国際交流白書 - 下関市立大学

年度下関市立大学
国際交流白書
下関市立大学における国際交流の実情について
国際交流センター 目 次
は じ め に ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ 1 下関市立大学の国際交流
在 籍 留 学 生 数 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ 4
海 外 留 学 体 験 者 数 ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ 5
学 内 の 国 際 交 流 行 事 ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ 6
下 関 市 立 大 学 で 出 来 る 国 際 交 流 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ 7
日 本 に い な が ら 世 界 を 知 ろ う ! ! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・8
下 関 市 立 大 学 で 開 催 し て い る ス ピ ー チ 大 会 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 11
派 遣 留 学 と は ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 13
外 国 研 修 ・ 国 際 イ ン タ ー ン シ ッ プ ・ 私 費 留 学 と は ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 15
留学のための経費支援
奨 学 金 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ 18
授 業 料 ・ 入 学 金 減 免 制 度 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ 20
特 待 生 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ 20
留 学 受 入 れ 外 国 人 留 学 生 サ ポ ー ト ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 22
下 関 市 立 大 学 で 学 ん だ 留 学 生 の こ と ば 短 期 留 学 生 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 24
留 学 派 遣 北 京 大 学 中 国 大 学 紹 介 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 30
派 遣 留 学 体 験 記 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ 31
留 学 生 帰 国 後 ア ン ケ ー ト ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 32
青 島 大 学 中 国 大 学 紹 介 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 33
派 遣 留 学 体 験 記 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 35
留 学 生 帰 国 後 ア ン ケ ー ト ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 36
東 義 大 学 校 韓 国 大 学 紹 介 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 37
派 遣 留 学 体 験 記 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 39
留 学 生 帰 国 後 ア ン ケ ー ト ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 40
木 浦 大 学 校 韓 国 大 学 紹 介 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 41
派 遣 留 学 体 験 記 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ 43
留 学 生 帰 国 後 ア ン ケ ー ト ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 44
ロ ス ・ メ ダ ノ ス ・ カ レ ッ ジ ア メ リ カ 紹 介 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 45
派 遣 留 学 体 験 記 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ 46
留 学 生 帰 国 後 ア ン ケ ー ト ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ 47
ボ ア ジ チ 大 学 ト ル コ 紹 介 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 48
派 遣 留 学 体 験 記 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ 49
留 学 生 帰 国 後 ア ン ケ ー ト ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ 50
ル ー ト ヴ ィ ヒ ス ハ ー フ ェ ン 経 済 大 学 ド イ ツ 紹 介 ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ 51
ク イ ー ン ズ ラ ン ド 大 学 オ ー ス ト ラ リ ア 紹 介 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 52
派 遣 留 学 体 験 記 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ 53
留 学 生 帰 国 後 ア ン ケ ー ト ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ 54
グ リ フ ィ ス 大 学 オ ー ス ト ラ リ ア 紹 介 ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ 55
外国研修
外 国 研 修 英 語 ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・58
外 国 研 修 朝 鮮 語 ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・61
教養演習X
韓 国 ス キ ー 実 習 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・66
その他の交流
イ ン タ ー ン シ ッ プ ( オ ー ス ト ラ リ ア ) ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・70
協 定 校 訪 問 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・72
はじめに
最 近 た ま た ま 古 い 新 聞 を 読 ん で い た ら 、本 学 の 学 生 サ ー
ク ル「 国 際 交 流 会 と も だ ち 」が 大 き く 取 り 上 げ ら れ 、積 極
的 に 留 学 生 と 交 流 し て い る と い う 記 事 を 発 見 し た ( 年 月 日 付 山 口 新 聞 ) 。 同 会 は そ れ よ り 3 年 ほ ど 前 、
本学が本格的に外国人留学生を受け入れるようになった
ころ、発会したという。
日 本 経 済 が バ ブ ル 景 気 に 沸 き 、外 国 人 労 働 者 が 大 勢 来 日 す る よ う に な り 、日 本
の 国 際 化 が 注 目 さ れ は じ め た の も ち ょ う ど こ の こ ろ で あ る 。本 学 で は そ れ に 先 だ
っ て 、国 際 商 学 科 を 年 に 新 設 し 、 年 に は 中 国 青 島 大 学 と 、 年 に は 韓
国釜山の東義大学校と友好・姉妹協定を締結している。
そ れ か ら 四 半 世 紀 を 経 た 近 年 で は 、 外 国 人 留 学 生 の 数 は 名 を 超 し 、 毎 年 、
短 期 語 学 研 修 等 を 含 め た 海 外 留 学 体 験 を す る 日 本 人 学 生 は 名 を 超 す と い う
状況となった。いわば海外体験が日常化したといえるのかも知れない。
し か し こ の 間 、外 国 語 担 当 教 員 に よ る 日 ご ろ の 語 学 教 育 、夏 休 み の 語 学 研 修 引
率 、72(,& な ど の 検 定 試 験 や 派 遣 留 学 、ス ピ ー チ コ ン テ ス ト へ の 指 導 、中 国・韓
国・シ ン ガ ポ ー ル で の 国 際 イ ン タ ー ン シ ッ プ の 指 導 、交 流 協 定 校 か ら の 派 遣 留 学
生 、山 口 銀 行 を 経 由 し た 科 目 等 履 修 生 、一 般 の 学 部 留 学 生・大 学 院 留 学 生 等 、各
種 外 国 人 留 学 生 の 受 け 入 れ に あ た っ て の 日 本 語 教 員 の 指 導 、国 際 交 流 セ ン タ ー 事
務 職 員 の 骨 身 を 惜 し ま ぬ 活 動 、さ ら に 日 本 舞 踊 や 日 本 語 教 授 、外 国 語 学 習 な ど の
側 面 で の 下 関 市 民 の 方 々 の 心 あ た た か い も て な し な ど の 存 在 が 、こ う し た 状 況 を
作り出した原動力となっていることは言うまでもない。
現 在 本 学 で は 、中 国・韓 国・台 湾・オ ー ス ト ラ リ ア・ベ ト ナ ム・ト ル コ・フ ィ
リ ピ ン・タ イ な ど か ら 留 学 生 を 受 け 入 れ 、中 国 の 青 島 大 学・北 京 大 学 、韓 国 の 東
義 大 学 校・木 浦 大 学 校 、オ ー ス ト ラ リ ア の ク イ ー ン ズ ラ ン ド 大 学・グ リ フ ィ ス 大
学 、ト ル コ の ボ ア ジ チ 大 学 、ア メ リ カ の ロ ス ・メ ダ ノ ス・カ レ ッ ジ 、そ し て 本 年
度 か ら ド イ ツ の ル ー ト ヴ ィ ヒ ス ハ ー フ ェ ン 経 済 大 学 へ 学 生 を 派 遣 し て い る 。ま た
毎 年 、青 島 大 学 と 北 京 大 学 か ら 語 学 教 員 を 招 へ い し 、さ ら に 青 島 大 学 か ら は 客 員
研 究 員 を 受 け 入 れ て い る 。韓 国 の 東 義 大 学 校・木 浦 大 学 校 と は 国 際 共 同 研 究 も 実
施している。
今 後 、日 本 を と り ま く 国 際 情 勢 は た い へ ん 厳 し い も の に な っ て い く こ と が 予 想
さ れ る 。そ う し た 中 で 、以 上 の よ う な 市 民 を ま き こ ん だ 個 々 の レ ベ ル で の 交 流 活
動は、平和な国際社会を築く土台になるものと、確信している。
年 3 月 下 関 市 立 大 学 経済学部
学 部 長 木 村 健 二
-1-
下関市立大学の国際交流
下関市立大学では、留学生の受け入れや派遣
ならびに国際理解のための様々な交流事業を行
っています。
-3-
在 籍 留 学 生 数
女
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
特別聴講学生 男
交換留学生
女
男
学部1年生
学部2年生
学部3年生
学部4年生
大学院1年生
大学院2年生
科目等履修生 男
外国人留学生
女
人
ベトナム
オースト
ラリア
タ イ
トルコ
その他
小 計
韓 国
人
人
人
人
人
人
人
小計
学
部
生
人
院生
人
人
人
在
籍
留
学
生
数
合
計
台
湾
中 国
2014年度
人
5月1日現在
学部2年生
学部4年生
大学院1年生
韓 国
ベトナム
オースト
ラリア
タ イ
トルコ
その他
台
湾
女
男
女
男
女
男
女
男
男
女
男
女
特別聴講学生 男
交換留学生
女
科目等履修生 男
外国人留学生
女
人
人
小 計
人
人
人
人
人
人
小計
学
部
生
人
院生
人
人
人
在
籍
留
学
生
数
合
計
大学院2年生
学部3年生
中 国
2013年度
学部1年生
人
5月1日現在
-4-
海外留学体験者数
年 度
年 度
中国語
-
中国語
朝鮮語
朝鮮語
英 語
英 語
小 計
小 計
北京大学
北京大学
青島大学
青島大学
東義大学校
東義大学校
木浦大学校
-
-
-
木浦大学校
ロス・メダノス・カレッジ
※
ロス・メダノス・カレッジ
ボアジチ大学
ボアジチ大学
ルートヴィヒスハーフェン
経済大学
クイーンズランド
大学
グリフィス
大学
小 計
小 計
青島市中国
青島市中国
大連市中国
-
-
-
-
-
釜山広域市 -
韓国
-
-
-
-
-
-
-
小 計
その他研修等
研究旅行等院
研究旅行等院
中国語圏
韓国語圏
英語圏
その他
その他研修等
中国語圏
韓国語圏
1
英語圏
その他
小 計
合 計
人
人
人
人
人
人
人
合 計
年 度
年 度
不明
不明
私
費
留
学
教
授
会
承
認
分
私
費
留
学
教
授
会
承
認
分
シンガポール
国
際
イ
大連市中国
ン
釜山広域市 タ
ー
韓国
ン
シ
シンガポール
ッ
プ
小 計
国
際
イ
ン
タ
ー
ン
シ
ッ
プ
ルートヴィヒスハーフェン
経済大学
クイーンズランド
大学
グリフィス
大学
派
遣
留
学
派
遣
留
学
外
国
研
修
外
国
研
修
小 計
※ 年度は、ロス・メダノス・カレッジに2名と、ディアブロ・バレー・カレッジに2名を派遣しました
海外留学体験者数は、派遣留学の他に単位認定をされる科目で海外経験をした学生数の合計です。ただし、
本学教授会において私費留学を目的とした休学を承認された学生を含みます。
その他、長期休暇中などに海外旅行等に参加した学生は含みません。
-5-
学内の国際交流行事
2014年度 月 日木
プレイスメントテスト新入生)
月 日木
新入留学生オリエンテーション生活面/在学生オリエンテーション
月 日金
入学式
月 日土
下関市内探検・防災ツアー留学生・留学生チューター
月 日日~ 日月
新入生オリエンテーション
月 日木
花柳流日本舞踊開講式
月 日金
留学生歓迎会国際交流会ともだち主催
月 日金
先帝祭関連行事「安徳帝正装参拝」
月 日土
第1回酒造りから学ぼう日本文化
月 日土
留学生ホームビジット交流対面式山口県国際交流協会主催
月 日土
下関塾下関市主催
月 日土
名陵校区放課後こども教室講師
月 日土
第2回酒造りから学ぼう日本文化
月 日月
第1回日本にいながら世界を知ろう!!
月 日金
世界の厨房から国際交流会ともだち主催
月 日土
第45回英語弁論大会ESS主催
月 日木
第2回日本にいながら世界を知ろう!!
月 日土
第3回日本にいながら世界を知ろう!!
月 日土
名陵校区放課後こども教室講師
月 日木
新入留学生オリエンテーション生活面
月 日火
下関市内探検・防災ツアー留学生・留学生チューター
月 日木
第4回日本にいながら世界を知ろう!!
月 日土~ 日日
馬関祭 中国語しゃべっチャイナJASH!!!国際交流会ともだち出店 月 日火
第3回酒造りから学ぼう日本文化
月 日土
中国人留学生の市内見学バスツアー下関市日中友好協会主催
月 日月
中国語スピーチコンテスト下関市日中友好協会主催
月 日土
第4回酒造りから学ぼう日本文化
月 日日
第6回中国語スピーチコンテスト中国語しゃべっチャイナ
月 日土
第2回日本語スピーチコンテスト日本語スピーチコンテスト実行委員会
月 日水
第10回コリアンスピーチ大会 コリアンスピーチ大会実行委員会
月 日土
月 日金
月 日金
滞日体験発表会下関市日中友好協会主催
クリスマスパーティ下関ユネスコ協会主催
ウェスタンスタイルのクリスマスパーティを体験しようJASH!!!主催
月 日土
名陵校区放課後こども教室講師
月 日土
食・見・交・群~餃子パーティ~中国語しゃべっチャイナ主催
月 日月
下関市留学生国際親善大使任命書交付式下関市主催
月 日木
第5回日本にいながら世界を知ろう!!
月 日金
留学生送別会国際交流会ともだち主催
月 日土
名陵校区放課後こども教室講師
月 日火
下関市立名池小学校での交流会へ留学生派遣
月 日水
卒業式
-6-
下関市立大学で出来る国際交流
海外に留学をしたり、研修に参加したり、旅行をすることだけが国際交流や国際理解ではありません。
海外に行かなくても下関市立大学の中で様々な国の方々と触れ合ったり、国際交流の経験をしたり、国
際理解をすることもできます。
例えば、中国をはじめとする韓国、ベトナム、タイ、トルコ、オーストラリア等の国々の学生が下関
市立大学で学んでいます。彼らと共に修学や研究、サークル活動やイベントに励むことで、国際交流や
国際理解をすることができます。海外からのお客様をお迎えし、学生と交流をする企画等もあります。
また、国際交流センターでは学内外の国際交流活動を紹介しています。その中には、本学の公認サー
クルや自分たちで立ち上げた国際交流関係のサークル活動もあります。
サークルの主な活動は以下のとおりです。
1.国際交流会ともだち
4月 留学生歓迎会
5月 交流キャンプ
7月 世界の厨房から
10月 大学祭への出店、国際交流イベント
1月 留学生送別会
2.JASH!!!
週2回 英語によるプレゼンテーションや
コミュニケーションスキルの学習
10月 大学祭への出店
ハロウィーンパーティ
12月 クリスマスパーティ
3.WSK
国際ボランティア活動
Table for Twoなどの企画
世界のボランティア活動紹介
4.中国語しゃべっチャイナ
週2回 中国語によるプレゼンテーションやコミュニケーション、中国文化学習
10月 大学祭への出店
11月 中国語スピーチコンテスト
1月 食・見・交・群〜餃子パーティ〜
5.コリアンスピーチ大会実行委員会
11月 コリアンスピーチ大会
6.日本語スピーチコンテスト実行委員会
11月 日本語スピーチコンテスト
日本にいながら世界を知ろう!!
「日本にいながら世界を知ろう!!」は、下関市立大学の学生や地域のみなさんに、世界中で起
こっている事や暮らしの様子、歴史的な事柄などを、その国の方や、その国で暮らしたことのあ
る方々にお話をしていただく企画です。
2014年度は5回開催しました。開催状況は以下の通りです。
第1回
1.タイトル:ミクロネシア連邦
2.開催日時:2014年6月23日(月)
午後4時30分~午後6時30分 3.講 師:米村淳平氏JICA九州
4.内 容:
青年海外協力隊員としてミクロネシア連邦に派遣さ
れ、小学校で算数を教える活動をされていた米村さんに
よる体験談やミクロネシア連邦の紹介と、JICAの活
動等についてお話を伺いました。
第2回
1.タイトル:ジュリア・ロングボトム駐日英国臨時代理大使記念講演
「女性の社会参画 日英比較」
2.開催日時:2014年7月17日(木)午後2時50分~午後4時20分
3.講 師:ジュリア・ロングボトム(駐日英国臨時代理大使)
4.内 容:
駐日英国公使として、大使館の全体的な活動を効率的に行い、大使館の管理を円滑に行うと
いう責任を担い、大使の不在時には臨時代理大使も務められるロングボトム公使が、これまで
のキャリア形成と、ご家族とともに歩まれてきた軌跡をご紹介されながら、日英比較を中心と
した女性の社会参画における現状や今後について記念講演されました。
-8-
第3回
1.タイトル:SCU国際交流会館厨房改装記念「留学生と触れ合おう!!」
2.開催日時:2014年7月26日土午前10時00分~午後1時00分 3.発 表 者:張陽、夏夢陽(青島大学交換留学生・中国)
朴枝秀、楊俊英(東義大学校交換留学生・韓国)
サラブレディ(クイーンズランド大学交換留学生・オーストラリア)
ルフグブーラバージュ(外国人科目等履修生ボアジチ大学・トルコ)
ポンチャノックヌアンカウ(外国人科目等履修生タイ商工会議所大学タイ)
4.内 容:
2014年にSCU国際交流会館の厨房の改装を行いました。談話スペースにはオーナーの
株式会社東洋館様からエアコン設備を設置していただき、SCU国際交流会館はこれまで以上
に本学における国際交流拠点としての充実が図られました。
快適な談話スペースで本学の留学生が母国や母校について紹介し、新しくなった厨房で調理
した各国の料理をみんなで楽しくいただきました。
第4回
1.タイトル:あなたはキベラスラムを知っていますか?
