(別紙) 助手席用エアバッグ開口部加工機 株式会社仲田コーティング 自動車のエアバッグを収納している樹脂製インパネ材の裏面に、表面からは見えないエア バッグ開口部の破断線を加工する装置の開発です。インパネ材の厚みにばらつきがあっても、 破断後の残り厚みを一定に制御することができます。また、熱をかけずに加工できるため、 表面の美観に影響を与えません。 株式会社仲田コーティングとは (株)仲田コーティングは、自動車関連各種 内装材の製造を目的としたプラント製造、美装・ 耐食を目的とした各種コーティング、廃プラスチ ック活用製品の開発販売などを行っています。 また、新製品の開発、受託開発などにも盛んに 取り組んでいます。 この装置は小型であるだけでなく、加工部の 構造がシンプルであるためコストを抑えることが できます。そのため、世界の主要車メーカーに 対しての販売が見込まれています。また、イン パネ材の加工だけでなく、樹脂やゴムなどを利 用した部品などの加工にも利用されることが期 待できます。 事業計画 助手席用エアバッグ開口部の破断線加工機 の普及を目指した事業計画です。 自動車のインストルメントパネル(樹脂性イン パネ材)の裏面には、衝突時にエアバッグが展 開しやすいように、破断線(ティアライン)の加 工が施されています。この加工には、超音波振 動やレーザー、加熱刃等を用いた熱による加 工法が一般的ですが、これらの手法では、熱の 影響でインパネ材の表面の美観が損なわれる だけでなく、表面から加工溝までの残り厚みに ばらつきが生じるなどの問題が存在していまし た。 (株)仲田コーティングでは、鋭利な加工刃を 用いた独自の加工法により、熱を加えることなく、 表面からの残り厚みを 0.5mm±0.1mm 以内に 仕上げることが可能な破断線加工機を開発しま した。表面からの残り厚みを精度良くコントロー ルすることで、エアバッグの展開を妨げず、確 実な動作を可能にしています。さらに、裏面の 残り厚みを一定にできるため、インパネ材の表 面の美観に影響を与えません。 破断線加工機 インパネ材裏面 加工刃 破断線 破断線加工(点線)の様子 株式会社仲田コーティング 代表者 : 松野 竹己 設 立 : 昭和 45 年 1 月 連絡先 : 〒240-0041 横浜市保土ケ谷区東川島町 82 TEL 045-381-5511 HP :http://www.nakata-coating.co.jp/
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