ThinkPad T20/T21/T22/T23 (MT 2647/2648) ThinkPad ドック (MT

򔻐򗗠򙳰
ThinkPad T20/T21/T22/T23
(MT 2647/2648)
ThinkPad ドック
(MT 2631)
保守マニュアル
SA88-8292-01
お願い
本書をお読みになり、本書がサポートする製品をご
使用になる前に、必ず 174 ページの『特記事項』を
お読みください。
以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適
用されません。
IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を現存す
るままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の
保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もし
くは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地
域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が
禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。
本書は定期的に見直され、必要な変更 (たとえば、技術的
に不適切な記述や誤植など) は、本書の次版に組み込まれ
ます。 IBM は、随時、この文書に対して、改良または変
更を行うことがあります。
本文書の内容には日本では発表されていない IBM 製品
(機械およびプログラム)、プログラミングまたはサービス
についての参照または情報が含まれている場合がありま
す。しかし、このことは、これらの未発表製品、プログラ
ミングまたはサービスを、将来において IBM が日本国内
で提供する意向を意味するものではありません。
IBM 製品に関する技術情報は、IBM 認定再販売者または
IBM 営業員までお問い合わせください。
原 典:
IBM Mobile Systems
ThinkPad Computer
Hardware Maintenance Manual
発 行:
日本アイ・ビー・エム株式会社
担 当:
ナショナル・ランゲージ・サポート
第1刷 2003.7
この文書では、平成明朝体™W3、平成明朝体™W9、平成角
ゴシック体™W3、平成角ゴシック体™W5、および平成角ゴ
(財)日
シック体™W7を使用しています。この(書体*)は、
本規格協会と使用契約を締結し使用しているものです。フ
ォントとして無断複製することは禁止されています。
注* 平成明朝体™W3、平成明朝体™W9、平成角ゴシック体™W3、
平成角ゴシック体™W5、平成角ゴシック体™W7
© Copyright International Business Machines
Corporation 2003. All rights reserved.
© Copyright IBM Japan 2003
本書について
本書には、IBM ThinkPad T20、T21、T22、T23
(MT2647、2648)、および ThinkPad ドック (MT2631) 製品
のサービスおよび参照情報が記載してあります。本書を拡
張診断テストと一緒に使用して、問題のトラブルシューテ
ィングを行ってください。
本書は、以下の節で構成されています。
v 共通の節には、一般情報、およびコンピューターの保守
の際に必要な安全上の注意が記載されています。
v 製品固有の節では、サービス情報、参照情報、および製
品固有のパーツ情報を扱っています。
重要
本書は、ThinkPad 製品に精通した、専門の保守担当
者を対象としています。本書を拡張診断テストと一
緒にご使用いただくと、問題のトラブルシューティ
ングを有効に行えます。
IBM ThinkPad 製品の保守を行う前に、必ず、 3 ペ
ージの『安全上の注意』、 6 ページの『安全上の注
意』、および 11 ページの『レーザー規格に関する
記述』をお読みください。
© Copyright IBM Corp. 2003
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ThinkPad T20、T21、T22、T23
目次
本書について .
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はじめに . . . . . . . . . . . . . . . 1
重要保守情報 . . . . . . . . . . . . . 1
FRU 交換時の心得 . . . . . . . . . . . 1
エラー・メッセージの使い方 . . . . . . . . 2
ディスケットの互換性マトリックス . . . . . . . 2
安全上の注意 . . . . . . . . . . . . . 3
安全上の注意 . . . . . . . . . . . . . 6
一般的な安全上の注意事項 . . . . . . . . 6
電気に関する安全上の注意事項 . . . . . . . 7
安全検査ガイド . . . . . . . . . . . . 8
静電気の影響を受けやすい装置の取り扱い . . . 10
接地要件 . . . . . . . . . . . . . 11
レーザー規格に関する記述 . . . . . . . . . 11
概説 . . . . . . . . . . . . .
最初にお読みください . . . . . . .
最初に行うこと . . . . . . . .
関連の保守手順 . . . . . . . . .
保守 web サイト . . . . . . . .
プリロードされたシステムの復元 . . .
パスワード . . . . . . . . . .
省電力機能 . . . . . . . . . .
保守の手順 . . . . . . . . . . .
ThinkPad のテスト . . . . . . .
PC-Doctor を使用したシステム情報の検出.
電源システムの検査 . . . . . . .
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ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
製品仕様 . . . . . . . . . . . .
仕様 . . . . . . . . . . . . .
システム状況インジケーター . . . . .
FRU テスト . . . . . . . . . .
Fn キーの組み合わせ . . . . . . . .
FRU 故障判別リスト . . . . . . . . .
数値エラー・コード . . . . . . . .
エラー・メッセージ . . . . . . . .
ビープ音が鳴る場合 . . . . . . . .
ビープ音が鳴らない場合 . . . . . . .
液晶ディスプレイ関連の症状 . . . . .
再現性のない問題 . . . . . . . . .
判別しにくい問題 . . . . . . . . .
FRU の交換に関する注意事項 . . . . . .
ねじに関する注意事項 . . . . . . .
シリアル番号 (S/N) の保存 . . . . . .
FRU の取り外しと取り付け . . . . . . .
1010 バッテリー・パック . . . . . .
© Copyright IBM Corp. 2003
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v
1020 バックアップ・バッテリー . . . . .
1030 ハードディスク・ドライブ . . . . .
1040 DIMM. . . . . . . . . . . .
1050 Mini PCI アダプター . . . . . . .
1060 イーサネット・ドーター・カード . . .
1070 ウルトラベイ 2000 装置 . . . . . .
1080 キーボード . . . . . . . . . .
1090 キーボード CRU 絶縁体 . . . . . .
1100 ヒンジ・カバー . . . . . . . . .
1110 キーボード・ベゼル . . . . . . .
1120 ファン・アセンブリー . . . . . . .
1130 CPU . . . . . . . . . . . .
1140 PC カード・スロット・アセンブリー . .
1150 スピーカー . . . . . . . . . .
1160 ハードディスク・ベイ . . . . . .
1170 ウルトラベイ 2000 スロット . . . .
1180 システム・ボード . . . . . . . .
1190 セキュリティー・チップ . . . . . .
1200 マイクロホン・ケーブル . . . . . .
2010 LCD アセンブリー . . . . . . .
2020 フロント・ベゼル . . . . . . . .
2030 インバーター・カード . . . . . .
2040 LCD パネル . . . . . . . . .
2050 アンテナ・アセンブリー . . . . . .
2060 サブカード . . . . . . . . . .
3010 ThinkPad ドック PCI カバー . . . .
3020 ThinkPad ドック 上部カバー . . . .
各部の名称と位置 . . . . . . . . . .
システム (正面) . . . . . . . . . .
システム (背面) . . . . . . . . . .
システム (底面) . . . . . . . . . .
パーツ・リスト . . . . . . . . . . .
T20、T21、T22、および T23 シリーズ・モデルの
マトリックス . . . . . . . . . .
全体 . . . . . . . . . . . . .
AC アダプター . . . . . . . . . .
LCD FRU . . . . . . . . . . . .
キーボード . . . . . . . . . . .
リカバリー CD . . . . . . . . . .
その他のパーツ . . . . . . . . . .
オプションの FRU . . . . . . . . .
共通パーツ・リスト . . . . . . . . .
特記事項 . . . . . . . . . . . . .
商標 . . . . . . . . . . . . .
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ThinkPad T20、T21、T22、T23
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はじめに
重要保守情報
重要
BIOS およびデバイス・ドライバーの修正は、カス
タマー・インストール可能です。BIOS およびデバ
イス・ドライバーは、IBM サポート・サイト
http://www.ibm.com/pc/support から入手できま
す。
ディスケット修正の入手またはインストールに関し
て顧客が援助を必要とする場合は、PC サービスセ
ンターに連絡するようにアドバイスしてください。
FRU 交換時の心得
パーツを交換する前に
本書にリストしている FRU を交換する前に、必ず
ディスケット修正をすべてインストールしておくよ
うにしてください。
FRU 交換や保守のための不必要な出費をなくすため、次の
心得を守ってください。
v FRU を交換するように指示され、交換を行なっても問
題が修復されない場合、次の段階に進む前に元の FRU
を取り付け直してください。
v ThinkPad によっては、プロセッサー・ボードとシステ
ム・ボードが両方とも装備されているものがあります。
プロセッサー・ボードまたはシステム・ボードを交換す
るように指示された場合、一方のボードを交換しても問
題がなくならないときは、そのボードを取り付け直して
から、もう一方のボードを交換してください。
v アダプターまたは装置に複数の FRU が含まれている場
合、それらの FRU のどれかがエラーの原因である可能
性があります。アダプターまたは装置を交換する前に、
FRU を 1 つずつ取り外して、症状に変化があるか確認
し、症状が変わった FRU だけを交換してください。
重要: 保守しようとしている ThinkPad のセットアップ構
成がカスタマイズされている場合があります。 自動構成を
実行するとそれらの設定が変更されることがあるので、 必
ず現行構成の設定を (「構成の表示 (View Configuration)」
オプションを使って) メモしておき、保守が完了したら、
それらの設定値が有効なままになっているか確認します。
© Copyright IBM Corp. 2003
1
重要保守情報
ハードディスク・ドライブ交換時の注意
ハードディスク・ドライブを交換する前に、必ず低レベ
ル・フォーマットの実行を試みてください。
重要: 保守しようとしている ThinkPad のドライブ始動順
序が変更されている可能性があります。 コピー、保管、フ
ォーマットなどの書き込み作業時には特に注意してくださ
い。 ドライブを間違って選択すると、データやプログラム
が上書きされてしまうことがあります。
エラー・メッセージの使い方
エラーを診断するには、画面に表示されるエラー・コード
を使います。複数のエラー・コードが表示された場合、最
初のエラー・コードから診断を開始します。最初のエラ
ー・コードの原因が何であっても、それに起因して誤った
エラー・コードが出される場合があります。エラー・コー
ドが表示されない場合、そのエラーの症状が、保守を行な
っている ThinkPad の「FRU 故障判別リスト」に記載され
ているか確認してください。
ディスケットの互換性マトリックス
ディスケットを使用する各ドライブの互換性は、次のとお
りです。
ディスケット・
ドライブ
3.5 型
2
ディスケット
容量
互換性
1.0 MB
読み取り/書き込み
2.0 MB
読み取り/書き込み
4.0 MB
互換性なし
ThinkPad T20、T21、T22、T23
安全上の注意
安全上の注意
本書で、安全上の注意は英語で示され、この節に記載され
ている該当の多言語翻訳された安全上の注意に対応するペ
ージ番号参照が付いています。
安全上の注意 1
FRU の交換後、ThinkPad の電源を入れる前に、ねじ、
バネ、その他の小さな部品がすべて正しい位置にあり、
また ThinkPad の内部で緩んでいないことを確認してく
ださい。これを確認するには、ThinkPad を振って、カ
チャカチャと音がしないか確かめます。金属部品や金属
破片はショートの原因になることがあります。
安全上の注意 2
予備バッテリーの中には少量のニッケルとカドミウムが
含まれているものがあります。 したがって、予備バッ
テリーの分解、再充電、火または水の中への投棄、また
はショートさせることは決して行なわないでください。
バッテリーの廃棄にあたっては、地方自治体の条例また
は規則に従ってください。 適切なパーツ・リストにあ
るバッテリーだけを使用してください。 誤ったバッテ
リーを使用すると、バッテリーが発火したり、爆発した
りすることがあります。
はじめに
3
安全上の注意
安全上の注意 3
バッテリー・パックには少量のニッケルが含まれていま
す。バッテリー・パックを分解したり、火または水の中
に投げ込んだり、ショートさせたりしないでください。
バッテリー・パックの廃棄にあたっては、地方自治体の
条例または規則に従ってください。 バッテリー・パッ
クを交換するときは、適切なパーツ・リストにあるバッ
テリーだけを使用してください。 誤ったバッテリーを
使用すると、バッテリーが発火したり、爆発したりする
ことがあります。
安全上の注意 4
リチウム・バッテリーは、火災、爆発、または重症のや
けどを引き起こすことがあります。バックアップ・バッ
テリーの充電、その極性コネクターの取り外し、バッテ
リー本体の分解、100°C (212°F) 以上への加熱、焼
却、電池の中身を水に浸すことはしないでください。
バッテリーの廃棄にあたっては、地方自治体の条例また
は規則に従ってください。 適切なパーツ・リストにあ
るバッテリーだけを使用してください。 誤ったバッテ
リーを使用すると、バッテリーが発火したり、爆発した
りすることがあります。
安全上の注意 5
LCD が破損し、LCD の中の液体が目に入ったり、手に
触れたりした場合は、液体が触れた部分を少なくとも
15 分間洗い流してください。洗い流した後に、液体に
よって何らかの症状が現れた場合は、医師の治療を受け
てください。
4
ThinkPad T20、T21、T22、T23
安全上の注意
安全上の注意 6
感電を防ぐため、インバーター・カードの下部を保護し
ているプラスチック・カバーを外さないでください。
安全上の注意 7
メイン・バッテリーの電圧は低くても、ショートした
り、接地したバッテリーが、作業者にやけどを負わせた
り、可燃物を燃やすだけの電流を生成する場合がありま
す。
安全上の注意 8
FRU を取り外す前に、ThinkPad の電源を切って、す
べての電源コードをコンセントから外してください。次
に、バッテリー・パックを外し、相互接続ケーブルを取
り外してください。
はじめに
5
安全上の注意
安全上の注意
次の節では、IBM モバイル・コンピューターの保守を行な
う前に、よく理解しておく必要のある安全上の注意を示し
ます。
一般的な安全上の注意事項
次の規則に従って、一般的な安全確保に努めてください。
v 保守の実行中および終了後は、コンピューター周辺を整
理整とんしておきます。
v 重い物を持ち上げるときは、次のようにします。
1. 滑らないように、しっかりと立っていられるようにし
ます。
2. 持ち上げる物の重量が、両足に平均して分散するよう
にします。
3. ゆっくりと持ち上げます。持ち上げるときに、いきな
り動いたり、ねじったりしないでください。
4. 足の筋肉を使って、立ち上がる、または押し上げま
す。このようにすると、背中の筋肉への負担が少なく
なります。重量が 16 kg を超える物、または自分 1
人で持ち上げるには重過ぎると感じる物を持ち上げよ
うとしないでください。
v お客さまに危険が及ぶ処置や、装置の安全を脅かす装置
は実行しないでください。
v マシンを始動する前に、必ず、他のサービス技術員や顧
客のスタッフが危険な場所にいないか確かめます。
v 取り外したカバーやその他のパーツは、マシンの保守を
行なっている間、だれも近づかない安全な場所に保管し
ておきます。
v 工具箱は通路から外れたところに置いて、他の人がそれ
につまずくことがないように気を付けます。
v マシンの可動部にはさまれる可能性のある、ゆったりと
した衣服は身に付けないようにします。そでは、きちん
と留めておくか、ひじの上までまくり上げておきます。
長髪の場合は、必ず束ねておきます。
v ネクタイやスカーフの端は衣服の中に入れておくか、不
伝導性のクリップを使って、端から約 8 cm のところで
留めておきます。
v アクセサリー、チェーン、または金属フレームの眼鏡を
身に着けたり、金属製のファスナーを使用する衣服を着
用しないでください。
重要:
金属製の物はよく電気を通します。
v ハンマーやドリルを使った作業、はんだ付け、ワイヤー
の切断、スプリングの接続、溶剤の使用、そしてその他
目に危険が及ぶ可能性のある作業を行なうときは、安全
眼鏡をかけてください。
6
ThinkPad T20、T21、T22、T23
安全上の注意
v 保守が終了したら、安全シールド、ガード、ラベル、接
地ワイヤーをすべて元どおり取り付けます。摩耗した
り、欠陥のある安全装置は交換しておきます。
v マシンをお客さまに返却する前に、すべてのカバーを正
しく取り付けます。
電気に関する安全上の注意事項
電気機器を取り扱うときは、次の規則を守ってください。
重要
承認済みのツールおよびテスト機器だけを使ってく
ださい。ツールの中には、電流が流れているところ
での作業時に絶縁しない、柔らかい物質でハンドル
を覆っているものがあります。
顧客の多くは、その装置の付近に、静電気の放電を
少なくするための微小な導電ファイバーを含むゴム
製のフロア・マットを使っています。このような種
類のマットは、サービス技術員自身を感電から保護
するためには使わないでください。
v その部屋の緊急電源切断 (EPO) スイッチ、電源スイッ
チ、または電源コンセントを見つけておきます。こうし
ておくと、電気の事故が発生した場合に、すみやかにス
イッチを操作したり、電源コードのプラグを外すことが
できます。
v 危険な条件下における作業や、危険な電圧を伴う装置の
付近での作業は 1 人で行わないでください。
v 次の作業は、すべての電源を切断してから行ないます。
– 機械の検査を実行する
– 電源機構付近で作業する
– メイン装置を取り外すまたは取り付ける
v 作業を開始する前に、電源コードを抜きます。電源コー
ドを抜けない場合は、お客さまに依頼して、そのコンピ
ューターに電力を供給している配電盤の電源をオフに
し、その配電盤をオフ位置にロックしてもらってくださ
い。
v 露出した 電気回路を持つマシンで作業する必要があると
きは、次の注意事項を守ってください。
– 必ず、電源オフのコントロールに詳しい人にそばにい
てもらいます。
重要: 別の人が必要な理由は、必要に応じて電源を
オフにしてもらうことです。
– 電源の入った電気機器で作業をするときは片手だけ使
用します。もう一方の手はポケットに入れておくか、
後ろに回しておきます。
重要: 感電は、完全な回路ができた場合にだけ起こ
ります。上記の規則を守れば、電流が人体を流れるの
を防ぐことができます。
はじめに
7
安全上の注意
– テスターを使うときは、コントロールを正しく設定
し、そのテスター用に承認されたプローブ・リードと
アクセサリーを使用するようにしてください。
– 適切なゴム製のマット (必要なら、現場で入手します)
の上に立ち、金属製のフロア・ストリップやマシン・
フレームなどのアースから絶縁します。
非常に高電圧の場所での作業のときは、特殊な安全上の
注意を守ってください。これらの指示は、保守情報の安
全に関する節に記載されています。 高電圧の測定のとき
は特に慎重に行なってください。
v 安全な操作条件を確保するために、電気関係のツールは
定期的に検査し、保守します。
v 摩耗したり、破損したツールやテスターは使わないでく
ださい。
v 回路から電源が切断されていることをあらかじめ想定す
ることは、絶対にしないでください。まず最初に、回路
の電源がオフになっているか必ずチェック します。
v 常に、作業域で起こる可能性のある危険を見つけられる
ように慎重に作業します。このような危険性が存在する
ところの例としては、湿ったフロア、接地されていない
電源延長ケーブル、電源サージ、アースがない、などが
あります。
v プラスチックの歯科用ミラーの反射面で、電流が流れて
いる電気回路に触れないでください。この表面は導電性
があるため、これで触れると、人体への傷害やマシンの
損傷を引き起こすおそれがあります。
v 次のパーツは、マシン内でそれらの通常の操作場所から
取り外すとき、電源をオンにしたまま 保守作業を行なわ
ないでください。
– 電源機構装置
– ポンプ
– 送風機およびファン
– モーター・ジェネレーター
上記と類似した装置。(これによって、これらの装置の接
地を正しく行なえます。)
v 電気の事故が発生した場合、次のようにします。
– 慎重に対応してください。自分自身が事故の犠牲者に
ならないでください。
– 電源を切ります。
– 別の人に依頼して、救急治療を呼んでもらいます。
安全検査ガイド
この検査ガイドの目的は、危険性が潜む状態を識別できる
ようにすることです。マシンの設計および製作段階におい
て、ユーザーとサービス技術員を傷害から守るために必要
な安全品目が取り付けられています。このガイドでは、こ
れらの品目だけを紹介します。この検査ガイドで紹介して
8
ThinkPad T20、T21、T22、T23
安全上の注意
いない IBM 以外の機構またはオプションを接続したこと
による危険性の識別については、各自が適切な判断を行な
う必要があります。
危険な状態が存在する場合、その明確な危険性の度合い
と、先にその問題を解決せずに作業を続けられるかどうか
について判別する必要があります。
次の状態と、その状態が示す危険性について考慮してくだ
さい。
v 電気の危険性、特に 1 次電源 (フレーム上の 1 次電圧
は重大または致命的な感電事故を起こすおそれがありま
す)
v 爆発の危険性 (損傷した CRT 表面やコンデンサーの膨
張など)
v 機械的な危険性 (ハードウェアの緩み、欠如など)
危険が潜む状態があるかどうかを判別するには、どの保守
作業を始めるときにも次のチェックリストを使用してくだ
さい。検査は、電源オフ、および電源コードの切断から始
めてください。
チェックリスト
1. 外側のカバーに損傷がないか検査します (緩み、破損、
またはエッジのとがり)。
2. コンピューターの電源をオフにします。電源コードを外
します。
3. 次の点について、電源コードを検査します。
a. 第 3 配線のアース・コネクターの状態が良好である
か。メーターを使って、外部アース・ピンとフレー
ム・アースの間のアース線の導通が 0.1 オーム以下
であるか測定します。
b. 電源コードはパーツ・リストに指定されたタイプで
なければなりません。
c. 絶縁体が摩耗していてはいけません。
4. カバーを取り外します。
5. 明らかに IBM 以外のパーツが使われている部分を検査
します。 IBM 以外のパーツの使用の安全性について、
的確な判断を下します。
6. 装置内部に明らかに危険な状態がないか (たとえば、金
属の切りくず、汚染、水などの液体、火または煙による
損傷の兆候など) を検査します。
7. ケーブルが摩耗していたり、はさまれていないか検査し
ます。
8. 電源機構カバーのファスナー (ねじまたはリベット)
が、外れていたり、損傷していないか検査します。
はじめに
9
安全上の注意
静電気の影響を受けやすい装置の取り扱い
トランジスターまたは集積回路 (IC) を含む ThinkPad の部
分は、静電気の放電 (ESD) の影響を受けやすいことを知っ
ておく必要があります。 ESD による損傷は、物体間に帯
電の差があるときに起こります。 帯電を平均化して、マシ
ン、パーツ、作業マット、およびそのパーツを取り扱う人
の帯電がすべて同じになるようにして、ESD による損傷を
防止してください。
注
1. ESD が下記に示す要件を超えたときは、その製
品特定の ESD 手順を実行してください。
2. お使いの ESD 保護装置が、完全に有効であると
承認 (ISO 9000) されているか確認します。
