亀岡 市立 青野小 学校 学校だより 第 9 号 平成27年12月1日発行 青 野 い い ねがいをもつ子 じぶんを生かす子 あきらめない子 日本食 11月24日(和食の日)から考える 本校では、毎日給食の時間の放送で「たべものクイズ」をしています。これは、本校の栄養教諭が 献立に入っている食材や献立などに関する問題をクイズ形式にして、子ども達に興味を持たせるため にしている取組です。給食中に会話をしていてもクイズの放送が始まると耳をすましてクイズに集中 し、その後に続く解説を興味深く聴いています。そのクイズの内容を少し紹介します。 今日は何の日でしょう 。( 11/24) 1:番場先生(栄養教諭)の誕生日 正解は 2:お肉の日 3:和食の日 3番:和食の日です 今日は11月24日は 、「いい日本食」と読めることから「和食の日」と制定されています。日本の食 文化を見直し和食の魅力を知ってもらう日です。ですから今日の給食は和食献立になっているのです。 「けんちん汁」がありますが、みんなで味わって飲んでみましょう。 美味しいですか?その秘密は「だし」です。だしは、昆布、かつお節、煮干しなどのうまみを引き出し た汁です。今日のだしは、かつお節と昆布からとっています。だしは和食の基本で、これを使うことで料 理の美味しさを高めることができるのです。 11月24日は、日本の伝統的な食文化について見直し、和食文化の保護・継承の大切さを考える「 和 食の日」でもあったので、上記のようなクイズを放送しました。 「和食」は、平成25年12月4日にユネスコ無形文化遺産に登録されたことでブームになってきて います。ここでいう「和食」とは、料理そのものでなく 、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づ いた「食」に関する「習わし」と位置づけれているそうです。和食は海・山・里の豊かな食材と素材 の味わいを活用し、一汁三菜を基本とするスタイルは栄養バランスが良いとされています。また、食 事の場で季節に合わせた花や器で四季を感じ、年中行事との関わりが大きいのも特徴です。 先日、9月から畑でそだてた大根・かぶ・白菜の収穫を終え、うれしそうに抱えて帰る児童の姿を 見て、各家庭でも季節を感じながら料理をしてもらっているのではと思いました。 子ども達にとって、家庭の食卓は、食事の作法を学び、身体をつくり、家庭の温かさを知る、言い 換えれば、生きていくための基礎をいっぱい学び、身につける場なのです。家族が揃う楽しい食事の 時間を大切にしていただくとともに、「和食」についてもご家族で語ってみてください。
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