TPP対策運動の継続・強化に関する特別決議 10月5 日、ア トランタで開催されていたTPP閣僚会合は大筋合意 に至った 。 その内容は、 農林水産物の重要5品目への特別輸入枠の設定や段階的な関税削 減賞撤廃となっており、衆参農林水産委員会の国会決議の内容を逸脱していると の懸念 があるなか、 生産現場には不安と怒りの声 がひろがっている 。 我々J Aグルー プは、 わが国が TPP交渉に参加 して以来 2年半にわたり 、 、 国民の 「食」 と 「いのち」 と 「〈らし」 に大きな影響を及ぼし 国家の主権を揺 、 るがしかねない極めて重大な問題であることから 国民の広範な組織とも連携し 、 国会決議の実現を守るための運動を展開してきた 。 大筋合意は、 まだ運動の通過点に過ぎず、 今後行われる国会批准に向け わが 、 国の食料・農業・農村を守るべく、 下記の通り引き続き運動を展開していく 。 TP・ P交渉の大筋合意内容と .国会決議との整合性について徹底した検証に より、 農業者のみならず消費者など国民にその内容を公表する運動の構築 2. 今後行われるわが国としての国会批准を注視しながら 新たな食料・農業・ 、 農村基本計画等食料の安定生産・安定供給 食料自給率の向上がはかられ 、 、 農業・農村を守るための万全な対策運動の構築 3. 21分野の大筋合意内容が、 国民生活に与える影響を検証し 広範な組織 、 との連携による国民の生命とわが国の主権を守る運動の展開 以上、 決議す る。 平成 27年1 0月15日 第 2 7 回 J A 全 国 大 会
© Copyright 2024 Paperzz