ESD の影響を受けやすいパーツを取り扱う際は、次のよう
にしてください。
v パーツは、製品に挿入するまでに静電防止袋に入れたま
まにしておきます。
v 他の人との接触を避けます。
v 接地されたリスト・ストラップを身に付けて、自分の身
体から静電気を放電します。
v パーツが、自分の衣服に触れないようにします。ほとん
どの衣服は絶縁性になっており、リスト・ストラップを
付けていても帯電したままになっています。
v 接地された作業マットの黒い面を使って、静電気のない
作業面を作ります。このマットは、ESD の影響を受けや
すい装置を取り扱う際には特に便利です。
v 下記にリストしたような接地システムを選択し、特定の
保守要件に合った保護を可能にします。
注
できれば接地システムを使用することが望ましい
のですが、ESD による損傷を防止する場合には必
要ありません。
– ESD アース・クリップをフレーム・アース、アー
ス・ブレード、または緑色の配線のアースに接続しま
す。
– 二重絶縁のシステムまたはバッテリー駆動システムで
作業するときは、 ESD 共通アースまたは基準点を使
います。これらのシステムでは、同軸またはコネクタ
ー外部シェルが使えます。
– 交流電源で動作するコンピューターでは、AC プラグ
の丸いアース端子を使います。
10
ThinkPad T20、T21、T22、T23
安全上の注意
接地要件
オペレーターの安全確保とシステム機能の正常実行のため
には、ThinkPad の接地が必要です。電源コンセントが適切
に接地してあるかどうかの確認は、資格のある電気技師が
行ないます。
レーザー規格に関する記述
一部の IBM パーソナル・コンピューターには製造時に
CD-ROM ドライブや DVD-ROM ドライブなどの光ディス
ク・ストレージ・デバイスが装備されています。 これら
は、オプションとして別売りもされています。このドライ
ブは、米国保健社会福祉省の連邦規約 (DHHS 21 CFR) の
副章 J のクラス 1 レーザー製品の要件に準拠していると
認定されています。それ以外の国では、このドライブはク
ラス 1 レーザー製品に関する国際電気標準会議 (IEC) 825
および CENELEC EN 60 825 の要件に準拠していると認
定されています。
CD-ROM ドライブ、DVD ドライブ、または他のレーザー
製品を取り付けるときは、次の点に注意してください。
ここに指定された以外のコントロール、調整、またはパ
フォーマンスを使用した場合、危険な放射線照射が起こ
る場合があります。
CD-ROM ドライブ、DVD-ROM ドライブ、または他の光
ディスク・ストレージ・デバイスを開くと、危険なレーザ
ー放射を受ける場合があります。これらのドライブの中に
は、保守可能なパーツはありません。絶対に開かないでく
ださい。
一部の CD-ROM ドライブ、DVD-ROM ドライブ、または
他の光ディスク・ストレージ・デバイスには、クラス 3A
またはクラス 3B レーザー・ダイオードが組み込まれてい
ます。 次の点に注意してください。
はじめに
11
レーザー規格に関する記述
開くと、目に見えるレーザーや目に見えないレーザーが
照射されます。ビームを見つめたり、光学機器を使って
直接見たりしないでください。また、ビームが直接当た
らないようにしてください。
12
ThinkPad T20、T21、T22、T23
概説
本章では、PC-Doctor DOS 診断プログラムが搭載されてい
る、あらゆる ThinkPad モデルについて説明します。ただ
し、記述によっては、特定のモデルに適用されないものも
あります。
最初にお読みください
保守を行う前に必ずこの項を読んで、注意事項を守ってく
ださい。
重要事項
v ThinkPad® の保守は、訓練を受けた有資格者だ
けが行ってください。
v FRU を交換する前に、『FRU の取り付けと取り
外し』の項を熟読してください。
v FRU を取り付ける場合は、新しいナイロン被覆
されたねじを使用してください。
v コピー、保管、フォーマットなどの書き込み作業
時には特に注意してください。 保守しようとして
いる ThinkPad では、ドライブ名が変更されてい
る可能性があります。ドライブを間違って選択す
ると、データやプログラムが上書きされてしまう
ことがあります。
v モデルごとの正しい FRU を交換するようにして
ください。FRU を交換するときは、ThinkPad の
モデルと FRU のパーツ番号が正しいことを FRU
パーツ・リストと照合して確認してください。
v 一時的で再現性のないエラーを理由に FRU を交
換しないでください。一時的なエラーは、ハード
ウェアの欠陥とは関係のないさまざまな理由で生
じることがあります。たとえば、宇宙線による影
響、静電気の放電、またソフトウェア・エラーな
どです。FRU の交換は、問題が繰り返して起こる
場合にだけ検討してください。それでも FRU に
欠陥があると思われる場合は、エラー・ログをク
リアして、もう一度テストを実行してください。
エラーが再発生しない場合は FRU を交換しない
でください。
v 正常な FRU を交換しないように注意してくださ
い。
© Copyright IBM Corp. 2003
13
最初にお読みください
最初に行うこと
FRU を返却する場合は、FRU に添付するパーツ交換表ま
たはパーツ返却表に、以下のことを記述する必要がありま
す。
__ 1. 保守作業者の名前と電話番号
__ 2. 作業日
__ 3. ThinkPad が故障した日付
__ 4. お客様が ThinkPad を購入した日付
__ 5. エラーの現象、画面に表示されているエラー・コー
ド、ビープ音
__ 6. FRU を交換するに至った過程と、参考にしたページ
__ 7. 問題の FRU と、そのパーツ番号
__ 8. ThinkPad の機種、モデル番号 (TYPE)、シリアル番
号 (S/N)
__ 9. お客様の名前と住所
保証に関する注意事項:
ThinkPad の故障の原因が、お客様の誤用、不注意、ご自身
によるシステム構成の変更、または物理的に不適切な環境
や操作環境、あるいはお客様自身の保守によるものである
場合は、保証期間内であっても、修理は有償になることが
あります。次のリストに、修理期間内であってもサービス
の対象にならない項目と、通常の使用方法ではかからない
圧力をかけたためにシステムが示す異常状況を示します。
ThinkPad の保守を行う前に、次の注意事項を読んで、故障
が保証期間内のサービスを適用できるものかどうかを検討
してください。
保証期間内のサービスが適用されない場合
v 圧力をかけたり、落としたりしたことによる LCD のひ
び割れ
v 部品の損傷 (引っかき傷や染みなど表面的なもの)
v 表面部品のゆがみ、変形、または変色
v 強い力をかけたことによる、プラスチック部品のひび割
れや破損、ラッチ、ピン、コネクターの破損
v ThinkPad に水などの液体をこぼして生じた故障
v PC カードを不適切なスロットに挿入したり、互換性の
ないカードを挿入したりすることによって生じた故障
v ディスケット・ドライブ内に異物を挿入したことによる
損傷
v ディスケット・ドライブのカバーに圧力を加えたり、ラ
ベルを何枚も貼って分厚くなったディスケットをディス
ケット・ドライブに無理に挿入しようとしたりすること
で生じた故障
v ディスケットの取り出しボタンの破損または変形
v サポートされていない装置を接続してヒューズがとんだ
場合
v ThinkPad のパスワードを忘れた場合 (この場合、
ThinkPad は使用できなくなります)
v キーボードに水などの液体をこぼしたことによるキーの
固着
14
ThinkPad T20、T21、T22、T23
最初にお読みください
次のような場合の修理も、保証期間サービスが適用されま
せん。
v 不当な保守や修正によって、ThinkPad の部品が紛失して
いる場合。
v ハードディスク・ドライブのスピンドルが雑音を発生す
るようになった場合、過度な力が加わったか、落とされ
た可能性があります。
概説
15
関連の保守手順
関連の保守手順
ここでは、次のことについて記述しています。
v 『保守 web サイト』
v 『プリロードされたシステムの復元』
v 19 ページの『パスワード』
v 22 ページの『省電力機能』
保守 web サイト
最新の保守ディスケットやシステム・プログラム・ディス
ケットが入手可能になると、お知らせが
http://www.ibm.com/pc/partner/infotips に掲載されま
す。
プリロードされたシステムの復元
ハードディスク・ドライブのデータが損傷したり、誤って
消去された場合に、初期インストール済みソフトウェアを
購入時の状態に戻すことができます。このソフトウェアに
は、初期インストール済みのオペレーティング・システ
ム、アプリケーション、およびデバイス・ドライバーが含
まれます。
初期インストール済みソフトウェアをリストアするには、
Product Recovery プログラムまたはリカバリー CD のどち
らかを使用できます。
リカバリー CD の注文方法
故障などの理由でハードディスク・ドライブを交換
すると、新しいハードディスクには Product
Recovery プログラムが入っていません。 この場合
は、Product Recovery CD を使用する必要がありま
す。 新しいハードディスクが届いたときに初期イン
ストール済みソフトウェアをすぐにリカバリーでき
るようにリカバリー CD とハードディスク・ドライ
ブを同時に注文してください。 注文する CD につ
いて詳しくは、 161 ページの『リカバリー CD』を
参照してください。
Product Recovery プログラムは、サービス・パーティショ
ンに入っています。それは、Windows エクスプローラによ
って表示されない、ハードディスクの部分にあります。
重要: 基本ハード・ディスク・パーティション (通常は、
ドライブ C) 上のすべてのファイルは、リカバリー処理で
失われます。開始する前に、ドライブ C で保管しておい
たファイルのコピーを必ずバックアップしてください。
16
ThinkPad T20、T21、T22、T23
関連の保守手順
リカバリー修復ディスケットの作成
オペレーティング・システムを正常にブートできない場
合、または Product Recovery プログラムにアクセスするこ
とができない場合、リカバリー修復ディスケット
(Recovery Repair diskette) を使用して、ThinkPad をブート
することができます。リカバリー修復ディスケットを作成
して、今後使用するときのために保管しておいてくださ
い。 リカバリー修復ディスケットを作成するには、次のよ
うにします。
1. ThinkPad をシャットダウンし、再始動する。
2. プロンプトで、F11 を押す。(F11 を押すオプション
は、数秒しか表示されません。F11 を素早く押す必要が
あります。) Product Recovery プログラムのメインメニ
ューが開きます。
注: オペレーティング・システムを選択するよう促され
たら、リカバリーしたいものを選択してください。
Product Recovery プログラムのメインメニューが開
きます。
3. メインメニューで「System Utilities (システム・ユー
ティリティー)」を選択する。Enter を押す。
4. 「Create a Recovery Repair diskette (リカバリー修
復ディスケット作成)」を選択し、Enter を押す。
5. 画面の指示に従う。
6. 処理が完了したら、「リカバリー修復ディスケット」と
書いたラベルを貼り、今後必要なときのために保管して
おく。
Product Recovery プログラム
注: リカバリー処理には、最大で 2 時間かかることがあり
ます。
Product Recovery プログラムを使用して、初期インストー
ル済みソフトウェアをリストアするには、次のようにしま
す。
1. すべてのファイルを保管して、デスクトップをシャット
ダウンする。
2. ThinkPad の電源をオフにする。
3. ThinkPad の電源をオンにする。Windows XP を使用し
ている場合、画面上に 3 つのメッセージ (F1、F11、お
よび F12) が数秒間表示されます。それらの 1 つは、
「Press F11 to invoke the IBM Product Recovery
program」です。メッセージが表示されている間に、
F11 を素早く押す。
Windows 2000 または別のオペレーティング・システム
を使用している場合は、始動画面が最初に表示され、次
にメッセージ「To start the Product Recovery
program, press F11」が画面の上部に表示されます。
概説
17
関連の保守手順
ここでも、それが表示される時間は非常に短いので、そ
れを待ち構えていて、それが消える前に F11 を押す。
注: このメッセージが表示されない場合は、リカバリー
修復ディスケット (Product Recovery diskette) を使
用して、Product Recovery プログラムにアクセスで
きます。 (リカバリー修復ディスケットの使用につ
いては、 19 ページの『リカバリー修復ディスケッ
トを使用するには:』を参照してください。)
4. 画面に表示されるリストから、リカバリーしたいオペレ
ーティング・システムを選択する。
5. 使用するリカバリー・オプションを選択し、画面の指示
に従う。
6. Product Recovery プログラムが実行を終了したら、
ThinkPad は初期インストールされたオペレーティン
グ・システム、ドライバー、およびソフトウェアを使用
して再始動します。
注: ネットワーク・ドライバーは、Windows NT 4.0 で
は自動的にリストアされないので、それらを再イン
ストールする必要があります。
注: Windows 2000 または Windows 98 を使用する場合
は、Ctrl+Alt+Del を押すか、ThinkPad をオフにし
てから、再びオンにすることによってシステムを再
始動します。ThinkPad は初期インストールされた
オペレーティング・システム、ドライバー、および
ソフトウェアを使用して再始動します。
リカバリー CD の使用
サービス・パーティションを作成して、リカバリー CD か
らプリロードされたシステムをインストールするには、次
のようにします。
サービス・パーティションを作成するには:
1. FDISK または同様のアプリケーションを使用して、ハ
ードディスク上のすべてのパーティションを消去する。
2. リカバリー CD (および必要な場合はブート・ディスケ
ット) を使用してブートする。
3. 次のメッセージが表示されます。「Your computer
originally included a Product Recovery program
... Reinstall the Product Recovery program? (Y/N)
[ ]」。
注: ハードディスクにパーティションが含まれている場
合は、このメッセージを受け取る必要はありませ
ん。ステップ 1 に進んでください。
4. Y キーを押す。サービス・パーティションが作成さ
れ、Product Recovery プログラム・ファイルがロードさ
れます。
18
ThinkPad T20、T21、T22、T23
関連の保守手順
注: サービス・パーティションを作成したくない場合
は、 N キーを押して、ステップ 8 に進んでくださ
い。
5. 次のウィンドウで、Enter を押して継続する。
v サービス・パーティションが作成されます。このプロ
セス中、システムが自動的にリブートする。
v リカバリー処理は、一部のファイルをサービス・パー
ティションにコピーし、他のファイルを PKUNZIP
(解凍) する。
v プロンプトに従う。CD を変更するようプロンプトが
出されることがあります。
v プロセスが完了したら、システムがリブートする。ス
テップ 6 に進み、プリロードされたシステムをイン
ストールする。
CD からプリロードされたシステムをインストールするに
は:
6. リカバリー CD (および必要な場合はブート・ディス
ケット) を使用してブートする。
7. ハードディスクがブランクである場合は、次のメッセ
ージが表示される。「Your computer originally
included a Product Recovery program ...
Reinstall the Product Recovery program? (Y/N)
[ ]」。
v サービス・パーティションをインストールするに
は、ステップ 4 に進む。
v サービス・パーティションをインストールせずに、
ハードディスク・ドライブをプリロードするには、
N キーを押す。
8. どのオペレーティング・システムをインストールする
か尋ねるメッセージを受け取る場合は、適切なオペレ
ーティング・システムを選択して、Enter を押す。
9. 「Full Recovery:」というメッセージが表示される。
Enter を押して選択する。
10. 次の 3 つのウィンドウのそれぞれで、Y キーを押
す。
11. プロンプトに従って、リカバリーを完了する。
リカバリー修復ディスケットを使用するには:
1. ThinkPad をシャットダウンして、電源をオフにする。
2. リカバリー修復ディスケットをドライブに挿入してか
ら、ThinkPad の電源をオンにする。
3. 画面の指示に従う。
パスワード
どの ThinkPad コンピューターにも 3 つのパスワードが必
要です。これらは、パワーオン・パスワード (POP)、ハー
概説
19
関連の保守手順
ドディスク・パスワード (HDP)、およびスーパーバイザ
ー・パスワード (SVP) です。
これらのパスワードのいずれかが設定されていると、
ThinkPad の電源がオンになるたびに画面にパスワード・プ
ロンプトが表示されます。 ThinkPad は、パスワードを入
力するまで始動しません。
例外: SVP だけを指定する場合、オペレーティング・シス
テムのブート時にパスワード・プロンプトが表示さ
れません。
パワーオン・パスワード:
パワーオン・パスワード (POP) は、無許可の人がシステム
の電源を入れないように保護します。 このパスワードを入
力しないと、オペレーティング・システムをブートできま
せん。
ハードディスク・パスワード:
ハードディスク・パスワード (HDP) には次の 2 つがあり
ます。
v ユーザー HDP — ユーザー用。
v マスター HDP — システム管理者用。システム管理者
は、ユーザーがユーザー HDP を変更した場合でも、こ
のパスワードを使ってハードディスクにアクセスできま
す。
注: HDP には、「User only」と「Master + User」の 2
つのモードがあります。 「Master + User」モードで
は 2 つの HDP が必要です。システム管理者は、この
2 つを同じ操作で入力します。システム管理者は、そ
の後でシステム・ユーザーにユーザー HDP を渡しま
す。
重要: ユーザー HDP を忘れてしまった場合は、マスター
HDP が設定されているかどうか調べてください。これが設
定されていれば、マスター HDP を使ってハード・ディス
ク・ドライブにアクセスできます。 マスター HDP が使え
ない場合、IBM はユーザー HDP またはマスター HDP の
どちらかをリセットするサービスも、ハードディスクから
データをリカバリーするサービスも行いません。ハードデ
ィスクは、有償で交換できます。
スーパーバイザー・パスワード:
スーパーバイザー・パスワード (SVP) は、IBM BIOS
Setup Utility に保管されているシステム情報を保護しま
す。 SVP を入力しないと、IBM BIOS Setup Utility にア
クセスしたり、システム構成設定値に変更を加えることが
できません。
20
ThinkPad T20、T21、T22、T23
関連の保守手順
重要: SVP を忘れてしまい、技術担当者にそれを提示で
きない場合は、パスワードをリセットするための保守手順
はありません。 システム・ボードは、有償で交換できま
す。
パワーオン・パスワードを解除する方法
POP を忘れた場合にそれを解除するには、次の手順を実行
します。
(A) SVP が指定されていない場合は、次のようにします。
1. ThinkPad の電源をオフにする。
2. バッテリー・パックを取り外す。
バッテリー・パックの取り外し方法については、
58 ページの『1010 バッテリー・パック』を参照してく
ださい。
3. バックアップ・バッテリーを取り外す。
バックアップ・バッテリーの取り外し方法については、
59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』を参照
してください。
4. ThinkPad の電源をオンにし、POST が終了するまで待
つ。
POST が終了しても、パスワード・プロンプトは表示さ
れません。これで POP は解除されました。
5. バックアップ・バッテリーとバッテリー・パックを取り
付け直す。
(B) SVP が指定されており、技術担当者がそれを知らない
場合は、次のようにします。
1. F1 を押しながら、ThinkPad の電源をオンにする。
2. SVP を入力する。IBM BIOS Setup Utility メニューが
表示されます。
3. カーソル・キーを使ってメニューを下に移動し、
「Password」を選択する。
4. 「Power-On Password」を選択する。
5. 「Enter Current Password」フィールドに SVP を入力す
る。
6. 「Enter New Password」フィールドが開いたら、ブラン
クにしたまま、Enter を 2 回押す。
7. 「Changes have been saved」ウィンドウで Enter を押
す。
8. F10 を押してから、「Setup confirmation」ウィンドウで
「Yes」を選択する。
概説
21
関連の保守手順
ハードディスク・パスワードを解除する方法
重要: 「User only」モードが選択されているが、ユーザ
ー HDP を忘れてしまい、技術担当者にそれを提示できな
い場合、IBM はユーザー HDP をリセットするサービスを
提供することも、ハードディスクからデータをリカバリー
することも行いません。ハードディスクは、有償で交換で
きます。
SVP およびマスター HDP が分かっているときに、忘れて
しまったユーザー HDP を解除するには、次の手順を実行
します。
1. F1 キーを押しながら、ThinkPad の電源をオンにする。
2. SVP を入力する。IBM BIOS Setup Utility メニューが
表示されます。
3. カーソル・キーを使ってメニューを下に移動し、
「Password」を選択する。
4. 「Hard-disk x password」を選択する。ここで、x は
ハードディスク・ドライブのドライブ名です。ポップア
ップ・ウィンドウがオープンします。
5. 「Master HDP」を選択する。
6. マスター HDP を入力してから、「New Password」フ
ィールドをブランクのまま、Enter を 2 回押す。
7. F10 を押す。
8. 「Setup Configuration」ウィンドウで「Yes」を選択す
る。
これで、ユーザー HDP とマスター HDP の両方が解除
されたことになります。
省電力機能
電力消費量を減らすために、ThinkPad には、スクリーン・
ブランク、スタンバイ (サスペンド)、およびハイバネーシ
ョンの 3 つの省電力モードが備わっています。
注
v スクリーン・ブランク・モードは、Windows 95
と Windows NT ではスタンバイ・モード と呼ば
れます。
v スタンバイ・モードは、Windows 95 と Windows
NT ではサスペンド・モード と呼ばれます。
スクリーン・ブランク・モード
スクリーン・ブランク・モードには、次のように 3 つの変
種があります。
1. Fn + F3 を押した場合、または IBM BIOS Setup
Utility で「LCD off timer」に設定した時間が満了した
場合、
v 液晶ディスプレイのバックライトがオフになる。
22
ThinkPad T20、T21、T22、T23
関連の保守手順
v ハードディスク・ドライブのモーターが停止する。
v スピーカーがミュートになる。
2. ACPI オペレーティング・システムを使用しており、Fn
+ F3 を押す場合、
v 液晶ディスプレイのバックライトがオフになる。
v ハードディスク・ドライブのモーターが停止する。
3. オペレーティング・システムの「モニタの電源を切る」
タイマーで設定された時間が満了する場合、
v 液晶ディスプレイのバックライトがオフになる。
スクリーン・ブランク・モードを終了して通常の操作をレ
ジュームするには、何かキーを押します。
スタンバイ・モード
ThinkPad がスタンバイ・モードになると、スクリーン・ブ
ランク・モードの状況に加え、次の状態になります。
v 液晶ディスプレイの電源オフ。
v ハードディスク・ドライブの電源オフ。
v CPU が停止する。
スタンバイ・モードにするには、Fn + F4 を押します。
注: ACPI オペレーティング・システムを使用している場
合、Fn + F4 のアクションを変更できます。
次の状況では、ThinkPad は自動的にスタンバイ・モードに
なります。
v タイマーに「サスペンド時間」が設定されていて、キー
ボード、トラックポイント、ハードディスク、パラレ
ル・コネクター、またはディスケット・ドライブをユー
ザーがその時間内に操作しない場合。
v バッテリー・インジケーターがオレンジの点滅になっ
て、バッテリー残量が少ないことを示している場合。
(代わりに、「省電力のプロパティ」ウィンドウで「バッ
テリー少量時にハイバネーションに入る」が選択されて
いる場合は、ThinkPad はハイバネーション・モードにな
ります。)
APM オペレーティング・システムに関する注意事項:
バッテリー少量アラームを設定しなくても、バッテリー残
量インジケーターが、バッテリー残量が少なくなっている
ことを通知し、それにより ThinkPad は自動的に省電力モ
ードに入ります。 バッテリー少量状態に対するデフォルト
の動作は、オペレーティング・システムから独立している
ため、バッテリー少量アラームを設定していても、
ThinkPad は指定とは異なった動作をする場合があります。
ThinkPad は、ユーザーの設定またはデフォルト設定のどち
らか適切な方を選びます。
概説
23
関連の保守手順
ACPI オペレーティング・システムを使用している場合
