施工要領書 - CORESERVER.JP

美しい日本をつくろう。
1施 工 要 領 書
クボタ小型浄化槽KJ型
●この度はクボタ小型浄化槽KJ型をお買いあげいただき、誠にありがとうございます。
●この「施工要領書」をよくお読みになって、正しく施工を行って下さい。
目
1.施
2.施
3.浄
4.特
5.試
6.竣
7.仕
注意
工
工
化
上 の
上 の
槽 の
殊
次
注
留
設
意
意
置
工
事
事
工
と
引
渡
運
工
検
査
様
項・ ・ ・ ・ ・
項・ ・ ・ ・ ・
事・ ・ ・ ・ ・
事・ ・ ・ ・ ・
転・ ・ ・ ・ ・
し・ ・ ・ ・ ・
表・ ・ ・ ・ ・
1
2
3
4
6
6
7
施 工 要 領 書 本 文 に 出 て く る 警 告 、注 意 表 示 の 部 分 は 、浄 化 槽
の施工前に必ずお読みになり、よく理解して下さい。
1.施工上の注意事項
ここに示した注 意 事 項 は、浄 化 槽 を安 全 に正しくお使いいただき、あなたや他 の人々への危 害 や損 害 を
未 然 に防 止 するためのものです。本 書では、以 下 に示 すシンボルマークを使 っています。
警告
この表 示 の警 告 内 容 を無 視して取 り扱いを誤 った場 合 は使 用 者 が死 亡 または重 傷
を負 う危 険 性 が想 定される内 容 を示します。
注意
この表 示 の注 意 内 容 を無 視して、取り扱 いを誤 った場 合 に使 用 者 が傷 害 を負う危
険および物 的 損 害 ※ の発 生 が想 定される内 容 を示します
※ 物 的 損 害 とは、家 屋 ・家 財 および家 畜 ・ペットにかかわる拡 大 損 害 を示 します。
警告
(1) 感電 ・発 火 事 故 防 止
● ブロワ、ポンプにはアース線 が付いていますので、電 気 事 業 法による「電 気 設 備に関 する技 術 基 準 を定
める省 令 」に基づくD種 接 地 工 事 を行ってください。
● ブロワの電 源にコンセントを使 用 する場 合は、JI
S防 雨 型 コンセントをご使 用 ください。
● ブロワ・ポンプ・制 御 盤 などの電 気 機 器 工 事は、電 気 工 事 士 の資 格を持 つ専 門 業 者に依 頼 してください。
● 必ず100V電 源 をご使 用 下さい。200V電 源 を使 用 するとブロワが破 損 します。
● 電 源の一 次 側には、漏 電 遮 断 器 (ELB)を付けてください。
これらの注 意 を怠 ると、感 電 ・発 火 の生 ずるおそれがあります。
警告
(2) マンホール・点検口 からの転落・傷 害 事 故 防 止
● 工 事 中は、必 要なとき以 外はマンホール・点 検 口 などの蓋 を必ず閉 めてください。
● マンホール点 検 口などのひび割れ・破 損などを発 見 したら、直 ちに取 り替えてください。
これらの注 意 を怠 ると、転 落 ・傷 害 の生 ずるおそれがあります。
警告
(3) 傷 害 事 故 防 止
● 槽の吊 り上 げ・据 え付けは、玉 掛 け作 業で行 なってください。
● 槽の下には立ち入 らないでください。
これらの注 意 を怠 ると、傷 害 事 故 の生 ずるおそれがあります。
警告
(4) 転 落 事 故 防 止
● 埋 設 工 事に際 して、穴を掘 った周 囲には、防 護 柵 をつくり関 係 者 以 外 立 ち入らないようにしてください。
● 据え付け後 の水はり、浮 上 防 止 金 具 の取 り付け作 業 は足 場 板などで養 生 して行ってください。
これらの注 意 を怠 ると、転 落 事 故 (傷 害 )の生 ずる恐 れがあります。
注意
(5)消 毒 剤による器 物 破 損 事 故 防 止
