資料 A【太閤検地】 番 氏名( ) 太閤 検地 について書かれてい

資料 A【太閤検地】
番
氏名(
)
学習課題:豊臣秀吉はどのような社会をつくったのだろうか!
たいこう け ん ち
えいきょう
太閤検地について書かれています。太閤検地は社会にどのような影響 を与え
たのか、わかるところに線を引き、自分の考えを学習シートにまとめましょう。
検地の様子を描いた絵図の写真
ものさしとますの写真
検地帳の写真
検地帳(近江国<佐賀県>蒲生郡今在家村
検地のようす
とういつ
秀吉は、ものさしやますを統一にして、全国の田畑の広さや土地のよしあし
こくだか
こうさくしゃ
を調べ、予想される生産量を石高であらわしました。そして、田畑ごとに耕作者
けんちちょう
を定めました。これらは、全国の武士が検地帳に記録して提出しました。
しょうえん
これにより、全国の土地は武士の支配に置かれました。そして、荘園 はなくな
く
げ
じ し ゃ
しょうえんりょうしゅ
ゆうりょく の う み ん
り、それまで勢力のあった公家や寺社などの荘園 領主 や有力農民の土地の権利
ちぎょう
りょうち
は認められなくなりました。武士は石高で知行(領地)をあたえられ、それに
ぐんやく
たがや
応じた軍役を果たすことが義務づけられました。直接、田畑を 耕 す農民には土
ね ん ぐ
地の権利が認められましたが、土地にしばられ、重い年貢をおさめなければな
らなくなりました。
か
この結果、土地を失った寺社や有力農民、年貢を課せられた農民たちが、各
い っ き
地で一揆を起こしましたが、秀吉軍にしずめられました。
ひゃくしょう
[太閤検地]
しょうにん
せ っ とく
なぜ検地をするのかを、地方の武士や 百 姓 が承 認 するように説得 せ
よ。もし検地に反対する者がいたら、一人残らずなで切りにせよ。全国に検地を命令
で
わ おうしゅう
しているので遠い出羽 奥 州 でもいいかげんにするな。たとえ田畑を耕す者がいなくな
ってもかまわないから、山奥や遠い島々まで念を入れて全国土を検地せよ。もしなま
けることがあれば、秀吉自身が出向いてでも実行する。
あ さ の け
(「浅野家文書」要約)
1584 年)
資料 B【身分統制令】
番 氏名(
)
学習課題:豊臣秀吉はどのような社会をつくったのだろうか!
み ぶ ん とうせいれい
身分統制令について書かれています。身分統制令は社会にどのような影響を
与えたのか、わかるところに線を引き、自分の考えを学習シートにまとめまし
ょう。
き ん し
のうみん
べつ
しょくぎょう
秀吉は、武士が農民や町人になることを禁止し、さらに農民が別の 職 業 にう
み ぶ ん
か
ぶ
し
しょうこうぎょうしゃ
じょう か ま ち
つり、身分を変えることができないようにしました。武士と商工 業者を 城 下町に
ちょうにん
集め、農民を農村からはなれることができないようにして、武士と町人 、農民
ね ん ぐ
かくじつ
おさ
という身分をつくっていきました。農民を土地にしばりつけ、年貢を確実に納め
とよとみせいけん
けいざい
させることで、豊臣政権の経済を安定させようとしました。このように、武士
く べ つ
と農民をきびしく区別する新しい社会のしくみがつくりあげられていきました。
へいのう ぶ ん り
これを兵農分離といいます。
【身分統制令】
つ い ほう
かく
一、武士で新しく農民や町人になった者はその土地の者が調べて追放せよ。もし、隠し
し ょ ばつ
ておけば、その町や村は処罰される。
ひゃくしょう
た は た
す
て
て しょうにん
しょくにん
もの
むらじゅう
し ょ ばつ
一、百 姓 は、田畑を捨てて 商 人 や職 人 になる者がいれば、その者と村 中 が処罰される。
し ゅ じん
ゆ る し
ひ つ よう
一、武士をやとう時は、前の主人の許しが必要である。
こ ば や か わ け
(「小早川家文書」要約)
資料 C【刀狩】
番 氏名(
)
学習課題:豊臣秀吉はどのような社会をつくったのだろうか!
かたながりれい
えいきょう
刀狩令について書かれています。刀狩令は社会にどのような影響 を与えたのか、わ
かるところに線を引き、自分の考えを学習シートにまとめましょう。
ぼっしゅう
ぶ
き
だいぶつ
めいもく
ぜんこく
じ し ゃ
秀吉は、
「没収した武器は大仏づくりに使う」という名目で全国に刀狩令を出し、寺社
もくてき
け ん ち
はんたい
のうみん
い っ き
や農民から武器を取り上げました。しかし、この目的は、検地に反対する農民の一揆を
ね ん ぐ
かくじつ
ふせぎ、年貢を確実におさめさせるようにするためでした。
じょう か ま ち
も
く べ つ
そして、武士は 城 下町に集められました。こうして、刀を持つ者、持たない者が区別
されました。
ひゃくしょう
わき
ゆみ
やり
てっぽう
つ
ね ん ぐ
かた
【刀狩令】 一、 百 姓 が、刀、脇ざし、弓、槍、鉄砲そのほかの武器を持つことを固く
ひつよう
ぶ
き
も
ぜい
禁止する。そのわけは、必要のない武器を持つと年貢やそのほかの税をおさめず、つい
い っ き
ぶ
し
たい
には一揆をおこし、武士に対してよくないことをするからである。もちろんそのような
しょばつ
もの
た は た
こうさく
りょうしゅ
ね ん ぐ
へ
者は処罰されるが、そうなると、その者の田畑は耕作されず、領 主 の年貢がその分だけ減
だいみょう
ぶ
し
だいかん
ぶ
き
あ つ め て さ
し
だ
せ
るから、大 名 ・武士・代官らは、これらの武器をすべて集めて差し出せ。
こ ば や かわ け
(「小早川家文書」要約)
学習シート H23.11.18(金)
学習課題:豊臣秀吉はどのような社会をつくったのだろうか!
1 自分の調べた政策は、○○な社会をつくった。
資料(
)
2 友達の調べた政策は、△△な社会をつくった。
資料(
)
資料(
)
番
名前 (
)
3 豊臣秀吉はどのような社会をつくったのか、3つの資料の情報を合わせ
て自分の言葉でまとめましょう。