設療養費にあたっての病名について診断が必要であるため、病院を受診し診断してもらい施設で治療して いる。診断基準が曖昧。施設では検査できないところも多く、明確にしていない。 地域連携診療計画情報提供加算は医師、ケアマネが活用できない非現実的なもの。医師に書いてもらう費用負担が 大きい。医師、ケアマネの認知がない。 地域連携診療計画情報提供加算=対象者そのものがまれである。 認知症行動心理症状緊急対応加算=報酬評価に見合ったメリットがない。(空室確保、人員余力の面で) 新設された加算項目の対象者が殆どいない為、加算が取れない現状にある。そのため改正により基本単価が下がっ た分、請求額が落ち込む一方である。
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