●浄 化 槽 に入れる消 毒 剤は、浄 化 槽を使 用 開 始 するまでは開 封 しないでください。
●消 毒 剤 を開 封 する前に浄 化 槽へ流 入 する排 水 元 の設 備 、機 器 (トイレ、浴 室、洗 面 台 、台 所など)のトラッ
プ封 水が切れていないことを確 認 してください。
これらの注 意 を怠 ると、消 毒 剤 の塩 素 ガスによって設 備 、機 器 が腐 食 し器 物 破 損 、傷 害 を生 ずる恐 れ
があります。
-1-
2.施工上の留意事項
浄 化 槽 設 置 工 事 は、工 事 現 場 で浄 化 槽 設 備 士 が監 督 してください。
留意
(1) 槽 設 置 届 けを確 認 してください。
留意
(2) 工 事 施 工 要 領 書 ・工 事 仕 様 書 ・浄 化 槽 工 事 の技 術 上の基 準 などの諸 法 令を確 実
に守 って工 事 してください。
工 事 が不 完 全な場 合 は、槽 の破 損 による汚 水 漏 れ・放 流 水 質 の悪 化 などの原 因 に
なります。
留意
(3) ブロワを設 置 する場 所は通 気 ・防 湿 ・騒 音 に配 慮 してください。
振 動 防 止 のために、基 礎 は鉄 筋 コンクリート製とし、ブロワ自 体 の重 量 や振 動 に耐
えるものとしてください。
据 付 コンクリートの基 礎 は建 築 物 に直 接 つなげることなく、地 盤 (GL)より10㎝以 上
高 くし,ブロワ台 の外 寸 よりも5㎝大 きくしてください。
留意
(4) 工 事 は浄 化 槽 工 事 の技 術 上 の基 準 を守り、特 に基 礎 工 事 、埋 戻 し工 事 、上 部 スラ
ブ打 設 などは、施 工 要 領 書 に基 づき正 しく行 ってください。
また、駐 車 場 ・車 庫 にする場 合 、交 通 量 の多い道 路 ばたに設 置 する場 合 、近 くの建
築 物 の荷 重 が槽 本 体 に影 響 する場 合 、軟 弱 な地 盤 に施 工 する場 合 、多 雪 地 帯 に
設 置 する場 合などは特 殊 工 事 になりますので、槽 本 体 に影 響 を及ばさないように補
強 工 事 を行 ってください。
とくに、事 業 所 、店 舗 関 係 で、不 特 定 多 数 の車 両 が駐 車されるような場 所 に浄 化 槽
を設 置 される場 合は、店 舗 などの規 模 、駐 車 場 の広さなどを勘 案 して、予 見 しうる最
大 荷 重 に耐 える補 強 工 事 に留 意 してください。
留意
(5) 浄 化 槽 を破 損しないように埋め戻 しには、次 のような事 項 に注 意し作 業 をしてください。
1) 水 はりの後 に、埋 め戻 し作 業を行 うこと。
2) 埋 め戻しの土は、石 ころなどが混 入 しない砂 質 土を用 いること。
3) 埋 め戻し時 に重 機 のバケットなどを槽 に当 てたり、高いところから埋 め戻しの土を
落とさないでください。浄 化 槽 設 置 工 事 に伴 う残 材 は「廃 棄 物 の処 理 及 び清 掃 に
関 する法 律 」で産 業 廃 棄 物 となりますので、その規 定 に従 って処 理 してください。
留意
(6) 浄 化 槽 に入 れる消 毒 剤 は、浄 化 槽 を使 用 開 始 するまでは開 封 しないで下さい。
これらを守 らないと、消 毒 剤 から塩 素ガスが発 生 し空 気 中 の水 分と反 応 し、塩 酸を
生じ、このために金 属 類を腐 食 する恐れがあります。
留意
(7) 設 置 工 事 完 了 後 は、工 事 竣 工 チェックリストで確 認 してください。
工 事 竣 工 チェックリストは弊 社 窓 口 にお問い合 わせください。
留意
