美点凝視 発行者 校長 千代田 栄 三芳中学校 学校通信 第 11 号 平成28年3月25日〔金〕生徒数450名 学校教育目標 『格好いい中学生』 ○学ぶ生徒 ○貢献する生徒 ○優しい生徒 ○健康な生徒 http://www.town.saitama-miyoshi.ed.jp/miyoshij/index.html 変化に対応する力を身に付けてください!-平成 27 年度修了式校長のことばより- 今日で平成27年度が終わります。それぞれが1年生の課程や2 年生の課程を修了します。1 年生の課程を修了したとは、1 年生で 学ぶべきことを学び終えたということです。同じように 2 年生は、 2 年生の内容を学び終えたということです。皆さん一人一人が今の 自分を振り返り自信をもって修了できたといえますか。もし自信が ないようでしたら、ぜひこの春休みを利用して、それぞれの学年の 内容をしっかりと復習しておいてください。また、先ほど表彰しま したが、皆さんは、本校の学校教育目標である『格好いい中学生』 にどれだけ近づくことができましたか。中学校生活の残りの3分の2ないし3分の1で『格好いい中学生』 である『学ぶ生徒、貢献する生徒、優しい生徒、健康な生徒』になれるようにしてください。そのために は、今年1年を振り返り、自分はどこができて、どこができなかったのかを反省してみてください。そし て、できなかった部分において、来年の目標を定め、それに向かって努力してください。人間は目標を持 つとその目標に向かって頑張ることができます。この春休みで、来年1年間の目標を明確にし、2年生は、 三芳中学校の格好いい最上級生に、1年生は、格好いい先輩になるように頑張ってください。 ところで、皆さんは未来を生きます。皆さんは10年後、20年後、さらには30年後どんな生活をし ていると思いますか。考えたことはありますか。ぜひ、一度は考えてみてください。10年後というと、 23歳から24歳ですね。例えば、大学へ進学していれば、卒業し就職をして2,3年目です。躍起にな って仕事を覚えようとしている頃ですね。20年後というと33歳から34歳です。結婚してお子さんが いて、幸せな生活をしているかもしれません。30年後は、仕事も充実してきて、地域の役割等も中心と なって取り組んでいるころですね。とても幸せな生活をしているかもしれませんね。しかし、これからの 社会は、変化の激しい社会になります。昨年の 10 月にオックスフォード大学 マイケル・A・オズボーンズ 准教授が、今後10~20年で、今ある仕事がコンピュータに代わられてしまうかもしれないという論文を出し ています。それによると代わられてしまう確率の高い職業として、「銀行の融資担当者、スポーツの審判、不動 産ブローカー、レストランの案内係、レジ係など」をあげていました。また、生き残る可能性の高い仕事として 「ソーシャルワーカー、小学校の先生、心理カウンセラー、医者、看護師など」をあげていました。これがこの 通りになるとは限りませんが、変化の激しい社会が来るのは間違いありません。これからの社会を生きていく皆 さんには、 『変化に対応していく力』をしっかりと身に付いていく必要があります。変化に対応していく力とは、 『考える力』 、 『判断する力』 、 『表現する力』 、 『行動する力』、『挑戦する力』『課題を見つけ解決する力』などが 考えられます。特に、皆さんには、 『課題設定能力』を身に付けてもらいたいと思っています。今、三芳中学校 では、何が問題なのか、この問題や課題を解決していくために、自分たちは何をしたらよいのかを考え、行動し てください。そして、三芳中学校をさらによい学校にしてください。コンピュータは問題を解くことは得意です が、 『課題は何が』を見つけるのは苦手だそうです。皆さんは『課題設定能力』をはぐくみ、人間の力、皆さん の力で、さらに良い三芳中学校を創ってください。そして、これからの社会を良い方向に変えていってください。 平成27年度第3学期 格好いい中学生表彰生徒一覧(敬称略) 学級 学び賞 貢献賞 優しさ賞 健康賞 1年1組 小山 諒乃 池田 伊藤 千瑛 木村 胡桃 1年2組 上村 夢衣 小板橋 川尻 景太郎 桑原 彩綾 1年3組 桐山 小雪 堅木 直哉 奥田 篤央 吉橋 彩樺 1年4組 竹谷 菜々夏 阿部 凌汰 近藤 千聖 山路 輝 2年1組 野田いずみ 小沼 涼平 尾﨑 太陽 中川 美優 2年2組 白澤 綾菜 工藤 優華 下平 宏樹 関根 笑花 2年3組 伊藤 龍斗 李 田村 瑠奈 福井 嶺 2年4組 加藤悠一郎 渡部 諒弥 吉野 渡辺 梨乃 茅紗 濬曙 晴夏 匠 感動的だった!第 69回卒業証書授与式! 3 月 15 日(火)に、三芳町長代理・三芳町環境課長 町教育委員会委員長職務代理者 長 吉村 松本 薫様 早川 和男様 三芳 三芳町議会厚生文教常任委員 美津子様をはじめ多数のご来賓の皆様、並びに保護者の皆様のご臨 席を賜り、三芳町立三芳中学校「第69回卒業証書授与式」を盛大に挙行する ことができました。春の息吹のような158名の卒業生に卒業証書を授与する ことができました。壇上でしっかりと証書を受け取る姿はとても立派であり、 その表情には、伝統ある三芳中学校の卒業生として、喜びと新たな人生への出発の決意が感じられ、とて も嬉しく思うとともに、心身ともに成長したその姿に感動し、一人一人に卒業証書を渡すとき、思わず熱 く込み上げてくるものがありました。 はなむけの言葉として、剣道の教えにある『打って反省、打たれて感謝』という言葉を贈りました。こ の言葉は、 「勝っても驕ることなく謙虚であれ。負けても感謝の気持ちをもて」という意味で、大切なこと は、成功しても失敗しても、それを自分を高める機会として捉えることです。卒業生は、将来、新しい世 界で、社会の一員として活躍し、社会に貢献します。しかし、順風満帆に進むとは限りません、大きな壁 にぶつかり失敗することもあるかもしれません。また、努力の甲斐があり、よい結果がでることもあるか と思います。そんな時、悔やんだり、喜んだりしているだけでなく、さらに自分を向上させるべき努力を 続ける事が大切です。 『打って反省、打たれて感謝』の気持ちを忘れず、常に自分を高め、成長し続ける努 力をすることでこれからの人生を充実させて欲しいと言葉を続けました。 在校生の贈る言葉では、3年間の3年生の格好いい姿や感謝の言葉を贈り、卒業生からの言葉では、自 分たちが歩んできた道のりや保護者の方や地域の方への感謝、教職員へのお世話になった労いの言葉、在 校生への期待の言葉等、涙ながらの言葉に感動を覚えました。ぜひ、これからも三芳中学校で学んだこと をもとに、新しい世界で羽ばたいて欲しいと思います。 地域の方々からのご厚志!-ありがとうございます- 地域の方から次のようなご厚志をいただきました。ありがとうございます。大切に使わせていただきま す。 ◎井上製袋工業(株) 様 (学校の北側の会社) より ◎塩野建設工業(株) 様より 「朝日写真ニュース」 1年間分寄贈 ユーホニューム、パーカッションテーブル、シンバル 各1機
© Copyright 2024 Paperzz