2.開催日時:2014年10月9日木午後4時30分~午後6時00分
3.講 師:早川千晶氏(フリーライター)
4.内 容:
ナイロビ(ケニア)に存在するアフリカ最大のスラム「キベラスラム」で、子供たちの駆け込
み寺「マゴソスクール」を運営する早川千晶さんをお招きし、キベラスラムの孤児、浮浪児、極
度の貧困、労働、虐待など、過酷な状況下で懸命に生き抜いてきた子供たちについてお話を伺い
ました。また、講演の後はコンサートも開催され、音楽で子どもたちのケアをしてきた大西匡哉
さんと親指ピアノ奏者の近藤ヒロミさんをゲストにお迎えし、力強いアフリカの音楽を聴き、参
加者も一緒に歌ったり踊ったりして楽しみました。
-9-
第5回
1.タイトル:そこが知りたい交換・派遣留学
2.開催日時:2015年1月15日木午後4時30分~午後6時00分
3.発 表 者:下田修嗣国際商学科3年、2013年度ロス・メダノス・カレッジ派遣留学生
三好友良国際商学科3年、2013年度ロス・メダノス・カレッジ派遣留学生
中静崇国際商学科3年、2013年度ロス・メダノス・カレッジ派遣留学生
今村飛鳥国際商学科3年、2013年度青島大学派遣留学生
土肥瑞希経済学科3年、2013年度ボアジチ大学派遣留学生
廣瀬友也国際商学科4年、2012年度クイーンズランド大学派遣留学生
名原可菜子国際商学科4年、2013年度木浦大学校派遣留学生
4.内 容:
派遣留学体験者によるパネルディスカッション形式の留学体験発表会を行いました。派遣留学
に興味のある学生に役立つ、派遣留学先での学習や生活の様子、単位互換に関する情報について
発表し、各国の食事や観光地、1年間のカルチャーショックを受けた体験などについてパワーポ
イントを使用して紹介しました。
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下関市立大学で開催しているスピーチ大会
下関市立大学では、朝鮮語・中国語・日本語・英語の弁論大会を開催しています。実行委員会
の学生による手作りで、学内外の中学生から成人まで、多くの方々に参加していただいている大
会から、出場条件がある大会まであります。今年度の実施状況は以下のとおりです。
1.第10回コリアンスピーチ大会
今年度で10回目を迎えたコリアンスピーチ大会は、当初は学長からの提案を受けた1人の教
員により立ち上げられました。回を重ねるごとに参加者も増え、今年度は過去最大の発表者数を
記録し、その年齢層も高校生から社会人まで幅広いものになりました。
(1)開催日時: 2014年11月19日水午後1時10分~午後4時30分
(2)開催場所: A-101教室
(3)企画運営: コリアンスピーチ大会実行委員会
(4)参加人数: 約110名(発表者46名)
2.第6回中国語スピーチコンテスト
実行委員会である「中国語しゃべっチャイナ」は、中国語を学ぶ学生が、中国語会話を楽しみ
ながら中国人留学生と交流を深めることを目的として始まったサークルです。現在はそのメンバ
ーの大半が中国人留学生で、中国の文化を紹介することが主な活動となってきています。
学生による手作りでアットホームな雰囲気が特徴のスピーチコンテストです。
(1)開催日時: 2014年11月9日日午後1時30分~午後4時30分
(2)開催場所: A―101教室
(3)企画運営: 中国語しゃべっチャイナ
(4)参加人数: 約70名(発表者27名)
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3.第2回日本語スピーチコンテスト
元々は大学祭の企画のひとつとして、本学の留学生だけを対象に実施されてきたイベントでし
たが、平成25年度より、学外からも参加が可能な大会として開始しました。今年度は「私の好
きな日本文化」をテーマに、発表者は各自の意見や想いを熱く語りました。
(1)開催日時: 2014年11月15日(土)午後1時30分~午後3時30分
(2)開催場所: A―101教室
(3)企画運営: 日本語スピーチコンテスト実行委員会
(4)参加人数: 約100名(発表者15名)
4.第45回英語弁論大会
ESSサークル主催の英語スピーチコンテストは、参加7大学(立教大学・同志社大学・大
阪府立大学・近畿大学・西南女学院大学・北九州市立大学・下関市立大学)の代表による英語
のスピーチ力や表現力、即興性など総合的な英語力を競うコンテストです。
45年の歴史を持つ英語弁論大会の参加者はESSサークルのある大学の学生で、遠くは関
東地方からも参加者があります。
(現在のところ、ESSサークルメンバー以外の出場は認めら
れていません)
(1)開催日時: 2014年7月5日土午前10時~午後3時
(2)開催場所: A―101教室
(3)企画運営: ESS(English Speaking Society)
(4)参加人数: 約50名(発表者7名)
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②Thompson Rivers
University
トンプソンリバーズ大学
カナダ
⑩Ludwigshafen University of Applied Sciences
ルートヴィヒスハーフェン経済大学 ドイツ
②北京大学
中国
韓国
①青島大学
③東義大学校
中国
韓国
⑧Los Medanos College
⑦Boğaziçi
University
ボアジチ大学
トルコ
※ University of
the Thai Chamber
of Commerce
タイ商工会議所大学
タイ
①Algoma
University
アルゴマ大学
カナダ
④木浦大学校
ロス・メダノス・カレッジ
アメリカ
⑤The University of Queensland
クイーンズランド大学
オーストラリア
⑥Griffith University
グリフィス大学
オーストラリア
⑨国立聯合大学
台湾
…協定校 ①・②
… 協定締結に向け協議中
①~⑩
※ タイ商工会議所大学は協定校ではありませんが、毎年1名の外国人留学生(科目等履修生)を受入れています
下関市立大学には、3つの理念と目的があります。その中の一つに「東アジアを中心に広く世
界に目を向けた教育と研究」があります。下関市立大学では下関からアジア、さらには世界へと
目を向けることで、現在の国際関係がどのような構造を持っているか、また、それがどのように
して作られてきたのかを理解できる教育を行っています。教職員と学生が一体となり、世界へ広
がるネットワークを形成しています。
この理念に基づき、本学には世界各国に協定校があります。現在は、中国に2校、韓国に2校、
オーストラリアに2校、アメリカに1校、トルコに1校、台湾に1校、ドイツに1校の合計10
の協定校があります。これらの協定校との交流は、学術交流や学生間交流等様々ですが、相互に
交流を深めているところです。また、カナダの2校と大学間交流の可能性について協議中です。
派遣留学には以下の2つの種類があります。
(1)交換留学…協定校と相互に学生を交換して派遣します。
(2)派遣留学…協定校ですが、学生の相互交換は無く派遣のみをしています。
派遣留学とは、海外の協定校へ1学期間(1セメスター)~1年間留学します。本学に在籍し
たまま協定校へ留学するもので、留学期間も4年間の修業年限に含まれます。また派遣先大学で
修得した単位は、帰国後所定の手続きを経て単位認定されます。募集期間については以下のとお
りです。
なお、各大学への派遣留学に申請するためには、必要資格や語学レベル等の条件があります。
詳細については、国際交流センターへお問い合わせください。
-13-
1.第一期派遣留学生
(1)募 集 期 間
(2)派 遣 先 協 定 校
(3)選 抜 試 験 の 時 期
(4)派遣留学生の決定
10月1日~11月20日
表1参照
11月20日~12月5日面接試験・筆記試験
12月第4週
表1
国 名
大学名
中 国
北京大学
青島大学
9月~翌年8月
アメリカ
トルコ
ロス・メダノス・カレッジ
ボアジチ大学
LMC
8月~翌年7月
ドイツ
9月~翌年8月
ルートヴィヒスハーフェン
経済大学
9月~翌年8月
派遣期間
※1学期(1セメスター)のみの申請も可能ですが、1年間を希望する学生が優先になります
募集人数
2名程度
最大5名
選抜試験
筆記試験および面接試験
必要資格
中国語検定3級 中国語検定4級
授業料
納付先
最大4名
最大2名
最大2名
面接試験
英語検定 2級
72()/L%754点
北京大学
72(,&650点
72()/L%779点
72()/L%770点
,(/7655点
LMC
下関市立大学の
下関市立大学
授業料は免除
下関市立大学の
下関市立大学
下関市立大学
授業料は免除
2.第二期派遣留学生
(1)募 集 期 間
(2)派 遣 先 協 定 校
(3)選 抜 試 験 の 時 期
(4)派遣留学生の決定
国 名
大学名
4月1日~5月20日
表2参照
5月20日~6月5日面接試験・筆記試験
6月第4週 表2
韓 国
東義大学校
木浦大学校
オーストラリア
クイーンズランド大学
9月~翌年2月
グリフィス大学
2月~翌年1月
派遣期間
※1学期(1セメスター)のみの申請も可能ですが、1年間を希望する学生が優先になります
募集人数
2名程度
2名程度
選抜試験
筆記試験および面接試験
必要資格
-
2名程度
最大2名
面接試験
72()/L%776点
72()/L%771点
,(/7660点
,(/7660点
授業料
下関市立大学
納付先
-14-
夏休み中に2~4週間、語学研修を行う「外国研修(英語、中国語、朝鮮語)」は、正規の授
業科目で、秋学期に国際コミュニケーションの単位として認定されます。
1.過去3年間の記録
2012年
受入れ機関
国名
2013年
参加人数
受入れ機関
国名
St Giles
英
International
語
San Francisco
ア
メ
リ
カ
中
国
語
青島大学
中
国
名
青島大学
中
国
朝
鮮
語
東義大学校
韓
国
名
延世大学校
韓国語学堂
韓
国
参加人数
受入れ機関
名 ICTE-UQ
名
2.2015年度の実施予定プログラム
受入れ機関
言 語
名
青島大学
名 東義大学校
名
合 計
国
名
オ
ー
ス
ト
ラ
リ
ア
参加人数
名
合 計
名 Rose of York
イ
ギ
リ
ス
2014年
合 計
中
国
韓
国
非開講
名
名
国名
引率教員
期間
英 語
Algoma University
カナダ
西田 光一
4週間
中国語
青島大学
中国
秋山 淳
2週間
朝鮮語
東義大学校
韓国
呉 香善
2週間
国際インターンシップは、海外における企業の現場で働く体験をすることにより、自ら考え学ぶ
意識を持つことを目標に実施しています。
事前学習45時間(事前講義)、夏季休暇中の就業体験(計40時間以上)、そして報告書
の作成・提出、報告会での発表などの事後学習(4時間)を経て、総合的に評価され秋学期に
単位認定されます。
本学を休学して、海外の大学などに私費で留学をします。単位認定を目的とした私費留学以
外の私費留学では単位認定がありません。 また、夏季休暇中などを利用して協定校付属の語
学学校などで、語学を修得することもできます。
-15-
留学のための経費支援
外国人留学生および日本人学生のために
奨学金や減免などの経費的支援があります。
-17-
奨学金
海外留学支援制度(短期派遣・短期受入れ) 対象:日本人学生および外国人留学生
協定校へ派遣留学する本学学生および協定校から本学に受け入れる留学生を対象とした、返還
の義務のない給付型奨学金です。独立行政法人日本学生支援機構JASSOから支給され、金額は
甲地域月額80000円、乙地域70000円、丙地域60000円2014年度実績で
す。3ヶ月以上1年未満の留学期間に応じて支給されます。本学における協定校別受給者数は参
考資料1のとおりです。
参考資料1「海外留学支援制度給付型奨学金受給者数一覧表」 〈単位:人〉
2010年度
受入れ派遣大学
受入れ
2011年度
2012年度
派遣
受入れ
派遣
受入れ
派遣
0
0
0
1※3
青島大学
1
1
1
0
5※1
東義大学校
2
1
0
0
北京大学
中 国
2013年度
受入れ
0
0
2※2
0
0
派遣
0
2014年度
受入れ
派遣
1
0
0
0
0
1
2
1
0
2
韓 国
木浦大学校
アメリカ
ロス・メダノス・カレッジ トルコ
ボアジチ大学
ドイツ
0
1
ルードヴィフィスハ
ーフェン経済大学
クイーンズランド大学
0
1 オーストラリア
グリフィス大学
1
1※3
1※3 0
0
3
1
1
0
1
0
0 0 2
2
1
2
2
2
=給付対象者なし
※1については内4名、※2については内2名、※3については各1名が3ヶ月のみ受給
第二種奨学金短期留学 対象:日本人学生
協定校へ派遣留学する本学学生を対象とした、返還の義務のある貸与型奨学金です。日本学生
支援機構の第一種奨学金または第二種奨学金を現在受給中の学生は、所定の手続きを行い第二種
奨学金短期留学に切りかえることで、留学中も継続して貸与を受けることができます。
現在奨学金を受給していない学生も第二種奨学金短期留学を受給することが可能です。貸与
金額は月額30,000円学部生のみ、50,000円、80,000円、100,000円
または120,000円学部生および大学院生から選択できます。
外国政府等奨学金 対象:日本人学生
外国政府および外国政府関係団体等が、その国や地域の大学等へ留学する日本人を対象に奨学
金を支給しています。募集中の外国政府等奨学金については学内の掲示板に随時掲示しています。
支給期間は1年以内のものが多く、また留学先校を本国側で指定される場合もあります。
文部科学省外国人留学生学習奨励費 対象:外国人留学生
我が国の大学等に在籍する私費外国人留学生で、学業、人物ともに優れ、経済的理由により修
学に困難があり、かつ、次の①から④の条件を満たす者に、奨学金を1年間給付するものです。
① 日本学生支援機構が定めた算出方法で求められる前年度の成績評価係数が、大学院レベル
-18-
230以上、学部レベル230以上であり、受給期間中においてもそれを維持する見込み
のある者。
② 仕送りが平均月額90000円以下であること入学金・授業料等は含まない。
③ 他から受けている奨学金等の受給月額合計が、学習奨励費の給付月額未満であること。
④ 在日している扶養者の年収が500万円未満であること。
給付金額は、大学院レベル 65000円月、学部レベル 48000円月2014年
度実績金額。※2015年度予定給付金額 大学院レベル・学部レベル48,000円月
本学の受給実績は、参考資料2のとおりです。
参考資料2「文部科学省外国人留学生学習奨励費受給者数一覧表」 〈単位:人〉
受給月額
月採用
月採用
所 属
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
応募者 受給者 応募者 受給者 応募者 受給者 応募者 受給者 応募者 受給者
円 大学院
18
7
0
0
7
2
0
0
26
7
16
-
16
6
2
-
5
2
1
-
18
3
6
-
10
4
-
-
4
3
-
-
合 計
25
9
49 11 24
8
27 11 14
7
円 学 部
円 大学院
円 学 部
8
2
1
-
7
3
1
-
下関市住居費助成金 対象:外国人留学生
他団体から住居費等の支援を受けていない私費外国人留学生で、下関市内に居住し、学業が優
秀であり、月額10000円以上の住居費を負担している者に対して、下関市から月額100
00円の住居費助成金が支給されます。
本学の受給実績は、参考資料3のとおりです。
参考資料3「下関市住居費助成金受給者数一覧表」 〈単位:人〉
受給月額
円
所 属
学 部
大学院
合 計
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
応募者 受給者 応募者 受給者 応募者 受給者 応募者 受給者 応募者 受給者
ロータリー米山記念奨学金 対象:外国人留学生
採用年度に学部3・4年生あるいは大学院に在籍している(在籍予定者を含む)外国人留学生
で、日本以外の国籍および在留資格「留学」を有し日本に在留している者を対象に、学部留学生
月額100000円、大学院留学生月額140000円が給付される奨学金制度です。学業、
人物ともに優れた45歳未満の者が対象です。受給期間は最長2年間ですが、他の奨学金との併
給はできません。
財団法人平和中島財団奨学金 対象:外国人留学生
採用年度に正規課程に在籍している(在籍予定者を含む)私費外国人留学生で、学業、人物と
もに優れており、月額30000円を超える他の奨学金を受給していない者に対して、学部留
