カードの列:カードの配置ルール ゲームの準備 遊び方 山

プレイ人数:1~5人
年齢:8歳以上
プレイ時間:約20分
ゲーム中、テーブルの上に4つのカード列が作られます。2つの列は
昇順で並べます(1-99の数字)。そして、もう2つの列は降順で並
べます(100-2)。全プレイヤーが同じチームとなり、出来る限りた
くさんのカードを並べることを目指します。4つの列で合計98枚並べ
ることが可能です。
例:ライナスは4枚のカードを出し、手番終了時に引札の山から、4
枚の新しいカードを引きました。
山の肥大化:バックワーズトリック!
ゲームが進行すると、山にどんどんカードが加えられていき、山が大
きくなっていきます。常に、前述したルールにしたがってカードを配
置していきます。ただし、次の場合にのみ、例外的に順番を守らなく
列カード 4枚
数字カード 98枚
ても構いません:正確に山の一番上のカードと10大きいか、小さい
場合にのみ、ルールを守らずに出すことができます:
・手番において、プレイヤーは昇順の山の一番上のカードの数字よ
昇順(1-99)2枚 降順(100-2)2枚
2-99の数字
カードの列:カードの配置ルール
昇順列では、常に以前に配置したカードより、大きな数字のカードを
配置しなければなりません。カードとカードの間に、どれぐらい間が
空いているかは問題ではありません。例えば、
3,11,12,13,18,20,34,35,51,もしくは2,7,19,25,28,29,49な
ど。カードとカードの間の数がより小さい方が、たくさんカードを置
くことができます。
重要:収集がつかなくならないように、数字カードは並べるのではな
く、重ねていきます。このため、各列カードの隣に、山が1つずつ作
られます。そして、各山の一番上のカードだけが見えます。
例:
この昇順の数字カードの山に
は、最初に4、次に8,そして
13が置かれました。
降順のカード列は、昇順とは正反対になります:各カードは、その前
に置いたものより必ず小さくならなければなりません。つまり、
94,90,78,61,60,57もしくは98,97,88,83,81など。
り、正確に10小さい数字カードを出すことができます。
例:
通常、昇順の山には、47よりも大きな
カードを出さなければなりません。
ティムの手番です。彼は手札からちょ
うど10少ない、37のカードをこの山
の上に出しました。
・手番において、プレイヤーは降順の山の一番上のカードの数字よ
り、正確に10大きい数字カードを出すことができます。
例:
通常、降順の山には、65よりも小さな
カードを出さなければなりません。サ
ラの手番です。彼は手札からちょうど
10大きい、75のカードをこの山の上
に出しました。
注意:プレイヤーは自分の手番において、異なる山に、好きなタイミ
ングでバックワーズトリックを使用できます。例えば、最初に通常通
りカードをプレイし、その後、バックワーズトリックを使用します。
その後、再び通常ルールでカードを2枚プレイし、さらにバックワー
ズトリックを使用することもできます。
ゲームの準備
テーブル中央に、左図のように列カードを縦に表にし
て並べます。98枚の数字カードを、徹底的に良く混ぜ
てください。3~5人プレイ時では、各プレイヤーは6
枚づつカードを受け取り(2人プレイ時では7枚ず
つ)、手札とします。残りのカードは引札の山とし、
伏せてテーブルに置いておきます。
1人プレイ時:8枚のカードを引き、手札とします。
遊び方
最初に、各プレイヤーは手札を見ます。そして、誰が最初に手番を行
うかを決めます。以降、時計回りで各プレイヤーが手番を行っていき
ます。自分の手番において、任意の4つの列に、少なくともカード2
枚を出さなければなりません。
可能なら、プレイヤーは好きなだけ、手札がなくなるまでカードを出
すことができます。カードは1枚ずつ出していきます。それぞれの山
には、前述したルールにしたがっていれば、どこにでも好きなだけ出
すことができます。1つの山にカード全てを出すこともできますし、
任意の順番で任意の山にカードを出すこともできます。
例:ライナスの手番です。彼は最初に昇順の山にカードを1枚出し、
2枚目のカードは2つ目の昇順の山に出しました。その後、もう1枚
のカードを降順の山に出しました。
一旦、手番を終えたなら、引札の山から出したカードの枚数分だけ引
き、手札を補充します。3~5人プレイ時なら手札は6枚、2人プレイ
時では7枚、1人プレイ時なら8枚です。その後、左隣のプレイヤー
の手番となり、同様に手札からカードを出し、手札を補充して手番を
終えます。
コニュニケーションの許可
プレイヤーはゲーム中に、他のプレイヤーに手札の数字をたずねた
り、自分のカードの数字を公開することはできません。その他、どの
ような方法でも数字についてのヒントを伝えることは禁止されていま
す!
それ以外では、全てのコミュニケーションは許可されています。例え
ば、“私は最後の山にはカードを出せません”や、“この山に、ビッ
グジャンプすることはできません”など。
ゲームの終了
引札の山がなくなると、カードを引くことなくゲームは続きます。注
意:これ以降、各プレイヤーはカードを1枚以上プレイしなければな
らなくなります(2枚ではなく)。もし、手札が無くなった場合は、
そのプレイヤー以外でゲームを続けます。誰か一人のプレイヤーが、
最低枚数だけカードをプレイできなければ、すぐにゲームは終了しま
す(つまり、まだ引札の山が残っているなら2枚、なくなっているな
ら1枚のカードを出さなければなりません)。
チームとしてはどうですか? ゲームが終了したなら、出せなかった
カードを数えます;これは、各プレイヤーの手札と、まだあるなら、
残っている引札の山のカードの数を合計します。10枚以下なら、非
常に素晴らしい結果です。もし、98枚のカード全てをプレイできた
なら、あなたはゲームに勝利します。以降は、更に難しいレベルをプ
レイできます。
達人のために
次の例外を除き、これまでに述べたルールは全て適用されます。各プ
レイヤーは、自分の手番において最低3枚のカードを出さなければな
りません(2枚の代わりに)。もし、これでも難しくなければ、さら
に手札の枚数を少なくするとよいでしょう。3~5人ゲームにおい
て、各プレイヤーは5枚カードを受け取ります。2人プレイ時なら6
枚、1人プレイ時は7枚です。