は、バッテリー少量アラームだけが選択可能です。
ThinkPad がスタンバイ・モードから戻って操作をレジュー
ムするようにするには、次のいずれかを実行します。
v Fn キーを押す。
v LCD カバーを開く (Windows Me を使用しており、LCD
カバーを閉じることによりスタンバイ・モードに入った
場合のみ)。
v 電源スイッチをオンにする。
また、次のいずれかのイベントでも、ThinkPad はスタンバ
イ・モードから自動的に戻って操作をレジュームします。
v シリアル装置または PC カード装置から呼び出し通知
(RI) 信号が出された (Windows 2000 は、PC カードに
よる呼び出し通知 (RI) レジュームをサポートしていま
せん。)
v レジューム・タイマーで設定された時間が経過する。
Windows 98 では、「電源の管理のプロパティ」ウィン
ドウの選択項目「タイマーによるレジューム」よりも、
「スケジュールされたタスク」の設定に優先権がありま
す。
注: スタンバイ・モードに入った直後は、ThinkPad はす
べての入力を受け付けなくなります。通常の操作状
態に再び入ってアクションをとる前に、数秒間待機
する必要があります。
ハイバネーション・モード
Windows NT の場合の注意事項
Windows NT をデフォルトのフォーマットである
NTFS で使用している場合、ハイバネーション・フ
ァイルを作成できません。 ハイバネーション・モー
ドを使用したい場合は、Windows NT を FAT フォ
ーマットで再インストールする必要があります。
OS/2 の場合の注意事項
OS/2 をデフォルトのフォーマットである HPFS で
使用している場合、ハイバネーション・ファイルを
作成できません。 ハイバネーション・モードを使用
したい場合は、OS/2 を FAT フォーマットで再イン
ストールする必要があります。
ハイバネーション・モードでは、ThinkPad は次のような状
態になります。
v システムの状態、RAM、VRAM、およびセットアップ・
データがハードディスクに保管される。
24
ThinkPad T20、T21、T22、T23
関連の保守手順
v システムの電源がオフになる。
注: ThinkPad が、拡張ユニットにドッキングされていると
きにハイバネーション・モードに入った場合、通常の
操作をレジュームする前に、拡張ユニットからドッキ
ング解除しないでください。ドッキング解除し、通常
の操作をレジュームしようとすると、エラー・メッセ
ージが表示され、システムを再起動しなければならな
くなります。
ThinkPad がハイバネーション・モードに入るようにするに
は、次のいずれかを実行します。
v Fn + F12 キーを押す。
v APM オペレーティング・システムを使用しており、モ
ードを「電源スイッチ・モード [ハイバネーション]」に
設定した場合は、電源スイッチをオフにする。
v ACPI オペレーティング・システムを使用しており、次
のアクションのいずれかをイベントとして定義してある
と、システムはハイバネーション・モードに入り、アク
ションを実行します。
– ふたを閉じる。
– 電源ボタンを押す。
– Fn + F4 キーを押す。
また、ThinkPad は、次のいずれかの条件でもハイバネーシ
ョン・モードに入ります。
v タイマーに「ハイバネーション時間」が設定されてい
て、キーボード、トラックポイント、ハードディスク、
パラレル・コネクター、またはディスケット・ドライブ
をユーザーがその時間内に操作しない場合。
v サスペンド・モードでタイマー条件が満たされている場
合。
v APM オペレーティング・システムを使用しており、モ
ードを「バッテリー少量時にハイバネーションに入る」
に設定してあり、バッテリー残量がごく少量になった場
合。
電源がオンになると、ThinkPad はハイバネーション・モー
ドから戻り、操作をレジュームします。ハードディスク上
のブート・レコードの中にあるハイバネーションの活動記
録が読み込まれ、ハードディスクからシステム状況が復元
されます。
概説
25
保守の手順
保守の手順
次の手順は、ThinkPad に関する問題を識別して修復する際
のガイドとして使用します。
注: 診断テストの対象となるのは、IBM 製品だけです。
IBM 以外の製品、プロトタイプ・カード、または改造
されたオプションを使用している場合は、エラー表示
が正しくなかったり、無効なシステム応答が返された
りすることがあります。
1. エラーをできるだけ詳細に識別する。
2. 状況を確認する。診断テストを実行するか同じ操作を繰
り返して、エラーを再発させます。
ThinkPad のテスト
ThinkPad には、PC-Doctor® DOS と呼ばれるテスト・プロ
グラムが備わっています (以後 PC-Doctor と呼びます)。
PC-Doctor に組み込まれている診断テストを実行して、エ
ラーを検出できます。 ここでは、その手順の概要を説明し
ます。詳細は、モデルに固有の機能によって異なります。
36 ページの『製品仕様』を参照してください。
ThinkPad の構成によっては、PC-Doctor が正しく実行され
ない場合があります。この問題を避けるには、PC-Doctor
を実行する前に、IBM BIOS Setup Utility を使用して
ThinkPad のセットアップを初期化する必要があります。
「IBM BIOS Setup Utility」画面では、F9、Enter、 F10 を
押してから、Enter を押します。
注: ThinkPad の構成を初期化する際に、シリアル・ポート
など一部の装置が使用不可になります。これらの装置
のいずれかをテストする場合は、PS2.EXE を使用して
その装置を使用可能にする必要があります。
ThinkPad が拡張ユニットをサポートしている場合であって
も、PC-Doctor は、拡張ユニット内の装置のテストには使
えません。USB 装置をテストするには、それを ThinkPad
の USB コネクターに接続します。ウルトラベイ 2000 装
置をテストするには、それを ThinkPad のウルトラベイ
2000 スロットに取り付けます。
テストを実行する手順は、次のとおりです。
注: 次の手順では、項目を選択するのに矢印キーだけでな
くトラックポイントも使用できます。Enter を押す代わ
りに、左ボタンをクリックしてください。
1. ディスケット・ドライブに PC-Doctor ディスクを挿入
し、ThinkPad の電源をオンにする。
26
ThinkPad T20、T21、T22、T23
保守の手順
ThinkPad の電源をオンにできない場合は、 29 ページの
『電源システムの検査』に進んで、給電部をチェックし
ます。
エラー・コードが表示された場合は、 45 ページの
『FRU 故障判別リスト』に進みます。
最初の画面で、モデルを選択して Enter を押します。
画面上の指示に従います。
2. PC-Doctor のメイン・パネルが表示されます。
3. 矢印キーを使用して「Diagnostics」を選択し、Enter
を押す。
プルダウン・メニューが表示されます。 (メニューの正
確な形式は、モデルによって異なります。)
テスト・メニューのオプションは、次のとおりです。
Diagnostics
(診断プログラム)
Interactive Tests
(対話式テスト)
v Run Normal Test (通常テ
ストの実行)
v Run Quick Test (簡易テ
ストの実行)
v CPU/Coprocessor (CPU/
コプロセッサー)
v Systemboard (システム・
ボード)
v Video Adapter (ビデオ・
アダプター)
v Serial Ports (シリアル・
ポート)
v Parallel Ports (パラレル・
ポート)
v Fixed Disks (ハードディ
スク)
v Diskette Drives (ディスケ
ット・ドライブ)
v Other Devices (その他の
装置)
v ZIP Drive (ZIP ドライブ)
v LS-120/240 ドライブ
v Communication (通信)
v Wireless LAN (無線
LAN)(*)
v Memory Test - Full (メモ
リー・テスト - 完全版)
v Memory Test - Quick (メ
モリー・テスト - 簡易
版)
v Keyboard (キーボード)
v Video (ビデオ)
v Internal Speaker (内蔵ス
ピーカー)
v Mouse (マウス)
v Joystick Test (ジョイステ
ィック・テスト)
v Diskette (ディスケット)
v System Load (システム負
荷)
v CD-ROM/DVD Test
(CD-ROM/DVD テスト)
v Stereo Speaker (ステレ
オ・スピーカー)
v 802.11 Wireless Radio
Test (802.11 無線テス
ト)(*)
概説
27
保守の手順
注:
v 「Interactive Tests」の「Keyboard」テストでは、Fn
キーは 1 回だけスキャンされます。それぞれのキー
は、少なくとも 2 秒間押したままにする必要がありま
す。そうしなければ、キーは検知されません。
v サウンド・カードは、「Interactive Tests」の
「Stereo Speaker」では認識されません。そのテスト
を行うには、「Diagnostics」の「Other Devices」で
オーディオ・デバイス・テストを使ってください。
v 「Video Adapter」テストは、ThinkPad の LCD ディ
スプレイだけをサポートします。PC-Doctor DOS を実
行する前に、外付けディスプレイを取り外してくださ
い。
v 「ZIP Drive」または「LS-120/240 Drive」をテストす
るには、テストを開始する前に各メディアを挿入して
おく必要があります。
v 「Wireless LAN」テストと「802.11 Wireless Radio
Test」は、一部のモデルにだけ行います。モデルによ
っては、それらを備えていません。
v 「Digital Signature Chip」をテストするには、そのチ
ップを使用可能にし、初期化しておく必要がありま
す。
v IBM BIOS Setup Utility で「Legacy Floppy Drives」
が「Enabled」にされている場合、ThinkPad にレガシ
ー・ディスケット・ドライブが接続されていない場合
であっても、 「Diskette Drives」テストが活動化さ
れます。
Diagnostics
I n t e r a c t i v e Te s t s
Hardware Info
Utility
Quit
F1=Help
Run Normal Test
Run Quick Test
CPU/Coprocessor
Systemboard
Video Adapter
Serial Ports
Parallel Ports
Fixed Disks
Diskette Drives
Other Devices
ZIP Drive
LS-120/240 Drive
Communication
Wireless LAN
Memory Test - Full
Memory Test - Quick
PC-DOCTOR 2.0 Copyright 2001 PC-Doctor, Inc. All Rights Reserved.
Use the cursor keys and ESC to move in menus. Press ENTER to select.
4. 適当な機能テストを実行する。
5. 画面上の指示に従う。問題がある場合、PC-Doctor はそ
れを説明するメッセージを表示します。
6. テストを終了するには、「Quit」→「Exit Diag」を選
択する。
テストを取り消す場合は、Esc を押します。
注: PC-Doctor を実行した後で、システム時刻/日付を検査
し、必要に応じてリセットしてください。
28
ThinkPad T20、T21、T22、T23
保守の手順
PC-Doctor を使用したシステム情報の検
出
PC-Doctor は、次のシステム情報を検出できます。
ハードウェア情報
v
v
v
v
v
v
v
v
v
v
システム構成
メモリーの内容
物理ディスク・ドライブ
論理ディスク・ドライブ
VGA 情報
IDE ドライブ情報
PCI 情報
PNPISA 情報
SMBIOS 情報
VESA LCD 情報
ユーティリティー
v
v
v
v
v
v
v
v
v
v
v
外部テストの実行
ハードディスクの表面スキャン
システムのベンチマーク
DOS シェル
技術サポート用紙
バッテリーの検査
テスト・ログの表示
ログの印刷
ログの保管
ハードディスクの全消去
ハードディスクの高速消去
電源システムの検査
症状を確認するには、次のようにします。
1. ThinkPad の電源をオフにする。
2. バッテリー・パックを取り外す。
3. AC アダプターを接続する。
4. ThinkPad の電源をオンにしたとき、電源が供給される
かどうか調べる。
5. ThinkPad の電源をオフにする。
6. AC アダプターを取り外し、充電済みのバッテリー・パ
ックを取り付ける。
7. ThinkPad をオンにすると、バッテリー・パックで電力
が供給されるかを調べる。
問題の原因が電源にあると考えられる場合は、次の電源機
構検査のうち該当するものを参照してください。
v 『AC アダプターの検査』
v 30 ページの『動作中の充電の検査』
v 31 ページの『バッテリー・パックの検査』
v 32 ページの『バックアップ・バッテリーの検査』
AC アダプターの検査
AC アダプターで ThinkPad を作動中にエラーが起こる場
合には、この検査を行います。
概説
29
保守の手順
v ポート・リプリケーターを使用しているときに限り電源
の問題が発生する場合は、ポート・リプリケーターを交
換する。
v 電源オン・インジケーターがオンにならない場合は、AC
アダプターの電源コードの導通と取り付けが正しいかど
うか調べる。
v ThinkPad が動作中に充電を行わない場合は、『動作中の
充電の検査』に進む。
AC アダプターを検査するには、次の手順を実行します。
1. ThinkPad から AC アダプター・ケーブルを抜く。
2. AC アダプター・ケーブルのプラグの出力電圧を測定す
る (下図を参照)。
ピン
電圧 (V DC)
1
+15.5 ∼ +17.0
2
アース
3. 測定電圧が範囲外の場合は、AC アダプターを交換す
る。
4. 測定電圧が範囲内にある場合は、次の手順に従う。
v システム・ボードを交換する。
v それでも問題が解決しない場合は、 36 ページの『製
品仕様』に進む。
注: AC アダプターから生じるノイズは必ずしもアダプタ
ーの故障を示すものではありません。
動作中の充電の検査
動作中にバッテリーが正しく充電されたかどうかを検査す
るには、放電済みのバッテリー・パックか、または
ThinkPad に取り付けた時点でバッテリー残量が 50% 未満
のバッテリー・パックを使います。
動作中充電を行います。バッテリー充電中インジケーター
またはアイコンがオンにならない場合は、バッテリー・バ
ックを取り外して、常温に戻るまで放置します。その後、
バッテリー・パックを再度取り付けます。それでも充電中
インジケーターがオンにならない場合は、バッテリー・パ
ックを交換します。
それでも充電中インジケーターがオンにならない場合は、
システム・ボードを交換します。次に、バッテリー・パッ
クを取り付けます。まだ充電されていない場合は、次の節
に進みます。
30
ThinkPad T20、T21、T22、T23
保守の手順
バッテリー・パックの検査
バッテリーの充電は、バッテリー・メーターで全電源の
95% 以上が使用されたことが示されてから開始します。こ
の状態で、バッテリー・パックは、100% にまで充電され
ます。これは、バッテリー・パックが過負荷状態になった
り、バッテリー・パックの寿命が短くなることを防ぐため
です。
バッテリーの状況をチェックする場合には、Windows タス
クバーのアイコン・トレイにある「バッテリー・メータ
ー」アイコンにマウス・ポインターを移動し、しばらく待
ちます (ただし、クリックしないでください)。そうする
と、バッテリー残量のパーセントが表示されます。バッテ
リーについての詳細を表示するには、「バッテリー・メー
ター」アイコンをダブルクリックします。
注: バッテリー・パックが熱いと充電できないことがあり
ます。そのような場合には、ThinkPad から取り外し
て、常温でしばらく放置します。バッテリー・パック
が冷却されたら、取り付け直して再充電します。
バッテリー・パックの検査は、次のようにします。
1. ThinkPad の電源をオフにする。
2. バッテリー・パックを取り外して、バッテリー端子の 1
(+) と 5 (-) の間の電圧を測定する (下図を参照)。
1(+)
5(-) 4
3
2
端子
電圧 (V DC)
1
+0 ∼ +12.6
5
アース (-)
3. 電圧が DC +11.0 V 未満を示すときは、バッテリー・
パックは放電されている。
注: インジケーターがオンにならない場合でも、再充電
には少なくとも 3 時間かかります。
再充電後も DC +11.0 V 未満ならば、バッテリーを交
換します。
4. 電圧が DC +11.0 V を超えている場合は、バッテリー
端子の 4 と 5 の間の抵抗を測定する。抵抗値は 4 ∼
30 K である必要があります。
抵抗値が正しくない場合は、バッテリー・パックを交換
します。抵抗値が正しい場合は、システム・ボードを交
換します。
概説
31
保守の手順
バックアップ・バッテリーの検査
次のようにします。
1. ThinkPad の電源をオフにして、ThinkPad から AC ア
ダプターを取り外す。
2. ThinkPad を裏返す。
3. バッテリー・パックを取り外す ( 58 ページの『1010 バ
ッテリー・パック』を参照)。
4. バックアップ・バッテリーを取り外す ( 31 ページの
『バッテリー・パックの検査』を参照)。
5. バックアップ・バッテリーの電圧を測定する (下図を参
照)。
コード
電圧 (V DC)
赤
+2.5 ∼ +3.2
黒
アース
v 電圧が範囲内にある場合は、システム・ボードを交換す
る。
v 電圧が正しくない場合は、バッテリー・パックを交換す
る。
v 交換後もバックアップ・バッテリーがすぐに放電する場
合は、システム・ボードを交換する。
32
ThinkPad T20、T21、T22、T23
ThinkPad T20、T21、T22、および
T23 シリーズ
製品仕様 . . . . . . . . . . . . .
仕様 . . . . . . . . . . . . . .
システム状況インジケーター . . . . . .
FRU テスト . . . . . . . . . . .
Fn キーの組み合わせ . . . . . . . . .
FRU 故障判別リスト . . . . . . . . . .
数値エラー・コード . . . . . . . . .
エラー・メッセージ . . . . . . . . .
ビープ音が鳴る場合 . . . . . . . . .
ビープ音が鳴らない場合 . . . . . . . .
液晶ディスプレイ関連の症状 . . . . . .
再現性のない問題 . . . . . . . . . .
判別しにくい問題 . . . . . . . . . .
FRU の交換に関する注意事項 . . . . . . .
ねじに関する注意事項 . . . . . . . .
シリアル番号 (S/N) の保存 . . . . . . .
システム・ユニットのシリアル番号 (S/N) の復
元. . . . . . . . . . . . .
UUID の保存 . . . . . . . . . .
FRU の取り外しと取り付け . . . . . . . .
1010 バッテリー・パック . . . . . . .
1020 バックアップ・バッテリー . . . . .
1030 ハードディスク・ドライブ . . . . .
1040 DIMM. . . . . . . . . . . .
1050 Mini PCI アダプター . . . . . . .
T20、T21、および T22 シリーズの場合 . .
T23 シリーズの場合 . . . . . . . .
1060 イーサネット・ドーター・カード . . .
1070 ウルトラベイ 2000 装置 . . . . . .
1080 キーボード . . . . . . . . . .
T20、T21、および T22 シリーズの場合 . .
T23 シリーズの場合 . . . . . . . .
1090 キーボード CRU 絶縁体 . . . . . .
1100 ヒンジ・カバー . . . . . . . . .
T20 および T21 シリーズの場合 . . . .
T22 シリーズの場合 . . . . . . . .
T23 シリーズの場合 . . . . . . . .
1110 キーボード・ベゼル . . . . . . .
T20、T21、および T22 シリーズの場合 . .
T23 シリーズの場合 . . . . . . . .
1120 ファン・アセンブリー . . . . . . .
T20、T21、T22 シリーズの場合. . . . .
T23 シリーズの場合 . . . . . . . .
1130 CPU . . . . . . . . . . . .
T20、T21、および T22 シリーズの場合 . .
T23 シリーズの場合 . . . . . . . .
1140 PC カード・スロット・アセンブリー . .
© Copyright IBM Corp. 2003
.
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36
36
39
42
44
45
45
49
50
50
51
52
52
54
54
55
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55
56
57
58
59
61
63
64
64
66
68
71
72
72
73
80
81
82
83
85
86
86
88
92
92
94
96
96
97
98
33
T20、T21、T22 シリーズの場合. . . . .
T23 シリーズの場合 . . . . . . . .
1150 スピーカー . . . . . . . . . .
1160 ハードディスク・ベイ . . . . . .
1170 ウルトラベイ 2000 スロット . . . .
T20 シリーズの場合 . . . . . . . .
T21 および T22 シリーズの場合 . . . .
T23 シリーズの場合 . . . . . . . .
1180 システム・ボード . . . . . . . .
T20、T21、T22 シリーズの場合 . . . .
T23 シリーズの場合 . . . . . . . .
1190 セキュリティー・チップ . . . . . .
1200 マイクロホン・ケーブル . . . . . .
2010 LCD アセンブリー . . . . . . .
2020 フロント・ベゼル . . . . . . . .
2030 インバーター・カード . . . . . .
2040 LCD パネル . . . . . . . . .
2050 アンテナ・アセンブリー . . . . . .
2060 サブカード . . . . . . . . . .
3010 ThinkPad ドック PCI カバー . . . .
3020 ThinkPad ドック 上部カバー . . . .
各部の名称と位置 . . . . . . . . . .
システム (正面) . . . . . . . . . .
システム (背面) . . . . . . . . . .
システム (底面) . . . . . . . . . .
パーツ・リスト . . . . . . . . . . .
T20、T21、T22、および T23 シリーズ・モデルの
マトリックス . . . . . . . . . .
全体 . . . . . . . . . . . . .
T20、T21、および T22 の場合. . . . .
T23 の場合 . . . . . . . . . .
AC アダプター . . . . . . . . . .
LCD FRU . . . . . . . . . . . .
13.3 型 XGA TFT . . . . . . . .
14.1 型 XGA TFT . . . . . . . .
14.1 型 SXGA+ TFT. . . . . . . .
キーボード . . . . . . . . . . .
リカバリー CD . . . . . . . . . .
Windows 98 の場合 (T22 シリーズ) . . .
Windows 2000 の場合 (T22 シリーズ) . .
Windows 2000/Windows NT の場合 (T22 シリ
ーズ) . . . . . . . . . . .
Windows 98 の場合 (T23 シリーズ) . . .
Windows 2000 の場合 (T23 シリーズ) . .
Windows 2000/Windows NT の場合 (T23 シリ
ーズ) . . . . . . . . . . .
Windows XP の場合 (T23 シリーズ) . . .
その他のパーツ . . . . . . . . . .
オプションの FRU . . . . . . . . .
共通パーツ・リスト . . . . . . . . .
ツール . . . . . . . . . . . .
電源コード (システム) . . . . . . .
電源コード (拡張ユニット) . . . . . .
34
ThinkPad T20、T21、T22、T23
.
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. 98
100
101
103
105
105
106
107
111
111
113
115
116
117
120
121
122
126
129
131
133
138
138
139
140
141
.
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141
145
145
151
155
157
157
158
159
160
161
161
162
. 162
. 163
. 164
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165
166
167
170
172
172
172
173
特記事項 .
商標 .
.