学生・大学院留学生ともに月額100000円が給付されます。受給期間は1年間です。
財団法人朝鮮奨学会 大学・大学院奨学生 対象:外国人留学生
採用年度に正規課程に在籍している韓国人・朝鮮人学生で、成績が優良で学費の支弁が困難な
者。当奨学金と同額以上の給与奨学金を受給していない者に対して、学部生月額25,000円、
大学院生月額40000円が給付されます。受給期間は1年間ですが、継続生として応募する
ことで2年間の受給も可能です。
-19-
ロータリー米山記念奨学金、財団法人平和中島財団奨学金、財団法人朝鮮奨学会奨学生の本学
の受給実績は、参考資料4のとおりです。 参考資料4「各種奨学金受給者数一覧表」 〈単位:人〉
受給月額
所属
ロータリー米山
円
学 部
記念奨学金
円
大学院
財団法人平和中島
円
学 部
財団奨学金
円
大学院
財団法人朝鮮
円
学 部
奨学会奨学金
円
大学院
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
応募者
受給者
応募者
受給者
応募者
受給者
応募者
受給者
応募者
受給者
0
1
3
4
0
0
0
1
1
0
0
0
1
5
3
1
1
0
0
1
0
0
1
0
3
2
4
3
0
1
0
1
0
0
0
0
1
5
3
2
0
0
0
1
0
0
0
0
1
3
3
1
0
0
0
1
0
0
0
0
国費外国人留学生 対象:外国人留学生2014年度は大学院留学生のみ募集
採用年度の4月1日現在において、大学院の修士課程に正規生として在籍する私費外国人留学生で、
学業成績が優秀な学生(年齢制限あり)に対し、研究留学生(大学院生)月額144,000円(2
014年度予定)が文部科学省より給付されます。本学では、1995年度に1名の受給実績があ
りますが、それ以降の受給者はいません。
授業料・入学金減免制度
学部留学生および大学院留学生で、母国政府等からの金銭的援助を受けておらず、学業成績が
良好で最短在学期間で卒業又は修了できる見込みがあり、「特別の事情がある」と認められる場
合には、授業料および入学金の額の2分の1に相当する額が減免される制度があります。授業
料・入学金の減免実施状況は参考資料5のとおりです。
参考資料5「授業料・入学金減免実施状況」 〈単位:人〉
学
期
前
授業料
減免
所 属
学 部
期 大学院
後
学 部
期 大学院
入学金減免
学 部
大学院
2010年度
2011年度
申請者
減免決定者
2012年度
申請者
減免決定者
2013年度
申請者
減免決定者
2014年度
申請者
減免決定者
申請者
減免決定者
40
10
45
11
12
3
39 60 59 55 50 54 48 51 49
10 9
9
7
7
6
5
6
6
43 66 65 54 50 57 54 50 50
11 9
9
7
7
6
6
6
6
12 12 12 8
8 12 9 10 10
3
2
2
2
2
4
3
2
2
特待生
学力が優秀であると認められる学部学生を特待生として認定する制度があります。特待生の人
数は、2年生から4年生までの各学年につき、各学科2名以内ですが、留学生は、学部留学生全
員の中から2名となっています。特待生の期間は1年間です。
留学生の特待生の認定は、前年度の成績に基づき行われます。ただし、入学後4年を超えて在
学している学生や懲戒を受けている学生は対象外となります。
特待生として認定された留学生は、認定された期間の授業料が2分の1に減額されます。
-20-
留 学受入れ
-21-
外国人留学生サポート
留学生チューター制度
留学生チューターは、原則として2年次以上の学生 大学院2年生を含む の中から留学生の
学習面や生活面のサポートをするために学長が委嘱します。サポート期間は、原則留学生の入
学後最初の1年間です。
新入留学生は、日本語のサポートはもちろん、履修登録から自主学習の仕方、レポートの書
き方、パワーポイントの作成方法などの学習面、そして、下関の生活に必要な情報やルールな
どについて留学生チューターに質問や相談をすることで、下関市立大学の学習や生活に溶け込
むことができます。
留学生チューターは、毎月の活動内容を「サポート実施報告書」により国際交流センターに
報告します。国際交流センターはその報告をもとに留学生チューターを支援・指導します。ま
た、留学生チューターは、月に1度開催される留学生チューター会に出席し、必要なサポート
や留学生への連絡事項の伝達を受けるとともに、留学生チューター同士の意見交換を行い留学
生チューター活動の情報を共有します。
なお、留学生チューター活動の対価として大
学から謝金が支払われます。
そのほか、「下関市内探検・防災ツアー」な
ど留学生と留学生チューターの交流を深める
ための行事もあります。
外国人留学生の面接
毎年秋学期の9月末から10月末の約1ヶ月間に、下関市立大学国
際交流委員の教職員により、学部留学生および大学院留学生全員の個
別面接を実施しています。
この面接を通して、学習状況や健康状態、アルバイトの状況、今後
の履修や生活の計画、卒業後の進路相談、そして大学への要望等の聞
き取りを行い留学生の不安を解消しています。
面接は、2003年度から実施していますが、2015年度からは
春学期に実施することになります。
留学生のための学内行事(2014年度の実績)
4月 新入留学生オリエンテーション(生活面)
下関市内探検・防災ツアー
留学生歓迎会
5月・6月 各1回 酒造りから学ぼう日本文化
(4回シリーズです)
7月 世界の厨房から
9月 環境みらい館見学・紙すき体験
市内探検・防災ツアー
9月〜10月 留学生の面接
10月・11月 各1回 酒造りから学ぼう日本文化
(4回シリーズです)
1月 食・見・交・群〜餃子パーティー〜
留学生送別会
花柳流日本舞踊教室への参加
SCU国際交流会館1階で、花柳英佳和先生、花柳佳乃潮先生、花柳千佳舞先生による日本
舞踊教室 花柳流 が毎週2回開講されています。受講料は無料で、留学生も日本人学生も参加
できます。お稽古 練習 の成果は、7月にある「世界の厨房から 国際交流会ともだち主催 」
や「クリスマスパーティ ユネスコ協会主催 」等で披露しています。
外国人留学生と地域住民の交流
外国人留学生は、様々な形で市民との交流を図り、今や「小さな国際都市・下関」にとって、
なくてはならない存在です。外国人留学生のみなさんは、各国からの親善大使として活躍する
機会があります。活動は、小・中・高等学校などへの交流学習への留学生派遣、地域の各種イ
ベント等への参加、さらにボランティア活動への参加などがあります。
(1)交流学習への留学生の派遣
国際理解教育に取り組んでいる地域の小・中・高等学校の児童や生徒と触れ合うことにより、
海外の文化や生活習慣などの紹介をしています。日本の遊びを留学生が教えてもらうこともあ
ります。また、要請があれば国際交流や理解に関心のある幼稚園への派遣もしています。
(2)地域の各種イベント等への参加について
外国人留学生は地域での各種イベントに積極的に参加していますが、定期的に参加している
イベントは以下のとおりです。
・先帝祭関連行事「安徳帝正装参拝」
・ロータリークラブ交流会(5月)
−ロータリークラブ主催−
・下関塾(6月)
−下関市主催−
・朝鮮通信使行列参加・通訳(8月)
−下関市市民文化課企画−
・日中友好バスツアー(10月)
−下関市日中友好協会主催−
・滞日体験発表会(11月)
−下関市日中友好協会主催−
・日中友好交誼会(11月)
−下関市日中友好協会主催−
−下関ユネスコ協会主催−
・クリスマスパーティ 12月
毎年その他にもたくさんのイベントに参加しています。
(3)その他の活動
留学生が参加する活動の中には、
地域の方々や他大学の学生や留学生と共に地域の清掃を
行い、環境問題の理解やその取組みについて学ぶとともに地域の方々と交流を深めるものも
あります。
地域のまつりに参加し、日本の文化の一端を感じることもあります。秋には、芋掘りやも
ちつきなど収穫を祝う行事にも参加します。日本酒の蔵元が開催する酒蔵まつりのお手伝い
などもあります。
また、唐戸商店街のイベントのお手伝いをしたり、ホームビジットプログラム(山口県国
際交流協会主催)で日本家庭を訪問したりなど、たくさんの交流イベントが準備されていま
す。
下関市立大学で学んだ留学生のことば
日本留学の思い出
2014年度科目等履修生
ポンチャノック ヌアンカウ
原籍校:タイ商工会議所大学 タイ・バンコク
日本での11ヶ月の留学生活を終えましたが、この留学は思って
いた以上の素晴らしい経験をあたえてくれました。
最初は、日本語の聞き取りがまだ下手なので日本人と喋れるか、
日本人の友達を作れるか、とても心配しましたが、3ヶ月後には生
活に慣れ、私の日本語能力も上がり、生きた日本語を学び、日本人
とコミュニケーションができるようになりました。そして、日本人がまだ知らないタイについて
伝え、かわりに日本の人たちが私に日本文化や礼儀などを教えてくれました。
日本の祭りや日本人の生活など日本文化を実感することができ、大学で勉強する以外に合気道
や茶道、日本舞踊のサークル、その他のたくさんのイベントに参加をして、多く日本人と他国の
留学生と友達になりました。
何よりも初めて雪を見て、浴衣や着物を着て、温泉に入り、刺身やクジラなどを食べ、タイで
は体験できない経験をしました。
この1年間は、とても早かったと感じています。日本人の皆さんのおかげで、下関で幸せに生
活できました。悩んでいた時に私を助けてくれた友達、優しく世話をしてくれた山口銀行、下関
市立大学の先生、国際交流センター、ホームビジット家族のみんなに深く感謝しています。私に
様々な素晴らしい経験を与えてくれました。これらの貴重な思い出はずっと忘れません。日本で
得た全部の知識と経験を持ち帰って、自分の将来に役立てるつもりです。チャンスがあれば、ま
た日本へ旅行に来ます。あるいは大学院に進学できればと思っています。
ターニングポイントになった下関市立大学での
年留学生活
2014年度特別聴講学生
朴 枝秀
原籍大学
東義大学校(韓国・釜山広域市
一年間下関で留学生活を送りましたが、これは私にとってターニン
グポイントになりました。私を成長させ、また他の国で学ぶことが多
いということを発見しました。4月の入学当時、私は基本的な日常会
話も出来ませんでした。留学がただ楽しみで、憂いもなく、この国へ
やって来ました。十分な勉強をして、ここへ来たつもりでしたが、実
際には不十分であったと気づきました。
私は、失望してしまい、一年間やっていけるのか、心配になりました。5月からは時間を無駄
にせずに勉強を頑張りました。分からないところは人に聞きました。教授から多くのことを学び
ました。教授のサポートがあり、私は日本語能力試験3級を取得できました。また、下関市立大
学は留学生のための制度が多く、日本の友達との交流もたくさんありました。それにより、たく
さんの日本の友達ができ、日本語も上手になりました。もし、他の日本の大学へ行っていたら、
下関の文化や食べ物を知ることが出来ませんでした。この一年は私にとって、貴重で、私を大き
く変えました。東義大学校へ戻っても、この一年間の思い出は忘れません。日本と韓国の関係は
悪いということを忘れてしまうほど、とても充実した一年間でした。
日本の人は面白く、親切であったと私の国の人々へ知らせてあげたいです。 他の留学生のよう
に上手にこなせないこともありましたが、努力したら結果が出ることを知り、この一年は私のタ
ーニングポイントとなりました。機会があれば、また、下関とこの大学へ来てみたいです。本当
に毎日が、楽しかった一年間でした。
留学して学んだこと
2014年度特別聴講学生
安
冬
原籍大学:青島大学 中国・青島市)
2014年4月1日に下関市に到着し、もう4ヶ月が過ぎました。
この4ヶ月はあっという間に終わった感じです。いっぱい貴重な思
いが出来て、私にとっては最高の思い出です。
よく他の人に日本はどうだったかと聞かれるけど、相手には「自分
で来て自分で感じるべきだ」と必ず答えます。他の人からどのように
いわれても自分が直接見なければ知っていないのと同じです。自分で感じて判断しないと結果は違
うからです。
日本に来るとき、胸がどきどきして期待で一杯でした。確かに清潔だし、みんないつも笑顔だし、
礼儀正しいし、本当にびっくりしました。例えば、何かを待つ時にちゃんと並んでいます。そして
ごみを捨てる時もちゃんと種類を分けて捨てます。こんな細かいとこまで注意しているのが日本と
いう国ではないかと思います。
たった4ヶ月だけの時間だったけど、私は日本人の先生方と友達にいろんなことを教えてもらい
ました。初めは日本語を話すのが恥ずかしくて友達との交流が少なかったですが、チューターにい
ろいろ助けてもらって心強かったです。サークルに入ったおかげで友達をいっぱい作り本当に楽し
い生活を送ることが出来ました。みんな親切だからギターを教えてもらって毎日が楽しかったです。
そして、いろんな人と話したから会話能力が上達したことが一番嬉しいです。
日本では授業のほかに旅行などをして、もっと日本の深い文化を勉強が出来ました。そして日本
の文化を感じ、いろんなところに住んでいる日本人の生き方がわかって勉強になりました。
日本に来て本当によかったなと思っています。こんな機会があったからこそ私ももっと成長でき
たし、もっと冷静に判断できるようになったし、日本という国についてもっと詳しくなりました。
これは全部留学にきたからこそ味わえる楽しさだと思います。
幸せだった
年間の留学生活
2014年度特別聴講学生 楊 俊英
原籍大学:東義大学校 (韓国・釜山広域市)
2014年4月に下関市立大学に交換留学生として来ま
した。最初の1ヶ月はスーパーに行く時や先生たちの説明
を聞く時等、困難が多かったです。他国で暮らすというこ
とだけで私には何か心理的に負担になっていました。
しかし、国際交流センターの先生、様々な教授たち、国際交流会ともだち、留学生チューターな
ど周辺に多くの方たちが手伝ってくれました。寮の1階で国際交流センターの先生たちの説明を聞
いてもほとんど理解できなかったので先生が絵を描いて説明してくれたことも思い出されます。こ
のような助けによって辛い時期を克服し、残りの留学生活に自信を持てるようになりました。その
後は自信を持てたためか、他の活動も積極的にできるようになりました。学校で授業を受ける時に
も負担感をあまり感じなかったし、日本人の友達とも自信を持って話すことができるようになりま
した。旅行の時も道端の人に道を聞きながら旅をすることができました。また、韓国ではしなかっ
たサークル活動や寮生活などをして、韓国の大学生活よりもっと面白いと感じたことが多かったで
す。例えば、国際交流サークルで行ったキャンプや世界の厨房からみたいな行事が面白かったです。
日本の方だけでなく、中国、オーストラリア、タイ、トルコなどいろんな国の友達たちと会い、各
国の文化についても勉強し、中国、オーストラリアの友達は同じ寮だったので、一緒に夕食を食べ
るなど、交流が多くできて良かったです。留学に来る前に「日本人は心の中がよくわからない」
「韓
国とあまりよくない関係だ」とたくさん言われましたが、一体なぜそんな言葉を言われたのか分か
らないほど、韓国に友好的で良い方たちしか居なかったです。 下関市立大学での1年は一生忘れ
られない幸せな思い出で、多くのことを学ぶことができた1年でした。 1年間私を助けてくれた
すべての方々に感謝の言葉を伝えたいです。
ハイライトの多かった下関への留学
2013年度特別聴講学生 サラ ブレディ
原籍大学:クイーンズランド大学
オーストラリア・ブリスベン市)
留学期間は、下関の魅力を楽しみました。特に、唐戸が気に入っていて、
下関に来て2ヶ月後には水族館「海響館」の一年パスを買いました。この
パスを買ったことはとても価値がありました。海響館で、初めてふぐとマ
ンボウを見た感動を忘れることはありません。
海響館以外にも、歴史的な建物で、とても美しい唐戸郵便局のカフェに
もよく行きました。きれいな中庭に座り紅茶を楽しみました。そして、レ
ストランもある旧英国領事館も昔のままで魅力的な建物で、中に入ると下関とイギリスの長い関係
について知ることができました。角島も素晴らしかったです。あんなにきれいな海が下関にあると
は信じられませんでした。角島のピクニックもお勧めです。
大学生活のハイライトは国際交流会ともだちの主催するキャンプで、自然の中に入り込んで、日
本人学生と留学生がゲームをしたり、川で泳いだりしました。英語のデイー・キャンプも楽しかっ
たです。山口大学生や下関で英語を教えている先生方も参加していたので、色々な話ができて嬉し
かったです。日本人学生も頑張って英語で喋っていて、この勇気に感心しました。
下関市の「おもてなし」にも感心しています。留学生のために、色々なイベントを行ってくれま
