「主要業界の当面の動向」講演を急遽実施 秋季大会講演会の申し込み受付を11月10日まで延期します 社団法人日本鋳造協会 事務局 平成 20 年度秋季大会の講演会のプログラムが一部変更となりました。 アメリカの金融危機に端を発した世界的な金融危機を反映して、我が国だけでなく世界的な景気後退が見 込まれる状況にあります。 鋳造業界にあっては、8 月の銑鉄鋳物の生産は、対前年同月比 7.4%減と 14 ヵ月ぶりのマイナスとなって います。特に自動車用は同 8.9%減となっています。また、このような大幅な減産は平成 14 年 7 月から生 産増加に転じて以来のことです。 鋳造業界にとって、自動車をはじめとするユーザー業界の秋以降の需要動向が大きな関心事となってきて おります。 このため、会員企業からの要望もありましたので、講演プログラムの一部を差し替えて、鋳造業界に大き な影響のある主要業界の当面の動向に関しての講演を急遽次のとおり行うこととしました。 これに伴い、講演会の申し込みを 11 月 10 日まで延期して受け付けますので、多数の会員の皆様の参加 をお願いします。 なお、講演プログラムの変更に伴う講演時間及び懇親会は次のとおりとなっています。 ● 11月13日(木) 秋季大会の変更後のプログラム 講演会・懇親会会場:ANA クラウンプラザホテル広島 オーキッド東(3階) 広島市中区中町 7-20 TEL:082-241-1111 講 演 会 参加費 12,000円(会員) ○受付開始 9:00~ ○開会の辞 9:30~9:40 ○プログラム 1. 9:40~10:40 「サポイン3テーマの技術開発進捗状況報告」 2.10:40~11:10 「CO2 排出量の把握/廃棄物(使用済み鋳物砂等)の現状と今後」 3.11:10~11:40 「CAST-NAVI® (キャストナビ)の概要とその活用方法」 ( 昼 食 11:40~12:40 ) 4.12:40~13:40 「欧州における砂処理技術の最新動向(英語通訳) 」 5.13:40~14:40 「アメリカ鋳造市場のベンチマークと最新技術(英語通訳) 」 ( 休 憩 14:40~14:50 ) 6.14:50~15:20 「コア技術(KS式電気炉)を活かした技術開発と事業展開」 7.15:20~15:50 「鋳造業のDIYを目指して」 8.15:50~16:20 「中国進出鋳物企業から見た中国鋳物商品力(価格、品質、納期)の現状」 ( 休 憩 16:20~16:30 ) 今回の追加講演プログラムは、次の通りです。 9.16:30~18:00 当面の主要業界の動向について 1)自動車業界の動向について 講師:量産銑鉄鋳物委員会 委員長 下河内隆士 2)工作機械業界の動向について 講師:非量産銑鉄鋳物委員会 委員長 山本幹雄 3)建設機械業界の動向について 講師:コマツキャステックス㈱ 代表取締役社長 4)非鉄に関する主要業界の動向について 講師:非鉄委員会 委員長 田島正明 5)主要原材料の動向について 講師:市場調査委員会 委員 草野泰道 6)今後の取り組みについて 講師:(社)日本鋳造協会 会長 中谷兼武 ○閉会の辞 18:00~18:10 懇 ○受付開始 ○懇親会 親 18:00~ 18:40~20:30 会 参加費 12,000円(会員) 佐藤泰樹 ご 案 内 ――― 平 成 20 年 度 秋 季 大 会 ――― 講演会・懇親会・工場見学会 会 員 各 位 2008年 9 月12日 社団法人 日本鋳造協会 ( 公 印 省 略 ) 来る平成20年11月13∼14日の 2 日間、本協会の平成20年度秋季大会を広島地区で下記要領に より開催致しますので、万障お繰り合わせの上ご参加下さいますようご案内申し上げます。 今大会の 1 日目は講演会(ANAクラウンプラザホテル広島)を開催いたします。又、 2 日目 の工場見学会は、広島地区の代表的な企業 6 社の工場見学を予定しておりますので、講演会と 併せ会員各位のご参加をお待ち致しております。 なお、講演会会場にカタログコーナーを設けますので(詳細は18∼19頁参照)カタログを展 示頂きまして、各社との交流を深めるための営業活動の資としてご活用下さい。 また、講演会終了後、懇親会を行いますので、ご参加頂き親しくご歓談されますようご案内 申し上げます。 