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ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
. 174
. 174
35
製品仕様
製品仕様
ここでは、次の製品固有の情報を記載します。
v 『仕様』
v 39 ページの『システム状況インジケーター』
v 42 ページの『FRU テスト』
v 44 ページの『Fn キーの組み合わせ』
仕様
次の表に、ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリー
ズの仕様をリストします。
機構
説明
プロセッサー
T20
v モバイル Intel® Pentium® III プロセッサー
650 MHz
v モバイル Intel® Pentium® III プロセッサー
700 MHz
v モバイル Intel® Pentium® III プロセッサー
750 MHz
T21
v モバイル Intel® Pentium® III プロセッサー
750 MHz
v モバイル Intel® Pentium® III プロセッサー
800 MHz
v モバイル Intel® Pentium® III プロセッサー
850 MHz
T22
v モバイル Intel® Pentium® III プロセッサー
800 MHz
v モバイル Intel® Pentium® III プロセッサー
900 MHz
v モバイル Intel® Pentium® III プロセッサー 1
GHz
T23
v モバイル Intel®
866 MHz-M
v モバイル Intel®
GHz-M
v モバイル Intel®
1.13 GHz-M
v モバイル Intel®
GHz-M
Pentium® III プロセッサー
Pentium® III プロセッサー 1.0
Pentium® III プロセッサー
Pentium® III プロセッサー 1.2
バス・アーキ
テクチャー
PCI バス
メモリー
(標準)
T20、T21、T22
v 128 MB (PC100) (システム・ボード上)
T23
v 128 MB (PC133) (システム・ボード上)
v 256 MB (PC133) (システム・ボード上)
36
ThinkPad T20、T21、T22、T23
製品仕様
機構
説明
メモリー
(オプション)
T20、T21、T22
v 64 MB、128 MB、または 256 MB DIMM カ
ード (最大 512 MB)
T23
v 64 MB、128 MB、256 MB、または 512 MB
DIMM カード (最大 1024 MB)
CMOS RAM
242 バイト
ディスプレイ
T20
v 13.3 型、16M カラー、XGA (1024×768 解像
度) TFT カラー LCD
v 14.1 型、16M カラー、XGA (1024×768 解像
度) TFT カラー LCD
T21、T22、T23
v 13.3 型、16M カラー、XGA (1024×768 解像
度) TFT カラー LCD
v 14.1 型、16M カラー、XGA (1024×768 解像
度) TFT カラー LCD
v 14.1 型、16M カラー、SXGA+ (1400×1050 解
像度) TFT カラー LCD
ハードディス
ク・ドライブ
T20
v 6.0 GB、2.5 型、IDE インターフェース
v 12.0 GB、2.5 型、IDE インターフェース
v 18.0 GB、2.5 型、IDE インターフェース
v 20.0 GB、2.5 型、IDE インターフェース
T21、T22
v 10.0 GB、2.5 型、IDE インターフェース
v 20.0 GB、2.5 型、IDE インターフェース
v 32.0 GB、2.5 型、IDE インターフェース
T23
v 15.0
v 20.0
v 30.0
v 40.0
v 48.0
v 60.0
入出力ポート
v
v
v
v
v
v
v
v
v
v
v
v
v
内蔵モデム
GB、2.5
GB、2.5
GB、2.5
GB、2.5
GB、2.5
GB、2.5
型、IDE
型、IDE
型、IDE
型、IDE
型、IDE
型、IDE
インターフェース
インターフェース
インターフェース
インターフェース
インターフェース
インターフェース
外付けディスプレイ
ライン入力
ヘッドホン・ジャック
マイクロホン/ライン入力ジャック
マウスまたはキーボード
パラレルまたはディスケット・ドライブ
ポート・リプリケーター・コネクター
シリアル
T20、T21、および T22 シリーズの場合は
USB コネクター 1 つ
T23 の場合は USB コネクター 2 つ
RJ11
RJ45 (カバー付き)
TV 出力
56.6 Kbps
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
37
製品仕様
機構
説明
オーディオ
v 内蔵マイクロホン
v 内蔵スピーカー
v ソフトウェア制御ボリューム
赤外線通信
IrDA 1.1
802.11b (T23
シリーズの場
合のみ)
Mini PCI Type-IIIa IEEE 802.11b 無線 LAN カ
ード
PC カード
タイプ III のカード 1 枚またはタイプ II のカー
ド 2 枚
AC アダプタ
ー
72 ワット・タイプ
ベイ装置
T20
v 1.44 MB (3 モード)、3.5 型ディスケット・ド
ライブ
v 10-24x CD-ROM ドライブ
v 6x DVD-ROM ドライブ
T21、T22、T23
v 1.44 MB (3 モード)、3.5 型ディスケット・ド
ライブ
v 10-24x CD-ROM ドライブ
v 8x DVD-ROM ドライブ
v CD-RW ドライブ
v DVD/CD-RW コンボ・ドライブ
38
ThinkPad T20、T21、T22、T23
製品仕様
システム状況インジケーター
システム状況インジケーターは、ThinkPad の状況を次のよ
うに示します。
1
2
3
4
5
6
インジケーター
意味
1 ドライブ使
用中
緑:
7
8
ハードディスク・ドライブ、ディ
スケット・ドライブ、または ウル
トラベイ 2000 のドライブにデー
タを読み書きしている。このイン
ジケーターがオンになっている場
合は、ThinkPad をスタンバイ・モ
ードにしたり、ThinkPad の電源を
オフにしたりしないでください。
注: 緑のドライブ使用中ライトがオンになって
いる間は、システムを移動しないでください。
突然物理的衝撃を加えると、ドライブ・エラー
が生じるおそれがあります。
2 ナム・ロッ
ク
緑:
キーボード上の数値キーパッドが
有効になっている。キーパッドを
使用可能または使用不可にするに
は、 Fn キーを押しながら NumLk
キーを押します。
3 キャップ
ス・ロック
緑:
Caps Lock モードが有効になって
いる。Caps Lock モードを使用可
能にするには、Fn + Caps Lock キ
ーを押します。
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
39
製品仕様
インジケーター
意味
4 スクロー
ル・ロック
緑:
Scroll Lock モードが有効になって
いる。矢印キーが画面スクロー
ル・ファンクション・キーとして
使えるが、カーソルを移動するの
には使えない。Scroll Lock モード
を使用可能または使用不可にする
には、Fn + ScrLk キーを押しま
す。すべてのアプリケーション・
プログラムがこの機能をサポート
しているわけではありません。
5 電源オン
緑:
このインジケーターは、ThinkPad
がオンになっているときにはいつ
でもオンのままになっています。
電源インジケーターがオンになっ
ており、スタンバイ・インジケー
ターがオフになっている場合、シ
ステムを使用する準備ができてい
ます。電源インジケーターとスタ
ンバイ・インジケーターの両方が
オンになっている場合、ThinkPad
がスタンバイ・モードから戻っ
て、スタンバイ・インジケーター
がオフになった後、ThinkPad を使
用できます。
6 バッテリー
緑:
バッテリーがフル充電されてい
る。
緑点滅:
バッテリーの電力は操作に十分で
あるが、充電中である。
オレンジ: バッテリーの残量が少なくなって
いる。バッテリーを充電する必要
がある。
オレンジ点滅:
インジケーターがオレンジで点滅
し始め、ThinkPad が 3 回ビープ音
を鳴らしたら、バッテリーを充電
する必要があります。
7 スタンバイ
状況
緑:
緑点滅:
40
ThinkPad がスタンバイ・モードに
なっている。
ThinkPad がスタンバイ・モードま
たはハイバネーション・モードに
入っているか、通常の操作をレジ
ュームしている。このインジケー
ターは、Windows 2000、Windows
Me および Windows XP では点滅
しません。
ThinkPad T20、T21、T22、T23
製品仕様
インジケーター
意味
8 ウルトラベ
イ状況
緑:
緑点滅:
オフ:
ウルトラベイ 2000 装置が取り付
けられ、使用中である。
ウルトラベイ 2000 装置が取り外
し中である。
ウルトラベイ 2000 装置が接続ま
たは取り外しの準備ができてい
る。
注: Windows 2000 または Windows XP を使
用している場合、ウルトラベイ状況インジケー
ターは、ウルトラベイ 2000 装置を取り外すと
きには点滅しません。代わりに、そのプロセス
が完了するとメッセージ・ボックスが表示され
ます。その後で、インジケーターがオフになり
ます。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
41
製品仕様
FRU テスト
次の表に、各 FRU のテストを示します。
FRU
適用可能なテスト
システム・ボー
ド
1. Diagnostics → CPU/Coprocessor (CPU/
コプロセッサー)
2. Diagnostics → Systemboard (システム・
ボード)
電源
Diagnostics → Other Devices (その他の装
置) → IBM AC Adapter (IBM AC アダプタ
ー)、IBM Battery 1 (IBM バッテリー 1) (IBM
Battery 2 (IBM バッテリー 2))
LCD ユニット
1. Diagnostics → Video Adapter (ビデオ・
アダプター)
2. Interactive Tests → Video (ビデオ)
モデム
1. モデムが正しくセットアップされているか
確認する。
2. モデム・ジャックおよびモデム・カードを
順に交換して、Diagnostics →
Communication (通信) で次のテストを実
行する。
a. Lucent モデム (M2) ループバック
b. Lucent モデム (M2) ダイヤル音/DTM
c. Lucent ソフト・モデム・ループバック
(T23 のみ)
d. Lucent ソフト・モデム・ダイヤル音
(T23 のみ)
e. Intel モデム・レジスター
f. Intel モデム・ループバック/DTMF
g. Intel SP モデム・レジスター
h. Intel SP モデム・ループバック/DTMF
i. 3Com Mini PCI モデム・テスト
j. 3Com Mini PCI ダイヤル音テスト
オーディオ
1. Interactive Tests → Internal Speaker (内
蔵スピーカー)
2. Diagnostics → Other Devices (その他の
装置) → Crystal SoundFusion™ Test
(Crystal SoundFusion テスト)
スピーカー
Interactive Tests → Internal Speaker (内蔵
スピーカー)
PC カード・ス
ロット
Diagnostics → Systemboard (システム・ボ
ード) → PCMCIA, PCMCIA External Loop
(PCMCIA、PCMCIA 外部ループ)
キーボード
1. Diagnostics → Systemboard (システム・
ボード) → Keyboard (キーボード)
2. Interactive Tests → Keyboard (キーボー
ド)
42
ThinkPad T20、T21、T22、T23
製品仕様
FRU
適用可能なテスト
トラックポイン
トまたはポイン
ティング・デバ
イス
トラックポイントが作動しない場合は、
ThinkPad 機能設定プログラムで構成を検査して
ください。トラックポイントが「使用しない」
に設定されている場合は、「使用する」を選択
して使用可能にします。
トラックポイントを使用した後、ポインターは
少しの間画面上をドリフト (浮動) します。こ
のドリフトは、トラックポイント・ポインター
にわずかな圧力が持続して加えられたときに起
こります。これはハードウェアの問題ではあり
ません。ポインターのドリフトが短時間で終わ
る場合には、修理の必要はありません。
トラックポイントを使用可能にしても問題が解
決されない場合は、次に進みます。
v Interactive Tests → Mouse (マウス)
ハードディス
ク・ドライブ
Diagnostics → Fixed Disks (ハードディスク)
ディスケット・
ドライブ
1. Diagnostics → Diskette Drives (ディスケ
ット・ドライブ)
2. Interactive Tests → Diskette (ディスケッ
ト)
CD-ROM、
DVD、CD-RW
または
CD-RW/DVD
コンボ・ドライ
ブ
1. Diagnostics → Other Devices (その他の
装置) → CD-ROM/DVD
2. Interactive Tests → CD-ROM/DVD Test
(CD-ROM/DVD テスト)
メモリー
1. 2 枚の DIMM が取り付けられている場合
は、そのうちの 1 枚を取り外して、
Diagnostics → Memory Test - Quick (メ
モリー・テスト - 簡易版) を実行する。
2. 問題が再発しなければ、その DIMM を元の
位置に戻し、もう 1 枚を取り外し、再度テ
ストを実行する。
3. テストでエラーが検出されない場合は、
Diagnostics → Memory Test - Full (メモ
リー・テスト - 完全版) を実行する。
ファン
1. ThinkPad の電源をオンし、電源スイッチの
そばにある放熱孔での空気の流れを検査す
る。
2. Diagnostics → Other Devices (その他の
装置) → IBM Fan (IBM ファン) を実行す
る。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
43
製品仕様
Fn キーの組み合わせ
次の表は、Fn とファンクション・キーのそれぞれの組み合
わせに対応する機能を示したものです。
キーの
組み合わせ
説明
Fn+F1
予備済み
Fn+F2
予備済み
Fn+F3
LCD ディスプレイをオフにし、画面はブランク
のままにする。 LCD ディスプレイを再度オン
にするには、いずれかのキーまたはトラックポ
イント・スティックを押します。
注: Windows 2000 および Windows XP で Fn
+ F3 を使用して画面をブランクにするには、
ThinkPad に IBM PM デバイス・ドライバーを
インストールする必要があります。
Fn+F4
スタンバイ・モードをオンにする。通常の操作
に戻るには、ファンクション・キーを押さず
に、Fn キーを単独で押します。
Fn+F5
予備済み
Fn+F6
予備済み
Fn+F7
LCD / 外付けディスプレイ (CRT) で切り替え
る。外付けディスプレイが接続されている場合
は、ThinkPad の出力はかわるがわる次の 3 つの
パターンで表示されます。
v CRT ディスプレイ
v LCD+CRT ディスプレイ
v LCD
Fn+F8
画面拡張をオン/オフにする。(キーに記号は示さ
れていません。)
注: この機能は、Windows 2000 および
Windows XP ではサポートされません。
Fn+F9
予備済み
Fn+F10
予備済み
Fn+F11
予備済み
Fn+F12
ハイバネーション・モードをオンにする。通常
の操作に戻るには、電源ボタンを 4 秒より短く
押します。
注: Windows 2000 および Windows XP で Fn
+ F12 をハイバネーションに使用するには、
ThinkPad に IBM PM デバイス・ドライバーを
インストールする必要があります。
Fn+PgUp
ThinkLight をオンまたはオフにする。
Fn+Home
LCD の輝度を上げる
Fn+End
LCD の輝度を下げる
44
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU 故障判別リスト
FRU 故障判別リスト
この節にある FRU 故障判別リストでは、故障やエラー、
それらの原因になりうるものを示しています。 最も確率の
高い原因 (太字体で示しています) から順にリストしてあ
ります。
注: FRU の交換などの処置は、「FRU または処置」欄に
表示されている順に実行してください。FRU を交換し
ても問題が解決されない場合は、元の FRU を
ThinkPad に戻してください。正常な FRU を交換しな
いように注意してください。
定期保守の際に、この判別リストを使用して、次回交換す
る必要がありそうな FRU を判別することもできます。
POST またはシステム動作時に検出されたそれぞれのエラ
ーごとに、数字のエラー・コードが表示されます。示され
ているエラー・コードの中の n は、不特定の数字を表しま
す。
数字コードが表示されない場合、症状の説明をチェックし
てください。その症状に当てはまる説明がない場合は、
52 ページの『再現性のない問題』に進みます。
注
ThinkPad の診断コードでサポートされていない
IBM 装置については、その装置のマニュアルを参考
にしてください。
数値エラー・コード
状態またはエラー
FRU または処置 (原因順)
0175
Bad CRC1, stop POST task —
The EEPROM checksum is not
correct. (不正な CRC1、POST
タスクの停止 — EEPROM チ
ェックサムが正しくない)
システム・ボード
0187
EAIA data access error — The
access to EEPROM is failed.
(EAIA データ・アクセス・エラ
ー — EEPROM へのアクセス
が失敗した)
システム・ボード
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
45
FRU 故障判別リスト
状態またはエラー
FRU または処置 (原因順)
0188
Invalid RFID serialization
information area or bad CRC2
— The EEPROM checksum is
not correct. (無効な RFID シリ
アライゼーション情報域、また
は不正な CRC2 — EEPROM
チェックサムが正しくない)
システム・ボード
0189
Invalid RFID configuration
information area — The
EEPROM checksum is not
correct. (無効な RFID 構成情報
域 — EEPROM チェックサム
が正しくない)
システム・ボード
0190
Critical low-battery error. (「バ
ッテリー残量がきわめて少量」
エラー)
1. バッテリー・パックを充電
する。
2. バッテリー・パック
0193
RF antenna has been removed.
(RF アンテナが取り外された)
スーパーバイザー・パスワード
を入力する。
0194
The computer has been carried
through a security gate.
(ThinkPad がセキュリティー・
ゲートを通り抜けた)
スーパーバイザー・パスワード
を入力する。
0195
1. スーパーバイザー・パスワ
Security hardware tamper
ードを入力して IBM BIOS
detected. (セキュリティー・ハー
Setup Utility に入り、
ドウェアのいたずらを検出した)
「Password (パスワード)」
→ 「IBM Security Chip
(IBM セキュリティー・チッ
プ)」 → 「Clear IBM
Security Chip (IBM セキュ
リティー・チップの消去)」
の順に選択して、解決す
る。
2. セキュリティー・チップ
3. システム・ボード
0196
Security hardware removed. (セ
キュリティー・ハードウェアが
取り外された)
46
1. スーパーバイザー・パスワ
ードを入力して IBM BIOS
Setup Utility に入り、
「Password (パスワード)」
→ 「IBM Security Chip
(IBM セキュリティー・チッ
プ)」 → 「Clear IBM
Security Chip (IBM セキュ
リティー・チップの消去)」
の順に選択して、解決す
る。
2. セキュリティー・チップ
3. システム・ボード
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU 故障判別リスト
状態またはエラー
FRU または処置 (原因順)
0197
セキュリティー・チップのリモ
Invalid remote change requested. ート構成が失敗。操作を確認
(無効なリモート変更が要求され し、再試行する。
た)
1. 取り付けたイーサネット装
01C9
More than one Ethernet devices
置を取り外す。あるいは
are found. (複数のイーサネット
Esc を押して警告メッセー
装置が検出された) Remove one
ジを無視する。
of them. (それらのいずれかを取 2. システム・ボード
り外す) Press <Esc> to
continue. (<Esc> を押し、継続
する)
0200
Hard disk error — The hard
disk is not working. (ハードデ
ィスク・エラー — ハードディ
スクが作動していない)
1. ハードディスク・ドライブ
を取り付け直す。
2. IBM BIOS Setup Utility で
セットアップ・デフォルト
をロードする。
3. ハードディスク・ドライブ
4. システム・ボード
021x
Keyboard error (キーボード・エ
ラー)
キーボードおよび補助入力装置
の対話式テストを実行する。
IBM BIOS Setup Utility でセ
0220
ットアップ・デフォルトをロー
Monitor type error — Monitor
ドする。
type does not match the one
specified in CMOS. (モニター・
タイプのエラー — モニター・
タイプが CMOS で指定されて
いるものに一致しない)
0230
Shadow RAM error — Shadow
RAM fails at offset nnnn. (シャ
ドー RAM エラー — オフセッ
ト nnnn でシャドー RAM に障
害が起きる)
システム・ボード
0231
System RAM error — System
RAM fails at offset nnnn. (シス
テム RAM エラー — オフセッ
ト nnnn でシステム RAM に障
害が起きる)
1. DIMM
2. システム・ボード
0232
1. DIMM
Extended RAM error —
2. システム・ボード
Extended RAM fails at offset
nnnn. (拡張 RAM エラー — オ
フセット nnnn で拡張 RAM に
障害が起きる)
0250
System battery error — System
battery is dead. (システム・バッ
テリー・エラー — システム・
バッテリーが切れる)
バックアップ・バッテリーを交
換し、IBM BIOS Setup Utility
を実行して時刻と日付をリセッ
トする。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
47
FRU 故障判別リスト
状態またはエラー
FRU または処置 (原因順)
0251
System CMOS checksum
bad—Default configuration used.