(8) 使 用 者 に、浄 化 槽 の清 掃 業 者 、保 守 点 検 業 者 及 び検 査 機 関 と維 持 管 理 や検 査 の
契 約をするようにご指 導 してください。
留意
(9) 取 扱 説 明 書 ・保 証 書 等 を施 主 様 に手 渡 すときは必 ず受 領 書を受 け取り保 管 してくだ
さい。
留意
(10) 「取 扱 説 明 書 など」が使 用 者 に渡 ってない時 は、弊 社 にご連 絡 するようお伝 えください。
早 速 郵 送 いたします。
留意
(11) 浄 化 槽 設 置 工 事 に関 して不 詳 な点 は弊 社 窓 口 にお問い合 わせください。
-2-
3.浄化槽の設置工事
3−1.工 事 前 の確 認 事 項
(1) 設 置 届 の提 出 はお済 みですか
・浄 化 槽 設 置 工 事 には所 轄 役 所 への設 置 届 出 が浄 化 槽 法 によって義 務 づけられています。必 ずご提 出 ください。
(2) 設 置 場 所 は適 当 ですか
設置禁止場所
・床 下 など維 持 管 理 できない場 所
・放 流 許 可 の下 りてない場 所
・バキューム車 の使 用 できない場 所
・放 流 水 位 が放 流 管 より高 くなりやすい場 所
(3) 製 品 をチェックしてください
施 工 前 に製 品 をチェックしてください。チェックのポイントは運 送 事 故 などによるひび割 れなどの 有 無 です。
(4) 配 管 系 統 と構 造 を確 認 してください。
・雑 排 水 経 路 では防 臭 を兼 ねたトラップますを介 在 させ、臭 突 の立 ち上 げ位 置 についても留 意 してください。
・雨 水 は流 入 できません。ますはすべてインバートますが基 本 です。
A +300mm 以 上
B +300mm 以上
3−2.掘 削 ・基 礎 工 事
湧水地での釜場
本 体 寸 法 より300mm以 上 大 きく掘 ります。
排水
(1) 湧 水 のない場 所
G.L
・粒 のそろった栗 石 をひとかわ並 べ突 き固 め、目 つぶし砂 利 を入 れ、
隙 間 を埋 めます。捨 てコンでならしたのち、基 礎 コンクリート
(セメント:砂 :砂 利 =1:3:6)を打 ち、水 平 に仕 上 げます。
(2) 湧 水 場 所 の場 合 (右 図 )
・湧 水 場 所 では釜 場 をつくってポンプで排 水 し、水 中 コンクリートを打
基礎
ち基 礎 をつくってください。ポンプでの排 水 は、槽 を設 置 して水 張 りが コ ンク リー ト
完 了 するまで続 けてください。
100mm
地下 水位
WL2
150mm
3−3.本 体 据 え付 け・埋 め戻 し工 事
栗石
(1) 本 体 据 え付 け工 事
排水
ポ ンプ
WL1
・基 礎 コンクリート上 に通 り芯 、浄 化 槽 本 体 の位 置 等 の墨 だしを行 います。
・浄 化 槽 の4ヶ所 の吊 り金 具 にワイヤーロープをかけて、静 かにつり込 み・下 ろしを行 ってください。
(2) 槽 のレベル出 し
マンホール枠 に水 準 器 をあて、直 角 二 方 向 の水 平 を出 してください。
(3) 水 張 り
・槽 のレベルを確 認 しながら水 張 りを行 ってください。各 槽 の水 準 目 安 線 で確 認 してください。
(4) 配 管 工 事
・雑 排 水 経 路 にはトラップますを設 けてください。
・配 管 勾 配 は1/100(1/管 径 )以 上 としてください。
・雨 水 は流 入 させないでください。
(5) 臭 突 管 (排 気 管 )工 事
設 置 場 所 が風 通 しが悪 く臭 気 がこもるような場 合 や、放 流 ポンプ槽 がある場 合 は、必 ず臭 突 管 (排 気 管 )を設 置 してく
ださい。