記 講 演 会 09:30∼17:25 懇 親 会 18:00∼20:00 平成20年11月13日(木) 期 日 平成20年11月14日(金) 講 演 会 11月13日 09:30∼17:25 場 所 第 1 班 08:00∼16:15 見 学 会 第 2 班 08:10∼17:00 (会員のみ) 第 3 班 08:00∼17:00 ANAクラウンプラザホテル広島 3 階「オーキッド東」 〒730-0037 広島市中区中町7−20 TEL:082-241-1111 (JR広島駅よりタクシーで10分) 懇 親 会 同 上 18:00∼20:00 第 1 班:広島アルミニウム工業株式会社 新郷工場・千代田工場、 11月14日 見 学 会 (会員のみ) マツダ株式会社 第 2 班:大和重工株式会社、株式会社 シンコー 府中工場 第 3 班:株式会社 北川鉄工所下川辺工場・福山工場、 キングパーツ株式会社 −1− 大会開催要領 講 演 会 参 加 費 懇 親 会 見 学 会 1 人当り:会員 12,000円 会員外 18,000円 (資料・昼食・税を含む) 1 人当り:会員 12,000円 会員外 18,000円 (税を含む) 1 人当り:14,000円(会員のみ) (昼食・バス代・税を含む) 〒105-0011 東京都港区芝公園 3 − 5 − 8 機械振興会館501号室 申込み・ 社団法人 日本鋳造協会 おいかわ 問合せ・ 振込み先 総務グループ:翁川 1 03-3432-2991 5 03-3433-7498 りそな銀行新橋支店 普通預金No.1103068 「社団法人 日本鋳造協会」 申 込 み 締 切 日 平成20年10月20日(月)本協会必着 講演会 200名 見学会 各班とも30名(会員のみ) 参加募集 見学会への参加は、相互公開出来る会社を条件としております。 人 数 また、各班とも同業者もしくは他の理由によりお断りする場合も ありますので、必ず第 2 希望までご記入下さい。なお、講演会に 出席される方を優先させて頂きます。 参 加 参加受付者には、「参加受付証」をお送り致しますので、当日ご持参の上、受付 にご提示下さい。 受 付 た、準備の都合上、参加受付証発行後の取消しにつきましては、参加費のご返金が 証 出来かねますので、代理の方のご出席をお願い致します。 会 場 ・ 集 合 場 所 講演会、懇親会会場、見学会集合場所地図等は別途ご案内申し上げます。 参加受付証の発行は、締切後(10月27日頃)となりますのでご了承ください。ま −2− 大 会 行 事 【第1日目】 ◎講演会 ANAクラウンプラザホテル広島 3 階「オーキッド東」 定員:200名 ○ 受付開始 09:00∼ ○ 開会の辞 09:30∼09:40 1. 「サポイン3テーマの技術開発進捗状況報告」 各プロジェクトリーダー 09:40∼10:40 2. 「CO2排出量の把握/廃棄物 (使用済み鋳物砂等) の現状と今後」 環境対策委員会 委員 服部 敏裕氏 10:40∼11:10 3. 「CAST-NAVI©(キャストナビ)の概要とその活用方法」 技術データベース構築委員会 委員長 伊藤 賢児氏 11:10∼11:40 4. 「中国四国地区組合の鋳造産業振興への取り組み紹介」 各組合理事長 11:40∼12:00 (昼 食 12:00∼13:00) 5. 「欧州における砂処理技術の最新動向(英語通訳) 」 Mr. Michael Wetzel(マイケル ベェッシェル氏) Technical Sales Asia(技術営業アジア担当責任者) Maschinenfabrik Gustav Eirich GmbH & Co KG 通訳者:日本アイリッヒ株式会社営業部担当部長 冨田 和夫氏 13:00∼14:00 6. 「アメリカ鋳造市場のベンチマークと最新技術(英語通訳) 」 Mr. James J Archibald(ジェームズ・アーチボルト氏) Sr. Business Development Manager(シニア事業開発マネージャー) Ashland Casting Solutions 通訳者:アシュランドジャパン株式会社 西日本地区営業統括部長 木村 文彦氏 14:00∼15:00 (休 憩 15:00∼15:15) 7. 「コア技術(KS式電気炉)を活かした技術開発と事業展開」 株式会社木下製作所代表取締役社長 木下 潔氏 15:15∼15:45 8. 「鋳造業のDIYを目指して」 キングパーツ株式会社代表取締役社長 高橋 孝一氏 15:45∼16:15 9. 「中国進出鋳物企業から見た中国鋳物商品力 (価格、品質、納期)の現状」 株式会社湯川鋳造所代表取締役社長 湯川 善晴氏 16:15∼16:45 10.「知的資産経営の展開について」 株式会社キャスト代表取締役社長 酒井 英行氏 16:45∼17:15 ○閉会の辞 17:15∼17:25 ◎懇親会:ANAクラウンプラザホテル広島 3 階「オーキッド東」 定員200名 18:00∼20:00 −3− 講 演 概 要 1.