(システム CMOS チェックサム
が正しくない — デフォルト構
成が使用される)
バックアップ・バッテリーを交
換し、IBM BIOS Setup Utility
を実行して時刻と日付をリセッ
トする。
0252
Password checksum bad — The
password is cleared. (パスワー
ド・チェックサムの不正 — パ
スワードが消去される)
IBM BIOS Setup Utility を実
行してパスワードを設定し直
す。
0260
System timer error (システム・
タイマー・エラー)
1. バックアップ・バッテリー
を交換し、IBM BIOS
Setup Utility を実行して時
刻と日付をリセットする。
2. システム・ボード
0270
Real time clock error (リアルタ
イム・クロック・エラー)
1. バックアップ・バッテリー
を交換し、IBM BIOS
Setup Utility を実行して時
刻と日付をリセットする。
2. システム・ボード
0271
IBM BIOS Setup Utility を実
Date and time error — Neither
行して時刻と日付をリセットす
the date nor the time is set in
る。
the computer. (日付と時刻のエ
ラー — ThinkPad で日付も時刻
も設定されない)
02B2
Incorrect drive A type (ドライ
ブ A のタイプの誤り)
1. ディスケット・ドライブ
2. 外付け FDD ケーブル
3. 入出力カード
02F4
EISA CMOS not writable (EISA
CMOS が書き込み不能)
1. IBM BIOS Setup Utility で
セットアップ・デフォルト
をロードする。
2. バックアップ・バッテリー
を交換する。
3. システム・ボード
02F5
DMA test failed (DMA テスト
が失敗)
1. DIMM
2. システム・ボード
02F6
Software NMI failed (ソフトウ
ェア NMI が失敗)
1. DIMM
2. システム・ボード
02F7
Fail-safe timer NMI failed (フェ
イルセーフ・タイマー NMI が
失敗)
1. DIMM
2. システム・ボード
48
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU 故障判別リスト
エラー・メッセージ
状態またはエラー
FRU または処置 (原因順)
Device address conflict (装置ア
ドレスが競合している)
1. IBM BIOS Setup Utility で
「セットアップ・デフォル
ト」をロードする。
2. バックアップ・バッテリー
3. システム・ボード
Allocation error for device (装置
の割り振りエラー)
1. IBM BIOS Setup Utility で
「セットアップ・デフォル
ト」をロードする。
2. バックアップ・バッテリー
3. システム・ボード
Failing bits: nnnn (障害ビット :
nnnn)
1. DIMM
2. システム・ボード
Invalid system configuration data
(無効なシステム構成データ)
1. DIMM
2. システム・ボード
I/O device IRQ conflict (入出力
装置 IRQ が対立している)
1. IBM BIOS Setup Utility で
「セットアップ・デフォル
ト」をロードする。
2. バックアップ・バッテリー
3. システム・ボード
Operating system not found (オ
ペレーティング・システムが見
つからない)
1. オペレーティング・システ
ムにエラーがなく、正しく
インストールされているか
どうか検査する。
2. IBM BIOS Setup Utility に
入り、ハードディスク・ド
ライブおよびディスケッ
ト・ドライブが正しく識別
されているか調べる。
3. ハードディスク・ドライブ
を取り付け直す。
4. オペレーティング・システ
ムを再インストールする。
5. ディスケット・ドライブ
6. ハードディスク・ドライブ
7. システム・ボード
Hibernation error (ハイバネーシ
ョン・エラー)
1. ThinkPad がハイバネーシ
ョン・モードに入る前の状
態にシステム構成を復元す
る。
2. メモリー・サイズが変更さ
れている場合は、ハイバネ
ーション・ファイルを再作
成する。
Fan error (ファン・エラー)
ファン
Thermal sensing error. (熱セン
ス・エラー)
システム・ボード
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
49
FRU 故障判別リスト
ビープ音が鳴る場合
状態またはエラー
FRU または処置 (原因順)
ビープ音が 1 回鳴り、画面に
何も表示されなかったり、読み
取り不可能な状態になったり、
点滅したりする。
1. LCD のコネクターを差し込
み直す。
2. LCD アセンブリー
3. 外付け CRT
4. システム・ボード
ビープ音が 1 回長く 2 回短く
鳴り、LCD に何も表示されな
い、または読み取り不能。
1. システム・ボード
2. LCD アセンブリー
3. DIMM
ビープ音が 2 回短く鳴り、エ
ラー・コードが表示される。
POST エラー。 45 ページの
『数値エラー・コード』を参
照。
ビープ音が 2 回短く鳴るが、
画面には何も表示されない。
1. システム・ボード
2. DIMM
ビープ音が 2 回以上、または
継続して鳴る。 オペレーティ
ング・システムが正常に開始す
る。
Mini PCI イーサネット・カー
ドが取り付けられている場合
は、IBM BIOS Setup Utility で
Alert On LAN 2 が disabled
(使用不可) にされていることを
確認する。
短いビープ音が 3 回鳴り、休
止し、再び短いビープ音が 3
回鳴り、短いビープ音が 1 回
鳴る。
1. DIMM
2. システム・ボード
短いビープ音が 1 回鳴り、休
止し、再び短いビープ音が 3
回鳴り、短いビープ音が 1 回
鳴る。
カーソルだけが表示される。
オペレーティング・システムを
再インストールする。
ビープ音が鳴らない場合
状態またはエラー
FRU または処置 (原因順)
ビープ音が鳴らず、電源オン・
インジケーターがオンになる
が、液晶ディスプレイには何も
表示されず、POST は行われな
い
1. 各コネクターがしっかりと
正しく接続されているか確
認する。
2. DIMM
3. システム・ボード
POST 時に、ビープ音が鳴ら
ず、電源オン・インジケーター
がオンになり、液晶ディスプレ
イに何も表示されない
1. DIMM を取り付け直す。
2. システム・ボード
パワーオン・パスワード・プロ
ンプトが表示される
パワーオン・パスワードまたは
スーパーバイザー・パスワード
が設定されている。パスワード
を入力して、Enter を押す。
50
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU 故障判別リスト
状態またはエラー
FRU または処置 (原因順)
ハードディスク・パスワード・
プロンプトが表示される
ハードディスク・パスワードが
設定されている。パスワードを
入力して、Enter を押す。
DOS フルスクリーンが小さく
見える
「ThinkPad 機能設定」プログラ
ムを始動し、スクリーン拡張機
能を設定する。
液晶ディスプレイ関連の症状
重要
ThinkPad の TFT LCD (液晶表示) モデルでは、多
数の薄膜トランジスター (TFT) が使われています。
少数のドットが、欠落する、色がつかない、または
光ったままになるのは TFT LCD テクノロジーの特
性です。こういったドットが多すぎると、画面が見
にくくなります。背景に関係なく、ドットが欠落し
たり、色がつかなかったり、光ったままのドットが
次の個数がある場合は、LCD を交換してください。
v XGA: 明るいドットが 8 個以上、暗いドットが 8
個以上、または明るいドットと暗いドットの合計
が 9 個以上。
v SXGA+: 明るいドットが 13 個以上、暗いドット
が 11 個以上、または明るいドットと暗いドット
の合計が 16 個以上。
注: 明るいドットは、常にオンになっている白また
はカラーのピクセルです。暗いドットは、常に
オフになっているピクセルで、黒に見えます。
状態またはエラー
FRU または処置 (原因順)
POST 時に、ビープ音が鳴ら
ず、電源オン・インジケーター
がオンになるが、LCD には何
も表示されない。
システム・ボード
v LCD のバックライトが作動
しない。
v LCD が暗すぎる。
v LCD の輝度が調節できな
い。
v LCD のコントラストが調節
できない。
1. LCD のコネクターを差し込
み直す。
2. LCD アセンブリー
3. システム・ボード
v LCD 画面が読み取れない。
v 文字のドットが欠落してい
る。
v 画面に異常がある。
v 誤った色が表示される。
1. 『液晶ディスプレイ関連の
症状』の注を参照。
2. LCD のコネクターを、すべ
て差し込み直す。
3. LCD アセンブリー
4. システム・ボード
LCD に、水平方向または垂直
方向に余分な線が表示される。
LCD アセンブリー
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
51
FRU 故障判別リスト
再現性のない問題
再現性のない (断続的に起こる) システム停止の問題は、
ハードウェアの欠陥とは関係のないさまざまな原因でも起
こります。たとえば、宇宙線の影響、静電気の放電、また
はソフトウェアのエラーなどです。問題が繰り返し起こる
場合にだけ FRU の交換を考えてください。
断続的に起こる問題を分析するには、次のようにします。
1. システム・ボードに対して診断テストをループ・モード
で少なくとも 10 回実行する。
2. エラーが検出されなければ、どの FRU も交換しない。
3. エラーが検出された場合は、FRU コードで示された
FRU を交換する。テストを再度実行して、エラーが出
ないことを確認する。
判別しにくい問題
ここで説明する手順は、診断テストでどのアダプターや装
置にエラーが起こっているか分からない場合や、誤った装
置が接続されている場合、ショートが疑われる場合、また
はシステムが作動しない場合に行います。次の手順に従っ
て、問題の原因となっている FRU を突き止めてください
(正常な FRU を交換しないよう気を付けてください)。
接続されているすべての装置が ThinkPad でサポートされ
ているか確認してください。
エラー発生時に使用されていた電源機構が正常に作動する
か確認してください ( 29 ページの『電源システムの検査』
を参照)。
1. ThinkPad の電源をオフにする。
2. 損傷がないかどうか、各 FRU を目視検査する。損傷の
ある FRU を交換する。
3. 次の装置をすべて取り外すか、切り離す。
a. IBM 社製以外の装置
b. ポート・リプリケーターに接続されている装置
c. プリンター、マウス、その他の外付け装置
d. バッテリー・パック
e. ハードディスク・ドライブ
f. 外付けディスケット・ドライブ
g. DIMM
h. ウルトラベイにある CD-ROM およびディスケッ
ト・ドライブ
i. PC カード
4. ThinkPad の電源をオンにする。
5. 問題が変化したかどうかを判別する。
6. 問題が再発しなければ、取り外した装置を 1 つずつ接
続し直して、問題の原因となっている FRU を判別す
る。
7. 問題が再発する場合は、次の FRU を 1 つずつ交換す
る (正常な FRU を交換しないよう気を付けてくださ
い)。
52
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU 故障判別リスト
a. システム・ボード
b. LCD アセンブリー
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
53
FRU の交換に関する注意事項
FRU の交換に関する注意事項
ここでは、パーツの取り外しと取り付けに関連する注意事
項を示します。FRU を交換する前に、この項を熟読してく
ださい。
ねじに関する注意事項
ねじの緩みは、ThinkPad の信頼性の問題を引き起こしま
す。IBM ThinkPad では、次の特性をもつ特殊なナイロン
被覆ねじを使用して、この問題を解決しています。
v しっかりと接続される
v 衝撃や振動などでも簡単には緩まない
v 締めるのに力がいる
v 一度しか使用できない
この ThinkPad を保守サービスする場合は、次の項目が必
要です。
v スクリュー・キット (P/N については 167 ページの『そ
の他のパーツ』を参照) が必要
v 常に新しいねじを使用
v トルク・ドライバー (推奨) を使用
ねじを締める際は次のようにします。
v プラスチックとプラスチックを締め付ける場合
ねじの頭がプラスチック部品の表面に接した後、90 度
余分にねじを締め付けます。
v 論理カードとプラスチックを締め付ける場合
ねじの頭が論理カードの表面に接した後、180 度余分に
ねじを締め付けます。
v トルク・ドライバーを使用する場合
トルク・ドライバーを使用する場合は、各ステップの
「トルク」の項目を参照してください。
54
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の交換に関する注意事項
v 必ず正しいねじを使用します。トルク・ドライバーを使
用する場合、すべてのねじを表に示すトルクで締め付け
てください。取り外したねじを使用しないでください。
代わりに新しいねじを使用してください。ねじがしっか
りと締まっていることを確認してください。
シリアル番号 (S/N) の保存
ここでは、次のことを説明します。
v 『システム・ユニットのシリアル番号 (S/N) の復元』
v 56 ページの『UUID の保存』
システム・ユニットのシリアル番号 (S/N) の
復元
ThinkPad の製造時には、システム・ボード上の EEPROM
がシステムや主コンポーネントすべてのシリアル番号
(S/N) を保管してロードされます。これらの番号は、その
ThinkPad の存続期間中、変更できません。
システム・ボードを交換する場合、システム・ユニットの
シリアル番号 (S/N) を元の値に復元する必要があります。
システム・ボードを交換する前に、次の手順で、元のシリ
アル番号 (S/N) を保管してください。
1. ThinkPad hardware maintenance diskette version 1.62 を
挿入して、ThinkPad を再起動する。
2. メインメニューで、「1. Set System Identification」
を選択する。
3. 「2. Read S/N data from EEPROM」を選択する。
各装置のシリアル番号 (S/N) が表示されます。次のように
指定されているシステム・ユニットのシリアル番号 (S/N)
を書き留めます。
20: System unit serial number
システム・ボードの交換後、シリアル番号 (S/N) を復元す
るには、次のようにします。
1. ThinkPad hardware maintenance diskette version 1.62 を
挿入して、ThinkPad を再起動する。
2. メインメニューで、「1. Set System Identification」
を選択する。
3. 「1. Add S/N data from EEPROM」を選択する。
画面上の指示に従います。
注: システム・ユニットのシリアル番号ラベルは下部カバ
ーに付いています。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
55
FRU の交換に関する注意事項
UUID の保存
世界固有識別子 (UUID) は、製造時に 各 ThinkPad に割り
当てられた固有の 128 ビットの番号で、システム・ボード
の EEPROM に保管されています。番号を生成するアルゴ
リズムは、西暦 3400 年まで固有の ID を提供できるよう
に設計されています。同じ番号を持つ 2 台の ThinkPad は
存在しません。
システム・ボードを交換したときは、次の手順に従って、
UUID を新しいシステム・ボードに設定する必要がありま
す。
1. ThinkPad hardware maintenance diskette version 1.62 を
挿入して、ThinkPad を再起動する。
2. メインメニューの「4. Assign UUID」を選択する。
新しい UUID が作成され、書き込まれます。有効な
UUID がすでに存在する場合は、UUID は上書きされま
せん。
56
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
FRU の取り外しと取り付け
ここでは、FRU の取り外しと交換の際に参照する指示と図
面を示します。次の一般規則を必ず守ってください。
1. 訓練を受けた有資格者以外は、ThinkPad の保守を行わ
ないでください。訓練を受けていない方が行うと、パー
ツを損傷する危険があります。
2. FRU を交換する前に、 54 ページの『FRU の交換に関
する注意事項』をよく読んでください。
3. 故障している FRU より先に取り外す必要がある FRU
を最初に取り外します。このような FRU があれば、ペ
ージの最初にリストされています。これらの FRU は、
リストの順番どおりに取り外します。
4. FRU の取り外し手順は、図面の中で四角に入れて示さ
れた番号のとおり、正しい順序に従って行います。
5. FRU の交換のためにねじを回す際には、図面にある矢
印が示す方向に回します。
6. FRU を取り外す際には、図面にある矢印が示す方向に
動かします。
7. 新しい FRU を取り付けるには、取り外し手順の逆を行
います。取り付けに関する注意書きがある場合は、それ
を守ってください。内部ケーブルの接続と配線に関する
情報については、 138 ページの『各部の名称と位置』を
参照してください。
8. FRU の取り付けにあたっては、手順の中に示す正しい
ねじを使用してください。
FRU を取り外す前に、ThinkPad の電源を切って、す
べての電源コードをコンセントから外してください。次
に、バッテリー・パックを外し、相互接続ケーブルを取
り外してください。
重要: FRU の交換後、ThinkPad の電源を入れる前に、ね
じ、バネ、その他の小さな部品がすべて正しい位置にあ
り、また ThinkPad の内部で緩んでいないことを確認して
ください。 これを確認するには、ThinkPad を静かに振っ
て、カチャカチャと音がしないか確めます。 金属部品や金
属破片はショートの原因になることがあります。
重要: システム・ボードは静電気の放電の影響を受けやす
く、それによって破損することがあります。 それに触れる
前に、片手でアース・ポイントに触れるか、静電気放電
(ESD) 用のストラップ (P/N 6405959) を使用することによ
り人体をアースします。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
57
FRU の取り外しと取り付け
1010 バッテリー・パック
ご使用の ThinkPad 用のパーツ・リストにあるバッテ
リーだけを使用してください。誤ったバッテリーを使用
すると、バッテリーが発火したり、爆発したりすること
があります。
2
1
58
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
1020 バックアップ・バッテリー
ご使用の ThinkPad 用のパーツ・リストにあるバッテ
リーだけを使用してください。誤ったバッテリーを使用
すると、バッテリーが発火したり、爆発したりすること
があります。
アクセスするには、この FRU を取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
1
2
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2.5 × 3.5 mm、(1)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
59
FRU の取り外しと取り付け
ケーブル配線: バックアップ・バッテリーをホルダーに接
続するときは、バッテリー・ケーブルを次
の図のように配線してください。
60
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
1030 ハードディスク・ドライブ
重要
ハードディスク・ドライブを落としたり、衝撃を与
えたりしないでください。ハードディスク・ドライ
ブは、物理的な衝撃の影響を受けやすく、扱い方を
誤ると、破損したり、データが失われたりすること
があります。
ドライブを取り外す前に、できるだけユーザーにド
ライブ上のすべての情報のバックアップ・コピーを
作成してもらってください。
システムが稼働中、またはサスペンド・モード状態
のときは、絶対にドライブを取り外さないでくださ
い。
アクセスするには、この FRU を取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
1
注: ハードディスクはカバーに接続されています。
ステップ
ねじ (数量)
1
コインねじ (1) またはセキュリティーねじ (1)
注: セキュリティーねじを外すには、2.5 mm のアレン・レンチを
使用してください。
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
61
FRU の取り外しと取り付け
ハードディスク・ドライブを取り外す際には、図のように
LCD を少し開いてください。
2
3
3
4
交換時の注意: HDD コネクターがしっかりと接続されてい
ることを確認してください。
62
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
1040 DIMM
アクセスするには、この FRU を取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
注: ねじ 1 は緩めるだけで、取り外しません。
1
2
3
4
3
交換時の注意: DIMM の切り欠きのある端をソケットの方
に向けて、DIMM をソケットに挿入してか
ら、しっかりと押します。DIMM を所定の
位置にカチッと収まるまで倒します。カー
ドがスロット内にしっかりと固定され、簡
単に動かないことを確認してください。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
63
FRU の取り外しと取り付け
1050 Mini PCI アダプター
アクセスするには、この FRU を取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
T20、T21、および T22 シリーズの場合
注: ねじ 1 は緩めるだけで、取り外しません。
1
2
(続く)
64
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
注: 次の図はコンボ・カードを示しています。コネクター
(A) は LAN 機能用で、(B) はモデム機能用です。ス
テップ 6 で、(A) か (B) のどちらかをを取り外し
てください。このスロットは、Mini PCI モデム・カー
ドまたは Mini PCI ネットワーク・カードもサポート
します。
3
4
(B)
(A)
4
5
(B)
6
(A)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
65
FRU の取り外しと取り付け
交換時の注意: Mini PCI アダプターを取り付ける際には、
コネクター・ケーブルをまっすぐ伸ばして
ください。
T23 シリーズの場合
注: ねじ 1 は緩めるだけで、取り外しません。
1
2
(続く)
66
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
ステップ 3a および 3b で、各アンテナ・ケーブルの
タブを引いて、ケーブルのプラグを抜きます。
3a
3b
4
4
交換時の注意: グレーのアンテナ・ケーブルのプラグ 3a
をジャック J1 (MAIN) に差し込み、黒の
アンテナ・ケーブルのプラグ 3b をジャ
ック J2 (AUX) に差し込んでください。
5
6
交換時の注意: カードの切り欠きのある端をソケットの方
に向けて、カードをソケットに挿入してか
ら、しっかりと押してください。カードを
所定の位置にカチッと収まるまで倒しま
す。カードがスロット内にしっかりと固定
され、簡単に動かないことを確認してくだ
さい。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
67
FRU の取り外しと取り付け
1060 イーサネット・ドーター・カード
注
この項は、次の T23 シリーズのモデルにだけ当ては
まります。
v xQx、L4x 以外の、MT2647 の全モデル
v MT2648 の全モデル
他のモデルには、イーサネット・ドーター・カード
(EDC) がありません。
アクセスするには、この FRU を取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
注: ねじ 1 は緩めるだけで、取り外しません。
1
2
(続く)
68
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
3
3
ステップ
ねじ (数量)
トルク
3
M2.5 × 11.5 mm、ナイロン被覆
(2)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
69
FRU の取り外しと取り付け
4
5
6
交換時の注意: コネクター 4 と 6 の両方がしっかり
接続されていることを確認してください。
70
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
1070 ウルトラベイ 2000 装置
複数の装置のどれでもウルトラベイ 2000 に挿入できま
す。取り付けと取り外しの手順は、どの装置の場合でも同
じです。
ウルトラベイ 2000 は、ウルトラベイ・プラス持ち運び台
などのウルトラベイ・プラス装置もサポートします。
注: ステップ 1 でスイッチを解除すると、レバーが飛び
出します。ステップ 2 でそのレバーをわずかに引い
て、ベイからその装置を外してください。
1
2
3
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
71
FRU の取り外しと取り付け
1080 キーボード
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
T20、T21、および T22 シリーズの場合
1
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (2)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
注: T20、T21、および T22 シリーズには、取り外し手順
2 ∼ 4 がありません。ステップ 1 の後、ステ
ップ 5 に進んでください。
(続く)
72
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
T23 シリーズの場合
注: ねじ 2 は緩めるだけで、取り外しません。
1
2
3
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (2)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
4
ステップ
ねじ (数量)
トルク
4
M2.5 × 11.5 mm、ナイロン被覆
(1)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
73
FRU の取り外しと取り付け
注: ステップ 5 ∼ 10 は、すべてのモデルに共通で
す。
6
5
5
(続く)
74
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
8
9
7
9
8
7
10
9
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
75
FRU の取り外しと取り付け
注: 新しいキーボードを取り外す前に、イージーボタン・
カバーを次のように取り付けてください。
4
3
2
1
1
(続く)
76
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
キーボードを取り付けるときは、次のようにします。
1. 新しいキーボードは、図に示す方向に取り付けます。キ
ーボードの端 (図中の (A)、(B)、および (C)) がフレー
ムの下にくるようにします。
(A)
(B)
(C)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
77
FRU の取り外しと取り付け
2. 1 に示すように、指をコンピューターの左側にある
PC カード・スロットとコンピューターの右側にあるウ
ルトラベイ 2000 スロットに挿入します。次に、2 の
ように、それらのスロットに指を入れたまま、親指を使
ってキーボードをシフト・キーの上にしっかりと押し付
けて、所定の位置にはめ込みます。Y キーを押して、
キーボードをキー 3 の下側にあるコネクターに接続
します。
3
1
1
2
(続く)
78
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
3. キーボードの前側がしっかりと収まったことを確認する
には、親指でシフト・キーを静かに押し、キーボードを
手前にずらします。キーボード上の (A) および (B) の
部分は強く押さないでください。ウルトラベイ 2000 ス
ロットと PC カード・スロットがゆがむおそれがあり
ます。
(A)
(B)
4. キーボードに付属の新しいねじを使用して、ねじを交換
します。次に、Y キーをもう一度しっかりと押し、キ
ーボードがしっかりと収まっていることを確認します。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
79
FRU の取り外しと取り付け
1090 キーボード CRU 絶縁体
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
注: キーボード CRU 絶縁体は、モデルによって異なりま
す。一部のモデルでは、形状が、この図の絶縁体とは
多少異なる場合があります。
1
80
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
1100 ヒンジ・カバー
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
注: ステップ 1 は、すべてのモデルに共通です。
1
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (3)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
81
FRU の取り外しと取り付け
T20 および T21 シリーズの場合
a
a
4
2
3
ステップ
ねじ (数量)
2
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (1) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
トルク
交換時の注意:
1. ステップ 3、4 に従ってヒンジ・カバーを取り付け
てから、ねじ 2 を締めてください。ステップ 3 で
は、レンズを傷つけないように注意してください。
2. 両方のラッチ a が確実に掛かり、カチッと音がして
正しい位置に収まっていることを確認してください。
82
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
T22 シリーズの場合
2
3
ステップ
ねじ (数量)
トルク
2
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (1)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
83
FRU の取り外しと取り付け
a
a
6
4
5
ステップ
ねじ (数量)
4
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (1) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
トルク
交換時の注意:
1. ステップ 5、6 に従ってヒンジ・カバーを取り付け
てから、ねじ 4 を締めてください。ステップ 5 で
は、レンズを傷つけないように注意してください。
2. 両方のラッチ a が確実に掛かり、カチッと音がして
正しい位置に収まっていることを確認してください。
84
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
T23 シリーズの場合
a
a
4
2
3
ステップ
ねじ (数量)
トルク
2
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (1) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
交換時の注意:
1. ステップ 3、4 に従ってヒンジ・カバーを取り付け
てから、ねじ 2 を締めてください。ステップ 3 で
は、レンズを傷つけないように注意してください。
2. 両方のラッチ a が確実に掛かり、カチッと音がして
正しい位置に収まっていることを確認してください。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
85
FRU の取り外しと取り付け
1110 キーボード・ベゼル
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
T20、T21、および T22 シリーズの場合
1
ステップ
ねじ (数量)
1