した。例えば、下関塾は下関の留学生と交流しながら、下関の様々な見所を楽しめました。先帝祭
のときに、赤間神宮の祭りに参加できたことも留学生活のハイライトの一つです。その時にはじめ
て着物を着せてもらう経験ができました。すごくいい思い出になったし、参加させていただいたこ
とに感謝しています。
大学の国際交流センターには言葉では表せない程お世話になりました。留学が楽しいことは言う
までもありませんが、実は難しい時もたくさんあります。でも、国際交流センターは、いつでも疑
問があった時には、惜しむことなく手伝ってくれました。心から感謝しています。
私の好きな日本
2014年度科目等履修生
孫 倩
出身大学:山東師範大学(中国・済南市)
日本は、春は花見、秋は紅葉狩りと静かな雰囲気が漂っていて、心身
を癒す力を与えてくれます。
この一年間は学生時代に戻れる1年間でもありました。たくさんの授
業や文化プログラムを通じて色々な日本を勉強しました。
留学は観光と違い、その国の人々の中で生活をし、外国人でありなが
ら日常生活が経験できます。日本語が話される環境の中で、教科書以外
の会話からも学べて、言葉が自然に出るようになりました。
日本語を使いながら、日本社会や生活、その他何でも学びました。さらに、それぞれの国により
違いを感じることもありましたが、日本人や留学生の友達と自国の考え方について説明し合い、お
互いに意見を交換りすることもできました。学校で受けた授業と教室の外で見聞したもの、どちら
も素晴らしい体験でした。
この一年たらずに経験したこと、出会った友達は一生の宝物になるでしょう。本当に留学してよ
かったと思います!関西や九州などへ旅行したことでも、日本人の日常生活を肌で感じられ大変勉
強になりました。
日本に来てから、日本人ならではの細やかな心遣いが心に深く残りました。先生から知らない方
に至るまで、色々お世話になりました。この一年間は一生の掛け替えのない思い出になると思いま
す。
日本での1年間
2014年度科目等履修生
ルフグ ブーラ バージュ
原籍大学:ボアジチ大学 トルコ・イスタンブール市
日本に来たばかりの時には苦しくて一年間を適当に過ごし
てさっさと逃げてしまおうと思いましたが、この考えは2週間
で変わりました。皆親切で日本の生活にすぐに慣れ、日本語学
習も努力したので、もっとわかるようになりました。
春学期は理解可能な内容の授業と日本語だけを履修し基礎を作ろうと思い、日本語を話すチ
ャンスを増やすためにできるだけ部活に参加しました。この期間に日本がもっと好きになりま
した。日本人は「平和が好き」ということもわかりました。我が国と違い、日本はとても平和
です。
秋学期が始まった時には「日本が性に合っている」というのをはっきり言えるようになりまし
た。日本語も上達し日本に住むことを本気で考え始めました。秋学期には単語力を強化するため
にいろいろな分野から選んだ授業を履修しました。日本でできるだけ多くの授業を取って、日本
語を上達させ、いろいろな分野の知識を手に入れようと思いました。
日本に来てからいろいろな伝統的なイベントにも参加しました。4月には綺麗な桜の花見を
し、初夏にはホタルを見に行きました。トルコにはホタルがあまりいないのでホタルの光を見
て感動しました。8月には、複数の都市から花火を打ち上げる花火大会を見に行きました。ま
るで、都市同士の関係を表しているようでした。それからいろいろな所に旅行もしました。長
崎を初め、大分県別府市、福岡、広島、大阪、京都、奈良、静岡、東京、つくば、鎌倉、横浜。
いろいろな体験ができました。冬になったらやはり餅つきがよく行われます。ついた餅がかな
りおいしかったです。この10ヶ月を振り返ると私は積極的になりました。帰るのが本当に寂
しいです。私はこれからも日本とトルコの架け橋になるように頑張ろうと思います。
留 学派 遣
協定校への派遣留学
北京大学(中国)
青島大学(中国)
東義大学校(韓国)
木浦大学校(韓国)
ロス・メダノス・カレッジ(アメリカ)
ボアジチ大学(トルコ)
ルートヴィヒスハーフェン経済大学(ドイツ)
クイーンズランド大学(オーストラリア)
グリフィス大学(オーストラリア)
-29-
北京大学の概要
北京大学は1898年に創設された中国初めての国立総合大学です。
現在は中国教育部の定める最重点大学となっています。その前身は清朝末に設置された京師大学
堂ですが、辛亥革命の翌年である1912年に北京大学と改称し、1952年に現在の敷地に校舎
を移しました。以来今日にいたるまで中国の最高学府として地位を内外に誇ってきました。
北京大学は、社会主義の近代化を追求するために専門的な知識と専門的な技術、そしてレベルの
高い人材の育成と科学の重要なテーマについての研究を連携させています。この連携は教育と研究
の向上だけにとどまることなく、様々な分野の促進と相互作用を追求しています。
外国人留学生に対する中国語教育にも力を入れており、留学生の受入れ開始は1950年代まで
遡ります。
校内には「勺園大楼」と呼ばれる一連の建物(1~9号楼)があり、留学生宿舎、ゲストハウス、
留学生食堂、レストラン、喫茶店、ビジネスセンターなどの機能を備えています。
その他、キャンパス内には郵便局、銀行、スーパーマーケット、書店、喫茶店、売店などもあり、
学校全体が つの都市機能を有しています。
北京大学は、大学や研究機関、ハイテク企業が多く集まり、中国のシリコンバレーとも呼ばれる
中関村に位置します。北京の名所の圓明園や映画「西太后」の舞台となった頤和園も周辺にあり、
落ち着いた環境の中で学習することができます。
北京大学のキャンパス
キャンパス名
住 所
海淀キャンパス
北京市海淀区頤和園5号
昌平キャンパス
北京市昌平区十三陵鎮西山口村
大興キャンパス
北京市大興区大興工業開発区金苑路24号
シンセンキャンパス
広東省シンセン市南山区西麗鎮麗水路大学城
図書館
赤門
管理棟
北京大学(中国・北京市
Yan Yuan 牧草地
寮の部屋(2人部屋)
-30-
北京大学への派遣留学で学んだこと 所 属:国際商学科
氏 名:安藤 蕾
派遣大学:北京大学 北京大学での留学開始当初、私はまず、北京大学の学生の勉強に対する姿や真剣さに驚かされました。
大学内ではいつでも、空き教室で自習をしている人を見かけます。教室の中で騒ぐ人はほとんどおらず、
皆静かに勉強をしています。専門科目の授業はその殆どが少人数制で、学生が授業中に先生に質問をし
たり、自分の意見を主張し合ったり、相手の間違いを指摘したりする様子を見て、非常に刺激を受けま
した。授業が終わっても多くの学生が先生を囲んで質問しています。北京大学で授業を受けてみて、自
分自身の知識不足を痛感し、大学生としてもっと沢山の知識を身に付けなければならないと思うように
なりました。
北京大学は想像以上に広くて、最初は何度も学内で迷
子になりました。大学内にスーパー、ATM、食堂などが
設けられており、日常生活に必要なものは大学内で揃え
ることができます。数々の学内施設の中で、私が最も良
いと思ったものは学生寮です。多くの学生が一緒に生活
しているので、困ったことがあっても、近くに友人がい
る安心感は非常に大きいと感じました。
中国の文化、慣習などは日本と異なる点が沢山ありま
す。例えば、日本では飲食店で食事をすると、ほとんど
の店で水を出してくれます。しかし、中国の場合、この
ようなサービスはほとんどなく、飲み物を購入する人が
多く見られます。その一方で、中国のデパートなどで服
を買う時は、お店に入ると必ず販売員が後ろをついて来
ます。私は販売員の方に「自分で探しますのでついて来
ないでください」とお願いしたことがあります。すると
その方から「これは我が社のルールですから」と言われ、
驚きました。日本ではお願いすれば販売員は離れてくれ
るからです。
日本人の友人が、中国人と話をする時には、はっきり
言わないと伝わらないと話していました。確かに、日本
でははっきりと物事を言わなくても周りの人たちが理
解してくれる場面は多々あります。しかし、中国ではは
っきり言わないと相手も戸惑ってしまい、結局お互いに
混乱することになります。
-31-
1 年間、沢山のことについて勉強することができました。また、大学での勉強だけではなく、休日は
友人と遊びに行ったり、中華料理を食べたり、中国の歴史的な建物や遊園地などを巡ったりして、有意
義に過ごすことができました。これらの経験はこれからの就職活動などに活かしたいと思っています。
そして、私の派遣留学をサポートして下さった下関市立大学の教職員の皆様にも感謝しています。
参加者レポート
北京大学
派遣先大学
中国語検定3級
授業を受けるために必要な語学力(レベル)
300,000 円
受入れ大学申請料
滞 在 費
その他参照
入居申請料
0 円
食 費
その他参照
水道光熱費
その他参照
通 学 費
0 円/月
2,000 円/月
携帯電話代金
0 円/月
履修登録料
受け入れ大学申請料に含む
セメスター1授業料
小遣い
食 事
部屋に
備え付けのもの
持参した方が
良いもの
自宅から大学 までの距離
費用合計1,531,000円/年
(食費、家賃、水道光熱費、衣料費)
インターネット代金
2,000 円/月
その他授業用の費用
0 円/月
セメスター2授業料
受け入れ大学申請料に含む
セメスター2教科書代
0 円/セメスター
55,000 円/月
その他( )
0円/月
中关新园
滞 在 先 名
滞在方法
その他
0 円/月
セメスター1教科書代
滞 在 先
6,000 円
ビザ申請料
130,000円 (歯科治療を含まない)
海外旅行保険代金
経 費
中国
国 名
寮
3食外食
同居者
有 (2名1室)
同居者について
日本人または他国学生
通学手段
自転車
机・ベッド・タンス
特になし
㻜㻚㻡㻌㼗㼙
通 学
5 〜 10分
通学所要時間
履 修
セメスター1で履修した科目
外国経済史、経済学原理、亜洲経済学社会与理論
合計 8 単位
セメスター2で履修した科目
人口資源環境社会学、西方文明史導論、日本経済、中国古代文化、哲学導論
日本文化芸術専題
合計 14 単位
平均授業時間
100 分/科目
サークル等
なし
活動経費
課外活動
活動内容
留学して良かったこと
外国人の友達がたくさんできたことや新しい生活を体験できたこと
留学したことで不利益になったこと
修得できる単位数が下関市立大学で履修するよりも少なくなる
留学を考えている人へのメッセージ
特に生活で心配することはないが、ある程度中国語が分からないと最初は大変かもしれない
-32-
青島大学校の概要
青島大学の前身である「私立青島大学」は1924年に地元
の資産家などの出資によって創設されましたが、1928年の
第二次直奉戦争で直隷派が敗れると、直隷派の政治家であった校長の高恩洪が辞任し、これを機に運営経費
が窮し廃校になりました。
同じく1928年に「省立山東大学」が日本軍の済南出兵の影響を受けて停校となりましたが、1930
年にこれを青島に移し、旧私立青島大学の資源とあわせて「国立青島大学」として復校しました。
国立青島大学は1932年に「国立山東大学」に改称しました。1937年に日中戦争が始まると、安徽
省、ついで四川省へと疎開しましたが、1938年に国民政府教育部の指示で停校となりました。
終戦後の1946年春、国民政府教育部は国立山東大学を青島で復校することを決め、同年10月25日
に開学しました。このとき国立山東大学は、1939年に創設された「青島医科大学」を吸収し、国立山東
大学医学院としました。これがのちの青島大学の源流になりました。
1952年に全国的な大学再編が行われしこの一環として1956年に医学院が独立し、
「青島医学院」
になりました。
1958年に国立山東大学が済南に移転した後、
青島では各界から青島への総合大学の設置を求める声が
噴出し、1983年に国務院副総理の万里は教育部に青島への総合大学の設置検討を指示し、1985年6
月に「青島大学」が設立されました。
そして1993年、私立青島大学の流れを組む青島医学院と、新設された青島大学などが合併改組し、新
「青島大学」となり、現在の青島大学が出来ました。
学部・学科
文学院 - 漢語言文学・新聞学・広告学・芸術設計
外語学院 - 英語・ドイツ語・日本語・朝鮮語・フランス語・スペイン語
音楽学院-音楽学・音楽表演・作曲与作曲技術理論
美術学院 - 芸術設計・絵画
数学科学学院-信息与計算科学・数学与応用数学
物理科学学院-応用物理学・物理学・光信息科学与技術・材料物理
機電工程学院-機械工程及自動化・工業設計・熱能与動力工程
自動化工程学院-電気工程及其自動化・自動化・電子信息工程・通信工程・電子信息科学与技術
信息工程学院-計算機科学与技術・網絡工程・軟件工程
化学化工与環境学院-応用化学・高分子材料与工程・科学工程与工芸・軽化工程・化学
環境科学・環境工程
紡績服装学院-紡績工程・服装設計与工程・芸術設計
医学院 - 臨床医学・予防医学・医学影像学・医学検験・口腔医学・護理学・薬学・生物技術
食品科学与工程
師範学院 - 哲学・漢語言文学・英語・数学与応用数学・物理学・化学・思想政治教育・歴史学
地理科学・教育技術学・応用心理学・小学教育・学前教育・体育教育
法学院 - 法学・社会工作・国際政治・政治学与行政学
経済学院 - 経済学・金融学・保険・財政学・統計学
国際商学院- 国際経済与貿易・国際商務・工商管理・信息管理与信息系統・電子商務・物流管理
市場営銷・人力資源管理・会計学・財務管理・公共事業管理・工業行程
旅游学院 - 旅游管理
軟件技術学院-数字媒体芸術
国際学院 - 国際経済与貿易・旅游管理・会計学・朝鮮語・英語・国際商務
応用技術学院-機械工程及自動化・高分子材料与工程・服装設計与工程
青島大学(中国・青島市)
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大学院
文学院・外語学院・音楽学院・美術学院・数学科学学院・物理科学学院・機電工程学院
自動化工程学院・信息工程学院・化学化工与環境学院・紡績服装学院・医学院・師範学院・法学院
経済学院・国際商学院・思想政治理論教学部
キャンパスマップ
青島大学とその周辺の様子
-34-
中国への留学体験記
所 属:国際商学科
氏 名:今村 飛鳥
派遣大学:青島大学 1 年間、青島大学へ留学しました。語学力アップが目的でしたが、語学以外
にもたくさんの事を学び、得ることが出来ました。
初めての中国、外国人のルームメイト、新しい環境に戸惑ってばかりでした。前期は中国語初級クラスを
選択しました。基本的なことは日本で勉強してきたのに、中国語を聞き取ることが出来ず悩んでいたら、日
本人学生が日本語学科の本科生と日本人留学生の交流会があることを教えてくれました。さっそく参加し、
本科生の日本語に対する勉強熱心さに圧倒されました。中国の学生は
とても勉強熱心で、良い刺激になり、やる気をもらいました。その後
は交流会で仲良くなった友達と相互学習をし、青島を案内してもらっ
たりして外へ出かけるようにしました。友達の助けもあり、中国での
生活に慣れ、中国を楽しめるようなりました。3ヶ月経つ頃には先生
の話す中国語はほぼ理解出来るようになっていました。
後期には中国語中級クラスを選択し、クラスメイトもクラスの雰囲
気もがらりと変わりました。中国語でのコミュニケーションがスムー
ズに出来るようになり、クラスメイトともすぐに打ち解けることが出
来ました。クラスは日本、韓国、タイ人でした。みんな仲が良く、クラスで遊ぶことが多く、毎日一緒に授
業を受け、日本語を教えたり、韓国語やタイ語を教えてもらったり、中国語でたくさん交流をしました。毎
日違う文化や習慣の発見があり新鮮で楽しかったです。特に仲の良いタイ人の友達とは顔を合わす度にふざ
け合ったり、恋愛、将来の夢について真剣に話したり、話題は尽きませんでした。その日習った単語や言い
回しを使いコミュニケーションを取り覚えることが出来ました。
寮では自国の料理を作り、みんなで食事をしたり、お酒を飲んだり、寮ならではの生活がとても楽しかっ
たです。あまり料理が得意でなかった私は家事をしてこなかったことを後悔しました・・・。
ルームメイトはモロッコ人で、最初は生活習慣などの違いから不満が溜まることもありましたが、ちゃん
と話し合うことでお互いを思いやるようになり、快適な寮生活になりました。国や母語が違っても気持ちは
伝わるんだとしみじみ感じました。自分の気持ちを伝えることは大切です!
-35-
中国は広く、省が違えば街の雰囲気も変わります。休暇を利用して陜西省の西安へ旅行に行きました。西
安は京都と姉妹都市で、中国の古い建築物が街中の至るところにあります。近代的な建物の中にお寺やお城
がある光景はなかなか面白いものでした。一歩青島から出ると別の国に行ったかのような気持ちになれる、
広い中国だからこそ体験出来る事だと思います!