演題「サポイン 3 テーマの技術開発進捗状況報告」 (1)演題 「鋳物製造における劣悪作業の作業効率を向上させる革新的パワーアシスト装置の 開発」 概要:自動車、工作機械などの川下産業では、鋳物のグローバル調達化が進み、鋳物メ ーカーに対するコスト低減要請が益々厳しくなっている。大企業の鋳物工場では、 自動化によりコスト低減が図られているが、小ロット中心の中小鋳物メーカーで は、人手に頼らざるを得ず、コストダウンに限界がある。本研究開発では、革新 的なパワーアシスト装置を開発し、重筋、振動を伴う劣悪作業の軽減と効率化及 び作業環境の改善(職業病解消等)を図る。 講師:豊橋技術科学大学 教授 寺嶋 一彦氏 (2)演題 「鋳鉄溶湯の不純物除去と無害化技術の開発」 概要:近年、自動車におけるハイテン材やメッキ鋼板等に含まれる種々の不純物元素の 鋳鉄材の硬度、伸び、強度等に与える影響が深刻な問題となりつつある。今回、 これを解決する為に不純物の除去と無害化の技術を開発し、鉄源リサイクルシス テムを構築するものである。 講師:株式会社木村鋳造所 取締役開発部部長 菅野 利猛氏 「精密鋳造品高度化に向けた造型技術の開発」 (3)演題 概要:①天然資源に替わる、最適な人工材料の開発により精密鋳造に最適な鋳型の開発 ②セラミック中子の精密鋳造メーカーでの内製化 ③人工材料鋳型での最適シミュレーションの追求・確立 ④鋳型のリサイクル・リユース技術の開発 の 4 テーマの技術を実用化することにより、環境対応とリサイクル基盤を保持する。 講師:キングパーツ株式会社 技術顧問 那須 征雄氏 2.演題「CO2排出量の把握/廃棄物(使用済み鋳物砂等)の現状と今後」 概要:環境対策委員会ではCO2と廃棄物をキーワードとして活動を開始した。CO2については 社会動向から、特定の企業のみでなく全ての企業において低減が求められてきている。 今回はじめてCO2排出量の算定法を提示する。また、廃棄物については 6 月に実施し たアンケート結果を整理し、現状把握するとともに、今後の活動課題を提案する。 講師:環境対策委員会 委員 服部 敏裕氏(アイシン高丘株式会社 安全衛生環境推進部) 3.演題「CAST-NAVI ©(キャストナビ)の概要とその活用方法」 概要:鋳造メーカー各社が保有している膨大な技術・品質データを社内の共通したデータ ベースとして有効活用することを目的に、パソコンの専任者がいない中小企業にお いても、現場で簡単に入力し、検索できるシンプルなデータベースソフトとして鋳 造情報管理システム「CAST-NAVI©」を開発した。この「CAST-NAVI©」は、鋳 造技術者が現場での使用を考慮して開発した鋳造メーカーのための最適なソフトで あり、各社の使用環境に合わせて自由にカスタマイズでき、品質管理、不具合履歴、 −4− 鋳造方案等のデータベースとしての運用が可能である。 講師:技術データベース構築委員会 委員長 伊藤 賢児氏 (日立金属株式会社素材研究所 技師長) 4.演題「中国四国地区組合の鋳造産業振興への取り組み紹介」 概要:広島県鋳物工業協同組合をはじめ中国四国地区の各組合が鋳造産業ビジョンを基に 取り組んでいる様々な鋳造産業振興への取り組み活動を紹介する。 講師:各組合理事長 5.演題「欧州における砂処理技術の最新動向(英語通訳) 」 概要:戦後の砂処理での大きな発明「EIRICH EVACHTERM」(アイリッヒ・エバクテル ム)を応用した「真空砂冷却混練システム」の実績は開発国へも広がっている。よ りメンテナンスのしやすいシステム設計、そして現場工程を大幅に削減した「モジ ュラーデザイン」、お客の要望にあった高品位の鋳物作りに対応する砂持性管理シス テム、そして最も新しいアイディアである「高品位アルミ鋳物製造技術」について 説明する。 講師:Mr. Michael Wetzel Technical Sales Asia Maschinenfabrik Gustav Eirich GmbH & Co KG 通訳者:日本アイリッヒ株式会社 営業部 担当部長 冨田 和夫氏 6.演題「アメリカ鋳造市場のベンチマークと最新技術(英語通訳) 」 概要:本プレゼンテーション「アメリカ鋳造市場のベンチマークと最新技術」は、2008年 のアメリカ鋳造市場についての概要を述べるとともに、鋳造市場としては極めて重 要なこの地域における数種の最新技術を概説します。「鋳造市場」に関する項では、 一般経済動向、市場規模および市場区分毎の付加価値製品市場への課題などを取り 上げます。