「にし阿波~剣山・吉野川観光圏 1 委託業務名 にし阿波~剣山・吉野川観光圏 マーケティング調査事業」業務委託仕様書 マーケティング調査事業業務 2 委託業務概要 (1)目的 にし阿波~剣山・吉野川観光圏域内の主な観光施設を訪れた観光客の動向はもとより,「観 光入込客統計に関する共通基準」を勘案した観光消費額の把握,CS(顧客満足度)の推進, 並びににし阿波~剣山・吉野川観光圏域内で実施される各種事業における効果等を把握し分析 するため各種アンケート調査等を実施し,「量」及び「質」に関わる詳細なデータの収集・分 析評価により,長期滞在可能な観光地づくりを推進するブランド確立支援事業の充実に資する こととする。 (2)委託期間 契約締結日から平成27年3月20日まで (3)委託業務内容 にし阿波~剣山・吉野川観光圏の宿泊施設における宿泊客を対象とした留め置きアンケ ート調査等を実施するとともに,調査結果について集計及び分析を行い,今後のにし阿波~ 剣山・吉野川観光圏のブランド確立に資する報告書を作成することを内容とする。 また,「観光入込客統計に関する共通基準」を勘案し,当該業務を実施すること。 ① 宿泊施設アンケート調査の企画準備・実施 ○調査方法 宿泊施設に宿泊した宿泊者を対象とした施設での留め置き調査とする。 ○調査地点 圏域内15施設以上 ※調査施設の選定については,圏域内の市町の宿泊施設のバランスやガイドライン 調査の施設分類の考え方を考慮して,提案事業者による提案内容をもとに,委託 者と協議のうえ決定するものとする。 ※宿泊施設への依頼は,委託者及び受託者で行う。 ○調査時期 夏期(7月~9月)、秋期(10月~12月) ※宿泊施設で留め置き調査を行うこととし,調査期間については,委託者と協議の うえ決定するものとする。 ○調査サンプル数 総サンプル数1,000以上(夏期550以上、秋期450以上) ※有効な回答が得られた調査票のみ,サンプル数としてカウントする。 ※上記の条件下で,総サンプル数を確保できるよう計画すること。 ※調査実施前に実施計画を作成し,委託者と協議すること。また,調査日に計画す るサンプル数に至らなかった場合は,速やかに委託者に報告するとともに,追加 調査等を行うなど,各期のサンプル数を確保するために必要な措置を行うこと。 ○調査項目 原則として,受託者が国の観光入込客統計に関する共通基準や調査要領を勘案し, 観光客満足度評価調査項目や観光圏域の事業評価に資する調査項目を提案する。 ○留意事項 アンケート調査に協力いただいた観光客に粗品(地域特産品を活用したものを準備 すること)を提供すること。 ② データの分析及び考察 アンケート調査結果の出力は,各調査項目の全体及び圏域内の地域区分毎に全体/期別 にクロス集計を行い,項目毎の特徴やその要因について分析を行うこと。 アウトプットとして以下のア~エを導き出し,課題解決や更なる取り組みの参考となる 提案を行うこと。 ア、観光客の動向,満足度,消費額,事業成果,受け地側の評価 イ、平均宿泊数,リピーター率,連泊率 ウ、当地の観光圏事業の成果として提示できる事項 エ、観光圏内で催行されている滞在コンテンツへの評価 ③ 報告書の作成 年間の調査を通じて作成する概要版と詳細版の2種類を作成する。単純集計表グラフ, クロス集計表グラフ,集計表を用いた内容とし,視覚的にも見やすく分かりやすいもの となるよう工夫を行うこと。 また,詳細版については,各宿泊施設ごとの集計内容が確認できるようにすること。 3 成果品 成果品 報告書(概要版) 報告書(詳細版) 納入期限 部数・内容等 平成27年3月20日(金)A4版紙媒体30部と電子媒体(CD-R)1部 平成27年3月20日(金)A4版紙媒体30部と電子媒体(CD-R)1部 4 その他 (1)受託者は本業務を実施するにあたり,委託者と十分な協議・調整を行うこと。 (2)本業務を円滑に遂行するため,適宜報告を求めることがある。 (3)本仕様書に定める事項について疑義が生じた場合,又は,本仕様書に定めない事項について は,委託者び受託者が協議して決定する。 (4)受託者は,本業務により知り得た資料及び事項を委託者の許可なく他に利用若しくは漏らし てはならない。 (5)希望があれば、回収したアンケートの写しを各調査施設へ提供する。
© Copyright 2024 Paperzz