マイクロンとナンヤ、携帯端末向けモバイルローパワーDDR2を開発

マイクロンとナンヤ、携帯端末向けモバイルローパワーDDR2を開発
Boise, Idaho, and Taipei, Taiwan , 2009年2月12日 – マイクロン テクノロジー社とナンヤ
テクノロジー社は本日、容量が1Gbまでのモバイルおよびコンシューマアプリケーションに向けたモバイルローパ
ワーDDR2(LPDDR2)DRAM技術を共同で開発したことを発表しました。両社のDRAM共同開発プログラム(JDP)
によって開発されたLPDDR2は、1.2Vで動作するように設計されており、LPDDR1と比べて50%も電力を低減しま
す。
「LPDDR2
DRAMは、今日のモバイルアプリケーションの設計にとって重要です。ローパワーDDR1と比べて、その低電力消
費と全体的なシステム性能の改良により、デバイスの電池寿命を引き伸ばします。この高性能のLPDDR2の開発
は、弊社がナンヤと一緒に達成したJDPによる技術設計の飛躍的な進歩の功績です。ナンヤとの関係をこれから
も発展させ、弊社の顧客ベースに業界をリードするDRAM設計を提供していくことを楽しみにしております。」とマイ
クロンのDRAM設計担当副社長のジョン・シュレック氏が語りました。
「共同開発のLPDDR2設計の技術的な成功は、大手DRAMサプライヤー2社の提携による相乗効果の現れです。
両社は、先導する技術と設計でお客様にサービスを提供していくことに取組んでいます。ローパワーDRAM市場
の新プレーヤーとして、ナンヤは、一つの設計で低電力と高性能特性を伴う一連の先進製品を市場に出す予定
を立てています。弊社は、モバイル業界の将来のニーズに応えることを目指しています。」とナンヤ上級副社長の
ジョー・ティング氏が語りました。
マイクロン テクノロジー社について
マイクロン
テクノロジー社は、先進的な半導体ソリューションを提供する世界的大手企業です。マイクロンは、世界全域での
事業活動を通じ、最先端のコンピューター、家電製品、ネットワーキング、モバイル機器などに使用される、DRAM
、NANDフラッシュメモリ、CMOSイメージセンサ、その他半導体部品とメモリモジュールなどを製造・販売していま
す。マイクロン社の普通株式はニューヨーク証券取引所(NYSE)にMUのコード名で上場取引されています。マイ
クロン テクノロジー社に関する情報は、同社ウェブサイトhttp://www.micron.com/をご覧下さい。
ナンヤ テクノロジー社について
ナンヤ
テクノロジー社(台湾プラスチックグループのメンバー)は、先進のメモリ半導体の世界的なリーダーであり、DRA
M製品の研究開発、設計、製造、販売をてがけています。同社の普通株式は、台湾証券取引所(TSEC)で2408の
銘柄コードで取引されています。同社は現在、台湾に200mmの製造施設1カ所と300mmの製造施設1ヵ所を所有
しています。また同社は300mmの合弁会社、Inotera
Memories社を所有しており、台湾で2カ所の300mmの製造施設を運営しています。詳細情報については、http://
www.nanya.com/ をご覧ください。
「マイクロン」および「マイクロン」のロゴは、マイクロン テクノロジーの商標です。
CONTACTS:
Kirstin Bordner
Micron Technology, Inc.
208-368-5487
[email protected]
Dr. Pei Lin Pai
Nanya Technology Corporation
886-3-3281688 x1008
[email protected]