「最新技術」に関する項では、砂の流れや金属の凝固をモデリングするソ フトウェアーの進歩および砂型鋳造バインダーや無機バインダーの開発、新しい塗 型剤技術、多種の合金において鋳造歩留りを向上する特殊押湯スリーブ技術などの 新しい自動化方式や製造方法および新材料など、現在、市場に適用されつつある最 適材料および実施例について概説します。アメリカ市場は、この地域での鋳物製造 コストによって著しく影響されるので、エネルギー効率および製造コストと同様に 原材料コストの管理についても本プレゼンテーションで論じ合います。 講師:Mr. James J Archibald Sr. Business Development Manager Ashland Casting Solutions 通訳者:アシュランドジャパン株式会社 西日本地区営業統括部長 木村 文彦氏 7.演題「コア技術(KS式電気炉)を活かした技術開発と事業展開」 概要:昭和38年にダクタイル鋳鉄製造用として精錬機能(脱硫、脱酸)を有する特殊アー ク炉(KS式電気炉)を開発し改良を重ね現在まで使用している。この炉を使って数 年前より薄肉化、耐熱性向上技術の開発に取組み肉厚 2 mmまでの薄肉化とニレジ ストに近い耐熱性を持つ材料の開発に成功した。 −5− この材料は自動車向け排気系統部品(ターボチャージャーケーシング、エギゾース トマニホールド等)に適しており、この材料を実用化することで環境負荷の低減に 貢献し、「技術による社会貢献」と言うわが社の経営理念の一つを達成できればと考 えている。また、事業化のビジネスモデルとしては技術供与による生産方式を検討 している。 最終的にはこのような技術開発による収益、技術蓄積を自社にフィードバックして 高付加価値の自社製品の開発につなげ安定した収益を確保できるようにしたいと考 えている。 講師:株式会社木下製作所 代表取締役社長 木下 潔氏 8.演題「鋳造業のDIYを目指して」 概要:DIY(DO IT YOURSELF)はホームセンターが手本。多少割高になるが方々の専 門家から手配するよりも手間要らずで、却って安くつく。仕掛かり数量を勘案する ことなく、客はキングパーツに頼れば完成品が必要数揃う。限られた市場から最大 の仕事量を得るには金型代プラス鋳物代プラス加工賃。 講師:キングパーツ株式会社 代表取締役社長 高橋 孝一氏 9.演題「中国進出鋳物企業から見た中国鋳物商品力(価格、品質、納期)の現状」 概要:いまや鋳物用銑鉄、スクラップ、コークス等の価格は国際価格となっており、中国 においても鋳物用原材料・副資材の価格は日本と同様に高騰しており、日本との価 格差はなくなりつつある。中国に進出した日系鋳物企業からみた、このような状況 下における中国鋳物の価格等の商品力の現状について説明する。 講師:株式会社湯川鋳造所 代表取締役社長 湯川 善晴氏 10.演題「知的資産経営の展開について」 概要:知的資産とは「バランスシート上に記載されている資産以外の無形の資産であり、 人材、技術、技能、組織力、経営理念等の財務諸表には表れてこない目に見えにく い経営資源」を指す。鋳造企業における知的資産経営報告書の作成を通じた新規顧 客の獲得、既存取引先との関係強化、金融機関に対する理解向上等の知的資産経営 の取り組みを紹介する。 講師:株式会社キャスト 代表取締役社長 酒井 英行氏 −6− 【第2日目】 ◎見学会 平成20年11月14日(金) 第1班 バス 1 台 定員30名 第2班 JR広島駅 出発 08:00(時間厳守) 広島アルミニウム工業株式会社 09:00∼11:30 新郷工場・千代田工場 昼 食 マツダ株式会社 13:30∼15:30 JR広島駅 解散 16:15(予定) JR広島駅 出発 08:10(時間厳守) 大和重工株式会社 09:30∼11:30 バス 1 台 昼 食 定員30名 株式会社 シンコー 府中工場 14:00∼16:30 JR広島駅 解散 17:00(予定) JR広島駅 出発 08:00(時間厳守) 株式会社 北川鉄工所 下川辺工場 10:00∼11:30 第3班 バス 1 台 定員30名 昼 食 株式会社 北川鉄工所 福山工場 12:50∼13:50 キングパーツ株式会社 14:10∼16:10 JR福山駅 解散 17:00(予定) ※出発時間は厳守いたしますので出発時間の10分前までに参加受付証に記載してある集合場所 に集合して下さい。 (団体行動をとりますので遅れた場合は参加できません)又、都合により、 途中時刻を変更することがありますのでご了承下さい。 ※貸切バスにて統一行動をとりますので、見学会社への直接集合はご遠慮願います。 −7− 工 場 紹 介 広島アルミニウム工業株式会社 所 在 地: 本 社 広島市西区横川町3−6−3 TEL 082-233-1111 Ç園工場 広島市安佐南区長束3−44−17−8 TEL 082-239-2131 可部工場 広島市安佐北区大林4−1−1 TEL 082-818-5111 安佐工場 広島市安佐北区亀山9−34−1 TEL 082-815-3388 千代田工場 広島県山県郡北広島町有馬281−6 TEL 0826-72-6500 新郷工場 広島県山県郡北広島町新郷1−4 TEL 0826-72-6500 大国工場 島根県大田市仁摩町大国206 TEL 0854-88-2211 吉田工場 広島県安芸高田市吉田町常友421−3 TEL 0826-42-0577 八重工場 広島県山県郡北広島町新郷1−5 TEL 0826-72-7730 沿 革: 1921年にアルミ製鍋の会社として創業し、1953年から株式会社となる。マツ ダ株式会社の発展と共に企業拡大し、自動車部品をメインに製造している。 金型の設計製作を始めとし、ダイカスト、砂型、金型、低圧等の各種鋳造、 製品の機械加工・組付けを得意分野とし、2000年からは樹脂製品の量産も開 始している。開発設計からプロトタイプの製作、性能・耐久性試験、量産化 と一貫した体制を保有している。 営業内容: アルミニウム鋳造部品(ダイカスト、砂型、金型、スクイズ) 樹脂部品、調理器具(無水鍋、電気鍋、IH用鍋類)、アルミニウム合金地金製 造・販売 代表者名: 田島 文治 資 本 金: 3億5,000万円 従 業 員: 2,306人(2007年12月時点) 売 上 げ: 731億8,100万円(2007年実績) −8− 新郷工場 設立及び創業:1990年10月 主な製品とその製品の材質: インテークマニホールド:変速機部品の鋳造及び機械加工(材質 AC2B) 敷地面積:41,829m2 建屋面積:20,051m2 従業員数:315名(2008年 5 月時点) 年生産高(アルミ鋳物):7,670t/年 沿革及び工場の特徴: マツダ向けV6インマニ鋳造及び加工・ASSY工場として1990年に操業開始。し かし、軽量化による材料変更(樹脂化)により製品構成は変化してきた。現在 はホンダ・富士重向けのインマニを主力としている。特徴としては組合せ中子 を使用しての大型複雑形状のアルミ鋳物を製造。鋳造から機械加工、サブアッ センブリーまでの一貫した製造体制を基本とする。 主な設備/プロセス: 溶解…2t/H溶解炉、4t前炉、注湯ロボット 2 機 造型…BMDエアインパルス生型自動造型ライン 1 ライン (枠サイズ 800×650×200/200) シェル中子造型機…13台 取出しロボット 5 台 コールドボックス中子造型機… 1 機 仕上げ…切断仕上げ機 4 台、砂焼炉1機、仕上げロボット1 機、ショットブラスト機 3 台 熱処理…T 6 連続炉 加工、組付け…MC加工機、部品組付けライン 品質向上などへの取り組み(他工場も同様): 1993年…TPM活動でPM優秀事業場賞を受賞 1997年…ISO9001認証取得 1998年…QS9000認証取得 2001年…ISO14001認証取得 千代田工場 設立及び創業:1990年 6 月 主な製品とその製品の材質: エンジン部品:変速機部品の鋳造及び機械加工・組付け (材質 ADC12) :金型製作 敷地面積:35,127m2 建屋面積:19,937m2 従業員数:294名(2008年 6 月時点) 年生産高(アルミ鋳物) :14,473t/年 金型生産数:268面(大型39面 中小型229面) 〈2007年実績〉 沿革及び工場の特徴: マツダ向けV6エンジンブロック及び変速機ケースの鋳造及び加工・ASSY工場と して1990年に操業開始。以来、現在もエンジン・変速機製品を作り続けており、 −9− 顧客もマツダに加えアイシンAW等、中京・東海地方が増大してきた。大型ダイカス ト製品の主力工場として、金型製作、鋳造、加工組付けの一貫生産を行っている。 主な設備/プロセス: 溶解…3t/H溶解炉 1 機、4t/H溶解炉 1 機 ダイカスト鋳造機…1250T 2台 1650T 5台 2250T 7台 3550T 1 台 計15台 仕上げ…自動仕上げライン 6 ライン 加工、組付け…MC加工機、部品組付けライン 金型製作設備…高速マシニング 5台 放電加工機 4台 4 ライン その他 合計 18台 マツダ株式会社 設立及び創業:1920年 1 月 資本金:1,500億6,800万円 敷地面積:2,244,000m2 建屋面積:1,423,000m2 従業員:20,395名(2007年 9 月現在) 生産量 (2007年度実績):鋳鉄5,900t/月、アルミニウム 3,950t/月 概要 (沿革):見学工場は、1970年HPD,LPD法によるアルミ鋳造工場として操業開始。