住み良い“まちづくり”を目指して ふじみ野市 PR 大使「ふじみん」 ごみゼロ運動の大きな1歩 ベランダ de キエーロ 使い方マニュアル ふじみ野市環境課 ふじみ野市福岡 1-1-1 TEL:049-262-9022 協力:ECO ICE ふじみ野 ベランダ de キエーロ 高さ 80cm×横 94 cm×奥行 50 cm 本体重さ:27kg なぜ 生ごみを減らすのか? (1)「捨てればごみ、活かせば資源」 ごみを資源に活かしてみましょう! (2) CO2 の排出を抑えて地球温暖化防止に 貢献する。 (3)ごみの焼却費用を減らし、市の財政負担を 軽減する。 1 1 ベランダ de キエーロの特長 (1) 庭でも、ベランダでも出来る。 (2) 黒土の中にもともといるバクテリアが生ごみを 分解するので、土が増えない。 また、特別な菌等も丌要なので、維持費がかからない。 (3) 使い方が簡単。虫や匂いが気にならない。 (4) 食用の廃油、汁もの、腐ったもの、カビが生えたもの でも投入が可能。 (5) 全ての食品の水切り丌要、環境にやさしい。 (6) 生ごみを分解した土は、堆肥にも使える。 (ただし、堆肥目的ではないので堆肥として使った分は土の補充が必要) 2 ベランダ de キエーロの使い方 (1)設置する場所 … なるべく陽があたり、風通しの良い場所。 (2)用意するもの ① 黒土 ② スコップ 約100ℓ (ベランダ de キエーロの7分目ぐら いまで入れる) 剣先スコップ 中型が便利 ※園芸用小型スコ ップもあると便利 14L の袋を 7 袋入れると 「ちょうどいい量 98L」になる。 1 袋(250 円程度)…14L 入り ※ホームセンター等で販売 ※畑やプランターの土でも可能 ③ ジョウロまたはバケツ ◆ あると便利なもの…蓋付きのステ ンレスか、プラスチック容器 (キエーロに水を補給するのに使用) (生ごみを入れるもの、溜めるもの) 台所に置いて、容器に直接生ごみ を入れると便利。 ※他の容器でも代用可能 蓋付きステンレス容器 ※ペットボトルでも代用可能 2 ( (3)使用手順 ① 生ごみを溜める ・蓋付きのステンレスかプラスチック容器に入れると便利。容器は何でも良い。 ・毎日埋めるも良し、数日(3~4日分)溜めておいても良し。 ※夏は腐りやすいので長い日数溜めないように。 ② ベランダ de キエーロの土に穴を掘る ・生ごみが頭を出さない程度の深さ、およそ 20~30 センチ。乾いた土を横によけ ておく。(⑤で使用する) ・剣先スコップ(中型)を使うと便利。 生ごみはなるべく細かくし た方が消えやすいよ。 ③ 生ごみを入れる ・1回に入れる生ごみの量は、およそ 500gが目安。 穴を掘って生ごみ入れる ほとんどの食品が投入可能 ・天ぷら油の廃油 ・カレー・シチュー・残り汁 ・冷凍品 ※水切り不要 土と見分けがつかなく なるまでザクザクと ④ 「水」を入れ、「生ごみ」と「土」をよくかき混ぜる ・混ぜることで、土中のバクテリアが活性化し、虫の発生防止にもなる。 水を入れ生ごみと土を ・水の量がポイント。かき混ぜた土を握ったら固まらず、こぼれる程度。 よくかき混ぜる ・水はお米のとぎ汁がお薦め。容器を洗った水も OK。 ●水が少ない … 微生物が活動できない。生ごみの分解には水が必要。 ●水が多すぎる… 生ごみが腐って匂う。虫が発生することもある。 ⑤ 表面に乾いた土をかぶせて(ふたをして)終了 ・②でよけておいた乾いた土をかける。 ・生ごみが見えないように、しっかりかぶせると、匂わないし、 虫が発生しない。(その都度、別に用意した土を薄くかけても良い) ・生ごみを埋めた場所に目印をつけておくと良い。 ⑥ 繰り返して実行 (①~⑤の作業を毎日ないし3~4日ごとに行う。) ・次に埋める場所は前に埋めたところの隣か上下。 ・穴は3~4ヶ所が目安。生ごみの量で加減する。 ・夏場は 3~4 日、冬場は 10 日前後で生ごみがなくなる。 3 乾いた土を被せる 3 疑問解決!・・これが奥の手 Q:生ごみで入れていいもの、悪いものは? A:◇入れていいもの 野菜や果物、魚・肉類、カレー・シチュー・ラーメンなどの残り汁、 天ぷら油の廃油、ヨーグルト、マヨネーズなど殆んどOK。 ●時間がかかるもの 生野菜(葉や芯)、グレープフルーツやみかんの皮、骨類(魚の干物のよう な小さな骨は消える。動物の骨は消えない。) ◇入れてはいけないもの 卵の殻、貝殻、たけのこの皮、豆類のさやの筋、たまねぎの外側の皮、 とうもろこしの芯や毛 ⇒(繊維質の強いものは分解しないでいつまでも残る) Q:生ごみが消えない。 A:1回の量が多いのでは? 1回に 500g ぐらいが適量。 生ごみを細かく刻んで、土とよくかき混ぜる。繊維質のものは入れない。 水分が足りていないと分解が進まない。 埋めた後、スコップを土にザクザクと突き刺して、空気を入れるとバクテリア の働きが活性化し、消えやすくなる。 たまには投入を休むことも必要! Q:特に野菜の生ごみが消えない。 A:できるだけ細かく刻むのがコツ。1日おいて、鮮度が落ちてから入れるのも良 い。ゆで汁などの残り湯をかける。 Q:匂い、虫が湧く。 A:生ごみが、表面から出ていないか。⇒⇒乾いた土を表面に被せる。 生ごみが塊のままになっていないか。⇒⇒土とよくかき混ぜる。 水が多すぎないか。⇒⇒加減する。 Q:冬はどうしたらいいのか? A:温度が下がるとバクテリアの活動が悪くなるので、食用の廃油を入れ土の温度 を上げて、分解を促進させる。 生ごみの投入量を減らす。 入れる日の間隔をあける。投入を休むことも一手。 4 生ごみ堆肥で美味しい野菜を育てよう (1) 生ごみ堆肥の性質 ・ 土壌の酸性化を防ぐ。 ・ 土壌を柔らかくする。水持ちが良く、水はけが良い。 ・ 効き目が穏やかで長持ちする。 (2) 注意すること ・ キエーロの土を生ごみ堆肥として使う方は、塩分の多い生ごみを投入 するのはなるべく避けた方が良い。 .. ・ 生ごみは十分に熟成させたもの(完熟堆肥)を堆肥に使うこと。 ・ 未醗酵の生ごみは施肥しないこと。 生の成分が多い肥料を施すと、地中のピシューム菌が増殖しやすく、 根腐病などの原因となる。 .. (3) 完熟堆肥を作ろう 作り方 その1 ・ 生ごみを入れたキエーロの土を、肥料にする分だけ他の容器に移します。 容器はポリバケツ、発泡スチロールの箱、ダンボール箱、布袋 など 何でもOK。 ・ 容器の底にレンガなどをおいてすき間を作り、風通しをよくします。 ・ 1週間ごとに土をよくかき混ぜます。布袋ならば、上下をひっくり返し て揺すればOK。また、乾燥しない程度に水分補給します。 ・ 1ヶ月以上経てば完熟。 その2 ・ 庭などの土を掘って、そのまま埋ける。 ・ 1ヶ月以上経てば完熟。 5
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