日常会話には困らないレベルの語学力を習得し、現地の方と交流する機会を持てたことで中国独自の文
化・風習に直に触れることができました。中国で知り合った方々は帰国後も連絡を取りあい、留学中の写真
を見返し色んな方と仲良くなれたことに驚いています。
留学の機会を与えてくださった先生方、留学中も日本から支えてくださった親や友達に感謝します。多く
のことを学び充実した留学生活でした。
参加者レポート
青島大学
派遣先大学
国 名
中国語検定4級
授業を受けるために必要な語学力(レベル)
0 円
受入れ大学申請料
ビザ申請料
滞 在 費
15,000 円/月
入居申請料
13,000 円
食 費
滞在費に含まれる
水道光熱費
0 円/月
通 学 費
0 円/月
その他
0 円/月
インターネット代金
6,000 円/月
その他授業用の費用
0 円/月
1,600 円/月
携帯電話代金
0 円/月
履修登録料
0 円/セメスター
セメスター1授業料
セメスター1教科書代
小遣い
0 円/セメスター
セメスター2授業料
1,700 円/月
セメスター2教科書代
20,000 円/月
その他( )
20,000 円/セメスター
1,700円/月
青島大学留学生宿舎
滞 在 先 名
滞 在 先
15,000 円
80,000円 (歯科治療を含まない)
海外旅行保険代金
経 費
中国
滞在方法
寮
同居者
有 (2名1室)
食 事
3食外食
同居者について
日本人または他国学生
部屋に
備え付けのもの
冷房・暖房・シャワー・洗面所
持参した方が
良いもの
特になし
㻜㻚㻡㻌㼗㼙
自宅から大学 までの距離
通学手段
徒歩
通 学
5分
通学所要時間
履 修
セメスター1で履修した科目
中国語
合計 10 単位
セメスター2で履修した科目
中国語
合計 10 単位
平均授業時間
50 分/科目
サークル等
習字
活動経費
0円/月
課外活動
活動内容
留学して良かったこと
1週間に1回、習字を習う
自身の語学力がレベルアップした。外国人の友達ができた。度胸がついた。
留学したことで不利益になったこと
特になし
留学を考えている人へのメッセージ
日本での常識は中国では通用しません。慣れるまでは衝撃を受ける出来事もあるだろうと思います。慣れれば、日
本より物価も生活費も安くて済むので生活しやすいです。
-36-
東義大学校(韓国・釜山広域市)
学生数と留学生数
学生数:22 000名
留学生数: 219名
東義大学校は学生を中心とする教育体制の中で、実用的かつ創意的な教育プログラムを提供し
ています。特に社会的な需要が高い教科の開設を重要視し対応するとともに、様々な学習方法の
開発に努めています。教授陣は教育と研究に、職員は最高のサービスの提供に最善を尽くしてい
ます。
このような校風の中で、学生達は教養と専門知識を修得するための学習に熱情をかたむけ、大
学生としての競争力を高めています。
本学は、国内有数の漢方大学及び病院 東義医療院 があり、この付属病院を利用することもで
きます。また、スポーツの名門校でもあり、野球部、サッカー部の全国大会優勝をはじめ、フェ
ンシング部はアジア大会においてメダルを獲得するなど、優秀な選手の育成にも努めています。
さらに、映像大学ではイタリアの国際短編映画際で特別賞を受賞するなど、様々な専門分野にお
いて優秀な総合大学校であると言えます。
※
注意:韓国においては、
「大学」とは学部のことを、
「大学校」とは大学のことを指します。
東義大学校の略歴
1977年 3月 1日
1979年 1月10日
10月29日
1983年 9月 3日
1990年 1月31日
京洞エンジニアリング・テクニカル・カレッジ(後の東義大学校)創立
東義大学校に校名を変更
大学院開設
4年制大学として公式に承認
本学と姉妹校協定を締結
交換留学制度
現在東義大学校は、12ヶ国の38大学と交際交流協定を締結しています。
東義大学校の国際化プログラムは、
国際会議やシンポジウムの開催、学生
や教職員の交換交流、共同研究などに
関する協定を締結しています。
2つのキャンパス
Gaya Campus
敷地面積:455 818m2
教育施設:201 025m2
Yanjeong Campus
敷地面積: 56 850m2
教育施設:
9 398m2
医療施設: 40 826m2
東義大学校の様子
念願の韓国留学生活 所 属:国際商学科
氏 名:河村 二紀
派遣大学:東義大学校
交換留学制度を利用して韓国に1年間留学してきました。韓国
へ留学するのは高校時代からの目標でしたが、実際に留学するこ
とは簡単ではなく、決まったときはとても嬉しかったです。異国の
地、韓国で生活することは不安よりも期待の方が大きかったです。
韓国へ到着した翌日に早速テストがありました。留学期間中は
専攻である経済学はもちろん語学堂で韓国語の勉強もしました。
クラスには中国、インドネシア、ベトナム、モンゴルからの留学生がいましたが、会話はもちろん韓国語で、
多国籍の学生が韓国語で会話をしているという不思議な光景で、
「本当に韓国へ留学したのだな」と実感し
ました。授業では、自分の国の文化や習慣を紹介しあったり、韓国の伝統的な遊びであるユンノリをしたり、
みんなで韓国の伝統衣装である韓服を着て写真を撮ったりしました。
先生方もみんなフレンドリーで授業中
は笑いが絶えず、座学だけではなく、実際に韓国の文化を体験する機会も多くあ
り、とてもよかったです。
授業以外の自由な時間は、友達とカフェに行き、買い物をし、チキンを食べて
寮に帰るなど、とても幸せでした。韓国料理は辛いイメージですね。私も辛いの
はあまり得意ではなか
ったけれど、韓国で生活していくうちにだんだんと辛さに強くなりました。今は辛さが恋しいくらいです。
留学して美味しいものにたくさん出会いました。
そのほかにも、留学生向けに準備された企画もありました。
お花見をしたり、バスツアーで釜山を廻ったり
もしました。自分ではなかなかできないので、そのような企画は良かったです。新たな場所を知り、友達と
の仲も深まる機会になりました。世界でも有名な釜山の花火大会にも行きました。迫力があり、言葉にでき
ないくらい美しく圧倒されました。
留学することで、文化や習慣を直接見て、肌で感じることができました。交通事情や人との距離など生活し
ていて驚くこともありましたが、良い部分も悪い部分も全て直接感じることができました。留学したからこ
そできた経験だと思います。最初は一人では何もできなかったのに、いつの間にか一人で買い物もできるよ
うになり、留学を通して経験したことは、これからの自分の成長に大きくプラスになると信じています。
-39-
1年は早くあっという間に終わってしまいました。韓国での留学
生活は、辛いと思ったこともたくさんありますが、それ以上に楽し
い思い出がたくさんあります。いつも
そばにたくさんの大切な友達がいてく
れたからこそできた思い出です。2 ヶ
国間には政治的、歴史的に複雑で難し
い問題が立ちはだかっていますが、私
の出会った韓国人の友達はとてもいい
人ばかりで、親切で、何かあったら快く手助けしてくれるような人ばかりです。
留学経験をして、留学に行く前とは違う興味が湧きました。留学したからこそ
もっと韓国について知りたいと思うようになりました。この経験を生かして活
躍したいと思います。留学という貴重な時間を過ごし、いい人に出会うことがで
きた私は本当に幸せです。
参加者レポート
東義大学校
派遣先大学
特別には要しない
授業を受けるために必要な語学力(レベル)
受入れ大学申請料
0 円
入居申請料
0 円
食 費
滞在費に込み
水道光熱費
滞在費に込み
通 学 費
0 円/月
その他
0 円/月
インターネット代金
0 円/月
その他授業用の費用
0 円/月
滞 在 費
携帯電話代金
70,000 円/セメスター
5,000 〜 6,000 円/月
0 円/月
履修登録料
0 円/セメスター
セメスター1授業料
セメスター1教科書代
小遣い
20,000 円/セメスター
20,000 円/月
0 円/セメスター
セメスター2授業料
セメスター2教科書代
20,000 円/セメスター
その他( )
0円/月
東義大学校内の学生寮
滞 在 先 名
滞 在 先
10,000 円
ビザ申請料
70,000円 〜 130,000円 (歯科治療を含まない)
海外旅行保険代金
経 費
韓国
国 名
滞在方法
寮
同居者
有 (2名1室)
食 事
3食付き(寮)
同居者について
日本人や韓国人、中国人など
部屋に
備え付けのもの
持参した方が
良いもの
自宅から大学 までの距離
机・ベッド・タンス・下駄箱・wi-fi・トイレ・シャワー
薬、布団、運動できる服装や靴、カメラ、生理用品
㻜㻌㼗㼙
通学手段
徒歩
通 学
5分
通学所要時間
履 修
セメスター1で履修した科目
語学、日本メディア社会論、多文化社会とエチケット、日本文化と芸術
合計 8 単位
セメスター2で履修した科目
マーケティング論、金融論、経営情報論、貿易決済論 など
合計 21 単位
平均授業時間
サークル等
課外活動
活動内容
留学して良かったこと
50 分/科目
ディベート大会、日本語劇
活動経費
0円/月
ディベート大会 − 日本語学習者である外国人が日本語でディベート大会を行う際の手伝い
日本語劇 − 日本語学習者1年生が劇を行うための練習の手伝い
毎日韓国語に触れることで、自分の韓国語能力がどのレベルであるか身をもって感じられた。
自分の行動次第で人とのつながりがいくらでも広げられることを知ることができた。
何よりも、韓国でかけがえのない友人を作ることができる。
留学したことで不利益になったこと
ストレス発散法をうまく見つけられなかった。
留学を考えている人へのメッセージ
留学ができる環境であるならば、是非してもいたい。長い人生の内の1年間を外国で過ごすことは自分自身の成長
になり、外国にいるからこそ日本の良さ等を発見できる。留学したら積極的に行動することで大きな発見ができる。
挑戦してみる価値は十分にあると思う。
-40-
木浦大学校(韓国・木浦市)
木浦大学校の略歴
1946年
1963年12月
1978年 3月
1979年 3月
1990年 3月
木浦師範学校設立
木浦教育大学に改編
木浦初級大学になる
4年制の国立木浦大学になる
総合大学に昇格し、木浦大学校となる
木浦大学校の概要
木浦大学校(The Mokpo National University) は、朝鮮半島南西部の重要都市である木浦市に位
置しており、キャンパスは韓国で神聖視されている山の一つである僧達山(Seungdal -Mountain )
のふもとにあります。
木浦大学校の第一の教育目標は、個々が選んだ研究分野における学術的理論や方法論を教える
ことで、才能ある学生を育成し国家および人類全体の繁栄に寄与することです。また、全羅南道
における重要な高等教育機関としての役割を果たすため、アジア太平洋地域をはじめとした世界
各地の大学との国際交流ならびに交流協定を推進し、木浦大学校を競争力のある国際的な大学に
するよう意欲的に取り組んでいます。さらに木浦大学校は、理論と実践を兼ね備えた地域基盤の
国際的な才能を養育・生み出すことで、地域発展につながるよう目指しています。
木浦大学校の教育哲学、教育理念である「創造・高潔・奉仕」に従って、地域社会を率いる力
強いリーダーシップを持った人材を育てることにまい進しています。
学部・学科
学 部
人文大学 8学科 日語日文学科を含む 、社会科学大学 6学科
自然科学大学 7学科、工科大学 17学科、経営大学 6学科
生活科学芸術体育大学 6学科、師範大学 5学科
大学院
一般大学院 人文社会系列、自然科学系列、工学系列、芸体能系列
教育大学院 各種教育学専攻
経営行政大学院
産業技術大学院
協定校
日
本
名古屋大学、佐賀大学、神戸大学、愛知淑徳大学、大東文化大学
下関市立大学 2010年5月28日締結
中
国
煙台大学、広西師範大学、中国海洋大学
台
湾
逢甲大学
アメリカ
University of Southern Mississippi 、Augsburg College
California State University, Sacramento
University of Missouri-Kansas City
Clemson University
オーストラリア Deakin University 、Griffith University
ド イ ツ
Technische Fachhochschule Berline-University of Applied Sciences
カザフスタン
Almaty Abay State University
ロ シ ア
Krasnoyarsk State Pedagogical University
タ
イ
King Mongkut s University of Technology North Bangkok
ベトナム
National Economics University Hanoi, Vietnam
アクセスマップ
木浦大学校とその周辺の様子
1年間の留学生活を終えて
所 属:国際商学科
氏 名:菅 麻子
派遣大学:木浦大学校
約10ヶ月間、韓国務安郡にある木浦大学校に交換留学をしました。木浦大
学校は木浦市内からさらに離れたところに位置しており、自然が豊かな田舎町
で、海が近く水産業が盛んな街です。食べ物が美味しいという評判どおり、ふ
らっとお店に入ってもほとんど失敗することがありません。
留学当初は、言葉もほとんど分からず、何をするにもなかなか思いどおりに
進まなくて辛くなることも多々ありました。授業に行ってもほとんど理解する
ことが出来ませんでした。経済学科の授業に加え語学堂に通いました。語学堂
には、
韓国語を勉強している同年代の子達が世界の様々な国から来ていました。
共通語が韓国語で同じ目標や苦労をしている分、友達になりやすく楽しく通う
ことが出来ました。
夏休みは、大学で開催された2週間の韓国文化体験のプログラムに参加しました。伝統のお茶体験や陶器
作り、伝統音楽観賞会や木浦にある大きな湖でのカヌー体験、海洋博物館見学など、普段の学校生活ではで
きない貴重な体験をしました。各国の文化紹介も行われ、今まで知らなかったことをたくさん知った2週間
でした。また首都であるソウルへも旅行をしました。移動手段のバスや地下鉄の利用時も、買い物を楽しむ
時も、当日行ってから宿泊交渉をしたホテルでの宿泊交渉も、旅行の全てが韓国語の勉強になりました。こ
の旅行では以前から行ってみたかった歴史的建造物も見学しました。壁や柱の独特の色使いや模様は、まる
で韓国ドラマの世界に入ったような不思議な感覚を味わうことができました。
そしてあっという間に後期になり、前期と比べると何もかもがスムーズにこなせるようになりました。愛
媛と下関でしか生活したことない私にとってはここで初めての積雪経験もありました。地面が凍結して滑る
ということを経験したことなかった私にとっては新鮮な光景でした。
木浦大学校の留学制度や交通面など他校に比べると決していいものとは言えませんが一年間の留学を無事
に終えることができたのは、木浦の人々の心の温かさや土地柄にあるのではないでしょうか。留学生活は楽
しいことだけではありません、むしろ大変な経験や辛い経験の方が多いのでないかと思います。チューター
制度もなく、この人に頼ればいいという人はいませんが、毎回誰かが助けてくれました。田舎だからこそ人
と人の繋がりを強く感じることができました。方法が分からなければ誰かに尋ねる、そして自分で行動しや
-43-
り遂げる力がついたような気がします。精神的にも少し強くなっていれば嬉しいです。これからの大学生活
でこれを証明して行きたいと思います。
参加者レポート
木浦大学校
派遣先大学
韓国語能力検定中級程度があれば望ましい。初心者でも大丈夫。
授業を受けるために必要な語学力(レベル)
受入れ大学申請料
0 円
滞 在 費
30,000 円/月
入居申請料
0 円
食 費
滞在費に含む
水道光熱費
滞在費に含む
0 円/月
通 学 費
携帯電話代金
購入していない(LINE使用)
0 円/月
履修登録料
0 円/セメスター
セメスター1授業料
セメスター1教科書代
小遣い
4,000 円/セメスター
20,000 円/月
その他
0 円/月
インターネット代金
滞在費に含む
その他授業用の費用
0 円/月
0 円/セメスター
セメスター2授業料
4,000 円/セメスター
セメスター2教科書代
0円/月
その他( )
木浦大学校学生寮
滞 在 先 名
滞 在 先
10,000 円
ビザ申請料
50,000円 〜 60,000円 (歯科治療を含まない)
海外旅行保険代金
経 費
韓国
国 名
滞在方法
寮
同居者
有 (2名1室)
食 事
3食付き(寮)
同居者について
日本人や韓国人、中国人など
部屋に
備え付けのもの
ベッド・学習机・イス・洋タンス・エアコン・扇風機
持参した方が
良いもの
現地で購入できるが、薬、布団、運動できる服装や靴、カメラ、生理用品
自宅から大学 までの距離
㻝㻌㼗㼙
通学手段
徒歩
通 学
15分
通学所要時間
履 修
セメスター1で履修した科目
金融経済学、財政学、国際経済学、労働経済学、地方財政論
合計 20 単位
セメスター2で履修した科目
マーケティング論、金融論、経営情報論、貿易決済論 など
合計 21 単位
平均授業時間
90 分/科目
サークル等
バドミントン
活動経費
0円/月
課外活動
活動内容
留学して良かったこと
週に2回、体育館で和気あいあいでみんなでバドミントンをした。
大好きな韓国で生活ができたこと。毎日韓国語を使う機会があったこと。
友達が増えたこと。親元を離れてみて自己管理の大切さを知れたこと。たくましくなれたこと。
留学したことで不利益になったこと
日本での単位修得に不安を感じるようになったこと。
留学を考えている人へのメッセージ
迷っているなら絶対に行ってみるべき。
日本では味わえない経験ばかりで、1回りも2回りも成長できます‼︎
㻍
-44-
ロス・メダノス・カレッジ
(アメリカ・ピッツバーグ市)
現在ロス・メダノス・カレッジ(LMC)には、約11000名の学生が在籍しています。
LMCは、1974年にコントラ・コスタ・コミュニティ・カレッジ・ディストリクト(CC
CCD)に属する3番目のコミュニティカレッジとして設立されました。本学は、カリフォル
ニア州ピッツバーグ市にある、修業期間2年のコミュニティカレッジです。大学名の語源はス
ペイン語であり、メダノスとは砂丘を意味します。大学施設は、図書館、学部棟、プラネタリ
ウム、音楽棟、陶芸棟など多くの建物で構成されています。2008年には新しく科学棟も設
置されました。
本学では、4年制大学への編入にも利用できる、総合教育や専門教科の単位を修得すること
が出来ます。
学内には、レストランやカフェスタンド、売店などがあります。大学オリジナルグッズも種
類が豊富で、学用品から衣類、バックパックまであります。アメリカの大学生気分になれる
こと間違いなしですAA9
学内の売店には、おやつが一杯です
学内のバッフェスタイルレストラン
-45-
アメリカでの1年を振り返って
所 属:国際商学科
氏 名:三好 友良
派遣大学:ロス・メダノス・カレッジ
アメリカ留学のスタートは、見るものすべてが新鮮で、驚きの連続でした。人とのコミュニケーショ
ンは身振り手振りも交えて乗り切りながら、とにかく英語力を伸ばさなければならないと感じていたこ
とを思い出します。
カレッジでは、前半は ESL(英語を母国語としない学生向けのコース)の授業を中心に履修しまし
た。クラスメイトはメキシコ、フィリピン、中国、イランなど様々な国の出身で、年齢も私たちと同世
代から70歳まで様々でした。人種も年齢も違う、様々なバックグラウンドを持ったクラスメイトと一
緒に学ぶことで、それぞれの国の事情や文化を知ることができて勉強になりました。先生も含め、クラ
スのみんな英語が第二外国語という環境なので、それぞれの悩みを打ち明けながら、助け合って勉強す
ることができ、約5ヶ月間の学期が終わった頃には、日常生活には困らない程度には英語力が向上して
いました。
後半の学期は、全てネイティブ向けの授業を受講しました。しかし最
初はあまりの課題の多さと、授業のスピードについていけず、何度も逃
げ出そうと思いました。なかでも International Relations の授業では毎
週100ページ近いリーディングが課されていたので、その課題をこな
すために毎日大学の図書館に籠って勉強する日々を送りました。また、
授業のスタイルも日本と違いディスカッションが中心でした。特に印象
的だったのは、中東問題を扱った時に、アフガニスタンからの留学生が
いたために議論がとても白熱したことです。様々な国の人が一緒に学ぶ
アメリカの学校だからこそ出来た経験だと思います。
カレッジ以外でもたくさんの素敵な経
験をしました。ディズニーワールドでイ
ンターンシップをしていた友人を訪ねた
り、ロサンゼルス、ラスベガスやグラン
ドキャニオン、ヨセミテ国立公園などを
旅したりました。日々の生活でもホスト
マザーや友人に素敵な方がたくさんいて、
本当に充実した留学生活を送ることが出
来ました。
1年間での留学を通して、語学力が向上したこと以上に、言葉では
表現できないほどの貴重な経験を積めたことが大きな財産となりま
した。この経験は帰国後の大学生活にも、卒業後の進路選択にも大き
な影響を与えています。
-46-
皆さんも、大学生という時間
もエネルギーもある時期に、何
かに挑戦し、思いっきり打ち込
んでみてください。もしそれが
留学であれば、すぐに国際交流
センターに相談に行ってみまし
ょう。私もサポートします!