そ の後、2001年に工場内の全ての設備を入れ替えて、現在のCosworth鋳造法 を用いたシリンダブロックの鋳造工場として操業を開始。 Cosworth鋳造法は日本で初めて量産導入したもので、電磁ポンプで溶湯を砂 型下方から注入し、充填完了直後に注入口(押し湯側)が上になるよう上下反 転させることを特徴としている。シリンダブロック等の大物アルミ鋳物であって も鋳造サイクルタイムが非常に短く、また鋳型に砂型を使用するため個々の鋳物 の鋳造条件が非常に安定していることが大きな利点。 設備:〈溶 解〉メルタワー溶解炉 2 基:1.5t/h、2.3t/h 〈造 型〉コールドボックス造型機 9 台 砂型Assyロボット 15基 〈砂処理〉TSR(Thermal Sand Removal furnace) 1 基:製品砂落しと砂焙焼再 生を同時に実施できる独自開発の砂処理炉 〈中 子〉コールドボックス砂型 13種類/1Block 〈仕 上〉自動湯口切断・バリ取り+ショットブラスト+仕上げ+検査 主な製品:アクセラ・アテンザ・MPV等マツダの主力車種に搭載するエンジンのシリン ダブロック 排気量:1.8L、2.0L、2.3L、2.3L-DITurbo、2.5L 見学ルート:コールドボックス中子造型→中子自動Assy→Cosworth鋳造→TSR→後処理 →仕上げ −10− 大和重工株式会社 設立及び創業:創業天保 2 年(1831年) 会社設立:大正 9 年(1920年) 資本金:6億5,100万円 敷地面積:117,836m2 建屋面積:48,015m2 本社敷地面積:50,200m2 本社建屋面積:29,400m2 従業員:245名(2008年 6 月現在) (内鋳造関係91名) 生産量(2007年度実績):鋳鉄1,120t/月(13,400t/年) 概要(沿革) :船用、工作機械用鋳鉄部品の鋳造、機械加工、組立までの一貫体制の工場。 舶用鋳物部品30%、工作機械鋳物部品65%、産業機械鋳物部品 5 %の製品構 成。舶用関係ではNK、NV、LR等の各種船級協会の認証を得ている他 ISO9001を認証取得している。平成20年 8 月より25t高周波炉を 2 基導入し、従 来のキュポラ、低周波炉に切り替え。本格稼動時は1400t/Mの生産を目指す。 設備:〈溶 解〉25t高周波炉 2 基(10t/Hキュポラ 1 基) (8t低周波炉 1 基) 〈造 型〉フラン砂混練機40t/H× 1 基、20t/H× 3 基、10t/H× 2 基、5t/H× 1 基 〈砂処理〉砂再生機15t/H× 1 基 (7,450×1,200×1,180) 〈中 子〉乾燥炉 2 基(8,300×2,300×1,700) 〈仕 上〉コアーノックアウトマシン50t× 1 基、クレンブラスト15t× 1 基 主な製品: 1.大型工作機械鋳物部品(ベッド、テーブル、コラム、クロスレール)及び工作機械 周辺機器鋳物部品(パレット) 2.大型ディーゼルエンジン鋳物部品(シリンダーフレーム、チェンフレーム、架構) 3.産業機械鋳物部品(射出成形機) 見学ルート:鋳造第 2 工場―機械工場―鋳造第 1 工場―――――――組立工場 (中子造型) (造型・被せ・注湯) 株式会社シンコー 府中工場 設立及び創業:1938年12月 資本金:2億円 敷地面積:35,622m2 建屋面積:3,550m2(府中工場) 従業員:731名(2008年 9 月現在、内鋳造関係139名) 生産量(2007年度鋳造実績):青銅 175t/月、FC 95t/月、FCD 45t/月、リン青銅 17t/月、ステンレス 9t/月、合計 341t/年(2008年度 現在、平均362t/月) 概要(沿革) :弊社は昭和13年に新興金属工業所としてポンプ・高圧弁類の鋳物製造を始め、 昭和17年には機械工場を設け、鋳造・機械・組立の一貫体制を整えてポンプ の製作を開始、昭和18年 9 月株式会社 新興金属工業所を創立。昭和36年製 品の大型化・多量化を図るため鋳造工場・ポンプ工場を現地に移設。その後、 自社技術で全ての製品開発を行い「実験・研究・設計」と「鋳物・加工・組 −11− 立、性能試験」までの一貫生産システム体制を確立。昭和61年鋳物製品の多 種少量・多材質生産を行う為、自動搬送造型ラインを設置。昭和63年ワール ドワイドな製品造りを期して社名を株式会社 シンコーに改める。