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Arup Newsletter 2016-7

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Arup Newsletter
2016-07-15
アラップ東京事務所・発行
シドニー グリーン技術の粋を集めたオフィスビル
シドニー ベイエリアの商業地に、木製ブラインドが特徴的なオフィスビルが完成し、新たな活気を生み出して
います。37 階建てのこのビルは 200 George St.と名付けられ、会計事務所 EY と、本プロジェクトの施工も手掛
けた大手デベロッパーMirvac の新社屋として、6 月にオープンを迎えました。
本プロジェクトは、キャビティ内に木ブラインドを有した Closed-cavity facade (密閉型ダブルスキン) と総 LED 照
明をオーストラリアで初めて実現したほか、室の使用状況と外部環境に応じて各設備をコントロールするなどの
機能性から、環境性能評価制度であるグリーン・スター認証の最高レベル・6 スターを獲得しました。
アラップは、サスティナビリティ、設備設計、火災安全設計、昇降機計画、照明デザイン、ビルディング フィジッ
クス、ダブルスキン導入にあたってのコンセプトデザインを担当しました▼
New pillar of sustainability opens in Sydney
ニューカッスル 膜構造のイノベーション・ハブ
イギリスのニューカッスル市は、都市型イノベーション・ハブとして機能する研究機関、サイエンス・セントラルを
有しています。その敷地内に今年、ニューカッスル大学が初めて、学内の研究施設を建設しました。
The Key と呼ばれるこの施設は、小規模ながらも空調設備が整った、常設のオフィススペースです。 3 本の束
材が突き上げる白い膜構造の軽快な屋根は高さ 18m で、広々とした内部空間を実現しました。空に向かって
伸びる形態は、先端から自然光を取り入れるとともに、自然換気にも寄与しています。
アラップは Space Architects と協働し、エンジニアリング全般を担当しました。今年 10 月にニューカッスル大学
で開催される膜構造会議でも、The Key は注目を浴びることでしょう▼
Revolutionary 'building as a lab' unlocked at Science Central
ベネチア・ビエンナーレ 複数のサポート行いました
隔年で開催される建築展、ベネチア・ビエンナーレ国際建築展の第 15 回展が行われています。今年は国別
参加部門で日本館が特別表彰を受け、注目度が増しています。
アラップは、イタリア、オーストラリア、イギリス、アメリカ、各国のパビリオンのサポートを行いました。イタリアでは
キュレーター役、オーストラリアでは音響コンサルティング、変わったところでは、材料選定やロジスティックなど
もアドバイスしました。
建築の今、そしてこれから・・・興味がある方はベネチア・ビエンナーレへ!▼
Collaborative presence at the Venice Biennale of Architecture 2016
狭小アパートが ドイツの住まいを変える・・・?
海外で“日本の住宅はウサギ小屋”と言われていると聞いて、狭い住宅事情に多少の劣等感を抱いてきまし
た・・・しかし、今、ドイツでは狭小アパートが新しいコンセプトとして建てられているそうです。
学生用の集合住宅ではありますが、そのサイズは 1 住戸 16m2。キッチン、バスルームは備え付け、延床面積
2400m2 の建物に 129 戸が入ります。トータルで 2500 戸を建設予定です。短期間で建設を行う工法等も含
め、アラップが他社と共同で開発を行いました。
この学生アパートの経験を、今後老人ホームや難民用の住宅に活かしていきたいと考えています▼
Modular micro apartments to help solve student housing issues in Berlin
歩きやすい都市は人も経済も豊か
歩くことが健康に良いことはよく知られていますが、実は歩きやすさが都市の経済を左右することをご存知でし
ょうか。このたび、“歩く”ことが都市に与える効果を示したレポートが発表されました。
これによると、人々は歩くことでストレスや不安を軽減し、60%も高い生産性と創造性を発揮するのだそうです。
故スティーブ・ジョブズ氏やオバマ大統領が行ってきた“walking meeting”も例の一つ。歩きながら話すことで生
まれる相手との関係と柔軟な発想が、彼らの成功の秘訣かもしれません。
徒歩で移動する人は、車で移動する人に比べ 65%も購買行動が多いという興味深い知見も。レポート「Cities
Alive」はリンクからダウンロードいただけます▼
Arup report reveals why walking is good for business
上記レポートと同タイトルの、都市が抱える 100 の問題を切り出したカードもあります。ワークショップなどにどう
ぞ▼
Cities Alive: 100 issues shaping future cities
せっかく歩くなら、無機質なビル街よりも、緑豊かな街を歩きたいですよね。緑も人々の生産性や創造性に影
響を与える都市の要素。日経アーキテクチャでは、建築の緑化事情について紹介しています。
(アラップ トータル・デザインの舞台ウラ 42 『巨大化する緑化壁が都市を変える』)▼
『巨大化する緑化壁が都市を変える』
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編集・発行: Arup 東京事務所 菊地 雪代
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町 24-4 東武 富士ビル 3F
電話 03-3461-1155(代) ホームページ http://www.arup.com/japan
本ニュースレターは、arup.comの内容を中心に要訳・ご紹介しています。
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