心が温かくなる言葉を伝えよう 二つのお手紙を読みます。一つずつ読み

心が温かくなる言葉を伝えよう
二つのお手紙を読みます。一つずつ読みますから、どの部分
で心が温かくなったのか見付けるように聞いてください。
まず1年生の石川まなみさんという人が書いたお手紙です。
おばあちゃん、わたしは、ひとりでぞうきんがけができるよ
うになったんだよ。/ぞうきんをぬらして、力いっぱいしぼっ
たよ。おかあさんが、
「おかげできれいになったよ。ありがとう。
」
といってくれた。こんど、おばあちゃんちにいったとき、ぞう
きんがけするので見てください。おばあちゃん、それまで元気
で待っていてね。
おばあちゃんへ 真奈美より
次は、小学6年生の根岸加奈さんのお手紙です。
愛ちゃんへ
愛ちゃん、この前は本当にありがとう。公園から帰る時に、
「あっ!自転車の鍵がない」って叫んだ私。愛ちゃんは必至に
なって、一緒に遊んだ遊具や砂場のある場所を何遍も探してく
れた。二人で砂場を探している時、
「あった!」という加奈ちゃ
んの大きな声。私、本当に嬉しかった。愛ちゃんが友達でよか
った。今度は愛ちゃんが困った時、役に立っていきたいな。
加奈より
心が温かくなる言葉や行動はいろいろな場面にあると思いま
す。自分ができることで、家でおかあさんやおとうさん、おじ
いちゃんやおばあちゃんなど家族のためにしていること。/友
達からしてもらって嬉しかった時のことを短い手紙で伝えるこ
と/友達とけんかになった時は、自分から先に「ごめんね」と
謝ること。/人からちょっとした親切にしてもらった時に「あ
りがとう」とすぐ言えること。/まだあると思います。
そのことがよい友達づくりや学級づくり。そして温かい家族
づくりにつながります。温かい言葉がけができる人間に成長す
ることが大人へ近付く一歩となります。自分ならどんな温かい
言葉を発したり、温かい行動をしたりすることができるのか、
あとで振り返ってみてください。
6月に入りました。もう季節の上では夏です。水分補給や体温
調整に気を付けて、熱中症にならないように気を付けて過ごし
ましょう。
(平成26年6月2日)
心が温かくなる言葉をお互いに言い合える友達づくりや学級
づくりをしてほしいと思います。また、少し照れくさいという
人もいるかも知れませんが、当たり前のように毎日、お世話し
てもらっている家の人に「ありがとう」って一言、伝えられる
ようになると素晴らしいと思います。そのように行動できるこ
とが一歩、大人に近付くことになります。
どんな場面でどんな言葉を伝えることが「心が温かくなるの
か」後でまた考えてみてください。
「先にとったのは、ぼくだ。
」
「何言ってんだ、こっちの方が先だ」
ボールの取り合いで取っつかみ合いのけんかになったぼくたち。
その時、
「二人とも譲り合うことを知らないのか!」
という先生の言葉にぼくははっとした。
「たっちゃん、わがまま言ってごめんね。
」
「こっちこそ、ゆずらなくてごめんね。
」
あの時から、ぼくたちは、大の親友になったんだ。
四年 佐野 良
心が温かくなる言葉や行動はいろいろな場面にあると思いま
す。
自分ができることを家でおかあさんやおとうさん、おじいちゃ
んやおばあちゃんにしてあげること。/けんかになった時は、
自分から先に謝ること。人から親切にしてもらった時に「あり
がとう」とすぐ言えること。
心が温かくなる言葉をお互いに言える友達づくりや学級づく
りをしてほしいと思います。また、少し照れくさいという人も
いるかも知れませんが、当たり前のように毎日、お世話しても
らっている家の人に「ありがとう」って一言、伝えられるよう
になると素晴らしいと思います。そうできることが一歩、大人
に近付くことになります。どんな場面でどんな言葉を伝えるこ
とが「心が温かくなるのか」後でまた考えてみてください。
6月に入りました。もう季節の上では夏です。水分補給や体温
調整に気を付けて、熱中症にならないように気を付けて過ごし
ましょう。