・流 入 側 マンホールの首 部 に臭 突 口 (排 気 口 )を設 けています。
・排 気 横 引 管 (呼 び径 65)をモルタル巻 きにしてください。あとの施 工 がしやすいように臭 突 管 を取 り付 けてください。
・臭 突 は軒 先 より1m以 上 高 く取 り付 けてください。
(6) 埋 め戻 し工 事
・埋 め戻 しの際 に尖 った石 や異 物 がないことを確 認 し、周 囲 より均 等 に水 締 めをしながら埋 戻 してください。また槽 内 に
土 砂 が入 らないようにしてください。
・水 締 めをして埋 め戻 した箇 所 から、ランマー等 を用 いて突 き固 めてください。
・まず浄 化 槽 フランジ高 さ(下 半 分 )まで水 締 めしながら突 き固 め、そのあと上 半 分 の埋 戻 しを行 うようにしてください。
・重 機 などの荷 重 が槽 本 体 にかからないようにしてください。
-3-
ロッ ク 機構
(7) マンホールフタについて(右図 )
・マンホールフタはロック装 置 付 きです。頭 部 を回 転 させると開 閉 します。
開
マン ホー ル フタ
閉
工 事 が終 了 したら矢 印 を「閉 」に合 わせてください。
開
枠
3−4.ブロワの設 置 場 所 の選 定 ・据 え付 け工 事
閉
(1) ブロワの設 置 場 所 の選 定
・浄 化 槽 の近 くに設 置 し、空 気 配 管 長 は5m以 下 、曲 がりは5カ所 以 下 として下 さい。
本体
5mを超 えて10mまでの場 合 は、配 管 径 をVP20に大 きくして下 さい。
10mを超 える場 合 はブロワ型 式 の変 更 が必 要 となりますので弊 社 営 業 までご相 談 下 さい。
空 気 配 管 が長 くなると吐 出 空 気 量 が不 足して浄 化 槽の性 能 が出 ない恐 れがあります。
・維 持 管 理 しやすいところに設 置 してください。
・建 物 から30㎝離 してください。ブロワは昼 夜 運 転 しているので作 動 音 が気 になることがあります。寝 室 や書 斎 の近 くに
設 置 するのは避 けてください。
・直 射 日 光 をさけ通 気 の良 い場 所 に設 置 してください。
・枯 れ葉 やゴミが吹 きだまる場 所 には設 置 しないでください。
・ブロワが浸 水 したり、雪 に埋 もれたりしないようにしてください。また、湿 気 や水 気 の多 い場 所 に設 置 しないでください。
・マンホールの上 や柔 らかい地 面 には置 かないでください。
(2) ブロワの据 え付 け工 事
・振 動 防 止 のために据 え付 け台 をコンクリートで造 ってください。ブロワの重 量 や振 動 に耐 えるものとしてください。
・据 付 台 コンクリート基 礎 は建 築 物 と繋 げず、地 面 (G.L.)より10㎝以 上 高 く、ブロワ外 寸 より5㎝以 上 大 きくして下 さい。
・ブロワは据 え付 け台 に水 平 においてください。
・ブロワの空 気 吐 出 口 と浄 化 槽 の空 気 供 給 口 は必 ず付 属 のL型 ホースを使 用 し、ホースバンドで固 定 してください。
またL型 ホースが折 れ曲 がらないように高 さの調 整 を行 ってください。
3−5.電 気 配 線 工 事
・ブロワ、ポンプにはアース線 が付 いていますので、電 気 事 業 法 による「電 気 設 備 に関 する技 術 基 準 を定 める省 令 」に
基 づくD種 接 地 工 事 を行 ってください。
・電 気 工 事 は必 ず専 門 の工 事 業 者 が行 ってください。
・ブロワ専 用 の電 源 コンセントを設 置 してください。コンセントは防 雨 型 を使 用 してください。