M2.5 × 3.5 mm、ナイロン被覆 (3) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
86
ThinkPad T20、T21、T22、T23
トルク
FRU の取り外しと取り付け
2
4
3
ステップ
ねじ (数量)
トルク
2
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (1)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
3
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (1) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
87
FRU の取り外しと取り付け
T23 シリーズの場合
注: ねじ 1 は緩めるだけで、取り外しません。
1
2
3
ステップ
ねじ (数量)
トルク
3
M2.5 × 11.5 mm、ナイロン被覆
(1)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
88
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
4
ステップ
ねじ (数量)
4
M2.5 × 3.5 mm、ナイロン被覆 (3) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
トルク
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
89
FRU の取り外しと取り付け
5
6
7
ステップ
ねじ (数量)
トルク
5
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (1)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
6
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (1) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
90
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
取り付けるときは、次のようにします。
v a の部分が図のように確実に収まっていることを確認
します。
v キーボード・ベゼル b のラッチがすべて確実に掛かっ
ていることを確認します。
a
b
b
b
b
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
91
FRU の取り外しと取り付け
1120 ファン・アセンブリー
T20、T21、T22 シリーズの場合
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
1
1
a
b
2
注:
1. a の部分は、T21、T22 シリーズにだけ使われます。
他のモデルにはこのブラケットがありません。
2. b の部分は、T21 シリーズおよび
MT2647-3Cx、-3Ex、-7Cx、-7Ex (T22 シリーズ) にだ
け使われます。他のモデルにはこのブラケットがありま
せん。
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2 × 13.5 mm、ナイロン被覆 (4)
0.245 Nm
(2.5 kgfcm)
(続く)
92
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
ファン・アセンブリーを取り付けるとき:
T20 の場合
ファン・アセンブリー上の熱伝導ゴムから保護シートを
取り外します。
T21、T22 の場合
次の図に示されているファンの a の部分に熱伝導グ
リース (05K5751) を塗ってください。
a
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
93
FRU の取り外しと取り付け
T23 シリーズの場合
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
1
2
3
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2 × 13.5 mm、ナイロン被覆 (1)
0.245 Nm
(2.5 kgfcm)
2
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (1)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
94
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
4
6
5
ステップ
ねじ (数量)
トルク
4
M2.0 × 13.5 mm、ナイロン被覆
(3)
0.245 Nm
(2.5 kgfcm)
交換時の注意: 次の図に示されているファンの a の部分
に熱伝導グリース (05K5751) を塗ってくだ
さい。
a
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
95
FRU の取り外しと取り付け
1130 CPU
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 92 ページの『1120 ファン・アセンブリー』
T20、T21、および T22 シリーズの場合
ねじの頭 (A) を矢印 a の方向に回転させて、ロックを
解除してから、CPU を取り外します。
2
1
a
b
A
c
交換時の注意:
1. CPU を ソケットに取り付ける際には、ステップ c
のようにしてください。
2. ねじの頭 (A) を矢印 b の方向に回転させて、CPU
をロックしてください。
96
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
T23 シリーズの場合
注: CPU ソケットの形状は、モデルによって異なります。
CPU の取り外しまたは取り付けの際には、CPU ソケ
ットの形状を確認して、ステップ 1、2、および
a またはステップ 1'、2、および a' のいず
れかを行ってください。
ねじの頭を矢印 1 または 1' の方向に回転させて、ロ
ックを解除してから、CPU を取り外します。
1
a
1'
a'
2
交換時の注意: ねじの頭を矢印 a または a' の方向に
回転させて、CPU をロックしてください。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
97
FRU の取り外しと取り付け
1140 PC カード・スロット・アセンブリ
ー
T20、T21、T22 シリーズの場合
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
1
2
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2 × 13.5 mm、ナイロン被覆 (4)
0.245 Nm
(2.5 kgfcm)
(続く)
98
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
PC カード・スロット・アセンブリーを取り付ける際に
は、図のようにします。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
99
FRU の取り外しと取り付け
T23 シリーズの場合
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
1
1
2
4
3
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2 × 13.5 mm、ナイロン被覆 (4)
0.245 Nm
(2.5 kgfcm)
100
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
1150 スピーカー
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
1
2
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (2)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
101
FRU の取り外しと取り付け
T22 および T23 シリーズの場合に新しいスピーカーを取
り付ける前に:
スピーカー RF ブラケット (a) を、ブラケットの内側の
接着テープを使って新しいスピーカーに固定します。
T22 シリーズの場合
a
T23 シリーズの場合
a
102
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
1160 ハードディスク・ベイ
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
v 101 ページの『1150 スピーカー』
注: ステップ 3 と 4 は、 Asset ID RF アダプターが
ハードディスク・ベイに取り付けられている場合にだ
け当てはまります。
4
3
1
2
ステップ
ねじ (数量)
1
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (1) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
トルク
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
103
FRU の取り外しと取り付け
交換時の注意: 次のことを確認してください。
v 絶縁体の a の部分が外れていない。
v b の部分 (b' は T23 シリーズの場合だけです) が
逆になっていない。
v ガイド・レールの穴とアルミニウム・シートの穴が合っ
ており、c の部分でアルミニウム・シートがはみ出し
ていない。シートがはみ出ていると、短絡の原因となる
場合があります。
a
b
a
c
b'
a
104
b'
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
1170 ウルトラベイ 2000 スロット
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
T20 シリーズの場合
1
2
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (1)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
注: T20 シリーズには、取り外し手順 3 と 4 があり
ません。ステップ 2 の後で、ステップ 5 に進ん
でください。
交換時の注意: FPC コネクターがしっかりと収まっている
ことを確認してください。
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
105
FRU の取り外しと取り付け
T21 および T22 シリーズの場合
1
2
注: T21 シリーズには、取り外し手順 3 と 4 があり
ません。ステップ 2 の後で、ステップ 5 に進ん
でください。
交換時の注意: FPC コネクターがしっかりと収まっている
ことを確認してください。
(続く)
106
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
T23 シリーズの場合
1
2
3
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2 × 13.5 mm、ナイロン被覆 (1)
0.245 Nm
(2.5 kgfcm)
2
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (1)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
107
FRU の取り外しと取り付け
4
注: T20 シリーズの 13.3 型 XGA LCD 付きのモデルに
は、FPC ブラケット (5) はありません。 それらの
モデルの場合、ステップ 5 はスキップしてくださ
い。
5
a
交換時の注意: 図 a のように、FPC ブラケットが確実
に収まっていることを確認してください。
108
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
注: ステップ 6 ∼ステップ 9 は、 T20、T21、T22、
および T23 シリーズに共通です。
6
ステップ
ねじ (数量)
6
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (1) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
7
トルク
8
9
ステップ
ねじ (数量)
トルク
7
M2 × 13.5 mm、ナイロン被覆 (2)
0.245 Nm
(2.5 kgfcm)
8
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (2) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
109
FRU の取り外しと取り付け
交換時の注意: スロットのガイドが確実に収まっているこ
と 1 を確認し、イジェクト・レバーが飛
び出している場合は、カチッと音がして正
しい位置に収まるまで矢印 2 の方向に押
し戻してから、スロットの右上隅 3 を押
して確実に固定してください。
1
2
3
110
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
1180 システム・ボード
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 63 ページの『1040 DIMM』
v 64 ページの『1050 Mini PCI アダプター』
v 68 ページの『1060 イーサネット・ドーター・カード』
(T23 シリーズの場合のみ)
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
v 92 ページの『1120 ファン・アセンブリー』
v 96 ページの『1130 CPU』
v 98 ページの『1140 PC カード・スロット・アセンブリ
ー』
v 101 ページの『1150 スピーカー』
v 103 ページの『1160 ハードディスク・ベイ』
v 105 ページの『1170 ウルトラベイ 2000 スロット』
T20、T21、T22 シリーズの場合
4
1
2
3
5
ステップ
ねじ (数量)
4
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (1) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
トルク
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
111
FRU の取り外しと取り付け
交換時の注意: ガイドがすべて確実に収まっている 1 こ
と、およびシステム・ボードの下部にコネ
クターを確実に固定した 2 ことを確認し
てください。
1
2
1
1
112
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
T23 シリーズの場合
5
1
2
4
3
6
ステップ
ねじ (数量)
5
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (1) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
トルク
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
113
FRU の取り外しと取り付け
交換時の注意: ガイドがすべて確実に収まっている 1 こ
と、およびシステム・ボードの下部にコネ
クターを確実に固定した 2 ことを確認し
てください。
2
1
1
1
114
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
1190 セキュリティー・チップ
注
この節は、次のモデルにだけ当てはまります。
v MT2647-5Lx、9Lx、DLT、HLU
v MT2647-5Dx、5Fx、5Hx、5Jx、5Nx、5Mx、
9Dx、9Fx、9Hx、9Jx、9Nx、9Mx、DFx、HNx、
NNx
v MT2647-5Rx、5Sx、5Ux、9Rx、9Sx、9Ux、HSU
他のモデルには、セキュリティー・チップがありま
せん。
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 63 ページの『1040 DIMM』
v 64 ページの『1050 Mini PCI アダプター』
v 68 ページの『1060 イーサネット・ドーター・カード』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
v 92 ページの『1120 ファン・アセンブリー』
v 98 ページの『1140 PC カード・スロット・アセンブリ
ー』
v 101 ページの『1150 スピーカー』
v 103 ページの『1160 ハードディスク・ベイ』
v 105 ページの『1170 ウルトラベイ 2000 スロット』
v 111 ページの『1180 システム・ボード』
交換時の注意: コネクターが確実に収まっていることを確
認してください。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
115
FRU の取り外しと取り付け
1200 マイクロホン・ケーブル
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 63 ページの『1040 DIMM』
v 64 ページの『1050 Mini PCI アダプター』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
v 92 ページの『1120 ファン・アセンブリー』
v 98 ページの『1140 PC カード・スロット・アセンブリ
ー』
v 101 ページの『1150 スピーカー』
v 103 ページの『1160 ハードディスク・ベイ』
v 105 ページの『1170 ウルトラベイ 2000 スロット』
v 111 ページの『1180 システム・ボード』
ケーブル配線: ケーブルを交換する際は、コネクターが
a に確実に収まっていることを確認して
ください。フレームの b の部分にだけ、
ケーブルをたるませることができます。
a
116
ThinkPad T20、T21、T22、T23
b
FRU の取り外しと取り付け
2010 LCD アセンブリー
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 64 ページの『1050 Mini PCI アダプター』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
v 92 ページの『1120 ファン・アセンブリー』
1
1
ステップ
ねじ (数量)
1
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (4) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
トルク
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
117
FRU の取り外しと取り付け
MT2647-xLx、xNx を除くモデルの場合
4
2
4
3
ステップ
ねじ (数量)
トルク
2
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (1)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
4
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (2) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
118
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
MT2647-xLx、xNx の場合
5
2
4
5
3
ステップ
ねじ (数量)
トルク
2
M2.5 × 14 mm、ナイロン被覆 (1)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
5
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (2) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
119
FRU の取り外しと取り付け
2020 フロント・ベゼル
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
v 92 ページの『1120 ファン・アセンブリー』
v 117 ページの『2010 LCD アセンブリー』
2
1
1
1
ステップ
ねじ (数量)
1
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (3) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
120
ThinkPad T20、T21、T22、T23
トルク
FRU の取り外しと取り付け
2030 インバーター・カード
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
v 92 ページの『1120 ファン・アセンブリー』
v 117 ページの『2010 LCD アセンブリー』
v 120 ページの『2020 フロント・ベゼル』
1
2
3
ケーブル配線: インバーター・カードを取り付ける際は、
次の図のようにコネクター・ケーブルを配
線します。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
121
FRU の取り外しと取り付け
2040 LCD パネル
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
v 92 ページの『1120 ファン・アセンブリー』
v 117 ページの『2010 LCD アセンブリー』
v 120 ページの『2020 フロント・ベゼル』
v 121 ページの『2030 インバーター・カード』
ウルトラポート・アダプターが LCD にねじ留めされてい
た場合は、それを取り外します。アダプターを取り外すに
は、図 1a に示されているようにアダプターの両側のね
じを外します。他のものについても、図 1b に示すよう
にコネクター・カバーを取り外します。
1a
(続く)
122
ThinkPad T20、T21、T22、T23
1b
FRU の取り外しと取り付け
2a
2a
2
2a
2
2a
ステップ
ねじ (数量)
トルク
13.3 型 XGA LCD、LG (05K9636)、14.1 型 XGA LCD Hitachi
(05K9568)、14.1 型 SXGA+ LCD Hitachi (46L2493) の場合
2
M2 × 4 mm、ナイロン被覆 (4)
0.245 Nm
(2.5 kgfcm)
14.1 型 XGA LCD LG (05K9567)、SAMSUNG
(05K9678)、Hyundai (05K9940)、DBU (05K9888)、14.1 型
SXGA+ LCD LG (46L2495) の場合
2a
M2 × 4 mm、ナイロン被覆 (4)
0.245 Nm
(2.5 kgfcm)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
123
FRU の取り外しと取り付け
4
3
7
5
5
6
(続く)
124
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
ケーブル配線: LCD を取り付ける際は、次の図のようにコ
ネクター・ケーブルを配線します。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
125
FRU の取り外しと取り付け
2050 アンテナ・アセンブリー
注
この項は、MT2647-xFx、xJx、xLx、xNx、xSx にだ
け当てはまります。 他のモデルには、アンテナ・ア
センブリーがありません。
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
v 92 ページの『1120 ファン・アセンブリー』
v 117 ページの『2010 LCD アセンブリー』
v 120 ページの『2020 フロント・ベゼル』
v 121 ページの『2030 インバーター・カード』
v 122 ページの『2040 LCD パネル』
1
1
(続く)
126
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
アンテナ・ケーブルを固定している絶縁テープ 2 をはが
します。
2
2
3
3
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
127
FRU の取り外しと取り付け
ケーブル配線: アンテナ・ケーブルは次のように配線しま
す。
1. 黒のアンテナ・ケーブルを背面カバーの右隅の突起
(1) に引っ掛けます。
2. 黒のアンテナ・ケーブルをケーブル・ガイド 2 と
3 を通して配線します。
3. グレーのアンテナ・ケーブルを背面カバーの左隅の突起
(4) に引っ掛けます。
4. グレーのアンテナ・ケーブルをケーブル・ガイド 5
を通して配線します。
5. 両方のケーブルがねじれていないことを確認します。
6. 絶縁テープ 6、7、および 8 を貼ります。
2
6
4
1
8
3
5
7
128
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
2060 サブカード
アクセスするには、次の FRU を順に取り外します。
v 58 ページの『1010 バッテリー・パック』
v 59 ページの『1020 バックアップ・バッテリー』
v 61 ページの『1030 ハードディスク・ドライブ』
v 63 ページの『1040 DIMM』
v 64 ページの『1050 Mini PCI アダプター』
v 71 ページの『1070 ウルトラベイ 2000 装置』
v 72 ページの『1080 キーボード』
v 80 ページの『1090 キーボード CRU 絶縁体』
v 81 ページの『1100 ヒンジ・カバー』
v 86 ページの『1110 キーボード・ベゼル』
v 92 ページの『1120 ファン・アセンブリー』
v 98 ページの『1140 PC カード・スロット・アセンブリ
ー』
v 101 ページの『1150 スピーカー』
v 103 ページの『1160 ハードディスク・ベイ』
v 105 ページの『1170 ウルトラベイ 2000 スロット』
v 111 ページの『1180 システム・ボード』
v 117 ページの『2010 LCD アセンブリー』
2
3
1
2
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
六角ボルト (6)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
2
M2.5 × 4.8 mm、ナイロン被覆 (4) 0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
129
FRU の取り外しと取り付け
a
4
取り付けるときは、次のようにします。
v 新しいサブカードに入出力カード・スペーサー (a) を
取り付け、コネクターが確実に収まっていることを確認
します。
v イジェクト・レバーが飛び出している b ことを確認し
てから、サブカードを取り付けます。
v サブカード上のスイッチ (A) を傷付けないように注意し
てください。
v 図のように、カードのガイドに確実に収まっている c
ことを確認します。
A
c
130
ThinkPad T20、T21、T22、T23
b
FRU の取り外しと取り付け
3010 ThinkPad ドック PCI カバー
PCI カバーを交換する前に
ThinkPad ドック には、次の 2 種類があります。
v ThinkPad ドック: FRU 番号 08N1546 (PCI カバー: FRU
番号 05K6246)
v ThinkPad ドック 拡張プレート付き: FRU 番号 08N1537
(PCI カバー: FRU 番号 08N7317)
最初に ThinkPad ドックの FRU 番号を確認し、保守を行
なう ThinkPad ドック用の適切な PCI カバー FRU を選択
してください。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
131
FRU の取り外しと取り付け
注: 下図は、ThinkPad ドック (FRU 番号 08N1546) の
PCI カバーを取り外す方法を示しています。拡張プレ
ート付き ThinkPad ドック (FRU no. 08N1537) の PCI
カバーを取り外す場合も、 同じ手順で行ってくださ
い。
1
1
2
(底面図)
132
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
3020 ThinkPad ドック 上部カバー
注
この節は、ThinkPad ドック (FRU 番号 08N1546)
にだけ当てはまります。ThinkPad ドック (FRU パ
ーツ番号 12P4143) 用の上部カバーとねじキット
は、拡張プレート付き ThinkPad ドック (FRU パー
ツ番号 08N1537) には使用できません。
1
(背面図)
ステップ
ねじ (数量)
トルク
1
M2.5 × 4.8 mm (2)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
133
FRU の取り外しと取り付け
2
2
2
(底面図)
ステップ
ねじ (数量)
トルク
2
M2.5 × 4.8 mm (8)
0.392 Nm
(4 kgfcm)
(続く)
134
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
システム・ロック・キー A がアンロック位置にセットさ
れているか確認します。ステップ 3 でフロント・ラッチ
を解除してから、上部カバー 4 を取り外します。ステッ
プ 5 については、円で示した内部の図を参照してくださ
い。
4
3
5
A
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
135
FRU の取り外しと取り付け
上部カバーを交換するときは、次の点を確認します。
v スプリングが正しい位置にあること。
v 装置のリリース・レバーが正しく取り付けられているこ
と。
(続く)
136
ThinkPad T20、T21、T22、T23
FRU の取り外しと取り付け
v リリース・ボタンが正しく動作すること。
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
137
各部の名称と位置
各部の名称と位置
システム (正面)
1
2
3
4
5
6
システム状況インジケーター
電源スイッチ
バッテリー、スタンバイ・モード、およびウルト
ラベイ 状況インジケーター
ベイ・ラッチ
イジェクト・ボタン
ウルトラベイ 2000 装置
7
8
9
10
注: ウルトラベイ 2000 には、DVD-ROM ドラ
イブまたは CD-ROM ドライブなどの記憶装
置が格納されます。
トラックポイント・ポインティング・スティック
トラックポイント・ボタン
ThinkPad ボタン
音量調節ボタンと消音ボタン
1
10
2
9
3
8
7
4
5
6
138
ThinkPad T20、T21、T22、T23
各部の名称と位置
システム (背面)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
セキュリティー・キーホール
TV 出力コネクター
シリアル・コネクター
パラレル・コネクター
外付けモニター・コネクター
モデム・コネクター
イーサネット・コネクター
電源ジャック
USB コネクター
10
注: T23 シリーズには、USB コネクターが 2 つ
付いています。
外付け入力装置コネクター
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
139
各部の名称と位置
システム (底面)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
内蔵ステレオ・スピーカー
バッテリー・パック
バッテリー・パック・ラッチ
ドッキング・コネクター
Mini PCI カード・スロット
DIMM
PC カード・スロット
PC カード・イジェクト・ボタン
赤外線ポート
ステレオ・ヘッドホン・ジャック
ステレオ・ライン入力ジャック
マイクロホン・ジャック
ハードディスク・ドライブ
LCD ラッチ
1
2
3
4
5
6
9
14
10
11
12
13
140
ThinkPad T20、T21、T22、T23
8
7
パーツ・リスト
パーツ・リスト
T20、T21、T22、および T23 シリーズ・
モデルのマトリックス
T20、T21、T22、および T23 シリーズには、いくつかのモ
デルが含まれます。次の表は、パーツ・リストのどの FRU
が必要なのかを判断するために、各モデルの特性を要約し
ています。
モデル
CPU
ベイ
装置
Mini
LCD
PCI ア
ダプター
HDD
(*): メモリー 64 MB
(**): メモリー 256 MB
T20 (メモリー: 128 MB)
CDROM
モデム
2647-A1x
—
—
2647-31x
DVDROM
(6x)
モデム
14.1 型
XGA
6 GB
2647-2EY
CDROM
コンボ
(3Com)
13.3 型
XGA
12 GB
2647-21x、61x
2647-24x、64x
2647-32x、72x
(*)
CMG
650
コンボ
(Intel)
—
2647-T1x (**)
DVDROM
(6x)
2648-41x、81x