参加者レポート
㻸㼛㼟㻌㻹㼑㼐㼍㼚㼛㼟㻌㻯㼛㼘㼘㼑㼓㼑
派遣先大学
英検2級
授業を受けるために必要な語学力(レベル)
0 円
受入れ大学申請料
滞 在 費
前期45,000円、後期80,000 円/月
入居申請料
0 円
食 費
15,000 円/月
水道光熱費
滞在費に含む
0 円/月
通 学 費
携帯電話代金
履修登録料
セメスター1授業料
セメスター1教科書代
小遣い
プリペイド携帯で約500円/月
授業料に含む
350,000 円/セメスター
10,000 円/セメスター
20,000 円/月
滞在方法
食 事
部屋に
備え付けのもの
持参した方が
良いもの
自宅から大学 までの距離
その他
インターネット代金
滞在費に含む
その他授業用の費用
学校保健料約5,000円/セメスター
400,000 円/セメスター
セメスター2授業料
セメスター2教科書代
10,000 円/セメスター
その他( )
0円/月
ホームステイ
滞 在 先 名
滞 在 先
20,000 円
ビザ申請料
100,000円 (歯科治療を含まない)
海外旅行保険代金
経 費
アメリカ
国 名
ホームステイ
朝:自炊
昼:自炊・外食 、 夜:自炊・外食
同居者
有
同居者について
現地ホストファミリー、本学学生
ベッド・机・イス・鏡・クローゼット・インターネット環境
風邪薬や胃薬、電圧変換のコンセント
㻞㻌㼗㼙
通学手段
自転車
通 学
10分
通学所要時間
履 修
セメスター1で履修した科目
㻱㻿㻸㻦㻳㼞㼍㼙㼙㼍㼞㻘㻌㻯㼛㼚㼢㼑㼞㼟㼍㼠㼕㼛㼚㻘㻌㼂㼛㼏㼍㼎㼡㼘㼍㼞㼥㻘㻌㼃㼞㼕㼠㼕㼚㼓㻛㻾㼑㼍㼐㼕㼚㼓
合計 12 単位
セメスター2で履修した科目
㻱㼚㼓㼘㼕㼟㼔㻣㻜㻘㻌㻱㼚㼓㼘㼕㼟㼔㻤㻟㻘㻌㻮㼡㼟㼕㼚㼑㼟㼟㻌㻱㼚㼓㼘㼕㼟㼔㻘㻌㻮㼡㼟㼕㼚㼑㼟㼟㻌㻯㼛㼚㼢㼑㼞㼟㼍㼠㼕㼛㼚
合計 14 単位
平均授業時間
120 分/科目
サークル等
NGOの手伝い など
活動経費
交通費3,000円/月
課外活動
活動内容
留学して良かったこと
学外での活動。現地のNGO(Oxfam America)のユース部員として月に一度程度
新たな世界を見て体験して、新たな可能性が見えた。 英語が話せることで友達が増えた。
留学したことで不利益になったこと
留学したことで、単位の取得が難しくなった。単位互換制度があるおかげで語学の単位は変換することが出来た
が、専門科目は単位互換が難しかったため、現在専門科目の取得に努めている。
留学を考えている人へのメッセージ
・思い切って日本の外へ出て、刺激を感じてみてください。その経験はあなたの人生を支える力になります。
・語学力の向上も大切ですが、それ以外の何かを目標に持ちましょう。せっかく日本と違う環境で1年勉強できるの
で、その土地でしかできない事を思いっきりやってみましょう。何か分からないことがあればいつでも相談にのりま
す。
-47-
ボアジチ大学
トルコ・イスタンブール市
ボアジチ大学(トルコ語:Boğaziçi Üniversitesi)は、トルコ共和国の西部に位置し、ボスポラ
ス海峡を挟んで東西に広がるイスタンブール市にある国立大学です。
1863年にアメリカ本国外に始めて創設された高等教育機関であるロバート·カレッジを通じ
てアメリカの教育システムを持つ大学として設立されました。
ボアジチ大学には、トルコの大学入試システムである YGS-LYS(Student Selection and
Placement System)で入学を希望する学生が最も多い大学です。ボアジチ大学には、9つの学部
と43の学科があり、多くの学生が入学を希望していることにより、教育、工学、社会科学、応用
化学の分野において、優秀な学生が多数入学してきます。
在籍学生数
在籍学生数
留学生人数
約15,000人
約500人
6つのキャンパス
South Campus
North Campus
Hisar Campus
Uçaksavar Campus
Kandilli Campus
Saritepe Campus
寮
部屋に収容される学生人数は部屋によって異なります
が、各個室には二段ベッド、クローゼット、テーブル、椅
子、本棚、冷蔵庫、インターネットおよび電話の接続端子
があります。バスルームとトイレは共用ですが、全ての部
屋でお湯の利用が可能です。
-48-
寮の名前
収容人数
キャンパス
Uçaksavar Dorm
209
Uçaksavar
1.North Dorm
454
North
2. North Dorm
428
North
3.North Dorm
546
North
4.North Dorm
254
North
Men’s Dorm
218
South
Women’s Dorm
228
South
1. Kilyos Dorm
384
Kilyos
2. Kilyos Dorm
364
Kilyos
Superdorm (private)
470
Uçaksavar
異国、トルコでの私のかけがえのない1年間
所 属:経済学科
氏 名:土肥 瑞希
派遣大学:ボアジチ大学
下関市と姉妹都市である、トルコのイスタンブール市。アジアとヨー
ロッパ、そして中東、様々な文化が融合し、多くの人々で賑わっている
トルコの中心的な都市。数年前まで、まさか自分が訪れるとは想像もしなかった街で、私は約10ヶ月間、
留学生としての時間を過ごした。
ボアジチ大学では、貿易、社会学、トルコ語の授業など、前期・後期合わせて9科目を履修し、英語とト
ルコ語を駆使しながら学習した。ボアジチ大学での授業は1コマ50分で、クラスの人数が30人程度と少
なく、先生や他の学生との距離も近い。多くの授業で発表の機会があり、積極的に発言する場が設けられて
いるなど、主体的に学ぶ環境が整っていた。
ボアジチ大学には日本語の授業もあり、日本に関心の
ある学生も多い。ニット(日土)というクラブに日本人
留学生のほとんどが所属し、トルコ人学生と交流してい
る。ニットクラブの活動では、イスタンブール市内の観
光地を訪れたり、日本文化に関するイベントに参加した
りした。
留学中、私は旅行で多くの場所を訪れた。初めての旅
行は、韓国人の友人と行った、トロイの木馬で有名な村
と、その近くにあるチャナッカレという町であった。
他にも、シンガポール人の友人らと共に、カッパドキアをはじめとする名所を訪れた。旅先で多くのト
ルコ人に親切にしてもらったことも強く印象に残っている。トルコでは、どこの地域でも人々は温かく接
してくれた。旅行以外でもトルコ人の友人宅を何度か訪れたが、友人の家族は私がトルコ語をあまり分か
らないにも関わらず、優しく接してくれ、素晴らしいおもてなしを受けた。中でも、トルコの家庭料理は
絶品であった。
イスラム教徒が大部分を占めるトルコで生活するということは、私の宗教に対する考え方に大きく影響を
与えた。トルコでは、信仰の深さも人それぞれであり、スカーフを被り、お祈りを欠かさずおこない、断食
月には断食をおこなう人もいれば、それらをおこなわず、お酒を飲む人もいる。自分の考えに従い、自分の
行動を定めているという友人もおり、宗教に対する姿勢が日本とは大きく異なることを感じた。
トルコでおよそ10ヶ月間過ごし、大学での学問だけでなく、トルコの文化、宗教、民族性など、ここで
は語り尽くせないほど、私は多くの経験をし、多くのことを学んだ。辛いことももちろんあり、日本に帰り
-49-
たいと思うこともあった。しかし、多くの人々と出会い、彼らの優しさに触れたことで頑張ろうと思えた。
英語圏の留学先としてトルコは発想しにくいかもしれないが、トルコには他の国では経験出来ないことが
多くある。もし、少しでもトルコに興味を持ったのであれば、ぜひトルコ留学への挑戦を考えてみてほしい。
参加者レポート
ボアジチ大学
派遣先大学
TOEFL iBT 95点以上
授業を受けるために必要な語学力(レベル)
受入れ大学申請料
0 円
滞 在 費
前期50,000円、後期40,000 円/月
入居申請料
10,000 円
食 費
8,800 円/月
水道光熱費
滞在費に含む
通 学 費
0 円/月
その他 ( OSHC )
50,000円(1回のみ)
インターネット代金
滞在費に含む
携帯電話代金
履修登録料
1,000 円/月
0 円/月
0 円/セメスター
セメスター1授業料
セメスター1教科書代
小遣い
10,000 円/セメスター
10,000 円/月
滞在方法
食 事
部屋に
備え付けのもの
持参した方が
良いもの
自宅から大学 までの距離
0 円/月
その他授業用の費用
0 円/セメスター
セメスター2授業料
セメスター2教科書代
10,000 円/セメスター
その他( )
0円/月
前期 : SUPER DORM 、 後期 : ルームシェア
滞 在 先 名
滞 在 先
20,000 円
ビザ申請料
137,610円 (歯科治療を含まない)
海外旅行保険代金
経 費
トルコ
国 名
前期:寮 、 後期:ルームシェア
朝:学食・ベーカリー
昼:学食 、 夜:学食・自炊
同居者
有
同居者について
トルコ人とアメリカ人の友人
ソファ・ベッド・タンス・収納箱・机・椅子・電灯
薬、電圧変換のコンセント、日本食
㻝㻌㼗㼙
通学手段
徒歩
通 学
10分
通学所要時間
セメスター1で履修した科目
履 修
セメスター2で履修した科目
㻭㻰㼂㻭㻺㻯㻱㻰㻌㻱㻺㻳㻸㻵㻿㻴㻌㻵㻘㻌㻌㻱㻯㻻㻺㻻㻹㻵㻯㻿㻌㻵㻘㻌㻌㻵㻺㼀㻱㻾㻺㻭㼀㻵㻻㻺㻭㻸㻌㼀㻾㻭㻰㻱㻘
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平均授業時間
150 分/科目
サークル等
㻺㻵㼀㼀㻻㻌㻯㼘㼡㼎㻘㻌㻯㼛㼚㼢㼑㼞㼟㼍㼠㼕㼛㼚㻌㻯㼘㼡㼎
活動経費
合計 13 単位
合計 13 単位
0円/月
課外活動
活動内容
留学して良かったこと
NITTO Club:日本語を学ぶトルコ人学生との交流、Conversation Club:英語を用いて会話やゲームをする。
日本とは異なった文化・社会を学ぶことができた。トルコ語が少し使えるようになった。
留学したことで不利益になったこと
ゼミや単位修得が周りの学生より遅れてしまうこと。
留学を考えている人へのメッセージ
留学は楽しいことばかりではありません。辛いこともたくさんあります。アクシデントやトラブルに適切な対応をするた
めには、留学前の準備(トルコ留学の場合は、トルコ語と英語の勉強など)をしっかりしておくことが大切です。
長い留学期間で体調を崩してしまうことがあります。慣れている日本の薬は持参しておいた方が良いと思います。
-50-
ルートヴィヒスハーフェン経済大学
ドイツ・ルートヴィヒスハーフェン市
1965年に設立されたルートヴィヒスハーフェン経済大学は、ビジネス系の学術分野におい
て、質の高い教育および研究に定評のある大学です。教学面での国際化にも非常に力を入れてい
て、海外でも高い評価を受けています。
2014年に本学との協定を締結した東アジアセンターは、1988年に設立され、経営学と
日本学(または中国学)という二つの学科を、一つの専門コースとして組み合わせ、同時に学ぶ
ことができるようになりました。約180人の学生は卒業時に日本または中国事情に詳しい「経
営学士」の資格を得ることができますが、経営学士の資格を得る条件として、最低 年間の日本、
または中国への留学を義務付けられています。
設 立 1965年
学 生 数 4500人
留 学 生 数 70人
歴 史
1988年-ラインラント・プファルツ州立大学ルードヴィヒスハーフェン校にモデル校
として試験的に「東アジアマーケティング学科」を設立
1992年-日本科を増設
1994年-第一期生 経営学士(Diplom-Betriebswirt FH)として卒業
1997年-現在の建物に入居 「東アジアセンター」と名称の変更
2004年-卒業資格を Diplom から Bachelor に変更
2008年-中部・東ヨーロッパセンターMOI増設
設立20周年
-51-
クイーンズランド大学
(オーストラリア・ブリスベン市)
クイーンズランド大学は1909年12月10日ニュー
サウスウェールズ州からの独立50周年を記念して州議会
で設立を制定され、それから4ヶ月後にクイーンズラド州で
初めての大学、オーストラリアでは5番目の大学として設立
St. Lucia Campus
されました。
1911年、83人の学生(23人の女性を含む)がブリ
スベンのジョージ通りにある総督官邸で初めての授業に出席しました。
第一次世界大戦が終戦に差し掛かった頃から、高等教育の増加に応じて、研究や教育が急速に
成長し、1922年にビクトリア公園の場所(現在、一部 Mayne Medical School が占めている)
はクイーンズランド大学の永住の地として確保されました。後にフォーガンスミスビルと名付け
られた最初の建物は、1939年に完成しました。第二次世界大戦のときにはこの建物を軍事目
的に転用し、南部西太平洋の陸軍連合のための高度本部として最初の役目を果たしました。クイ
ーンズランド大学のジョージ通りから St. Lucia 地区への移転は1946年から1972年の間
に完了しました。
1990年に、クイーンズランド大学はクイーンズランド農大学(現在の Gutton Campus)
と合併しました。そして1999年に、Ipswich Campus は、オーストラリアで最初の完全イン
ターネット対応のキャンパスをオープンしました。
学生数 50,700人(内留学生数 13,300人)
福岡空港から
約7時間
6 Faculties (6学部)
Business, Economics & Law (ビジネス、経済学、法学)
Engineering, Architecture & Information Technology (工学、建築、情報技術)
Health & Behavioural Sciences (保健、行動科学)
Humanities & Social Sciences (人文科学と社会科学)
Medicine & Biomedical Sciences (医学、生体医科学)
Science(科学)
学生サービス
UQ は、生活に慣れるまでの期間、または全滞在期間中、専門的な支援とカウンセリングを無
料で提供します。また、UQ 香港学生連合(UQHKSA)など150以上の学生クラブと社会活動等
を行う、文化交流に焦点をあてた多数のイベントを毎年提供しています。
-52-
努努力は必ず報われる 〜1年間のオーストラリア留学〜
所
属:国際商学科
氏
名:エスカラダ アレックス
派遣大学:クイーンズランド大学
国際的な知識得ることができる実体験をすることで成長したいと思い、クイー
ンズランド大学(UQ)の BEL(ビジネス、経済学、法学)学部へ留学しまし
た。UQでの勉学は決して簡単なものではありませんでしたが、精一杯努力し履
修したすべての単位を取得しました。
主に経済と経営学部からの講義を受けましたが、政治、コミュニケーション、
マーケティングなどの学部の科目も履修しました。UQは一学期で4教科、1年
間で8教科を受講するのが一般的ですが、私は一学期に5教科、1年間に10教
科を受講し、全ての単位を取得しました。UQの1教科は講義とチュートリアル
で構成されており、講義で学んだことをチュートリアルという少人数制のクラス
で議論します。講義でインプットし、チュートリアルでアウトプットするというかたちになっています。経済
数学や数学に触れる授業では追加授業もありました。履修した科目数が多く、課題やエッセイもたくさんあり
ました。違う学部の授業を受けていたので、宿題の締め切りが重なることや連続になることが何回もあり、時
間管理の大切さも改めて学べました。
授業以外にも、クラブやサークル等に参加し、ボランティア活動に行き、国連のインターンシップにも参加