・電 源 は漏 電 遮 断 機 ・過 電 流 遮 断 機 の設 置 された100Vを使 用 してください。
200V電 源 を使 用 した場 合 、ブロワが破 損 しますのでご注 意 下 さい。
・ブロワの電 源 プラグを専 用 の防 雨 型 コンセントにがたつきが 無 いようにしっかり差 し込 んでください。
不 完 全 な接 続 では感 電 や火 災 が生 じる恐 れがあります。
・電 線 管 端 部 、接 合 部 は発 泡 ウレタン等 により気 密 シールを行 ってください。
・電 源 側 には必 ず漏 電 ブレーカーを各 ポンプ毎 に1個 づつ取 付 て下 さい。
1台 が故 障 のため漏 電 ブレーカーが作 動 しても、もう1台 は運 転 できます。
・電 源 ケーブルの結 線 、漏 電 ブレーカー等 の端 子 については必 ず配 電 箱 内 で接 続 してください。
3−6.運 転 開 始 前 の確 認
・ホースの接 続 部 から空 気 漏 れが無 いか。
・運 転 音 の異 常 が無 いか。
・無 理 な配 管 のため浄 化 槽 に振 動 がおこっていないか。
4.特殊工事
4−1.嵩 上 げ工 事
(1) 嵩 上 げパイプ方 式
・嵩 上 げは30㎝以 内 にしてください。スラブは鉄 筋 コンクリートとして土 肩 で受 けて下 さい。
(2) ピット方 式
・嵩 上 げが高 くなる場 合 、保 守 点 検 や清 掃 作 業 に支 障 のないように十 分 に大 きなピット工 事 を行 ってください。
なおピット内 排 水 用 ドレーンが必 要 です。
・ピット高 さが30㎝以 上 になるときは浄 化 槽 側 圧 に対 する保 護 策 を講 じてください。(コンクリート補 強 など)また上 部 荷
重 は支 柱 工 事 等 により基 礎 で受 けて下 さい。
4−2.湧 水 地 帯
・地 下 水 位 が設 置 した浄 化 槽 の中 央 部 より上 にある場 合 は、地 下 水 位 まで槽 の周 りをコンクリート補 強 してください。
-4-
4−3.崖 下 の場 所 ・擁 壁 間 近 ・建 築 物 間 近
・土 圧 のかかる側 に土 圧 に応 じた鉄 筋 コンクリート擁 壁 を設 けて土 圧 を遮 断 する方 策 を講 じてください。
・また建 築 物 に接 して設 置 する場 合 は建 築 フーチングの外 側 から 45°の線 の外 側 に設 置 してください。
コンクリ ート擁壁
G.L.
G.L.
この範囲に浄化槽
を設置しては
45 °
いけない
大き な土圧
4−4.車 両 の通 る所 への設 置
・車 庫 など普 通 乗 用 車 が通 る場 合 はスラブを鉄 筋 で補 強 してください。荷 重 が槽 に直 接 かからないようにスラブは必 ず
土 肩 で受 けるか、または、スラブと基 礎 の間 に支 柱 工 事 を行 ってください。
・大 型 車 両 の通 る所 への設 置 は避 けてください。やむを得 ず設 置 する場 合
は、車 両 重 量 が直 接 かからないよう支 柱 工 事 等 の対 策 をして下 さい。
・マンホール蓋 は耐 荷 重 用 のものを正 しく選 定 してください。
基礎/上版スラブ L2/L3
本体 L1
マンホール選 定 表
500K
1500K
乗 用 車 (2000cc以 下
5000K
∼15t トラック等
∼ 3t トラック等
支柱間隔 W4
安全荷重表示
基礎/上版スラブ
W2/W3
本体 W1
用途
マンホール蓋 荷 重 種 別 の 表 示
標 準 施 工 寸 法 表 (mm)
補強筋 D13 ダブル
支柱間隔 L4
支柱
180
10
3060
1660
1550
3200
2450
3200
2450
1250
2800
2050
G.L.