6 GB
モデム
CMG
700
2647-41x、81x、
43x
13.3 型
XGA
モデム
2647-42x、82x
14.1 型
XGA
—
2648-42x、82x
コンボ
(Intel)
2647-44x、84x
2648-44x、84x
コンボ
(3Com)
2647-46x、86x
2648-46x、86x
2647-45x
FDD
イーサネ
ット
2647-B1x
—
—
CDROM
モデム
2647-L1x、L2x
2647-52x、92x
2647-55x、95x
2647-C1x
CMG
750
DVDROM
(6x)
—
—
14.1 型
XGA
20 GB
コンボ
(Intel)
—
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
—
141
パーツ・リスト
モデル
CPU
ベイ
装置
Mini
LCD
PCI ア
ダプター
HDD
CDROM
モデム
13.3 型
XGA
10 GB
14.1 型
XGA
20 GB
14.1 型
SXGA+
32 GB
13.3 型
XGA
10 GB
14.1 型
XGA
20 GB
14.1 型
SXGA+
32 GB
T21 (メモリー: 128 MB)
2647-27x、67x
2647-2Ax、6Ax
CMG
750
コンボ
(Xircom)
コンボ
(3Com)
2647-4Bx、8Bx
2647-47x、49x、 CMG
87x、L7x
800
2648-47x、87x
DVDROM
(8x)
モデム
2647-4Ax、8Ax
コンボ
(Xircom)
2648-4Ax、8Ax
コンボ
(Intel)
2647-4Bx、8Bx
コンボ
(3Com)
2648-4Bx、8Bx
2647-57x、97x
2647-5Ax、9Ax
モデム
CMG
850
コンボ
(Xircom)
コンボ
(3Com)
2647-5Bx、9Bx
T22 (メモリー: 128 MB)
CMG
800
CDROM
モデム
2647-4Cx、4Gx、 CMG
8Gx、8Cx、
900
M2x、M3x、
LCx
DVDROM
(8x)
モデム
2647-3Cx、7Cx
2647-3Ex、7Ex、
B2x、B3x、
B4x、B5x
コンボ
(Intel)
2648-4Cx、8Cx
コンボ
(Intel)
2647-4Ex、8Ex、
M4x、M5x
2648-4Ex、8Ex
コンボ
(3Com)
2647-4Gx、8Gx
2648-4Gx、8Gx
2647-T2x
2647-5Cx、9Cx
2647-5Ex、9Ex、
M6x
142
FDD
CMG
1G
DVDROM
(8x)
コンボ
(Intel)
モデム
コンボ
(Intel)
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
モデル
ベイ
装置
Mini PCI
アダプタ
ー
2647-2Kx (2KC
Tual
を除く)
866
2647-6Kx (xxC
を除く)
2647-AKx、BAx、
BJx、EKx
CDROM
モデム
2647-2KC、6KC
DVDROM
(8x)
CPU
Tual
1.0
2647-2Tx、2UC、
6UC、3RG、7RG
2647-3TK、7TK
2647-4Mx、8Mx、
MMx
CDROM
13.3 型
XGA
15 GB
14.1 型
XGA
20 GB
DVDROM
(8x)
2648-2Tx
2647-T4x (**)
HDD
(**): メモリー 256 MB
T23 (メモリー: 128 MB)
2647-2Rx、6Rx
LCD
Tual
1.13
2648-4Mx、8Mx
CDROM
30 GB
14.1 型
XGA
DVDROM
(8x)
2647-4Qx、8Qx
*1
2647-4Nx、8Nx、
GNU、KNG、
MNx
802.11/
v.90
14.1 型
XGA
(アンテ
ナ付き)
モデム
14.1 型
XGA
802.11/
v.90
14.1 型
XGA
(アンテ
ナ付き)
モデム
14.1 型
SXGA+
802.11/
v.90
14.1 型
SXGA+
(アンテ
ナ付き)
2648-4Nx、8Nx
2647-4Rx、8Rx
2648-4Rx、8Rx
Tual
1.2
2647-4Sx、8Sx、
BSx
2648-4Sx、8Sx
2647-5Kx、9Kx
2647-5Lx、9Lx、
DLT、HLU *2
Tual
1.13
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
40 GB
48 GB
143
パーツ・リスト
モデル
CPU
ベイ
装置
Mini PCI
アダプタ
ー
CDRW
モデム
Tual
1.2
14.1 型
SXGA+
802.11/
v.90
14.1 型
SXGA+
(アンテ
ナ付き)
モデム
14.1 型
SXGA+
802.11/
v.90
14.1 型
SXGA+
(アンテ
ナ付き)
モデム
14.1 型
SXGA+
802.11/
v.90
14.1 型
SXGA+
(アンテ
ナ付き)
2647-5Nx、9Nx、
HNx、NNx *2
2647-5Fx、9Fx、
DFx *2
DVDROM
(8x)
2647-5Dx、9Dx
*2
2647-5Hx、9Hx
DVD/
CDRW
コンボ
*2
2647-5Jx、9Jx
*2
2647-5Ux、9Ux
*2
2647-5Rx、9Rx
*2
(**)
2647-5Sx、9Sx、
HSx *2 (**)
Tual
1.2
HDD
(**): メモリー 256 MB
T23 (メモリー: 128 MB)
2647-5Mx、9Mx
LCD
DVDROM
(8x)
DVD/
CDRW
コンボ
48 GB
60 GB
v CMG xxx: モバイル Intel® Pentium® III プロセッサー xxx
GHz (MHz)
v Tual xxx: モバイル Intel® Pentium® III プロセッサー xxx GHz
(MHz)-M
v *1: EDC 機構なし、*2: セキュリティー・チップ機構付き
144
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
全体
T20、T21、および T22 の場合
1
24
23
22
a
21
b
20
2
c
19
d
18
3
l
4
e
17
f
16
15
h
14
k
g
i
5
13
6
7
12
11
j
10
9
8
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
145
パーツ・リスト
v 特定のタイプまたはモデルが指定されていない限り、各
FRU はすべてのタイプまたは モデルについて入手可能
です。
v アスタリスクが付いている FRU は CRU (顧客取替可能
ユニット) です。
v OP が付いている FRU は、オプションの FRU として
も入手可能です。
番号
FRU
a - l
167 ページの『その他のパーツ』を参照。
パーツ
番号
1
LCD ユニット ( 157 ページの『LCD FRU』を参照)
2
キーボード・ベゼル (T20 用)
xxK を除く全モデル
46P2615
xxK 用
46P2616
キーボード・ベゼル (T21 および T22 用)
3
xxK を除く全モデル
46P2613
xxK 用
46P2614
ファン・アセンブリー (T20 用)
08K7066
ファン・アセンブリー (T21 用)
04P3448
ファン・アセンブリー (T22 用)
2647-3xx、7xx、BxG
08K7268
2648 の全モデル
3xx、7xx、BxG を除く 2647 の全モデル
26P9317
4
PC カード・スロット
08K7064
5
I/O カード
26P8023
入出力カード (絶縁保護コーティング付き)
08K3373
6
マイクロホン・ケーブル・アセンブリー
27L0520
7
ベース・カバー (T20 用)
xxK、xxT を除く 2647 の全モデル
08K6079
2647-xxK
08K6350
2647-xxT
08K6346
xxK、xxT を除く 2648 の全モデル
08K6369
2648-xxK
08K6372
2648-xxT
08K6370
ベース・カバー (T21 用)
146
xxK を除く 2647 の全モデル
26P9291
2647-xxK
04P3446
xxK を除く 2648 の全モデル
04P3445
2648-xxK
04P3447
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
番号
7
8
FRU
パーツ
番号
ベース・カバー (T22 用)
2647-3xx、7xx、Bxx (xxK を除く)
26P9291
2647-3xK、7xK、BxK
26P9309
2647-4xx、5xx、8xx、9xx、Mxx、Lxx (た
だし、モデル xxK は除く)
08K7362
2647-4xK、5xK、8xK、9xK、MxK、LxK
26P9174
xxK を除く 2648 の全モデル
26P9173
2648-xxK
26P9175
ウルトラベイ 2000 ディスケット・ドライブ
(TEAC)
08K9606*
ウルトラベイ 2000 ディスケット・ドライブ
(SONY)
08K9607*
ウルトラベイ 2000 CD-ROM ドライブ
(TOSHIBA) OP
27L3973*
ウルトラベイ 2000 CD-ROM ドライブ
(TEAC)、低電力 OP
27L3436*
ウルトラベイ 2000 CD-ROM ドライブ (LG)
OP
27L4141*
ウルトラベイ 2000 CD-ROM ドライブ
(LG)、低電力 OP
27L4301*
ウルトラベイ 2000 DVD ドライブ 6x (MKE) 05K9188*
OP
ウルトラベイ 2000 DVD ドライブ 6x
(TOSHIBA) OP
05K9160*
ウルトラベイ 2000 DVD ドライブ 8x (MKE) 27L4241*
OP
ウルトラベイ 2000 DVD ドライブ 8x
(HITACHI) OP
27L4236*
他のオプションの ウルトラベイ 2000 装置については、
170 ページの『オプションの FRU』を参照
9
カバー、DIMM スロット
10
バッテリー・パック、Panasonic OP
08K6090*
xxE、xxJ 以外の全モデル
02K6626*
モデル xxE、xxJ
02K6857*
バッテリー・パック、SANYO OP
xxE、xxJ 以外の全モデル
モデル xxE、xxJ
02K6627*
02K6859*
11
バックアップ・バッテリー
02K6572
12
カバー、Mini PCI アダプター・スロット
08K6091*
13
スピーカー・アセンブリー
08K6089
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
147
パーツ・リスト
番号
14
FRU
パーツ
番号
64-MB SDRAM SO DIMM (PC100) OP
20L0264*
128-MB SDRAM SO DIMM (PC100) OP
20L0265*
他のオプションの DIMM については、 170 ページの『オ
プションの FRU』を参照。
15
Mini PCI モデム・カード OP
T20 (T1U、x2x、x3x、BxG 以外のモデル
x1x)
08K3429*
Mini PCI モデム・カード (Ambit)
T20、T21 (モデル x1x、x2x、x3x、xxG)
08K4855*
Mini PCI モデム・カード (Hoshi CR)
T21 (x7x 用、x7G を除く)
08K3338*
Mini PCI モデム・カード (Ambit)、V.92 レ
ディー
T22 (xCx)
08K4853*
Mini PCI コンボ・カード (Intel) OP
T20 (モデル x4x、x5x)、T21 (モデル
xAJ、xAK)
08K3125*
Mini PCI コンボ・カード (3Com) OP
T20 (x6x)、T21 (xBx)
00N8117*
Mini PCI コンボ・カード (Intel) OP
T21 (xBx)
06P3829*
Mini PCI コンボ・カード (Intel CR) OP
T21 (xAx、ただし xAJ、xAK を除く)
19K5888*
Mini PCI コンボ・カード (Intel)、V.92 レデ
ィー OP
T22 (xEx、BxG、6xx、PM5、T2x)
06P3809*
Mini PCI コンボ・カード (3Com) OP
T22 (2647-4Gx、8Gx、MxU)
22P6753*
Mini PCI イーサネット・カード OP
T20 (2647-45G、45U)
10L1423*
他のオプションの Mini PCI アダプターについては、 170
ページの『オプションの FRU』を参照。
16
148
システム・ボード
T20 用 (2647-5xx、9xx、Lxx 以外の全モ
デル)
12P3360
T20 用 (2647-5xx、9xx、Lxx)
12P3363
T21 用 (2647-5xx、9xx、Cxx 以外の全モ
デル)
12P3366
T21 用 (2647-5xx、9xx、Cxx)
12P3369
T22 用 (2647-3xx、7xx、Bxx)
26P8096
T22 用 (2647-3xx、7xx、Bxx 以外の全モ
デル)
26P8098
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
番号
17
FRU
パーツ
番号
CPU、Pentium III 650 MHz
10L1405
CPU、Pentium III 700 MHz
10L1417
CPU、Pentium III 750 MHz
08K3191
CPU、Pentium III 800 MHz
08K3246
CPU、Pentium III 850 MHz
08K3248
CPU、Pentium III 900 MHz
08K3346
CPU、Pentium III 1 GHz
08K3392
18
Asset ID RF アダプター ( 170 ページの『オプションの
FRU』を参照)
19
ハードディスク・ドライブ (6.0 GB)、STD
OP
05K9227*
ハードディスク・ドライブ (6.0
GB)、HITACHI OP
05K9228*
ハードディスク・ドライブ (10.0 GB)、STD
OP
08K9508*
ハードディスク・ドライブ (10.0
GB)、HITACHI OP
08K9531*
ハードディスク・ドライブ (12.0 GB)、STD
OP
05K9229*
ハードディスク・ドライブ (12.0
GB)、HITACHI OP
05K9230*
ハードディスク・ドライブ (20.0 GB)、STD
OP
27L4286*
ハードディスク・ドライブ (20.0
GB)、HITACHI OP
08K9533*
ハードディスク・ドライブ (30.0 GB)、STD
OP
08K9564*
ハードディスク・ドライブ (32.0 GB)、STD
OP
08K9509*
他のオプションのハードディスク・ドライブについては、
170 ページの『オプションの FRU』を参照。
20
カバー、ハードディスク・ドライブ (T20 用)
08K6092*
カバー、ハードディスク・ドライブ
(T21、T22 用)
04P3496*
21
キーボード* ( 160 ページの『キーボード』を参照)
22
ポインティング・スティック・キャップ
84G6536*
23
イージーボタン・カバー (T22 用)
26P9183
24
ブラケット、LCD FPC
26P9178
—
シールド、Mini PCI
—
RJ45 用のブランク・キャップ (T20 用)
04P3975
—
電話ケーブル (San Tai)
27L0603
—
リカバリー CD ( 161 ページの『リカバリー CD』を参照)
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
149
パーツ・リスト
番号
—
150
FRU
パーツ
番号
AC アダプター* ( 155 ページの『AC アダプター』を参
照)
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
T23 の場合
1
k
23
22
a
21
b
20
2
19
3
18
4
d
c
j
17
e
15
16
f
14
25
i
24
g
5
13
6
7
12
11
h
10
9
8
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
151
パーツ・リスト
v 特定のタイプまたはモデルが指定されていない限り、各
FRU はすべてのタイプまたは モデルについて入手可能
です。
v アスタリスクが 1 つ付いている FRU は CRU (顧客取
替可能ユニット) です。
v OP が付いている FRU は、オプションの FRU として
も入手可能です。
番号
FRU
a - k
167 ページの『その他のパーツ』を参照。
パーツ
番号
1
LCD ユニット ( 157 ページの『LCD FRU』を参照)
2
キーボード・ベゼル (T23 用) (xxK を除く全
モデル)
3
ファン・アセンブリー (T23 用)
4
PC カード・スロット (T23 用)
26P9165
5
I/O カード・アセンブリー (T23 用)
26P8006
6
マイクロホン・ケーブル・アセンブリー
27L0520
7
ベース・カバー (2647 (T23) 用)
xxK 用
xJx、xFx、xLx、xNx、xSx、xxC、xxK、
xxT を除く
46P2611
46P2612
26P9166
26P9158
xDC、xKC、xMC、xPC、xUC、2TC、xRC 26P9162
xHK、xKK、xMK、xPK、xRK、2TK、
3TK、7TK
26P9160
xHT、xKT、xMT、xPT、xRT、2TT
46L4922
ベース・カバー (2647 ワイヤレス (T23) 用)
xJx (xJK、xJT を除く)
xFx (xFC を除く)
xLx (xLK、xLT を除く)
xNx (xNC、xNK、xNT を除く)
xSx (xSC、xSK、xST を除く)
46L4972
xNC、xFC、xSC、x5TC、9TC
46L4934
xJK、xLK、xNK、xSK
26P9611
xJT、xLT、xNT、xST
46L4923
ベース・カバー (2648 (T23) 用)
4Nx、8Nx、xxC、xxK、xSx、xxT を除く
モデル
152
26P9159
4MC、4PC、8MC、8PC、2TC、xRC
26P9163
4MK、4PK、8MK、8PK、2TK、xRK
26P9161
4MT、4PT、8MT、8PT、2TT、xRT
46L4924
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
番号
7
FRU
ベース・カバー (2648 ワイヤレス (T23) 用)
xNx、xSx
(xNC、xNK、xNT、xSC、xSK、xST を除
く)
46L4921
4NC、8NC、xSC
46L4935
4NK、8NK、xSK
46L4933
4NT、8NT、xST
8
パーツ
番号
46L4925
ウルトラベイ 2000 CD-ROM ドライブ
(LG)、低電力 OP
27L4301*
ウルトラベイ 2000 CD-ROM ドライブ
(TEAC)、低電力 OP
27L3436*
ウルトラベイ 2000 DVD-ROM ドライブ 8x
(MKE) OP
27L4241*
ウルトラベイ 2000 DVD-ROM ドライブ 8x
(MKE)、軽量 OP
08K9648*
ウルトラベイ 2000 DVD-ROM ドライブ 8x
(HITACHI) OP
27L4236*
ウルトラベイ 2000 DVD-ROM ドライブ 8x
(HLDS)、軽量 OP
08K9646*
ウルトラベイ 2000 DVD-ROM ドライブ 8x
(TOSHIBA) OP
27L4213*
ウルトラベイ 2000 CD-RW ドライブ
(SONY) OP
27L4231*
ウルトラベイ 2000 CD-RW ドライブ (TEAC) 27L4297*
OP
ウルトラベイ 2000 DVD/CD-RW コンボ・ド
ライブ (TOSHIBA) OP
27L4249*
ウルトラベイ 2000 DVD/CD-RW コンボ・ド
ライブ (KME) OP
27L4359*
他のオプションの ウルトラベイ 2000 装置については、
170 ページの『オプションの FRU』を参照
9
カバー、DIMM スロット (T23 用)
26P9421*
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
153
パーツ・リスト
番号
10
FRU
パーツ
番号
バッテリー・パック、PANASONIC OP
xKx、xQx、L4x (xxE、xxJ を除く)
02K6626*
xKE、xKJ
02K6857*
バッテリー・パック、SANYO OP
xKx、xQx、L4x (xxE、xxJ を除く)
02K6627*
xKE、xKJ
02K6859*
バッテリー・パック、PANASONIC 2.0 Ah OP
xKx、xQx、L4x 以外の全モデル
02K7026*
xxE、xxJ (xKE、xKJ を除く)
02K7030*
バッテリー・パック、SANYO 2.0 Ah OP
xKx、xQx、L4x 以外の全モデル
02K7028*
xxE、xxJ (xKE、xKJ を除く)
02K7032*
11
バックアップ・バッテリー
02K6572
12
カバー、Mini PCI アダプター・スロット
08K7416*
13
スピーカー・アセンブリー
08K6089
14
128-MB SDRAM SO DIMM (PC133) OP
19K4653*
256-MB SDRAM SO DIMM (PC133) OP
19K4655*
他のオプションの DIMM については、 170 ページの『オ
プションの FRU』を参照
15
Mini PCI モデム・カード (Ambit) OP
08K4853*
2647-xFx、xJx、xLx、xNx、xSx、
5TC、9TC、および 2648-xNx、xSx を除く
全モデル
Mini PCI 802.11b/v.92 モデム・カード
(ACTIONTEC)
12P3657
2647-xFx、xJx、xLx、xNx、xSx、5TC、9TC、
および 2648-xNx、 xSx
16
システム・ボード (2647-4Rx、
8Rx、BSx、4Sx、8Sx、DRx、DSx、および
2648-4Rx、8Rx、4Sx、8Sx を除くモデル用)
注: 新しいシステム・ボードは、元の FRU
と同じ FRU 番号で使用します。
26P8218
システム・ボード
12P3770
12P3770
2647-4Rx、8Rx、BSx、4Sx、8Sx、DRx、DSx
2648-4Rx、8Rx、4Sx、8Sx
17
154
CPU アセンブリー、モバイル Intel®
Pentium® III プロセッサー 866 MHz-M
26P7999
CPU アセンブリー、モバイル Intel®
Pentium® III プロセッサー 1.0 GHz-M
26P8122
CPU アセンブリー、モバイル Intel®
Pentium® III プロセッサー 1.13 GHz-M
26P8082
CPU アセンブリー、モバイル Intel®
Pentium® III プロセッサー 1.2 GHz-M
26P8005
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
番号
FRU
パーツ
番号
18
Asset ID RF アダプター ( 170 ページの『オプションの
FRU』を参照)
19
ハードディスク・ドライブ (15.0
GB)、HITACHI OP
08K9587*
ハードディスク・ドライブ (15.0 GB)、STD
OP
08K9585*
ハードディスク・ドライブ (20.0
GB)、HITACHI OP
08K9533*
ハードディスク・ドライブ (20.0 GB)、STD
OP
27L4286*
ハードディスク・ドライブ (30.0
GB)、HITACHI OP
08K9592*
ハードディスク・ドライブ (30.0 GB)、STD
OP
27L4291*
ハードディスク・ドライブ (40.0 GB)、STD
OP
08K9683*
ハードディスク・ドライブ (40.0
GB)、HITACHI OP
08K9767*
ハードディスク・ドライブ (48.0 GB)、STD
OP
08K9599*
ハードディスク・ドライブ (60.0 GB)、STD
OP
08K9700*
20
カバー、ハードディスク・ドライブ (T23 用)
26P9543*
21
キーボード* ( 160 ページの『キーボード』を参照)
22
ポインティング・スティック・キャップ
84G6536*
23
イージーボタン・カバー
26P9536
24
イーサネット・ドーター・カード (Ambit)
OP
2647-xQx 以外の全モデル
26P8181
25
セキュリティー・チップ OP
26P8084
2647-5xx (5Kx を除く)、9xx (9Kx を除く)
2647-HNx、xLx
—
電話ケーブル (SAN TAI)
—
リカバリー CD ( 161 ページの『リカバリー CD』を参照)
—
AC アダプター* (『AC アダプター』を参照)
27L0603
AC アダプター
FRU
パーツ
番号
AC アダプター (72W)、2 ピン (ASTEC) OP
モデル xxE、xxF、xxJ、xxP、xxS、xxU、xxX
02K6753*
AC アダプター (72W)、2 ピン (DELTA) OP
モデル xxE、xxF、xxJ、xxP、xxS、xxU、xxX
02K6756*
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
155
パーツ・リスト
FRU
パーツ
番号
AC アダプター (72W)、2 ピン (SANKEN)
モデル xxE、xxF、xxJ、xxP、xxS、xxU、xxX
02K6757*
AC アダプター (72W)、3 ピン (ASTEC) OP
モデルxxA、xxB、xxC、xxG、xxH、xxK、
xxM、xxT、xxY
02K6751*
AC アダプター (72W)、3 ピン (DELTA) OP
モデルxxA、xxB、xxC、xxG、xxH、xxK、
xxM、xxT、xxY
02K6754*
156
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
LCD FRU
1
2
7
6
5
3
4
4
5
注:
1. が付いているパーツは、13.3 型 LCD カバー・キッ
トだけに使われます。
2. 5 は、アンテナ付き 14.1 型 XGA TFT および 14.1 型
SXGA+ TFT モデルに使われます。
3. 6 は、2647-52x、92x、C2x、L1x 専用です。
13.3 型 XGA TFT
番号
FRU
パーツ
番号
1
LCD カバー・キット (13.3 型) XGA (モデル
xxK を除く)
08K6685
2
LCD ケーブル・アセンブリー 13.3 型
モデル xxK
08K6764
27L0562
3
LCD パネル、13.3 型 XGA (LG)
05K9636
4
ヒンジ
08K6087
5
このモデルでは使用できません。
6
このモデルでは使用できません。
7
インバーター・カード
—
—
10L1402
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
157
パーツ・リスト
14.1 型 XGA TFT
番号
1
FRU
パーツ
番号
LCD カバー・キット (14.1 型) XGA
T20、T21 用 (xxK を除く)
26P9566
T20、T21 (xxK)
26P9567
T22、T23 (xxK を除く)
46L4843
T22、T23 (xxK を除く)
46L4844
LCD カバー・アンテナ・キット (モデル xxK 46L4910
を除く)
モデル xxK
46L4911
LCD LCD ケーブル・アセンブリー 14.1 型
XGA (T20、T21)
27L0519
LCD ケーブル・アセンブリー 14.1 型 XGA
(CR) (T22、T23 用)
27L0640
LCD パネル、14.1 型 XGA (LG)
05K9567
LCD パネル、14.1 型 XGA (HITACHI)
(T20、T21 用)
05K9568
LCD パネル、14.1 型 XGA (SAMSUNG)
(T20、T21 用)
05K9944
LCD パネル、14.1 型 XGA (HYUNDAI)
(T20、T21 用)
05K9940
LCD パネル、14.1 型 XGA (LG) X10 Light
Weight
11P8241
LCD パネル、14.1 型 XGA (HITACHI) Light
Weight (T22、T23 用)
11P8258
LCD パネル、14.1 型 XGA (SAMSUNG)
Light Weight (T22、T23 用)
46L2292
LCD パネル、14.1 型 XGA (DBU) Light
Weight (T22、T23 用)
05K9888
ヒンジ
08K6087
アンテナ用ヒンジ
26P9196
5
アンテナ・アセンブリー
26P9197
6
熱伝導ヒンジ (2647-52x、92x、C2x、L1x 専
用)
08K6353
7
インバーター・カード
10L1402
2
3
4
158
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
14.1 型 SXGA+ TFT
番号
1
FRU
パーツ
番号
LCD カバー・キット (14.1 型) SXGA+ (モデ
ル xxK を除く)
26P9383
モデル xxK
26P9385
LCD カバー・アンテナ・キット (モデル xxK 46L4910
を除く)
モデル xxK
2
3
46L4911
LCD ケーブル・アセンブリー 14.1 型
SXGA+
27L0590
LCD パネル、14.1 型 SXGA+ (HITACHI)
46L2493
LCD パネル、14.1 型 SXGA+ (LG)
46L2495
4
ヒンジ
08K6087
アンテナ用ヒンジ
26P9196
5
アンテナ・アセンブリー
26P9197
6
このモデルでは使用できません。
7
インバーター・カード
—
10L1402
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
159
パーツ・リスト
キーボード
言語
パーツ
番号 (NMB)
アラビア語
02K5750*
—
ベルギー語
02K5745*
—
中国語、繁体字
02K5747*
チェコ語
02K5751*
—
デンマーク語
02K5738*
—
オランダ語
02K5735*
—
英語、英国
02K5731*
—
英語、米国
02K5729*
—
フランス語、カナダ
02K5732*
—
フランス語、欧州
02K5734*
—
ドイツ語
02K5733*
—
ギリシャ語
02K5753*
—
ハンガリー語
02K5752*
—
ヘブライ語
02K5749*
—
イタリア語
02K5739*
日本語
02K5730*
02K5701*
韓国語
02K5744*
02K5715*
ノルウェー語
02K5737*
—
ポーランド語
02K5755*
—
ポルトガル語
02K5742*
—
ロシア語
02K5748*
—
スロバキア語
02K5754*
—
スロベニア語
02K5756*
—
スペイン語、欧州
02K5740*
—
スペイン語、ラテンアメリカ
02K5743*
—
スウェーデン語またはフィンランド
語
02K5736*
—
スイス語
02K5741*
タイ語
02K5757*
トルコ語
02K5746*
160
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ番号
(ALPS)
02K5718*
—
—
02K5728*
—
パーツ・リスト
リカバリー CD
Windows 98 の場合 (T22 シリーズ)
言語
パーツ
番号
アラビア語
14P9515*
中国語、簡体字
27P2112*
中国語、繁体字
27P2110*
チェコ語
14P9516*
デンマーク語
23P9240*
オランダ語
23P9247*
英語、英国
23P9236*
英語、米国
23P9235*
フィンランド語
23P9246*
フランス語、カナダ
23P9237*
フランス語、欧州
23P9241*
ドイツ語
23P9242*
ギリシャ語
23P9266*
ヘブライ語
14P9517*
ハンガリー語
23P9267*
イタリア語
23P9245*
日本語
46P4398*
ノルウェー語
23P9248*
ポーランド語
23P9264*
ポルトガル語
23P9239*
ロシア語
23P9268*
スロバキア語
23P9270*
スロベニア語
23P9269*
スペイン語、欧州
23P9243*
スペイン語、ラテンアメリカ
23P9238*
スウェーデン語
23P9244*
タイ語
14P9519*
トルコ語
14P9518*
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
161
パーツ・リスト
Windows 2000 の場合 (T22 シリーズ)
言語
パーツ
番号
アラビア語
14P9525*
チェコ語
14P9526*
ギリシャ語
23P9218*
ヘブライ語
14P9527*
ハンガリー語
23P9219*
ポーランド語
14P9528*
ロシア語
23P9220*
スロバキア語
23P9222*
スロベニア語
23P9221*
トルコ語
14P9529*
Windows 2000/Windows NT の場合 (T22 シ
リーズ)
言語
パーツ
番号
中国語、簡体字
27P2117*
中国語、繁体字
27P2114*
デンマーク語
23P9180*
オランダ語
23P9187*
英語、英国
23P9176*
英語、米国
23P9175*
フランス語、カナダ
23P9177*
フランス語、欧州
23P9181*
フィンランド語
23P9186*
ドイツ語
23P9182*
イタリア語
23P9185*
日本語
27P1659*
ノルウェー語
23P9188*
ポルトガル語
23P9179*
スペイン語、欧州
23P9183*
スペイン語、ラテンアメリカ
23P9178*
スウェーデン語
23P9184*
162
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
Windows 98 の場合 (T23 シリーズ)
言語
パーツ
番号
アラビア語
14P9202*
アラビア語 (モデムが使用可能)
14P9201*
中国語、簡体字
46P4518*
中国語、繁体字
46P4514*
中国語 (繁体字) (香港 S.A.R.)