しました。
サークルでは、WASABI、FILOZ、UQDANCE に入り、多くの人と出会い、交流し、友達を作り、新しい
経験をしたことで自分の世界観が広がりました。ボランティア活動では、博士課程学生の論文用の調査情報収
集の手伝いをしたり、UQのパンフレットの写真撮影協力や日本への留学希望学生に下関市立大学を紹介しま
した。 United Nations Association of Australia (国際連合)のインターンシップは、私も興味がある分野の貧困
について研究し、論文を書きました。提出した論文は、United Nations Association of Australia に資料として設
置してあります。
長期休暇には、友人と旅行しました。エッカという祭りに行ったり、ゴールドコーストで海を見たり、シド
ニーのオペラハウスやハーバーブリッジを観光し、ドリームワールドやムービーワールドという遊園地やコア
ラやカンガルーがいる動物園に行ったり、フットボール観戦やオーストラリア風のバーベキューを食べたりし
ました。
世界中から集まってくる多くの人々と友達になり、様々な文化を学びました。住
んでいたシェアハウスのハウスメイトたちは全員UQの学生だったので、分からない
ことがあるときは彼らに質問し、テストのときは助け合い、たまにはみんなで遊びに
行ったりしました。留学を通して出会った様々な人とコミュニケーションをとること
で、違った角度から世界を見ることができるようになりました。
オーストラリアのクイーンズランド大学に留学し、毎日新しいことを発見し、
様々なことを学びました。この留学は、私の人生の中で最高の選択の一つです。この
留学を支えてくださったすべての人に感謝し、学んだこと、習得したこと、体験した
ことをしっかり将来に繋げていきたいと思います。
参加者レポート
クイーンズランド大学
派遣先大学
準上級〜上級
授業を受けるために必要な語学力(レベル)
受入れ大学申請料
0
円
滞 在 費
50,000
円/月
入居申請料
食 費
12,000
円/月
水道光熱費
通 学 費
14,000
円/月
携帯電話代金
3,000
円/月
0
円/月
履修登録料
セメスター1授業料
セメスター1教科書代
その他 ( OSHC )
食 事
滞在費に含む
50,000円(1回のみ)
滞在費に含む
インターネット代金
0 円/セメスター
30,000 円/セメスター
0
円/月
0 円/セメスター
セメスター2授業料
セメスター2教科書代
16,000 円/セメスター
その他( )
0円/月
ホームステイ / シェアハウス Kenmore
滞 在 先 名
滞 在 先
円
30,000円(解約時に返金あり)
その他授業用の費用
小遣い
滞在方法
53,000
ビザ申請料
130,000円(歯科治療を含まない)
海外旅行保険代金
経 費
オーストラリア
国 名
ホームステイ & シェアハウス
ホームステイ 2食付き
シェアハウス 自炊
同居者
同居者について
シェアハウス 3人
日本および他国の学生
部屋に
備え付けのもの
ベッド(布団やシーツ付)・学習机・椅子・クローゼット・エアコン・ハンガー
持参した方が
良いもの
現地で購入できるが、薬、布団、運動できる服装や靴、カメラ、生理用品など
自宅から大学 までの距離
通学手段
バス
通 学
バスで30〜40分 / 車ならば20分
通学所要時間
履 修
セメスター1で履修した科目
合計 10 単位
セメスター2で履修した科目
合計 10 単位
平均授業時間
サークル等
課外活動
活動内容
留学して良かったこと
180 分/科目
(数学系の授業は追加授業あり PASS CLASSES 60分/科目)
活動経費
1,000円/月
UNAA Internship = 国連のことを知り、自分に知識を深めることができた。
WASABI, FILOZ, UQ DANCE = 様々な人と出会い、交流ができた。
日本では経験できないことがたくさんあった。自分の世界観が広がった。出会いがたくさんあった。
留学したことで不利益になったこと
就職活動の開始が遅れた。単位互換申請手続きが大変なうえ、取得できる単位が少ない。
オーストラリアの物価が高く支出が多かった。
留学を考えている人へのメッセージ
1年間は、瞬く間に過ぎてしまうので、毎日楽しみながらも、勉強をすることを忘れずに!!
グリフィス大学 (オーストラリア・ブリスベン市)
1975年の設立以来、グリフィス大学はオーストラリアで最も革新的な高等教育機関の一
つであり、また、アジア太平洋地域で最も影響力のある大学の一つと見なされるようになりま
した。
本学は、最初にアジア研究や環境研究で学位を提供した、これらの分野の先駆者であり、現
在もそれを維持しております。本学は教育と研究の分野において国際的に認められた大規模な
複数のキャンパスを持つ大学として成長しています。
現在本学では、5キャンパスで300以上の学位を提供しており、43,000人の学生(内約
11,000人が131ヶ国からの留学生)が学んでいます。
5つのキャンパス
5つのキャンパスは、3つの市にまたがっています。各キャンパスの教育や研究は、地域と
連携しています。
Gold Coast 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 Nathan㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 Logan
Mt. Gravatt
South Bank
ゴールドコースト、ネイザンの両キャンパスにある大学のインターナショナル・オフィス
University's International Officeは、留学生達が、オーストラリアに到着したときから、卒業
していくときまで、献身的にサポートをしていきます。
インターナショナル・オフィスのスタッフは、社会的な問題、個人的な問題、学術的な問題の
各分野で、留学生達をサポートしていきます。
コース
人文学:Arts
人文学:Arts
コミュニケーション:Communication
犯罪学・刑事司法学:Criminology & Criminal Justice
教育学:Education
ビジュアル&クリエイティヴ・アート:Visual & Creative Arts
音楽:Music
-55-
ビジネス:Business
ビジネス:Business
ビジネス/法学:Business/Law
ホスピタリティ:Hospitality(ホテル等のサービス業)
国際ビジネス:International business
法学:Law
健 康:Health
生物医学:Biomedical Science
健康科学:Health Science
ヒューマン・サービス:Human Services
看護学:Nursing
心理学:Psychology
科学:Science
航空学:Aviation
エンジニアリング:Engineering
環境学:Environment
インフォメーション・テクノロジー:Information Technology
科学:Science
Brisbane -56-
Gold Coast
外国研修
夏休み中に2~4週間、英語、中国語、朝鮮
語の各語学研修を行う正規の授業科目です。
秋学期に国際コミュニケーションの単位とし
て認定されます。
-57-
外国研修D英語
1.研修場所
2.研修期間
3.引率教員
4.参加人数
5.日 程
クイーンズランド大学附属英語学校(ICTE-UQ)
31日間 2014年8月22日(金)~9月21日(日)
クリステン サリバン 講師
18名 ( 年生 4名、2年生 13名、3年生 1名)
表1参照 表1
月日㻔曜㻕㻌
㻤 月 㻞㻞 日㻌
(金)㻌
㻌㻌
発着㻛滞在地㻌
㻌㻌
現地時刻㻌
交通機関㻌
スケジュール㻔宿泊地㻕㻌
㻌㻌
㻌㻌
㻌㻌
福岡空港発㻌
㻝㻜㻦㻜㻜 発㻌
SQ㻜㻢㻡㻡㻌
㻌㻌
シンガポール㻌
㻝㻡㻦㻞㻡 着㻌
㻌㻌
㻞㻝㻦㻝㻡 発㻌
SQ㻜㻞㻟㻡㻌
㻌㻌
㻜㻣㻦㻜㻡 着㻔翌日㻕㻌
㻌㻌
㻌
㻌㻌
国際空港㻌
シンガポール㻌
㻌㻌
国際空港㻌
ブリスベン㻌
㻌㻌
入国手続終了後㻌 ホストファミリー宅へ㻌
国際空港㻌
㻌㻌
㻌
㻌㻌
㻌㻌
㻌㻌
㻌㻌
㻵㻯㼀㻱㻙㼁㻽 にて語学研修㻌
㻤 月 㻞㻡 日㻌
(月)㻌
・プレイスメントテストによってクラス分け。㻌
㻌㻌
・授業内容はレベルによって異なるが、基本的に実用的な英語学習。㻌
・世界中からの若者と共に授業を受ける。㻌
㻌
~
㻌㻌
・月~金は授業、土日は自由行動㻌
㻥 月 㻝㻥 日㻌
・学校のパソコン、インターネット、図書館が使える㻌
㻌㻌
(金)㻌
㻌㻌
㻥 月 㻞㻜 日㻌
(土)㻌
ブリスベン㻌
㻌㻌
㻌㻌
<㻌 ホームステイ㻌 泊>㻌
㻌㻌
㻌㻌
㻌㻌
㻝㻠㻦㻟㻜 発㻌
SQ㻜㻞㻟㻢㻌
㻌㻌
㻞㻜㻦㻡㻜 着㻌
SQ㻜㻢㻡㻢㻌
㻌㻌
㻜㻝㻦㻞㻜 発㻔翌日㻕㻌
㻌㻌
㻌㻌
㻜㻤㻦㻟㻡 着㻌
㻌㻌
福岡空港到着㻌 入国手続き㻌
国際空港㻌
国際空港㻌
シンガポール㻌
㻌㻌
国際空港㻌
㻥 月 㻞㻝 日㻌
(日)㻌
㻌㻌
㻌㻌
シンガポール㻌
㻌㻌
㻌㻌
㻌㻌
福岡空港着㻌
解散㻌 㻌
㻌㻌
-58-
外国研修を終えて
所 属:経済学部経済学科2年
氏 名:野田 康巨
研修名:外国研修D英語
研修場所:クイーンズランド大学附属英語学校
ブリスベンは自然豊かでとてもいい街でした。ホストファミリーと初めて会うときは緊張しましたが、と
てもフレンドリーな方で、
わかりやすい英語で話してくれたので安心し、
何とかやっていける気がしました。
ホストファミリーとの生活の中で感じた日本との違いが2つあります。1つめは、ホストファミリーは朝
食に「ポリッジ」というお粥のようなものにシロップとシュガーナッツを入れたものを食べていたので、私
もこれに挑戦してみたのですが、何とも表現できない味で、残念ながら私の口には合いませんでした。これ
をホストファミリーはおいしそうに食べていて、日本人とオーストラリア人の味覚の違いを実感しました。
2つ目は就寝の早さです。私のホームステイ先は小さい子供がいたせいか、20時頃には寝室に向かって
いました。早いときは19時30分頃に就寝した日もあり、驚かされました。しかし、そのおかげか私自身
も22時には就寝するようになりました。起きるのは朝の6時で早起きでしたが、10時間ほど寝ているこ
とになるため、オーストラリアの人は睡眠を大事にしているのだと思いました。オーストラリアの人たちは
背の高い人が多く、現地の高校生と私が並んでいると私が子供のように感じました。睡眠がオーストラリア
人の高身長の秘訣かもしれないと思いました。
英語の授業では最初にクラス分けがあり、私のクラスには中国、サウジアラビア、オマーンの人がいまし
た。オマーンの人は英語が苦手な私でもわかるほど英文法を理解していませんでしたが、授業で積極的に発
言していて、先生と自然に会話していたのですごいと思いました。中国、サウジアラビアの人も積極的に話
しているうえに、先生の言っていることもほとんど理解しているようで、彼らのリスニング力は素晴らしか
ったです。
私のリスニング力に関しては、
私は最初の方は先生の話していることがほとんど理解できませんでしたが、
常に英語を耳にする環境にいたせいか、
後半の方は少しずつ相手の話していることが理解できるようになり、
ホストファミリーとも少しずつコミュニケーションが取れるようになりました。しかし、文法が基本しかわ
かっていなかったので、文章で会話することは難しく、単語をつなげて話すことが多く、そんな自分に悔し
さを感じました。
上級クラスにいた日本人は後半になってくると外国人だけでなく日本人同士でも英語のや
り取りをしていて、すごいと思う反面、それができない自分に劣等感を感じました。
これらの体験をして、今回の海外研修に参加して良かったと思います。英語の大切さを身に染みて感じた
し、また海外に行ってみたいとも思いました。機会があれば再びブリスベンを訪れたいし、その時にはホー
ムステイ先の人ともスムーズな会話を楽しみたいです。
この体験をきっかけにこれからの日本の生活でも日々英語を学ぶ努力をしようと思います。
-59-
参加者レポート
研修先
クイーンズランド大学附属英語学校
国 名
オーストラリア
期 間
授業期間
2014年8月25日
~
2014年9月19日
(13泊14日)
滞在期間
2014年8月22日
~
2014年9月21日
約600,000円
研修代金総額
経 費
内 訳
おこづかい
60,000円 ~ 150,000円
授 業 料
約200,000円
研修費用※
約300,000円
通 学 費
15,000円 ~ 20,000円
食 費
20,000円
7,000円 ~ 30,000円
海外旅行保険代金
50,000円 ~ 100,000円
プリペイド型外貨
ATMカード
50,000円
クレジットカード
持参しなかった
その他
(トラベラーズチェック等)
なし
ホームステイ
滞 在 先 名
滞在方法
ホームステイ
同居者
有
食 事
2~3食付き
同居者について
他国の学生
部屋に
備え付けのもの
持参した方が
良いもの
通 学
履 修
課外活動
(歯科治療を含まない)
現 金
小遣い等の持参方法
滞 在 先
※備 考
研修費用に含まれるもの
・航空券代 ・ホームステイ費用
・現地送迎代 など
ベッド・机・椅子・クローゼット・風呂・バスタオル・ティッシュ
ドライヤー・歯ブラシ・歯磨き粉・変圧器・変換プラグ・常備薬
自宅から学校
までの距離
10~15㎞
通学手段
通学所要時間
30分~1時間
その他
( )
1日の授業時間
約300分 1週間の授業時間
25 時間
路線バス・路面電車
授業時間
市内観光・サッカー・動物園
良かったこと
世界中から来ている英語学習に対して意識の高い人々に会え、何より彼ら彼女らと英語を学び、コ
ミュニケーションを取ることが非常に楽しかった。意識の高い人々に会うことによって自分の英語学習
に対する意欲も高まった。
不利益になったこと
物価が高く、何を買うにも多くの費用がかかった。ホームステイ先が遠く、学校まで行くのに多くの費用
と時間がかかった。
参加を考えている人
へのメッセージ
金額は高いですが、それ相応の経験はできます。海外に行ってみることで外国人がどのような人柄か
がわかるし、異文化に触れることで何かしら自分の考えに変化が起こると思うので参加することをお勧
めします。
-60-
外国研修D朝鮮語
1研修場所:東義大学校(韓国・釜山広域市)
2研修期間:14日間 2014年8月10日日~8月23日土
3引率教員:白川 春子准教授
4参加人数:21名(1年生 13名、2年生 8名)
名古屋学院大学と合同クラス
5日 程: 表 1
日 曜
付 日
午前
09:00~10:30
日
午後
10:40~12:10
食事
13:30~15:00
15:00~
入国釜山国際旅客ターミナル到着
宿泊 備考
朝食 昼食 夕食
-
-
◎
○
月 レベルテスト
韓国語
開講式
歓迎式
韓国語練習
フリー
○
●
-
○
火
韓国語
韓国語
韓国語練習
フリー
○
-
-
○
水
韓国語
韓国語
韓国語練習
野球観戦
○
-
●
○
木
韓国語
韓国語
文化体験
テコンド
フリー
○
-
-
○
金
韓国語
韓国語
韓国語練習
フリー
◎
-
-
○
-
-
-
○
-
-
-
○
◎
-
-
○
◎
◎
土
フリー
日
月
韓国語
韓国語
火
韓国語
韓国語
水
韓国語
韓国語
韓国語練習
フリー
◎
-
-
○
木
韓国語
韓国語
文化体験
サムルノリ
フリー
◎
-
-
○
金
韓国語
韓国語修了式
フリー
送別会
◎
-
●
○
-
-
土
韓国語練習