素材の短 、 納期化を可能にする為、木型立体自動倉庫を平成元年に第一倉庫(1,687棚) 平成 4 年に第二倉庫(1,072棚)を設置。平成 6 年国内の船舶用ポンプメー カーでは初めてISO9001を認証取得し、陸舶用ポンプ・タービンの専門メー カーとして現在に至る。 設備:〈溶 解〉多材質に対応するため、 4 電源 8 炉( 1 電源 2 炉方式)を保有。 3 t高周波炉× 4 基、 1 t高周波炉× 2 基、0.5t高周波炉× 2 基 〈造 型〉大物ライン(大形製品)・FMSライン(中・小形製品)・ 小物ライン(羽根車・小形製品) 〈砂処理〉砂 混 練 機:昇降式30・15t/h連続混練ロボット× 1 、20t/h連続混練 ロボット× 1 基、20・10t/h連続混練機× 1 基 振動造型機:20t× 1 基、 5 t× 2 基、 3 t× 1 基 、20t砂回収ライン× 1 式 砂再生装置:15t/h(7.5t× 2 基) 〈中 子〉砂 混 練 機:昇降式10t/h連続混練機× 1 基、10t/h連続混練機× 1 基、 3 t/h連続混練機× 3 基、バッチ式20kg混練機× 3 基、シ ェルマシン× 1 基 振動造型機:3次元 1 t× 2 基、その他× 3 基 〈仕 上〉コアノックアウト式ショットブラスト・クレーンブラスト×各 1 基 スイング式切断機× 4 基、エヤープラズマ× 5 基、熱処理炉× 2 基 主な製品:陸舶用ポンプ及び蒸気タービン、超低温液化ガスポンプ、省エネ用発電プラント。 (鋳造工場での生産品目はポンプ・タービンの主要鋳物部品を製造している。) 見学ルート:会社概要等→ 鋳造工場 → ポンプ工場 → 質疑応答等 株式会社北川鉄工所 下川辺工場、福山工場 工場創業:下川辺工場:1969年 4 月 福山工場:2008年 4 月 資本金:86億4,000万円 敷地面積:下川辺工場 36,300m2 福山工場 75,000m2 建屋面積:22,500m2 建屋面積:7,700m2 従業員:下川辺工場:180名(内間接部門:59名) 福山工場:25名(2008年 4 月現在) 生産量 (能力):下川辺工場:2,000t/月 福山工場:700t/月 概要 (沿革):自動車用・産業機械用ダクタイル鋳鉄部品を製造販売している。昭和59年か らはロストワックス鋳造品の製造開始、平成 3 年からは金属粉末成型焼結品 の製造を開始した。平成15年 1 月にISO14001、同年 4 月にISO9001の認証を 取得。平成20年 4 月に福山工場を新設しSMVラインを稼動させた。 −12− 設備:下川辺工場 〈造 型〉 APK: 1 ライン SMV: 1 ライン 〈溶 解〉 低周波誘導炉:3t× 4 基、 低周波誘導炉:3t×1基、3.5t×1基、 8t× 1 基、 5t×1基、8t×1基、 高周波誘導炉:3t× 1 基 〈砂処理〉 ミックスマラー× 2 基 ミックスマラー× 2 基 〈後処理〉 ドラムクーラー× 1 基 ドラムクーラー× 1 基 揺動ショット× 1 基 揺動ショット× 1 基 〈仕 上〉 バリンダー× 2 台 サイジンガー× 2 台 CNCバリンダー×10台 サイジンガー× 1 台 〈検 査〉 磁気探傷装置× 1 台 磁気探傷装置× 1 台 水没式超音波探傷装置× 1 台 福山工場 〈造 型〉 SMV: 1 ライン 〈溶 解〉 高周波誘導炉:5t× 3 基 〈砂処理〉 ミックスマラー× 2 基 〈後処理〉 ハンガー式ショットブラスト 一式 主な製品:下川辺工場APK:デフケース、ナックル、アッパーハウジング SMV:シャフトバランス、ロアーハウジング、アッパーアーム 福山工場SMV:センターサポート、オイルポンプカバー キングパーツ株式会社 設立及び創業:1964年10月 資本金:1億4,000万円 敷地面積:24,276m2 建屋面積:10,179m2 従業員:354名(2008年 6 月現在) 生産量(2007年度実績):鋳鋼系溶解重量 45t/月 軽合金溶解重量 4.6t/月 概要(沿革) :昭和39年に会社を設立し、ロストワックス精密鋳造の研究を開始。昭和46年 に鋳造品の機械加工部門を開設。また、昭和53年にロストワックス精密鋳造 部門と金型製作部門を開設し、金型製作∼精密鋳造∼機械加工の社内一貫生 産システムである『キングシステム』を整備した。アルミ鋳造品の生産能力 増強のため、平成15年に軽合金鋳造工場を改築し、更に平成20年に真空溶解 鋳造設備を導入し、超耐熱合金・チタン合金などの鋳造研究を開始。 