46P6327*
チェコ語
14P9203*
デンマーク語
14P9192*
オランダ語
14P9199*
英語、英国
14P9188*
英語、米国
32P5573*
フィンランド語
14P9198*
フランス語、カナダ
14P9189*
フランス語、欧州
14P9193*
ドイツ語
14P9194*
ギリシャ語
32P5653*
ヘブライ語
14P9204*
ハンガリー語
14P9208*
イタリア語
14P9197*
日本語
46P4419*
ノルウェー語
14P9200*
ポーランド語
14P9205*
ポルトガル語
14P9191*
ロシア語
14P9209*
スロバキア語
14P9211*
スロベニア語
14P9210*
スペイン語、欧州
14P9195*
スペイン語、ラテンアメリカ
14P9190*
スウェーデン語
14P9196*
タイ語
14P9212*
トルコ語
14P9206*
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
163
パーツ・リスト
Windows 2000 の場合 (T23 シリーズ)
言語
パーツ
番号
アラビア語
32P6633*
中国語、簡体字
46P4520*
中国語、繁体字
46P4516*
中国語 (繁体字) (香港 S.A.R.)
46P6329*
チェコ語
32P6634*
デンマーク語
32P6624*
オランダ語
32P6631*
英語、英国
32P6620*
英語、米国
32P6619*
フィンランド語
32P6630*
フランス語、カナダ
32P6621*
フランス語、欧州
32P6625*
ドイツ語
32P6626*
ギリシャ語
32P6638*
ヘブライ語
32P6635*
ハンガリー語
32P6639*
イタリア語
32P6629*
ノルウェー語
32P6632*
ポーランド語
32P6636*
ポルトガル語
32P6623*
ロシア語
32P6640*
スペイン語、欧州
32P6627*
スペイン語、ラテンアメリカ
32P6622*
スウェーデン語
32P6628*
トルコ語
32P6637*
164
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
Windows 2000/Windows NT の場合 (T23 シ
リーズ)
言語
パーツ
番号
デンマーク語
14P9291*
オランダ語
14P9298*
英語、英国
32P5645*
英語、米国
32P5576*
フランス語、カナダ
14P9288*
フランス語、欧州
14P9292*
フィンランド語
14P9297*
ドイツ語
14P9293*
イタリア語
14P9296*
日本語
46P4421*
ノルウェー語
32P5742*
ポルトガル語
14P9290*
スペイン語、欧州
14P9294*
スペイン語、ラテンアメリカ
14P9289*
スウェーデン語
14P9295*
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
165
パーツ・リスト
Windows XP の場合 (T23 シリーズ)
言語
パーツ
番号
アラビア語
32P6736*
中国語、簡体字
46L6288*
中国語、繁体字
46L6287*
中国語 (繁体字) (香港 S.A.R.)
46P6362*
チェコ語
32P6737*
デンマーク語
32P6727*
オランダ語
32P6734*
英語、英国
32P6723*
英語、米国
32P6722*
フィンランド語
32P6733*
フランス語、カナダ
32P6724*
フランス語、欧州
32P6728*
ドイツ語
32P6729*
ギリシャ語
32P6741*
ヘブライ語
32P6738*
ハンガリー語
32P6742*
イタリア語
32P3732*
日本語
46P4457*
ノルウェー語
32P6735*
ポーランド語
32P6739*
ポルトガル語
32P6726*
ロシア語
32P6743*
スペイン語、欧州
32P6730*
スペイン語、ラテンアメリカ
32P6725*
スウェーデン語
32P6731*
トルコ語
32P6740*
166
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
その他のパーツ
括弧で囲まれたイタリック体の文字は、145 ページおよび
151 ページの分解図を参照してください。
FRU
パーツ
番号
ねじキット (ナイロン・コーティングのねじを含む)
(T20、T21、T22、および T23 シリーズ用)
v M2.5 x 14 mm、bind head (15)
v M2.5 x 11.5 mm、皿頭 (5)
v M2.5 x 4.8 mm、皿頭 (20)
v M2.5 x 3.5 mm、皿頭 (10)
v M2.0 x 13.5 mm、なべ頭 (15)
v M2.0 x 4.0 mm、small head (10)
v ヘックス・スタッド D-sub (10)
v コインねじ (1)
v セキュリティーねじ (1)
v ブランク・キャップ、拡張ポート (5)
v ねじキャップ、背面 (5)
v ねじキャップ (5)
v ねじキャップ (塗装済み) (10)
v ねじキャップ (未塗装、薄い) (10)
v ねじキャップ (未塗装) (5)
26P9654
その他の基本パーツ (T20、T21、T22、および T23
シリーズ用)
v カバー、RF ID
v ばね、バッテリー・ロック
v ふた、FR のドッキング
v ふた、RR のドッキング
v ばね、ふたドッキング
v ばね、ふた PC カード
v ふた、PC カード
v ESD プレート、オーディオ
v 絶縁体 (ベース・カバー用)
v 排出レバー
v ばねレバー
v Puller ベイ
v 危険記載ラベル、バックアップ・バッテリー
v ゴムの足、薄型 (2)
v ゴムの足、厚型 (1)
v スポンジ
v ノブ、バッテリー・ロック
v ラッチ、バッテリー・ロック
v ねじキャップ
v ねじキャップ、背面
26P9285
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
167
パーツ・リスト
FRU
パーツ
番号
T20 用のシステムの各種パーツ
v (a) ヒンジ・カバー・アセンブリー
v (23) イージーボタン・カバー
v (i) I/O カード・スペーサー
v (h) RJ11 からシステム・ボード・ドッキングへの
ケーブル
v (j) ホルダー、バックアップ・バッテリー
v (g) ウルトラベイ 2000 ガイド・レール
v (l) ハードディスク・ベイ・ガイド・レール
v (b) 絶縁体、キーボード CRU
v Mini PCI ガイド
v ねじキャップ
v ねじキャップ、背面
12P4226
注: 12P4226 には c、 d、e、f、および k は含まれ
ません。
T21 用のシステムの各種パーツ
v (a) ヒンジ・カバー・アセンブリー
v (23) イージーボタン・カバー
v (i) I/O カード・スペーサー
v (h) RJ11 からシステム・ボード・ドッキングへの
ケーブル
v (j) ホルダー、バックアップ・バッテリー
v (g) ウルトラベイ 2000 ガイド・レール
v (l) ハードディスク・ベイ・ガイド・レール
v (b) 絶縁体、キーボード CRU
v (c)ESD ファン・カバー
v (d) ESD プレートばね CSB
v (e) ESD ブラケット、FPC
v (f) キーボード・サポート
v (24) ブラケット、LCD FRC
v Mini PCI ガイド
v グリース
v ねじキャップ
v ねじキャップ、背面
注: 12P4227 には k は含まれません。
168
ThinkPad T20、T21、T22、T23
12P4227
パーツ・リスト
FRU
パーツ
番号
T22 用のシステムの各種パーツ
v (a) ヒンジ・カバー・アセンブリー
v (23) イージーボタン・カバー
v (i) I/O カード・スペーサー
v (h) RJ11 からシステム・ボード・ドッキングへの
ケーブル
v (j) ホルダー、バックアップ・バッテリー
v (g) ウルトラベイ 2000 ガイド・レール
v (l) ハードディスク・ベイ・ガイド・レール
v (b) 絶縁体、キーボード CRU
v (c)ESD ファン・カバー
v (d) ESD プレートばね CSB
v (e) ESD ブラケット、FPC
v (f) キーボード・サポート
v (24) ESD ブラケット、LCD FPC
v (k) スピーカー RF ブラケット
v Mini PCI ガイド
v グリース
v ねじキャップ
v ねじキャップ、背面
12P4228
T23 用のシステムの各種パーツ
v (a) ヒンジ・カバー・アセンブリー
v (23) T23 用のイージーボタン・カバー
v (g) I/O カード・スペーサー
v (f) RJ11 からシステム・ボード・ドッキングへの
ケーブル
v (h) ホルダー、バックアップ・バッテリー
v (e) ウルトラベイ 2000 ガイド・レール
v (j) ハードディスク・ベイ・ガイド・レール
v (b) 絶縁体、キーボード CRU
v (k) ESD ブラケット、FPC
v (d) ESD ブラケット、LCD FPC
v (c) EMI フィンガー PCMCIA
v (i) ブラケット EMI スピーカー
v Mini PCI ガイド
v 熱伝導グリース
v ねじキャップ
v ねじキャップ、背面
12P4229
入出力カードの各種パーツ (T20、T21、および T22
シリーズ用)
v DC ジャック・コネクター
v RJ11/45 から Mini PCI へのケーブル
v 絶縁体、モジュラー・ジャック
v 絶縁テープ
v ねじキャップ
v ねじキャップ、背面
08K6683
入出力カードの各種パーツ (T23 シリーズ用)
v DC ジャック・コネクター
v RJ11/45 から Mini PCI/EDC へのケーブル
v 絶縁体、モジュラー・ジャック
v 絶縁体 (システム・ボード用)
v 絶縁テープ
v ねじキャップ
v ねじキャップ、背面
26P9789
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
169
パーツ・リスト
FRU
パーツ
番号
システム・ボードの各種パーツ (T20、T21、および
T22 シリーズ用)
v システム・ボード植え込みボルト
v 絶縁体、PC カード
v 絶縁体、バッテリー・ラッチ
v キーボード・コネクター・ガイド
v 緩衝ゴム
v 絶縁体、ドッキング・コネクター
v 絶縁体、ファン・コネクター
v 絶縁体、ウルトラベイ 2000 コネクター
v 絶縁体、入出力コネクター
v シールド、Mini PCI
v 絶縁体、ハードディスク・ドライブ
v 熱伝導グリース
v ねじキャップ
v ねじキャップ、背面
08K7099
システム・ボードの各種パーツ (T23 シリーズ用)
v システム・ボード植え込みボルト
v システム・ボード植え込みボルト (長い)
v システム・ボード植え込みボルト (後部)
v 絶縁体、PC カード
v 絶縁体、バッテリー・ラッチ
v キーボード・コネクター・ガイド
v 緩衝ゴム
v 絶縁体、ドッキング・コネクター
v 絶縁体、ウルトラベイ 2000 ベイ・コネクター
v 絶縁体、入出力コネクター
v 絶縁体、ハードディスク・ドライブ
v シールド、Mini PCI
v 絶縁体、ガイド・レール
v 熱伝導グリース
v ねじキャップ
v ねじキャップ、背面
26P9164
オプションの FRU
FRU
パーツ
番号
256-MB SDRAM SO DIMM (PC100)
33L3070*
64-MB SDRAM SO DIMM (PC133)
19K4651*
512-MB SDRAM SO DIMM (PC133)
19K4657*
ウルトラベイ 2000 ディスケット・ドライブ (TEAC)
08K9606*
ウルトラベイ 2000 ディスケット・ドライブ (SONY)
08K9607*
ウルトラベイ 2000 CD-ROM ドライブ (24x) (LG)
27L4141*
ウルトラベイ 2000 CD-ROM ドライブ (24x)
(TOSHIBA)
27L3973*
ウルトラベイ 2000 DVD-ROM ドライブ (6x) (MKE)
05K9188*
ウルトラベイ 2000 DVD-ROM ドライブ (6x)
(TOSHIBA)
05K9160*
170
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
FRU
パーツ
番号
ウルトラベイ 2000 DVD-ROM ドライブ (8x) (MKE)
27L4241*
ウルトラベイ 2000 DVD-ROM ドライブ (8x)
(HITACHI)
27L4236*
ウルトラベイ・プラス装置持ち運び台
26P9388*
ウルトラベイ・プラス数値キーパッド
19K2056*
ウルトラベイ・プラス・クレードル (WorkPad
c500 シリーズ用)
26P9389*
ウルトラベイ 2000 SuperDisk ドライブ (LS120)
05K9235*
ウルトラベイ 2000 SuperDisk ドライブ (LS120 2x)
27L3450*
ウルトラベイ 2000 SuperDisk ドライブ (LS240)
08K9615*
ウルトラベイ 2000 ZIP-250 ドライブ
00N8254*
ウルトラベイ 2000 バッテリー
02K6645*
ウルトラベイ 2000 のセカンド HDD アダプター
08K6067*
ハードディスク・ドライブ (6.0 GB)、STD
05K9227*
ハードディスク・ドライブ (6.0 GB)、HITACHI
05K9228*
ハードディスク・ドライブ (10.0 GB)、STD
08K9508*
ハードディスク・ドライブ (12.0 GB)、STD
05K9229*
ハードディスク・ドライブ (12.0 GB)、HITACHI
05K9230*
ハードディスク・ドライブ (18.0 GB)、STD
27L4073*
ハードディスク・ドライブ (20.0 GB)、STD
27L4286*
ハードディスク・ドライブ (32.0 GB)、STD
08K9509*
ハードディスク・ドライブ (40.0 GB)、STD
08K9683*
ハードディスク・ドライブ (48.0 GB)、STD
08K9599*
ハードディスク・ドライブ (60.0 GB)、STD
08K9700*
Mini PCI コンボ・カード (Intel)
08K9509*
バッテリー・パック (Li-Ion) 9 セル、Panasonic
02K6615*
バッテリー・パック (Li-Ion) 9 セル、SANYO
02K6619*
多重バッテリー・チャージャー
02K6642*
多重バッテリー・チャージャー (Ni-HM)
02K6718*
AC アダプター (72W)、3 ピン (ASTEC)
02K6666*
AC アダプター (72W)、2 ピン (ASTEC)
02K6669*
Asset ID RF アダプター
08K6065*
ThinkPad ドック
08N1546*
PCI カバー
05K6246*
拡張プレート付き ThinkPad ドック
08N1537*
フット付き PCI カバー
08K7317*
ThinkPad ドック 用トップ・カバーとねじキット
12P4143*
ThinkPad ポート・リプリケーター
08N1536*
ディスケット・ドライブ・ケーブル
27L0525*
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
171
パーツ・リスト
パーツ
番号
FRU
ディスケット・ドライブ・ケーブル用の変換アダプタ 08K6360*
ー
ビデオ・ケーブル
27L0531*
電話ケーブル
05K2707*
共通パーツ・リスト
ツール
三又コネクター・ラップ・プラグ
72X8546
PC テスト・カード
35G4703
オーディオ・ラップ・ケーブル
66G5180
USB パラレル・テスト・ケーブル
05K2580
ドライバー・キット
95F3598
トルク・ドライバー
05K4695
5 mm ソケット・レンチ
05K4694
ドライバー
27L8126
ThinkPad hardware maintenance diskette version 1.62
注: ファイルは次の Web サイトからダウンロードで
きます。 http://www.ibm.com/pc/partner/infotips
—
電源コード (システム)
下記の各電源コードは、通常、記載の国または地域でしか
使用できません。
2 ピンの電源コード:
使用する地域
パーツ
番号
カナダ、米国
13H5264*
日本
13H5273*
アルゼンチン
36L8870*
3 ピンの電源コード:
使用する地域
パーツ
番号
オーストラリア、ニュージーランド
76H3514*
台湾、タイ
76H3516*
イタリア
76H3530*
デンマーク
76H3520*
英国、中国 (香港 S.A.R.)
76H3524*
172
ThinkPad T20、T21、T22、T23
パーツ・リスト
使用する地域
パーツ
番号
ヨーロッパ各国
76H3518*
インド、南アフリカ
76H3522*
イスラエル国
76H3532*
韓国
76H3535*
中華人民共和国 (P.R.C.) (香港 S.A.R. 以外)
02K0539*
スイス
76H3528*
電源コード (拡張ユニット)
下記の各電源コードは、通常、記載の国または地域でしか
使用できません。
3 ピンの電源コード:
使用する地域
パーツ
番号
アルゼンチン
36L8868*
オーストラリア、ニュージーランド
75H8988*
カナダ、タイ、米国
75H8989*
デンマーク
75H8992*
ヨーロッパ各国
75H8990*
インド、南アフリカ
75H8993*
イスラエル国
75H8999*
イタリア
75H8998*
日本
75H8996*
韓国
76H3536*
中華人民共和国 (P.R.C.) (香港 S.A.R. 以外)
02K0540*
スイス
75H8997*
英国
75H8994*
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
173
特記事項
特記事項
本書に記載の製品、プログラム、またはサービスが日本に
おいては提供されていない場合があります。日本で利用可
能な製品、プログラム、またはサービスについては、日本
アイ・ビー・エムの営業担当員にお尋ねください。本書で
IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していて
も、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが
使用可能であることを意味するものではありません。IBM
製品、プログラム、またはサービスに代えて、IBM の有効
な知的所有権またはその他の法的に保護された権利を侵害
することのない、機能的に同等の製品、プログラム、また
はサービスを使用することができます。ただし、IBM によ
って明示的に指定されたものを除き、他社の製品と組み合
わせた場合の操作の評価と検証はお客様の責任で行ってい
ただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許
出願中のものを含む) を保有している場合があります。本
書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許
諾することを意味するものではありません。実施権、使用
権等の許諾については、下記の宛先に、書面にてご照会く
ださい。
〒106-0032 東京都港区六本木 3 丁目 2-31
IBM World Trade Asia Corporation
Intellectual Property Law & Licensing
商標
以下は、IBM Corporation の商標です。
Asset ID
IBM
OS/2
ThinkLight
ThinkPad
TrackPoint
UltraBay
UltraPort
Microsoft、Windows、Windows NT、および Windows ロゴ
は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国におけ
る商標です。
Action Media、LANDesk、MMX、Pentium および ProShare
は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商
標です。(Intel の商標すべてのリストについては、
http://www.intel.com/ で法的な情報を参照してくださ
い。)
その他の会社名、製品名、およびサービス名などはそれぞ
れ各社の商標または登録商標です。
174
ThinkPad T20、T21、T22、T23
特記事項
ThinkPad T20、T21、T22、および T23 シリーズ
175
򔻐򗗠򙳰
SA88-8292-01