φ100→
→φ100
支柱工事例
図は5人槽
総重量2トン以下
カサアゲ100mm
放流管底
∼本体底
7
2790
1200
1550
2900
2000
2900
2000
1250
2200
1600
4-D13 HOOP D10 @100
200
5
2190
1120
1550
2300
1900
2300
1900
1250
1900
1500
流入管底
∼本体底
各部 / 人槽
本 体 L1
本 体 W1
本 体
基 礎・スラブ L2
基 礎・スラブ W2
上 版・スラブ L3
上 版・スラブ W3
流 入 管 底 −本 体 底
支 柱 間 隔 L4
支 柱 間 隔 W4
上版スラブ L6
基礎スラブ L5
上版スラブ W6
基礎スラブ W5
4−5.支 柱 レス工 事
・総 重 量 (車 両 と積 載 重 量 )が2t
以 下 の場 合 で、
支 柱 を立 てない施 工 方 法 です。
・上 部 スラブは必 ず地 耐 力 5t/m 2 以 上 の土 肩 で、
200mm以 上 受 けるようにしてください。
・浄 化 槽 の真 上 に乗 用 車 が位 置 するよう配 置 してください。
支 柱 レス標 準 施 工 寸 法 表 (mm)
5
7
10
基 礎・スラブ L5
基 礎・スラブ W5
2090
1040
2690
1120
2960
1550
上 版・スラブ L6
3590
4190
4460
上 版・スラブ W6
2520
2600
3060
G.L.
200
D10 @200 シングル
土肩
D10 @200 シングル
・詳 細 は現 場 の状 況 に応 じて設 計 された施 工 図 に基 づいて
工 事 を行 なってください。
-5-
支柱レス工事例
図は5人槽
カサアゲなし
100
各部 / 人槽
100
補強筋 D10 シングル
5.試運転
下 記 要 領 で、試 運 転 を実 施 して下 さい。
(1) 各 槽 所 定 の水 位 まで水 が張 っていることを確 認 して下 さい。
水 面 が、沈 殿 槽にある越 流 セキから越 流 する水 位 程 度 であること。
(2) ブロワの電 源 を入 れ、異 常 な騒 音 、振 動 が無 く正 常 なばっ気 状 態 かどうか確 認 して下 さい。
(3) 配 管 途 中 に空 気 漏 れが無 く、各 バルブ操 作 を行 い正 常 な作 動 かどうかを確 認 して下 さい。
(4) 浄 化 槽 をすぐに使 用 される場 合 は薬 剤 を包 装 袋 から取 り出 し、薬 剤 筒 にセットして下 さい。薬 剤 筒 を調 整 し、開 口 部
が半 分 程 度 になるようにして下 さい。
浄 化 槽 の使 用 開 始 が後 日 の場 合 は、薬 剤 筒 の包 装 袋 は開 封 しないで下 さい。
(5) マンホール枠 の溝 内 の砂 、コンクリート等 はきれいに取 り除 き、フタを槽 にセットし、必 ずロックを閉 にして下 さい。
スキマやガタツキがあると、臭 気 が発 生 したり、初 期 に生 じる泡 末 が飛 散 したりする恐 れがあります。
(6) 下 表 の各 項 目 をチェックし、調 整 して下 さい。
担 体 流 動 槽 に充 填 されている担 体 は、運 転 開 始 当 初 は浮 上 し流 動 しない場 合 がありますが、汚 水 流 入 後 1週 間 以 内
に流 動 します。
(7) 各 バルブの確 認
①循 環 バルブ(灰 )
循 環 移 送 水 量 を調 整 します。
循 環 移 送 水 量 は、流 入 水 量 (Q)の3倍 (3Q)を基 本 としていますので、下 記 設 定 範 囲 内 で調
整 して下 さい。尚 、水 量 の確 認 は、移 送 管 の先 端 で実 測 することにより行 って下 さい。
【循 環 移 送 水 量 の設 定 範 囲 】
処理対象人員
∼4 人
5人
6人
7人
8人
9人
10 人
∼0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
1.8
2.0
3
日 平 均 汚 水 量 (m /日 )
移送水量
下限値
1.7
2.1
2.5
2.9
3.3
3.8
4.2
(L/分 )
上限値
1.9
2.4
2.9
3.4
3.9
4.4
4.9
※ 水 位 は LWL から最 大 50mm 上 昇 します。水 位 が LWL より高 くなっていると、循 環 水 量 は大 幅 に増 加 しますので、
水 量 調 整 は水 位 が LWL であることを確 認 してから行 って下 さい。
②散 気 バルブ(青 )
担 体 流 動 槽 のばっ気 と放 流 エアリフトポンプの吐 出 を調 整 します。通 常 は調 整 不 要 です(バルブ開 度 が全 開 になって
いることを確 認 して下 さい)が、下 記 状 態 になっていることを確 認 して下 さい。
●担 体 流 動 槽 のばっ気 状 況
槽 中 央 部 から槽 壁 面 に向 かって水 流 が形 成 されている。
●放 流 エアリフトポンプの吐 出 状 況