設備:〈金型製作〉2.5次元・3次元CAD/CAM 立形マシニングセンタ 5 台、放電加工機 4 台、その他 金型製作設備一式 〈鋳造設備〉ワックスインジェクションマシン 80台、他ワックス関連設備一式 スラリータンク及びコーティング設備 −13− 4 ライン、全自動コーティン グロボットライン一式 オートクレーブ脱ロー設備 2 基、鋳型焼成関連設備 5 基、鉄系熱 処理炉一式 高周波誘導炉 3基、軽合金溶解保持炉 3 基、軽合金溶解傾動炉 1 基 軽合金全自動熱処理炉 他アルミ系熱処理炉 3 基、真空溶解鋳造設 備一式 その他、鋳造関連設備一式 〈加工設備〉横形マシニングセンタ 5 台、立形マシニングセンタ 8 台、その他 加 工設備一式 〈試験設備〉真空型発光分析装置 2 台、X線探傷検査装置 1 台、磁粉探傷装置 2 台 蛍光浸透探傷装置一式、硬さ試験機 5 台、金属顕微鏡 3 台、実体顕 微鏡 1 台 ヘリウムリーク試験機 〈測定設備〉三次元測定機 1台 2 台、CNC画像測定機 1 台、表面粗さ測定機 1台 その他、寸法測定機器 一式 主な製品:電気・電子・半導体関連、車両・航空機関連他、各種産業機器関連向けのロス トワックス精密鋳造品、及びその機械加工完成品 見学ルート:金型製作ライン → 製品加工ライン → 製品検査 → 精密鋳造ライン −14− 秋季大会宿泊について お手数ですが宿泊につきましては、下記ホテルをご参照の上、各自お手配下さい。 −17− 各 位 社団法人 日 本鋳造協会 平成20年度秋季大会講演会での「カタログ」展示のご案内 拝啓 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 当協会の運営につきましては平素より格別のご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 さて標記の件に関し、本協会では来る11月13日(木)広島市「ANAクラウンプラザホテル広 島」において平成20年度秋季大会講演会を開催するのを機に、参加者の参考として、同講演会 場にカタログ展示コーナーを設けることとなりました。 つきましては、この機会に是非カタログ(鋳物関連の製品・機械・機器・材料など)を展示 頂き、各社との交流を深め営業活動の資として、ご活用頂きますようお願い申し上げます。 展示を希望される場合は、下記申込書によりお申込み下さるようお願い致します。(尚、今回 は会場の都合でカタログ小間数に制限がありますので、満員になり次第締切らせていただきま 。 す。参加者は200名程度になるかと存じますので、カタログは同部程度ご用意下さい) 敬 具 記 日 時:平成20年11月13日(木)9:30∼17:25 展 示 場:ANAクラウンプラザホテル広島 〒730-0037 3 階「オーキッド東」 広島市中区中町 7 −20 TEL 082-241-1111 展 示 料: 1 枠 15,000円(会 員・税を含む) 30,000円(会員外・税を含む) 枠 面 積: 1 枠45 cm×90cm(机半分:特に装飾は致しません) 搬 入 出:展示用カタログは「11月13日 日本鋳造協会 秋季大会カタログ資料」と明記 の上、11月10∼12日に到着するよう下記にお送り下さい。なお、当日会場での カタログの展示・搬出は各社で責任をもって行って下さい。但し、当日会場 に来られない場合は、予めその旨申込書にご記入下さい。事務局で展示致し ます。 −18− カタログ送付先: 〒730-0037 広島市中区中町7−20 ANAクラウンプラザホテル広島 社団法人日本鋳造協会 秋季大会カタログ資料 (11月10∼12日到着となるようご送付下さい) 申 込 先:社団法人 日 本 鋳 造 協 会 おいかわ 担当:翁川 TEL:03-3432-2991 FAX:03-3433-7498 締 切 日:平成20年10月20日(月)必着 キ リ ト リ 線 平成20年 月 日 社団法人 日 本 鋳 造 協 会 御中 (FAX 03-3433-7498・翁川宛) 下記の通りカタログコーナーに申込み致します。 貴 社 名 部課名 連 絡 者 〒 氏 名 連 絡 先 電 話 所 在 地 F A X E-ma il 展示枠数 枠 展示料@15,000円× 枠= 円 カタログ 当日持参する 予め送付する (該当を○で囲む) 展 示 に 立ち会う 立ち会わない (該当を○で囲む) 送金方法 銀行振込み〈振込み日 月 日頃〉 お振込みは、りそな銀行新橋支店普通預金 No.1103068「社団法人 日本鋳造協会」にお願い致します。 −19−
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