フリー
造船所
帰国釜山国際旅客ターミナル出発
-61-
○
韓国での語学研修を終えて
所 属:経済学部国際商学科1年
氏 名:岡田 みなみ
研修名:外国研修D朝鮮語
研修場所:東義大学校
8月10日から8月23日までの14日間、韓国の釜山広域市に
ある東義大学校で語学研修に参加しました。参加の理由は、韓国の音
楽や韓国料理に興味があり、大学入学後に韓国語を履修し始めましたが、
日本語に近い言語で意外に易しいと感じ、現地で勉強してみたいと思った
からです。韓国語を習い始めてまだ4ヶ月にして初めての韓国なので、授
業で学んだことが現地で通じるかと、不安や緊張があるなかの出発でした。
やはり、字が読めてもそれが何を意味するのか分からず、言いたいことも
現地の人にうまく伝わらず、お店等では話しかけられている内容がわから
ない、などの多くの困難がありました。
平日は、名古屋学院大学の学生と一緒に授業を受けました。まだハング
ル文字とあいさつ表現しかわからない私がクラス分けテストの結果、上級
クラスになってしまいました。ほとんどが韓国語のみの授業で、授業につ
いていくことに必死でしたが、教えてくださった先生方がとても優しく、
分かりやすかったので安心して受講できました。日本の授業とは違い、現
地の人の授業受けることはとてもいい勉強になりました。文法やいろいろ
な会話表現を習い、その日のうちに実践でき、日本では経験できない多く
のことを学びました。
今回の研修で一番良かったことは東義大学校の学生がチューターとして一人一人についてくれたことです。午前
の授業が終わった後はチューターと授業で出された課題をやるのが日課でした。彼らは日本語で親切丁寧に教えて
くれました。彼らの日本語の上手さにはびっくりしましたが、逆に私ももっともっと韓国語を勉強し、上手に会話
できることはもちろん、誰かに教えられるようになりたいと感じました。
午後のチューター活動後はチューターに釜山のいろんなところに連れて行ってもらいました。まずバスや地下鉄
の乗り方から、お店での会話や駆け引き、日常生活に必要な多くのことを教えてもらいました。休日には友人とチ
ューター無しで、バスや地下鉄を利用して出かけることに挑戦しました。チューター無しでは、分からないことや
知らないことをすぐに質問したり、その場で適切な韓国語を教えてもらったりすることができませんから、自分た
ちだけで頑張りました。
-62-
宝物になった思い出は、授業や行事、毎日の生活を通し、たくさんの人と関わりも持てたこと、たくさんの人と
友達になれたこと、市大の友達との仲も深まったことです。授業で得たこと、実際に自分の目で見たり聞いたりし
たこと、現地で実際に話してみることなど多くのことを学びました。こんなに大切な宝物になったことは他にはな
いと心の底から思える2週間になりました。これから先もずっと大切にしていきたいと思います。今回は韓国に行
きましたが、これを機にいろいろな国に足を運んだり、いろいろなことに挑戦したり、もっと語学の勉強をし、将
来に役立てたいと思えました。語学研修に行ったことで、向上心や良い意味での「欲」を持てるようになったと思
います。外国の文化や価値観、人のあたたかさなど、韓国語を通して学ぶことで、語学力だけでなく1人の
人間として成長できたと感じています。
参加者レポート
東義大学校
研修先
国 名
韓国
期 間
授業期間
2014年8月11日
~
2014年8月22日
(13泊14日)
滞在期間
2014年8月10日
~
2014年8月23日
168,000 円
研修代金総額
内 訳
経 費
おこづかい
50,000 円
授 業 料
70,000 円
テキスト代
0円
0円
通 学 費
(その他)
(交通費)
18,000 円
(食費)
20,000 円
※備 考
留学生交流支援制度奨学金
(日本学生支援機構)70,000円
の支給を受けた。
10,000 円
(歯科を含まない)
海外旅行保険代金
現 金
180,000 円分
プリペイド型外貨
ATMカード
なし
クレジットカード
持参しなかった
その他
(トラベラーズチェック等)
なし
小遣い等の持参方法
東義大学校の学生寮
滞 在 先 名
滞 在 先
滞在方法
寮
同居者
有(2名1室)
食 事
2食付き
同居者について
本学の学生
部屋に
備え付けのもの
持参した方が
良いもの
通 学
履 修
課外活動
良かったこと
勉強机、ベッド、ユニットバス、押し入れ
コンセント形状変換プラグ、変圧器
自宅から学校
までの距離
0.5km
通学手段
通学所要時間
15分
その他
( )
1日の授業時間
180分
1週間の授業時間
21 時間
徒歩
授業時間
野球観戦、文化体験(テコンドー)、造船所見学、観光ツアー
東義大学校の学生がチューターとして、一人一人についてくれたこと。
不利益になったこと
特になし
参加を考えている人
へのメッセージ
韓国語や韓国の文化に興味がある人はもちろん、外国に興味がある人はぜひ参加して、現地でしか
できない多くのことを経験、学んでみてください。
-63-
教養演習X
(韓国スキー実習)
-65-
2014年度教養演習X(韓国スキー実習)
1. 演習期間:2015年2月7日 土 〜2月12日 木
2. 研修場所:スターヒルスキー場・ソウル 韓国
3. 参加者数:28名
4. 引率教員:中嶋 健教授、小笠原 正志准教授
5. 日 程 表:5泊6日 船中泊2回
月 日(曜日) 時間
事
項
(土)
大学バス第1便発
大学バス第2便発
下関市民活動センター中会議室 集合「開講式」
下関港国際フェリーターミナルへ移動・乗船
出港(はまゆう)
就寝
(日)
起床
釜山港国際フェリーターミナル着 入国手続等
東横インホテルへ移動(シャトルバス)東横インホテルに荷物を預ける
釜山近代歴史館見学後、釜山市内グループ別研修
東横インホテル集合、チェックイン、釜山市内研修レポート作成
就寝
(月)
起床
釜山駅( にてソウルへ)
ソウル駅着
・ソウル駅から専用車にてスターヒルスキー場へ
スターヒルスキー場ホテル、チェックイン
・スキーレンタル等
スキー講習開始
・スキー講習班分け後、スキー場カフェテリアで昼食
・班別基礎講習、ビデオ・写真撮影等
スキー講習修了
夕食
・夕食後、ナイタースキー可(リフト代等は自己負担)
就寝
(火)
起床
朝食
スキー講習開始
昼食(講習班別)
講習終了(スキー講習閉校式)
専用バスにてソウル市内へ移動
ソウル市内「ホテル明洞」チェックイン、スキー講習レポート等作成
就寝
(水)
起床
チェックアウト準備
・ソウル市内班別研修
ソウル駅集合
にて釜山駅へ
釜山駅からフェリーターミナルへ
乗船(総括レポート作成)
出港(星希)
(木)
下関港国際ターミナル到着 入国手続
「閉講式」実習終了
大学バス第1便発
大学バス第2便発
スポーツで始める国際交流!!
国際商学科1年 奥田 紗希
スキーの実習ではパラレルを教
えてもらい、板を平行にしながら体
重移動してターンすることができ
るようになりました。一番急なコー
スではたくさん転んだけど、転びな
がらも一生懸命トライできて良か
ったです。雪の質が日本と違って滑
りにくかったけど、みんなと助け合
いながら滑れたことが良い思い出
になりました。
国際商学科2年 小野 真理
韓国に行く前は、韓国には反日感
情を持った人ばかりだと思ってい
ましたが、日本人だからと差別され
たことは一度もなく、むしろ釜山で
は、コンビニや屋台で「日本人は優
しいですね」と3∼4人に言っても
らえました。テレビなどの情報から
の先入観で物事を判断してはいけ
ないと学べたのも韓国スキー実習
ならではの良い経験でした。
食事の文化の面では、日本では小
さなお皿や汁物は持ち上げるのが
マナーですが、韓国では逆に失礼に
なることを学んだので次回韓国に
来る時には留意したいです。
経済学科2年 野田 康巨
自分は曲がる時、後ろに体重をか
けており、腰を後ろに下げているこ
とを指摘されました。直そうとして
いたがスピードが出るのを恐れて
いたせいか、なかなか直すことがで
きませんでした。徐々に慣れてきて
体重を前にかけることができるよ
うになり、少しは上達できたと思い
ます。このスキー研修で終わるので
はなく、これからも機会があればス
キーに挑戦したいです。
国際商学科1年 高田 七星
授業で習った韓国語を話して韓
国の人とコミュニケーションがと
れて感動しました。しかし、どこに
行く場合にも、習ったこと以外の言
葉が全くわからない状態では自分
の危険にもつながる場合や、
言いた
いことが言えず困る場合があるの
で、
やはり言語を学習することは大
切であり、礼儀にもつながると感じ
ました。
スキー場では中国や韓国の方が
転んだ時に助けてくれたり、
滑って
いる途中で会話したりしたので、ス
ポーツを通して外国の人と同じこ
とをしてコミュニケーションをと
れて感動しました。
これからの韓国語の学習では、
こ
の度の韓国の情景を思い出しなが
ら学びたいです。
国際商学科1年 佐野 美織
スキーの技術以外に今回のス
キー実習で学んだことは、韓国
のスキーインストラクターは日
本に来てスキーの教え方を勉強
し、子どもたちに教えているこ
とと、この2∼3年で韓国にスキ
ーの文化が根付き始めたという
ことでした。
経済学科2年 竹島 裕隆
私が重要だと感じたのは「英
語」です。韓国ではいく先々で
英語でコミュニケーションをと
る場面がありました。今まで海
外に行っていなかったこともあ
り英語の必要性をあまり感じて
いなかった私は考えが大きく変
わりました。これからは英語力
を高めて違う国にも行ってみた
いと思いました。
国際商学科1年 松浦 千佳
研修の参加者の中には初めて
話した人も多数いましたが、皆優
しく、交流もできてとても良い経
験になりました。海外に行くと心
細く、人に頼りたくなったり、投
げ出したくなったりする時もあ
りますが、そんな時に支えてくれ
たり、一緒に考えてくれたりする
友達がいてくれて良かったと思
います。
今回の研修では、大人数なの
で、誰かに責任を全て押し付ける
ことなく、皆平等に意見を出し合
って、予定などを決めることがで
きたので良かったと思います。
その他の交流
・インターンシップ(オーストラリア)
・協定校訪問
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売り込む力も実力のうち! 所 属:経済学部国際商学科3年
氏 名:松村 遥
場 所:U&I Global
オーストラリア・ブリスベン市
私は、クイーンズランド大学での1年間の交換留学中に、ブリスベン
市の U&I Global という企業で、5週間のインターンシップに参加しまし
た。U&I Global は韓国の企業で、ブリスベン市に滞在している外国人か
ら相談を受け、大学や語学学校の斡旋、旅行の情報提供、チケットの手
配や、ビザに関する情報提供を行うエージェント企業です。私が担当した業務は、受付レセプション業
務、旅行や学校のパンフレットの在庫確認や展示の調整、カフェラウンジで飲み物や軽食の提供、そし
て学生であるという視点を活かしたお客様に向けてイベント企画などがありました。
私がインターンシップを開始した時がちょうど企業の設
立50周年の節目にあたり、記念行事として過去最大の旅
行・留学フェアおよび多国籍料理立食パーティーがあったた
め、初日から街頭に立って広報活動をしました。それからそ
の記念行事が終わるまでは行事内の細かなイベントの計画
や広報戦略について打ち合わせと見直しが行われ、最終的に
は私のアイデアで市内の語学学校の構内でのイベントの説
明なども行いました。これらの経験を通して、インターン生
でもしっかり自分の意見を発言することの重要性を感じま
した。
5週間のインターンシップで印象に残ったのが最後の週に行った、
私が企画・立案して実施までの全てを行った“トラベルセミナー&ピ
ザパーティー”です。大まかな内容としては、3つの人気旅行プラン
をさらに割引してトラベルセミナーとして顧客にプレゼンテーション
する第1部、ピザを食べながら日本人同士で情報交換や友達作りの場
とする第2部から成る2部構成で行いました。私はインターン生とし
て初めてこのイベントの企画が任され、その結果過去最大の人数を集
めることに成功しました。
ブリスベンでのインターンシップを経験して気付いた日本との違い
は、ブリスベンではインターンシップ生でもイベントの企画、立案や
実行をさせてくれる事です。また、現地の人がプライベートと仕事の
メリハリをしっかりつけている点は、見習いたいと思いました。
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最後に、オーストラリアでは、インターンシップもアルバイトも、応募するには履歴書を持って企業
に出向き、直接申し込むのが基本です。私は、参加者として同社のイベントに参加した時から「私なら
絶対過去最高の実績を出せる」と直接 CEO にアピールし続けて、インターンシップ生としては前例の
無かった大きな仕事を任されるなど、貴重な経験をすることができました。自分に自信を持って、やり
たいことには自分から向かっていく積極性が、チャンスを掴む秘訣だと思います。
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協定校を訪問してきました! !
2014年3月24日(月)〜3月29日(土)にオーストラリアの協定校を訪問してきました。
訪問の目的は、協定校を視察や国際交流担当部署との協議、下関市立大学から派遣している学生
や下関市立大学へ派遣予定の学生との面会のためです。出張したのは日本語担当教員と国際交流セ
ンター長の2名です。
2014 年 3 月 25 日(火)
クイーンズランド大学附属語学学校(ICTE-UQ)訪問
Ms. Renee Winton (ICTE -UQ のスタッフ)
Ms. Siyu Wang (International Relations)
今後の交流について協議しました。
クイーンズランド大学(UQ)の日本語専攻学生 Ms.
Erica Wilkinson( 日本語学習サークル「わさび」の
副部長)がキャンパスツアーに連れて行ってくれま
した。
2014 年 3 月 26 日(水)
アレックス エスカラダさん及び松村遥くん(市大
からクイーンズランド大学への派遣留学生)とナバ
ロン フィカリくん(2013年度UQからの交換
留学生)と共にブリスベン市役所を訪れました。
みんな元気で、勉強に励み、文化体験、国際交流に
積極的に勤しんでいました!!
クイーンズランド大学の MAJIT で日本語担当教員
の重田准教授が講義をしました。
日本語サークル「わさび」で下関市立大学を紹介し
ました。
クイーンズランド大学国際交流(UQ Abroad)担当
者であるの MS. Jan McCrery とお会いしました。
クイーンズランド大学への留学の受入れや派遣を
統括しています。
2014 年 3 月 27 日(木)
グリフィス大学のキャンパ
スツアーです。
英語クラスの授業参観もし
ました。
2014 年 3 月 28 日(金)
グリフィス大学の担当者と
今後の交換留学について話
し合いました。
今後も活発に交流をしてい
く予定です。
発 行:2015 年 3 月
編 集:下関市立大学学務グループ 国際交流センター
連絡先:〒751-8510 山口県下関市大学町二丁目1番1号
電 話 (083)254-8693
FAX (083)252-8099
URL http://www.shimonoseki-cu.ac.jp/kkc/
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