水 位 がLWL以 上 の場 合 (水 位 が越 流 堰 を越 えた状 態 にある場 合 )、吐 出 すること。
6.竣工検査と引渡し<工事店へお願い>
(1) 試 運 転 が完 了 し、所 轄 関 係 官 庁 の竣 工 検 査 を受 けられた後 、施 主 様 に引 き渡 してください。
(2) 引 き渡 しの際 には、正 しい使 用 方 法 を必 ず説 明 してください。また、保 守 点 検 業 者 様 立 会 のもとに行 ってください。
(3) 無 料 修 理 保 証 書 ・登 録 合 併 浄 化 槽 機 能 保 証 書 は、※印 箇 所 に必 要 な事 項 を記 入 の上 、本 票 を施 主 様 にお渡 しくだ
さい。メーカー控 えは弊 社 営 業 員 にお渡 しください。
(4) 取 扱 説 明 書 も、施 主 様 にお渡 しください。
(5) すぐに入 居 されない場 合 は、無 料 保 証 書 ・登 録 合 併 浄 化 槽 機 能 保 証 書 および取 扱 説 明 書 をトイレの見 えやすい所
に置 いて、入 居 された施 主 様 にわかるようにしてください。また取 扱 説 明 書 の裏 面 には保 守 点 検 業 者 様 の連 絡 先 を明 記
しておいてください。
-6-
流入バッフル
7.仕様
型
式
KJ-5型
KJ-7型
KJ-10型
5
2190
1120
7
2790
1200
1550
(1580)
φ 450×2
φ 600×1
3.219
240
10
3060
1660
処 理 対 象 人 員 (人 )
長さ A
本 寸 法 幅
B
( mm)
高さ C
マンホール
(mm)×(個 )
総 容 量 ( m3 )
製 品 重 量 ( kg)
体
φ 600×2
2.315
200
臭突口
φ 450×1
φ 600×2
4.639
400
ブロワ
方
式
電磁ダイアフラム式
型
式
LP-60EN
LP-80E LP-120H(S)
吐 出 風 量 ( L/分 )
60
80
120
消 費 電 力 (W)
39
57
130
50/60Hz
吐出口呼び径
13A
移流管兼清掃口
移送管
送気口φ13
移流口バッフル
流入管φ100
臭突口
放流エアリフトポンプ
薬剤筒
放流管φ100
消毒槽
夾雑物除去槽
嫌気ろ床槽
担体流動槽
沈殿槽
※( )内 はマンホール枠 高 さを含 む。
循環エアリフトポンプ
浄化槽
大阪本社
〒556-8601
大阪市浪速区敷津東一丁目 2-47
TEL 06(6648)3580
FAX 06(6648)3588
東京支店
〒103-8310
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TEL 03(3245)3708
FAX 03(3245)3720
東北支店
〒981-1221
名取市田高字原 182-1
TEL 022(384)5195
FAX 022(384)5196
中部支店
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名古屋市中村区名駅 3 丁目 22-8 大東海ビル 3F
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FAX 052(564)5129
中国支店
〒730-0036
広島市中区袋町 4-25 明治安田生命広島ビル 9F
TEL 082(546)0652
FAX 082(546)0672
九州支店
〒812-8691
福岡市博多区博多駅前 3-2-8 住友生命ビル 5F
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FAX 092(473)2581
東関東営業所
〒277-0805
柏市大青田 719-1KBS クボタビル 3F
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FAX 04(7137)4667
長野営業所
〒381-0042
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FAX 026(259)6846
岡山営業所
〒710-0805
倉敷市片島町 1018-6
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FAX 086(465)7848
四国営業所
〒760-0050
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FAX 087(836)3919
南九州営業所
〒892-0844
鹿児島市山之口町 1-10 中央ビル 8F
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FAX 099(226)1349
本
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2009 年 3 月作成
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